実写映画・傷だらけの悪魔のネタバレあらすじと結末！評価や感想は？【足立梨花】

大人気漫画が実写映画化し、足立梨花が主演を務めた『傷だらけの悪魔』。そんな『傷だらけの悪魔(実写映画)』を見た人たちの間で様々な感想が飛び交っており、話題を集めているようですが、『傷だらけの悪魔(実写映画)』とは一体どんな映画なのでしょうか…？あらすじネタバレをチェックする前に、まずは『傷だらけの悪魔(実写映画)』の作品情報についてチェックしてみましょう！

漫画アプリ・comicoにて人気を集めている『傷だらけの悪魔』。そんな人気作品が実写映画化されたことで様々な感想・評判を集めているようですが、そもそも『傷だらけの悪魔(実写映画)』の概要や原作情報は一体どのようなものになっているのでしょうか？さっそく、『傷だらけの悪魔(実写映画)』の作品情報についてチェックしてみましょう。

『傷だらけの悪魔』の実写映画は、2016年4月14日にKADOKAWAの配給で制作されることが発表されました。そして、2016年7月21日にはメインキャスト発表、8月9日には追加キャストが発表されました。映画は2017年2月4日に公開され、興行収入は1000万円を記録し、主演は足立梨花が演じました。

『傷だらけの悪魔』の原作は、マンガアプリ『comico』 (NHN comico) にて2014年5月から連載されている澄川ボルボックスによる漫画です。『傷だらけの悪魔』は『comico』初の実写映画化作品として取り上げられました。

『傷だらけの悪魔(実写映画)』の予告動画がこちらです！足立梨花演じる葛西舞が過去に小田切詩乃をいじめるシーンから転校先でいじめられるシーンまで描かれている動画となっています。また、こちらの予告動画では「反撃しだした舞の姿がかっこいい！」という感想も多く寄せられています。

足立梨花が主演を務めたことで話題を集めた『傷だらけの悪魔(実写映画)』。そんな『傷だらけの悪魔(実写映画)』のあらすじネタバレは一体どのようなものとなっているのでしょうか…？まずは、『傷だらけの悪魔(実写映画)』のあらすじネタバレについてチェックしてみましょう！

『傷だらけの悪魔(実写映画)』のあらすじネタバレ1つめは、『転校』です。『傷だらけの悪魔(実写映画)』の主人公である、葛西舞（かさいまい）は東京生まれの東京育ちでしたが、父親の転勤で栃木へ引っ越すこととなりました。これまで東京で暮らしてきた舞は田園風景にうんざりしながらも、これまで通りそこそこの高校生活を送ろうと決意して、県立南高校に登校しました。

そんな転校先には舞が中学時代にいじめていた小田切詩乃（おだぎりしの）（旧姓・玖村）が同じクラスにいたのですが、他人への興味が薄い舞は詩乃の下の名前を憶えておらず、雰囲気が変わったことや改姓したことで全く気付きませんでした。そんな中、舞は教室で紹介されると、穏やかな学校生活を送るためにクラスの中心人物であろう藤塚優里亜（ふじつかゆりあ）に愛想を振りまきます。

内心は優里亜に対して小バカにしていた舞ですが、東京時代に覚えた『自分の力を使わずに他者を利用する』という立ち振る舞いをしようとしていましたが、詩乃が突然過呼吸になり、クラス全員の前で「中学時代に葛西さんにいじめられていた」と暴露し、教室を飛び出してしまいます。

クラスのリーダー格であろう優里亜に取り入って平々凡々な生活を送ろうとしていた舞でしたが転校初日に過去のいじめを暴露されてしまったことでクラスの中では浮いてしまう存在となってしまいました。こちらが『傷だらけの悪魔(実写映画)』の転校に関するあらすじネタバレです。

『傷だらけの悪魔(実写映画)』のあらすじネタバレ2つめは、『ゴミ箱』です。先ほどあらすじネタバレでご紹介したように、転校初日からクラスで浮いた存在となってしまた舞。そんな舞が翌日登校すると、机の上には落書き、ノートなどはゴミ箱に捨てられるという典型的ないじめが行われていました。舞はイジメの証拠を動画撮影し、優里亜のノートを破ってゴミ箱に捨てるという仕返しをします。

