陸王の銀行員・大橋を演じるのは馬場徹!ツンデレ演技が話題のイケメンの経歴は?

陸王で銀行員の大橋役を演じたのは、巨匠つかこうへい最後の愛弟子と言われる実力派イケメン俳優の馬場徹です。馬場徹が演じた銀行員大橋は視聴者に悪役認定される嫌な銀行員でした。しかし、大橋は5話で急にデレて、ツンデレだったの?と視聴者を驚かせました。今回はドラマ「陸王」の銀行員の大橋についてや、大橋が5話で急にデレた理由についてみていきます。さらに、大橋を演じた馬場徹についてや、過去の出演作品、高く評価される演技の評判についてご紹介していきます。

陸王の銀行員・大橋を演じるのは馬場徹!ツンデレ演技が話題のイケメンの経歴は?のイメージ

目次

  1. 陸王で銀行員の大橋を演じたイケメン俳優の馬場徹に迫る!
  2. 陸王とは?
  3. 陸王の銀行員の大橋とはどんな人物?
  4. 陸王の銀行員の大橋がデレたのはなぜ?
  5. 陸王の銀行員の大橋を演じたイケメン俳優の馬場徹とは?
  6. 陸王の銀行員の大橋を演じたイケメン俳優の馬場徹の出演作品
  7. 陸王の銀行員の大橋役の馬場徹の今後に注目!

陸王で銀行員の大橋を演じたイケメン俳優の馬場徹に迫る!

ドラマ「陸王」に登場する銀行員の大橋を演じた、実力派イケメン俳優の馬場徹さんについてみていきます。大橋は嫌な銀行員として視聴者から悪役認定されていましたが、5話で突然デレたと話題になりました。また、大橋を演じた馬場徹さんは、巨匠つかこうへいさんの最後の愛弟子と言われ、高い演技力が評価されています。

今回は、「陸王」の銀行員大橋についてや大橋がデレた理由について紹介し、大橋を演じた馬場徹さんの過去の出演作品や高く評価される演技の評判についてみていきます。

日曜劇場『陸王』|TBSテレビ

陸王とは?

ドラマ「陸王」は、2017年にTBS系列の日曜劇場枠で放送されました。原作は池井戸潤さんの小説「陸王」で、日曜劇場枠での池井戸潤さん原作作品のドラマ化は「半沢直樹」「ルーズベルトゲーム」「下町ロケット」に次いで4作目となりました。ドラマ「陸王」を制作したスタッフも、前作までの池井戸潤さん原作のドラマのメンバーが揃いました。

主演は役所広司さんで、老舗足袋メーカー「こはぜ屋」の社長という役でした。今回ご紹介する馬場徹さんが演じるのは「こはぜ屋」のメインバンク埼玉中央銀行で「こはぜ屋」の融資を担当する嫌な銀行員大橋のという役でした。銀行員大橋については後述するとして、ここでは、ドラマ「陸王」とはどんな作品なのか、あらすじや出演者を簡単に紹介していきます。

ドラマ「陸王」あらすじ

「こはぜ屋」は足袋づくりの街、埼玉県行田市にある創業から100年経つ老舗足袋メーカーです。しかし、近年は売り上げが伸びず、経営不振が続いていました。そこで、「こはぜ屋」の4代目社長の宮沢がメインバンクの融資担当だった坂本に相談したところ、足袋の技術を応用してランニングシューズを作ってはどうかと提案されました。

坂本はこの後すぐに違う支店に行ってしまいますが、「こはぜ屋」の社長、宮沢は足袋作りのノウハウを生かした新規事業、素足のような感覚で走れるシューズ「陸王」づくりを始めます。しかし「こはぜ屋」の命運をかけた一大プロジェクトにも関わらず、資金不足やライバル会社の妨害、人手不足など様々な問題に直面し苦戦します。しかし、なんとかそれらを乗り越え「こはぜ屋」のメンバーは懸命に新商品開発に勤しみ完成させます。

