2018年11月16日公開
2018年11月16日更新
わろてんかの全話ネタバレあらすじ!最終回・結末の感想やモデル情報も紹介
ドラマ「わろてんか」は、2017年10月からスタートしたNHK連続テレビ小説第97作目の朝ドラです。明治時代から第二次世界大戦終了後の大阪を舞台に、吉本興業の創業者である吉本せいをモデルにしたヒロイン・藤岡てんを葵わかなが演じています。いつも周囲を笑いでいっぱいにするヒロイン藤岡てんの物語は、あらすじネタバレサイトでも人気となりました。今回はわろてんかの第1話から最終回まで、そのあらすじやネットの感想までネタバレこみでご紹介いたします。
目次
わろてんかのあらすじが気になる!
ドラマ「わろてんか」は明治から昭和初期の大阪を舞台に、ヒロイン藤岡てんが、夫の藤吉と二人で始めた寄席から、「笑い」をショービジネスとして日本に広めていく姿を描いた作品です。吉本興業の創業者である吉本せいをモデルにし、小さな寄席が今をときめく吉本新喜劇にどうつながっていくのかその歴史を、笑いと人情たっぷりに楽しむことができます。
あらすじネタバレではわろてんかに登場する人物は、歴史上実際に存在した人物が多数モデルになっており、第1話スタート時から最終回まで、この登場人物のモデルは誰なのかとネタバレサイトでも大きな話題となりました。今回はそのわろてんかのあらすじや魅力を、ネタバレこみで最終回まで紐解いていきます。
わろてんかのモデルとは?
わろてんかの登場人物は実際に存在した人物が多くモデルとなっています。主人公のてんは吉本興業の創業者であり女性興行師の吉本せいがモデルとなっています。せいをモデルとした作品は、わろてんか以外にも複数存在しており、映画やテレビドラマとしても放送されています。山崎豊子が直木賞を受賞した作品「花のれん」もその1つです。
わろてんかの主人公てんの夫・北村藤吉は、吉本せいの夫の吉本泰三をモデルにしています。荒物問屋「箸吉」の4代目である吉本泰三は、せいと結婚して小さな寄席小屋を始め、吉本王国を築いた仕掛け人でもあります。わろてんかの主人公のてんの幼なじみである武井風太は、吉本せいの実の弟である林正之助がモデルのようです。林正之助は吉本興業の元会長・社長をつとめ、興行師でもありました。
わろてんかの主人公であるてんの縁談相手の青年実業家・伊能栞は、宝塚少女歌劇団を設立し、阪急グループの創業者である小林一三がモデルです。ショービジネスに貢献した小林一三は、東宝の生みの親でもあります。実際の吉本せいと小林一三はかかわりがなかったようです。わろてんかの主人公のてんの父親・藤岡儀兵衛は、吉本せいの父の林豊次郎をモデルにしています。
わろてんかの主要な登場人物を演じるキャストを紹介!
