2018年07月21日公開
2018年07月21日更新
ペコムズの行方と今後は?能力・懸賞金や仲間になる可能性は?【ワンピース】
魚人島編にてビッグマムの部下として一足先に登場したペコムズ。ゾウ編で再登場し、ホールケーキアイランド編では紆余曲折を経て最終的にカタクリとの死闘で動けなくなっていたルフィを助けるなど地味ながら重要な役割を果たして活躍を見せました。ペコムズはその後どうなってしまったのでしょうか?今回はペコムズの能力や懸賞金などのペコムズのプロフィールと共に気になるペコムズの今後について考察していきます。
目次
- ミンク族ペコムズの今後を徹底考察!
- ペコムズとは?サングラスをかけているのは目がかわいいから
- 仲間思いで義理堅いペコムズ
- ペコムズは悪魔の実カメカメの実の能力者
- ミンク族の特徴スローン化が苦手なペコムズ
- ワンピースでの1つの基準!それが懸賞金
- ペコムズの懸賞金はいくら?
- ペコムズは単純な戦闘力ならタマゴ男爵より上
- 終始死の危機に襲われ続けたペコムズ
- ペコムズの初登場は魚人島
- ゾウ編がペコムズの岐路
- 周囲に振り回され続けたホールケーキアイランドでのペコムズ
- ペドロの想いを受け取ったペコムズ
- ビッグマム海賊団を裏切ってしまったペコムズ
- ペコムズはあの状況でも生きていられるのか?
- ペコムズを救援する可能性があるのは?
- ペコムズの次の活躍は扉絵連載?
- ペコムズが麦わらの一味に加わる可能性はある?
- ペコムズの行動指針は恩人への義理!大恩かかえるペドロ優先
- 心は今もノックス海賊団!今後のペコムズに期待!
ミンク族ペコムズの今後を徹底考察!
魚人島にて登場したビッグマム海賊団戦闘員のペコムズ。単なる敵役かと思いきやその動きは非常に感銘を受ける部分も強いです。ホールケーキアイランド編ではそのキャラの多さ、より強い戦闘力を誇る者も目立つ事から最前線に立つ事はほとんどありませんでしたが、その複雑な立ち位置を見事に立ち回って見せたと言えるのではないでしょうか。
そこで気になるのが今後の動向です。ホールケーキアイランド編こそ終わりましたが、まだビッグマムとの決着がついたとはとても言えない状態ですし、ルフィが「カイドウを倒したら次はビックマム」と宣言しているので再びぶつかる可能性は十分にあり得るでしょう。その時ペコムズは再び登場するのでしょうか?登場するとすればどのような立ち位置になるのでしょうか?
今回はこれまでに判明しているペコムズの特徴や能力、懸賞金などを画像を交えながら確認しつつ、ホールケーキアイランド編での動きやペコムズ自身の性格などから今後のペコムズの活躍を考察していきます。
ペコムズとは?サングラスをかけているのは目がかわいいから
ペコムズはゾウにあるモコモ公国出身で獣人種族「ミンク族」で当地では悪童として知られる存在でしたが、ペドロが率いたノックス海賊団を経て現在はビッグマム海賊団に所属しています。様々な動物の特徴を持つミンク族ですが、ペコムズはライオンの特徴を持つミンク族で、普段はサングラスをかけて凄みを演出しています。
恫喝する時などにクッとサングラスを上げて凄んだりしますが、ペコムズの目は画像のようにつぶらな目をしており非常に愛らしい目をしているので却って凄みが減ってしまいます。口癖は「ガオ」と語尾に付ける事で、ゾウ編以外ではその外見的特徴も目立つ事から非常に特徴の強いキャラクターの1人です。
仲間思いで義理堅いペコムズ
モコモ公国出身のミンク族は皆仲間意識が強いのが特徴の1つですが、そんなミンク族の中にあって悪童と呼ばれたペコムズもまたその仲間意識の強さをしっかり反映しています。ゾウがカイドウの部下ジャックの襲撃によって崩壊し、それをサンジ達によって救われた事を知ると泣いて喜び、感情を爆発させるなどの様はまさにミンク族の特徴そのものです。
同時にペコムズは非常に義理堅いキャラクターとしても描かれており、元々ビッグマム海賊団に所属する事になったのもビッグマムに命を救われたからというのが理由でした。一度仲間になった者はもちろん例え敵であっても義理を通そうとするのがペコムズの大きな特徴の1つです。
