ゲームオブスローンズのあらすじ解説！シーズン1からシーズン7までネタバレまとめ

大人気海外ドラマのゲームオブスローンズですが、タイトルは知っているけれどまだ観た事が無いという人もいるのではないでしょうか？現在シーズン7までが放送されているゲームオブスローンズですが、今更シーズン1からシーズン7まで視聴する気力が無いという場合もあるかもしれません。今回はそんなゲームオブスローンズについて、シーズン1からシーズン7までのあらすじをネタバレも含めて詳しくご紹介していきます。

ゲームオブスローンズとは、ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説である「氷と炎の歌」を原作とした海外ドラマで、ダークファンタジーな世界観と重厚なシナリオが人気の、映画顔負けとも言われている作品です。鉄の玉座を巡り登場人物達が争いを繰り広げていきますが、子ども向けの明るいファンタジー作品とは異なり過激な描写もとても多い為、大人向けのファンタジー作品となっています。

多額の製作費を投入されているゲームオブスローンズでは、まるで映画の様な本物の映像を存分に堪能する事ができる様になっています。作り物の様な背景はCGを使用したものではなく、実際に世界各地を移動して撮影されているものなのだそうです。もちろん作中に登場するドラゴンや魔法などはCGで作られていますが、そちらもまた圧巻の映像となっておりいかにも作り物といった映像に興を削がれる事もありません。

更にゲームオブスローンズでは登場人物が非常に多く、また主要なキャラクターであっても容赦なく死亡していくシナリオでもある為、このキャラクターであれば死亡する事は無いだろうから安心していられるといった事がありません。視聴を進めていくにつれてお気に入りのキャラクターが出てくる事もある筈ですが、そのキャラクターが死亡してしまわないかと息を飲みながら視聴する事になるのもゲームオブスローンズです。

しっかりと関係性を理解できていないままシーズンを進めてしまうと、途中で関係性がわからなくなってしまう事もある為、よそ見をしながらドラマの視聴をするといった事もあまりおすすめはできません。そうはいっても一度視聴を始めると止まらなくなると言われているゲームオブスローンズなので、必然的にシーズン7まで画面に釘付けとなってしまうかもしれません。視聴を開始する時は、時間に余裕のあるタイミングがおすすめです。

そんなゲームオブスローンズのあらすじを、シーズン1からシーズン7まで順番にご紹介していきます。ネタバレを多数含むあらすじとなりますので、まだ未視聴だからネタバレは知りたくないという場合にはくれぐれもご注意ください。ゲームオブスローンズのシーズン1では、覚えておきたい主要なキャラクターが多数登場します。

シーズン1では冒頭から登場したキャラクターが死亡するという、過激なシーンからの幕開けとなります。この段階で残酷描写が受け付けないという人は、ゲームオブスローンズの視聴は厳しいかもしれません。ゲームオブスローンズでは玉座を巡る争いの中で七王国と呼ばれる領地を治める人物達が登場しますが、シーズン1では物語の主軸となる諸名家の一つであるスターク家の人々と、紋章でもある大狼達が登場します。

好奇心旺盛なスターク家の次男であるブランは、王妃であるサーセイと実の弟であるジェイミー・ラニスターが密かに体の関係を持つ場面を目にしてしまいます。目撃された事に気付いたジェイミーにより塔の上から突き落とされたブランは、一命を取り留めたものの背骨を骨折した事により二度と歩く事ができなくなり、その後の移動はホーダーという大男に抱えられなければならなくなってしまいました。

スターク家の中には、落とし子と呼ばれているジョン・スノウが混ざっています。ジョンはエダード・スタークと乳母との間に生まれた子であると言われており、義母であるキャトリンからは敵意を向けられています。ジョンは北にある「壁」で冥夜の守り人の一員となる事を望み、加わる事ができたものの、実力を示す事ができる場であると思っていた壁は想像していた様な場所ではなかった事に落胆させられる事となります。

サーセイとジェイミーの関係に気付いたエダードはロバート王に真実を伝えようとするも、猪狩りで重傷を負ったロバートは命を落としてしまい、新王となったジョフリーによってエダード自身も民衆の前で斬首される事となります。一方で外出禁止令を出されていたジョンは亡者に襲われた総帥モーモントを救い、モーモント家の家宝であるヴァリリア鋼の剣をジョンに与える事としました。