葵わかな(役:藤岡てん)
わろてんかの主人公・藤岡てんは、京都の老舗薬種問屋である「藤岡屋」の娘として生まれ、いつも周囲を笑わせ、自分も笑うのが大好きな笑い上戸に女の子に育ちます。わろてんかのあらすじネタバレでは、ある日、わろてんかの主人公・てんは父親から笑い禁止令を出され、鬱屈した日々を送る中、旅芸人の北村藤吉と出会い、人生には笑いが必要なのだと確信するのです。
わろてんかのあらすじネタバレでは、わろてんかの主人公・てんは常に笑顔で、人には優しく、商売にはシビアにを信条に、日本中に笑いを届ける夢を掲げて邁進します。わろてんかの主人公・てんのモデルは吉本興業創始者の吉本せいです。
わろてんかの主人公・藤岡てん役を葵わかな(あおいわかな)が演じています。葵わかなは1998年生まれで、2009年のドラマ「サムライ・ハイスクール」で子役として女優デビューしました。2014年には映画「瀬戸内海賊物語」で主要キャストの座を射止め、2013年の映画「陽だまりの彼女」で上野樹里の役の中学生時代の役を演じ人気となりました。
わろてんか以外の作品では、2016年にドラマ「女優堕ち」、映画「ホラーの天使」でそれぞれ初主演を務めています。
松坂桃李(役:北村藤吉)
わろてんかの主人公・てんの夫、北村藤吉(きたむら とうきち)は、吉本興業の創始者である吉本泰三(吉兵衛)をモデルにしています。わろてんかのあらすじネタバレでは、大阪の老舗米問屋の長男で、稼業を継ぎたくないがために旅芸人をしていたところ、てんと出会います。わろてんかのあらすじネタバレでは、藤吉はお人よしな性格で、笑いを愛するものの才能はありません。
わろてんかのあらすじネタバレでは、藤吉は、てんと所帯をもつために実家に戻って家を継ごうと決めます。てんに一生笑わせてやると言われ、その言葉を現実にするために邁進します。
わろてんかの主人公・てんの夫である北村藤吉を演じるのは松坂桃李(まつざか とおり)です。1988年生まれでモデル出身の松坂桃李は、2009年の特撮番組「侍戦隊シンケンジャー」のシンケンレッド役として俳優デビューしました。わろてんかの以外には、「アントキノイノチ」や「不能犯」、NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」や大河ドラマ「軍師官兵衛」、「この世界の片隅に」など数々の人気作に出演しています。
濱田 岳(役:武井風太)
わろてんかの主人公・てんの幼なじみ、武井風太は、吉本せいの弟である吉本興業第1・3代社長の林正之助をモデルにしています。わろてんかのあらすじネタバレでは、てんの幼なじみの武井風太は、てんの実家・京都の老舗薬種問屋の「藤岡屋」で使用人と登場します。てんの親戚で、幼い頃からてんと一緒に育ってきました。わろてんかのあらすじネタバレでは、てんの兄のような存在なのですが、実はてんに片思いしています。
てんを見守り、てんが藤吉と出会い、結婚してからも、てんのために尽くす男性になります。そんなわろてんかの武井風太役を濱田岳(はまだがく)が演じています。1988年生まれで子役として活躍し、2004年の「3年B組金八先生」に出演して脚光を浴びました。
わろてんかの武井風太を演じる濱田岳は、2006年の映画「青いうた~のど自慢 青春編~」で映画に初主演し、2008年の映画「アヒルと鴨のコインロッカー」で高崎映画祭最優秀主演男優賞に輝きました。近年は「釣りバカ日誌Season2~新入社員 浜崎伝助~」で、人気シリーズの主人公・浜崎伝助としての活躍が有名です。
高橋一生(役:伊能 栞)
わろてんかの主人公のてんの縁談の相手として登場する伊能 栞は、東宝阪急の創始者であり宝塚歌劇団や映画界にも大きな影響を与えた小林一三がモデルとなっています。わろてんかのあらすじネタバレでは、大阪にある伊能薬品の庶子で、東京で生まれ育ち、神戸で貿易会社を経営しています。てんの結婚相手として登場しますが、てんと藤吉の関係を知り、2人の恋を応援する役柄です。
わろてんかの伊能 栞は、藤吉とてんの結婚後も、交流を深め、日本のショービジネス界に貢献していきます。そんなわろてんかの伊能栞役を、高橋一生が演じています。高橋一生は1995年のジブリ映画「耳をすませば」でヒロインの恋の相手となる天沢聖司の声を演じて有名となりました。2015年「民王」や2017年放送のドラマ「カルテット」で注目を浴び、2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」でブレイクしました。
わろてんかに登場する伊能栞は最終回まで高い人気を誇り、コミックぜにょんにて、わろてんかのスピンオフコミック「伊能栞の明治大正洋食記」が連載中です。わろてんかで大人気の伊能栞を主人公に、明治大正期の新たなエンタテインメントビジネスで活躍しながらも、新時代に沸き起こる街でグルメを堪能するというファン垂涎のスピンオフ作品です。
わろてんかの全話あらすじをネタバレ!