そうして、完成した「陸王」を有名な選手に履いてもらい宣伝してもらおうと考えた宮沢は「ダイワ食品」陸上部の茂木というランナーに目を付けます。彼は大会中に宮沢の目の前で、選手生命が断たれるかもしれないほどの大怪我を負った選手でした。彼は苦しいリハビリを乗り越え、選手として復帰。陸王を履いて大会に挑み、ライバルの毛塚というランナーを破り優勝。「こはぜ屋」の「陸王」が世間の注目を集めることとなります。

ドラマ「陸王」主な出演者

既に紹介した宮沢と銀行員大橋以外の主な出演者を見ていくと

  • 山﨑賢人さん:「こはぜ屋」社長の息子役
  • 竹内涼真さん:「ダイワ食品」のランナー茂木役
  • 佐野岳さん:茂木のライバルの毛塚役
  • ピエール滝さん「こはぜ屋」の邪魔をするライバル企業の営業部長小原役
  • 小藪千豊さん:小原の部下佐山役
  • 風間俊介さん:埼玉中央銀行の融資担当だったが後に外された坂本役
  • 桂雀々さん:埼玉中央銀行行田支店支店長家長役

他にも豪華キャストが多く出演しています。ここまで、ドラマ「陸王」についてご紹介してきましたが、次に今回の本題である「陸王」の銀行員、大橋についてご紹介していきます。また、大橋が注目された第5話や、大橋を演じた馬場徹さんについてみていきます。さらに、馬場徹さんの過去の出演作品や馬場徹さんの演技力についてみていきます。

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陸王の銀行員の大橋とはどんな人物?

ドラマ「陸王」で登城する銀行員、大橋を演じたのは馬場徹さんです。この大橋というキャラクターは原作小説「陸王」では登場しません。ドラマ「陸王」のオリジナルキャラクターです。ドラマ放送時は、ドラマオリジナルゆえに今後の展開が気になると話題になったそうです。ここでは、ドラマ「陸王」オリジナルキャラクターで、馬場徹さんが演じた銀行員の大橋という人物について、ご紹介していきます。

馬場徹さんが演じる銀行員大橋は悪役?

池井戸潤さん原作の作品ではあからさまな”悪役”が存在するようです。今回の「陸王」では「こはぜ屋」のライバルでピエール滝さんが演じたアトランティスの小原や、その部下の小藪千豊さんが演じた佐山、埼玉中央銀行行田支店の支店長で桂雀々さんが演じた家長がいます。

そして、今回詳しく見ていく、家永の部下で馬場徹さんが演じた銀行員大橋がいます。銀行員大橋は埼玉中央銀行の行田支店融資課長です。銀行員大橋は、融資が欲しい「こはぜ屋」と対立し、嫌味たらしい発言で視聴者から敵視される役です。

しかし、銀行員大橋は悪役というわけではなく不正などはしません。陸王のプロデューサーは銀行員大橋について「敵であって悪ではない」と言っています。銀行員大橋はただ、必要以上に嫌味を言いますが、銀行員として論理的に融資を通すかの判断をしているだけなのです。次に、銀行員大橋が視聴者から敵視される理由について、エピソードも交えてご紹介してきます。

銀行員大橋が敵視される理由

埼玉中央銀行の銀行員で融資課長の大橋には部下がいます。部下は坂本(風間俊介)といって「こはぜ屋」の融資担当です。坂本は熱血な銀行員で「こはぜ屋」の社長の宮沢から会社の存続について相談を受けます。そこで、坂本は新規事業、足袋シューズ「陸王」開発の提案をするのでした。その助言を受けてやる気を出す宮沢の力になりたいと思った坂本は「こはぜ屋」の新規事業への融資を通そうとします。

しかし、その上司の大橋は「こはぜ屋」の新規事業である足袋シューズに対してリスクが高いと感じていました。そのため、大橋は「こはぜ屋」への融資の話を持ってきた坂本に対し「こはぜ屋に出せる融資は1円もない!」と言い放ちます。そして、その新規事業に融資することで余計に「こはぜ屋」の経営が悪化するのだと坂本を叱るのでした。このシーンを見た視聴者からは大橋に対して「ムカツク!」という声が多く挙がったそうです。

