ゲームオブスローンズのキャスト（登場人物）まとめ！出演俳優・女優を一覧で紹介

ゲームオブスローンズのストーリー展開は、壮大な国家間対立が舞台となっています。それ故、必然的に登場人物も多く、場面展開も多いです。登場人物の人間関係を理解しておくことで、より一層楽しめます。ゲームオブスローンズの軸となるのは、その複雑な人間関係、国家間による妬み・権力争いです。

ストーリー展開は、時代の変化期ともいえるべき冬と到来を前に、平和な時期が終わりに向かおうとしている緊迫した情勢です。一度冬が来ると、何年もの間、大陸は雪に覆われ、作物は枯れ、食料を奪い合う卑劣な争いとなります。次来る冬がどれくらい続くかは、誰にも予測ができません。しかし、大変長い冬が来ると予測されています。冬が来ると、人間が最も恐れているホワイト・ウォーカーが北から襲ってくるのです。

ゲームオブスローンズでメインとなって出てくる登場場面を、グループに分けて、紹介します。スターク家、ラナスター家、ドラゴンを生んだデナーリス、そして、どの国家からも追放されたものたちが行き着く、壁。そこでは、地位のあったものもないものも、すべての階級が外れ、冬から守るために、死ぬまで捧げる誓いを立てた男たちが集まります。

ゲームオブスローンズのシーズン1でメインとなるのが、ウィンターフェルの総領であるエダード・スタークです。スターク家は、真実に忠実ですが、それがあだとなります。家族思いであった父エダードが、ラニスター家にはめられ、殺されたことにより、一族がバラバラになり、追われる身となります。苦しく辛い時期は大変残酷です。

よく死ぬ俳優として有名な俳優ショーン・ビーンは、この映画の中でも、家族思いで忠実ですが、殺されてしまいます。『ロード・オブ・ザ・リング』のボロミア役で、一挙に有名となりました。

女優ミシェル・フェアリーは、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」などで活躍しました。ゲームオブスローンズの中では、家族思いで、自分の命よりも、家族と家紋を守る強い母として、描かれています。

女優ソフィー・ターナーは、目を見張るような美女として、ゲームオブスローンズの中でもひときわ際立っています。彼女にとって、今シリーズがデビュー作となります。2016年には「X-Men: Apocalypse（原題）」に出演抜擢されました。

アリア・スタークは、意思がとても強く、なぜ女子が戦いを学んではいけないのかと父に言います。そして、剣術の特訓を自ら進んで受け、追われる身となったとき、男の子になりすまして、戦いに望みます。そして、一族を殺した敵を自らの手で殺すことを常に念じています。

女優メイジー・ウィリアムズのデビュー作が、今シリーズとなります。子供が人を殺すシーンのあるドラマとして、アメリカでは初めてのことで大きな話題となりました。その際立つ役柄から、一挙に有名人となりました。

スターク家の兄、ロブ・スターク演じる俳優リチャード・マッデンは、スコットランド出身です。ゲームオブスローンズののち、ディズニーの実写版「シンデレラ」のチャーミング王子役へと抜擢されました。

レニスター家のジェレミーとサーセイの近親相関をたまたま目撃してしまい、壁から落とされ、記憶を失ってしまいます。長い期間うなされたのち、意識を取り戻したと同時に、夢の中や記憶がないときに、不思議な予知夢のような映像を見るようになります。

俳優アイザック・ヘンプステッド＝ライト演じるブラン・スタークは、幼少期から学校に通うように参加していて、その成長していく姿を追っていくことができます。学業との両立で、ゲームオブスローンズ以外の作品にはほとんど出ていません。

ジョン・スノウは、ゲームオブスローンズのストーリー展開の中で、かなりの鍵を握っています。また、その誠実さと強さからどのシーンにおいても周囲を驚かせるような決断と行動をして、味方を増やしていきます。また、人情に厚く、味方や敵を自身の損得によって区別することをせず、できるだけ力を合わせるような方向に持っていきます。

ジョン・スノウ演じる俳優キット・ハリントンは、数々の政治家を輩出している由緒ある準男爵家系出身という経歴を持っています。ゲームオブスローンズの中で恋人役として共演したローズ・レスリーと、2018年結婚しました。サイレントヒルやポンペイに出演しています。