わろてんか第1週のあらすじネタバレ・感想:「わろたらアカン」
第1週のネタバレあらすじです。明治35年、9歳の藤岡てんは薬祭りの寄席で初めて「笑い」と出会います。てんは笑いに夢中ですが、それが過ぎてしまい大事な商談を失敗させてしまい、父から笑い禁止令を出されるのです。てんは薬祭りで一人の青年藤吉と出会います。てんは旅芸人・藤吉の一番最初の客となり、2人は文通をする仲になり、8年が過ぎます。
わろてんか第2週のあらすじネタバレ・感想:「父の笑い」
第2週のあらすじネタバレです。17歳になったてんは、藤吉との文通が続いていました。そんなてんに縁談話がやってきて、迷ったてんは藤吉に会うために大阪に行き、トラブルに巻き込まれます。そんなときに助けてくれた相手が、てんの演題の相手である伊能栞でした。
そんな折、てんの実家・藤岡屋が火災にあい、縁談の話もなくなります。つらいときこそ笑いの力が必要と、父も理解を示した矢先、兄が病で他界してしまいます。そしててんは偶然藤吉と再会するのです。
わろてんか第3週のあらすじネタバレ・感想:「一生笑わせたる」
再会した藤吉は、実は船場の大店の跡取りとわかり、お互い結ばれない仲ということをてんは悟ります。藤吉を諦めようとした矢先、ケンカに巻き込まれて藤吉がケガをしてしまい、てんが藤岡屋の蔵に匿います。しかしそれが父に見つかり、父に蔵に閉じ込められてしまうのです。てんと入れ替わりで蔵の外に出された藤吉は、閉じ込められたてんを笑顔にさせるために蔵に通うのでした。
わろてんか第4週のあらすじネタバレ・感想:「始末屋のごりょんさん」
第4週のあらすじネタバレです。お互い結ばれない立場とわかったてんと藤吉は、お互いを諦めきれず駆け落ちをして家を出ます。大阪の藤吉の実家に逃げますが、藤吉の母の啄子はてんのことを認めません。女中扱いされるてんの前に、藤吉の許嫁である楓が現れます。藤吉の母の啄子の一声で、てんと楓のどちらが北村屋の嫁にふさわしいのかを競うことになります。
わろてんか第5週のあらすじネタバレ・感想:「笑いを商売に」
藤吉の実家・北村屋には、実は借金があったことを藤吉は知ります。藤吉の母の啄子に、自分が借金を完済したらてんとの結婚を承認してほしいと迫りますが、状況は悪化する一方で、店から次々と使用人たちが去っていき、経営不振に陥ります。焦った藤吉は悪徳業者に騙されてしまいます。借金がさらに膨大なものに膨れ上がってしまい、藤吉は失踪してしまいます。
わろてんか第6週のあらすじネタバレ・感想:「ふたりの夢の寄席」
第6週のあらすじネタバレです。てんと藤吉、藤吉の母の啄子は、貧乏長屋の一角に引っ越します。寄席の開業のため場所を探す二人ですが、なかなかみつかりません。ある日、藤吉は、藤吉に恋する女義太夫のリリコに、てんと別れて自分と一緒になってほしいと迫られ、てんはその話を耳にしてしまうのです。
わろてんか第7週のあらすじネタバレ・感想:「風鳥亭、羽ばたく」
第7週のあらすじネタバレです。てんと藤吉の新しい寄席「風鳥亭」の開業にこぎつけます。しかし芸人の質が悪く、客足は遠のくばかりです。そんな中、てんの元縁談相手の伊能栞が風鳥亭に現れ、藤吉と伊能の間で寄席についての意見がぶつかり合いますが、2人は打ち解け合うのです。伊能の伝手を使って、藤吉は有名落語家に風鳥亭への出演を依頼します。
わろてんか第8週のあらすじネタバレ・感想:「笑売の道」
風鳥亭を開業して3か月が過ぎ、相変わらず客足は伸びず、借金は返せません。藤吉の母の啄子が寄席を手伝うようになり、風鳥亭に新しいサービスを取り入れます。新しく売り出した「冷やしあめ」がヒットした頃、伊能がてんの前に現れ、「きみが必要だ」と告白されます。
わろてんか第9週のあらすじネタバレ・感想:「女のかんにん袋」