こはぜ屋は過去に幾度も埼玉中央銀行からの融資を受けています。既に多額の融資をしていることから埼玉中央銀行の上層部は「こはぜ屋」に金を貸すことに懐疑的になっていました。埼玉銀行の上層部としては、将来性のない零細企業である「こはぜ屋」との関係性を断ち切りたいという思いでした。大橋は坂本と銀行上層部の間に挟まれた、中間管理職的立ち位置でした。

そこで、大橋は「こはぜ屋」に新規事業に手を出させないことが逆に「こはぜ屋」のためであるから、余計なことはするなと坂本に嫌味たっぷりに言うのでした。それでも、若い熱血銀行員の坂本は何とか「こはぜ屋」の新規事業への融資を通そうと奮闘します。しかし、大橋の上司である支店長の家長は一切、坂本の話を聞き入れてくれません。結果として「こはぜ屋」の融資担当は変更となり、坂本は他の支店に左遷されてしまいます。

そして、家長は坂本の後任として「こはぜ屋」の融資担当に冷血で嫌味な大橋を据えました。まず、大橋は坂本を連れて「こはぜ屋」に赴きます。そして、みんな見ている前で坂本を大声で叱りつけました。そんな大橋に宮沢は怒りますが、大橋は宮沢に対しても「本当に成功する見込みはあるんですか?」と失礼な質問を投げかけます。こうして、大橋は視聴者からかなりの反感を買ってしまったのです。

大橋は数字しか見ていないタイプの銀行員で、宮沢にリストラを勧めます。しかし、そんな非情な大橋に対して宮沢は熱く、社員のリストラはしない!と言い放ち、坂本のことも「こはぜ屋」の仲間だというのでした。しかし、大橋は自分にたてついていいのかと宮沢に問い、舌打ちをして「こはぜ屋」を後にします。

「こはぜ屋」に感情移入し「こはぜ屋」のよき理解者である坂本を応援している視聴者の目には、銀行員大橋という人物は、日ごろから坂本を怒鳴りつけ、左遷に追い込み、さらにみんなが見ている前でも叱りつける嫌な奴として映りました。そのことで、大橋は「何あの銀行員、ムカツク!」と敵視されるようになったそうです。

嫌な銀行員大橋に対するファンの声

上のツイートのように、視聴者が応援してきた銀行員坂本をいじめる大橋は、視聴者から徹底的に反感を買いました。また、下のツイートのように、大橋が憎たらしいから、「陸王」原作者の池井戸潤さんの作品によく見られるような、悪役銀行員を懲らしめるシーンを期待しているという声もありました。

また、下のツイートのように見事に嫌な銀行員大橋役を演じた馬場徹さんの演技を称賛する声も多数見られました。「演技上手い!」「もっともっと嫌な銀行員役を見せて!」といったコメント多数。大御所俳優、役所広司さん演じる宮沢相手に馬場徹さんが悪役というか敵役、銀行員大橋役を見事に演じ切ったことが高く評価されています。

ドラマ「陸王」において、大橋はこのまま「こはぜ屋」の敵として最終回まで行くものだと視聴者の多くが予想していました。しかし、第5話で突然大橋がデレに転じたそうです。大橋に何があったのでしょうか?次にドラマ「陸王」の5話において、急にツンデレになった大橋についてみていきます。

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陸王の銀行員の大橋がデレたのはなぜ?

ドラマ「陸王」の第5話では、今まで嫌な奴だった大橋が急にデレに転じたそうです。ネット上では「大橋はツンデレだった?」「最初は嫌だったけど今ではクールイケメンメガネでかっこいい」などの急変に驚きの声や喜びの声が見られました。大橋にいったい何があったのでしょうか?

「陸王」5話で銀行員大橋が急にデレた理由

「こはぜ屋」の融資担当だった坂本が前橋支店に左遷され、坂本の直の上司の大橋が「こはぜ屋」の融資担当になった後、「こはぜ屋」が新たに開発した「足軽大将」が大ヒットします。これは宮沢社長が考えた、足袋に陸王用のソールとシルクレイという素材を使った商品です。宮沢社長の逆転的発想が大当たりした結果となりました。

