アメトーク運動神経悪い芸人2017の内容・ゲストは？結果と出演者ワースト1位を紹介

「アメトーク運動神経悪い芸人2017」は、テレビ朝日のバラエティ番組「アメトーーク！年末5時間SP」の最初のコーナーとして2017年12月30日に放送された番組です。この日の放送は、『運動神経悪い芸人』をはじめとして、『家電芸人』、『マセキ3兄弟（出川・狩野・小宮）』、『アメトーーク大賞』の豪華4本立て年末スペシャルでした。

今回の出演者には、

• サバンナ・高橋
• フットボールアワー・後藤
• ゴールデンボンバー・歌広場
• 麒麟・川島
• ナイツ・塙
• 笑い飯・西田
• 東京03・豊本
• ザブングル・松尾
• フルーツポンチ・村上
• ライス・田所
• 御茶ノ水男子・しいはしジャスタウェイ

番組ＭＣは、もちろん雨上がり決死隊の2人です。1989年にコンビが結成され、さまざまなバラエティ番組から引っ張りダコの2人ですが、2003年、初の全国ネット冠番組として登場したのが、この『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』なのです。この人気番組『アメトーク』ではいろんな特番が組まれますが、その中でも毎回話題をさらうのが、今回お届けしている『アメトーク運動神経悪い芸人』です。

「アメトーク運動神経悪い芸人」のゲストは、前年もゲストとして呼ばれた、広瀬アリスです。ゲストの広瀬アリスは、学生時代にはバスケットボールやハンドボールに打ち込んでいたほど運動神経の良いことで有名な女優で、前年もゲスト紹介で触れられていました。

外向的で元気いっぱいな印象が強いゲストの広瀬アリスですが、休みの日には家に引きこもって漫画を読むのが一番の幸せというほどの「漫画オタク」。ゲスト紹介ではドラマや映画の共演者から「クソガール」と呼ばれていることを自虐的に明かしていました。根っからのオタクなゲストです。ある意味「アメトーク運動神経悪い芸人」のゲストには適任です。それが2年連続でゲストに呼ばれた理由でもあるのでしょう。

最初の出演者紹介はサバンナの高橋茂雄。学生時代には柔道で汗を流していた方ですが、どういうわけか、他のスポーツになるとおかしくなるのです。前回もやり投げのときは変な助走をつけて失敗していました！今回も投げやりにならずに大活躍することでしょう。

次の出演者は、ギター弾き芸人として有名なフットボールアワーの後藤輝基。ギターの腕前はまさにプロ級！楽器の演奏テクと運動神経は関係すると言われていますが、後藤の場合はそうした常識は当てはまらないようです。

続いての出演者は、「アメトーク運動神経悪い芸人」ゲスト出演もなく初参戦となる千原ジュニア。かねてより運動神経悪い芸人疑惑が取りざたされていましたが、今回その真偽が判明します。まさかの初参戦・優勝！だけは、歴代のツワモノどもが威信にかけて阻止したいところです。はたして結果は？

紅一点の出演者フリーアナウンサーの川田裕美。某番組で見せた超ヘンなスキップ技？がおもしろすぎと話題となりました。川田アナといえばスキップを連想する方も、多いのではないでしょうか。真似しようとしてもとてもできない、ウルトラＣ級の技です。旅に出かけたということですが、どんな珍芸を見せてくれるのか乞うご期待です。

お笑い芸人以外の出演者・エアーバンド、ゴールデンボンバーの振り付けと煽り？担当の歌広場淳。ミュージシャンとは思えない、体を張った全力プレーで場を盛り上げてくれます。野球の試合では、絶対手が届かない自分のポジションから遠く離れた打球も夢中で追っていく姿は、もはやバラエティ番組にはなくてはならない存在です。

中学校時代と高校時代はサッカー部に所属していたという出演者の川島ですが、運動神経は無いに等しく、ご自慢の低音ボイスの魅力も形無しです。アメトークでは、この「運動神経悪い芸人」のほか、「先輩に誘ってもらえない芸人」、「学生時代イケてないグループに属していた芸人」など、なぜかネガを売りにする企画に呼ばれることが多いようです。今回もエキセントリックで不思議な動きを披露してくれることでしょう。

小学生のころから大の野球や相撲好きの出演者、ナイツ塙宣之。スポーツを見るのは大好きでも、やるのは大の苦手というスポーツ音痴男子です。水泳ではいつも沈んでしまいそうで心臓に悪いですが、球技のミラクルプレーには期待できます。

頭にタオルを巻いた恰好から、「アメトーク運動神経悪い芸人」でついたニックネームが陶芸家。中学時代はバスケットボール部に所属していましたが、運動神経は悪く体力もないそうです。しかし、潜在能力は高いようで、野球では先発投手として起用されることも。ぜひともチームを勝利に導きたいしたいところです。