風鳥亭を開業し4年、大正4年になり、てんと藤吉の間に息子が生まれていました。新しい寄席を増やすことになり、場所を探し始めます。そんな折、藤吉が芸人たちの給与を勝手に店から持ち出していたことがわかり、てんの堪忍袋の緒が切れてしまいます。
わろてんか第10週のあらすじネタバレ・感想:「笑いの神様」
風鳥亭の看板芸人が必要と考える藤吉に、その報酬の問題で古参の芸人たちがストライキを起こします。看板芸人にとオファーしていた人気落語家の月の井団吾に、高額な報酬を支払おうとしていたためです。そんな中、てんは、月の井団吾の名を語って無銭飲食していた落語家・団真の妻・お夕と出会います。しかし、トラブルのため急遽団真を出演させたところ、団真は途中で高座から逃走してしまったのです。
わろてんか第11週のあらすじネタバレ・感想:「われても末に逢わんとぞ」
藤吉の許可をもらわずに急遽団真を高座にあげたことで、藤吉とてんは険悪になってしまいます。原因となる団真とお夕も姿を消します。てんは団真とお夕の仲を修復させるために力を尽くそうとします。
わろてんか第12週のあらすじネタバレ・感想:「お笑い大阪春の陣」
てんと藤吉の寄席は3つになりました。団吾を専属芸人に迎え、北村笑店の寄席は大賑わいです。また、芸人の不安定に生活を改善するべく、てんは月給制に変更します。これにより、北村笑店に芸人の移籍希望が多発し、芸人派遣をしている寺ギンに目を付けらてしまいます。
寺ギンの策略で、芸人派遣をストップされて経営危機に陥る北村笑店ですが、てんが積み上げてきた信用によりこの危機を回避します。寺ギンのもとで修業をつんだ風太も番頭に加わり、一年後、北村笑店は10軒の寄席と200人以上の芸人を抱え、日本初の一大演芸チェーンになるのです。
わろてんか第13週のあらすじネタバレ・感想:「エッサッサ乙女組」
藤吉は新しい北村笑店を模索し、安芸節に目を付けます。てんと藤吉は二人で安芸に向かい、初めての夫婦水入らずの旅行になりました。安芸で踊り子4人を選び、てんは彼女たちの母になる覚悟を決め、大阪に踊り子たちを連れて帰ります。
わろてんか第14週のあらすじネタバレ・感想:「みんなの夢」
てんと藤吉は、大阪で安芸節を流行らせるべく、島根から連れてきた踊り子4人で「安来節乙女組」を結成します。しかし慣れない土地での生活で、4人の息も合わず、踊りはバラバラです。ある日、安来節乙女組のメンバーの1人であるとわが、てんと藤吉の長男・隼也と家出してしまいます。
とわは、自分が安来節乙女組の足を引っ張っていると気に病んでいましたが、他の安来節乙女組のメンバーたちと話し合い、安来節乙女組は1つにまとまります。安来節乙女組のメンバーたちの踊りには何かが足りないと感じた風太は、彼女たちの踊りに艶が必要と考え、元女義太夫のリリコに指導を依頼します。リリコの指導はハードで、安来節乙女組の4人は音を上げますが、リリコの指導のもと成長していきます。
わろてんか第15週のあらすじネタバレ・感想:「泣いたらあかん」
藤吉は北村笑店の東京進出を目指し、出張で家をあけることが多くなりました。そんな忙しい日々の仲、関東で大震災が起きます。てんの案により、東京に救援物資を送ります。大震災で被災した東京の落語家たちを呼び寄せ、さらに北村笑店は拡大していきます。
わろてんか第16週のあらすじネタバレ・感想:「笑いの新時代」
関東大震災後、北村笑店は東京に進出し、てんと藤吉の笑いを広めるための活動は続きます。万歳を売り出したい風太と、落語を大切にしたい藤吉の間で対立が深まります。てんと藤吉の息子・隼也が、北村笑店を継ぎたくないと反発して出奔します。そんな中、藤吉が脳卒中で倒れてしまいます。藤吉は意識不明が続きてんたちは心配しましたが、なんとか意識が回復しますが、麻痺が残ってしまいます。
