わろてんかの感想はおもしろい?つまらない?史上最低の朝ドラとされる理由は?

このまとめでは、つまらない、あるいはひどいと評価されるNHKの朝の連続ドラマ「わろてんか」のネタバレあらすじや感想について、ご紹介していきます。「わろてんか」については、主に主人公・てんの夫である藤吉や、その描き方の脚本に対する批判となって集中しています。しかしながら、一部には「おもしろい」といった感想も見られる、NHKのドラマ「わろてんか」。つまらない、あるいはひどいと評価される原因やおもしろいと言われる理由を、ていねいに解説していきます。見る前の予習や見てからの復習に、どうぞお役立て下さい。

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目次

  1. わろてんかを観た感想を徹底調査!
  2. わろてんかとは?
  3. わろてんかの最終回をネタバレ!
  4. わろてんかの視聴率は?
  5. わろてんかはつまらない?不評な感想やひどいといわれる理由を紹介!
  6. わろてんかはおもしろい?好評な感想を紹介!
  7. わろてんかを観た感想まとめ!

わろてんかを観た感想を徹底調査!

このまとめでは、つまらない、あるいはひどいと評価されるNHKの朝の連続ドラマ「わろてんか」のネタバレあらすじや感想について、たっぷりとご紹介していきます。2017年後期のNHKの朝の連続ドラマ「わろてんか」については、主に主人公・てんの夫である藤吉や、その描き方の脚本に対する批判となって集中しています。しかしながら、一部には「おもしろい」といった感想も見られる、NHKのドラマ「わろてんか」。

ストーリーやそれに対する実際の評価は、いったいどのようなものなのでしょうか。つまらない、あるいはひどいと評価される原因やおもしろいと言われる理由を、ていねいに解説していきます。見る前の予習や見てからの復習に、どうぞお役立てください。

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わろてんかとは?

ではさっそく、つまらない、あるいはひどいと評価され、一部にはおもしろいと評価されるNHKの朝の連続ドラマ「わろてんか」のあらすじをご紹介していきましょう。舞台は、明治初期(明治35年)の京都です。大阪が商売の町として活気付いていた時代、ドラマの主人公である藤岡てんは、薬問屋「藤岡屋」の長女として生まれます。てんはもともと、「げら」という呼び名で呼ばれるほど笑い好きの女の子でした。

しかし彼女の父親・藤岡儀兵衛はとてもとても厳しい人で、てんの笑い上戸が災いして商談に支障をきたした一件があって以来、てんに「今後笑うことはゆるさない」と厳しい態度を取るようになってしまいます。そのしつけのために、てんはだんだんと笑わない女の子になっていきました。そんなてんの前に現れたのが、興行にやって来ていた旅の若手芸人・北村藤吉でした。

藤吉は笑いは人を幸せにするという信念の元、芸人としての道を歩んでいますが、初舞台を踏んだ際に大失敗をし、てんにもらったチョコレートによって励まされます。藤吉と出会って以来、てんは笑顔を取り戻すようになり、次第にうまく立ちいかなくなる藤岡家をも笑顔によって救います。経営はうまくいかないままでも、父・儀兵衛はてんの笑顔で元気になり、父の様子を見たてんは「笑い」の力を実感するようになります。

藤吉との出会いを通じて笑いの力を実感するとともに、藤吉自身にも惹かれていきます。藤吉は、元は大阪の穀物商の跡取り息子でしたが、芸にのめりこむあまり、家業を継ぐ気配がありません。しかし、藤吉の芸への想いは本物でした。まだ旅の途中である藤吉は、てんに「日本一の芸人」になることを誓って、再び巡業に出かけていきます。数年後、笑顔が眩しい女学生に成長していたてんに、縁談が舞い込みました。

縁談はいい話で、父や祖母はてんの藤吉への想いを知っていましたが、家業に対して不真面目な藤吉との関係を快く思っていません。てんは親や親族に反対されても藤吉への想いが捨てきれず、大阪へと赴いて藤吉に会おうとします。そこでたまたま暴漢に襲われたてんを助けたのは、偶然にも縁談相手である伊能栞でした。てんは実際に縁談の相手である伊能栞に会い、自分にも相手にも、結婚の意思がないことをさとります。

