スリーキングスのネタバレあらすじと結末は?湾岸戦争がテーマのアメリカ風刺映画

スリーキングスは、実際にあった戦争湾岸戦争を風刺した映画です。人気映画俳優ジョージ・クルーニーが主演を務めています。映画スリーキングスは、湾岸戦争をテーマとした映画ですが、単なる戦争風刺映画という訳ではなく、アドベンチャーやコメディの要素も含まれた映画です。ここでは、ジョージ・クルーニー主演のスリーキングスのストーリーのあらすじを結末までネタバレ紹介していきます。

スリーキングスのネタバレあらすじと結末は?湾岸戦争がテーマのアメリカ風刺映画のイメージ

目次

  1. スリーキングスとは?
  2. スリーキングスの映画あらすじをネタバレ
  3. スリーキングスの映画結末をネタバレ
  4. スリーキングスのキャスト・登場人物
  5. スリーキングスに関する感想や評価は?
  6. スリーキングスの映画ネタバレまとめ

スリーキングスとは?

スリーキングスの映画作品情報

映画スリーキングスは、1999年のアメリカ映画です。主演は人気映画俳優ジョージ・クルーニーが務めています。映画スリーキングスは、湾岸戦争をテーマとした戦争映画ですが、単なる社会派の映画という訳ではなく、コメディの要素やアクションアドベンチャーの要素なども含んでいる作品です。監督のデヴィッド・O・ラッセルは、湾岸戦争に対して批判的な意見を持っており、作中での描写にその批判的な思想が活かされています。

スリーキングスの監督

ジョージ・クルーニー主演の戦争映画、スリーキングスの監督は、デヴィッド・O・ラッセルが務めました。デヴィッド・O・ラッセルはアメリカ合衆国の映画監督・映画プロデューサー・脚本家です。デヴィッド・O・ラッセルはスリーキングス以外にも様々な評価の高い映画を作成しています。デヴィッド・O・ラッセルの主な作品には、「世界に一つのプレイブック」「アメリカン・ハッスル」「ザ・ファイター」があります。

デヴィッド・O・ラッセル監督は、2012年に「世界に一つのプレイブック」にて、英国アカデミー賞の脚色賞を受賞しています。また、2013年に映画「アメリカンハッスル」では、英国アカデミー賞オリジナル脚本賞、ニューヨーク映画批評家協会賞脚本賞も受賞しました。デヴィッド・O・ラッセルは映画スリーキングスにて、ジョージ・クルーニーら豪華キャストを起用し、興行的にも批評的にも成功を収めています。

スリーキングスの映画あらすじをネタバレ

あらすじネタバレ:イラク兵士

ジョージ・クルーニー主演の湾岸戦争をテーマにした映画、スリーキングスのあらすじを結末までネタバレ紹介していきます。スリーキングスの舞台は1991年のイラクです。1991年3月にフセイン大統領がクウェートから撤退して湾岸戦争が終結し、もうすぐ故郷アメリカへ帰れると、アメリカ兵たちは浮かれていました。イラクの砂漠地帯のベースキャンプで、トロイ・バーローは降伏したイラク兵を撃ってしまいます。

トロイ・バーローを始めとしたアメリカ兵たちは、イラク軍の捕虜たちをボディチェックしていました。ある一人のイラク兵が、校門の中に不審な文書を隠し持っていました。トロイは仲間のコンラッドとこの兵士の隠していた一枚の紙を見てみます。そこにチーフも現れ紙に書かれた内容を調べてみると、それはイラク軍がクウェートから奪った隠し金のありかを示していることがわかりました。

特殊部隊に所属しているゲイツ少佐は、美人女性記者を連れ込んでいました。女性記者は自分の体を武器にして湾岸戦争のネタを狙っているのでした。しかし、ゲイツ少佐は違う女性記者の案内役を任されてしまいます。この女性記者は容姿に自信こそないものの、野心が満々で幾度もピューリツア賞を逃していました。女性記者は、フセイン大統領がクウェートから金塊を奪ってイラクに隠している事実をスクープしようとしています。

あらすじネタバレ:金の在り処

トロイら3人は、隠し金のありかを示した紙を眺めながら、大金を手に入れて一生遊んで暮らすことを夢見ていました。アメリカ兵たちは戦争を終えて帰国後、仕事を失ってしまうことになります。アメリカへ帰ってから、彼らは仕事を探さなければいけなくなるのでした。そこへゲイツ少佐がやってきます。ゲイツ少佐もまた2週間後には退役することが決まっていて、職を探さなければいけないのでした。

