2018年11月25日公開
2018年11月25日更新
陸王でアシックスがアトランティスのモデル?オニツカタイガーという噂も?
池井戸潤原作ドラマ、2017年に放送された「陸王」で「こはぜ屋」のライバル「アトランティス」のモデル企業についてご紹介していきます。「陸王」のアトランティスと言われるのは、大手スポーツメーカーのアシックスやオニツカタイガーの名前が挙がっています。今回は、ドラマ「陸王」のアトランティスについてや、アトランティスのモデルと噂されるアシックス、オニツカタイガーについてご紹介し、噂の真偽を確かめていきます。
目次
陸王に登場するアトランティスのモデルは何?噂に迫る!
池井戸潤さん原作、2017年ドラマ「陸王」に登場するアトランティスのモデル企業はどこでしょうか?モデルとなったメーカーとして、大手スポーツメーカーのアシックスやオニツカタイガーの名が挙がっています。今回は、ドラマ「陸王」のアトランティスについてや、そのモデルと言われるアシックス、オニツカタイガーについてみていきます。
陸王の作品情報
ドラマ「陸王」は2017年にTBS系列日曜劇場枠で放送されました。主演は役所広司さんで、原作は池井戸潤さんの小説です。日曜劇場枠での池井戸潤さん作品は「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」に続き、「陸王」が第4作目のドラマ化となりました。次にドラマ「陸王」のキャストについて、ご紹介します。
陸王の登場キャスト
陸王キャスト①役所広司(宮沢紘一)
宮沢紘一は老舗足袋メーカー「こはぜ屋」の社長です。演じた役所広司さんは1956年1月1日生まれ、長崎県諫早市出身です。主な出演作品は次の通りです。
- 2006年映画「THE 有頂天ホテル」主演の新堂平吉役
- 2010年映画「十三人の刺客」主演の島田新左衛門役
- 2013年映画「清須会議」主演の柴田勝家役
- 2015年映画「日本のいちばん長い日」主演の阿南惟幾役
- 2018年映画「孤狼の血」主演の大上章吾役
陸王キャスト②山﨑賢人(宮沢大地)
宮沢大地は紘一の息子で「こはぜ屋」を手伝っています。演じた山﨑賢人さんは1994年9月7日生まれ、東京島出身です。主な出演作品は次の通りです。
- 2014年映画「L・DK」W主演の久我山柊聖役
- 2015年朝ドラ「まれ」紺谷圭太役
- 2016年映画「四月は君の嘘」W主演の有馬公生役
- 2017年映画「斉木楠雄のΨ難」主演の斉木楠雄役
- 2018年ドラマ「グッド・ドクター」主演の新堂湊役
陸王キャスト③竹内涼真(茂木裕人)
茂木裕人は「ダイワ食品」の陸上部のランナーです。演じた竹内涼真さんは1993年4月26日生まれ、東京都出身です。主な出演作品は次の通りです。
- 2014年ドラマ「仮面ライダードライブ」主演の泊進ノ介/仮面ライダードライブ役
- 2015年ドラマ「下町ロケット」立花洋介役
- 2016年映画「青空エール」W主演の山田大介役
- 2018年ドラマ「ブラックペアン」世良雅志役
- 2018年映画「センセイ君主」でW主演の弘光由貴役
陸王キャスト④ピエール瀧(小原賢治)
小原賢治は「こはぜ屋」のライバル企業「アトランティス」日本支社の営業部長です。演じたピエール瀧さんは、1967年4月8日生まれ、静岡県出身です。主な出演作品は次の通りです。
- 2013年映画「凶悪」須藤純次役
- 2016年映画「怒り」南条邦久役
- 2016年映画「海賊と呼ばれた男」藤本壮平役
- 2016年朝ドラ「とと姉ちゃん」森田宗吉役
- 2017年「アウトレイジ 最終章」花田和弘役
陸王キャスト⑤小藪千豊(佐山淳司)
佐山淳司は、「アトランティス」日本支社の社員で小原の部下です。演じた小藪さんは1973年9月11日生まれ、大阪府住吉区(現在の住之江区)出身です。小藪千豊さんは吉本新喜劇の座長を務め、芸人として活躍する一方で俳優としても活躍中です。
- 2001年 吉本新喜劇に加入
- 2004年朝ドラ「わかば」杉本康博役
- 2005年 新座長に主任
- 2011年 東京吉本に移籍、新喜劇の活動も続ける
- 2013年朝ドラ「あまちゃん」テレビ番組の司会者役
- 2013年映画「陽だまりの彼女」杉原部長役
陸王のアトランティスとは?シューズメーカー?
