バーバラと心の巨人をあらすじネタバレ!感想や評価まとめ!巨人との対決の結末は?

映画「バーバラと心の巨人」のネタバレあらすじを結末まで紹介します。「バーバラと心の巨人」は、町が巨人に襲撃されると思い込んだ女の子・バーバラの物語です。巨人の存在を誰にも信じてもらえず孤独な戦いに挑むバーバラですが、周囲の人々はバーバラを理解しようと努めます。バーバラの心情をネタバレあらすじから考察し、さらに映画「バーバラと心の巨人」の感想・評価を紹介。そして監督やキャストについても見ていきます。

バーバラと心の巨人をあらすじネタバレ!感想や評価まとめ!巨人との対決の結末は?のイメージ

目次

  1. バーバラと心の巨人とは?
  2. バーバラと心の巨人のあらすじをネタバレ
  3. バーバラと心の巨人の巨人との対決の結末は?
  4. バーバラと心の巨人の監督を紹介
  5. バーバラと心の巨人のキャスト
  6. バーバラと心の巨人のバーバラを考察
  7. バーバラと心の巨人に関する感想や評価は?
  8. バーバラと心の巨人をあらすじネタバレまとめ

バーバラと心の巨人とは?

「バーバラと心の巨人」とは、巨人が襲撃してくると思い込んでいる少女の繊細な心の動きを描いた映画です。誰も信じてくれない状況で孤独を抱え戦う少女が、周りの友人や先生に見守られ成長していく姿が描かれ、感動を呼ぶという感想・評価を得ている作品です。監督は、短編映画で高い評価を得たデンマーク出身のアンダース・ウォルターで、今回初めて長編映画の監督を務めました。

バーバラと心の巨人の作品情報

「バーバラと心の巨人」は、アメリカ・イギリス・中国・ベルギー合作で2018年に公開された映画です。原作は、ジョー・ケリーとケン・ニイムラによるアメリカのグラフィックノベル「I Kill Giants」です。主演はマディソン・ウルフ、監督は、この作品がデビュー作となったデンマーク出身のアンダース・ウォルターです。

映画「バーバラと心の巨人」の原作は、グラフィックノベル「I Kill Giants」です。グラフィックノベルとは主に大人の読者を対象としたアメリカのコミックです。ストーリーをジョー・ケリー、作画をケン・ニイムラが担当し、2008年~2009年にかけて発表されました。2010年の全米図書協会選出の「ティーンのための優れたグラフィックノベル」で、トップ10に入った作品です。

映画「バーバラと心の巨人」の原作「I Kill Giants」は日本でも話題となり、2012年の外務省主催・第5回国際漫画賞の最優秀賞に輝くなど、高い評価を得たということです。この作品の日本語版が小学館からKindle版で出ています。

 

ここでは、実写映画「バーバラと心の巨人」の、ネタバレあらすじを結末まで見ていきます。また、映画「バーバラと心の巨人」のキャスト紹介と、映画を観た感想・評価を紹介します。映画「バーバラと心の巨人」の監督はデンマーク人のアンダース・ウォルターで、これまで短編映画の監督を務め、高い評価を得てきたということです。ネタバレあらすじの後、アンダース・ウォルター監督についても紹介します。

バーバラと心の巨人の概要

アンダース・ウォルター監督による実写化映画「バーバラと心の巨人」を紹介すると、町が巨人に襲われると信じている少女バーバラが、誰にも信じてもらえず孤独な戦いに挑んでいくという内容です。巨人の正体は何なのか?バーバラが乗り越えなければならないものとは何なのか?心を閉ざす少女バーバラの心の軌跡を描いた作品で、少女の成長が感動を呼ぶという感想が多く寄せられています。

バーバラと心の巨人のスタッフ

映画「バーバラと心の巨人」のスタッフを紹介すると、監督はアンダース・ウォルター、脚本は原作者のジョー・ケリー、製作は、映画「ハリーポッター」シリーズで製作・監督を務めたクリス・コロンバスです。クリス・コロンバスは、24歳で脚本家としてスティーブン・スピルバーグに見い出され、映画「グレムリン」(1984年)や映画「グーニーズ」(1985年)などで脚本を担当しました。

1987年の映画「ベビーシッター・アドベンチャー」が、監督デビュー作品です。監督としての主な作品は、「ホーム・アローン」(1990年)、「ホームアローン2」(1992年)、「ミセス・ダウト」(1993年)などです。