フセイン大統領の隠し金の存在を知ったトロイ達3人とゲイツ少佐は、明日の朝出発して金塊を探し出して奪い、昼までに帰ってくるというプランを立てます。ゲイツ少佐は女性記者の案内役を他の人物に任せ、トロイ達3人と共に早朝から金塊を探すために出発しました。この行動はアメリカ軍を離れてのものでした。湾岸戦争で戦争らしい事をしていない4人は、浮かれ気分でアメリカの旗を立てた軍用車を走らせるのでした。

アメリカの旗を掲げて走る彼らは、イラク人たちから「アメリカ万歳!」と称えられます。最初の目的地の村に着いたゲイツ少佐らは、イラク兵に脅迫されているイラク人を見かけます。イラク人たちはアメリカ兵が自分達を助けてくれるものと勘違いしていましたが、金塊が目当てのゲイツ少佐らは無視してしまいます。この村に金塊がないと思った4人は立ち去ろうとしますが、ゲイツ少佐は井戸を守っている兵士を見かけます。

この井戸を怪しいと思ったゲイツ少佐は、コンラッドを見張りに立たせると、他の3人で見事金塊を見つけ出します。反フセイン派のイラク人が捕虜になっていましたが、金塊を得るついでに解放したのでした。金塊はたくさんあったため、トロイはトラックを探して持ち出そうと考えます。イラク兵たちはゲイツ少佐らアメリカ兵に居られる事が迷惑だと考え、金塊を積み込むのを手伝ってきました。

あらすじネタバレ:銃撃戦

トラックに金塊を積み込み、解放した反フセイン派のイラク人を車に乗せようとした時、事件が起きてしまいます。反フセイン派イラク人のリーダーであるアミールの妻が、夫の無事を喜んで村にやってきたところを、イラク兵に殺されてしまいます。続いてイラク軍の戦車も村に向かってきます。そこでゲイツ少佐らアメリカ兵は囚われてたイラク人を解放し、アミールと共にイラク軍との銃撃戦を誘発させました。

ゲイツ少佐ら4人と反フセインのイラク人達は慌てて逃げようとしましたが、トロイが捕まってしまいました。ゲイツ少佐らも、地雷設置地帯に足を踏み入れてしまうのでした。ゲイツ少佐・コンラッド・チーフは反フセイン派のイラク人の隠れ場所に案内されます。

ここまでは、映画スリーキングスのストーリーのあらすじを詳しくネタバレ紹介してきました。続いて、スリーキングスの気になる結末までのあらすじをネタバレ紹介していきます。

スリーキングスの映画結末をネタバレ

結末ネタバレ:計画

ゲイツ少佐はトロイを救出するため、アミールに協力を要請しますが、アミールは条件を提示してきました。それは、彼らをイランの国境まで連れて行くというもの。反フセイン派のイラク人であるアミールたちは、このままイラクに残っても死しか待っていないのでした。ゲイツ少佐らはトロイを救出するため、アミールの条件を飲み、反フセイン派のイラク人をイラン国境まで連れていく計画を決行します。

結末ネタバレ:救出

イラク軍に捕まったトロイは、何とかアメリカ軍に連絡を入れようとしますが、イラクの兵士から拷問を受けます。油を飲まされ、電流を流されるトロイ。彼を拷問する将校は、自身の息子がアメリカ軍のバグダット攻撃で死亡したのだと語りました。ゲイツ少佐らはアミールの協力もあって現場に急行すると、トロイを救出することが出来ました。

トロイは重傷を負っていましたが、無事にゲイツ少佐らに救い出されました。ゲイツ少佐らはイラン国境まで行き、アミール達を援護しようとします。しかし、そこにアメリカ軍のエリートたちが到着し、ゲイツ少佐らは行動を止められてしまいました。なんとかアミールらをイランへ入国させてやりたいゲイツ少佐らは、自分たちが発見した金塊を引き換えに差し出しました。

ゲイツ少佐らが行った軍を離れた行動は、軍法会議にかけられるべきものでした。しかし、反フセイン派のイラク人や難民をイランへ逃がすため、金塊を差し出したこの行動は、女性記者によって報道される事となります。結果的に軍法会議で告訴されることを免れたゲイツ少佐らは、アメリカへ戻ってそれぞれの生活を恥じてるのでした。戦争映画スリーキングスのストーリーのあらすじを結末まで詳しくネタバレしました。

スリーキングスのキャスト・登場人物

ジョージ・クルーニー/アーチ・ゲイツ

映画スリーキングスの主人公アーチ・ゲイツを演じたのが、人気俳優ジョージ・クルーニーです。ジョージ・クルーニーはアメリカ合衆国の俳優です。俳優として人気を博しているジョージ・クルーニーですが、映画監督・映画プロデューサー・脚本家としても活躍しているマルチな才能の持ち主です。過去にはアカデミー賞にも何度もノミネートされており、その才能は世界中に認められている人物です。

