映画隣の家の少女のネタバレあらすじと感想・レビューまとめ!実際にあった事件?

映画隣の家の少女は2007年にアメリカで公開されたホラー映画です。隣の家の少女は両親を失くして叔母に引き取られることになった姉妹の姉が叔母に虐待されて死ぬまでの記録を、何も助けることのできなかった少年時代を中年の男性が回想するといったあらすじになっています。本記事ではそんな問題作となった映画隣の家の少女についてあらすじのネタバレやラストとなる結末をネタバレ紹介していきます。また他にもモデルとなった事件や視聴者の感想なども併せてネタバレ紹介させて頂きます。

映画隣の家の少女のネタバレあらすじと感想・レビューまとめ!実際にあった事件?のイメージ

目次

  1. 隣の家の少女は実在の事件?あらすじや感想に迫る!
  2. 隣の家の少女の映画あらすじをネタバレ
  3. 隣の家の少女の映画ラスト・結末をネタバレ
  4. 隣の家の少女を観た感想・レビューは?
  5. 隣の家の少女の登場人物一覧
  6. 隣の家の少女のあらすじや結末まとめ

隣の家の少女は実在の事件?あらすじや感想に迫る!

隣の家の少女の作品情報

隣の家の少女は2007年にアメリカで公開されたホラー映画です。隣の家の少女の原作となったのはジャック・ケッチャム手掛ける1989年の小説であり、アメリカのインディアナ州で起きた最も凶悪事件と言われている「シルヴィア・ライケンス事件」をモデルにした映画となっています。このモデルとなった事件はインディアナ州ですが、隣の家の少女の舞台はニュージャージー州となっており、オリジナル設定が施されています。

そんなホラー映画隣の家の少女の主人公で語り手となるのはデヴィッドという少年であり、このデヴィッドの住む隣の家にある日両親を失って二人の姉妹が引っ越してきます。しかしこの姉妹は引き取り手である叔母に虐待されてしまい、主人公のデヴィッドが何も助けることのできなかった過去を歳をとったデヴィッドが回想するといったあらすじとなっています。

またこの映画隣の家の少女は虐待をモデルとした作品であることから、ネタバレになるのですがラストとなる結末まで悲惨な光景が続きます。このことからこの映画を観た人からの感想は高評価と低評価と真っ二つに分かれることになってしまい、ホラー映画で問題作の一つとなっています。本記事ではこの問題作となった映画隣の家の少女についてラストとなる結末までのあらすじをネタバレ紹介していきます。

隣の家の少女の元ネタとなった事件

映画隣の家の少女は上述の作品情報のネタバレ紹介で記載した通り、1965年にインディアナ州で起こったシルヴィア・ライケンス事件をモデルとした作品となっています。この事件はガートルード・バニシェフスキーという女性がシルヴィア・ライケンスを自らの家に下宿させたことから起こってしまった事件です。当初シルヴィアの家庭は貧困であり、シルヴィアを下宿させることで生活をなんとか送っていける状態でした。

そんな中、シルヴィアの父がガートルードから下宿を引き受けるといわれ、「娘を正してあげる」という言葉を信じて預けてしまいます。ガートルードは実はヒステリーでうつ病を患っており、下宿代が遅れるたびにシルヴィアを虐待していくようになります。虐待初期は言葉や物理的手段での暴力であったのですが、虐待の手はどんどんエスカレートしていき、恐ろしい事件へと発展していきます。

なんとガートルードは近所の子供たちや自分の子供を使ってシルヴィアへ性的虐待や地下室へ監禁してしまいます。そして映画のラストの結末になるのですが、地下室に監禁後、シルヴィアの命で虐待していたガートルードの子供たちが過度な暴力をシルヴィアに行い、誤って殺害してしまいます。そしてシルヴィアが死亡したことによって同様した子どもたちは警察へ通報してしまいます。

このことでガートルードが行った虐待は明るみに出ることになり、シルヴィアの体には幾度となく殴られた跡やたばこでのやけど跡、さらに腹部に文字が刻まれるなど悲惨な虐待が加えられていました。この尋常ではない虐待が行われた事件についてガートルードの公判で検察官は「インディアナの犯罪史上最も恐ろしい犯罪」であると語っており、アメリカ犯罪史の歴史に刻まれる凶悪な事件となりました。

隣の家の少女の映画あらすじをネタバレ

あらすじネタバレ①両親を亡くした姉妹

では本記事の本題の一つである映画隣の家の少女についてラストの結末に至るまでのあらすじをネタバレ紹介していきます。デヴィッドという一人の中年男性は自分の家で絵を見ながら、過去に起こった悲惨な事件を思い出します。少年時代のデヴィッドは川でザリガニを捕まえていた際、隣の家に引っ越してくることになった美少女のメグと出会い仲良くなります。実はメグは両親を事故で失い、妹と共に叔母の家に住むことになったのです。

