人見知り芸人アメトーーク2018年の出演者！ゲストや感想は？【オードリー若林】

雨上がり決死隊がMCを務めるバラエティ番組『アメトーーク！』の中の人見知り芸人の企画で、2009年、2010年に放送された、第1弾、第2弾に続き、8年ぶりに第3弾として放送されました。第3弾は新たな企画編成で、ゲストには脱・人見知り芸人と言われているオードリーの若林さんを迎え、彼の過去と現在の変化や新出演者メンバーの人見知り具合をエピソードを交えて爆笑トークしています。その内容を振り返り見ていきましょう。

• オードリー 若林
• 有吉弘行
• インパルス 板倉
• フッドボールアワー 岩尾
• バカリズム
• ライセンス 藤原
• NON STYLE 石田
• U字工事 益子

2009年11月19日放送された『人見知り芸人』第１弾のメンバーは上記の計8名です。この回はゲスト出演はありませんでした。NON STYLE石田さんは風俗未経験で「一度くらいは経験した方がいい」と先輩に言われて風俗デビューを試みたそうですが、石田さんはデリヘル嬢を自宅に招き、呼んだデリヘル嬢に対して居留守を使ってしまったというエピソードが語られ、スタジオの笑いを誘っていたようです。

• オードリー 若林
• 有吉弘行
• インパルス 板倉
• フットボールアワー 岩尾
• バカリズム
• サンドウィッチマン 富澤(初)
• 麒麟 川島(初)
• 笑い飯 西田(初)
• 相武紗季（ゲスト）

2010年4月15日のゴールデンで放送された第2弾はゲストに女優の相武紗季さんを迎え、アメトーーク！初出演者、サンドウィッチマンの富澤さん、麒麟の川島さん、笑い飯の西田さんを交えてトークが展開され、飲み会に参加したくないという人見知り芸人の飲み会回避方など語っており、視聴者からは「オードリー若林さんの人見知り度が可愛い」と言われていたようです。

• かまいたち 山内
• 滝沢カレン
• おかずクラブ オカリナ
• 三四郎 小宮
• ダイアン 西澤
• 四千頭身 後藤
• ジャルジャル 福徳
• 宮下草薙 草薙
• オードリー 若林（ゲスト）

「おや？」と思った人もいたかもしれませんが、芸人の中に滝沢カレンさんが含まれています。日本語のチョイスが独特でお茶の間の笑いを誘っている滝沢カレンさんですが、意外にも人見知りだったようです。他の出演者に若手芸人、四千頭身の後藤さん、宮下草薙の草薙さんも加わり、ゲストに相当な人見知りと言われていたオドーリー若林さんを迎え放送された『アメトーーク人見知り芸人2018』の内容を下記から見ていきます！

『アメトーーク人見知り芸人2018』の中で繰り広げられた内容は、過去に放送された大部屋楽屋でのシチュエーションで皆が盛り上がっている中、その中に入っていけず、孤立していないことをアピールするための対処法や飲み会に誘われた時の交わし方などのエピソードを交えて話します。他にも新メンバーが人見知りが故の苦悩のトークを語り、そのエピソードから多くの視聴者の爆笑と共感を得た内容となっています。

人見知り芸人の中で皆が首を縦に振り頷く、飲み会での苦悩についてトークしていました。打ち上げという言葉を聞くと構えてしまうのだそうです。中にはマネージャーに事前に飲み会に参加したくない旨を伝えておき、仕事がある振りをして逃れるという人もいたようです。さて、芸人が語る飲み会での苦悩についてトークを見ていきましょう。

打ち上げが苦手だと語る、かまいたち山内さんは、打ち上げと聞いただけで腹が立ち、二次会があると聞くと腸が煮えくり返ってしまうのだそうです。地方ロケに行くと撮影の前日に現地の人に歓迎されて食事会を用意されるらしいのですが、前日は次の日の撮影に向けて準備をしたり、1人でリラックスしたいという山内は「なぜ、ご当地の美味しいものを全員で食べなければいけないのか」と疑問に思っていると話しています。

