シャークネード5 ワールド・タイフーンのあらすじと結末ネタバレ！感想や評価は？

サメの登場するパニック映画は数多く存在していますが、今回は人気シリーズの5作目となる映画「シャークネード5」について、ネタバレを含めたあらすじから結末までをたっぷりご紹介します。まだシャークネードシリーズを鑑賞した事が無いという人でも、シャークネード5のあらすじを読んでいけばきっと映画を観てみたくなる筈です。実際にシャークネード5を鑑賞した人の感想や評価についてもまとめています。

映画「シャークネード5 ワールド・タイフーン」は2017年に公開された映画で、人食いザメを巻き込みやってくる巨大な竜巻との闘いを描いた作品となっています。シャークネードはトルネードとシャークを合わせた造語で、シャークネード5の脅威から人々を救うフィンという男性が主人公の映画です。シャークネード5の続編となる「シャークネード ラスト・チェーンソー」でシリーズは完結となりました。

シャークネード5の予告編動画を観てみると、とある秘宝を持ち出した事から再び恐怖のシャークネードが巻き起こってしまう事となっています。本作ではシャークネードに巻き込まれる国の一つに日本も登場する為、シャークネードファンの楽しみは更に増えた作品にもなっています。サメだらけの恐ろしいシャークネードを止める事ができるのか、その結末は是非映画を鑑賞して確かめてみてください。

それでは早速、シャークネード5のあらすじについてをご紹介します。まだシャークネード5を鑑賞していないという人は、ネタバレ満載のあらすじとなるので閲覧にはくれぐれもご注意ください。シリーズ5作目となるシャークネードは一体どの様に展開していくのでしょうか？結末まで目が離せません。単体でも楽しめる映画ですが、人間関係などを理解する為にも1作目から順番に鑑賞する事をオススメします。

これまでに何度もシャークネードの脅威に立ち向かいアメリカを救ってきたフィンは、功績を認められる事となりNATO(北大西洋条約機構)のシャークネード戦略会議に呼ばれました。妻のエイプリルと息子のギルと共にロンドンを訪れ、アメリカ国内ですっかり英雄として知られる事となったフィンを出迎えてくれたのは、イギリス首相のレイヴンウッドでした。

ロンドンを移動している最中に、昔の彼女であり共にシャークネードを撃退した仲間でもあるノヴァから連絡を受けて、フィンはストーンヘンジへと向かいます。ノヴァによれば、シャークネードとの闘いが始まったのはフィン達の知る最近の出来事ではなく遥か昔から続いているもので、太古の遺跡の一つがストーンヘンジにあるのだと教えられました。フィンは首相との話を中断してストーンヘンジへ向かう事にしました。

ストーンヘンジに到着したフィンはノヴァと合流し、話を聞いていた遺跡を見せられます。そこには伝説の秘宝と呼ばれる「デュークワカのハーネス」があり、その秘宝を使って人類は勝利を得たとされています。デュークワカはサメの神様であり、かつてシャークネードと闘っていたのはドルイドという人々であったのだそうです。しかし見つけた秘宝を取り出した途端、遺跡の崩落と共にシャークネードが発生してしまいます。

シャークネードは世界各地で発生しており、フィン達は急いでロンドンに戻りエイプリル達と合流をします。しかしシャークネードとの闘いの最中にギルがシャークネードに呑み込まれてしまい、更にはロンドンも壊滅状態となって会議どころではなくなってしまいました。ギルは居場所のわかるヘルメットを装着したまま姿を消していた為、一行はそのヘルメットを頼りにギルを探してオランダへ向かう事にします。

ノヴァのアドバイスを受けてオランダのNATOに顔見せをしたフィンは、シャークネードの脅威は年々増している事を警告します。しかしそこにもまたシャークネードが襲ってくるのです。フィン達はギルを探す為に、エンジェル博士の開発した飛行船のヒンデンブルクXP3000へと乗り込みます。飛行船の電磁イオン発生機を使ってサメを消す事を提案するものの、肝心の装置が無く飛行船はスイスに墜落してしまいました。

