わろてんかの松坂桃李(北村藤吉)のモデルは吉本吉兵衛!年齢設定や死因は?

わろてんかのヒロインの相手役・北村藤吉は、吉本興業社長・吉本せいの夫・吉本吉兵衛(改名前:泰三)をモデルに役柄が設定されました。北村藤吉を演じた松坂桃李さんのプロフィールと共に、わろてんかでの北村藤吉の奮闘やヒロインとの気になる年齢設定や死因について深堀していきましょう。また、松坂桃李さんのNHK朝ドラ出演は2012年度の「梅ちゃん先生」に続いて2作品連続でヒロインの相手役を演じ話題になりました。

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目次

  1. わろてんかの松坂桃李が演じる北村藤吉のモデルが気になる!
  2. わろてんかとは?
  3. わろてんかの北村藤吉を演じる松坂桃李とは?
  4. わとてんかの松坂桃李が演じる北村藤吉とは?
  5. わろてんかの北村藤吉の子役起用がない理由とは?年齢設定も調査!
  6. わろてんかの松坂桃李が演じる北村藤吉のモデルとは?死因も調査!
  7. わろてんかの松坂桃李が演じる北村藤吉についてまとめ!

わろてんかの松坂桃李が演じる北村藤吉のモデルが気になる!

2017年10月から翌年3月まで放送されたNHK朝ドラ「わろてんか」にて、俳優・松坂桃李さん演じる北村藤吉のモデルは、わろてんかの主人公のモデル・吉本せいの夫・吉本泰三と言われています。今回は、ドラマ・わろてんかの北村藤吉の役柄や主人公・てんとの気になる年齢設定、そして、藤吉のモデルや死因について紹介します。

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わろてんかとは?

2017年度下半期放送のNHK連続テレビ小説「わろてんか」は、吉本興業の創業者・吉本せいをモデルに、大阪を舞台に寄席興業に奮闘する女性の一代記を描いた作品です。本作品には、主演・葵わかなさんが演じたヒロイン・藤岡てんや、松坂桃李さんが演じる北村藤吉など、登場人物の役柄は、実在した興行師・芸人・実業家をモデルに設定がなされました。

朝ドラ「わろてんか」は、ヒロイン・てんの幼少期から女学生時代にかけて、藤吉との出会いや駆け落ちまでを描いた「京都編」、藤吉の実家・米問屋「北村屋」での生活と北村屋の倒産までの「大阪船場編」、寄席経営の始まりと「北村笑店」の開業、てんと藤吉の長男・隼也の誕生などを経て、藤吉の病気と亡くなるまでを描いた「笑売編」、女興行師・てんの活躍と終戦直後までの「女興行師編」に区分されます。

松坂桃李さん演じる藤吉は、わろてんか「笑売編」の終盤にて、脳卒中を発症し、てんに看取られ亡くなりますが、わろてんか「女興行師編」では、てんが困っている時に亡霊となって現れ、てんにアドバイスを送っています。

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わろてんかの北村藤吉を演じる松坂桃李とは?

わろてんかでヒロインの相手役・北村藤吉を、松坂桃李さんが演じました。松坂桃李さんは、NHK朝ドラには、「わろてんか」の他に2012年放送の「梅ちゃん先生」にも出演しました。まずは、わろてんか・北村藤吉の役柄や気になる死因を辿る前に、演じた松坂桃李さんのプロフィールを見てみましょう。

松坂桃李のプロフィール

松坂桃李さんは、神奈川県出身のモデル・俳優で、2008年「チャレンジFBモデル2008オーディション」に応募・グランプリを受賞します。受賞後は、雑誌「FINEBOYS」の専属モデルとして芸能活動を開始し、同時に現所属事務所の養成所へ入校します。

2009年に、スーパー戦隊シリーズ第33作「侍戦隊シンケンジャー」にて、主演・志葉丈瑠/シンケンレッド役で俳優デビューを果たし、同時に初主演を果たします。後に同作品の劇場版にて映画初出演・初主演も果たしました。松坂さんは、左ききですが、志葉丈留役では右ききで演じ、撮影当時や修了後も、戦隊モノ独特のセリフの言い回しや動きが抜けず苦労したエピソードを持っています。