海外版と日本版のギャップ

映画「バーバラと心の巨人」は、海外版のポスターと日本版のポスターについて、ギャップがありすぎると言われています。向かって左側の海外版では巨人の姿が大きく描かれ、それに立ち向かう少女の姿が描かれており、男性、とりわけ少年たちに面白そうと思わせるようなデザインになっています。その反対に向かって右側の日本版は、女性に好まれそうなデザインになっていると言われています。

また、タイトルについても、海外版のタイトルは「I Kill Giants」(私は巨人を殺す)で、日本版の「バーバラと心の巨人」というタイトルとでは、ギャップがありすぎると言われています。

バーバラと心の巨人のあらすじをネタバレ

映画「バーバラと心の巨人」は、原作コミック「I Kill Giants」の実写化映画です。監督は、短編映画で高い評価を得たアンダース・ウォルターで、この作品が初の長編映画となりました。少女の心情が繊細に描かれ、その成長に心を揺さぶられるという感想が寄せられています。それでは、ここから映画「バーバラと心の巨人」のあらすじを、ネタバレで結末まで紹介していきます。

ネタバレあらすじ①風変わりな少女

主人公のバーバラ・ソーソンは頭にウサギの耳を付けている、空想好きの風変わりな少女です。そんなバーバラは森の中に何か不気味なものがあると思い、森にある木々に自分で作った赤色の物を丁寧にこすり付けていきます。そして家に帰るとその日塗った色を記録するのでした。バーバラにはカレンという姉とデイヴという兄がいます。食事の準備やデイヴ、バーバラの世話などの家事をしているのはカレンです。

日頃から兄のデイヴはバーバラのことを邪見に扱い、姉のカレンは弟や妹の世話に加えて家事をすべてこなしているので、バーバラと話す暇もありません。夕食の時間、バーバラが静かにゲームをしていると、デイブがしているテレビゲームの音がにぎやかに聞こえてきました。うるさく感じたバーバラはテレビを切ってしまいました。怒ったデイブはカレンに八つ当たりしました。

バーバラの日常は森に行ったり、捨てられている廃電車にペイントしたりして過ごしています。ある日バーバラが海辺にいると、ソフィアという少女が声をかけてきました。イギリスのリーズという町から引っ越してきたソフィアはバーバラと仲良くなりたいようですが、バーバラは気のない返事をします。学校にはテイラーといういじめっ子がいて、いつもバーバラはいじめられています。

学校で不思議な言動を見せるバーバラは、カウンセラーのモル先生に呼び出されました。バーバラが持っているバッグに「コベルスキー」と書いてあるのを見たモル先生が、その言葉は何?と聞きました。するとバーバラは反抗的な態度をとり、部屋から出ていきました。バーバラとどうしても友達になりたいソフィアはバーバラに、一緒に登校しようと誘いますが、バーバラは断り続けるのでした。

テイラーがまたもいじめにやって来たところを、うまく助けてくれたソフィアにバーバラはようやく心を許し、自分が思っていることを話そうと決意しました。それは、もうすぐこの町が巨人に襲われるというものでした。バーバラは巨人の声を聴くことができると言い、巨人がどれほど大きく危険なものかをソフィアに教えます。バーバラは、町を巨人から守るため、巨人を倒す武器を持っていると言いました。

ネタバレあらすじ②巨人ハンター

それは巨人の骨から作られたハンマーで、バーバラはコベルスキーと書いたバッグに入れて、いつも持ち歩いています。そんなバーバラの決意を知ったソフィアは、バーバラがいつも一人でいることや、不思議な行動をとるのもすべて巨人を倒すためにしているのだと理解しました。いつものように巨人の声を聴くため森へ出かけるバーバラ。

学校では体育の先生が、バーバラのバッグを見て、「コベルスキー」とは元メジャーリーガーの名前だろう?と聞きました。するとバーバラは、野球には興味ないと言い、反抗的な態度を取ります。カウンセラーのモル先生は、バーバラを理解したいという意欲を見せますが、バーバラは先生を信用することができません。バーバラは、巨人の恐ろしさを知らない人々は愚かだと考えています。

ネタバレあらすじ③ソフィアとバーバラ

ソフィアと共に森へ行ったバーバラ。巨人を捕まえるための罠の調子を見ながらバーバラは、町を守る戦いにソフィアも共に戦うのだと言いました。そしてソフィアの血を採取し、呪文を唱え始めました。次第にエスカレートしていくバーバラの言動に疑問を感じるようになったソフィアは、巨人はいないと訴えます。ソフィアの言葉を無視するバーバラ。