ラニスター家は、皮肉な役どころが多く、スターク家と対照的な存在です。悪役的ポジションにあります。家族間での近親相姦や殺し合いがあり、秘密が多いのが特徴です。妬みや恨みから人間関係が穏やかでありません。

ラニスターの総領タイウィンを演じる俳優チャールズ・ダンスは、映画監督・脚本家としても活躍する俳優です。2006年には、大英帝国勲章を授与されました。ハリウッド版ゴジラ映画の最新作に出演することも決まっています。

ラニスター家の長女として、バラシオン家のロバートに嫁ぎます。兄ジェイミー・ラニスターとの間に秘密で、子供をもうけます。そして、それを、王との子供として育てます。執念深く、自分や子供達の地位を守るために、兄弟をも容赦なく追放します。

女優レナ・ヘディは、妹サーセイ・ラニスター役として、ストーリーの展開に大きく関わっていきます。ヌードシーンもこなします。女優レナ・ヘディは、ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズに出演しました。2児の母でもあり、カリフォルニアに住んでいます。

兄ジェイミー・ラニスターは、殺伐としたラニスター家の人間関係の中で、逆にスポットを浴びていきます。シリーズの始めでは、冷酷で卑劣な行動から嫌われますが、とらわれの身となり波乱万丈の道中で、愛嬌のあるキャラクターを見せたり、友情を育んだり、苦労をする中で、味を出しています。

演じるニコライ・コスター＝ワルドーはデンマーク人。イケメン俳優として人気です。「ブラックホーク・ダウン」「キングダム・オブ・ヘブン」という2本のリドリー・スコット作品に出演しています。グリーンランド人の女優と結婚しており、2人の子供を育てています。

ティリオン・ラニスターは、愛嬌のあるジョークを繰り出す味のあるキャラクターです。ラニスター家では恥さらしとされます。そんな苦労から、知性と愛嬌で生き延びていきます。

演じる俳優ピーター・ディンクレイジは、この役で様々な演技賞を獲得しました。イギリス人の実力派俳優が揃っている中で、アメリカ人として演技力を発揮しています。「X-MEN: フューチャー&パスト」などの大作映画にも出演しています。小人であるハンディを乗り越えて、多くの作品で評価を得ています。

演じるコーリンス・ヒルはアイルランド出身で、イギリスで活躍する舞台俳優です。今回の役ヴァリスは、人間関係の狭間でスパイのように自分の立ち位置を変えていきます。権威あるローレンス・オリヴィエ賞を受賞しています。

バラシオン家は、キングズランディング総領ロバート、ドラゴンストーン総領スタニス、ストームズエンド総領レンリーがいます。バラシオン家は、他の名家の中で最も新しいです。ラニスター家との政略結婚をして、権力をつけていきます。

シーズン2から5に登場するスタニスは、弟のロバートが死んだことにより、横から奪い取るような形で王位を自分のものとします。そして、冷酷な策略を繰り返しますが、人望の薄さや冷酷さから最終的には殺されます。

スタニス演じるスティーヴン・ディレインはイギリス人俳優です。舞台での評価が高く、「リアルシング－ほんもの－」の主演をつとめ、トニー賞を受賞しています。「めぐりあう時間たち」「ゼロ・ダーク・サーティ」などアカデミー作品賞候補作にも出演しています。

ジョフリー・バラシオンは、ロバートの息子とされていますが、それはサーセイの策略で実際には、ジェイミーとの息子です。始め、サンサ・スタークと結婚します。母に似たのか、卑劣で若い王です。シーズン1から4までに出演しています。演じるアイルランド人の俳優ジャック・グリーソンは、現在は大学に通うため、俳優業は休んでいます。

ターガリエン家は報復のために、領土を広げていきます。すべてを奪われ何もない状態からの再出発でした。奴隷を解放したりとかなり革新的で、領土を広げてく中で対立も目立ちます。しかし、ドラゴンを操る家系として精神がとても強いです。

