【ゲーム・オブ・スローンズ】サンサ・スタークはどんなキャラ?結婚事情や女優も紹介

数々のヒット作を世に送り出したHBOの中でも最大の話題作「ゲーム・オブ・スローンズ」。数多く登場するキャラクターの中で一際異彩を放っているのが、今回お届けするサンサ・スタークとラムジーです。この記事ではサンサ・スタークにスポットを当て、彼女に課せられた政略結婚を通して人間としての成長の軌跡を追っていきます。さらには演じる女優の情報も織り交ぜながら、サンサ嫌いの方にも楽しめる内容となっています。是非ともご覧ください!

【ゲーム・オブ・スローンズ】サンサ・スタークはどんなキャラ?結婚事情や女優も紹介のイメージ

目次

  1. サンサ・スタークはどんなキャラ?
  2. サンサ・スタークの結婚・婚約事情
  3. サンサ・スタークを演じる女優
  4. サンサ・スタークの夫ラムジーを演じる俳優
  5. サンサ・スタークゲーム・オブ・スローンズの人気キャラTOP25
  6. サンサ・スターク嫌いも唸る名シーンのあらすじ
  7. サンサ・スタークに関する感想や評価は?
  8. サンサ・スタークはどんなキャラ?結婚事情などまとめ

サンサ・スタークはどんなキャラ?

ゲーム・オブ・スローンズの作品情報

サンサ・スタークのキャラ解説の前に、まずは人気テレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の作品情報を紹介します。

ゲーム・オブ・スローンズの概要

「ゲーム・オブ・スローンズ」は、アメリカの作家ジョージ・R・R・マーティンの小説「氷と炎の歌」を原作とするHBO制作のテレビドラマ。中世ヨーロッパを思わせる想像上の世界において、特定の主人公を置かず多くの登場人物にスポットを当てていく群像劇となっています。

2011年にシーズン1の放送が始まり、2019年4月シーズン8で壮大なドラマシリーズは幕を閉じます。

ゲーム・オブ・スローンズのあらすじ

「ゲーム・オブ・スローンズ」の舞台となるのは、大陸ウェスタロスと海を間に挟む東の大陸エッソスです。ウェスタロスでは先住民「森の子ら」が暮らしていましたが、そこへ「最初の人々」と呼ばれる民族が侵入してきます。彼らは戦争の後に和平を実現、「ホワイト・ウォーカー」という北の超自然的脅威に対抗するため、魔法の「壁」を共に築きました。その後、ウェスタロスはアンダル人により征服され七王国が成立します。

一方エッソスでは古代ヴァリリア帝国が滅亡し、ヴァリリア人のターガリエン家が隣のウェスタロス大陸に侵攻し七王国を征服、ターガリエン統一王朝を開きます。その後ターガリエン家より分かれたバラシオン家が反乱を起こし王朝を打倒、「鉄の玉座」に就きます。

この反乱の引き金となったのは、ロバート・バラシオンの婚約者でエダード・スタークの妹・リアナ・スタークとエイリス・ターガリエン王の子息レイガー・ターガリエンの失踪事件でした。この事件に抗議したエダードの父と兄が王により処刑されてしまったのです。ロバートとエダードは、里親のジョン・アリンと共に王打倒を掲げ立ち上がります。王を倒したロバートは新王朝を建立するのでした…。

サンサ・スタークとは

サンサ・スタークのプロフィール

本記事の主役サンサ・スタークのプロフィールを紹介します。シリーズ序盤では良家の令嬢という言葉がピッタリのサンサでしたが、父エダードが処刑されると、後ろ盾を失い過酷な運命に翻弄されることになります。

シーズン2ではジョフリー・バラシオンと婚約、彼の暴虐の限りを目の当たりにし怯える毎日を送ります。次のシーズンでジョフリーの妻となるのは免れたものの、またもや政略結婚が待っていました。ロラスと結婚する事になります。それもまたタイウィンにより阻まれますが、今度は全く気のない相手ティリオンと結婚することになります。ところが、その時ジョフリー王の暗殺事件が発生、ピーターの助け舟で王都から脱出します。

それもまたタイウィンにより阻まれますが、今度は全く気のない相手ティリオンと結婚することになります。ところが、その時ジョフリー王の暗殺事件が発生、ピーターの助け舟で王都から脱出します。シーズン5で北部へと連れられていかれたサンサは、故郷ウィンターフェルでラムジー・ボルトンと結婚させられます。しかしジョフリーを超える残虐さを持つラムジーに暴行を受ける日々が続きそれでも何とか耐え忍びます。

続くシーズン6では、シオン・グレイジョイの手助けで脱走に成功したサンサは、ジョン・スノウがいる北の壁・カースル・ブラックへと逃げ込みます。ジョンは彼女の嘗ての夫ラムジーと戦闘になります。兵力の足りないジョン・スノウを助けるため、サンサはヴェイルに応援を依頼します。これにより絶体絶命の危機に陥ったジョンを救います。サンサは、捕らえられたラムジーを彼の猟犬に食い殺させ、復讐を果たしました。

シーズン7でサンサは、ジョン不在中のウィンターフェルを任せられるまでに成長します。そこへ妹のアリア・スタークがやって来ます。姉と同様に過酷な道を歩んできたアリアは、「顔のない者」と恐れられる暗殺者になっていました。

ピーターは姉妹の間の溝を利用し2人を争わせようとしますが、サンサとアリアは逆にピーターを罠にはめることに成功。アリアはピーターの過去の罪を暴いた上で彼を処刑します。そして姉妹は今後も協力して苦難に立ち向かっていくことを決意します。数々の試練を乗り越えた結果、良家の子女サンサは逞しくしたたかな女性へと変身を遂げました。

スターク家の長女

サンサ・スタークは、キャトリンとエダード・スターク夫妻の長女として誕生しました。母親からは青い瞳ととび色の髪、そして白い肌を受け継いでします。妹のアリア・スタークとは対照的に女性らしさに溢れ、編み物を得意にしています。

サンサ・スタークの男運

破局のイメージ

サンサ・スタークは、生涯4度の結婚(婚約)をしています。しかし4度ともほぼ政略結婚。婚約中や結婚式での彼女の表情を見れば一目瞭然ですが、サンサの望んだことではありませんでした。結果としてはそれらは全て失敗に終わってしまいます。

サンサ・スタークとラムジーの関係

ラムジーは夫

ボルトン家の跡取りとなるためラムジーは政略結婚でサンサを妻に向かえます。したがって、ラムジーはサンサの夫ということになります。

ラムジーの人物像

ラムジーは、北部の名家の1つボルトン家の領主ルース・ボルトンの私生児として誕生しました。「ゲーム・オブ・スローンズ」史上最も残虐な男とされ、拷問や皮を剥いで痛めつける行為に快感を覚えるサイコパスでした。

シーズン3では、父ルースの命により、スタークを裏切りウィンターフェルを手中に収めたシオン・グレイジョイの身を確保します。シオンを幽閉したのち、ラムジーの恐るべき拷問が始まりました。性器を切るなど残虐の限りを尽くしたラムジーの拷問に耐えかねたシオンの精神は崩壊してしまいます。

シーズン4では、父ルースから実子として認知され、ラムジー・ボルトンを名乗ることになります。続くシーズン5では、北部での勢力を拡大するためピーターの仲介でサンサ・スタークと結婚します。しかしラムジーは新妻サンサを容赦なく虐待します。そして北から攻め込んで来たスタニス・バラシオンを撃破します。

シーズン6では、前述の通りナイツウォッチのジョン・スノウと対戦します。兵力では圧倒的な優位に立っていたものの、サンサが呼んだヴェイルの援軍が加わったことで敗北を喫します。最後はサンサの策略に嵌り自らの猟犬に食い殺されてしまいました。

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サンサ・スタークの結婚・婚約事情

結婚・婚約事情

花嫁のイメージ

絶世の美女なのに男運の無さがついてまとうサンサ・スターク。次に歴代の婚約者や夫を確認していきましょう。

ジョフリー・バラシオン

1人目はバラシオン王家の世継ぎジョフリー・バラシオン。彼は、何とサンサの父エタードを死刑に処した人物でした。

ジョフリーの妻となってから彼の異常なまでの凶暴さに恐怖するサンサ。マージェリー・タイレルがジョフリーと結婚することになりサンサとは婚約破棄に。この時サンサは含み笑いを押し殺すのに苦労するほど喜びを感じました。

ロラス・タイレル

2人目の婚約者はタイレル家の後継ぎロレス・タイレル。彼との婚約も政略的なものでした。

スターク家滅亡後、タイレル家が北部を手に入れるためサンサとの縁談が持ち上がりました。彼は前の夫のような残酷な人間ではありませんでしたが、男色家だったのです。その後、恋人レンリーの存在が発覚したりラニスター家の妨害が入ったりして、この縁談は破局を迎えます。

ティリオン・ラニスター

3人目は、こちらも政略結婚させられそうになった相手ティリオン・ラニスター。サンサが「ティリオンは他のラニスターとは違う」と評価する人格者ですが、背が低いことから皆にからかわれています。
 

結婚生活はティリオンの優しい性格のおかげで平和なものでした。しかし、ある日ティリオンが出した酒を飲んでジェフリー王が死んだことで、結婚生活も消滅…。

ラムジー

そして極めつけは4人目のラムジー。ジョフリー王暗殺事件後、王都から逃げ出したサンサが結婚させられた相手でした。

ジョフリーにも増して凶悪で残忍な性格の持ち主ラムジー。妻サンサに対し毎日のように暴行を加えます。たまりかねたサンサは猟犬を放ってラムジーを食い殺させ、この悪夢のような結婚に終止符を打ちました。

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サンサ・スタークを演じる女優

サンサ・スタークを演じるソフィー・ターナーとは

サンサ・スタークを演じているソフィー・ターナーとはどんな女優さんなのでしょうか?これから女優ソフィー・ターナーのプロフィールや主な出演作品を紹介します。

ソフィー・ターナーのプロフィール

ソフィー・ターナーは、1996年2月21日イングランド・ノーサンプトンシャーノーザンプトン生まれの女優です。

幼い頃から女優になることを夢見ていた彼女は、ウォリックのプレイボックスシアターに入り女優になるため演技を勉強します。そして2011年、本作HBOのテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で、華々しく女優デビューを飾ります。主要キャスト、サンサ・スターク役に抜擢されたソフィーは新進女優として注目を集めます。また、2013年には、イギリス・スペイン合作のスリラー映画「Another Me」にも主要キャストの1人として出演しています。

ソフィー・ターナーの主な出演作

次に女優ソフィー・ターナーの主な出演作を紹介します。まずは映画から。(公開ータイトルー役名の順です)

  • 2013年 Another Me(Fay Delussey)
  • 2015年 ベアリー・リーサル(エージェント84/ヘザー)
  • 2016年 X-MEN: アポカリプス(ジーン・グレイ)
  • 2018年 X-MEN: ダーク・フェニックス(ジーン・グレイ / フェニックス)

続いて、女優ソフィー・ターナーのテレビ出演作を紹介します。

  • 2011年 ゲーム・オブ・スローンズ(-2019年、サンサ・スターク)
  • 2013年 TheThirteenthTale…テレビ映画(Young Adeline March)

ソフィー・ターナーは結婚していた!

テレビドラマ初出演にして「ゲーム・オブ・スローンズ」の大役をゲットした女優ソフィー・ターナーですが、私生活でも素敵な男性を射止めたようです。2019年、女優ソフィーが婚約者と結婚式を挙げたことが報道されました。

女優ソフィー・ターナーの夫となったのは、ミュージシャンのジョー・ジョナス。アメリカのロックバンド「ジョナスブラザーズ」のメンバーとして活躍しています。

サンサ・スタークの夫ラムジーを演じる俳優

ラムジーを演じるイワン・リオンとは

「ゲーム・オブ・スローンズ」でサンサ・スタークの夫ラムジーを演じる俳優、イワン・リオンとはどのような人物なのでしょうか?次に、彼のプロフィールと主な出演作品を紹介します。

イワン・リオンのプロフィール

イワン・リオンは1985年5月13日ウェールズに生まれた俳優です。サッカー好きで活発な少年時代を過ごすイワンでしたが、一方では失読症に悩まされていました。そんなイワン・リオンの転機となったのは、2002年17歳の時でした。彼は俳優としてデビューします。

イワンを一躍有名にしたのは、本作「ゲーム・オブ・スローンズ」への出演でした。シーズン3から6まで主要キャラ・ラムジー・ボルトンを演じました。また、2017年のドラマ「インヒューマンズ」では、主人公ブラックボルトの弟・マキシマス・ザ・マッド役で出演しています。

イワン・リオンの主な出演作

ここで、イワン・リオンの主な出演作を紹介します。まずは、映画作品から。

  • 2011年 Resistance(George)
  • 2012年 ウェイストランド(デンプシー)
  • 2013年   リベレイター 南米一の英雄シモン・ボリバル(ダニエル・オレリー)
  • 2016年 EXO<エクソ:地球外侵略者>(S.U.M.1)

次に、テレビドラマの主な出演作を紹介します。

  • 2009–2011年 Misfits/ミスフィッツ-俺たちエスパー!(サイモン)
  • 2013–2016年 ゲーム・オブ・スローンズ(ラムジー・スノウ)
  • 2013–2016年 Vicious Ash(Weston)
  • 2017年    マーベル インヒューマンズ(マクシマ)

イワン・リオンは既婚者

俳優としてだけでなく、ミュージシャンとしても活躍しマルチな才能を示すイオン・リンチ。プライベートでは、女優のゾーイ・グライズデールと結婚していました。

カメラの前で恋愛観を語ったり、大胆な愛情表現をすることで知られるイワンですが、妻ゾーイが不用意に注目を浴びたりしないよう、メディアで彼女の話はしないようにしているそうです。

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サンサ・スタークゲーム・オブ・スローンズの人気キャラTOP25

登場人物の多いことで有名な「ゲーム・オブ・スローンズ」。ここで、人気キャラクターのトップ25をカウントダウン形式で紹介します。

  • 25位:ラムジー・ボルトン…究極のサディスト
25位はこの人、本記事の主役の1人ラムジー・ボルトン。彼は、ルース・ボルトン公の私生児で、皮剥ぎを重んじるボルトン家の中でも最右翼の残虐な人物です。

ボルトン家の跡取りとなるため本記事主役のサンサ・スタークと結婚。毎晩のようにサンサを虐待します。しかし自業自得か最期は、サンサの策略で自らが殺人に使っていた猟犬に食い殺されました。冷酷非道な残虐さは目を覆いたくなる人も多かったのでしょう、シリーズの中で最も嫌われているキャラクターの1人でした。

  • 24位:ジョフリー・バラシオン…ラムジーに負けぬ残虐さ
24位となったのは、サーセイ・ラニスターとロバート・バラシオンの長男ジョフリー・バラシオン。ロバート王が亡くなると王位を継いだジョフリーは、傍若無人に振舞い残虐の限りを尽くします。残虐さではラムジーに引けを取りません。

彼は約束を破って父親を処刑したにも拘らず、そんなことは意にも介さずサンサ・スタークと婚約します。その後サンサをあっさりと捨てると、マージェリー・タイレルと結婚します。ところが婚礼の宴の最中、何者かが仕掛けた毒入りワインを飲み死んでしまいます。

  • 23位:サーセイ・ラニスター…ウェスタロス女王
  • 22位:ブラン・スターク…スターク家次男
  • 21位:サムウェル・ターリー
  • 20位:イグリット…女戦士
  • 19位:グレイ・ワーム…「穢れなき騎士団」司令官
  • 18位:マージェリー・タイレル
  • 17位:メリサンドル…紅の女司祭
  • 16位:ピーター・ベイリッシュ
  • 15位:カール・ドロゴ…ドスラク族の族長

  • 14位:サンサ・スターク…スターク家長女
本記事の主役サンサ。しかし世の中にはサンサ嫌いの方も多いと言います。彼女のどんなところが嫌いなのでしょうか?ジョフリーやラムジーとの不幸な結婚生活を通して現実世界の厳しさを経験した彼女は、自分に合った戦い方を体得し、したたかさも身に着けていきます。ラムジーを犬に食わせたり残酷な一面も垣間見えます。このシーンがサンサ嫌いを増やしたのかも知れません。

一方でファン投票で常に上位に入る人気者の妹・アリアとの仲の悪さが目立ちます。アリアは、スターク家のために戦わずジョフリーの妻となったサンサを恨んでいました。そんなことからサンサ嫌いという視聴者が増えていったのでしょう。

  • 13位:ダヴォス・シーワース
  • 12位:ホーダー…ブランの付き人
  • 11位:ジェイミー・ラニスター…サーセイの双子の弟
  • 10位:ジャクエン・フ=ガー…アリアの訓練士
  • 9位:ジョラー・モーモント… 元騎士
  • 8位:ヴァリス… 宦官
  • 7位:ブロン…傭兵
  • 6位:シオン・グレイジョイ…鉄諸島の後継者
  • 5位:サンダー・クレゲイン
  • 4位:アリア・スターク

3位:ジョン・スノウ

ここからは、いよいよトップ3の発表です。 ジョン・スノウは、北部総督エダード・スタークの私生児として生まれます。その後ナイツ・ウォッチ総帥にまで昇りつめますが、私生児だったジョンはウィンターフェルの領主にはなれません。

義妹のサンサ・スタークをその地位に置き、自らは陰から軍を取り仕切りました。そんなジョンは「北の王」と呼ばれるようになります。その後も苦難の末に自身で運命を切り開き、本作「ゲーム・オブ・スローンズ」の中心人物となっていきました。

2位:ティリオン・ラニスター

ティリオン・ラニスターは、ラニスター家の第3子として生を受けます。身体が小さいことで卑屈になることもなく、かなりの辣腕ぶりを発揮します。敵に対しては容赦なく攻撃を加えますが、反面、不当に虐げられた者には優しい気遣いをする一面もあります。 

政略的にサンサ・スタークを妻として迎えた時には、初夜に「君が望まないのなら手出ししない」と彼女の人格を尊重し紳士的な態度で接しました。こうした言動が彼の好感度を押し上げていると考えられます。

1位:デナーリス・ターガリエン

デナーリス・ターガリエンは、エイリス・ターガリエン王の娘として生を受けます。反乱によって失脚した父に代わり、正当な王の継承者であると宣言、七王国奪還を目標に掲げます。まずはターガリエン家の復権を賭けてドスラク人の長カール・ドロゴと結婚します。ドロゴの死後、3匹のドラゴンを育て「ドラゴンの母」となりました。

その後デナーリスは、ティリオンを「女王の手」として迎えます。鉄諸島のグレイジョイ兄弟と同盟を結し、ジョン・スノウたちが「亡者」を捕らえる許可を与えます。そしてジョンに忠誠を誓わせると、サーセイとは休戦協定を締結します。王座奪還に向かって着実に地歩を固めて行くデナーリスでした。

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サンサ・スターク嫌いも唸る名シーンのあらすじ

名シーン①ジョン・スノウVSラムジー

次にサンサ嫌いも認める名シーンの数々を紹介します。サンサ嫌いが唸る最初のシーンはジョン対ラムジーの対決です。ウィンターフェル奪還に燃えるジョン・スノウでしたが、肝心の兵が集められません。と言って弟リコンが人質になっているため悠長にもしていられません。結局少数部隊と共にウィンターフェルへ向かいます。しかし、そこに待ち受けていたのはラムジーとボルトン兵の大軍でした。

ラムジーは、リコンを解放しジョンをおびき出す作戦を打ちます。ラムジーは自由にしたリコンを弓矢で狙います。ジョンは馬に乗ってリコンを救おうとしますが、一歩及ばず失敗してしまいます。結局味方の兵から引き離されてしまったジョンにボルトンの大軍が一斉に襲いかかりました。

自らが招いたとは言え、絶体絶命の大ピンチです。万事休す化と思われたその時、天の助けが現れました。それは、元スタニスの相談役・ダヴォスでした。ジョンとラムジーの動きから先手を打ちます。ジョンが敵に突進した次の瞬間、兵に続け!と命令を出したのです。これによりジョンは救われることとなりました

名シーン②圧倒的兵力の差

サンサ嫌いが唸る名シーン、続いては両者の兵が対峙するシーンです。圧倒的な兵力の差をどう補うかがこの戦の肝でしたが、ジョンがとった戦術は正面からぶつかり合う至ってオーソドックスなものでした。ジョンは劣勢に立たされ絶体絶命の状況に追い込まれます。

そこに笛の音と共に登場したのが「アリン家」の旗でした。このシーンに、サンサ嫌いならずともゲーム・オブ・スローンズの醍醐味を感じた方は多かったのではないでしょうか。

名シーン③有能なサンサ・スターク

続いてのサンサ嫌いでも認める名シーンは、この戦いにおいて存在感を増したサンサの有能さを示す場面です。

サンサはジョンの劣勢を見抜き、アイリー城に出向いてピーターを説き伏せます。そしてアリン家の大軍を引き連れて登場したのです。アリン家の兵隊は、ジョンたちを取り囲むボルトン兵を次々倒していきました。サンサ嫌いを唸らせるに足る名シーンでした。

名シーン④最後の決戦

サンサ嫌いを唸らせるシーン4番目は、ジョンとラムジーの最後の決戦です。必死になって矢を放つラムジーに対し、盾を手に近づいたジョンは、これでもかと言うほどラムジーを殴りつけます。

ここからがサンサ嫌いをも唸らせるシーンです。最後の止めを刺す役目は、サンサ・スタークに与えられました。散々虐待を受けてきた積年の恨みから、ラムジーを簡単に死なせるわけにはいきません。一週間もエサを与えられず空腹の極限に達したラムジーの猟犬をけしかけたのです。

ラムジーの顔が恐怖で引きつります。「俺の犬が俺を食うわけないだろう」と虚勢を張るのがやっとでした。サンサは「でも、7日間も食べていないんでしょう?」と冷ややかに言い返します。その後、ラムジーの断末魔の悲鳴が響き渡りました。サンサ嫌いでも認める名シーンでした。

名シーン⑤強くなったサンサ・スターク

サンサ嫌いも唸らせる名シーン、最後は強くなったサンサが描かれた場面です。良家の令嬢として育てられた娘時代とは打って変わり、サンサは逞しい女性に成長しました。

ラムジーやジョフリーと言ったサイコキラーに揉まれ、妹アリアとはまた違った残酷な世界に生きてきたのですから当然の帰結かも知れません。

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サンサ・スタークに関する感想や評価は?

尊敬するサンサ・スターク

サンサ・スタークを特集したこの記事の最後に、サンサ・スタークに関する感想や評価をtwitterから紹介します。

最初は、サンサ・スタークを尊敬するという方です。最終回を前にして、尊敬するキャラクターがその本質を損なうことなく全うして欲しいという願いに似た感想でした。

女性の希望、サンサ!

次の感想もサンサにかなり思い入れを持った方のものです。サンサが経験した家父長制や性被害などを「現代女性が社会で遭遇する困難」と表現しています。そして彼女は女性の希望を託せる存在と文章を結んでいました。

夢が地獄と化す!

最後の感想は、純粋な夢が地獄と化してしまった、サンサに現実の無常を読み取った方です。その傾向は彼女だけのものではなく、スターク家全体にその傾向があると言います。ストーリー全体を俯瞰した感想でした。

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サンサ・スタークはどんなキャラ?結婚事情などまとめ

ここまで「サンサ・スタークはどんなキャラ?結婚事情や女優も紹介」題して「ゲーム・オブ・スローンズ」の主要登場人物のひとりサンサ・スタークにスポットを当ててお届けしてきました。

スターク家の令嬢として幸せな幼少期を過ごしていたサンサが、数奇の運命に翻弄されながらも逞しく成長していく過程がお分かりいただけたのではないでしょうか。また、人気キャラ・ランキングを参考に他の気になる人物について探求してみるのも楽しいかも知れません。

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