宮沢が品質に妥協しないために価格をできるだけ下げずに挑んだのが良かったようで、大量発注を受けるなど「こはぜ屋」はフル回転でシューズづくりを進めました。そんな彼らの姿を見て、冷血な大橋の心境に変化が生じます。数字がすべての銀行員大橋は、シューズづくりに励む現場の人々の熱い想いに触れ、心が揺さぶられました。大橋は突然、宮沢に「陸王が完成したら、私、買います」と言います。これには視聴者は驚きです。

これは大橋の名言と言われていて、心底嫌な人間なら素直にこのような発言はできない。大橋は実は真っすぐでいい人なのだと大橋は視聴者の好感度をアップさせました。こうして、視聴者の見る目が変わり、5話以降での大橋は「ツンデレメガネのイケメン銀行員!」などと言われ、女性人気も高まりました。

さらに「陸王」が大量発注を受ける最中、シルクレイの開発担当者や足袋職人が相次いで入院し、窮地に立たされたこはぜ屋。みんなの熱い思いに心を動かされた大橋は、自分のツテでシルクレイのような特殊な素材を扱う会社をこはぜ屋に紹介してくれました。驚くこはぜ屋でしたが、その会社との交渉も上手くいき、陸王づくりは上手くいきました。

嫌な銀行員大橋が第5話で、陸王づくりに貢献したこの行動に視聴者は感動し、それまでブーイングの嵐だった銀行員大橋に対して称賛の嵐が起きたそうです。

また、それまで散々、嫌味なことを言い、我らが坂本にパワハラまがいの行為をしていた冷血な銀行員大橋が急に「こはぜ屋」に好意的になった第5話放送後はかなり反響があったようで、銀行員大橋の変化に対してネット上では「急にツンデレのデレが来たー!」と大騒ぎになったそうです。

また、ドラマ「陸王」という物語について、有言実行でしっかりと結果を出した(数字を出した)宮沢に対して、数字で是非を決める銀行員、大橋は潔く「こはぜ屋」を認めました。これについて、ドラマ「陸王」は「こはぜ屋」の職人たちのプライドの物語でもあり、大橋の銀行員としてのプライドの物語でもあると言われています。それほど反響の大きかったドラマ「陸王」5話の”銀行員大橋急にデレる”なのでした。

「陸王」5話終わりの銀行員大橋に対するファンの声

ドラマ「陸王」5話で急にデレ出した大橋に対するツイートです。大橋の突然デレに「デレが来た!」や「ツンデレが最高!」という声が多く見られました。下のツイートでは、大橋がデレたときの表情を称賛しています。

こちらの下のツイートでは、今まで冷血で悪魔のようだった大橋が「こはぜ屋」のみんなの頑張る姿に心を動かされ、「陸王買います」といったとことがとても良かったという感想です。

他にもtwitter上のこれをまとめると、以下の通りです。

  • メガネがついにデレた!
  • デレたスーツメガネ大橋が好き!
  • 原作よりも分かりやすいデレにニヤニヤが止まらない!
  • 大橋のデレ最高!
  • 大橋のデレる場面は何度見ても泣ける!
  • 大橋がデレて惚れた!

ここまで、ドラマ「陸王」オリジナルキャラである銀行員大橋についてや、嫌な銀行員と言われてきた大橋が急にデレた理由についてみてきました。次に、ドラマ「陸王」で銀行員大橋役を演じた馬場徹さんについてみていきます。

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陸王の銀行員の大橋を演じたイケメン俳優の馬場徹とは?

ここまで、ドラマ「陸王」オリジナルキャラの銀行員大橋についてや、嫌な銀行員と言われる理由、ドラマ「陸王」5話で急にデレた理由についてご紹介してきました。ここでは、ドラマ「陸王」で銀行員大橋役を演じ、実力派イケメン俳優として人気上昇中の馬場徹さんについてご紹介していきます。

実力派イケメン俳優、馬場徹のプロフィール

実力派イケメン俳優、馬場徹さんは1988年6月17日生まれ、東京都出身、あだ名は「ばーちょん」です。特技は卓球やバスケットボール、野球とスポーツ万能です。お兄さんはJリーガーの馬場憂太です。兄弟そろってイケメンだと言われています。馬場徹さん自身も3歳の頃からサッカーをプレーし、プロサッカー選手になることを夢見ていました。しかし、小学4年生の時に全治1年の大怪我をして、その夢は断たれます。