アトランティスとは?
ドラマ「陸王」で登場するアトランティスは、いったいどんな企業なのでしょうか?アトランティスは、 アメリカに本社のあるスポーツメーカーです。半世紀前は中小企業で規模の小さい会社でしたが、有名な選手に自社製品を履いてもらい、宣伝したことによって、知名度アップに成功し、現在は世界的に有名なスポーツメーカーです。しかし、アトランティスでは事業規模が大きくなりすぎたことの弊害も出ています。
アトランティスでは、シューズ部門の利益をアップさせるために、技術面では何も変わらないシューズを最新モデルとして売りさばいています。アトランティスは、会社が大きくなりすぎて目の前の利益ばかりに捕らわれ、利益を最優先する会社となったのです。アトランティスは利そのような会社なので、将来活躍の見込みのある選手のスポンサーに積極的になりますが、見込みがなくなるとバッサリと切り捨てるスタンスをとっています。
将来有望だと思われていた茂木も、大怪我で選手生命が断たれるかもしれないと分かった途端、アトランティスに見捨てられました。しかし、茂木がこはぜ屋に支援してもらい、復帰すると、アトランティスは再び茂木と契約を結ぶように上層部は命じるのでした。さらに利益より、選手のことを最優先するシューフィッターの村上も解雇されてしまいました。
その後、村上も「こはぜ屋」に拾ってもらい、茂木のサポート役につくと、こはぜ屋の得意先と独占契約を交わし、こはぜ屋の「陸王」づくりを妨害するのでした。しかし、それを見ていたアトランティスがスポンサーをしていたランナーたちは、アトランティスとの契約を破棄し、彼らが厚く信頼していた村野尊彦が移った「こはぜ屋」と契約するのでした。
陸王のアトランティスのモデルはアシックス?オニツカタイガー?
オニツカタイガーとアシックスの歴史
アシックス、オニツカタイガーは、アトランティスのモデルと言われています。ここでは、オニツカタイガーとアシックスの歴史を見ていきます。オニツカタイガーとアシックスを作ったのは、鬼塚喜八郎さんです。彼は非行少年たちがどうしたら非行行為をしなくなるのかを真剣に考えていました。それを教育委員会の保健体育課長に聞いてもらったところ、非行少年たちの更正にスポーツをさせる方法があることを教えてもらいました。
そこで、思い立った鬼塚喜八郎さんは、昭和23年にスポーツシューズを作る会社「鬼塚商会」という会社を立ち上げます。会社設立当初はバスケットシューズ「オニツカタイガー」を発売しますが、それは認知度が低かったため、全然売れませんでした。そこで、鬼塚喜八郎さんは神戸高校のバスケ部にバスケットシューズ「オニツカタイガー」を履いてもらうことにしました。
バスケットシューズ「オニツカタイガー」を履いた彼らが大活躍し、ヒット商品となりました。そして、会社名を「オニツカタイガー」に変更。次に鬼塚喜八郎さんが目をつけたのは、マラソンランナーが走っているうちに足にマメをつくり、シューズを長く履けないことでした。そのため、ランナーはゴール直後にシューズを使い捨てするのでした。
鬼塚喜八郎さんは大阪大学の医学部の教授に足のマメの原因を尋ねます。すると、その原因が「熱」であると教わり、それを考慮したランニングシューズの開発を始めるのでした。鬼塚喜八郎さんが足のマメの原因「熱」を克服するために考えたのは、シューズの内部の空気を換気する仕組みでした。この発想により、オニツカタイガーはランニングシューズの世界でめざましい発展を見せるのでした。
出典: https://wowma.jp
また、鬼塚喜八郎さんはマラソン界を代表するランナーに履いてもらい、自社のシューズを履いて宣伝することを思いつきました。さらに、それにより、一定以上のシェア獲得を目指す「別注シューズ部門」という部署を作るのでした。鬼塚喜八郎さんはこれを「頂上作戦」と名付けます。鬼塚喜八郎さんは東京オリンピックをきっかけにランニングシューズを世界的に売り出そうと考えます。