プロレス大好き芸人として知られ、自身も少林寺拳法初段の腕前をもつ出演者の東京03豊本。それに反して「アメトーク運動神経悪い芸人」の常連で、運動神経が悪く体力もないとされています。確かにボールを顔面に受けるミラクルシーンを見るとそれも納得。でのケガにはくれぐれもご注意を。

ザブングルのツッコミ担当、松尾陽介。趣味は野球観戦で、それが高じて『週刊ベースボール』に対談が載るほどの大のプロ野球ファン。なのに運動神経はどう見てもダメダメ！「アメトーク運動神経悪い芸人」の常連出演者でもあります。全力疾走時の走り方やバスケでのヤバイ動きに目も当てられません。今回ダントツでの優勝を狙います。

フルーツポンチ村上健志も「アメトーク運動神経悪い芸人」の常連出演者。ミックネームの「ヒザ神」はこの番組によります。撮影中にほとんど膝が曲がっていなかったことから、宮迫博之の命名で「ヒザ神」とか「ヒザ姐」と呼ばれるようになりました。9年間習っていた得意の？サッカーも、満足にリフティングすらできないことが判明。東京マラソン5時間30分超という、驚異の記録保持者です。

2016年キングオブコントで9代目キングとなった出演者のライス田所仁。滑舌の悪さや手足の短さ、腕をまくる癖で有名ですが、この番組「アメトーク」で運動音痴であることも判明。本職漫才のキングだけでなく「アメトーク運動神経悪い芸人」王者のタイトル獲得も虎視眈々と狙います！

特撮コントで有名な御茶ノ水男子のしいはしジャスタウェイ。スーツアクターをしていたことやゴレンジャーからゴーカイジャーまで35戦隊レッドの変身ポーズすべてをマスターしていることから「本当に運動できない芸人なの？」と疑問視されることも多い出演者です。ことの真偽は、「運動神経悪い芸人」コーナーを観ればはっきりするでしょう。

ここからは「アメトーク運動神経悪い芸人」の内容をジャンル別にお届けしていきます。まずは、バスケットボール編からです。バスケットボール編「運動神経悪い芸人」最初の検証は、レイアップシュートです。評価ポイントは、子気味よくランニングステップを踏み、ボールをゴールのリングの上に置くように投げられるかどうかです。アメトーク「運動神経悪い芸人」が放つと、レイアップシュートはどんな感じになるのでしょうか。

まず最初は、サバンナ高橋のレイアップシュート。力入れすぎのドリブルで無理な体勢から、歌舞伎の見得切りシュートを繰り出します。結果は火を見るより明らか。

続いては、「アメトーク運動神経悪い芸人」新メンバーの千原ジュニア。勢い余って、強引な体勢での無理やりゴールを放ちます。「惜しい」と言い悔しがりますが、見ているほうはシラケています。

3番手には、ナイツ塙が向かいます。ボールに体がついていっていないという珍しいシュートであえなく空振り。スタジオでは「ノールックシュート」と呼ばれていました。

その後に続いたのが、紅一点の川田アナ。ドリブルの段階でつまづきます。ドリブルというより、まりつきです。うまく前に進めず、ゴールまでたどり着けません。あえなく失格。

そして、今回最強のレイアップシュートが飛び出します。ザブングル松尾！ドリブルを始めたと思ったら、いきなりボールで顔面を強打します。痛そう！冗談でなくホントに運動神経が鈍いようです。

最後は、中学生のときバスケット部を3ヶ月でクビになったという、笑い飯西田です。頭にカメラをセットし、気合を入れての挑戦です。ところが見事にゴールします。下の写真は、してやったり！の顔です。

運動神経検証第2弾は、「ドリブルからレイアップシュート」です。まずは、麒麟の川島からです。激し過ぎるドリブルから、天井を目掛けレイアップシュート。ドリブルに気を取られたのか、ゴール無視の無駄に高いだけのシュートに終わります。

続いてドリブルレイアップシュートに挑戦するのは、東京03・豊本です。調子よくドリブルしていったのに、なぜかゴール手前のイエローラインでおっとっと、と踏みとどまってしまいます。この黄色の線を何だと思ったのでしょうか？謎の行動が「運動神経悪い芸人」を象徴しています。

次に挑戦するのは、御茶ノ水男子しいはしジャスタウェイです。ゴール手前でジャンプした直後、すぺって反転し、お尻から着地！という危ないプレーを見せます。頭から落ちなくてよかったという茶の間の声が聞こえてきそうです。