ターガリエン家の生き残りであるデナーリスはドスラク族のカール・ドロゴと結婚をさせられ、やがて子を身ごもる事となりますが、妖術師によって子を殺されるだけでなく夫であるドロゴも失う事となります。しかしドラゴンの卵と共に火葬を行っていたドロゴの炎の中へ身を投じたデナーリスは炎に焼かれる事はなく、ドラゴンの末裔であると証明される事となりました。更にその炎により3匹のドラゴンが誕生します。

シーズン1の段階で早くも主要なキャラクターが退場となっていくゲームオブスローンズですが、まだ説明の段階でもあったシーズン1とは異なり、シーズン2では物語が大きく動き出す事となります。続いてはシーズン2のあらすじについてもネタバレを含めてご紹介していきます。それまで平和な暮らしをしていたキャラクター達が別々の行動を見せ始め、不穏な空気も漂うシーズン2からも目が離せません。

シーズン2では新王となったジョフリーの出自に疑いが浮上し始め、バラシオン家から王座へと名乗りを上げる者も現れる様になります。女騎士のブライエニーは事件に巻き込まれた事をきっかけに、同じく事件の目撃者となってしまったキャトリンの護衛として仕える事となります。一方でジョンは壁の向こうへと偵察に出る中で野人の女であるイグリットを捕まえますが、隙を突かれて囚われる事となってしまいます。

父であるエダードが斬首される場面を目撃し、正体を隠し守り人の候補生達と共に北へ移動する最中に、やってきた衛兵が自分を捕まえにきたものと思い込みます。しかし実際にはバラシオン家の私生児であるジェンドリーが目的であり、自分が女であるという事に気付いていたジェンドリーに対し、アリアは自らが処刑されたエダードの娘であるアリア・スタークであるのだと正体を明かす事とします。

新王となったジョフリーは次第にその残虐な性格を露にしていきます。ティリオンがロスとデイシーという二人の娼婦を手配すると、女遊びに興じるかと思われたジョフリーはロスに対し、デイシーを殴るよう命令を下します。あらすじだけではわからない程に残忍な命令を、遊びの提案でもするかの様に口にするジョフリーの姿はとても恐ろしいものであり、それはティリオンに対するメッセージでもありました。

デナーリスは十三人組の一人である香辛料の王に船の交渉をするものの受け入れられず、戻ると護衛達が殺されている姿を見つける事となります。更にはドラゴンまでもが姿を消しており、不死身の館に隠されている事を知ります。鎖で繋がれていたドラゴン達は、デナーリスの命によって炎を吐き出し、盗み出した張本人であるパイアット・プリーを焼き殺しドラゴン達を取り戻す事に成功します。

ティリオンは軍を率いてスタニス軍の兵士達との戦いに挑みますが、サー・マンドンからの攻撃により顔を大きく斬りつけられてしまいます。殺されるかと思ったティリオンの命を救ったのは、ポドリック・ペインでした。敗北を感じ取りメイスターから貰った強力な毒を息子へと与えようとしていたサーセイは、寸前の所でやってきたタイウィンにより勝利を聞かされ事なきを得る事となります。

続いてはゲームオブスローンズシーズン3のあらすじネタバレをご紹介していきます。シーズン1、シーズン2共に各所で波乱の展開が多くなっていますが、シーズン3では更なる波乱が登場人物達を襲う事となります。ゲームオブスローンズの中でもシーズンを通して衝撃を受けた人が多いというキャスタミアの雨についても、ネタバレを含めてあらすじをご紹介します。

ルース・ボルトンの部下により捕らえられたジェイミーとブライエニーは、護送される途中で互いを責め合います。しかしブライエニーへ手を出そうとした男達に対し、やめさせるようジェイミーは説得を試みます。しかしジェイミーの父親によって大金を支払うという申し出が逆効果となってしまい、ブライエニーを守ろうとしたジェイミーは利き腕である右手を切り落とされる事となってしまいました。

ドラゴンと引き換えに穢れなき血の軍団を手に入れようとしたデナーリスは、取引相手であるクラズニスからヴァリリア人であるという事に対する侮辱を受けます。ヴァリリア語がわからないと思われていたデナーリスは、取引を終えるとドラゴンを使いクラズニスを殺してしまい、更には奴隷商人達を殺害します。奴隷の身から解放された穢れなき血の軍団は、自由を与えられたにも関わらずデナーリスにつく事を選びました。