飲み会の時に海賊の様にお互いのジョッキを持っている方の腕をくませて、クロスして飲むクロス飲みが苦手だと語る四千頭身の後藤さん。見ている分には楽しいのでずっと見ていたいと思うそうですが、いざ自分がとなると引いてしまうそうです。関わりたくないとまで言っていました。幸いにも視力が2.0あるそうで、席の端っこの遠く離れたところからその様子をみては、酒のつまみにしているそうです。

『アメトーーク』冒頭から宮迫さんに「テレビに出る雰囲気じゃない」「番組史上初声が小さい」といじられる宮下草薙の草薙さん。草薙さんは相方との漫才中も相方の目を見ることができず、自己主張が苦手なようで、自身の「草薙」という名前が本当は「草彅」であるということも告白できないほどの人見知りです。

そんな草薙さんは、飲み会の席で、いい後輩を演じようと本当は小食なのにたくさん食べたことで太ってしまい、飲み会の2時間が苦痛で仕方がなく、帰るタイミングを常に計ってしまうようです。草薙は先輩から「爪が長い」と指摘されたことを理由に「家で切ってきます」と席を立ち、そのまま帰宅してしまったこともあったそうです。しかし、そんなことがあってもその先輩は許してくれたそうで、草薙さんはほっとしていたようでした。

テレビで見る限り人見知りとは無縁なイメージの滝沢カレンさんも、かなりの人見知りなことが分かりました。知らない人がいるご飯や飲みの席だと相手に「5000％楽しくなさそう」と必ず言われるというくらい「つまらない」という気持ちが表情に出てしまうそうです。楽しんでいる顔も見せたくないと語っているので敢えてそうしているのかもしれません。

常に飲食店では壁などを端から端まで隅々見て、何かを探している風を装って話しかけづらくしたり、話しかけられそうだと思ったら、お茶を飲みだしたり、スマホをみたりする滝沢カレン。マナーが悪いと思いつつも、相手との間に壁を作らないとその場にいられないというくらい人見知りなようです。

滝沢カレンさんの他のエピソードでは、朝からテンションの高いメイクさんも苦手だそうです。芸能界で一番仲のいい横澤夏子さんに対しても、横澤さんが自宅に来るのはダメなんだそうで、唯一、滝沢カレンさんの自宅を訪れることが出来るのは、幼馴染の幸子さんという方だけなんだそうで、かなりの徹底した人見知りぶりが明かされました。

芸人さんは楽屋が大部屋になることがあるようで、その時も人見知り芸人の人見知りっぷりは発揮されるようです。筋金入りの人見知りのオードリー若林さんは賑やかな楽屋でその輪の中に入れない人と思われないように、楽屋に置いてあるペットボトルのラベルを読んで回避しているといいます。これには賛同する芸人が多数見られました。人見知り芸人の楽屋での苦悩について迫ります。

かまいたちの山内さんは、キャスティングでFUJIWARAのフジモンと一緒だと前日に分かった時には、フジモンのテンションの高さについていけないことから仕事が憂鬱になると言います。これを受けて、人見知り芸人の他のメンバーも同意しているようでした。ズカズカと自分の領域に踏み込まれるのがどうやら苦手のようです。

どのくらい人見知りなのか検証するために楽屋にカメラを設置し、四千頭身の後藤さんと滝沢カレンさんを2人きりにして隠し撮りすりと2人の間にはとても冷ややかな空気が流れていました。そして、過去のオードリー若林さんと同じようにペットボトルのラベルを読み始めるのです。これにはスタジオも爆笑でした。四千頭身の後藤さんはいつも楽屋で誰とも話さないので、ある先輩芸人には「尖がっている」と言われているようです。

三四郎の小宮さんは、ちゃんとした、きっちりとしている人が側に来ると緊張してしまい、話せなくなってしまうのだそうです。きちんとしているの分かれ目は「売れているか、売れていないか」で、先輩でも唯一緊張せず話せるのは、マセキ事務所の先輩、ドロンズの石本さんなんだそうです。

ジャルジャルの福徳さんは、出演者やスタッフがたまっている前室が苦手でだそうで、堪らず何度もトイレにいってしまうようです。エレベーターで他の芸能人と鉢合わせするだけでもピンチと感じるそうです。過去に有吉さんもこのシチュエーションに遭遇し、楽屋に忘れ物をしたと装ってそのエレベーターに乗るのを回避したと話していました。人から誘われた時の反応に困るというのも人見知りの人にはあるようです。

