レコード大賞2019の候補者と曲一覧まとめ！大賞と新人賞のノミネートを予想

『レコード大賞2019』とは、「日本作曲家協会」が主催し、スポーツ紙を含む各記者が中心となって決める音楽の賞です。1959年に創設されており、それから1970年から80年代にかけてテレビにおける音楽番組の最盛期を迎えました。

しかしその後、レコード会社や音楽事務所の力関係によって受賞者が決まる賞レースと指摘されたことを理由に受賞そのものを辞退するアーティスト(福山雅治、Mr.Children、B'zなど)が続出するようになり、これによって賞の権威が大きく低下したようです。ただ、それでもレコード大賞の大賞や新人賞に受賞することによって、音楽活動に有利になることがあるとされています。

下記は日本作曲家協会に記載されている、レコード大賞2019の優秀作品賞のノミネート基準です。

下記は日本作曲家協会に記載されている、レコード大賞2019の新人賞のノミネート基準です。

下記は日本作曲家協会に記載されている、レコード大賞2019の大賞のノミネート基準です。

『レコード大賞2019』の大賞のノミネートを予想する前に、歴代対象受賞者を参考になされてください！以下のようになっています。

• 2010年:EXILE　「I Wish For You」
• 2011年: AKB48　「フライングゲット」
• 2012年: AKB48　「真夏のSounds good」
• 2013年: EXILE　「EXILEPRIDE～こんな世界を愛するため～」
• 2014年: 三代目J Soul Brothers　「R.Y.U.S.E.I.」
• 2015年:三代目J Soul Brothers　「Unfair World」
• 2016年:西野カナ　「あなたの好きなところ」
• 2017年:乃木坂46　「インフルエンサー」
• 2018年:乃木坂46　「シンクロニシティ」

ここでは、『レコード大賞2019』の候補者と曲を一覧形式で紹介します！『レコード大賞2019』にはどのようなアーティストが候補者として挙がったのでしょうか？候補者にはおなじみのアーティストからそうでないアーティストまで、多岐にわたっていました。

『レコード大賞2019』にノミネート(大賞候補)されたのが、日本のガールズボーカル音楽グループLittle　Glee　Monsterの「ECHO」。2019年9月25日にソニー・ミュージックレコーズから発売された15枚目のシングルとなっており、「NHKラグビーワールドカップ2019」のテーマソングとなりました。MVには五郎丸歩が出演しており、再生回数が100万回を超える大ヒット曲となっています。

『レコード大賞2019』にノミネート(大賞候補)されたのが、三浦大知さんの「片隅」。本作は、繊細な感情の揺れと壮大なスケールを伏せ持った楽曲です。日本テレビ系ドラマ『白衣の戦士！』の挿入歌に起用されており、ストリングスとピアノによるトラックがバランス良く配され、曲のテーマ「大切なもの(人)を失うときの後悔」が伝わるバラードとなっています。

『レコード大賞2019』にノミネート(大賞候補)されたのが、女性アイドルグループ欅坂46の「黒い羊」。2019年2月27日に8枚目のシングルとして発売され、生きることへの葛藤、そして他者との対立・共存によってもがき苦しむ姿を描き出しているようです。

それに伴い、コンテンポラリーダンスが振り付けられており、抱きしめ合ったり突き放したりする振り付けが軸となっています。「Billboard Japan Hot 100」と「オリコンランキング」で週間1位を獲得するなど大人気となりました。

『レコード大賞2019』にノミネート(大賞候補)されたのが、女性アイドルグループAKB48の「サステナブル」。2019年9月18日にメジャー56作目のシングルとして発売され、こちらも「黒い羊」と同じく「Billboard Japan Hot 100」と「オリコンランキング」で週間1位を獲得しています。選抜メンバーが19名となっており、シングル表題曲として矢作萌夏が初のセンターポジションを務めています。