すると、優里亜や取り巻き以外の男子生徒たちもいじめに加わるようになり、「帰れ！」「帰れ！」とのブーイングが発生します。さらに詩乃は舞がいない隙にかってにスマホの動画をSNSに投稿し、笑い者にします。また、クラスのLINEでは舞の悪口を言われるようになり、舞はどんどん本格的ないじめをされていくようになります。こちらが『傷だらけの悪魔(実写映画)』のゴミ箱に関するあらすじネタバレです。

『傷だらけの悪魔(実写映画)』のあらすじネタバレ3つめは、『いじめ』です。日に日に舞へのいじめが酷くなっていき、一部のクラスメイトたちはいじめを反対したいと思っていますが、自分が標的になることを恐れて行動はできずじまい、担任教師も舞へのいじめに気づいているものの、見て見ぬふりを続けてしまいます。

そんなクラスからのいじめを受けている舞への行為はエスカレートしていき、文化祭の準備をしている時に優里亜が舞の顔に赤いペンキを塗りたくります。担任は見て見ぬ振りをしつつ、いじめを止めたいとこれまでも思っていた近藤千穂は友人であり、優里亜の取り巻きである名取静に「いじめはよくない」と伝えます。
 

しかし、中学時代に山本萌菜からいじめられて孤立していたが、同じクラスになった優里亜から助けられて以来、優里亜を慕っているため千穂の声は届きません。そして文化祭当日に舞は優里亜たちに体育倉庫に閉じ込めれてしまい、おしっこを漏らしてしまいます。優里亜はそんな舞の写真を撮ろうとし、千穂が止めにかかります。
 

おしっこを漏らしてしまった舞をみて、かつて舞にいじめを受けていた詩乃は笑って見ています。そんな詩乃や優里亜に対して怒りがこみ上げてきた舞は濡れた下着を脱いで壁に投げつけ、飛び散ったおしっこが詩乃の顔にかかってしまいます。屈辱的ないじめを受けた舞はこの出来事をきっかけに学校にいかなくなってしまいます。こちらが、『傷だらけの悪魔(実写映画)』のいじめに関するあらすじネタバレです。

『傷だらけの悪魔(実写映画)』のあらすじネタバレについてチェックできたところで、やはり多くの人が一番気になることといえば、結末ネタバレではないでしょうか？『傷だらけの悪魔(実写映画)』では一体どのような結末を迎えるのでしょうか…？お次は、『傷だらけの悪魔(実写映画)』の結末ネタバレについてチェックしてみましょう！

『傷だらけの悪魔(実写映画)』の結末ネタバレ1つめは、『怒り』です。舞は大倉涼（おおくらりょう）に近づき、黒木唯（くろきゆい）の彼女が詩乃と仲の良い栄千翔子（栄周子）と知り、「千翔子は詩乃に利用されている」と告げ、千翔子は詩乃から遠ざかるようになります。

そんな舞のやり方を知った詩乃は怒り、これまでの恨みをさんざん言った後、詩乃は舞の前で手首をカッターナイフで切り、リストカットをしました。こちらが、『傷だらけの悪魔(実写映画)』の怒りに関する結末ネタバレです。

『傷だらけの悪魔(実写映画)』の結末ネタバレ2つめは、『動画』です。舞はこれまで詩乃と優里亜に暴言を吐かれたりされたいじめの行為を全て動画に撮っていました。これを編集し、SNSにアップし、動画を全員に見せました。優里亜がいじめの加害者だったことは多くの生徒たちが知っていましたが、これまで被害者ヅラをしていた詩乃も加害者だったことを生徒全員と教師が動画で知ることとなります。

いじめをしてきたことがバレた優里亜と詩乃は完全に孤立してしまいます。舞は「無関心、無関係、傍観者！お前らのせいで私たちは毎日地獄を見てんだよ！私は絶対に許さない。私は自分もお前ら傍観者も絶対に許さない」と、クラスメイトたちに怒りを向け、「全員死ね！」と言って教室を去っていきました。こちらが、『傷だらけの悪魔(実写映画)』の動画に関する結末ネタバレです。

『傷だらけの悪魔(実写映画)』のあらすじネタバレや結末ネタバレをチェックすると、作品への興味を抱いていただけたと思います。そこで、ネタバレだけではなく、一層『傷だらけの悪魔(実写映画)』を楽しむためには登場人物とキャストについて知っておきませんか？お次は、『傷だらけの悪魔(実写映画)』の登場人物とキャストについてご紹介します。