新たに引っ越してきたメグは美しい見た目をしており、好意を寄せたデヴィッドは近所の子供たちと共にメグと遊ぶようになります。そんなある日デヴィッドは隣の家でメグが叔母のルースに叱られているところを目撃します。その後デヴィッドはメグからルースに虐待されていることを語り、二日間ご飯を抜きにされたり過度な躾が行われていることを知らせれます。

あらすじネタバレ②虐待される姉妹

虐待されていることを知った後日、デヴィッドはメグからデヴィッドがザリガニを捕まえている風景を描いた絵を渡されます。しかしその光景を見ていたルースはメグを娼婦と言って罵っていまいます。さらにルースはメグの目の前で妹であるスーザンのズボンを脱がしてお尻を叩くという虐待を行います。しかもこのスーザンへの虐待はルースの息子やデヴィッドの前で行うのです。

その後メグが警察官と話をしているところを目撃したルースの息子たちはルースにこのことを報告します。するとルースは逆上し、メグに対して過度な躾を行います。そしてその夜デヴィッドはルースの家に行くことになり、ルースの家に行ったデヴィッドは地下室で両手を縛られて吊るされているメグの姿を目撃します。

あらすじネタバレ③告白ゲーム

そしてメグが両手で吊るされている悲惨な光景の中、監視するルースの子供たちは告白ゲームと言って吊るされているメグの服を脱がせます。そしてメグを全裸にした後告白を行うよう促し、デヴィッドは恐怖の中動くことが出来ませんでした。その後ルースはメグが汚いと罵り、息子たちを部屋に帰すことになり、デヴィッドも何もできないまま部屋に戻ります。

部屋に戻り、ルースが寝たのを確認した息子たちはルースの言いつけを破ってメグがいる地下室へ向かい、水をあげようとするものの、メグが恐怖から大声を出してしまうので諦めてしまいます。告白ゲームから一日経った朝、地下室ではルースがメグの拘束といてメグにご飯を与えます。そしてルースはメグが言うことを聞かないと次はスーザンを虐待するという脅しをかけます。一方何もできないデヴィッドは自分の無力さを嘆くのでした。

あらすじネタバレ④罰を受けるメグ

その日の翌日デヴィッドは再度メグがいる地下室へ足を運ぶと、そこにはさらに悲惨な光景が待っていました。メグは再度両手を縛られて吊るされてしまい、たばこの火を押し付けられるという虐待を受けており、これまでよりも拷問がエスカレートしていました。その時救いの手である警察官がルースの家に訪れてくるのですが、ルースはメグ達は買い物に行ったと嘘をつき、警察を騙してしまいます。

ルースは警察官に嘘をついて騙したことから油断していました。実はルースが警察官の相手をしている時、地下室に行っていたデヴィッドはメグに今夜鍵を開ける約束をし、警察に逃げるよう話していたのです。まさに助ける事の出来なかったデヴィッドの勇気ある行動でした。そしてこのデヴィッドの勇気ある行動によってルースのラストとなる結末が訪れることになっていきます。

隣の家の少女の映画ラスト・結末をネタバレ

結末ネタバレ①デヴィッドが通報

ルースが嘘をついて警察官を騙そうとしていたのですが、警察官はルースの子供たちがメグに対して拷問ともいえる暴行を行っていると通報があった旨を話します。この予想外の警察官のセリフにメグに暴力を振るっていたルースの子供たちはデヴィッドが警察に通報したと勘づき、デヴィッドを責め立てます。そしてその夜デヴィッドは約束通りメグを逃がそうと試みるのですが、メグは虐待の影響で逃げ出すことができませんでした。

結局メグは逃げ出すことができないまま朝を迎えてしまい、ルースは自らの子供にメグを犯させるという性的虐待を行います。そのメグが犯されている現場にはルースの子供たちやデヴィッドの姿がありました。ルースの命令でルースの子供から性的虐待を受けたメグはその後、ルースに火で焼いた針で腹部に文字を刻まれてしまいます。そして映画隣の家の少女の物語はラストとなる結末を迎えることになっていきます。

結末ネタバレ②メグの死

メグはルースから腹部に焼いた針で文字を刻まれてしまい、さらに暴力によって顔を腫れあがらせたメグの命は絶えようとしていました。その光景に恐怖したデヴィッドはルースの家から逃げ出そうとするのですが、ルースの息子たちはそのデヴィッドを見逃すはずはなく、デヴィッドを捕まえてメグと同じように地下室へ監禁されてしうことになってしまいます。

