トリコの八王メンバー一覧！ギネスなど捕獲レベル・強さランキングも紹介

トリコとは週刊少年ジャンプで2008年から2016年まで連載された大人気の「バトルファンタジー漫画」です。主人公である「美食屋」トリコと「料理人」小松がパートナーとなり、世界中の「美味」を追求していく事がテーマ。そして登場する猛獣には「捕獲レベル」という難易度が設定されており、値が高いほど美味しい食材という認識がされています。

「猟銃を持った狩人が10人いて仕留められる」のが捕獲レベル1。作品序盤では「ガララワニ」という捕獲レベル5の食材が登場しトリコに難なく捕獲されています。またトリコ作中では「人間界」「グルメ界」と世界が分かれており、人間が生存する事が難しいグルメ界では捕獲レベルが1000を超える猛獣が数多く存在。今回ご紹介する八王は全て6000を超えています。

八王とは「グルメ界」で頂点に立つ八つの種族の長の事です。捕獲レベルは6000以上でトリコ作中でも終盤に登場。トリコを含めた美食屋四天王が同時攻撃をしてもまったく歯が立たないほどの強さを誇っており、物語が進むにつれ八王の子孫がトリコたちの仲間になっていきます。

ここからは本題である八王メンバーを紹介します！それぞれにハッキリとした捕獲レベルも描かれているので、それを参考にして強さの順番にランキングを発表！一体八王メンバーで最強は誰なのか？それではいきましょう！

捕獲レベル6000で種族名は「キンタマントヒヒ」です。本当の名前は「バンビーノ」ですが亡くなった恋人の名前「バンビーナ」を名乗っています。巨大生物だらけの八王メンバーの中でも珍しく人間ほどの体格。トリコが初めて対面した八王であり、バンビーナは戦う事を遊びと考えています。バンビーナの遊びに最後まで付き合うと真の姿に変貌。体格の点で不利は否めず八王ランキングでは下位になりました。

通称「空の番長」で捕獲レベルは6000。グルメ界全ての制空権を支配しており、翼を一度煽ぐだけで毒の竜巻を発生させる恐るべき生物です。またエンペラークロウの影にいる者は思考が停止しゆっくりと命の灯が消えていきます。それを回避しようと上空に行くと太陽に似た玉を吐き出し、強制的に影を作り出します。凄まじい能力ですが、他の八王メンバーに対しての効果は薄いのでランキングは下位です。

伝説の幻獣で捕獲レベルは6200。八王屈指の肺活量を持っており、トリコが対峙した際は鼻息で吹き飛ばされ、ヘラクレスが少し息を吸い込んだだけで辺りが真空状態になり命を奪われそうになりました。主な食事は「空気」で八王の中でも大人しい部類の猛獣ですが、子供の出産を邪魔されそうになると容赦なく襲いかかります。また強さはおりがみ付きですが、戦闘シーンが少ないためランキングは下位です。

全ての蛇の母と呼ばれる猛獣で、捕獲レベルは6310。全長は地球一周分とも言われており、八王一の「長さ」を持ちながらも移動速度は光速です。また過去に、同じ八王の鯨王ムーンと戦ったという伝説があり、戦場は立ち入り禁止区域にされています。戦闘能力はとても高く確実な強さを持っているのでランキング5位。

体そのものが大陸と言っていいほどの強大な鹿で捕獲レベルは6450です。八王の中でも大人しく戦う事を嫌っている性格ですが、怒らせると謎の空間に飛ばされ一秒で数億年の時が流れたように体が朽ち果てます。普段はスカイディアに住んでいる住人の猛獣たちが彼の代わりに戦闘を行う。特殊能力・仲間を含めた強さでは最強の猛獣と言えますが、戦闘シーンがまったくないので4位にランクイン。

バトルウルフという伝説の種族の長で、捕獲レベルは6550。かつて世界最大の大陸を支配していた種族ですが、絶滅の危機に瀕しています。八王の中ではかなり小型の生物で、圧倒的なスピードと鋭い牙で敵を次々に葬り去る強さを持つ。トリコのパートナーである「テリー」はバトルウルフの血を引き継いでいます。