モル先生はバーバラの心を理解し開放しようと努めますが、バーバラはそんなモル先生を信じることができず、思わず殴ってしまいました。混乱したバーバラはソフィアまで殴ってしまいます。我に返って謝るバーバラですが、ソフィアは逃げていきました。バーバラの姉・カレンは日頃のバーバラの言動に苦悩しています。バーバラが先生に暴力を振るったことを知ったカレンはバーバラを叱ります。

バーバラとソフィアを引き離そうと考えるテイラー。仲間にしようとソフィアと接触するテイラーに、ソフィアは森にある巨人の罠を教えてしまいます。テイラーはその罠を壊してしまいました。バーバラは、モル先生を殴ってしまったことの謝罪に、モル先生の自宅を訪ねますが、巨人が来てみんな死んでしまうと言い残し、立ち去りました。森へ行ったバーバラは、「巨人はどこにいる?」と言って泣きました。

ネタバレあらすじ④バーバラの秘密

ある日、テイラーからいじめを受けたバーバラの帰宅に付き添ったソフィアは、バーバラが絶対に入ろうとしない二階の部屋の中を見てしまいました。そこは、病気で自宅療養をしているバーバラの母親の部屋でした。バーバラは、病気の母親をずっと避けてきたのでした。ソフィアはバーバラと母の会話が録音されたテープを聴いてしまいます。

それによると、コベルスキーというのは野球の選手で、ニューヨーク・ジャイアンツを相手に「ジャイアンツ(巨人)キラー」と呼ばれる大活躍をした選手だという話をしていました。ソフィアがその話をすると、バーバラは「裏切者」と叫び、飛び出して行きました。

バーバラと心の巨人の巨人との対決の結末は?

ここまで、映画「バーバラと心の巨人」のネタバレあらすじを見てきました。次第にバーバラの謎が明らかになってきました。ここからいよいよバーバラが巨人と対決することになります。それでは映画「バーバラと心の巨人」の結末をネタバレあらすじで紹介していきます。

結末①巨人の言葉

結末ネタバレあらすじ、モル先生は、巨人についてバーバラに話を聴こうとしますが、どうしても心を開こうとしないバーバラ。廃電車に向かう途中、巨人に出会ったバーバラは、巨人と戦って倒すことに成功しました。バーバラはこれまでの仕返しとして、テイラーのロッカーに骸骨を放り込みました。モル先生がバーバラを見かけて追いかけてきますが、バーバラは嵐の中外へ飛び出し、海辺にある隠れ家に行きました。

モル先生はバーバラの母親が病気だと言い、バーバラに会いたがっていることを伝えますが、バーバラは逃げていきました。森へ行くと、巨人の罠もバーバラの隠れ家も壊されていることに気づきました。そこへ巨人が現れたので、バーバラはコベルスキーハンマーで戦い、巨人を倒しますが、巨人はバーバラに話しかけました。

巨人は「母のためではなく、バーバラのために来たのだ」と言い、さらに「人間はいつか死ぬのだから、生きている間は喜びを受け入れるべきだ」と言いました。

結末②母との別れ

結末ネタバレあらすじ、母と会うのを避けてきたバーバラですが、ソフィアに付き添われ、危篤状態の母と最期の時を過ごし、これまでの母に対する態度を謝りました。母の葬儀でバーバラは、コベルスキーと書いたバッグを母の棺に入れました。

結末③感謝の言葉

結末ネタバレあらすじ、夏休み明け、バーバラは学校でモル先生や他の先生たちとも普通に接するようになりました。その晩、バーバラは巨人に感謝の気持ちを伝えました。ここまで、映画「バーバラと心の巨人」のネタバレあらすじを結末まで見てきました、

バーバラと心の巨人の監督を紹介

ここまで、アンダース・ウォルター監督による映画「バーバラと心の巨人」について、ネタバレあらすじを結末まで紹介してきました。ここで、初めての長編映画を担当したアンダース・ウォルター監督について紹介します。

監督はアンダース・ウォルター

映画「バーバラと心の巨人」のアンダース・ウォルター監督はデンマーク出身です。この作品が初めての長編映画だということです。アンダース・ウォルターはこれまで短編映画で監督を務めてきました。アンダース・ウォルターは絵を描くことが大好きな少年で、映画に携わる前は、20年間ほどコミックブックでイラストレーターとして活動していました。特に日本漫画の「AKIRA」が大好きだったそうです。