ペコムズは悪魔の実カメカメの実の能力者
ライオンのミンク族であるペコムズですが、同時に動物(ゾオン)系悪魔の実の1つ、カメカメの実の能力者でもあります。元々が動物の特徴が強いミンク族だからなのか、普段はその特徴はあまり表に現れていませんが、画像で本人が宣言しているようにその甲羅はダイヤモンドの硬度を誇っており、特に背後からの不意打ちに非常に強い特性を持っています。
もちろん画像にあるように前傾姿勢で攻撃を受ければほぼ全ての角度からの攻撃を防ぐ事も可能です。元に戻るのに少し時間がかかる欠点こそありますが、防御力に非常に優れた能力だと言えます。亀の特徴である甲羅の中に首や手足を引っ込める事も可能です。
これまで登場した動物系の悪魔の実の能力の中でも特に防御力に秀でている能力ですが、作中、特にホールケーキアイランド編ではその能力が発揮される事はあまりありませんでした。
ミンク族の特徴スローン化が苦手なペコムズ
ミンク族であるペコムズは悪魔の実の能力とは別にミンク族が共通して持つ「月の獅子(スーロン)」という能力も併せ持っています。記憶の奥底に眠る野生を呼び起こし凶暴性が高まるので非常に高い戦闘能力を誇りますが、一種の暴走状態であるスーロンは制御できないと一晩で戦い疲れて死んでしまうという諸刃の剣のような能力です。
スーロン化はその名が示す通り、月(正確には満月)を見る事をトリガーとしておりペコムズが普段サングラスをかけているのはその特徴的な目を隠すのと同時にこのスーロン化を不意に起こさない為でもあります。同じミンク族の仲間であるキャロットと違いペコムズはこのスーロンの制御が非常に苦手で、スーロンになるとほぼ確実に暴走してしまいます。
ペコムズは過去にこのスーロン化をした際、ペドロの声だけが不思議と聞こえて元に戻る事が出来た経験があります。ルフィ達への恩からサンジ奪還の為の同行を望むミンク族達の中からペドロが選ばれたのは案内役を務めるペコムズがいる為でもありました。
言葉訛りもなくエレクトロも使用していない
通常ミンク族は「ゆガラ」「ゆティア」などなど二人称が特徴的ですが、ゾウを出て長いペドロはこの言葉訛りが無く、普通の言葉を使って会話をしています。また他のミンク族が多様するミンク族特有の電撃を放つ能力「エレクトロ」を使用する事もないのでミンク族の中にあって一番ミンク族らしくない存在であるとも言えます。
これは既に海に出て長い事が関係していると推察できます。15年前にはペドロ率いるノックス海賊団のメンバーとして海に出ており、10年前には負傷者や闘志を失った仲間を率いてノックス海賊団を離脱。その後ビッグマム海賊団に加入している事で周りにミンク族がいなくなった事からミンク族特有の喋り方が標準的な言葉になっていったのではないでしょうか。
ワンピースでの1つの基準!それが懸賞金
非常にキャラクターの多いワンピースですが、ワンピースの世界において強さを計る1つの基準となるのが懸賞金です。懸賞金を発行しているのは世界政府で、海賊や革命軍など世界政府の脅威となる存在の首に対してかけられる懸賞金を狙ってこれらの相手だけを狙う賞金稼ぎが職業として成立している程に広く認知された存在です。
あくまでも世界政府が抱く危険度レベルなので個人の戦闘力はもちろん、抱える海賊団などの影響力も考慮されています。厳密に強さを示しているわけではない点は留意する必要があります。また最近ではどんどんインフレが進んでいる点、七武海は懸賞金が解除されているので情報が古いなど、単純な比較はしにくいですが、明確な数字が出るので抑えておくとより位置関係を把握しやすくなります。
これまで判明している懸賞金の中ではホールケーキアイランド編を終えた後のルフィの15億が最高金額です。その他、ジャックやカタクリなどの四皇の大幹部クラスで10億、1つの海賊団の船長で5億の者が複数いるのが1つの目安です。既に登場しているキャラクターであっても懸賞金が発表されていないキャラクターもいますが、1つの参考として覚えておきましょう。
ペコムズの懸賞金はいくら?
