【ドクターX】神原晶が医師免許をはく奪された理由は?大門未知子との関係も考察

ドクターXとは、米倉涼子主演の医療ドラマです。ドクターXには、神原晶という人物が登場します。神原晶は名医紹介所の所長で、大門未知子が手術を終えると必ず院長のところに差し入れのメロンと請求書を持ってきます。神原晶はかつては医者でしたが、医師免許をはく奪されています。ここではなぜ神原晶が医師免許をはく奪されてしまったのか、その理由や大門未知子との関係性をまとめています。

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目次

  1. ドクターXの神原晶とは?
  2. ドクターXの神原晶が医師免許をはく奪された理由
  3. ドクターXの神原晶と大門未知子との関係
  4. ドクターXの神原晶役のキャスト
  5. ドクターXの神原晶に関する感想や評価
  6. ドクターXの神原晶についてまとめ

ドクターXの神原晶とは?

ドクターXの作品情報

神原晶は、ドクターXというドラマの登場人物です。神原晶は、ドクターXの主人公である大門未知子とも深い関係性のある人物です。神原晶がどのような人物なのか紹介する前に、まずはドクターXの作品概要やあらすじを紹介します。

ドクターXの概要

「Doctor-X 外科医・大門未知子」通称ドクターXは、テレビ朝日で放送されているドラマシリーズです。フリーランスで医者をしている大門未知子は、どんな困難な病気でも「私、失敗しないので」と言って患者を救います。第5シリーズまで放送されており、2019年10月には第6シリーズが放送される人気ドラマシリーズです。

ドクターXのあらすじ

ある日、帝都医科大学附属病院で一度に3人もの医者が突然辞めてしまいました。病院は急遽、神原名医紹介所からフリーランスの医者を派遣してもらいます。派遣された医者というのが、ドクターXの主人公である大門未知子でした。医者3人分働くと期待されていましたが、大門未知子は術前カンファレンスで自分が執刀すると言い出した院長の久保茂に反対し、もっと簡単な手術を提案します。

このことにより、大門未知子は大勢の医者達から反感を買ってしまいます。第1話では手術中に久保茂が脳梗塞で倒れてしまいます。さらに患者はゴム製品にアレルギーを持っており、手術で使われていたゴム手袋でアナフィラキシーショックを起こしていました。まだ医者として未熟な第一助手の森本光が執刀しようとしましたが、その前に大門未知子が現れ、久保茂の代わりに執刀しました。

久保茂の病気やアナフィラキシーショックのリスクを予期していた大門未知子ですが、勝手に執刀したことでさらに多くの医者と敵対することになり、一旦クビになってしまいます。しかし毒島の図らいで再び契約をして帝都医科大学附属病院で働くことになりました。

神原晶のプロフィール

神原晶は、東帝大学医学部外科医局員をしていましたが、現在は神原名医紹介所の所長をしています。初登場時は65歳で、第5シリーズ時点で70歳です。大学病院や総合病院、国立病院など大きな病院に大門未知子を紹介し、手術料金などを請求しています。請求する時は必ず高級メロンを渡しているのが特徴です。

請求書はどんどん値上がりしており、第1シリーズでの手術料は300〜500万円請求していました。しかし、シリーズが進むと手術内容によっては数千万〜億単位で請求するようにもなります。また、請求内容は手術料金だけでなく、病院側になんらかの問題があった場合は口止め料などを請求することもあります。

この請求額に関しては第5シリーズで訴えられてしまいました。大門未知子は神原晶に借金を肩代わりしてもらっており、その借金を返済するために神原名医紹介所に所属しています。

神原晶の経歴

神原晶は東帝大学出身で、東帝大学医学部外科医局員として働いていました。医局員時代はドクターXと噂されるほどの腕前を持っていました。しかしある事件を理由に、神原晶は医師免許をはく奪されてしまいます。大門未知子の父である大門寛とは医局員時代の同期です。

大門寛もまた天才的な外科医として活躍しており、医局員を退職してからは診療所を開いていました。神原晶は大門寛のことを「本物の医者だった」と語っています。

請求書と共に持参するメロンの値段

大門未知子が手術に成功すると、神原晶は必ず請求書と一緒にメロンを持参します。メロンと請求書を渡したあとはスキップをしながら帰っていくのも特徴的です。請求書を渡すときに用意されている高級メロンは立派な箱に入っており風呂敷で包まれているため、相当値段が高いのではないかといわれています。