NHK朝ドラにも出演

松坂桃李さんの朝ドラ出演は、本作品「わろてんか」と2012年度上半期放送の「梅ちゃん先生」にて、ヒロインの幼馴染で夫の安岡信郎を演じました。梅子からは「ノブ」と呼ばれており、当初は、勉強が苦手だが血気さかんな性格が目立っていました。梅子が町医者として皆から頼られている傍らで、信郎は、自分たちにしか作れない製品を作りだしたいという想いから、新幹線の部品を手掛ける職人として成長します。

そして、2017年度下半期放送の「わろてんか」では、「梅ちゃん先生」に続くヒロインの相手役に選ばれたことで話題になりました。わろてんかでは、物語中盤にて志半ばで病死してしまいますが、その後は亡霊としててんにアドバイスを送るなど、これまでの朝ドラにはない設定で出演しました。

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わとてんかの松坂桃李が演じる北村藤吉とは?

朝ドラ「わろてんか」で、松坂桃李さんが演じた北村藤吉とはどのような人物だったのでしょう。わろてんか・北村藤吉の気になる役柄や死因について、わろてんかのあらすじを辿りながら、深堀してみましょう。

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わろてんかの北村藤吉とてんの出会い

わろてんか・主人公のてん(キャスト:新井美羽)と北村藤吉(キャスト:松坂桃李)の出会いは、明治35年、京都の薬祭でした。当時15歳だった藤吉は、旅芸人仲間のキース(大野拓郎)と共にぼったくり飲食店に騙され、苦肉の策で食い逃げします。後ろから追っ手が迫ってくる中、藤吉は、風太(キャスト:鈴木福)と共に祭見物に来ていたてんと出会います。

てんの計らいで近くの寺へ逃げ込んだ藤吉は、運よく難を逃れるます。その後、見物小屋にて藤吉は初舞台を踏みますが、出番を間違えて観客から罵声を浴びせられるなど、決して幸先良いスターとはなりませんでした。しかし、てんの笑顔ともらったチョコレートに励まされた藤吉は、お礼に白文鳥の付いた鈴を手渡し、次の興業先へ去っていきます。

わろてんかの芸人としての才能に恵まれず

わろてんかでは、口伝えにより発覚しますが、てんとの出会いを経て旅芸人一座とともに、各地で芸を披露してきた藤吉でしたが、鳴かず飛ばずの状態が続き一度は実家へ戻りました。しかし、藤吉とって唯一の贔屓客であったてんを大切にしたい思いから、旅芸人生活を偽った手紙を送り続けていました。一度は芸人の道を諦めたものの、藤吉にとって演芸の楽しさはわろてんかでは、忘れないものとなっていました。

そして、わろてんかの時代が明治43年に移り、旅芸人仲間だったリリコ(キャスト:広瀬アリス)の誘いを受けた藤吉は、再び旅芸人一座に戻り、その直後にてんとの再会を果たします。藤吉とてんの中は、藤岡屋の跡取り娘として縁談を進めるてんの父・儀兵衛(キャスト:遠藤憲一)と藤吉に恋心を寄せるリリコにより、一度は引き裂かれつつも、2人は藤吉の実家の家業を継ぐべく大阪へ向かいました。

大阪船場編では、家業を倒産に追い込んでしまう

わろてんか「大阪船場編」からは、覚悟を決めた藤吉とてんが、大阪船場の米問屋「北村屋」へ向かうと、そこには藤吉の母・啄子(キャスト:鈴木京香)と彼女が決めた許嫁・杉田楓(キャスト:岡本玲)が待ち構えていました。てんを嫁と認めない啄子は、彼女を女中として働かせます。一方、北村屋が莫大な借金をかかえている事実を知った藤吉は、借金返済と店の経営立て直しをかけて新事業を始めました。

わろてんかのトラブルメーカーとも呼べる旅芸人仲間・キースから電気式髪結い機の儲け話に乗り、さっそく店舗と土地を担保に機械を購入するも全て不良品であったことが発覚し、間もなく米問屋・北村屋は倒産してしまいます。住処を追われた藤吉・てん・啄子は、売れない芸人が集まる貧乏長屋住まいを始めます。そして、どんなに苦しい状況でも、「笑いは人を幸せにする」ことに気が付いたてんから寄席経営を提案されます。