北村笑店に看板落語家の団吾のラジオ出演の話が舞い込みますが、ラジオを聞いて寄席から客足が離れることを恐れた風太は断ってしまいます。しかし、団吾はラジオ出演を強行します。冒険がしたいと言って家出した息子の隼也は、「自分の一番の冒険は北村笑店で働くこと」と言って戻ってきます。
団吾のラジオ放送は笑いの新時代の到来を感じさせるものでした。団吾に裏をかかれてラジオ出演された風太は落ち込みますが、トキに励まされ、結婚を申し込みます。
わろてんか第17週のあらすじネタバレ・感想:「ずっとわろてんか」
脳卒中で倒れた藤吉はリハビリの成果もあって現場に復帰します。てんと藤吉は東京浅草の劇団を見に行き、コントに刺激を受け、アメリカに行きたいと言い出します。藤吉の母である啄子はアメリカに渡り再婚していました。ある日、新聞社から新聞へ小噺の投稿のオファーがはいり、連載は高い評価を得ます体調に異変を感じた藤吉は、てんに興行主としての仕事を伝授します。
そんな中、伊能栞がアメリカのショーの話を持ってきます。映像と音声が同期した映画であるトーキー映画を始めたいが足踏みをしている伊能に、藤吉は立ち止まってはいけないと背中を押します。北村笑店の売り出し中のコンビ、キース・アサリの新しい万歳が披露され、タキシード姿で話すだけ、しゃべくりだけという新しい万歳が完成します。
その3日後、藤吉の容態が急変し、病床の藤吉はてんに、北村笑店を大きくするのが目的ではなく、本当はてんを笑わせたかった、と話します。笑っててくれてありがとう。これからも、ずっとわろてんか、と言う藤吉は、てんに息子と北村笑店を託して息を引き取ります。
わろてんか第18週のあらすじネタバレ・感想:「女余興師てん」
藤吉が他界し、藤吉の死を惜しんだ人たちが弔問に訪れます。伊能は藤吉の生前に北村笑店の役員のオファーをされており、そのオファーを受けることをてんに伝えます。一方、トキが風太の子どもを出産し、藤吉がその名づけをする約束をしていました。藤吉が死ぬ前に考えていた名前を子どもに与えます。
それから4年、風太の活躍や役員の伊能の手助けもあり、てんは北村笑店をなんとか経営していましたが、慣れない仕事にどこか不安です。そんなとき、伊能から「女性目線で芸人を発掘してはどうか」という提案を受け、トキと一緒に新しい企画に乗り出し、リリコをスター漫才師にしてはという話になります。
リリコに女優からの転身を勧めますが、リリコの相方が見つかりません。伊能が活動写真で知り合った四郎を紹介したものの、リリコは受け付けませんでした。なかなか打ち解け合うことのないリリコと四郎を、てんは北村笑店の経営者として叱咤します。
わろてんか第19週のあらすじネタバレ・感想:「最高のコンビ」
リリコとシローコンビの万歳は新聞各紙で酷評され、てんは落ち込みます。伊能の後押しにより、てんは改善案を出します。シローを寄席に出し場数を踏ませてトークの腕を上げさせます。そしてキースとアサリのしゃべくり漫才で当時大人気となっていたキースから、もっとリリコとシローらしさを表すような万歳をするべきというアドバイスを受けます。
てんは、リリコのマシンガントークに押されるシローという「しゃべらない万歳」を提案します、リリコもシローも反対しますが、てんは「芸人は笑わせてなんぼ」だと喝を入れます。リリコとシローの「しゃべらない万歳」の披露は、キースとアサリのしゃべくり漫才の直前でした。
キースとアサリのしゃべくり漫才を見に来ていた多くの客が、「しゃべらない漫才」に爆笑の嵐、リリコとシローの「しゃべらない漫才」は観客に受け入れられたのでした。
わろてんか第20週のあらすじネタバレ・感想:「ボンのご乱心」
キースとアサリ、リリコとシローの二組の漫才コンビで乗りに乗っている北村笑店です。創業25周年記念に向けて浮足立つてんですが、てんの息子である隼也は未だ下働きを続けさせられていることに不満を覚え、自分のアイデアも風太に採用されずです。隼也は自分の活躍できる場を求め、伊能のもとで修業を希望します。