次に控えるのは、優勝候補の筆頭、ザブングル松尾です。ゴール手前で、何を血迷ったのかチョロチョロと子犬がじゃれまわるかのように、可愛くステップを踏み続けます。当然のごとく肝心のシュートはあさっての方向に！

次は、先ほど見事な？シュートを決めた笑い飯・西田。動きが激しく、思いっきり外してやろう！みたいな力んだゴールなのに、なぜか今回もシュートが入ってしまいます。ホントは運動神経いいんじゃないの？疑惑を呼ぶプレイでした。でも動きの面白さがスタジオの笑いを誘います。

「アメトーク運動神経悪い芸人」の看板ヒザ神のフルーツポンチ村上が挑戦します。しょっぱなから、一直線に伸びた身体が笑わせてくれます。ヒザが硬すぎて曲がらないのです。体を真っすぐ伸ばしたまま、無理な体勢でシュート。なぜか見事入るのですが、気持ち悪すぎる体勢だけが頭に残ります。

「アメトーク運動神経悪い芸人」検証3つ目は、バスケットボールの１on１(ワンオンワン)対決です。まずは、フットボールアワー後藤vsサバンナ高橋から。これはもう１on１ではなくて、単なるバスケットボールの奪い合いです。もう少しでシュートという時に、敵側にパスしてしまうありさま。もうこれはバスケットではありません。

続いては、千原ジュニアとフルーツポンチ村上の対決です。こちらもシュートする寸前で、敵にパスするところは全く同じ。「運動神経悪い芸人」の共通点でしょうか？とっさの判断ができないのです。結局、両者得点なしで引き分けとなりました。

次なる「アメトーク運動神経悪い芸人」検証は、バスケットボールの速攻です。観点となるのは、マイボールになった瞬間にダッシュし、パスを受けたら速やかにシュートをすることです。

まずは、ザブングル松尾とゴールデンボンバー歌広場ペアからです。ゴールデン歌広場の全力疾走にブレーキがかからず、壁に激突してしまいます。さらに、そんな遠くまで松尾が投げられるバズもなく、何もできないままフィニッシュ。ありえない幕切れでした。

続いては、千原ジュニアとフルーツポンチ村上ペアがチャレンジします。フルーツポンチ村上が、滅茶苦茶なスローイングなのになぜかシュートが決まってしまいます。なんで？というまさかの展開。それでもホッと胸をなでおろしている千原・村上ペアでした。

続いての「アメトーク運動神経悪い芸人」検証は、サッカーのヘディングシュートです。ボールをよく見て、怖がらず確実にボールを額に当てることが重要。まずは、フットボールアワー後藤から。まさに絵に描いたような珍プレーシュート。この映像には、スタジオも大爆笑！

次のチャレンジャーはナイツ塙。「ロナウドみたいに決めたい」と語っていた塙は、またいつものイメージ先行。まるでシュートになっていません。

サッカーでの検証、最後は胸トラップシュート。これは、ボールの推進力を胸で抑えて止め、足元に落としてからシュートを打ちます。まずはサバンナ高橋からです。胸で受け止めたボールの勢いを止めるどころか、逆にボールに押されて後ろに倒れ、尻もちドカッ。恥をさらしてしまいます。

続いて、サッカー歴９年のヒザ神、フルーツポンチ村上。初めてサッカーしました、みたいに思いきり空振りしてコケます。その後に続くは、ライス田所。シュートする前にボールが急所を直撃、撃沈します。情けない男子をしり目に、川田アナのド迫力の仁王立ち。しかし、格好いいのはここまでで、あえなく空振りします。

続いて、優勝候補のザブングル松尾がチャレンジします。バスン！と鈍い音がすると倒れ込む松尾。銃で撃たれて殉職したみたい、とツッコミが入りました。最後は、中学時代にサッカーをやっていたという麒麟川島がチャレンジ。昔取った○○で見事ゴールが決まります。

ここからは、「アメトーク運動神経悪い芸人2017」の特別企画「川田アナの絶景スキップの旅」を紹介します。どんな名所旧跡を旅したのかまとおめてお届けします！

まずは、東京といえばここ！定番のスポット「東京タワー」からです。川田アナの強烈すぎるスキップを見て、ゲストの広瀬アリスも『全然景色が目に入って来ない』と違和感を隠せません。会場が爆笑の渦でした。

お次は、横浜の癒しの観光スポット、「山下公園」。めちゃくちゃなスキップにせっかくの観光名所も台無しに。このスキップを続けるのは、かなり疲れそうです。体力ムダに使ってます。

次は、東京都にもどると「国営昭和記念公園」にやって来ました。鮮やかに色づいた紅葉の中を、ダッダダと奇妙なリズムでスキップを続ける川田アナ。結局どこを旅してもこの姿は変わり映えしません。