シオンは謎の少年により、情報を吐かせる為に爪を剥いだり性器を切り落とすといった凄惨な拷問を受け続ける事となります。少年はラムジーという名で、自らを殺せと懇願するシオンに対し生かしているから価値があるのだと拷問を続けます。ラムジーはベイロン・グレイジョイへ手紙と共に切断したシオンの性器を送り付け、北部からの撤退に応じなければシオンの皮を生きたまま剥がすと脅しますが、ベイロンはこれを拒否します。

双子城でエドミュアとロズリンの結婚式が行われると、床入りの儀式を行う為に二人が連れ出された後の宴会場に音楽が流れ出します。ラニスター家の警告の音楽である事に対して疑念を抱いたキャトリンは、隣に座るボルトンが外套の下に鎖帷子を身に着けている事に気付きますが、裏切りを警告する前に妊娠中のタリサのお腹をローサーが滅多刺しにし、多くの家来達も突然の裏切りに対処できず殺されていく事となりました。

息子であるロブを逃がす為にキャトリンはウォルダーの妻を人質に取りますが、応じないウォルダーはあっさりとロブを刺し殺し、その後キャトリンも喉を切られ死亡してしまいます。双子城の外にいたアリアはロブの狼が殺される場面を目撃しますが、同行していたハウンドによってその場を離脱する事となります。死亡したロブの体には辱めとして狼の頭を縫い付けられ、視聴者にも大きな衝撃を与える回となりました。

強制的にティリオンとの結婚をさせられる事となったサンサは、ジョフリーの嫌がらせによりティリオン用の踏み台を奪われ、膝をつき屈辱の結婚式と行う事となります。子どもを作るよう言いつけられるティリオンですが、サンサが望まなければ行動には移さないと断言します。ジョフリーはロブの首をサンサへのプレゼントにしようと計画しますが、ティリオンは激怒し二人の仲は更に険悪なものとなっていきます。

衝撃のあらすじネタバレが続いているゲームオブスローンズですが、シーズン4でも開始早々に思わぬ人物が死亡するなど、先の読めない展開が続く事となりました。思わぬキャラクターが退場となるのは、感情移入できる様な心あるキャラクターばかりでもない様です。シーズンごとにどのお話も見逃す事のできないゲームオブスローンズですが、続いてはシーズン4のあらすじをネタバレと共にご紹介していきます。

シーズン4にして早くも退場となったジョフリーの死は、視聴者にとっても大きな驚きであった筈です。マージェリー・タイレルとの婚儀の宴で、ジョフリーはティリオンに対し何度も恥をかかせようとします。しかし激しい口論の最中にジョフリーは突然苦しみ出し、毒を盛られたジョフリーは喉を掻きむしりながら命を落とす事となり、ティリオンは犯人として捕らえられる事となります。

ジョフリー死亡の混乱に乗じてサンサを逃がす手引きをしたベイリッシュは、アリンの谷間に到着しライサからの求婚を受ける事となります。しかしベイリッシュはサンサの母であるキャトリンを愛しており、その復讐としてジョフリーを殺害したと口にします。そしてサンサに一方的にキスをした現場を目撃したライサにより月の扉から突き落とされそうになったサンサですが、ベイリッシュがライサを突き落とし殺害してしまいます。

ジョフリー殺害の容疑で裁判にかけられたティリオンは愛人であったシェイにすらも嘘の証言をされた事に怒り、決闘裁判を申し出る事とします。代理騎士として名乗りを上げたのは妹の復讐を誓ったオベリンで、サーセイ側の代理騎士であるマウンテンと戦う事を誓います。しかし優勢かと思われていたオベリンは不意を突かれた事により頭を潰されて死亡してしまい、敗者となったティリオンには死刑宣告が与えられる事となりました。

野人の軍団により襲撃を受けた黒の城では、ジョンが壁を守る為に指揮官として動く事となります。スターと戦い負傷しながらもどうにか彼を殺す事に成功したジョンの前に、弓矢を向けるイグリットの姿がありました。しかしジョンを殺す為に来た筈のイグリットは弓矢を放つ事ができず、ためらう間に背後から放たれたオリーの弓矢によって倒れ込んだイグリットは、ジョンの腕の中で息を引き取る事となりました。

成長していくドラゴン達は次第にデナーリスの手に負えなくなっていき、罪の無い子どもを炎によって焼き殺してしまった事を知ったデナーリスは、2体のドラゴンを鎖で繋ぐ事とします。一方馬を失い途方に暮れていたブライエニーは偶然アリアと遭遇し、キャトリンと生前誓いを立てていた事を話すものの信用を得る事ができず、同行していたハウンドと一戦を交え時間を取られるうちにアリアに逃げられてしまいます。