結局大阪で藤吉と会えず、失意の中実家に帰ると、藤岡屋は薬品倉庫が焼失し、経営の危機に瀕していました。災難は重なり、てんの兄であり藤岡屋の跡取りと目されていた新一は、無理をして来たツケがでて、病にかかりこの世を去ります。てんは店を救うべく、栞との縁談を受け入れようとしますが、相手の親の意思で破談とされてしまいます。

しかし間一髪、新一が書き上げていた学術論文が世に着目され、融資を受けられることになって、倒産は免れます。その後、てんは偶然にも藤吉と遭遇。運命を感じるふたりに反して、父・儀兵衛はやはり二人の関係には反対です。

また旅芸人仲間のリリコにより、藤吉が穀物問屋の跡取り息子であることをてんは初めて知りますが、最終的に、藤吉は実家の家業を継ぐことを決め、てんは実家から勘当される代わりに、藤吉の実家に嫁に行くことを決めます。藤吉の実家である北村屋でも、決しててんは好待遇を受けられる訳ではありません。藤吉の母・啄子には認められず、妻ではなく女中の一人として北村屋には迎えられます。

てんは藤吉と結ばれるも、過酷な現実も

惨めな扱いを受けながらも、てんは笑顔で毎日を乗り切り、地道に穀物商としての勉強をして、知識を身につけていきます。当初藤吉の許嫁としてやって来ていた杉田楓は、てんと語り合った末に、自分自身の道を生きていくことを決め、北村屋を去ります。一方藤吉は、一度は北村屋を継ぐと決めましたが、内心では穀物商としての仕事には全く興味がなく、金の支払いなどの面倒ごとからは逃げ回っていました。

てんがいくら勉強しても藤吉にやる気がないばかりに、借金はかさむばかり。藤吉は一か八か、信用取引で借金の返済を目論みますが、賭けは裏目に出て、大失敗をしてしまいます。国際情勢を見誤っていた藤吉は事業に失敗し、ついに店を手放すしかない状況に。店を売り払ってしまい、藤吉とてん、そして啄子は路頭に迷い、売れない芸人が集う貧乏長屋に住まうことにします。藤吉が店を継いで、わずか3年という短い期間でした。

藤吉はなおも芸人としての道を諦めきれず、てんもまたお先真っ暗という状況にあっても長屋に住む近所の芸人たちに励まされ、笑顔になった経験から、藤吉と義理の母に寄席の経営をしたらどうかと提案します。義理の母ももちろん大反対でした。藤吉は、てんのアイディアに賛成はするものの、半ば疑っていました。しかし、てんは本気でした。1ヶ月以内に寄席を開業することを条件に、啄子は折れます。

そしててんと藤吉、ふたりで寄席に使えそうな家屋を探し回り、大阪天満に使えそうな物件を見つけ出します。元々の持ち主は二人の熱意に心を動かされますが、太夫元の寺ギンに横から小屋を買収されそうになります。てんと藤吉は商売人として、てんの実家である藤岡屋に赴き、なんとか借金を借り受けて、なおも苦しい懐事情になんとか持ち主を説き伏せ、値切って小屋を買い取ります。

それから、藤吉とてんの寄席興行が始まります。寄席の興行に関して素人であった藤吉とてんは、営業に四苦八苦します。興行を行う芸人は、藤吉の馴染みの漫才師や芸人、物真似や女講談師など。時には藤吉自身も舞台に立つこともありました。まずは広く知ってもらうこと肝心と考え、その時芸の主流であった落語ではなく、万歳と曲芸を柱に興行の内容を組み立て、他の寄席に比べて安い料金で寄席を提供します。

しかし工夫をした末のことであっても、客の入りは3割程度で、思うように水揚げ量は伸びまぜん。そんなある時、てんは一流の寄席では客の飲食代で多くのお金を稼いでいるらしいをいう話を耳に挟み、夏場の暑い時期を利用しれて冷やし飴など、涼を取れるお菓子を販売することで売り上げを伸ばしていきます。

夏場の気温の高い時間、クーラーボックスもない時代に、冷やし飴を氷の上に並べて売るなど、客に喜んでもらえるための工夫も怠りません。そのことが話題となり、口コミとなって広がって、寄席に来ていなかった客も立ち寄ってくれるようになります。てんの機転の甲斐あり、寄席はめでたく目が回るような忙しさとなり、一年後には借金を完済。啄子はようやくてんの才気を認め、藤吉との結婚を認めるのでした。