この懸賞金は何も船長クラスじゃないとかけられないわけではありません。現に現在麦わらの一味に属している9人は全員が懸賞金をかけられています。四皇ビッグマムが率いるビッグマム海賊団に所属するペコムズも当然懸賞金がかけられています。その額は3億3000万ベリーです。
この金額は非常に分かりにくいですが、現在判明している中ではトップ20に入るような高額な懸賞金です。しかも他の者は軒並み船長やそれ以上の存在である中、一介の戦闘員であるペコムズにこの金額がかけられている事を考えればその額の重みを感じる事が出来るのではないでしょうか。
ただ懸賞金の額だけを見ると相棒であるタマゴ男爵には劣りますし、ホールケーキアイランド編には10億クラスの懸賞金をかけられている存在も多いので、最近のインフレの中ではやはり最上位とは言えない立ち位置である事も事実です。また今後の戦いは四皇や革命軍が絡みより世界政府にとって危険度の高い人物が多数登場する事が予想出来るので現在の立場のままでは今後懸賞金が高くなる事も無さそうです。
ペコムズは単純な戦闘力ならタマゴ男爵より上
ペコムズが長くコンビを組んでいるのがビッグマムからの信頼の証である「騎士(ナイト)」の称号を持ち、ビッグマムやその子供達にも意見を伝える事が出来る程の地位に位置するタマゴ男爵です。彼の首にもまた懸賞金がかけられており、その額は4億2900万ベリーとペコムズよりも高い額です。
ただ単純な戦闘能力ではペコムズの方が強い事も示唆されています。タマゴ男爵もまた悪魔の実タマタマの実の能力者なので状態によってはその関係は逆転するようですが、それだけで1億近い懸賞金の差は生まれません。そこにはやはりタマゴ男爵の影響力が関係していると思われます。タマゴ男爵は作戦を指揮でき、時には大幹部である3将星さえその指揮下に収める程にビッグマム海賊団の中でも特に信頼の高い人物です。
一方でペコムズは誰かを指揮するようなシーンはなくあくまでも一個人の強さとビッグマム海賊団に所属するという点を考慮されての懸賞金だと思われます。その戦闘力の高さは十分に表現されています。魚人島編で自然(ロギア)系の能力者であるカリブーを武装色の覇気を用いて一撃で撃退しています。
終始死の危機に襲われ続けたペコムズ
魚人島での登場時にはその戦闘力の高さを見せたペコムズですが、彼は登場後、常に死の危機に襲われ続けたキャラクターでもあります。特にゾウ編に入ってからのペコムズの役回りは終始死の危機に襲われ続けています。普通だったら間違いなく死んでいる局面に出くわしている確率で言えば、常時登場している麦わらの一味を除けばダントツの回数を誇ります。
最初の怪我すら癒えないままに行動しているので残念ながらゾウ編以降には戦闘シーンすらなく、その外見的特徴などが無ければ埋没してしまった事でしょう。しかし直接的にも間接的にもルフィ達がサンジ奪還を果たすのに貢献したのも事実で、ペコムズがいなければルフィ達はもっと苦戦する事になったのは間違いないでしょう。
ペコムズの初登場は魚人島
ペコムズが初登場したのは新世界編に入ってからです。魚人島にて新魚人海賊団との死闘を終え、宴をしているルフィ達の前にタマゴ男爵と共に登場しました。魚人島はこの時ビッグマム海賊団のナワバリになっており、その見返りとしてビッグマムに大量のお菓子を献上していたのです。彼らの任務はそのお菓子の受け取りでした。
魚人島編の後も、ビッグマム海賊団の中で先に登場している強みを生かして、度々登場してその様子が描かれていました。シーザーの新しい兵器「シノクニ」の公開実験映像を見ている闇の住人達の中などでもその姿を確認する事ができます。
ゾウ編がペコムズの岐路
単なるビッグマム海賊団の構成員として登場した魚人島編に続いてペコムズが登場したのがゾウ編です。ビッグマムの命令を受け、タマゴ男爵やベッジと共にサンジを結婚式に案内する任務の為でした。サンジ達麦わらの一味の先行組に少し遅れる形で上陸したペコムズはモコモ公国が百獣海賊団のジャックにより襲撃された事、それをサンジらに救われた事を知ります。