オーストラリアへ飛ばされた一行はサメと懸命に闘い続けますが、途中でエイプリルが下半身を食いちぎられてしまいます。そんなエイプリルを救う為にオライオンという科学者を頼ると、改造手術によって全身に太陽電池パネルを搭載されたエイプリルは復活を遂げたのです。パワーアップしたエイプリルと共に闘い、ギルを捕まえようとしますが上手くいかずにシャークネードの渦の中に飛び込んだ二人はまたも移動していきます。

フィン達が辿り着いたのはブラジルで、そこでもシャークネードの被害が広がっていました。更に秘宝を持ってシャークネードの渦の中へ飛び込むとワープする事ができると判明します。イールという男性に秘宝が奪われそうになりますが、ワープによってイールはサメの餌食となり秘宝を取り戻す事に成功します。ベガという女性によれば、シャークネードを止める為には秘宝を元の場所へ戻す必要があると言われました。

しかし秘宝があったストーンヘンジは、秘宝を手にした際に崩壊してしまっている為に元の場所へ戻す術がありません。女性についていったフィンはローマ法王と対面する事となり、既成概念を捨てるように言われて黒いチェーンソーを授かりました。続いてシャークネードが上陸していたのは日本の沖縄でした。移動を続けるシャークネードは本土へと上陸していき、フィン達もまた日本へと移動していきました。

東京に上陸したシャークネードは無数のサメの集合体となり、巨大怪獣のシャークジラと呼ばれました。これはクジラがシャークネードに紛れたわけではなく、シン・ゴジラを意識した造語である様です。シャークジラに立ち向かったノヴァでしたが、飛行機の墜落によって命を落としてしまいます。シャークネードの被害は更なる拡大を続けており、アメリカにいたフィンの長男のマットらもまたシャークネードの犠牲となっていました。

世界的な規模でとてつもない被害をもたらしているシャークネード5ですが、続いては気になるシャークネード5の結末までを一気にネタバレしていきます。人間の力では止める事ができないのではと思われるシャークネードですが、英雄であるフィンは果たして今回も人類の危機を救う事ができるのか、その予想外の結末にきっと驚かされる筈です。地球滅亡のカウントダウンは阻止されるのか、ラストまで要注目です。

シャークネードを鎮める為にストーンヘンジへ秘宝を戻す事を決断したフィン達は、再びシャークネードの力でロンドンへ飛ぼうと考えます。しかし思う様に移動できずにエジプトへと落下し、辿り着いた先で門の一つを発見します。秘宝を使ってみると鍵を開ける事ができた為に、中に入ってみるとそこには核を制御する為に装置が置かれていたのです。装置を作動させた事により、放たれた光線でシャークネードが無くなっていきます。

けれど作動させた装置が暴走してしまい、止める事ができなくなってしまいます。サイボーグであるエイプリルが自らの力で体内からエネルギーを放出し、放たれ続ける光線を受け止めます。その隙にフィンがどうにか装置を止める事ができたものの、エイプリルは光線を受け続けすぎてしまった為に首だけの状態となって力尽きてしまったのです。シャークネードの脅威は消え去りましたが、フィンだけが取り残されていました。

シャークネードによって荒廃した世界の中を、フィンはたった一人で歩き回っていました。エイプリルの頭は棒の先へと取り付け、それも一緒に移動しています。そんなフィンの前に一台の車が走ってきました。中から現れたのは一人の見知らぬ男性でしたが、その正体は未来から来たギルだったのです。話を聞いたフィンは驚きますが、二人は過去に戻って家族や人類を救う為に、車に乗って移動していったのでした。

予想だにしない結末を迎える事となったシャークネード5ですが、続いてはシャークネード5に登場したキャストの日本語吹き替え版を担当した声優陣についてもご紹介します。B級映画は吹き替えが酷いと言われる事も多いものですが、人気シリーズのシャークネードではとても豪華な声優陣が吹き替えを担当しています。登場人物の中にはきっと聞き覚えのある声も混ざっていた筈です。