処刑されるのを地下牢で待ち続けていたティリオンは、現れたジェイミーの手引きによって逃げ出す事に成功します。しかし途中で父であるタイウィンのベッドの上に、愛人であったシェイの姿を見つけ彼女を殺害します。更にジョフリーの所有物であったクロスボウを手に取り、タイウィンの命も奪う事に成功したティリオンは無事に復讐を果たし、その場を後にする事となります。

物語も後半戦へと突入してくるゲームオブスローンズのシーズン5ですが、物語の進行につれてシーズン1から登場していたキャラクター達が次々に退場していってしまう事となります。そんな中で大きな動きを見せていくシーズン5でも、ネタバレを含めたあらすじをご紹介していきます。ホワイトウォーカー達との交戦やドラゴンの活躍など、ゲームオブスローンズのシーズン5は圧倒的な映像からも目が離せません。

魔女であり占い師でもあるマギーと出会った若かりし頃のサーセイは、自分の未来について尋ねます。マギーはサーセイが王と結婚をして3人の子どもを授かると予言しますが、3人ともが金の王冠を身に着けるが黄金の布で包まれるとも口にします。王が死ぬと葬式では金の布に包まれる事となる為、幸せな未来と同時にサーセイは子ども全員の死を予言されていました。更には新たに若い女王がサーセイの没落を招くとも言われています。

再びブライエニーと遭遇するも同行を拒否し逃げ出したアリアは、ブレーヴォスでジャクェンから貰ったコインを見せ、顔のない男たちのメンバーになる為に奮闘する事となります。誰でもない者になる為、アリアはすべての持ち物を捨てる代わりにニードルだけを隠し持ちます。別の誰かになる事ができる様になったアリアですが、誤った命を奪った事を咎められ、視力を奪われる事となってしまいます。

来たるホワイトウォーカーとの戦いに備えて野人と手を組むという決断を下したジョンに対し、守り人の兄弟達からは反対を受ける事となります。野人達の協力を仰ぐ為に堅牢の家を訪れていたジョンは、亡者とホワイトウォーカーの襲撃に遭いながらもヴァリリア鋼の剣により、殺す事に成功します。一方モーモントの仲介によりデナーリスと交渉する事ができたティリオンは、相談役としてのポジションを手に入れます。

ラムジーとの結婚をさせられたサンサは変わり果てた姿のシオンと再会し、助けを求めてシオンに頼み事をします。しかしシオンの裏切りにより計画を知ったラムジーは、サンサに侍女の死体を見せます。後にシオンはラムジーから受けた虐待について、更に二人の弟がまだ生きているという事実をサンサに告げます。自力での脱出を試みたサンサはミランダとシオンに見つかるも、シオンがミランダを殺害し逃亡を手助けします。

前王ロバート殺害の罪で捕らえられていたサーセイは、贖罪の為に髪を剃られ裸のまま民衆の前を歩かされるという屈辱を味わう事となります。泣きながら赤の王城へと辿り着いたサーセイの前に、新たな王の盾が姿を現します。更にゲームオブスローンズのシーズンの中でも大きな衝撃の一つとなったのが、守り人の兄弟達に裏切られたジョンが刺し殺されてしまうシーンです。主役級をまた一人失っての幕引きとなりました。

衝撃のあらすじネタバレが続いていくゲームオブスローンズですが、シーズン7に向けて物語は更に白熱した展開を見せていきます。鉄の玉座を巡っての争いだけではなく、壁の向こうから迫りくる強大な敵への対抗手段にも注目の集まるシーズン6についても、ネタバレを含めたあらすじをご紹介していきます。人間模様にも変化が表れ始めるゲームオブスローンズのシーズン6からも目が離せません。

ドスラクの王であるカール・モロの元へと連れて行かれたデナーリスは、自分がカール・ドロゴの妻であった事を話すと手荒だった扱いが一転します。しかしデナーリスの望みに反し王の死後に女王が生涯を過ごす場所であるとして、デナーリスは寡妃の会へと連れて行かれます。ジョラーとダーリオが救出の為に潜入するものの脱出はせず、神殿に火を放ち族長達を焼き殺したデナーリスはその姿を見せつけ、ドスラクの民を跪かせます。