二人の祝言と藤吉の会社「北村笑店」の立ち上げを見届け、啄子は知人を頼ってアメリカへと旅立っていきます。資金繰りには全く関心がない藤吉の代わりに、てんは自然と寄席の経営面のことについて考え、工夫をと考えるようになります。てんの考えは、力のある芸人と専属契約を結ぶことでした。売れている芸人であればそっぽを向かれる可能性もありますが、商売に困っていそうな芸人であれば、話に食いついてくる可能性もあります。

なのでその時待って声をかけ、落語界の重鎮である噺家を引き込み、大阪の落語界に存在感を示すようになっていきます。そのことを境に徐々に寄席小屋を増やし、藤吉とてんの寄席経営は快進撃を続けます。その後も、落語や講談といった古典的な芸能だけでなく、出雲の民謡である安来節に目をつけ、出雲の地元から踊り子を連れて来て稽古をさせ、舞台に上げても恥ずかしくない踊り子として育て上げたりします。

また、個性派のコメディアンを発掘したりと大忙しです。経営の幅を拡大していく北村屋は関東大震災で被災した落語家たちを呼び寄せるなどもしますが、そんな純忠満帆に見える中で、藤吉が脳卒中で倒れてしまいます。実は、藤吉は女好きで松島で女を囲い、遊ぶことにも余念がなく、てんとはすれ違っている面もありました。

藤吉の死、そしててんは女市長へ

藤吉が倒れて一命を取り留めてからというもの、てんは献身的に藤吉の解放のために尽くしますが、やがて病は再発し、てんに看取られて息を引き取ります。藤吉がこの世を去ってから、天は日本最大の寄席チェーンにまで成長した北村笑店の女社長として、会社の経営に大忙しでした。藤吉と二人で思い描いていた「笑いの都」の完成を目指して、経営に必死になります。

北村笑店はお抱えの芸人300人以上、寄席20館以上という一大企業に成長していました。しかし一方で、羽振りの良すぎた藤吉は多額の借金を残してもいました。てんは経営の傍ら、残された借金の返済にも追われていました。ただし、実務に関してはてんの藤岡屋時代からのよしみである風太が実質的にはしきり、てんはお飾りにすぎません。

そこで栞が提案したのは、女性にウケる新しい時代の芸人として、リリコを一流の芸人として転身させることでした。リリコは川上四郎というバンドネオン弾きとコンビを組み、「ミスリリコアンドシロー」として生まれ変わりました。またてんにとっては息子である隼也の行く末もきになるところです。隼也は傲ったところがあり、そんな根性を叩き直すべく、てんは栞の元で学ばせようと、息子を預けます。

しかし預けられた栞のもとで、隼也は詐欺にあい、大失敗を犯してしまいます。また、隼也は仕事上で出会った女性・つばきと恋に落ちますが、のちに彼女が中之島銀行頭取の娘であり、政略結婚させられそうになっていることを知ります。一度は彼女との関係を諦める隼也ですが、縁談を蹴って一人で行くことを決意したつばきに対し、隼也は彼女の後を追うことを決意。てんは、息子に対して勘当を言い渡します。

時代は流れ、てんは風太を通じて、駆け落ちをした隼也とつばきの間に子供ができたしいことを聞きます。日本軍の芸能への介入が進み、戦地へ慰問へと赴くため、芸人の派遣要請が届けられるよう人っていました。北村笑店からは、風太を中心とした「わろてんか隊」を派遣。「わろてんか隊」は戦地で大変な功績をあげ、その功績を讃えられて、てんは国から勲章を授与され、女太閤と呼ばれるまでになります。

栞はその頃、大衆のための映画を作った結果、当局からの検閲をうけ、損害の責任を一身におって社長職を辞任します。てんは栞を助けるために画策しますが、やがて栞への圧力のために、北村笑店へは抗議がし継ぐようになります。迷惑をかけまいと考えた栞は、最先端の芸能を学ぶという名目で、アメリカへと旅立っていきました。戦局は徐々に激しさを増し、日を追うごとに一人、また一人と芸人たちが召集されていきます。

隼也が召集令状を受け取ったことをきっかけに、てんは息子夫婦と和解します。そして徴兵されていく隼也を見送り、妻のつばきとともに疎開。終戦を迎え、大阪に戻った時には、天満の寄席は跡形もなく焼けくずれ、瓦礫となっていました。生存が確認できながらも戻ってこられない芸人たちが多数いる中、アメリカから帰国した栞に助けられながら、興行の再開を後押しし、やがて隼也も無事に帰還します。

てんや社員たちは総出で仮説の寄席を建て、青空喜劇「北村笑店物語」を興行するのでした。

わろてんかの最終回をネタバレ!