アンダース・ウォルターの短編映画

アンダース・ウォルター監督の主な短編作品は、アカデミー賞の短編賞部門にノミネートされた「9METER」や、重い病気で闘病中の少年と清掃員の心の交流を描いた2014年の「HELIUM」などです。この「HELIUM」は高く評価され、アカデミー賞の短編賞を獲得しました。

監督に就任した経緯

アンダース・ウォルターが、映画「バーバラと心の巨人」の監督に就任した経緯を見ていくと、アカデミー賞の短編賞を獲得した短編映画「HELIUM」を、「バーバラと心の巨人」の制作のクリス・コロンバスが気に入り、アンダース・ウォルターと話すことになったそうです。その後、ミーティングを重ね、アンダース・ウォルターは出身地のデンマークでビデオを作りました。

その内容は、「バーバラと心の巨人」の中のいくつかのシーンを英語で撮影し、映画の予告編のようなものにしてクリス・コロンバスたち製作陣に見せたということです。その内容に彼らはとても感激し、アンダース・ウォルターを監督に迎えたということです。

バーバラと心の巨人のキャスト

ここまで、映画「バーバラと心の巨人」のネタバレあらすじを結末まで紹介し、アンダース・ウォルター監督についても紹介してきました。アンダース・ウォルター監督は、初めての長編映画となった「バーバラと心の巨人」を、原作漫画に忠実に実写化しました。その上、映画では主人公のバーバラの心情がリアルに描かれ、評価の高い作品となりました。ここでは、映画「バーバラと心の巨人」に出演するキャストについて紹介します。

キャスト①マディソン・ウルフ

映画「バーバラと心の巨人」のキャスト1人目は、主人公のバーバラを演じ、その演技を高く評価されたマディソン・ウルフです。マディソン・ウルフは2002年生まれ、アメリカ・ルイジアナ州出身です。2012年の映画「オン・ザ・ロード」で子役としてデビュー。2015年にシングルマザーが自ら発明したアイデア商品で成功していく姿を描いた実話映画「JOY/ジョイ」に出演しました。

2016年には実在した心霊研究家のウォーレン夫妻を主人公にしたホラー映画「死霊館 エンフィールド事件」で、悪魔に憑依される少女ジャネット役を演じ、ホラーファンの注目を浴びました。妹のメ―ガン・ウルフも女優で、ドラマ「トゥルー・ディテクティブ」や「映画「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」で、姉妹役で共演しました。

マディソン・ウルフの主な出演作を紹介します。2012年のドラマ「俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!」、2014年の映画「デビルズ・バースデイ」、ドラマ「トゥルー・ディテクティブ」、2015年の映画「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」、映画「JOY/ジョイ」、ドラマ「暴走地区-ZOO-」(シーズン1)、2016年の映画「死霊館 エンフィールド事件」などです。

キャスト②ゾーイ・サルダナ

映画「バーバラと心の巨人」のキャスト2人目は、カウンセラーのモル先生を演じたゾーイ・サルダナです。ゾーイ・サルダナは1978年生まれ、アメリカ・ニュージャージー州出身です。10歳でドミニカ共和国に渡り、バレエなどダンスを学び、2000年にバレエを題材にした映画「センターステージ」で、女優デビューを飾りました。

2009年には映画「アバター」でヒロインを演じ、優れたホラー映画やファンタジー映画などに贈られるサターン賞の主演女優賞を獲得。ゾーイ・サルダナの主な出演映画を紹介します。2001年の「恋人にしてはいけない男の愛し方」、2002年の「ノット・ア・ガール」、2003年の「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」、2004年の「ターミナル」、「ヘイブン 堕ちた楽園」。

2009年の「スター・トレック」、「アバター」、2013年の「スター・トレック イントゥ・ダークネス」、2016年の「スター・トレック BEYOND」、2018年の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、2019年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」などです。

キャスト③ジェニファー・イーリー

映画「バーバラと心の巨人」のキャスト3人目は、バーバラの母ミセス・ソーソンを演じたジェニファー・イーリーです。ジェニファー・イーリーは1969年生まれ、アメリカ・ノースカロライナ州出身です。1973年に子役としてブロードウェイの舞台「欲望という名の電車」に出演。映画デビュー作は1994年の映画「バック・ビート」でした。