本来ミンク族と関係性を持たないサンジ達が同郷の仲間である者達を救ってくれた事に深く感銘を受けます。ペコムズはその義理堅さから画像のように同郷の仲間であるミンク族を救ってくれたサンジを見逃す事すら提案するのです。ペコムズの義理堅さが特に現れている特徴的なシーンの1つです。
ペコムズ1度目の死の危機
ペコムズ1度目の死の危機はここで訪れます。サンジを見逃そうとするペコムズに対して同行していた仲間であるはずのベッジが画像のように背後から発砲、長く相棒であるタマゴ男爵にも「甘い」と言われて見捨てられます。この時は幸いにもカメカメの実の能力を使って九死に一生を得ますが、瀕死である事に変わりは無く、モコモ公国のミンク族によって治療を受ける事になります。
仲間であるベッジやタマゴ男爵に置いていかれたペコムズはネコマムシ預かりとなり、ゾウにて治療を受けます。その後ドレスローザでの戦いを終えて合流したルフィ達に事の顛末やサンジの結婚式について話し、ルフィによってホールケーキアイランドへの案内を任される事になりました。
周囲に振り回され続けたホールケーキアイランドでのペコムズ
ペコムズ2度目の死の危機
ホールケーキアイランドにルフィを案内するペコムズは立ちよったショコラタウンでベッジに誘拐されます。そこでベッジにビッグマム暗殺計画への加担を持ちかけられるもペコムズは画像のように拒否、崖から突き落とされてしまいます。能力者であるペコムズは海の中では無力なので2度目の死の危機と言えます。
2度目の危機は魚人で構成されるタイヨウの海賊団に救出された事で事無きを得ます。同時にジンベエがベッジの暗殺計画を知るきっかけを作り、以降のルフィとベッジの同盟を築くきっかけにもなりました。当然その中にはジンベエも含まれているのでタイヨウの海賊団は逃亡の準備、ペコムズは海岸の岩に縛りつけられたまま放置される事になります。
出典: http://yonze.net
元々ゾウでベッジに撃たれた時の傷も完全に癒えたわけではなかった事に加え能力者なので当然泳げない事もあって、タイヨウの海賊団に救出された時もボロボロでした。タイヨウの海賊団はその傷の治療を理由にペコムズを足止めし、ジンベエやルフィのアシストを行ったのです。
ペドロの想いを受け取ったペコムズ
タイヨウの海賊団が逃亡後、長く登場しませんでしたが、どうやったのかその場を抜け出したペコムズは追撃戦を行うタマゴ男爵(この時はニワトリ伯爵)らの元に合流して画像のようにタイヨウの海賊団の逃亡を報告しました。その後はその場にとどまっており、サニー号の出港に際してペドロがその身を犠牲にした報告を一緒に聞く事になります。
ペコムズはペドロと現在こそ敵対する関係ではありますが、兄貴と呼んで特別慕っています。過去にペドロがビッグマムの持つポーネグリフを狙って捕まった時も見逃す事を嘆願した事もあります。そんなペドロが命を賭してルフィ達を守った事でペコムズはとある決意をします。
ビッグマム海賊団を裏切ってしまったペコムズ
ペコムズはペドロの決意と覚悟を引き継ぎ、ブリュレを捕縛し鏡の世界でカタクリを倒したルフィの脱出を手伝います。ビッグマム海賊団からしてみれば完全な裏切り行為です。道中でが画像のようにスーロン化の事やペドロとの関係をルフィに説明します。自身が死ぬ可能性すらあるというのにスーロン化してルフィを逃がそうと言うのです。
ペコムズ3度目の死の危機
カカオ島ではルフィの逃亡を防ぐ為、1つの鏡を残して全ての鏡が割られた上でその残された鏡を軍隊が囲い待ちかまえていました。その事を把握しているペコムズですが、臆する事なく飛び出してスーロン化を試みます。過去2度の死の危機とは違い、明確に自分の意志を持って死の危機に飛び込んだような状態です。
ルフィをサンジに託したペコムズは画像のように予定通りサングラスを外して月を見上げ、スーロン化を試みます。どう見ても背信行為であるペコムズはスーロン化出来なくても仲間であるビッグマム海賊団に殺されて死に、スーロン化出来ても暴走によって死ぬ可能性が高いというまさに死の危機です。
ペコムズはあの状況でも生きていられるのか?