ブランは三つ目の鴉と過去に潜り、父であるエダードや叔母のリアナが幼い頃に剣の稽古をしている姿を目にします。何度も過去へと潜るうちにブランは喜びの塔で起こった出来事を目撃する事となります。重症で死の間際のリアナがエダードに託した子どもこそが、乳母との間に生まれたと言われていたジョンであったのです。ジョンはスタークの血と共に、ターガリエンの血も受け継いでいる人間である事が判明しました。

女司祭のメリサンドルはタヴォスの頼みでジョンを蘇らせる儀式を行います。しかしジョンが息を吹き返す事はなく、諦めて部屋を出ようとした所でジョンが蘇ります。殺される間際の記憶が残っていたジョンは、自分を刺し殺した兄弟達の話を聞いた後に全員を処刑し、総帥としての役割をエドに託す事とします。その後ブライエニーと行動を共にしていたサンサが黒の城へと到着し、ジョンとの再会を果たす事となりました。

ウィンターフェルを奪還する為にジョンはラムジーとの決戦に挑みますが、ラムジーが放った弓矢によって人質となっていたリコンが死亡してしまいます。ボルトン軍に兵力が劣るジョン達はピンチに陥りますが、サンサが密かに援軍として呼んでいたピーター・ベイリッシュの軍勢が到着し、ジョンは勝利します。ジョンがラムジーを殺す事を制止したサンサは、ラムジーの飼っていた狂犬を放ち飼い主であるラムジーを食い殺させます。

サーセイとロラスの審判の日、大聖堂に向かったマージェリーはサーセイ達が大聖堂に不在である事に疑問を抱きます。危険を察知したマージェリーは大聖堂を出ようとするも兵の制止を受け、サーセイが仕掛けた鬼火によって大聖堂は大爆発を起こします。しかしその様子を赤の王城から目にしていたトメンもまた、その場から飛び降りて命を落としてしまいます。城に戻ったジェイミーが目にしたのは、女王となったサーセイの姿でした。

物語もいよいよ佳境となってくるゲームオブスローンズのシーズン7ですが、シーズン1の段階では想像もつかなかった程にスケールが大きく、複雑な人間模様がどの様な形で収束していくのかも気になる所ではないでしょうか？そんなゲームオブスローンズのシーズン7についても、ネタバレを含めたあらすじをご紹介していきます。シーズン7では生き残ったスターク家の人間も続々と集結し、各所で同盟が結ばれていきます。

誰でもない者になったアリアはウォルダーを殺害した後、部下たちの前でウォルダーになり宴の中で毒入りワインを使い全員を殺害します。その後友人であるホットパイの元へと立ち寄ったアリアは、ジョンが北部を奪還した事を聞かされ向かう事とします。インターフェル城へ到着したアリアは自分を知らない兵に追い返されそうになりますが、城内へと潜り込み地下墓地でサンサと再会を果たします。

女王となったサーセイはジョンやデナーリスなど、東西南北それぞれに敵がいる事への対処をジェイミーに問います。グレイジョイ家の新王であるユーロンを同盟に引き入れる事にしますが、ユーロンは見返りに世界一の美女を妻に要求します。その後グレイジョイ家の船団を全滅させたユーロンは捕虜としたエラリアと娘のシーラをサーセイへと献上し、サーセイの信頼を得る事に成功します。

ホワイトウォーカーを殺す為の武器となるドラゴングラスが、ドラゴンストーン城の下にあるという話を聞いたジョンはタヴォスと共に城へ赴きます。デナーリスと対面したジョンは死の軍団が迫っている事を伝えるも信用を得られず、ティリオンの口添えによりドラゴングラスの採掘を許可されます。

圧倒的な武力となる3頭のドラゴンについての対応策を議論していたサーセイは、クァイバーンに連れられた地下室でドラゴンを殺す為の槍の砲台を見せられます。王都に戻る途中であったジェイミーはドスラク軍と共にドラゴンに乗ったデナーリスの襲撃に遭い、砲台を使いドラゴンを射るようブロンに指示します。放たれた矢は命中しドラゴンを陸に落とす事に成功しますが、ジェイミーは炎を吐かれ危うく命を落としかけます。