1995年にはイギリスBBCのドラマ「高慢と偏見」で、主人公のエリザベス役を演じ、一躍世界的な女優になりました。ジェニファー・イーリーの主な映画出演作を紹介します。1997年の「オスカー・ワイルド」、1999年の「太陽の雫」、2002年の「抱擁」、2008年の「プライド&グローリー」、2010年の「英国王のスピーチ」、2011年の「スーパー・チューズデー~正義を売った日~」、「コンテイジョン」。

2012年の「ゼロ・ダーク・サーティ」、2014年の「ロボコップ」、「ヴェルサイユの宮廷庭師」、2016年の「思いやりのススメ」、「静かなる情熱 エミリ・ディキンスン」、2017年の「フィフティ・シェイズ・ダーカー」、「デトロイト」などです。

キャスト④イモージェン・プーツ

映画「バーバラと心の巨人」のキャスト4人目は、バーバラの姉・カレン役を演じたイモ―ジェン・プーツです。イモ―ジェン・プーツは1989年生まれ、イギリス・ロンドン出身です。モデルとして活動しながら、女優としても活動中です。イモージェン・プーツの主な映画出演作を紹介します。2007年の「28週後…」、2008年の「僕と彼女とオーソン・ウェルズ」、2009年の「ソリタリー・マン」、「汚れなき情事」。

2010年の「Chatroom/チャットルーム」、「センチュリオン」、2011年の「ジェーン・エア」、「フライトナイト/恐怖の夜」、2012年の「25年目の弦楽四重奏」、「グッバイ・アンド・ハロー~父からの贈りもの~」、2013年の「JIMI:栄光への軌跡」、2014年の「恋人まで1%」、「二ード・フォー・スピード」、「マイ・ファニー・レディ」、「幸せになるための5秒間」。

2015年の「グリーンルーム」、2016年の「フランク&ローラ 魔性のレシピ」、2019年の「ナショナル・シアター・ライヴ2019/ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」などです。

キャスト⑤シドニー・ウェイド

映画「バーバラと心の巨人」のキャスト5人目は、ソフィア役を演じたシドニー・ウェイドです。シドニー・ウェイドの出演作は、映画「バーバラと心の巨人」の他に、ドラマ「世にもおぞましい物語・あやつり人形」に出演しました。

キャスト⑥ノエル・クラーク

映画「バーバラと心の巨人」のキャスト6人目は、ミスター・モルを演じたノエル・クラークです。ノエル・クラークは1975年生まれ、イギリス・ロンドン出身です。俳優の他に脚本家、プロデューサー、映画監督などもしています。主な監督作品は2008年の「Adulthood」、2010年の「4.3.2.1」です。

ノエル・クラークの、俳優としての主な出演作を紹介します。2010年の「センチュリオン」、2013年の「スター・トレック イントゥ・ダークネス」、2018年の「Mute/ミュート」、「10×10 テン・バイ・テン」などです。

キャスト⑦シアラ・オキャラハン

シアラ・オキャラハンのイメージ画像

映画「バーバラと心の巨人」のキャスト7人目は、テレサ・タッツォを演じたシアラ・オキャラハンです。プロフィール詳細は不明でした。

キャスト⑧ローリー・ジャクソン

ローリー・ジャクソンのイメージ画像

映画「バーバラと心の巨人」の8人目は、テイラー役を演じたローリー・ジャクソンです。ローリー・ジャクソンは2001年生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身です。

キャスト⑨アート・パーキンソン

映画「バーバラと心の巨人」のキャスト9人目は、バーバラの兄・デイヴを演じたアート・パーキンソンです。2001年10月19日生まれ、アイルランド出身です。代表作はストップモーションアニメ「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」です。

キャスト⑩ジョン・ボイル

映画「バーバラと心の巨人」のキャスト10人目は、バーバラが心の中で創り出した巨人の声を演じたジョン・ボイルです。上の画像は映画に登場する巨人の画像です。プロフィール詳細は不明でした。

バーバラと心の巨人のバーバラを考察

ここまで、映画「バーバラと心の巨人」の主人公を演じ、その演技が高く評価されたマディソン・ウルフと、主なキャストを紹介してきました。ここからは、映画「バーバラと心の巨人」のネタバレあらすじから、主人公バーバラの心情を考察していきます。

バーバラの悩みとは?