高級メロンを持参する意味は、大門未知子を使ってくれたお礼と高額な請求書を提示するので、それなりに高額な手土産を準備しているそうです。つまり、神原晶の気配りの表れでもあるのです。高級メロンの値段については、いくらするのかはドラマ内では明かされていません。

実際に販売されている高級メロンは、桐箱入りの最高品質のもので2万円を越えているので、神原晶が用意しているメロンもそのくらいの値段がするのではないかといわれています。ちなみに大門未知子演じる米倉涼子は、ドクターXの高視聴率を祝って高級メロンを共演者に差し入れしたこともあるそうです。

ドクターX ~外科医・大門未知子~|テレビ朝日

ドクターXの神原晶が医師免許をはく奪された理由

神原晶は優秀な医局員でしたが、現在は医師免許をはく奪されてしまっています。なぜドクターXと言われるほどの腕を持つ神原晶が医師免許をはく奪されてしまったのか、ここでははく奪された理由をまとめました。

医師免許をはく奪されたのは黒須が原因?

神原晶が医師免許を剥奪された理由については、2016年に放送されたドクターXのスペシャルで語られました。神原晶がまだ現役時代、現クロス医療センターの病院長であり、30年以上前にキューバで一緒に医学の修行をした黒須貫太郎という男がいました。

神原晶と黒須貫太郎は修行時代、「アキちゃん」「クロちゃん」と呼び合う中でしたが、ある日神原晶が医師免許をはく奪される理由となった事件が起こります。キューバで医者として活躍していた神原晶ですが、ある時黒須貫太郎の代わりにとある患者を手術して命を救います。しかし、その患者はマフィアの一人だったのです。

黒須貫太郎はすべての責任を神原晶に押し付けて、一人で逃げてしまいます。この件で神原晶は警察に捕まってしまい、医師免許をはく奪されてしまったのです。さらに黒須貫太郎は、マフィアの手術料金までも持ち逃げしていました。一緒に修行を頑張った仲なのに裏切られてしまったのです。

神原晶はそのような経験をしましたが、スペシャルではクロス医療センターに大門未知子を向かわせます。しかし後に黒須貫太郎のことを「とにかくあいつは医師のクズ、ううんそれ以下、人間のクズ」と罵倒しています。

医師免許をはく奪された場合の再交付

神原晶が医師免許をはく奪された理由は、黒須貫太郎に裏切られたのが原因でした。しかし、医師免許は一度はく奪されると、いかなる理由でも再交付されることはありません。人の命を預かる職業なので、それほど重罪なのです。ちなみに一般的にはく奪される理由として最も多いのが、強制わいせつ罪だといわれています。

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ドクターXの神原晶と大門未知子との関係

神原晶と大門未知子の父の関係

神原晶と大門未知子の父である大門寛とは、東帝大学医学部外科医医局員時代の同期です。毒島隆之介からは嫉妬されるほどの手術の腕前を持つ外科医で、患者が誰であろうと、上の人間が何を言おうと患者を助けるような医者の鏡のような人物でした。対して神原晶はお金が大好きな性格をしていましたが、大門寛のまっすぐな医者としての心構えは「本物の医者だ」と認めていました。

しかし毒島隆之介が外科部長の選挙に名乗りを上げた時に、独立した大門寛に資金援助を頼みましたが、毒島隆之介の野心を見抜いていた大門寛はそれを拒否します。毒島隆之介は見事に外科部長になったものの、大門寛には資金援助を断られた恨みを持っていました。そこで毒島隆之介は、大門診療所から紹介された患者を拒否して大学病院とのコネを断絶させました。

大門寛はやがて診療所を経営できなくなり、診療所は潰れて多大な借金を抱えてしまいます。そして大門寛の死後、その借金を背負ってしまったのが娘の大門未知子です。そんな大門未知子の借金を肩代わりして救ったのが、神原晶でした。

神原晶は大門未知子の師匠

まだキューバにいた頃、大門未知子が助手にしてくれと神原晶に頼みました。その頃の大門未知子は手術のテクニックは優れていたものの、心がまだ未熟で自分に自信がありませんでした。今の大胆で自信家な性格とは違い、気弱な性格だったのです。キューバでは戦場でも軍医として活動することもありましたが、度胸がなくメスもままならない状態でした。