しかしそこでメグの妹であるスーザンが登場し、デヴィッドは解放され、地下室で煙を出して火事に見せかけます。このデヴィッドの作戦通りに火事と騙されたルースは地下室へ向かうことになり、デヴィッドは松葉つえで地下室に来たルースを殴りかかります。そしてついに救いの手である警察が現場に到着します。恐ろしいほどの惨状が広がっている現場に到着した警察はデヴィッドとメグが寄り添っているのを目にします。

デヴィッドはついに恐怖から解放されることになり、瀕死の状態のメグに声をかけていました。しかしデヴィッドにかすれた声で話すメグはとうとう衰弱しきっていたことから死亡してしまいます。そしてこの恐ろしいほどの体験と自分の無力さを痛感した事件を思い出したデヴィッドは、かつてメグと出会ったザリガニを捕まえた川に立ち尽くしていました。そして映画隣の家の少女の物語はラストとなる結末を迎えるのでした。

隣の家の少女を観た感想・レビューは?

映画隣の家の少女を観た方の感想で多く集めたのは胸糞悪い映画だという感想でした。この映画隣の家の少女は実際にあったインディアナ州で一番恐ろしい事件と言われているほどの事件をテーマにしており、幽霊ではなく生きている人間の心の闇を描かた映画になっています。虐待といった救いのない物語で、主人公のデヴィッドが何も助けることのできないほどの悲惨な虐待は胸糞悪いという感想を集めるのも分かります。

映画隣の家の少女を観た方に感想で胸糞悪いといった感想のほかに恐怖を感じるといった感想も見受けられました。隣の家の少女は隣の家で行われている虐待を見た視点を描いた今までにない映画作品となっています。またこの隣の家の少女は虐待という恐ろしい行為を細かくラストまでリアルに表現しており、感想の通り生きている人間ほど恐ろしいものはないということを感じさせる映画となっています。

映画隣の家の少女は隣の家の少女の原作となった読者からも胸糞悪いといった感想が寄せられています。原作となった小説は映画隣の家の少女と同じく精神的に追い詰められていく様子をリアルに絵が描いた小説であり、ある意味最後まで読んでしまう小説となっています。映画隣の家の少女を観た方で、まだ原作となった小説を読んだことのなかたは、是非一度原作小説も読んでみてください。

隣の家の少女をこれから観ようと思っていた方から、その悲惨なストーリーから観ることをためらってしまうといった声が寄せられました。隣の家の少女は上述のラストまでのあらすじのネタバレでご紹介した通り暴力的な虐待や監禁、さらに性的虐待も描かれた映画であり、とても目を背けたくなるシーンが多々登場します。なのでトラウマとなる要素が強い作品なので、心臓が弱い方やメンタルが弱い方にはおすすめできない作品でしょう。

隣の家の少女の登場人物一覧

登場人物①メグ・ローリン

メグ・ローリンは映画隣の家の少女において被害者となる人物です。メグは元々ニューヨークに住んでいたのですが、両親を交通事故で失ってしまったことにより、大叔母であるルースの家に引っ越してきます。ルースは大人びた非常に美しい魅力的な女性であり、語り手となるデヴィッドは一目惚れします。しかしそんなメグはルースによって非常に恐ろしい虐待を受けることになってしまいます。

登場人物②デヴィッド

デヴィッドは映画隣の家の少女において語りてとなる主人公的存在の人物です。デヴィッドは現在裕福なビジネスマンであり、3度目の結婚を控えている41歳の中年男性です。デヴィッドは一目惚れしたメグがルースに虐待され、恐怖から助けることが出来なかったことを成功を収めた今でも忘れることができず、この隣の家の少女は過去を忘れることができないデヴィッドの記憶を描いた映画となっています。

登場人物③ルース

ルースは映画隣の家の少女においてデヴィッドの隣に住む女性であり、メグの叔母にあたる人物です。ルースは実際の事件と同じく虚言壁を持つ女性であり、夫が蒸発していることから子供達を女手一つで育てています。ルースは昔美しい見た目をした女性だったのですが、夫と子供3人を失ってから精神がおかしくなってしまい、家に引っ越してくることになったメグに対して非常に恐ろしいほどの虐待を行ってしまいます。

隣の家の少女のあらすじや結末まとめ

本記事では隣の家の少女についてラストに至るまでのあらすじや結末のあらすじなどをモデルとなった実際の事件を交えてネタバレ紹介しました。隣の家の少女はトラウマとなるほど悲惨なシーンが連続して起き、虐待という幽霊ではない生きている人間の闇の恐ろしさを描いた作品となっています。ホラー映画でも異色ともいえる作品ですが、もし本記事を読んでご興味があれば是非一度隣の家の少女をご覧になってはいかかがでしょうか。

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