バーバラは、周りの人間と関わることを極力避けてきました。巨人の襲撃から町を守ることが自分の使命だと思い、孤独な戦いの中で、日々を過ごしています。明るさを抑えた画質、繊細な心の動きを思わせるバック・ミュージック、そしてCGで描かれた巨人の登場によって、バーバラの悩みがリアルに描かれています。

たった一人、バーバラを理解する友人・ソフィアと本音をぶつけ合うシーンやカウンセラーのモル先生とのやり取りなどで、バーバラの心痛・悲哀を感じることができるということです。

バーバラの人物像

バーバラは、転校してきたソフィアに対して初めは心を閉ざしていました。同級生に対しても心を閉ざすばかりでなく、見下すような態度を取り、先生に対しても反抗的な態度でした。また、家族と接する態度も、兄・デイヴとは喧嘩ばかり、姉・カレンには反発。バーバラは自身の世界に閉じこもっていました。

そんなバーバラですが、学校には毎日通い、授業も受けています。同級生たちにいじめられたり、喧嘩を仕掛けられたりしても相手を圧倒するオーラを放つなど勝ち気な女の子です。

周りに恵まれたバーバラ

バーバラ自身もこのような問題行動を自覚していますが、何かを守らなければならないという使命に突き動かされるのでした。ソフィアはそんなバーバラの不思議な行動を理解しようと努めますが、エスカレートしていくバーバラの行動に恐れを抱くようになります。

一度は離れようとしたソフィアですが、やはりたった一人の友人ということで、再びバーバラと真剣に向き合うことにします。また、カウンセラーのモル先生もバーバラを見放すことができず、寄り添って行こうと努力するのでした。

バーバラの想像力を描いた作品

映画「バーバラと心の巨人」は、巨人の襲撃に備えて森の中に罠を仕掛けたり、廃電車にベイントをしたり、学校の至るところに呪文を貼り付けたりと、バーバラの想像力を描いた作品となっています。巨人の襲撃に備えて準備をしていくバーバラの姿は、巨人が現実にいて、本当に襲撃されるのではないかと思わせると言われています。

ここまで、映画「バーバラと心の巨人」の、ネタバレあらすじを結末まで見てきました。また、映画「バーバラと心の巨人」の主人公バーバラを演じたマディソン・ウルフと、主なキャストを紹介してきました。さらに主人公バーバラの心情を考察してきました。ここからは、映画「バーバラと心の巨人」の感想・評価を紹介します。

バーバラと心の巨人に関する感想や評価は?

アンダース・ウォルター監督の映画「バーバラと心の巨人」の感想・評価です。原作の「I KILL GIANTS」のイメージそのままに、しかも忠実に実写化されていることに驚いたという感想と、実写化されたことで、バーバラの行動がよりリアルになり、バーバラの心情により共感しやすくなったという感想です。

アンダース・ウォルター監督の映画「バーバラと心の巨人」の感想・評価です。この作品は様々な考察を楽しめるということと、バーバラの狂気を演じたマディソン・ウルフの演技に圧倒されたという感想です。

アンダース・ウォルター監督の映画「バーバラと心の巨人」の感想・評価です。バーバラがさまよう森の風景や小道具などがおしゃれだということと、うさぎの耳を付けたバーバラの雰囲気など、幻想的な雰囲気の中で描かれるバーバラの苦悩に惹き込まれる作品だという感想です。

映画「バーバラと心の巨人」の感想・評価です。日本版のポスターのイメージとは違い、スペクタルな映像で、孤独な少女バーバラだけの物語ではなく、人は誰でも逃れることのできない現実と向き合っていかなければならず、自身の中の巨人(恐怖)と戦いながら生きていくのだというところに泣けたという感想です。

映画「バーバラと心の巨人」の感想・評価です。主人公のバーバラの心象風景と現実の世界とが混じった童話のような世界観が魅力だという感想です。そしてとても優しさを感じる物語だという感想です。

バーバラと心の巨人をあらすじネタバレまとめ

いかがでしたか?映画「バーバラと心の巨人」のネタバレあらすじを結末まで紹介しました。アメリカのグラフィックノベル「I Kill Giants」の実写化作品で、監督は初の長編映画となったアンダース・ウォルターでした。アンダース・ウォルターは短編映画で高い評価を得た人物でした。映画「バーバラと心の巨人」は、主人公の少女・バーバラが心の中に創り出した巨人と戦う姿が描かれ、友人や先生に助けられ成長していく物語でした。

「バーバラと心の巨人」のネタバレあらすじから主人公の少女・バーバラの心情を考察しました。主人公のバーバラを演じたマディソン・ウルフの演技が高く評価され、また、バーバラのリアルな心の動きが幻想的な映像と音楽で描かれ、感動的だったという感想が寄せられました。映画「バーバラと心の巨人」をどうぞご覧ください。

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