そんな大門未知子を育てたのが神原晶でした。神原晶は気弱な大門未知子を叱ったりすることもありましたが、「どんな厳しいオペでも患者を見捨てない」と言って医者としてのあり方など大切なことも同時に教えていきました。こうして大門未知子は自信を付けていき、どんな患者も見捨てずに自ら執刀するようになりました。

神原晶は大門未知子に医者としての技術を教えるだけでなく、父の借金を背負った時も大門未知子を救いました。多大な借金を神原晶が肩代わりしたのです。大門未知子はその恩もあり、神原名医紹介所で働いています。また、神原晶が病気になった時、大門未知子は自分が執刀すると言いましたが、神原晶はそれを拒否しました。

大門未知子の手術を断った理由は、失敗させたくなかったからです。神原晶は元名医だったので自分の病気の進行具合は充分理解していました。このまま大門未知子に手術をさせたら、大門未知子でもきっと失敗するだろうと思っていました。神原晶はせっかく医者として力を発揮するようになった大門未知子に、自信喪失させたくありませんでした。

結局神原晶の手術は大門未知子が執刀することになり、神原晶の手術は成功します。単純な師弟関係ではなく、強い信頼関係のある二人だということが分かります。

大門未知子の経歴がすごい

大門未知子は日本の医学を勉強するだけではなく、海外へ留学してそこでも医者として活躍していました。ここでは大門未知子の経歴を紹介します。まず1995年に明英医科大学医学部医学科に入学し、2001年に卒業しています。それから東帝大学医学部外科医局に入局し、2002年に退局しています。その後キューバのクバナカン医科大学へと進み、2006年に卒業してクバナカン大学病院外科医局に入局しました。

2009年にクバナカン大学病院外科医局を退局し、その後僻地医療に参加します。2010年には軍医、2011年7月には船医、同年12月には獣医として活動し、経験を積みます。そして2012年に神原名医紹介所にフリーランスの外科医として登録しました。その後各大学病院にフリーランスとして勤務するようになります。大門未知子の経歴を見ると、普通の外科医に比べて、圧倒的に経験値が豊富であることが分かります。

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ドクターXの神原晶役のキャスト

岸部一徳のプロフィール

ドクターXの神原晶役のキャストは岸部一徳です。岸部一徳はアン・ヌフに所属しており、ミュージシャンや俳優として活動しています。「サリー」や「一徳兄さん」という愛称で親しまれています。1967年にザ・タイガースというバンドで「僕のマリー」という曲を発表し、デビューしました。ザ・タイガースではリーダーとして厚い信頼を寄せられていました。

ザ・タイガース解散後はPGYや井上堯之バンドとして活動し、1975年に俳優に転向します。その後は「死の棘」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、俳優としての実力も発揮していき、俳優活動と音楽活動を両立させています。

岸部一徳の主な出演作品

岸部一徳の出演作品には、「相棒シリーズ」の小野田公顕役、「悪魔のようなあいつ」の左川役、「八つ墓村」の田治見要蔵・久弥・庄左衛門役、「吉原炎上」の国さん役、「医龍 -Team Medical Dragonシリーズ」の野口賢雄役などがあります。

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ドクターXの神原晶に関する感想や評価

ドクターXのロケ地巡りの中でも人気のスポットは、神原晶が経営していた神原名医紹介所です。残念ながら神原名医紹介所は第5シリーズで閉鎖してしまいましたが、未だに人気のスポットです。

神原晶は自分のことを金に目がないと言っていますが、大門未知子に医者として大切なことを教えていきました。大門未知子との師弟関係には思わず涙した方もいたようです。

神原晶の請求書のやり取りは毎回同じなのですが、このシーンを毎回楽しみにしているという方もいました。「走らないでください」と書いてあってもスキップして帰る姿が面白いと評判です。

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ドクターXの神原晶についてまとめ

「ドクターX」で神原名医紹介所で所長をしていた神原晶は、実はドクターXといわれていた程の名医でした。しかし、医師免許をはく奪されました。その理由は黒須貫太郎に嵌められたからです。医師免許はく奪後は、大門未知子を立派な医者として育てています。第5シリーズで神原名医紹介所は閉鎖しましたが、今後のシリーズでも出演する可能性は高いといわれています。今後の活躍にも注目です。

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