次は、千葉県の「水郷佐原（すいごうさわら）」です。江戸風情を感じさせる建物やさまざまな種類のあやめが咲きみだれる水郷佐原パークで知られる自然豊かな町です。真剣な川田アナの顔が異様です。

続いては、日本の象徴、世界遺産のひとつである「富士山」を背景に、スキップ全開、川田」アナの姿がありました。

続いて、千葉県は「観音橋」にやって来てスキップを披露。『なんで、これだけやってんのにうまなっていけへんのや！』と、他人のことは言えないフットボールアワー後藤の弁。

その後、神奈川県に向かいます。こちらも神奈川県を象徴する、古くから変わらない風物詩「江ノ電」。そこには、無謀にもこの「江ノ電」と競争を試みる川田アナの姿がありました。

川田アナの絶景スキップ旅もいよいよ最後のロケ地、千葉県の「マザー牧場」です。羊たちの群れの中で、スキップをする川田アナ。『めちゃくちゃ恥ずかしいですよ』とのコメントを残します。

「アメトーク運動神経悪い芸人」種目別ランキング、まずは第1種目「走り幅跳び」からです。1位はゴールデンボンバー歌広場で結果は3m53。ワースト1位は麒麟川島とザブングル松尾の2名で、結果の記録は1m65でした。

「アメトーク運動神経悪い芸人」種目別ランキング、2種目は投球スピードガン対決です。競技の結果は、第1位ナイツ塙　79km/hでした。競争馬より少し早いくらいでしょうか。そして栄えあるワースト1位は、スピードガンのところまで届かなかったのでしょうか、ゴールデンボンバー歌広場「記録なし」でした。先ほどの走り幅跳びの結果とは真逆の結果で驚きだという声が上がっています。

「アメトーク運動神経悪い芸人」種目別ランキング、3種目はリフティング対決です。競技の結果は、第1位ゴールデンボンバー歌広場淳18回でした。注目のワースト1位は、千原ジュニアとフットボールアワー後藤が1回と、低次元での戦いを制しました。

「アメトーク運動神経悪い芸人」種目別ランキング、最後は12メートル背泳ぎ対決です。競技の結果は、第1位東京03豊本9秒28でした。注目のワースト1位ですが、なんと！5名が横並びで受賞。その5名とは、ザブングル松尾、フルポン村上、ゴールデン歌広場、ライス田所、御茶ノ水男子しいはし。やはり背泳ぎは「運動神経悪い芸人」にはハードルが高過ぎたようで、それがこの結果に表れています。

結局、優勝（底辺における頂点）は、ナイツ塙になりました。オープニングで、『プライドがあるし、もう、うんざりなんです。番組後の初席や道を歩いてるだけで、変な笑いが聞こえてくるんです』と訴えていたナイツ塙。少しは皆を見返すことができたのでしょうか？

「アメトーク運動神経悪い芸人」には、やらせ疑惑ツイートが数限りなくあります。そんな中でも、笑いをとるためにやっているのでは？という感想が多いです。

お笑い芸人だと、どうしても色眼鏡で見られがちです。いっそのこと、川田アナのような一般タレントを何名か入れてみるのも一案でしょう。

運動神経悪過ぎてやらせに見ええてしまう、といった感想も数多くありました。何事も過ぎるのはよくないということなのでしょう。

出演者は皆さんそれなりに運動神経悪いのでしょうが、演出過剰には気を付けなければいけないという意見もあります。視聴者の目は節穴ではありません。

半面、こんな番組評価もありました。運動神経悪い芸人は、そもそもやらせを前提として見て楽しむ番組である、というもの。こんな達観した境地にいれば、何でも楽しめて幸せというべきでしょう。

もちろん、番組が面白い、毎回楽しみにしているといった感想・評価もたくさんありました。

「一生懸命がんばってるおじさんｽﾞがかわいくてかわいくて」という感想は、芸人たちには励みになるのではないでしょうか。それから、下の感想のように、自分も運動神経悪いので、わざとやってできるものではないことがわかる、という感想もありました。

ここまで「アメトーク運動神経悪い芸人2017」の内容からゲスト紹介や結果、そして感想・評価までをお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか。毎年年末の恒例特番となっている「アメトーク運動神経悪い芸人」。楽しみになさっている方も多いのではないでしょうか。その一方で、やらせ疑惑など悪い評判も後を絶ちません。

度が過ぎた演技ではシラケてしまいますが、そこは百戦錬磨のプロたちです。批判を跳ね返すべく今後は何とかしてくれるはずです。基本的には面白ければよいというバラエティ。肩の力を抜いて楽しみましょう！