2019年07月17日公開
2019年07月17日更新
リバースの最終回に窪田正孝と杉咲花がサプライズ出演!成瀬くん登場の理由は?
『リバース』は2017年に豪華キャストでテレビドラマ化されたミステリードラマです。最終回には窪田正孝と杉咲花がサプライズ出演したことでも話題となりました。この記事では、『リバース』の原作情報やあらすじ、最終回のネタバレも含んでご紹介していきます。また最終回で窪田正孝が「成瀬くん」として登場した理由とは?窪田正孝と杉咲花の出演シーンについても注目していきます!
目次
リバースとは?
ドラマ『リバース』は、湊かなえの作品である小説『リバース』が原作で、2017年4月からTBS系金曜ドラマ枠で放送されました。多くの小説がドラマ化や映画化され人気となっている湊かなえは、読み終わると後味が悪く、嫌な気分になるミステリー「イヤミス」という言葉を世間に広めたことでも有名です。ハッピーエンドではなく、最後の結末が衝撃的ですが、ついつい読んでしまう作品として人気があります。
リバースの基本情報
リバースの原作情報
湊かなえは、これまで女性を主人公にして心の中の思いや感情を描いた作品を多く執筆してきましたが、『リバース』では長編小説で初めて、男性を主人公とした作品を描きました。ドラマ『リバース』と小説『リバース』には違いがいくつかあります。ドラマには小説には登場しない、ドラマのオリジナルキャラクターが出てきます。
また、主人公の深瀬和久の親友であった広沢由樹が亡くなった事故の状況が異なります。ドラマ『リバース』では事故の日に広沢の遺体は発見されず行方不明となります。それから半年後に白骨化された遺体が崖の下から発見されるのです。小説では車が崖から落ち、広沢はそのまま亡くなっています。そして、原作では広沢の事故から3年後ですが、ドラマでは10年後のストーリーとなっています。
リバースのドラマ概要
ドラマ『リバース』の主人公、深瀬和久は藤原竜也が演じています。地味でさえない性格で、そんな自分に劣等感を感じています。唯一、人に褒められることは美味しいコーヒーを入れることです。しかし、コーヒーを入れるたびに、10年前に亡くなった大学時代の親友である、広沢由樹のことを思い出すのです。親友の広沢は小池徹平が演じています。広沢は10年前、大学のゼミ仲間で行った卒業旅行で起こった事故により亡くなります。
深瀬とコーヒーショップの「クローバーコーヒー」で運命的に出会い、付き合うことになる越智美穂子は戸田恵梨香が演じています。美穂子はパン屋に勤めています。そして、大学時代の深瀬のゼミ仲間であり、リーダー的存在の谷原康生は市原隼人が演じています。同じくゼミ仲間で親が議員であり、その秘書として働いている村井隆明を三浦貴大が演じ、高校の世界史の教師をしている浅見康介は玉森裕太が演じています。
リバースのあらすじ
ドラマ『リバース』は冴えない主人公の深瀬が美穂子と付き合うことで人生が明るくなっていった矢先、深瀬の10年前に亡くなった大学時代の親友、広沢の死に関する謎の告発文が美穂子に届いたことで、幸せな日々が一変します。そして、その告発文をきっかけとし、10年前の秘密を共有している4人が集まり、広沢由樹はどのような人柄であったかを探っていく中で、死の真相に迫るというストーリーです。
ドラマのオリジナルキャラクターである、10年前の事件を担当した元刑事で、現在はフリージャーナリストの小笠原俊雄は武田鉄矢が演じています。小笠原俊雄は事件の真相や真犯人を暴いていき、カギを握る人物です。またもう1人のドラマオリジナルキャラクターとして村井の妹であり10年前に広沢に好意を寄せていたが、現在は谷原と結婚し一児の母である谷原明日香が登場します。明日香は門脇麦が演じています。
リバースの最終回に窪田正孝と杉咲花が出演
窪田正孝と杉咲花がサプライズ出演
『リバース』の最終回に窪田正孝と杉咲花が出演したシーンが話題となりました。ドラマ『リバース』では湊かなえ原作の小説『リバース』のその後が描かれています。そのシーンに窪田正孝と杉咲花が出演したことで多くの反響があり、ドラマの最終回をさらに盛り上げました。窪田正孝と杉咲花の出演時間はほんの少しでしたが、2人の出演を喜ぶ声が多く挙げられました。
窪田正孝の最終回での登場シーン
ドラマ『リバース』最終回の窪田正孝の登場シーンは、主人公たちがそれぞれに10年前の事故と向き合い、隠していた罪を謝罪し、新しい道へ進み始めたシーンに登場します。美穂子が新しく働き始めた大阪のパン屋にお客として窪田正孝が登場し、会話をするのが窪田正孝が演じる成瀬慎司でした。