そのためにまず、昭和36年に開催された毎日マラソンに出場する有名選手、アべべにオニツカタイガーのランニングシューズを履いてもらおうと考えます。アべべはその前年のローマオリンピックで金メダルをとった選手です。鬼塚喜八郎さん直々にアべべのホテルの部屋まで出向き、交渉に成功。
アべべはオニツカタイガーのシューズを履くようになりますが、当時は独占契約という考え方がなかったため、肝心の東京オリンピックでアべべは他社製品を履いて出場。2連続金メダルに輝きました。しかし、昭和39年、東京オリンピックでオニツカタイガーのシューズで出場した日本人ランナーが多くメダルを獲得。結果、頂上作戦が成功となり、オニツカタイガーのランニングシューズの世界的な知名度が上がります。
そして、オニツカタイガーのランニングシューズは、当時マラソンシューズ界を牽引していた2トップのうちの1つ、足袋メーカー「播磨屋(ハリマヤ)」のシューズを凌ぐほどに市場を拡大しました。
しかし、その後経営不振が続き、「中央産業」「ジィティオ」「ジェレンク」という企業と合併し、昭和52年に会社名を「アシックス」とします。そのため、シューズブランドの名前も「アシックス」に変更され、トラのイラストの下に“TIGER”の文字が入ったロゴで有名だったオニツカタイガーのブランドはなくなってしまいます。
しかし、その後経営不振が続き、「中央産業」「ジィティオ」「ジェレンク」という企業と合併し、昭和52年に会社名を「アシックス」とします。そのため、シューズブランドの名前も「アシックス」に変更され、トラのイラストの下に“TIGER”の文字が入ったロゴで有名だったオニツカタイガーのブランドはなくなってしまいます。
しかし、その後レトロブームの到来します。近年はシューズにもファッション性を求める傾向にあるため、オニツカタイガーのシューズのようなレトロなデザインを好む傾向が、かつてのファンや若年層にも浸透していたのでしょう。そのレトロブームにより、平成14年にオニツカタイガーのブランドが復活を果たします。
ここまで、ドラマ「陸王」で登場するアトランティスのモデルと噂させるオニツカタイガーとアシックスの歴史についてみてきました。そこから、オニツカタイガーがアシックスの前身の企業であることが分かりました。次に、ドラマ「陸王」のアトランティスとアシックスの共通点、違いを順にご紹介していきます。
「陸王」のアトランティスと、実在のアシックスの共通点は?
ドラマ「陸王」のアトランティスとアシックスの共通点は次の通りです。
- 日本で有名な大手のスポーツメーカー
- 有名で実績のあるシューフィッターがいる
- 有名選手に履いてもらって宣伝
- 名前の雰囲気が似ている
アトランティスもアシックスも、日本で大きなシェアを持つスポーツメーカーです。また、両方とも有名で実績のあるシューフィッターがいます。ドラマ「陸王」のアトランティスでは実績充分なシューフィッター「村野尊彦」が、アシックスには世間でよく知られるシューフィッター「三村仁司さん」という人物がそれぞれいます。三村仁司さんは、アトランティスの村野尊彦のモデルなのでは?と言われるシューフィッターさんです。
さらに、有名なスポーツ選手に自社製品を使用してもらい、宣伝するという方法も似ていると言われています。また、アトランティスとアシックスは名前の雰囲気がよく似ているため、アシックスが「陸王」のアトランティスのモデルなのでは?と言われるようです。
「陸王」のアトランティスと、実在のアシックスの違いは?
一方で、ドラマ「陸王」のアトランティスとアシックスの違いは次の通りです。
- どこの国のメーカーか?