描かれていないペコムズのその後
ペコムズのスーロン化は仲間でありその仕組みを把握しているビッグマム海賊団によって目を隠されて失敗、さらには集団に囲まれて目を潰されそうになります。この時囲まれている画像のコマが現状ペコムズが描かれた最後のシーンになります。
この画像のコマだけを見ると既に振り下ろされている武器もある事から或いはここで絶命した可能性もありますが、完全にそうとも言い切れません。ペコムズのカメカメの実のダイヤモンド並の硬度を誇る甲羅に籠れば並大抵の武器では傷1つ付ける事は出来ないでしょう。残念ながら確認出来るのは仰向けではありますが、首を引っ込めさえすれば少なくとも目潰しを防ぐ事は出来そうです。
もちろん完全に亀の状態になっては動く事もままならなくはなります。カメカメの実の能力はその一旦しか表現されていないので、その能力次第では或いはこのような局面からでも耐える事が出来る可能性は高く、今後の再登場にも期待が持てます。
ペコムズを救援する可能性があるのは?
ジンベエ及びタイヨウの海賊団
カメカメの実の能力がどれだけ優秀な物だとしても戦争が出来る規模の軍隊が取り囲んでいたカカオ島から単独で逃げ出す事は出来ないでしょう。同時にあのビッグマムがルフィを逃がす手伝いをして許すとも思えません。ペコムズが生きる為にはやはり他に仲間が必要です。その筆頭と言えるのはルフィ達の脱出の殿を務めたジンベエ及びにタイヨウの海賊団のメンバーでしょう。
同じビッグマム海賊団の構成員であり、当然面識もある両者なので救出の可能性は十分にあり得ます。ただ殿を務めている所にビッグマムが現れている事は描かれているのでその余裕があるのかどうか、能力者であるペコムズを連れた場合、タイヨウの海賊団の逃亡ルートに利点の多い海中が使いにくくなる点などの考慮すると確率としてはあまり高くないように思います。
ジェルマ66
もう1つの可能性としてはビッグマム海賊団によりいっぱい食わされる形となり、カカオ島にてサンジの脱出を援護したジェルマ66に救出される道です。彼らが戦った場所はペコムズが捕縛されかけていたあの場所とも近いので可能性としては十分に考慮できます。
また海中ルートを使う可能性が高いタイヨウの海賊団とは違いジェルマ66は自身の船を使う事になるので能力者であるペコムズも乗り込む事が可能です。ただ残念な事にペコムズとジェルマ66には面識がありません。形としてはペコムズがあの場を切り抜けた上でのジェルマ66の船への密航など、単に救出される形ではない可能性が高くなります。
ビッグマムは既に戦闘を終えている
殿を務めるジンベエやタイヨウの海賊団、そしてジェルマ66はルフィ達がナワバリを脱出した事は把握していますが、同時にその場にビッグマムも現れています。が、描かれているのはここまででタイヨウの海賊団、ジェルマ66がその後どうなったかに関しての描写はありません。彼らが生き残っていなければ当然ペコムズが生き残っている可能性も限りなく低くなります。
唯一描かれているのは画像のビッグマムがカイドウと連絡を取っているシーンです。ビッグマムはルフィ達がカイドウのナワバリでワノ国に向かっている事からその後を追いかける事をカイドウに伝えるという形ですが、これはつまりジンベエらとの戦闘が終わっている事も示しています。
この画像のシーンはどうしても「仲良くいこうぜ!昔みたいに」というビッグマムのセリフからビッグマムとカイドウの過去に考察が行きがちですが、ジンベエ達はどうなっているのでしょうか。
ペコムズの次の活躍は扉絵連載?