死の軍団に対抗する為にサーセイにも一時的に協力を得ようと、ティリオンは説得の材料として亡者を捕まえる提案をします。ジョンはモーモント達と共に壁の外へと出ていき、熊の亡者によりソロスが重傷を負うものの一匹の亡者の捕獲に成功します。大群に追い詰められたジョン達は逃げ場の無い凍った湖の真ん中まで追い詰められてしまいますが、ドラゴンと共に現れたデナーリスにより窮地を脱します。

しかし仲間達がドラゴンの背中に乗り脱出を試みる中で、ホワイトウォーカーの投げた氷の矢が命中したドラゴンが命を落としてしまいます。湖に落ちたジョンも置き去りとなりますが、現れたベンジェン・スタークが犠牲となりジョンは命を救われます。死の軍団の存在を信じたデナーリスは共に戦う事を宣言しますが、壁の向こうでは死亡したドラゴンがホワイトウォーカーにより蘇り青い瞳を覗かせていました。

亡者を証拠としサーセイの説得を試みるものの、死の軍団と戦うというサーセイの宣言は嘘であった事を知り、ジェイミーがサーセイから離れる事となります。一方でサンサとアリアを仲違いさせようとしていたベイリッシュは、ブランの力により既に悪事を暴かれておりアリアの手によって処刑される事となりました。玉座の正当な後継者である事が判明したジョンはデナーリスと深い仲になるも、遂に死の軍団が壁の中へと突入します。

シーズン1からシーズン7までどのシーズンも見逃す事のできないお話ばかりのゲームオブスローンズですが、改めて視聴してみるとどのキャラクターに焦点を当てて観れば良いのかわからないくらいに、登場人物が多いのも悩みどころです。そこで続いてはゲームオブスローンズの中でも特に押さえておきたい、シーズン7まで生き残っている主要なキャラクターをご紹介していきます。

シーズン1では落とし子として非情な扱いを受ける事もありましたが、シーズン7にして鉄の玉座の正当な後継者である事が判明しました。ゲームオブスローンズの中でも正当な主人公と言えるキャラクターの一人でもあり、死の軍団との戦いに向けて協力を仰ぐ為に奔走し戦力を集めています。

スターク家の次女であり、男勝りなアリアは父であるエダードの処刑後には正体を隠して過酷な旅に出る事となりました。家族の死を間近で見てきたキャラクターでもありますが、暗殺集団の顔のない男たちで「誰でもない者」になった事で密かに復讐を成し遂げていきます。

双子の弟であるジェイミーとの近親相姦を続け、時に邪魔な人間を手にかけては全ての子を失い、それでも自らが女王として君臨する事となった強かな女性です。自らの子どもへの愛情は注ぐものの、残忍な王であったジョフリーの残虐性はサーセイから受け継いだものと言えるのかもしれません。

サーセイの双子の弟であり常にサーセイと共に行動を続けてきたものの、時に温情のある選択をし最終的にはシーズン7で愛していたサーセイを見限る事としました。捕らえられた際に右腕を失う事となりますが、その後訓練を積み左腕でも剣を扱う事ができる様になります。

「小鬼」や「半人前」と呼ばれ貶められる事の多いキャラクターですが、心優しい一面もありジョンと友情を結んだりサンサの救いとなる場面もあります。知性が高く自身の危機回避はもちろん、女王の手としてもデナーリスに数々の助言をしていくキャラクターとなります。

ターガリエン家の王女であり、3頭のドラゴンの母となり奴隷達を解放しながら少しずつ勢力を大きくしていきます。始めは存在を信じていなかった死の軍団に対抗する為にジョンと手を組みます。「カリーシ」「焼けずのデナーリス」などいくつかの呼び名が存在しています。

シーズン8の放送が心待ちにされているゲームオブスローンズですが、シーズン1からシーズン7までのあらすじをネタバレも含めてご紹介してきました。どのシーズンにも衝撃的な展開が待ち受けているだけではなく、これまで別々の場所で行動していたり対立していたキャラクター達が、徐々に集結し手を結んだりと、シーズン1から比較しても大きな動きが見られるキャラクターも多かったのではないでしょうか？

来たるゲームオブスローンズのシーズン8は2019年の公開が決定しているとの事ですが、最終シーズンとなるシーズン8は全6話での構成となっているのだそうです。エピソード数が少ない分は1エピソードごとの放送時間が長くなるそうなので、これまで以上に見ごたえは十分にある筈です。あらすじだけでは到底面白さを伝えきれないゲームオブスローンズですが、最新シーズン放送前に改めてシーズン7までの予習復習をおすすめします。