ゲームオブスローンズの中で、場面展開の大きな役割を果たしていく、デナーリス。ターガリエン家の末裔デナーリスは、一族復活のため、動き出します。炎に包まれる中から、卵からかえった３匹のドラゴンと共に現れます。試行錯誤し、世界平和のために迷い、模索しながら、信頼を得て、立ち向かっていきます。

デナーリス演じる女優エミリア・クラークは、2018年『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』に出演しました。現在では、世界中のテレビでは見ない日がないほど、大活躍中の女優です。

グレイジョイ家は七王国が出来上がる際、スターク家に鎮圧をされました。それからは、あまり目立たず密やかにしていましたが、スターク家がキングズランディングより追放されたことにより、再び動き出しました。

シオン演じるアルフィー・アレンは、ゲームオブスローンズで最も恐ろしいシーンともよく言われる拷問のシーンなど、難しい役どころをやりきりました。その迫真の演技は高く評価されたアルフィーの家系は、芸能一家で、父親は俳優兼タレント、母親は映画プロデューサー、姉はシンガー・ソングライターです。

ラニスター家の次に金持ちである気品高いタイレル家ですが、女系で策略結婚などによって生き延びています。しかし、結婚して、別の一族を味方につけても、不安定な権力争いの中で、常に苦心します。末裔であるマージェリーが、知性と女の魅力を使い、なんとか一族を守っています。

タイレル家繁栄のため、強い影響力を持つ母親に従い、政略結婚を繰り返すマージェリー・タイレル。しかし、その策動はなかなか功を実らず、結婚する相手は次から次へと死んでいきます。演じる女優ナタリー・ドーマーは、大のポーカー好きで知られ、世界大会2位の記録も持っています。ハンガーゲームでも活躍した女優です。

ボルトン家は、北部ウィンターフェルを支配していたスターク家から領土を奪い、その地を支配しています。ボルトン家は敵を生きたまま皮を剥いだりする拷問から、その悪名が知られています。その拠点であるドレッドフォード城では、そのようにして人々を従えています。

残酷に人を操っていくラムジーは、シリーズの中でも極め付けの非情です。ラムジー演じるイワン・リオンはウェールズ出身の役者で、この容赦ないサディストの役をやってのけます。ミュージカル舞台俳優で、CDデビューも果たしています。2010年にはローレンス・オリヴィエ賞も受賞しています。

冥夜の守人（ナイツウォッチ）は、七王国最北部に建てられた巨大な壁を守る人々のことを言います。守備にあたる者の大半が元犯罪者など国を追われた男性のみです。ナイツウォッチになるには一生涯の誓いを立てるため、組織から抜け出すことはできません。

ジョン・スノウの親友となるナイツウォッチの仲間、サムは、太っていて戦いもできません。しかし、たくさんの本を読んで育ったため、その知性と純情さと運の強さで乗り切っていきます。イギリスで活動する個性派俳優で、主にテレビ・シリーズに出演しています。

野人イグリッドは、弓の達人です。ジョン・スノウと恋に落ち、戦いの中で命を落とします。 演じる女優ローズ・レスリーはスコットランドの名家出身です。「ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館」のシーズン1などに出演しています。 ジョン・スノウ役のキット・ハリントンとは私生活でも結婚しました。

鉄の王座を奪い合い、騙し合いあり、政略結婚あり、暗殺ありと、奇想天外で先の読めないリアリティーあふれる世界です。この壮大なストーリーを舞台に、美男美女ぞろいの豪華なキャストが入り混じり、ゲームオブスローンズの世界観を築き上げていきます。

最良のドラマシリーズが、多く輩出されている現在のアメリカテレビ業界。そのなかでも絶賛人気を誇り、どこでも話題となる最方向に位置しているゲームオブスローンズ。2年連続エミー賞も受賞し、史上最多となる12冠を獲得しました。

2019年公開予定のゲームオブスローンズ最終シーズンに向け、現在撮影が進んでいます。最終シリーズは、全6話で、それぞれが劇場並みの長編になると予測されています。世界中で大ヒットを起こした今作の最終シリーズを飾るダイナミックなストーリーとそれを演じる実力派俳優・女優に期待しましょう！