一万年生きていると言われている伝説の翼竜で、捕獲レベルは6590。生涯で一度しか生えない鋭い牙を使いグルメ界頂点の一角に君臨。トリコのパートナーである「料理人」小松の包丁にはこのデロウスの牙が使われており、人間が一振りするだけで壁が切り裂かれるほどの切れ味を持っています。また捕獲レベルの低い猛獣は包丁を見るだけでデロウスの危険な匂いを感じ取り逃げ出す。

通称「ブラックホールホエール」と呼ばれる生物で、捕獲レベルは6600。その名の通り、自らに近づく生物をブラックホールのように全て飲み込んでしまいます。これを回避するには光の速さを越える必要があり、ほとんどの生物は避ける事ができません。まさに最強の八王の名が相応しく、トリコ登場キャラクターでも五本の指に入ります。

上記でも少し触れましたが、トリコたちのパートナーにはそれぞれ八王の子孫が同行しています。体は小さくまだ子供ですが秘められた戦闘能力は本物であり、作中ではその片鱗を見せる描写がされています。という事でここからは八王の子孫を紹介！

バトルウルフの子孫であり、トリコたちにテリーの愛称で呼ばれています。闘技場で人間によって強制的に戦わされている所をトリコに救出され仲間になりました。序盤では子供という事もあり、捕獲レベルがあまり高くない猛獣にも苦戦していましたが、物語が進むにつれ「伝説の一族」の名に恥じない成長を遂げています。最終回では狼王ギネスが引退したため、次の頂点を狙い群れへと帰っていきました。

四天王の一人「ココ」のパートナーであり、エンペラークロウの子孫です。サポートを得意としており、自身の目の前に羽をばら撒く「ブラインドフェザー」という技でココを援護します。またココの移動手段として活躍。

四天王「サニー」のパートナーであり、マザースネークの子孫。作中では時速400キロで移動する速さや並みの猛獣なら一飲みする戦闘能力を見せています。また相手に巻き付き締め付ける戦闘方法が得意。主にサニーの移動手段として使われています。

今回は八王ランキングを中心に発表しましたが、ここからは八王を捕獲しフルコースの一つとするため日々「美食屋」としての腕を磨いている四天王を紹介します！それぞれが特異な能力を持っており物語が進むにつれ成長。

本作の主人公で美食屋。人並み外れた筋肉と身体能力を使い敵と戦います。得意技として、衝撃が時間差で伝わる「釘パンチ」や相手を切り裂く「ナイフ」を持っており、主にテーブルマナーを真似た戦闘方法を好んでいます。また「人生のフルコース」を作るため世界中を旅しており、「トリコが捕獲」「小松が調理」と役割分担をしながら美食を探求する人物。

美食屋兼占い師の四天王。体内に「毒」を培養する能力を持っており、それらを使って戦闘を行います。得意技は、毒を弾丸にし相手に撃ち込む「ポイズンライフル」や血液を毒に変化させ剣を作り出す「ポイズンソード」など。四天王の中でも温厚な性格をしていますが、敵対したら毒を容赦なく浴びせる冷酷さを秘めた人物です。また毒を使い過ぎると脱水症状という名の白髪になります。

美食屋で四天王の一人。髪の繊維に怪物「ヘアーモンスター」が住んでおり、自在に髪を操りながら戦います。得意技は、相手の攻撃を同じ威力で跳ね返す「フライ返し」や紙の繊維を一つにまとめて繰り出す「ヘアパンチ」など。美しい物に目がなく、自身のフルコースも美味しさより見た目で選ぶほどの人物です。

美食屋で四天王の一人。彼に狙われた生物は絶滅してしまう事から牢獄に囚われていたという異色の人物。トリコ同様筋肉質で身体能力に優れていますが、主に「声」を使って戦う事を好んでいます。得意技は、周囲に声の衝撃波を放つ「サウンドバズーカ」や死神の声を音に変え相手に伝える「死音」など。物語に登場した際は危険人物とされていましたが、最終回を迎える頃には四天王の一人として八王討伐に協力しています。

本記事ではトリコの八王について紹介していきましたがいかがだったでしょうか？トリコにはまだまだ魅力的なキャラクターが多く存在していますので、これを機にトリコを読んでみて下さい！