その怪我の療養中に自宅で映画を見る機会が多く、今度は俳優になりたいと思うようになったそうです。俳優を志した馬場徹さんは小学6年生の時に劇団ひまわりに入ります。そして2006年、18歳の時に「ミュージカル テニスの王子様」に出演し、世間から注目を集め始めます。これが馬場さんの初舞台です。

翌年2007年に、若手俳優ユニットの「PureBOYS」にメンバー入りし、シングル3枚と公演に3回参加し、2年後の2009年に卒業しました。その後、ファンクラブイベントをサンリオピューロランドで行い、サンリオピューロランド限定のCDも毎年、発売しています。

巨匠、つかこうへいの最後の弟子!

俳優人生を歩み始めたばーちょんこと、馬場徹さんは、巨匠つかこうへいさんの作品に出演したいという思いから、馬場徹さんは自分から2010年舞台「飛龍伝2010 ラストプリンセス」のオーデションを受けに行きます。そこで、つかこうへいさんから直接指導を受け、起用されました。その後のつかこうへいさんの作品にも出演しています。しかし、つかこうへいさんは2010年に亡くなってしまいます。

そのため、馬場徹さんがつかこうへいさんから最後に指導を受けたということになり「つかこうへい最後の愛弟子」と言われています。さらに、つかこうへいさんは馬場さんのことを高く評価しており、「あいつ、出来る」という言葉を残したそうです。

馬場徹の舞台に引き込まれる!?

その後、つかこうへいさんの言葉通り、目覚ましい程舞台での活躍を見せます。

  • 2011年 つかこうへいさんの追悼公演「新・幕末純上伝」で坂本龍馬役
  • 2013年「熱海殺人事件 40years'NEW」最年少で木村伝兵衛部長刑事役
  • 2013年「広島に原爆を落とす日」主演のディープ山崎→全公演チケット完売

この目覚ましい活躍が評判になり、演劇雑誌「演劇ぶっく」の「えんぶチャート俳優部門」アンケートの結果は

  • 2011年 30位
  • 2012年 10位
  • 2013年 5位
と年々順序を上げてきました。

一度でも舞台を観ると、圧倒される。客席の空気を制する存在感と、大仰なセリフでも上滑りさせない説得力のある演技。

2013年8月に発売された「papyrus」50号で評された馬場徹さんの演技評価

また、2013年に1公演だけの女形を演じ、好評だったそうです。これは、早乙女太一主演の「弁天小僧菊之助」での出来事で、急遽女形を演じることになり、稽古時間はたった1時間ながら、女形初挑戦とは思えないほど素晴らしい演技を披露したそうです。公演後、馬場徹さんの一度限りの女役が「美しすぎる!」と絶賛されたそうです。

つかこうへい幻の作品「引退屋リリー」

つかこうへいさんには幻と言われる未発表作品があります。その作品は「引退屋リリー」、公表されてから27年間、演じることのできる役者が見つからないという理由で上演されなかった幻の作品です。2016年、つかこうへいさん七回忌の節目に、つかこうへいさん最後の愛弟子、馬場徹さんが主演しました。「引退屋リリー」は馬場徹さんがいなければ上演できなかったと言われています。

馬場徹は日曜劇場の名脇役?

そして、舞台で高く評価された馬場徹さんは2014年に初の民放連続ドラマ出演を果たします。作品はTBS系列の「ルーズベルトゲーム」です。その後「ウロボロス」「99.9-刑事専門弁護士-」「コードブルー ~ドクターヘリ緊急救命~」などに出演しています。そして、今回ご紹介しているドラマ「陸王」で当たり役と言われる銀行員大橋に出会った馬場徹さんはより注目を集めました。現在はTBS系列「下町ロケット」に出演しています。

元から顔の良い”イケメン俳優”が多くいる中で、馬場徹さんはイケメンであるだけでなく高い演技力を持っていると評されています。馬場さんが過去に出演した作品のうち「ルーズベルトゲーム」「99.9」「下町ロケット」そして「陸王」などはTBS系列の日曜夜9時からの「日曜劇場」と呼ばれるドラマ枠です。馬場徹さんはこの人気ドラマ作の「日曜劇場」に数多く出演し、「日曜劇場の名脇役」と言われています。