仮にペコムズを始めジンベエやタイヨウの海賊団、ジェルマ66のその後が描かれるとしたら真っ先に可能性に上がるのがワンピースの1つの特徴でもある扉絵連載です。この扉絵連載は本編の内容にもリンクしており、主にルフィ達とは離れた位置にいる者達の動向などが描かれます。
もしペコムズが生きているとすれば、次に登場するのはこの扉絵連載になるのではないでしょうか。扉絵連載はその時の本編の内容とはリンクしない内容も多いのでワノ国編に入っても動向を探れる重要な情報源でもあります。
ペコムズが麦わらの一味に加わる可能性はある?
ペドロの遺志を継ぎ、ルフィを助けてしまったペコムズ。ペコムズが最後に描かれた上記の画像の場を脱したとしてもビッグマム海賊団には最早居場所はないでしょう。ビッグマム自身もルフィに対しての怒りのボルテージは相当高いですし、ペコムズの裏切り行為はビッグマム海賊団の多くのメンバーが目撃しているので、ビッグマムの前に引きずりだされる事になれば命を取られる可能性は非常に高いです。
なんらかの手段であの場を脱し、ビッグマム海賊団から追われる身となった場合、その寄り先として一番可能性が高いのが麦わらの一味です。ペドロの遺志というペコムズにとっては十分過ぎる理由もあります。ただ残念ながら一時的な寄り先とする事はあっても仲間に加入する事はないのではないでしょうか。
ルフィに協力したのもその目的が逃げる事で恩あるビッグマムの首を今は狙っていない事だったのも関係していますし、仮にペコムズが加わるのであれば、その前にキャロットの加入を考慮する必要があります。既に獣人系であるチョッパーが船にいる事も考えればやはりその可能性は低いです。ルフィが今後、ビッグマムを討つような事になった後、ゾウに戻って任侠団の仲間に入るというのが妥当だと思われます。
ペコムズの行動指針は恩人への義理!大恩かかえるペドロ優先
ペコムズの行動は感情的な部分が大きく組織に反してでも義理を通そうとするシーンも多いです。特に過去にスーロン化を止めてもらった経験やノックス海賊団での関係もあってその最上位に位置するのがペドロだと言えます。義理堅さという意味ではジンベエにも引けを取らないです。ペドロが生かそうとしたからこそペコムズはルフィを助けようとしました。
しかし今後その行動指針はどうなるのでしょうか。ペドロは死んでしまい、その次に恩があるであろうビッグマムからは追われる身になるはずです。ペドロを理由にルフィ達の仲間になろうとする可能性も0ではありませんが、それよりはペドロが抜けた穴を補填する意味でネコマムシ率いる任侠団に加入する方がよりペドロの想いに応えられそうです。
出典: http://yonze.net
或いはあの場からジンベエやタイヨウの海賊団、ジェルマ66によって救われたとすればその恩で彼らに付き従い仲間になる道を選ぶ可能性もあります。どのような道を取るにしてもペコムズにとって行動指針の方向性を決めるのは「恩義」である事に変わりません。
心は今もノックス海賊団!今後のペコムズに期待!
現在の所属こそビッグマム海賊団であるペコムズですが、生きているとすればその所属すらも揺らぐ事は間違いありません。ホールケーキアイランド編を見ても今も心はペドロ、そしてノックス海賊団にあるのだと思われます。ワンピースはそのホールケーキアイランド編のカタクリのように編のラスボス的立ち位置のキャラクターであっても死なずにその後再登場する機会も多いので、ペコムズがこのまま何も描かれない事はないはずです。
もしあの場で死亡するのだとすればこれまでのワンピースの傾向を考えるにもっと明確に死に方を描くはずです。今後ペコムズが再登場する可能性は十分にあり得ます。再登場の時どのような状態になっているのかは分かりません。仲間として登場するのか、或いはもっと強大な敵となるのか。あの場にいた他の関係者の証言なども含めて注目する必要があります。
ペコムズはこのまま使い捨てにするには惜しいだけのキャラクター性を見せていますし、今後の動向に注目したい所です。