藤吉の知られざる才能

寄席経営にあたり無一文だった藤吉たちは、まず、てんの実家・藤岡屋から資金を借入れ寄席小屋を買収、寄席経営に反対だった啄子の協力、てんの風鳥亭独自のサービスの考案、実業家・伊能栞(キャスト:高橋一生)の援助を経て、開業から1年たった頃には、目を見張るような繁盛ぶりを見せていました。その後、北村笑店の立上げを見届けた啄子は、藤吉・てんの結婚を認めアメリカへ旅立ちました。

わろてんかでは、藤吉・てんの寄席経営に奮闘する姿をメインに描かれている中で、かつての旅芸人仲間で藤吉に想いを寄せていたリリコと再会します。失恋で自暴自棄に陥っていた彼女は、贔屓客の後添えに入ろうとしたものの、藤吉から娘義太夫としての才能を聞かされ、後に大坂・東京へ進出し、わろてんか中盤では、人気娘義太夫として一世を風靡し、わろてんか「女興行師編」にて人気芸人として活躍します。

また、看板芸人を入れることで芸人の士気を上げたいとの意図から、人気落語家・月の井団吾(キャスト:波岡一喜)を高額の契約金で専属契約を結ぶなど、芸人の発掘や獲得を経て会社を大きくさせていきます。また、わろてんかで描かれた月の井団吾によるラジオ出演事件では、お客の減少を危惧し反対していたが、病床に現れた団吾の意図を聞かされ、ラジオ出演は強行されました。

わろてんかではお金の管理にはいい加減な一面が

北村笑店の繁盛に伴い、長男・隼弥の誕生を経て順風満帆な生活を送っていたように思われていた矢先、芸人に言われるがままに会社のお金を渡してしまう藤吉と子育てと仕事の両立奮闘するてんの間に亀裂が走ってしまいます。当時の日本では月給制は珍しく、北村笑店の給料もまだ月給制を採用しておらず、芸人の生活費は不安定な状態でした。

このような状況を踏まえて藤吉は、芸人たちに催促されるがまま、お店の売上げを手渡していましたが、あまりにも頻繁に行われていたので、経理担当のてんにとって心配のタネだったでしょう。わろてんかでは、後に芸人の不安定な生活に目を付けたてんにより、北村笑店では月給制が採用されました。

わろてんか・隼也の騙されやすい性格は藤吉ゆずり

わろてんか「女興行師編」から登場した藤吉・てんの長男・隼也(キャスト:成田凌)は、父・藤吉を思わせる言動がわろてんかで見られました。わろてんかでの隼也は、北村笑店や伊能商会での下働きに嫌気を差しており、早く結果を出したいと焦る気持ちが勝って、マーチン・ショウを語る外国人詐欺師に大金をだまし取られる事態を招いてしまいます。

その後、外国人詐欺師の通訳として現れた加納つばき(キャスト:水上京香)と深い仲となり、2人は親の勘当を得て駆け落ちしてしまいます。戦争の劇化と赤紙をきっかけに大坂へ戻ってきた隼也はつばきと共に、てんに謝罪を申し入れ、てんもかつて藤吉と駆け落ちしたこと、寄席経営に実家へ借金し全額返済したことなどを明かし、和解します。

亡霊となってわろてんか「女興行師編」に登場

松坂桃李さん演じる北村藤吉は、1929年に脳卒中で倒れ、一時仕事をこなせるまでに回復するも、再発しほどなくして亡くなります。藤吉の死後を描いたわろてんか「女興行師編」では、仏壇に手を合わせるてんの元へ亡霊となって現れ、彼女に助言を行います。また、てんが白文鳥の鈴を鳴らすと、彼女の前へ現れて相談に乗るシーンも見られましたが、ある日を境に姿を消してしまいます。

時は流れ、終戦直後の北村笑店を描いたわろてんかの最終回・ラストシーンにて、てんの元に藤吉が現れます。目の前に現れた藤吉に、てんは「この先100年、寄席経営を続けること」を誓ったうえで彼に「わろてんか?」と問います。すると藤吉は笑顔で承諾し、わろてんかは幕を閉じました。

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わろてんかの北村藤吉の子役起用がない理由とは?年齢設定も調査!