風太の提案で、キース・アサリコンビを解散し、それぞれ東京・大阪で活躍させてみてはということになり、てんは最初は反対したものの、結局キース・アサリコンビ解散は受け入れられました。一方、伊能のもとで修業中の隼也は、アメリカのレビュー団であるマーチン・ショウから興行の提案を受けます。マーチン・ショウは隼也がアメリカに行ったときにあこがれていた存在で、隼也は喜んで伊能に提案します。
しかし多忙な伊能はの反応は芳しくなく、隼也は一人でマーチン・ショウの代理人に会いに行くのです。そこで出会った通訳の加納つばきに一目ぼれし、手付金5000円を父の遺産から出してしまいます。しかしそれはマーチン・ショウの名を語った詐欺であることが明らかになります。
てんは自分で隼也を鍛えなおすことにし、隼也も心を入れ替えて修行を誓います。その後、伊能から本物のマーチン・ショウの公演の話が持ち込まれます。伊能は多忙ながらも、隼也の成長を見守っていたのでした。
わろてんか第21週のあらすじネタバレ・感想:「ちっちゃな恋の物語」
解散したキース・アサリコンビは、それぞれ東京・大阪で活躍します。北村笑店の25周年公演に向けてそれぞれが尽力する中、伊能が本物のマーチン・ショウを舞台に立たせてはと提案します。隼也は乗り気ですが、てんは隼也の成長を考えて待ったをかけるのでした。風太もマーチン・ショウの舞台には乗り気でしたが、てんはそれでもOKを出しません。
そんな中、隼也が一目ぼれした通訳の女性・つばきが結婚の報告に現れます。実はつばきは北村笑店のメインの出資元の銀行頭取の娘だとわかります。隼也は自宅で、つばきと母のてんと三人で夕飯を食べ、つばきは去っていきました。隼也の恋はこうして終わったのでした。一方、シローは相方のリリコを好きになっており、気持ちを言い出せないでいました。
そんなシローを見て焦れたのか、強気のリリコが「自分が恋人になってやってもいい」と上から目線で言い、1組のカップルが成立しました。
わろてんか第22週のあらすじネタバレ・感想:「夢を継ぐ者」
てんの元で修業に励む隼也でした。東京ではマーチン・ショウの舞台が大成功です。北村笑店25周年記念公演の仕切りを隼也にまかせてみてはという話になり、隼也はついに大きな舞台、25周年記念公演の企画に取り組むことになります。一方、北村笑店の芸人に他社からの引き抜きがかかり始めます。リリコとシローのコンビに声がかかり、北村笑店に縁深い2人は断りました。
しかし、シローはお笑いではなく、長年夢だった楽団のほうからのオファーを受けていたのでした。恋人のリリコはシローの夢を応援したいと思い、万歳コンビの解消を提案します。そんなリリコをてんは待ったをかけます。夢を応援するのはいいけれど、自分だけが我慢して後押しするのではなく、もっとふたりで話し合うべきだと力説するのです。
その言葉にリリコはシローと話し合い、2人は寄席の席で自分たちの結婚を報告し、上海に旅立っていきました。そんな中、結婚のために隼也の前から去ったはずのつばきが、家出をして隼也たちの前に現れます。つばきの父は北村笑店のメインバンク頭取です。風太が急いでつばきの父を呼び出したところ、「親子の縁を切る」と言い捨てて去ってしまいました。
つばきと隼也はお互いの気持ちを告白しますが、北村笑店に迷惑がかかることを恐れたつばきは隼也の前から姿を消します。そしてそれを追いかける隼也の姿に、かつての藤吉と自分の姿が重なるのでした。
わろてんか第23週のあらすじネタバレ・感想:「わろてんか隊がゆく」
隼也とつばきが駆け落ちし、その後、風太とてんのもとに、川崎で暮らす2人の間に子どもが生まれた報告が届きます。当時は戦争が始まっており、日本は中国に進出していました。その慰問のため、国から北村笑店に、漫才や落語の興行の依頼が入ってきます。キース、アサリ、風太らが中国派遣に名乗りを上げ、てんは彼らのことを「わろてんか隊」と名付けます。