足立梨花演じる葛西舞（かさいまい）は『傷だらけの悪魔（実写映画）』の主人公です。舞は東京生まれの東京育ちで容姿は中の上です。中学1年生の頃に舞は同じクラスで席が近かったちはると意気投合して以来、ちはるの取り巻きの1人になり、詩乃をいじめることに協力していました。

他人への興味が薄いため、舞は詩乃の下の名前も覚えていなかったことや転校後に詩乃が改姓したことなどで最初は過去にいじめていた相手だと気づきませんでした。転校先では詩乃に過去を暴露されたことや静の指を故意ではないが挟んでしまったことからクラスのリーダー格の優里亜に目を付けられ、次第にいじめのターゲットとなっていきます。

江野沢愛美演じる小田切詩乃（おだぎりしの）、旧姓・玖村詩乃（くむらしの）は『傷だらけの悪魔（実写映画）』の準主人公であり舞いじめの黒幕です。中学時代に舞とつるんでいたちはる達にいじめられていました。詩乃は母･彩乃が既婚男性との不倫を経て、できちゃった結婚をした複雑な家庭で育ちました。

そんな詩乃の父親は薬剤師であり、看護師として働くちはるの母親と同じ病院に勤めており、二人が不倫関係であることを中学一年の時にちはるに教えられて知ります。その際にちはるから２人の不倫を止めさせる協力を頼まれたのですが、家庭を顧みない父親に関わりたいと思えなかったことかた協力を拒否したところ、ちはる達にいじめられるようになってしまいました。
 

ちはるには頼みを拒否した負い目もあるのでいじめられた事をそこまで恨んでいませんが、ちはるとの問題とは無関係なのに平然といじめに加担していた舞に対しては強い恨みを抱いています。転校先で舞と再会してからはいじめの復讐を決行しました。

加弥乃演じる藤塚優里亜（ふじつかゆりあ）は舞の転校先のクラスメイトであり、クラスのリーダー的存在です。３人きょうだいの末っ子であり、親とは仲が悪いようです。優里亜は将来上京して美容師になることが夢なのですが、親に猛反対されています。

舞が閉めた引戸に偶然手を挟んで怪我をしてしまった名取静（なとりしずか）への行為が原因で、舞いじめをするようになり、以降はいじめ実行の中心人物となります。元々は友だち思いである優里亜は当初、舞から静へ謝罪があれば、いじめを止めても良いと考えていましたが次第にいじめで憂さ晴らしをして楽しむようになってしまいます。

岡田結実演じる名取静（なとりしずか）は、優里亜と恵那の中学時代からの友人です。常識はずれな行動を取る傾向があったり、子供っぽい性格で空気が読めないことから中学時代にはいじめられてましたが、同じクラスになった優里亜から助けられて以来、優里亜のことを慕っています。

静は自身の判断力に自信がない様で、善悪の判断を自分ではせずに優里亜達に合わせ委ねています。ヒーロー好きな静は自分なりの正義感を持ち、詩乃が中学の頃舞にいじめられていた話を聞いてからは舞にいきなり水を掛けるほどの行動っぷりです。

芋生悠演じる近藤千穂（こんどうちほ）は、舞の転校先のクラスメイトです。中学時代、いじめられていた静を心配しており、一人の時には声を掛けていましたが、いじめから助ける具体的な行動は起こさなかったので、優里亜からは「偽善者」と非難され嫌われています。そんな過去の自分の行動を公開している千穂は舞いじめをどうにかして止めたいと思っている数少ないクラスメイトです。

泊まりの校外学習では、担任教師の大瀬戸翠（おおせとみどり）にクラス内でいじめがあることを置手紙で密告しましたが、雑な対応をされてしまい、挙げ句の果てには教師部屋の方向から一人出てきたところを目撃していた萌菜から優里亜に言いつけられてしまい、失敗に終わりました。

人気漫画アプリ・comicoにて連載されており、足立梨花が主演を務めた映画・『傷だらけの悪魔(実写映画)』。そんな『傷だらけの悪魔(実写映画)』のあらすじネタバレ・結末ネタバレをチェックできたところで、一層『傷だらけの悪魔(実写映画)』を楽しむためには一体どのような見どころをチェックしておくべきなのでしょうか？お次は、『傷だらけの悪魔(実写映画)』の見どころについて調査してみましょう！