杉咲花の最終回での登場シーン
次にドラマ『リバース』最終回の杉咲花の登場シーンをご紹介します。杉咲花は深瀬が訪れたコーヒーショップの店員として出演しています。杉咲花の登場するシーンは、転職し輸入食品会社で働いている深瀬和久がコーヒー豆を納品するために訪れたお店で、杉咲花が演じる遠藤彩花が働いていて出会うというシーンです。
リバースの最終回で成瀬くん(窪田正孝)が登場した理由
ドラマ『リバース』は『Nのために』『夜行観覧車』を担当したプロデューサーや監督、スタッフが集結し作品が作られました。そして、『リバース』『Nのために』『夜行観覧車』はどの作品も原作が湊かなえの小説で、TBS系金曜ドラマ枠で放送されました。
『リバース』のドラマの作品の中に『Nのために』で使われていた小道具が登場することがありました。2つのドラマ作品のコラボレーションについて、そのことに気づいたファンの間で話題となっていました。
窪田正孝が登場した理由は「Nのために」関連
窪田正孝が『リバース』に登場した理由は過去にTBS系金曜ドラマで放送された、湊かなえ原作の『Nのために』に関連しています。窪田正孝が『リバース』で演じた名前は成瀬慎司でした。美穂子と会話するシーンで出される、パンの注文伝票に「成瀬」と書いてあったことから、窪田正孝が『Nのために』と同じ成瀬役で出演したことが分かります。
また『Nのために』で成瀬がオープンした店名も伝票に書かれており、そのさりげない演出に『Nのために』のファンから「成瀬くんのその後を見ることができた」という喜びの声が挙がっています。美穂子と成瀬が会話するシーンでは、成瀬の方言で優しく語りかける様子が『Nのために』でのしゃべり方と同じであったということもファンを喜ばせました。
杉咲花が登場した理由は「夜行観覧車」関連
杉咲花が『リバース』に登場した理由は窪田正孝の登場と同じく、過去にTBS系金曜ドラマで放送された、湊かなえ原作の『夜行観覧車』に関連しています。杉咲花は『夜行観覧車』で主人公を演じた鈴木京香の娘役である遠藤彩花を『リバース』でも演じています。
『夜行観覧車』では、母親に反抗し暴力的な中学生の娘として登場する遠藤彩花でした。その後何年かの月日がたち、遠藤彩花は大学生へと成長し、そして笑顔で登場したことが『リバース』の最終回を盛り上げました。
リバースの最終回視聴率とあらすじネタバレ
出典: https://mdpr.jp
ここからは窪田正孝と杉咲花が出演したことでも話題となった『リバース』の最終回視聴率とネタバレを含むあらすじを紹介していきます。『リバース』は卒業旅行へ一緒に行った、大学のゼミ仲間がそれぞれに広沢の死に関する秘密を隠してきましたが、最終回ではそれだけでなく、新たな真相が明らかになります。
リバースの最終回視聴率
『リバース』最終回の視聴率は10.4%となりました。それまでの視聴率は1桁台になることもありましたが、ドラマが進むにつれ、最終回が原作とは違う別の人物が犯人になるかもしれないということや、かっこいい藤原竜也が冴えない深瀬役を演じることが話題を呼び、最終回では2桁台になり有終の美を飾りました。
最終回ネタバレ①事件の真相
広沢は蕎麦アレルギーでした。それを知らなかった深瀬は村井を車で迎えに行く際、広沢に蕎麦が原材料であるはちみつを入れたコーヒーを持たせてしまいます。広沢はそのコーヒーを飲んだ後で倒れて意識を失ったのではないかと、自分が原因で広沢が亡くなったと思いこんだ深瀬は、誰とも連絡を取らないようになります。しかし、小笠原によって10年前の広沢の死の真相が明らかとなります。
10年前、卒業旅行で出かけた別荘の周辺で窃盗団による盗難が多発していました。窃盗団は逃げる際に、広沢が村井を迎えに行くために乗るはずだった車に乗りこみます。その時、広沢と遭遇しますが、すでにコーヒーを飲んでいた広沢は蕎麦アレルギーが原因で具合が悪くなってしまいます。それでも窃盗犯が乗った車を追いかけ、その途中で川へ転落してしまったのだろうということが小笠原から深瀬へ伝えられます。
最終回ネタバレ②広沢の両親の許へ
深瀬、谷原、村井、浅井の4人はそれぞれの罪を告白し、謝罪するために広沢の両親の許へ向かいます。広沢にお酒を無理にすすめ、さらに飲酒運転であるのに強引に村井を迎えに行かせたこと、そして蕎麦が原材料であるはちみつ入りのをコーヒーを入れて飲ませてしまったことを告白します。しかし、広沢の母は4人のことを許さないと言い、途中でその場から出て行ってしまいます。