中国でわろてんか隊は大人気で、現地の新聞にもその活躍が掲載されました。シローと結婚して上海に旅立ったはずのリリコが、その新聞を見て、風太に接触します。シローが所属していた楽団が、戦争の激化のために解散となったというのです。風太はシローとリリコを勧誘し、わろてんか隊にリリコ・シローが参加します。上海でわろてんか隊はますます人気が高まります。
そんなわろてんか隊が日本に帰国し、てんは芸人たちの身の安全を心配し、わろてんか隊派遣を続けていいのか悩みます。芸人たちを危険な目に合わせたことを悔やみ始めていました。しかし、ただ人を笑わせたいという気持ちは変わらないという藤吉の声が聞こえ、てんは新たなわろてんか隊慰問を決意します。こうしてわろてんか隊は二度目の中国へと向かうのでした。
わろてんか第24週のあらすじネタバレ・感想:「見果てぬ夢」
わろてんか隊は国内外で大人気となり、てんは国から勲章を授与されます。一方、戦争の激化とともに、伊能の制作する映画が検閲に次々引っ掛かり、伊能は会社での立場が悪くなり解任されてしまいます。そんな伊能が北村笑店の役員を降りようとすると、てんは「苦しいときは一緒に乗り越えるべき」と言い、風太が提案する北村笑店で映画を撮るので手伝いを依頼します。
こうして北村笑点に、風太が提案してきた映画製作部門が誕生するのです。検閲に引っ掛からない内容にするため、みんなでアイデアを出し合います。忠義がテーマになった時代劇ならよいのではないかと、忠臣蔵に恋愛とお笑いを取り込んだ「お笑い忠臣蔵」を作ることにします。しかし、ライバル映画会社の妨害により、映画企画はつぶされます。
また、てんが通天閣を購入しようとしていることが新聞に掲載され、激しいバッシングを受けてしまいます。伊能は風鳥亭に辞表を置いて立ち去ろうとしていました。
わろてんか第25週のあらすじネタバレ・感想:「さらば北村笑点」
北村笑店から去ろうとする伊能をてんたちは止めます。しかし伊能は、映画をモノクロ映画からカラーにしたいという夢を抱き、アメリカに渡りたいというのです。その話をきいたてんたちは、納得して伊能をアメリカに送り出しました。半年後、伊能がいなくなったことで、ライバル会社の横やりがなくなった北村笑店の映画は、無事公開されることになりました。
時代は太平洋戦争真っただ中で、芸人たちの元にも赤紙が次々届きます。そして国の指示で南地風鳥亭が取り壊されることになります。その後、隼也のもとに赤紙が届き、駆け落ちして家を出ていた隼也が戻ってきます。妻のつばきと息子をてんが面倒をみることにし、隼也はこれまでのことをてんに謝罪し、隼也は戦地へ旅立っていきました。
風太の進言で、芸人たちの安全を保障するため、てんは北村笑点の解散を決め、てんも疎開します。てんが疎開しないと、社員たちも動けないためでした。
わろてんか第26週のあらすじネタバレ・感想:「みんなでわろてんか」
最終回直前のネタバレです。滋賀に疎開したてんたちは、疎開先の主人・治平から、笑いに対していい顔をされません。家族が戦地に行き笑うことができないからです。てんは自分が本当は毎日泣きたい気分であると本心を話し、治平と打ち解けます。大阪では空襲で焼ける風鳥亭の火を消そうと風太が頑張りますが、看板しか守ることができませんでした。
慰問に残ったリリコやシロー、キース、アサリも空襲からなんとか逃げ延びます。ようやく戦争は終わりを告げました。大阪に戻ったてんのもとに、帰国した伊能がやってきます。風太と伊能の尽力で、戦争で散り散りになっていた芸人たちが戻ってきます。野外の寄席をみんなで作っていると、そこに戦争から生きて戻った隼也がいたのでした。風太は北村笑点の復活公演をする噂を流します。
わろてんかの最終回のあらすじをネタバレ!