『レコード大賞2019』にノミネート(大賞候補)されたのが、純烈の「純烈のハッピーバースデー」。本格ラテンのリズムに乗せたお祝いソングとして2019年5月15に発売され、オリコン演歌・歌謡曲のウィークリーチャートで1位、総合チャートでは3位を獲得しています。ちなみに、グループ名である「純烈」は、「純粋であり、かつ強く正しく節操や分別がある」「志を変えずに最後まで貫く」との意味が込められています。

『レコード大賞2019』にノミネート(大賞候補)されたのが、女性アイドルグループ乃木坂46の「Sing　Out！」。2019年5月29日に23枚目のシングルとして発売され、オリコンチャートとBillboard Japan Hot 100と共に週間ランキング1位を獲得しています。

タイトル名である「Sing　Out！」は「大声で歌う」といった意味を持っていますが、楽曲は「クラップして曲を楽しむ」と「みんなで歌う喜び」がコンセプトとなっています。日刊スポーツはこの曲に対して、SMAPの『世界に一つだけの花』が持つ仲間意識とクイーンの『ウィ・ウィル・ロック・ユー』が持つ力強さとが掛け合わさった曲と評価しています。

『レコード大賞2019』にノミネート(大賞候補)されたのが、歌手(主に演歌)である氷川きよしさんの「大丈夫」。氷川さんは2000年2月に演歌歌手としてデビューしていますが、その際にデビュー曲となった『箱根八里の半次郎』で音楽賞・最優秀新人賞を総なめにしています。それからは「氷川きよし」名義のシングルでシングルチャートのベストテン入りを果たしており、この記録を保持する演歌歌手は氷川きよしさんのみとなっているようです。

『レコード大賞2019』にノミネート(大賞候補)されたのが、女性アイドルグループ日向坂46の「ドレミソラシド」。2019年7月17日に2枚目のシングルとして発売され、その後オリコンチャートとBillboard Japan Hot 100で週間ランキング1位を獲得しています。楽曲のセンターポジションは、『Seventeen』の専属モデルでもある小坂 菜緒が務めています。

『レコード大賞2019』にノミネート(大賞候補)されたのが、男性＆ボーカルグループDA　PUMPの「P.A.R.T.Y.～、ユニバース・フェスティバル～」。2019年8月7日に31作目のシングルとして発売され、オリコンチャートは週間ランキング3位、Billboard Japan Hot 100では週間ランキング7位を獲得しています。

マイケル・ジャクソンの「ゾンビウォーク」や志村けんのギャグ「アイーン」とアメリカで流行しているダンス「ウォー」を兼ね備えた「バイーンダンス」、片足で跳び跳ねる「レインボージャンプ」といった3種類のダンスが特徴的です。

『レコード大賞2019』にノミネート(大賞候補)されたのが、小中学生で結成された音楽ユニットFoorinの「パプリカ」。これまでに紹介した大賞候補の中で、最もインパクトが強いのではないでしょうか？ソニー・ミュージックレコーズからのリリース後、2019年はロングヒットを記録、さらに「ミュージック・ビデオ」の再生回数が1億回を超えるなど、子供のみならず大人まで幅広い年代に渡って注目され、社会現象を巻き起こしました。

『レコード大賞2019』における最優秀新人賞の候補者が以下4組です。海蔵亮太、新浜レオン、BEYOOOOONDS、彩青。この四組から最優秀賞新人賞の受賞者が決定します。

最優秀賞新人賞にノミネートされた海蔵亮太(かいぞうりょうた)さんは、『カラオケバトル2017最強歌うま王決定戦』で優勝し、世界一と言われるほどの歌唱力とされています。歌声が綺麗すぎて鳥肌が止まらなかった視聴者も多かったようです。その後、2018年6月に「愛のカタチ」でメジャーデビューを果たしています。

最優秀賞新人賞にノミネートされた新浜レオンさんは、2019年5月1日(令和の初日)にデビューを果たした演歌歌手です。線の太い声と安定した歌唱の持ち主。楽曲は演歌なのですが、歌謡曲に近い華やかさがあります。爽やかな歌声とイケメンなルックスを兼ね備えているため、中高年の女性のみならず若い女性にも人気があるようです。最優秀賞を受賞した氷川きよしさんに次いで、彼もまた受賞するのでしょうか？