生年月日：1957年7月30日(現在61歳)
出身：静岡県御殿場市
身長：173cm
職業：声優、ナレーター、代表取締役
出演作品：「ヤマトタケル」「学級王ヤマザキ」「バビル2世」
 

生年月日：1980年1月14日(現在39歳)
出身：神奈川県川崎市
身長：167cm
職業：声優、舞台女優
出演作品：「クリムゾン・ピーク」「トゥームレイダー ファースト・ミッション」「ルール3」

生年月日：12月22日
出身：神奈川県
身長：不明
職業：声優
出演作品：「アルマゲドン2008」「キャプテン・フィリップス」「テッド2」

生年月日：9月30日
出身：静岡県
身長：162cm
職業：声優
出演作品：「ジオストーム」「デッドプール2」「ランペイジ 巨獣大乱闘」

生年月日：1966年7月25日(現在52歳)
出身：千葉県
身長：167cm
職業：声優、俳優、ナレーター
出演作品：「クリフハンガー」「パニッシャー:ウォー・ゾーン」「モンスター上司」

あらすじを読んでいるだけでもとんでもない展開に加え、シリーズのファンですら予想外の結末を見せるシャークネード5ですが、実際に鑑賞した人の感想や評価といったものも気になるのではないでしょうか？続いてはシャークネード5に関する感想や評価も少しだけご紹介します。一人で鑑賞していた時にはイマイチ理解しきれなかった部分も、他人の感想を見る事で気付くものもあるかもしれません。

シャークネード5では冒頭から結末までの間に、様々な映画のパロディと思われるシーンが多く見られる仕様となっており、その部分を評価する声もありました。元ネタを知らないと気付けない事も多いかもしれませんが、映画好きであれば思わずニヤリとしてしまうシーンも多かったかもしれません。

シャークネード5では様々な世界を巡ってのサメ地獄となっていた為、次はどこの国に飛ばされるのかを楽しみに鑑賞した人もいた様です。単なるサメ映画ではないシャークネード5の魅力は、先の読めないカオスな展開にあり、ファンはそういった点を評価しているのかもしれません。難しい事を考えずに楽しめるのがシャークネードの良さなのです。

シャークネード5は結末まで怒涛の展開が繰り広げられる映画となっていますが、シリーズファンであれば最後はフィンが全て解決してくれるいつものオチだと考えていた人も多かった筈です。しかし予想外の結末によって、シャークネード5の続編が楽しみになったと評価した人もいた様です。

シャークネード5では遂に日本までもがシャークネードの犠牲となった事に驚き、笑った人もいた様です。様々な自由奔放ぶりが楽しい映画でもあるシャークネード5ですが、ある意味では更に評価が上がった5作目であったと言えるのかもしれません。

ラストまでに馴染みのある登場人物達がほとんど死んでしまう事となったシャークネードですが、悲しみに暮れるエンディングになるかと思いきや、未来から来た息子によって希望の光を見せられる展開は胸が熱くなったという感想もありました。完結編となる次回作がどの様な内容となるのか、待ちきれないファンも多かった筈です。

映画シャークネード5について、あらすじから結末までをネタバレ込みでご紹介していくと共に、実際に鑑賞した人の感想や評価などもまとめてきましたが、改めてシャークネード5という映画に興味を持つ事ができたのではないでしょうか？常識で考えていては楽しむ事のできない映画でもありますが、その破天荒なシナリオや現実ではあり得ない展開を存分に楽しむ事のできる作品となっています。

シャークネード5の続編でシリーズが完結となってしまう事もあり、この機会に改めてシリーズを通して鑑賞してみるというのも面白いのではないでしょうか？これまであまり興味を持てなかったという人でも、シリーズを通して鑑賞する事でシャークネードという映画の面白さに気付いて評価が変わるかもしれません。