- シューズのソール部分に使われている素材
- ライバル会社への妨害
「陸王」のアトランティスとアシックスがどこの国のメーカーなのでしょうか?ドラマ「陸王」のアトランティスは、アメリカの大手スポーツメーカーという設定になっています。一方で、アシックスは、兵庫県神戸市に本社を構える日本が世界に誇る大手スポーツメーカーです。大手スポーツメーカーという共通点はあるものの、どこの国のメーカーなのか?について違いがあります。
また、アトランティスとアシックスには、シューズのソール部分に使われている素材にも違いがあります。ドラマ「陸王」のアトランティスがシューズのソール部分に使用しているのは、シルクレイと言われる新素材です。一方、モデルと言われるアシックスがシューズのソール部分に使用しているのは、合成皮革です。このように、シューズのソール部分の素材にも違いが見られます。
さらに、最も重要な違いがあります。それはアトランティスによる「こはぜ屋」への妨害行為です。アトランティスは将来有望なランナー茂木とスポンサー契約でした。しかし、茂木が大怪我をするとすぐ彼を見限り、スポンサーを降りました。その後、茂木は「こはぜ屋」に拾われ、怪我から復帰します。すると、アトランティスは再び茂木にスポンサー契約を持ちかけ、「こはぜ屋」の取引先の繊維メーカーと独占契約をします。
つまり「こはぜ屋」がその繊維メーカーと取引が出来ないように、「こはぜ屋」の邪魔をしたのです。一方、当然ながらアシックスはライバル会社への妨害行為などしません。そんなことを決してしないのが「アシックス」なのです。この点が、重要にして最も大きな違いです。
「陸王」原作者の池井戸潤がモデルを否定
「陸王」の原作者の池井戸潤さんは「陸王」でモデルとした企業はないと完全否定しています。池井戸潤さんはモデルがなくても作品を書けるのが作家だとして、取材した企業はあってもモデルにはしていないとあらゆるモデル説を否定しています。このコメントから、池井戸潤さんの小説家としての誇りが感じ取れるとファンから評されています。
また、上で見てきたようにアトランティスとアシックスは共通する点もありますが、違っている点も多くあり、ネット上でもモデルではないのでは?という声もありました。さらに、アトランティスのように「陸王」作中で悪役とされる企業の場合、モデル企業に悪いイメージがつく可能性もあります。ここでは無関係なアシックスに迷惑がかかるため、公式Twitterやインタビューで、特に徹底して否定しているのでは?と言われています。
陸王のアトランティスのモデルについてのネットの反応は?
Twitter上の反応:モデルはアシックス?
アシックスかな?w #陸王
— のーちぇ (@hitsujinonoche) October 15, 2017
ドラマ「アトランティス」ものモデル企業はないと池井戸潤さんが公表しても、Twitter上ではアシックスがアトランティスのモデルとして有力視されています。
アシックスがアトランティスとかぶって悶々とします。 #陸王
— NorikoNishimura ニャロメ (@nyaro_2000) August 24, 2016
こちらのツイートでも「陸王」のアトランティスと、それのモデルと言われるアシックスが重なって複雑な心境だという感想です。
アトランティスって、アシックスなのかなあ。小藪(関西弁)が居るし。地元なので、悪役企業にはなって欲しくないわあ。
— kyochan (@kyochan1208) October 15, 2017
#陸王
上のツイートはドラマ「陸王」の放送が始まった頃のもので、アシックスをモデルにしたのでは?と言われているアトランティスが悪役になってほしくないという声です。
Twitter上の反応:無関係なアシックスが批判されている!?
マジかよアシックス最悪だな #陸王
— ラト@ドラクエビルダーズ2、12月20日発売予定!!!12月6日体験版配信!!! (@ratuni) December 3, 2017
池井戸潤さんのモデル否定により、アシックスがドラマ「陸王」のアトランティスのモデルではないことがハッキリしましたが、アシックスがドラマ「陸王」の悪役、アトランティスのモデル説は根強く残っており、そのことでアシックスに悪いイメージがついているようです。
— じゅでっか (@Giudecca_Law) November 12, 2017
また、ドラマ「陸王」でアシックスのモデルと言われるアトランティスが悪役であるため、無関係なアシックスへの風評被害がひどいと心配しているツイートもあります。
大手スポーツメーカー、ミズノ説もある?