大部屋で賑やかな輪の中に入れなかった時の対処法でペットボトルやお菓子のラベルを読んで、輪の中に入れない人ではないということをアピールするというエピソードをご紹介しましたが、どうやらあまりにも待ち時間などが長く暇な時は、すぐに読み終えてしまうんだそうです。

そういう時の対処法を人見知りマスターのオードリー若林さんは、ささくれを剥くことに集中すると話しています。これはささくれがなくても剥くフリをするのだそうです。これにはスタジオ内、出演者の大共感を得ていました。視聴者の感想でも「人数が多い場所で、輪の中に馴染めない時はやってしまう」と共感する声が多いようでした。

数々の人見知りエピソードをご紹介してきましたが、今回の「アメトーーク」をご覧になった方で、「人見知りなのになんで面白いの？」と疑問を抱かれる方も多かったように感じます。この回で特に注目が集まったのが、冒頭から宮迫さんにいじられていた宮下草薙の草薙さんでした。

宮下草薙のネタはネガティブなネタが目立つようですが、草薙さんの話す間の取り方が笑いを誘います。番組の最後を締めくくったのも草薙さんで、宮迫さんの「また、来てくれる？」の問いに、自己主張が苦手な草薙さんは、あまり乗り気でない様子で「うーん、今夜練られれば来ます」と返し、放送は笑いの中で終わりました。

人見知りマスターのオードリー若林さんの人見知り度は前回の放送から8年たった今、どうなっているのでしょうか？この放送後に自身のラジオ番組で「結局それまではテレビ局のスタッフさんやメイクさんとか周りの人が知らない人ばかりで萎縮していて、今はその人たちとも慣れたから普通に話せてるだけであって、別に人見知りが治ったわけではない」と語っています。

実際に某番組で一緒になった八嶋智人さんに「番組の皆でグループLINE作ろう」と誘われますが「ＬＩＮＥやってない」と嘘を付き断ったそうです。また飲みの席では周りの飲んでいる様子から、玄関の下駄箱に少しずつ自分の荷物を運び、皆が酔っぱらい自分がいなくても気づかれないと感じたタイミングでこっそり帰ると話しています。これらを聞く限りでは若林さんご自身でも話されているように、克服はあまりされていないようです。

そんな若林さんから人見知り克服法として、ガールズバーに通うというアドバイスがされていました。仕事で撮れ高が少ないことを気にし、毎日ガールズバーに通っていた若林さん。ガールズバーではジェンガや黒ひげ危機一髪などが置いてあるので間は持ったと語り、努力されていた様子が伺えます。

人見知り芸人に共感という声が多数SNS上で上がっていました。人見知りで悩むまではいかなくても、同じように感じている方は多いということが伺えます。処世術で合わせることが出来るようになったという意見からもやはり、慣れというのも必要なのかもしれません。

「人見知りだけど面白いからいい！」という意見も多かったようです。面白い芸人さんで名前が上がる人の多くは、人見知りだとか、自己主張し過ぎない人が多いように感じます。周りの空気を読むことに長けているように思うので、必要以上に人に笑いを押し付けないのと、単純に話すことが面白いということが考えられそうです。

ここまで『アメトーーク人見知り芸人2018』をまとめてきました。お茶の間を楽しませている芸人さんは人を楽しませることを生業としているだけに、人と打ち解けるのが上手いというイメージが付いていると言われています。しかし『アメトーーク人見知り芸人』を見ると人見知りの方が多いようです。人見知りの方は人に嫌われたくない気持ちが強く、人や周りの空気に気を遣い過ぎてしまうところがあるようです。

しかし、だからこそお笑いが出来るのでしょう。芸人さんにも色々なタイプの方がいて面白いとの感想もありました。「アメトーーク」は面白いネタを披露する芸人さんの人間性を見ることができる番組です。今後はどのような方が出演されて、どのようなトークが繰り広げられるのでしょうか？未見の方は是非ご覧ください。