最終回のネタバレです。てんは北村笑点の復活公演を無料で行います。演目は「青空喜劇 北村笑店物語」です。北村笑店のこれまでの歴史を劇として演じられます。てんは自分の役を演じていました。藤吉の役は別の役者が演じていたのですが、なぜかてんには藤吉に見えていました。劇の最後にはみんなで一緒に「わろてんか」で締めました。
わろてんかの最終回まで観た感想を紹介!
最終回で吉本新喜劇の始まりを思わせる展開。そう持ってきたかっていう。亀さん、ほんまもんだしね(笑)。
— 空輝~ku-u-kids~ (@osora_wo_miru) March 31, 2018
そして半年間を振り返る回想を回想シーンではなく、喜劇で見せるという朝ドラ新手法開発。
いい最終回でした!#わろてんか #わろてんか最終回 #葵わかな #松坂桃李 #徳永えり
わろてんかの最終回ネタバレで、回想シーンではなく劇として表現する新しい演出に称賛の声です。
笑いをテーマにって難しかったと思うけど、視聴者に対して真面目に緻密に作られた作品だった。後半、藤岡屋時代のエピソードがこそっと紛れ込んでたりして、あっ!となるのは毎日見てた人の特権だから(*‘∀‘)そして葵わかなちゃんだからこそ出せた世界観。お見事。はまり役でした!#わろてんか最終回
— LOL (@LOL_omd) March 31, 2018
笑いをテーマにしながら、笑いだけでなく苦労も描いたわろてんか最終回、いろんな細かい設定が視聴者を楽しませたというネタバレでした。
新喜劇やん!
— いーさま⭐️next秋ノ巻☞☞名古屋 (@sizumi99) March 30, 2018
普通に笑てもたやん(⌯˃̶᷄ ᴗ̂ ॣ˂̶᷄⌯ั)
面白かった!👏🏻#わろてんか最終回
こちらも最終回が吉本新喜劇だったという感想です。吉本新喜劇を彷彿とさせる最終回ネタバレに思わず笑ってしまったという投稿は各ネタバレサイトでもよく見かけました。
まさに”吉本新喜劇“で、よい最終回だった。#わろてんか最終回
— ふれんち♥ブルドック (@FrenchBulldog6) March 31, 2018
ほぼ吉本新喜劇のわろてんか最終回は、吉本新喜劇が好きなファンにはたまらない最終回ネタバレだったようです。
涙あり、笑いあり、人生って喜怒哀楽そのものなんだと改めて感じた日々でした✨
— のん☆ (@norinocturne) March 30, 2018
キャスト、スタッフ、関係者の皆様、ありがとうございました❗#わろてんか #わろてんか最終回
最終回まで泣いて笑ってのわろてんか、人生はまさに喜怒哀楽そのものだという最終回を見ての感想です。
#わろてんか 151話
— さしこ⊿さやとら(指原彩虎) (@Sashikoyaka43ht) March 31, 2018
青空公演【北村笑店物語】は
すっかり【吉本新喜劇】やん😆
藤吉はんの魂が舞い降りたんか!?
しゃくじょうと風太の高さ同じ😆
ボケとズッコケが笑い生むんや😆
藤吉さまさまの話😂ありがとう💓
今さらやけど、
葵わかなちゃんは、
洋服の方が似合うな✨😉(笑)#わろてんか最終回
わろてんか最終回の「北村笑店物語」が吉本新喜劇そのもので楽しめたというネタバレ感想です。
わろてんかのあらすじネタバレまとめ!
わろてんかのあらすじネタバレを最終回までご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?わろてんか最終回の「北村笑店物語」が完全に吉本新喜劇になっていて最終回まで楽しめたという感想も、各ネタバレ感想サイトで多く見られました。わろてんかのあらすじネタバレでは、実際に存在するモデルも多数おり、明治から現代に続く吉本新喜劇の歴史をより楽しめたというファンも多かったようです。