また、ネット上ではドラマ「陸王」で登場するアトランティスのモデル企業は、ミズノなのでは?という噂もあります。ミズノも大手スポーツメーカーで、ミズノの公式Twitterが陸王のツイートをリツイートしたり、ショッピングサイトで「陸王 シューズ」と検索を掛けた時にミズノ製品が表示されたりすることからそういう噂が立ったようです。
実は、シューズなどドラマ「陸王」のスポーツ製品を提供しているのがミズノなのです。ドラマ「陸王」で重要なアイテムになってくる足袋シューズ「陸王」を提供したのもミズノです。ミズノがドラマ「陸王」に全面協力していることから、ミズノの公式Twitterがドラマ「陸王」の公式Twitterをリツイートしたようです。
また、ドラマ「陸王」の作中でミズノの実在の製品「ウエーブエキデンSPQ」にとても似ているシューズが登場するようです。それはアトランティスの「RⅡ(アールツー)」です。シューズの色がピンク色である点、シューズのソール部分がギザギザしている点がよく似ていると評判です。どうやら、ドラマ「陸王」に全面協力したミズノが、自社製品を参考にアトランティスの「RⅡ」を作ったようです。
さらに、ドラマ「陸王」で重要キャラ、ランナーの茂木役を演じた竹内涼真さんがミズノのイメージキャラクターを務めており、ミズノ製品「ウエーブエンペラー2」を実際に履いているそうです。ドラマ「陸王」内でもCMなどでも茂木役の竹内涼真さんがミズノが作ったシューズを履いていることから、ショッピングサイトでドラマ「陸王」とは直接関係のない「ウエーブエンペラー」などミズノ製品が表示されるようです。
ミズノがドラマ「陸王」に全面協力していること、茂木役の竹内涼真さんがドラマ「陸王」内でもミズノCMでもミズノが作ったシューズを履いていることから、Twitterやショッピングサイトの検索結果で陸王とミズノが関連づけられるようになり、ミズノがドラマ「陸王」のアトランティスのモデルなのでは?と言われるようになったそうです。
アトランティスのこはぜ屋への妨害があり得ない?
ネット上では、ドラマ「陸王」のアトランティスのこはぜ屋への妨害行為が現実的にはあり得ないという声も一部で出ています。大企業の中小企業への妨害行為はリスクが高すぎる、と言われています。結局、大企業の生産性は中小企業のそれより有利であり、たとえ「こはぜ屋」のシューズがヒットしても「こはぜ屋」の生産できる量を考えれば、大企業「アトランティス」の営業には大して影響はないと考えられるからだそうです。
さらに、現在はコンプライアンスを重んじる時代です。そのため、もし好調な企業を潰しにかかったとしても、それが発覚した時に世間から受けるバッシングやそれによる企業イメージの失墜の方が恐いことだそうです。それを考えれば、大企業であろうと中小企業であろうと、ヒット商品を生産している企業の妨害を法律や倫理観に背いてまで行うことはリスクの方が大きいと言われています。
陸王に登場するアトランティスのモデルの噂まとめ
いかがでしたか?ドラマ「陸王」で「こはぜ屋」の妨害をする「アトランティス」についてや、アトランティスのモデル企業と言われるアシックスについてみてきました。結局、ドラマ「陸王」のアトランティスとモデルと言われるアシックスに違いが見られ、最も大きな違いはアシックスはアトランティスと違い、妨害行為は一切しないということが明らかになりました。
さらに「陸王」原作者の池井戸潤さんもモデル企業はないと否定していることから、アトランティスとアシックスは無関係であることが分かりました。しかし噂は根強く残り、アシックスに風評被害が出ていることも分かりました。この記事をきっかけにドラマ「陸王」のモデル企業について知識が深まっていただけたら幸いです。