「日曜劇場の名脇役」と言われ、認知度も高まってきている馬場徹さん、彼の過去の出演に興味を持っている人が多くいるそうです。次に、イケメン実力派俳優として人気上昇中の馬場徹さんの過去の出演作品のうち、特に話題になったこれらの作品や、馬場徹さんの演技の評価などをご紹介していきます。

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陸王の銀行員の大橋を演じたイケメン俳優の馬場徹の出演作品

ドラマ「陸王」で嫌な銀行員大橋を演じ、その演技力が高く評価されて注目を集めた実力派イケメン俳優の馬場徹さん。ドラマ「陸王」で彼の虜になり、馬場徹さんの過去の出演作品に興味を持っている人が大勢いるそうです。ここでは、実力派イケメン俳優、馬場徹さんの過去の出演作品についてご紹介していきます。

2006年ミュージカル「テニスの王子様」

実力派イケメン俳優馬場徹のブレイクのきっかけとなったのが「ミュージカル テニスの王子様」通称「テニミュ」です。「テニミュ」で馬場徹さんは柳生比呂士役を演じました。「ミュージカル テニスの王子様」は若手イケメン俳優の登竜門と言われる作品で、柳生比呂士役を演じた馬場徹さんも「イケメンメガネ」と評され女性ファンからの人気も認知度も高まったそうです。

そして、今回「陸王」の銀行員大橋でも、柳生比呂士役同様、クールなイメージでメガネをかけていたことから、テニミュ時代から馬場徹さんのことを知っているファンからは「イケメンメガネ」再来と喜ばれたそうです。

また、馬場徹さんが出演したドラマ「99.9-刑事専門弁護士」では、10年以上も前の「ミュージカル テニスの王子様」が小ネタにされていました。馬場徹さんが演じる落合弁護士が「ハンターチャンス!」と言います。すると、隣の人が「やぎゅうひろし?」と聞くのです。通常は「100万円クイズハンター」の柳生博さんを連想します。しかし、これは馬場徹さんが「テニミュ」で演じた「柳生比呂士」に因んだ小ネタだったそうです。

小ネタが多かったと評判のドラマ「99.9」で、馬場徹さんの過去の出演作品に掛けた小ネタとなっていました。他の作品に出演しても、ファンが「テニミュ」を思い出したり、番組側から連想させたりと、実力派イケメン俳優の馬場徹さんの原点である「テニミュ」は事あるごとにファンが思い出す作品となっているそうです。

2014年ドラマ「ルーズベルトゲーム」

2014年ドラマ「ルーズベルトゲーム」では、青島製作所の野球部の投手、萬田役を演じました。主演の工藤阿須加さんに投球技術を伝授するシーンが印象に残っているという方も多いのではないでしょうか?3話目では萬田が重要人物として描かれており、馬場徹さんの萬田演技に号泣した人や号泣以上の感情になったという人もいるほど、馬場徹さんの演技に多くの人が心揺さぶられたそうです。

また3話の放送が終了し、萬田の出番も終了したそうなのですが、この3話終了直後から視聴者の馬場徹さんの再登場を望む声が多数見られ、その結果萬田は最終回で再登場となったそうです。また、馬場徹さんは萬田役の4分にもわたる長いセリフのシーンで、別アングルから10回程度同じ台詞を撮る際に、一度も噛まなかったという逸話もあります。視聴者からも現場からも馬場徹さんの高い演技力やプロ意識が評価されています。

2015年ドラマ「ウロボロス」

2015年生田斗真さんと小栗旬さん主演ドラマ日曜劇場「ウロボロス~この愛こそ、正義。」で新宿第二警察署の刑事、神取一馬役を演じました。

ばーちょんこと、以前から定評のあった馬場徹さんの表情豊かな演技が絶賛されています。

2016年,2018年ドラマ「99.9‐刑事専門弁護士‐」

それまでのクールな役柄やシリアスな役柄とは打って変わって「99.9-刑事専門弁護士-」ではコミカルな役柄でした。日曜劇場「99.9」では主人公松本潤さん演じるの深山と同じ弁護士事務所で働く落合陽平弁護士役を演じました。馬場徹さんは落合弁護士役で2016年のSEASONⅠと2018年のSEASONⅡの両方に出演しました。

馬場徹さんが演じた落合弁護士役は、SEASONⅠでは榮倉奈々さんが演じた立花彩乃弁護士、SEASONⅡでは木村文乃さんが演じた尾崎舞子弁護士に好意を抱き、猛アピールをしますが、結局はバッサリとフラれてしまうというコミカルな役柄でした。こちらの画像でも、馬場徹さん演じる落合弁護士はヒロインに猛アピールして、ドン引かれています。

ヒロインに振り向いてもらおうと不器用なアピールを必死に繰り返す落合弁護士の姿は出番が少な目ながらも、視聴者の印象に残ったそうです。また、その不器用なアプローチが、ドジっ子ぽくて可愛らしくもあり、絶妙に気持ち悪いと、絶賛されました。シリアスな役柄だけでなく、コミカルな役柄も見事に演じ切る馬場徹さんの演技がますます、評価された作品です。

2017年ドラマ「コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~」

ドラマ「コードブルー」に馬場徹さんが出演したのは、2017年に放送された3rd season第6話です。馬場徹さんが演じた守口は、冷凍凍倉庫内の荷崩れ事故に巻き込まれて大怪我を負い、灰谷先生(成田凌)と横峯先生(新木優子)に処置されるという役でした。馬場徹さんは、麻酔なしの処置を受ける患者役という過酷な役柄を熱演しました。

視聴者の声をも見ていくと、馬場徹さんが演じた猛烈に痛がる守口を見ていると、見ている自分まで痛くなると言われるほど臨場感があったという感想が多くあり、その高い演技力がこのドラマでも高く評価されています。

2018年ドラマ「下町ロケット」

馬場徹さんは現在放送中の日曜劇場「下町ロケット」にも出演しています。「ギアゴースト」というベンチャー企業のエンジニア柏田宏樹役です。下町の工場からロケット開発に携わり、佃製作所のギアゴースト買収に抵抗する役です。馬場徹さんはこの役を演じるにあたり「作業着を着ているってかっこいんだぞ」ということを伝えられる演技をしたいと力説したそうです。

「下町ロケット」には2018年の続編からの出演となった馬場徹さんですが、池井戸潤さんの作品には「ルーズベルトゲーム」「陸王」に続き、3作目で視聴者からはばーちょんこと馬場徹さんは池井戸潤さんの作品になくてはならない存在だと言われています。

ドラマ「陸王」のみならず、馬場徹さんの演技力は、表情の使い方が上手く、声もよく通って、声色のバリエーションも多く有って多才だと高く評価されています。特に、コミカルな役とシリアスな役のどちらもできて、その切り替えがとても素晴らしいと絶賛されています。また、専門家も口をそろえて馬場徹さんの演技は「上手い!」と高く評価しています。

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陸王の銀行員の大橋役の馬場徹の今後に注目!

いかがでしたか?ドラマ「陸王」に嫌な銀行員の大橋役で出演した馬場徹さんについてご紹介してきました。登場当初は嫌な奴だと視聴者から敵視されていた大橋でしたが、第5話で急にデレに転じて視聴者を驚かせました。「こはぜ屋」のメンバーの熱い想いが冷血な銀行員の大橋の心を動かし、「こはぜ屋」に協力する立場となりました。その大橋の変化は、それまでのブーイングが嘘のように、視聴者からの声を称賛の嵐に変えました。

また、この大橋を演じた馬場徹さんの演技が注目されました。ベテラン俳優の役所広司さんの熱演に押しつぶされず敵対する役を見事に演じ切ったと高く評価されました。そして、馬場徹さんの過去の作品に興味を持つ方が多いということで、馬場徹さんの過去の出演作品についてもご紹介してきました。

馬場徹さんは、巨匠、つかこうへいさんの最後の愛弟子と言われ、舞台を中心に大いに活躍し、近年では日曜劇場の名脇役と言われ人気ドラマに多く出演していることが分かりました。今後もますます活躍が期待される馬場徹さんに注目が集まっています。

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