朝ドラ・わろてんかでは、北村藤吉の子役時代がなく、てんとの年齢差などの疑問が、視聴者の間でささやかれています。そこで、わろてんかの北村藤吉の子役起用が無い理由や藤吉の年齢設定を調査しました。

わろてんか・北村藤吉の子役起用が無い理由

わろてんかの北村藤吉にあえて子役が起用されなかったことには理由がありました。それは、物語が進むにつれてヒロイン・てんの回想シーンに登場した、松阪桃李さん以外の顔が映し出されると、不自然にみえてしまうためと言われています。しかし、ヒロインは子役を起用して、大人の相手役との歳の差が離れすぎている所も不自然ではとの声もささやかれています。

わろてんかの北村藤吉とてんが出会った頃の年齢設定とは?

まず、わろてんかにて判明している年代とそれぞれの年齢を整理しましょう。わろてんか「京都編」は、明治35年(1902年)時点で、北村藤吉の年齢設定は15歳であることが判明します。女学生となったてんが登場する年は、明治43年(1910年)と設定されており、てんの年齢設定は17歳とされています。てんの子役と主演女優が初登場するまで8年の歳月が流れています。

よって、わろてんかで藤吉とてんが初めて出会ったときの年齢は、てんの女学校時代の年齢設定17歳(明治43年時点)から8年前に遡り、子役時代のてんの年齢設定(明治35年時点)は9歳であることが判明します。そして、わろてんかの明治35年時点の2人の年齢設定は、藤吉15歳・てん9歳であると推測され、2人の年齢差は6歳であることも判明します。

ちなみに実家から勘当を受けたてんが藤吉と駆け落ちした時の年齢設定は、藤吉23歳・てん17歳であったことも推測されます。そして、藤吉が亡くなった年齢は、わろてんか「女興行師編」では藤吉が亡くなって4年後の1934年からスタートするため、藤吉が1930年に亡くなったと推測すると、藤吉の享年は43歳前後ではないかと思われます。

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わろてんかの松坂桃李が演じる北村藤吉のモデルとは?死因も調査!

わろてんかで松坂桃李さんが演じた北村藤吉は、わろてんか・藤岡てんのモデルとなった吉本せいの夫・吉本吉兵衛をモデルに役柄が設定されました。そこで、わろてんか・北村藤吉のモデルに起用された「吉本泰三こと吉兵衛」のプロフィールと死因について調査しました。

わろてんか・北村藤吉のモデル・吉本泰三も旅芸人をしていた過去があった

わろてんかの北村藤吉の実家は、大阪船場の米問屋「北村屋」設定がなされており、モデルとなった吉本泰三の実家も、大阪内本町の荒物問屋「箸吉」の次男として誕生し、実家は高級料亭に「箸」を納める老舗荒物問屋だったと言われています。1910年に米穀商の三女・林せいと結婚します。

わろてんか・北村藤吉の役柄に起用されたエピソード

わろてんかでは、芸人を志した若かりし頃の藤吉が旅芸人に混じって、各地を巡業していた設定がなされており、演芸好きがやがて寄席経営に着手した要因のように描かれています。実は、藤吉のモデルとなった吉本泰三も、若い頃から落語や芝居見物が好だったこと、そして、わろてんかの藤吉のように自ら剣舞演者として全国巡業を行なっていたエピソードが伝わっています。

1911年に父の隠居を機に名を「吉本吉兵衛」に改名し、翌1912年に天満天神の裏門にあった寄席小屋「第二文芸館」を夫婦で入手し、寄席経営を始めます。1913年には吉本興業部を設立するも、志半ばで1924年に亡くなります。死因は、急性心筋梗塞、または脳溢血とも伝えられています。

わろてんかでの死因設定は脳卒中

このように、わろてんか・松坂桃李さんが演じた北村藤吉のモデルとなった吉本吉兵衛の死因は、急性心筋梗塞、または溢血と言われており、わろてんか・北村藤吉の死因は、脳卒中に設定されました。わろてんかの藤吉もモデルとなった吉兵衛も志し半ばで亡くなってしまいましたが、わろてんかで描かれた藤吉の死後を描いた「女興行師編」のように、寄席興業は大発展を遂げています。

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わろてんかの松坂桃李が演じる北村藤吉についてまとめ!

わろてんかのヒロインの相手役・北村藤吉のわろてんかでの年齢設定や死因などを深堀しながら、藤吉の役柄やモデルとなった吉本泰三のプロフィールやわろてんかとの相違を紹介しました。わろてんかは、ヒロイン目線だけでなく、わろてんかヒロインの相手役を演じた松坂桃李さんにも注目して楽しみたい作品です。

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