『傷だらけの悪魔(実写映画)』の見どころ1つめは、『物語のテーマ』です。『傷だらけの悪魔(実写映画)』でのテーマといえば、ズバリ『いじめ』です！いじめをテーマとした『傷だらけの悪魔(実写映画)』ですから、あらすじネタバレや結末ネタバレをチェックしているとわかるように、非常に重いテーマです。

しかし、現代社会で度々取り上げられる社会問題のいじめを扱っている『傷だらけの悪魔(実写映画)』ですから、年代問わずに多くの人が考えさせられるテーマとなっています。とはいえ、いじめをテーマと扱っているとなれば「見るのが怖い」「気分が悪くなりそう…」と言った方も中にはいらっしゃると思います。
 

実際に、物語のテーマとして扱われているだけあっていじめが生々しく描かれている『傷だらけの悪魔(実写映画)』は見終わったあとに「楽しかったね！」というような内容の映画ではありません。しかし、テーマがテーマなだけあって『傷だらけの悪魔(実写映画)』では重くなりすぎないように、斬新な映像美をピックアップしているので、いじめだけではありません。

いじめの内容を軽く扱わないようにしつつも、あまりにも重たいものにならないようにポップで斬新な映像美でいじめというテーマを少し逸らすシーンがあるのも実際に、『傷だらけの悪魔(実写映画)』の見どころだと言えます。

『傷だらけの悪魔(実写映画)』の見どころ2つめは、『出演者たちの演技』です。『傷だらけの悪魔(実写映画)』ではそれほど有名な出演者が多くないキャスティングでしたが、どの出演者たちも迫真の演技を見せてくれるので『いじめ』というテーマをしっかりと考えさせてくれる演技力となっていました。

特に主人公の葛西舞を演じた足立梨花は気が強くていじめに屈することない様子や、他人への興味が薄い…などといったキャラクターの特徴と向かい合い、『葛西舞』というキャラを見事に演じていると実際に作品を見た方たちの感想でも絶賛されていました。
 

また、過去に舞にいじめられていた小田切詩乃を演じた絵野沢愛美は普段の雰囲気とは異なった憎しみ溢れる表情をたくさん見せるのですが、主演の足立梨花にも「ゲス顔本当凄かったよ！本当にムカつくんだよ！」と絶賛したほどです。多くの出演者たちの迫真の演技も『傷だらけの悪魔(実写映画)』の見どころとしてしっかりチェックしてほしいポイントです。

人気漫画が映画化されたことで大注目された『傷だらけの悪魔(実写映画)』。そんな『傷だらけの悪魔(実写映画) 』に対して、世間の人々は一体どんな感想や評価を抱いているのでしょうか…？最後に、『傷だらけの悪魔(実写映画) 』に関する世間の人々の感想や評価についてチェックしてみましょう！

こちらの方は『傷だらけの悪魔(実写映画)』について、最近のドラマ話題作である3年A組と比較し、「リアルに虐めの陰湿さを描いていた」と感想をツイートしています。また、『傷だらけの悪魔（実写映画）』をS〜Fクラス分けするとB級映画とも感想を述べられており、内容は良かったと評価をしています。

こちらの方は『傷だらけの悪魔(実写映画)』について、「展開に意外性があって、とても面白かった。足立梨花は、身体を張ってて心理描写も見事。良作でした」と感想をツイートされています。足立梨花はいじめる側といじめられる側を演じている分、身体を張るシーンも多かったので、作品を見た多くの人が感想では高評価を抱いているようでした。

こちらの方は『傷だらけの悪魔(実写映画)』について、「改めて女って怖いなって思ったし、えぐいし、強いもん勝ちだなって、でも弱いもんでも知識があればいいんだなって」と感想をツイートされています。『傷だらけの悪魔(実写映画)』ではいじめの恐ろしさはもちろんのこと、同時に女同士の怖さも描かれており、そのリアルさに怖さを感じたという感想も多いようでした。

『傷だらけの悪魔(実写映画) 』のあらすじネタバレ・結末ネタバレ・感想についての調査はどうでしたか？ネタバレをチェクしたらわかるように、『傷だらけの悪魔(実写映画) 』では序盤から結末までジェットコースター展開となっており、原作にも負けていないくらい最後まで飽きずに楽しめる映画となっています。

そんな『傷だらけの悪魔(実写映画) 』ではいじめをテーマに扱っているため、重たく感じますが、斬新でポップな映像美を見せることで他のいじめ映画とは違った視点で物語を描いているのが見どころです。出演者が迫真の演技を見せる『傷だらけの悪魔(実写映画) 』、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね！