2018年09月04日公開
2018年09月04日更新
ゲームオブスローンズが面白い!ハマる理由と作品の魅力・感想まとめ
全世界で人気を誇り面白いと言われ続けているドラマ、ゲームオブスローンズ。アメリカのケーブルテレビ局「HBO」が製作のドラマシリーズです。このゲームオブスローンズ 、とうとう来年のシーズン8で完結してしまう事が発表されました。また2016年のエミー賞では二年連続作品賞を取るほどの魅力と面白さに溢れ、この年は12部門での受賞をし、過去最多受賞という記録を作りました。世界が注目するゲームオブスローンズ 、では、その魅力と面白いと言う声を徹底解剖します。
目次
ゲームオブスローンズが面白いと話題に!ハマる理由と作品の魅力・感想を紹介!
2011年春から放送されているゲームオブスローンズ 。その魅力に取り憑かれている人数は直近のシリーズ7で1エピソードにつき3000万人を超えてしまうほどの人気です。なぜハマるのか。その魅力と理由を紐解いてみると、あらゆる角度で面白いと言う感想が上がっています。例えばドラマシリーズなのに映画のようなスケール感。ドラマ的なサイズ感ではなくて映画一本を観ているような感覚になるなどの理由があるそうです。
1エピソードの予算は約11億円と日本の映画の制作費をはるかに超えてもいます。それゆえにテレビドラマの最高峰であるエミー賞では二年連続作品賞を受賞。つまりは物語が面白い。作品が評価されている言うことは台本が面白い、ストーリーが評価されていると言うことなので、それは作品作りをすることで1番の誇りに値すべき賞です。ストーリーが面白いと業界からの感想を得られている、必見である以外の他ではないと言うことです。
それを二年連続で受賞すると言うことは、とてつもない魅力を秘めたテレビドラマであることの証左です。またよく比較されるのが「ブレイキング・バッド」や「ウォーキングデッド」のような、同様にたくさんの賞を受賞したロングランのテレビドラマです。この二つのドラマに思いっきりハマった人たちもゲームオブスローンズ は比にならないと言うほどに熱狂して魅力を感じています。
ゲームオブスローンズ の世界は中世ヨーロッパ風な時代背景です。そして登場人物が多い。これだけ見ても腑に落ちない場合もありますが、大河ドラマや一般的な中世ヨーロッパが舞台の作品とちがい歴史だけが物語の主眼になっていないのがこの作品の特徴と言われています。
なんだか気難しいと言うような雰囲気は一切ありません。そしてファンタジー過ぎるかもと思われるかもしれませんが、ここがまた素敵な魅力と言われています。基本的に人間臭いドラマです。もちろんファンタジー感もありますが、それを凌駕するほどの人間模様。そして豪華なキャスト陣。観れば観るほど惹かれる世界観。面白いとの感想をたくさん得た大絶賛のゲームオブスローンズが一体どんなストーリーか紹介します。
ゲームオブスローンズのあらすじを簡単に紹介!
下記の動画をご覧ください。ゲームオブスローンズの世界観やその魅力を紹介しています。そしてこの動画の内容をふまえてゲームオブスローンズの魅力などを紹介します。
ゲームオブスローンズ、原作はジョージ・R・R・マーティン著の「氷と炎の歌」を題材としてます。時は中世ヨーロッパ風。そして7つの国が存在する大陸ウェスタロス。その大陸を現在統一しているのがロバート・バラシオンという王様。しかし「王の手」と呼ばれる、言うなれば王の側近が死亡してしまいます。
そこから現在の王座の立ち位置が徐々に崩壊し始めるであろう所から物語はスタートします。その揺らいでしまった政権を奪い取ろうとする王族や、またその政権を守るために動く王族などの群雄割拠。しかし、王族の中に他の部族との癒着があったり、ロビー活動のような立ち回りをする人間がいたり、王座奪還は一筋縄ではいきません。
その王座を争うストーリーが一つ。さらには北にそびえる魔法の氷の壁があり、その向こうに存在するであろう邪悪な種族「ホワイト・ウォーカー」とのストーリー。そして別の大陸「エッソス」に存在するタガーリエン家の王座への執着。つまりは三つの大きな軸が存在するストーリーであります。この三つさえ頭に入れておけばあとは壮大なスケールのストーリーが簡単に理解できると言われています。
そもそもゲームオブスローンズのストーリーは、現在エッソスにあるタガーリエン家がドラゴンを使いウェスタロス大陸を統一した数百年前の因縁があり、そして現在のロバートが王になった因縁もあり、観ていると徐々に引き込まれていく深いストーリーに感銘する理由もたくさんあります。それぞれの王族には長い歴史があり、その背景にそれぞれの王族と何かしらの理由があり、そんな人間関係や政略的な背景も魅力の一つです。
これは北の限界、魔法の壁。高さは200メートル以上。北にいるであろうとされる邪悪な種族「ホワイト・ウォーカー」の脅威から守るために作られた壁。その種族を目撃したという話はなく、常にそういった脅威があるであろうという前提で守り続けている。この壁は「冥夜の守人」(ナイツウォッチ)が常に警護にあたり、北の門番とされている。そしてついに数千年の時を経て何かが起こります。
こちら、タガーリエン家は数百年前にウェスタロス大陸を統一して栄えた王族であり、およそ300年もの間大陸を統制していた。そして15年前のロバート・バラシオンをはじめとした反乱でついに陥落。しかしデナーリス・タガーリエン、ヴィセーリスの兄妹だけが辛くもエッソスへ命からがら逃げることができた。そして兄のヴィセーリスは奪われた王座を奪還すべく、他の部族を巻き込みつつウェスタロス侵略を目論んでいます。
そしてその大きな三つのストーリーにあらゆる王族が絡みつつ、背徳、背信、裏切り、悲劇、奇跡、確執、恐怖などの伏線があり、善良なものが邪悪な行為を行うだったり、悪が善良な側に寄りそったりと、単なるファンタジードラマではない事が目の前で起こっているのです。深いストーリーラインが存在し、誰しもが面白いと観続けるゲームオブスローンズ。さらにその内容を紐解いていくことにしましょう。
ゲームオブスローンズが面白い理由とは?その魅力に迫る!
世界で大人気のゲームオブスローンズ。ここまでの魅力を引き出しているのには登場人物のバラエティに富んだラインナップでもあります。観た人が面白いと言っている理由には、このキャラクターの多さであるという感想も多いです。
主人公を自分なりに見つける事ができる! そこが面白い!
先に説明したように、大きく分けて3つのプロット(ストーリーライン)が存在しますが、そんな単純に3つのストーリーが進むわけではありません。そこで大きく関係しているのは最北の王族・スターク家の面々です。そのスターク家の面々がこの3つのストーリーラインに深く関係しており、全体のストーリーをうまくごちゃ混ぜにしています。
スターク家は、エダード・スタークを家長に持ちキャトリンとの間にロブ、サンサ、アリア、ブラン、リコンの五人の子どもを授かり、またエダードの私生児であるジョンを含めた6人がいます。しかしよくあるパターンで主人公風なキャラクターであればそのキャラクターに寄りそってドラマを観続けるのですが、この中のキャラクターも途中で殺されたり等々、視聴者の予想をさらに上回る展開が待っています。
特にジョン、サンサ、アリア、ブランは注目しておくべきキャラクターです。エダードが家長であり、スターク家引っ張っていく役目として存在するが、とある出来事を通してこの兄妹がバラバラになってしまうのです。エダードの元で暮らしていた兄妹たちが前途多難な出来事にさらに巻き込まれ徐々に成長していく過程も見どころの一つです。
そしてこちらがラニスター家。ラニスター家出身のサーセイ・バラシオンが現時点では王妃として王・ロバートの妻として従えている。が、双子の兄妹であるジェイミーと不埒な関係を築いてしまう。その関係の裏にはラニスター家の王座への目論見が見え隠れもしていました。
そしてその兄妹の1番末の弟の小人のティリオンもまた侮れない人物であります。小人であるという事から周りからは疎まれてはいるが、彼の思惑と性格がまた視聴者からは憎めないキャラクターであるという感想もあります。このドラマの軸をスターク家に置いておくと、ラニスター家に対してはやや敵対する見方が多くなりますが、話が進んでいくうちにまた徐々に見方が変わってくる事になるでしょう。
そしてこちらはタガーリエン家。ロバート・バラシオンに王座を奪われ対岸の土地エッソスに命からがら逃げてきたヴィセーリスとデナーリスの二人の兄妹。この王族はドラゴンを操る王族でもあり、数百年前にウェスタロス大陸を統一した際もドラゴンを使い全てを鎮圧した歴史もあるので他の王族が恐れています。
そのタガーリエン家の注目は何と言ってもデナーリス。彼女は兄のヴィセーリスがウェスタロス奪還を目論んでいる構図の中で他の部族と政略結婚をさせられてしまう、当初はやや可哀想な存在でしたが、みるみるうちにドラゴンの血筋を継承していくその様がなんとも観てて痛快だと話題です。
もちろん上記の3つの王族以外にも魅力たくさんなキャラクターはたくさんいます。どのキャラクターに感情移入をするかが多すぎて本当に困ってしまうという感想も多く聞きます。その理由はほとんどのキャラクターにはしっかりとした背景があり、またその背景が伏線から本線へとストーリーの大きなストーリーラインに大きく関わっている事も理由の一つです。
キャスト陣が豪華!
ゲームオブスローンズが面白いという感想や理由の一つに豪華なキャスト陣というのも間違いない要素でもあります。
まずはタガーリエン家のデナーリスを演じるエミリア・クラーク。彼女は2011年からのこのゲームオブスローンズで人気を獲得し、その後、2015年「ターミネーター:新起動/ジェネシス」に出演、2016年の「世界一キライなあなたに」ではキュートなヒロインを演じており、デナーリスとはまた違う雰囲気を出して人気を博しています。2012年には「世界で最も美しい顔」No. 1に選ばれており、さらに期待が増す女優です。
こちらは北の王族スターク家の長女・サンサ・スターク役のソフィー・ターナーです。彼女はこのゲームオブスローンズで見事女優デビューを飾り、2016年映画『X-MEN: アポカリプス』では最強のミュータント戦士ジーン・グレイ役を務め、今後のX-MENシリーズの中心を担うことを期待され、瞬く間に世界的に有名な女優へと登って行きました。さらにはルイ・ヴィトンの広告塔も務めており、今後の活躍が楽しみです。
続いてこちらが同じく北の王族スターク家の私生児ジョン・スノウ役のキット・ハリントン。父親方の家系は由緒正しき準男爵の血筋でイギリスならではの上流階級出の俳優さんです。このゲームオブスローンズでの活躍で一躍有名になり、「ジミー・チュウ」の広告塔に抜擢されたり、つい最近ではゲームオブスローンズで共演した女優とも結婚に至るなどさらに活躍が期待される俳優です。
こちらはラニスター家のティリオン・ラニスター役のピーター・ディンクレイジ。小人症である彼はその特性を活かした役柄で数多くの映画に出演。ナルニア王国、X-メン、アベンジャーズ等々抜擢されており、ゲームオブスローンズではエミー賞、ゴールデングローブ賞共に助演男優賞を獲得。この物語には不可欠な大重要なキャラクターとして人気を博しています。
ゲームオブスローンズを見た人の感想を紹介!
とにかく世界中で人気のゲームオブスローンズ。その中にはもちろん同業者であるセレブ達も熱狂しています。上の動画はイライジャ・ウッドです。
ロード・オブ・ザ・リングでおなじみの俳優です。エド・シーランも大好きっぷりをラジオ収録で見せてますし、そのほかにもマドンナや映画「アントマン」のライアン・レイノルズなどどこまでも続くゲームオブスローンズ熱。たくさんのセレブ達が熱狂している感想がネット上で見れます。
ドラクエやって。
— 有吉弘行 (@ariyoshihiroiki) August 23, 2017
ゲームオブスローンズ観て。
最高のファンタジーサマーだ。 pic.twitter.com/w5O05u3j4a
日本ではよく有吉弘行さんがツイートしているのが伺えます。ドラクエとゲームオブスローンズ、ファンタジーものがお好きな理由がうかがえます。
ゲームオブスローンズは魅力的で面白い作品だった!
今回はゲームオブスローンズの作品の魅力を紹介しましたがいかがだったでしょうか?数々の入り組んだストーリーライン。たくさんの主人公になるであろう豊富なキャラクター陣。そして世界中からの視聴者からの感想やセレブ達の熱狂ぶり。歴史重視の雰囲気ではありますが、それゆえに他のドラマとは違う魅力があるということが紹介できました。
そしてこちらも見ていただければ、さらに理解ができること間違いありません。ゲームオブスローンズの深さ、魅力、それはドラマを超えた新たな実体験であり、アトラクションのような、アドベンチャーであるような新たな興奮に出会えます。
ここまでの解説で余すところなくゲームオブスローンズの世界観をお届け致しました。ここからはぜひ実際にゲームオブスローンズを観ていただいてハマっていただきたいと思います。でもどうやって観るのが1番良いのか?それは個々のキャラクターが唐突に予測もしない出来事に巻き込まれたり、そんなことをしてしまうのかと予想を覆す展開だったり、とにかく目が離せない構成になってます。
映画やドラマはなんとなく自分の予想や主観が入り易いものですが、このゲームオブスローンズに関しては頭をフラットに予測なんて以ての外、身を預けてゲームオブスローンズの世界を存分に体感できると評判です。
そしていよいよ2019年には最終章の第8章がやってきます!まずはそれまでに観ていた人たちはおさらいをして、そしてこれからゲームオブスローンズの世界に入って行く方々も、そして来たる第8章に備える方も。第1章からじっくりご覧ください。