今や世界的な人気を誇るハリウッド俳優・ジョージ・クルーニーですが、彼の知名度を上げたのは人気ドラマ「ER救急救命室」でした。このドラマにレギュラー出演して知名度を上げたジョージ・クルーニーは、その後様々な映画にも出演していく事となります。スリーキングスもそんな彼の出演作の一つです。スリーキングス等の映画出演で様々な役をこなし、ジョージ・クルーニーはその演技力を評価される事となります。

ジョージ・クルーニーの出演作では「オーシャンズ11」が有名です。「オーシャンズ11」で主演を務めたジョージ・クルーニーは、映画の大ヒット共にその人気を不動のものとしました。ジョージ・クルーニーは政治的な活動にも積極的に取り組んでいる人物でもあり、映画スリーキングスでは湾岸戦争に参加して、イラクの現状やアメリカ軍の内情を知ってしまう少佐を熱演しています。

マーク・ウォルバーグ/トロイ・バーロー

映画スリーキングスで、イラク兵の隠し持っていた地図を見つけるアメリカ兵、トロイを演じていたのがマーク・ウォルバーグです。マーク・ウォルバーグはアメリカ合衆国の俳優で、歌手としても活動していました。歌手としてアルバムをヒットさせる功績を残したマーク・ウォルバーグでしたが、1994年に俳優デビューを果たしてから、その演技を認められ俳優として成功を収めています。

マーク・ウォルバーグは、2006年に出演した映画ディパーテッドにて、その演技を高く評価されました。アカデミー賞助演男優賞や、ゴールデングローブ助演男優賞にノミネートされました。その後も多くの映画に出演しており、代表作「テッドシリーズ」や「トランスフォーマー」等への出演で人気俳優としての地位を獲得しています。映画スリーキングスでのマーク・ウォルバーグの演技も高く評価されています。

アイス・キューブ/チーフ・エルジン

映画スリーキングスにて、チーフ・エルジンを演じたのが、アイス・キューブです。アイス・キューブはアメリカ合衆国の俳優・映画監督・ラッパーです。アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのアイス・キューブは、1986年N.W.Aのメンバーとして歌手デビューを果たしています。その後ソロ活動を開始させ、映画界にも進出しました。

アイス・キューブの俳優としての活動としては、風貌が厳つい事からアクション映画への出演が多いです。しかし、近年には役の幅を広げコメディ作品へも出演するようになっています。スリーキングスでも、湾岸戦争という政治的なテーマを描きながら、コメディタッチでもある役柄を上手く演じて評価されています。

スパイク・ジョーンズ/コンラッド

映画スリーキングスでアメリカ兵コンラッドを演じてのが、スパイク・ジョーンズです。スパイク・ジョーンズはアメリカ合衆国の映画監督で、スリーキングスでは俳優として出演していました。スパイク・ジョーンズはスリーキングスでの演技を評価され、放送映画批評家協会賞の新人俳優賞を受賞しています。スパイク・ジョーンズは人気の映画監督で、「アダプテーション」や「マルコヴィッチの穴」などで映画賞を受賞しています。

スリーキングスに関する感想や評価は?

映画スリーキングスを結末まで鑑賞した人の感想や評価をいくつかご紹介します。スリーキングスの感想では、明るくコメディタッチで描かれている前半部分と、シリアスに展開する後半部分の陰影差が強烈であるという感想が見られます。スリーキングスはアクションコメディとして描かれながらも、政治的なメッセージが込められている映画です。そこが映画スリーキングの特徴で見どころでもあると評価されているのです。

映画スリーキングスの感想では、政治的なメッセージのこもった映画でありながら、娯楽作品としても面白いという感想も多いです。湾岸戦争をテーマにしている政治的な映画と思いきや、主人公のゲイツ少佐らが金塊を奪ってしまおうと冒険に繰り出す様は、娯楽作品としての面白さも兼ね備えています。スリーキングスは監督が戦争反対のメッセージを込めて撮影したものですが、大衆にも受け入れられるような作品に仕上げられています。

スリーキングスの映画ネタバレまとめ

ここでは、ジョージ・クルーニー主演の映画スリーキングスのストーリーのあらすじを結末まで詳しくご紹介しました。また、ジョージ・クルーニーをはじめとする豪華キャストの情報や、スリーキングスを結末まで鑑賞した人の感想などの情報もまとめました。スリーキングスの結末までのあらすじや、その他の詳しい情報を見て興味を持ったという人は、是非映画スリーキングスを鑑賞してみてください。

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