最優秀賞新人賞にノミネートされたBEYOOOOONDSは、2018年12月に結成され、2019年8月7日に「眼鏡の男の子／ニッポンノDNA／Go Waist」でメジャーデビューを果たしました。形を変幻自在にビヨーンびよーんと変貌される「スライム」のようなグループを目指す可愛くもあり面白くもあるアイドルグループです。キャラが立っているので、今後「モー娘。」をしのぐ人気を獲得する可能性があるといわれています。

最優秀賞新人賞にノミネートされた彩青は、演歌歌手である細川たかしさんの弟子演歌歌手です。北海道岩見沢市出身ですが、5歳から民謡を始めており、さらに7歳から番うじゃみせんを習っているとのこと。それからさまざまな民謡大会で優勝しています。

『レコード大賞2018』の新人賞は以下の方々でした。

• BiSH
• Chuning Candy
• STU48
• 辰巳ゆうと

最終的に『レコード大賞2019』に選ばれるのは、アーティストのどの曲となるのでしょうか？ここでは、気になる受賞者を大賞と新人賞でそれぞれに分けて予想していきます。

過去のレコード大賞の受賞者から予想を立てると、EXAILEのように乃木坂46の「Sing Out！」が選ばれ、3連覇を達成するという予想もあり得るのかもしれません。しかし、AKB48の「サステナブル」や欅坂46の「黒い羊」、日向坂46の「ドレミソラシド」など、どれもオリコンチャート、Billboard Japan Hot 100共に週間ランキング1位を獲得しているので、乃木坂46以外の女性アイドルも予想の内に含めなければなりません。

ただ、今年は史上最年少グループFoorinの「パプリカ」がかなり話題となりそうなので、「パプリカ」の受賞も予想できます。このほか、存在感で予想を立てるならば、三浦大知さんの「片隅」かLittle　Glee　Monsterの「ECHO」が妥当と言えるのかもしれません。

全体で見ると、やはり乃木坂46とFoorinの一騎打ちになることが予想されます。『レコード大賞』が事務所の力関係を指摘されたことを考慮すれば、今年はFoorinの「パプリカ」が大賞を取ると予想します。

『レコード大賞2019』の最優秀新人賞の受賞者は、ネットの予想を見ると「BEYOOOOONDS」が最有力候補だと言われています。

• 竹内まりや
• 菅田将暉
• 米津玄師

• 岩崎貴文『限界突破×サバイバー』／氷川きよし

• 石原信一『最北シネマ』／松原健之、『雪恋華』／市川由紀乃

• 大橋卓弥・常田真太郎『青春』／スキマスイッチ

• 『9999』／THE YELLOW MONKEY

• 『瞬間的シックスセンス』／あいみょん
• 『美らさ愛さ』／夏川りみ
• 『いつか、その日が来る日まで．．．』／矢沢永吉
• 『Sympa』／King Gnu

• 曲の購入リンク

• 市川由紀乃

• 『大航海2020 〜恋より好きじゃ、ダメですか？ver.〜』／高田夏帆
• 『My Bouquet』／伊藤 蘭
• 『Love Covers』／ジェジュン
• 『GUNDAM SONG COVERS』／森口博子
• 『微吟』／ちあきなおみ
• 『令和』／ゴールデンボンバー

• 丘みどり（35才 演歌歌手）

• 園 まり（75才 歌手）
• ビリー・バンバン（フォークデュオ）
• 金井克子（74才 歌手）
• 袴田宗孝（作曲家）

• 萩原健一（2019年死去 俳優・歌手）
• 内田裕也（2019年死去 歌手）
• 有馬三恵子（2019年死去 作詞家）
• 千家和也（2019年死去 作詞家）

『レコード大賞2019』の候補者と曲、大賞と新人賞をノミネート(候補)と共に予想してきましたが、いかがでしたか？毎年注目されつつも、疑惑を呈する声も絶えないレコード大賞ですが、それでも多くの方が視聴する歴史ある音楽番組。誰が頂点に立つことになるのか、結果に注目です！