広沢の母の許へ小笠原が現れ、広沢の母に最期の報告をします。小笠原は広沢の事故以来、広沢の両親と親交があり、これまでにも事件のことを報告してきました。そして広沢の母に小笠原は、「4人は許してほしいわけではなく、広沢君やあなたのことを一生忘れないと思う」と告げます。
最終回ネタバレ③4人の約束
広沢の父は謝り続ける4人に、息子がどう死んだかの話しではなく、息子がどのように生きていたかを教えてほしいと言い、4人は泣きながら広沢について知っているあらゆることを話します。そして、広沢の父はまた来てくれると息子も喜ぶだろうと見送り、4人もまた訪れることを約束します。そして、広沢の両親にすべてを告白し、4人でまた訪れることを約束した後、それぞれの状況が少しずつ変わり、それぞれがやり直し始めます。
深瀬は輸入食品会社で働くことが決まり、コーヒー豆を卸す仕事をしていました。他のみんなも過去の過ちと向き合ったことで、それぞれの道を未来に向かって進んでいました。そして、深瀬は大阪のパン屋で働いている美穂子の許を訪れます。深瀬は会いたかったことを伝え、「2人で変わっていけないかな?」と尋ねます。美穂子は「2人でコーヒーを飲みに行きませんか?」と笑顔で誘い、ドラマ『リバース』は幕を下ろしました。
リバースに関する感想や評価
ここからは『リバース』に関する感想や評価をご紹介していきます。『リバース』は藤原竜也、戸田恵梨香など豪華キャストであることから期待が高く、ドラマが始まる前から注目されていました。そしてドラマが始まってからも、おもしろくて毎週ドラマを楽しみにしているという感想が多くあり、ドラマの評価は高いものとなりました。
窪田くんがリバースに出るとなるとデスノート感ハンパないね!笑
— くぼうさ🐰 (@masakun86) May 26, 2017
藤原竜也 = 映画・夜神月
戸田恵梨香 = 映画・ミサミサ
小池徹平 = 舞台・L
窪田正孝 = ドラマ・夜神月
『リバース』最終回に窪田正孝が出演したことで『Nのために』だけでなく『デスノート』を思い出した人も多くいました。映画『デスノート』では藤原竜也が主人公の夜神月(やがみらいと)役を演じ、ドラマ『デスノート』では窪田正孝が夜神月を演じました。また映画『デスノート』には戸田恵梨香も出演し、舞台『デスノート』に小池徹平が出演していたことから『デスノート』出演者が共演しているということで話題となりました。
リバース最終回終了数分前にいきなり成瀬くん出てきて心臓ビクってなりすぎて本当にリバースしそうになった、パンつまむ成瀬くん(窪田正孝)めちゃくそ可愛らしかったそして、さらに大人になった成瀬くんに会えてとても嬉しい相変わらずの優しい声だったね好きです素敵です。#成瀬慎司 #窪田正孝 pic.twitter.com/yATOsf2BIg
— #RIN (@rniiik14) June 16, 2017
『リバース』最終回に『Nのために』の窪田正孝が成瀬慎司役として登場し、驚いたという感想があります。他にも窪田正孝が演じる成瀬が『Nのために』に出演し、大人に成長している姿を見ることができ嬉しいという意見や成瀬役の窪田正孝が出す注文伝票に書かれた店の名前が『Nのために』に出てくる名前と同じであったことから、成瀬くんが元気に仕事を続けていることを喜ぶ声が挙がり、ネット上では大きく盛り上がりました。
リバース最終回を見終えました…めっちゃ泣いてしまった。悲しすぎたのと湊かなえ作品のクロスオーバーが最高すぎて泣きました。来週からもうリバースが見られないのもとても悲しいし寂しい。めちゃくちゃロスです。次の湊かなえ作品で、深瀬くん、成瀬くん、彩花ちゃんが出ることを願って、、、!
— ていか (@tayka_cb) June 16, 2017
『リバース』最終回を見終えて、来週から『リバース』を見ることができないことを悲しむ感想が多くあります。最終回までの間、誰が犯人かを考え、ドキドキしながら見てきた人にとって、最終回を見終えてリバースロスになり寂しいという声が挙がっています。そして、次にTBS系金曜ドラマで湊かなえ作品があれば、深瀬役の窪田正孝、彩花役の杉咲花、深瀬役の藤原竜也に再び出演を望むという意見もありました。
リバースの最終回での窪田正孝の出演まとめ
ドラマ『リバース』の最終回に成瀬慎司役として窪田正孝が出演した理由や遠藤彩花役として杉咲花が出演した理由についてまとめました。また『リバース』の作品情報やあらすじ、ドラマの感想や評価についてもご紹介しました。藤原竜也、戸田恵梨香をはじめ豪華なキャストが出演し、最終回に窪田正孝と杉咲花も出演した『リバース』をまだ見たことのない方は、窪田正孝や杉咲花にも注目し、ぜひ一度ご覧になってはいかかでしょうか。