さっそく、つまらない、あるいはひどいと言われ、一部にはおもしろいと評価されるNHKの朝の連続ドラマ「わろてんか」のラストとは、どんなものだったのでしょうか。改めて、つまらない、あるいはひどいという評価されるストーリーについてまとめていきましょう。事業が成功し、我が世の春を謳歌していた北村笑店ですが、そんな北村笑店にも戦争の影が忍び寄るようになっていました。

栞は大衆のための映画を製作したことで、当局からの弾圧をうけ、損害の責任を一身におって社長職を辞任します。アメリカへと逃げ延びるしかない、と決意した栞に、てんは精一杯の別れの挨拶を告げます。栞は、てんに対て密かな恋心を抱いていましたが、てんの中の思いがずっと藤吉の方を向いていることを悟り、それ以上の関係には発展しませんでした。

最後に、ごく淡いダンスのようなものを交わした二人は、別れを告げて栞がアメリカへと旅立っていきます。日本軍の芸能への介入が進み、戦地へ慰問へと赴くため、芸人にも派遣要請が届きます。てんの意思に反し、北村笑店からは芸人が次々戦地へと召集されていってしまいます。寄席の興行は、芸人があって初めて成り立つもの。

てんは芸人だけでなく、戦地へと向かう芸人の家族にまでサポートを怠らず、給料以外にも物資や手料理を振る舞ったりしていました。一方、自分の息子を勘当してしまっていたてんは、風太を通じて隼也とつばきの間に子供ができていたことを知ります。しかし喜びもつかの間、隼也もまた戦地への召集を受け、駆り出されていきます。我が子を戦地へと送り出すことに、てんは涙します。

実際は、隼也の身の回りの世話にまで手が回らず、女中のトキに任せることも多かったてんですが、やはり我が子が戦場へと向かうことには悲しみが勝りました。そんな中でも、戦場にだって笑いは必要だと考えた北村笑店からは、風太を中心とした「わろてんか隊」を派遣。息子を送り出した店の悲しみと裏腹に、「わろてんか隊」は戦地で大変な功績をあげ、その功績を讃えられます。

幸か不幸か、てんは国から勲章を授与され、女太閤と呼ばれるまでに。戦時中につき通天閣の取り壊しも行われ、それを見たてんの胸には、今までの自分と北村笑店の歩みが走馬灯のように浮かんでいました。藤吉と思い浮かべた「笑いの都」の構想は、戦争により、焼け野原になろうとしていました。終戦を迎えてからも、てんの元に残されたのは天満の寄席はの、跡形もなく焼けくずれ、瓦礫となった姿でした。

藤吉とともに一から育て上げた寄席は、単なる瓦礫とかしてしまったのです。それでも、てんは再び立ち上がり、アメリカから帰国した栞や、無事に戦場から帰還した隼也とともに、社員たちは総出で仮説の寄席を建て、青空喜劇「北村笑店物語」を興行するのでした。それは、自分に笑いというものを残してくれた藤吉への、てんからの精一杯の感謝の気持ちでした。

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わろてんかの視聴率は?

では、つまらない、あるいはひどいと言われ、一部にはおもしろいと評価されるNHKの朝の連続ドラマ「わろてんか」の視聴率はどんなものだったのでしょうか。実際の視聴率をおって見ていきましょう。まず、つまらない、あるいはひどい言われ、一部にはおもしろいと評価される「わろてんか」の全151話の平均視聴率は、総合視聴率で24.2%でした(リアルタイムの視聴率が20.1%、タイムシフト視聴率5.3%)。

朝の時間帯ということを考えると、NHK朝の連続ドラマというだけで高い視聴率を集めていることがわかります。しかしリアルタイムの視聴率で見ると、2014年後期の朝の連続テレビ小説「マッサン」の21.1%にも及んでいません。また、他の過去のNHK朝の連続テレビ小説の数字を見てみると、2017年前期の「ひよっこ」がリアルタイムの視聴率で20.4%を記録しています。

その結果、つまらない、あるいはひどいと評価される「わろてんか」を上回っています。またその前の2016年後期「べっぴんさん」は、リアルタイムの視聴率が20.3%と、こちらもわろてんかを上回っていました。つまらない、あるいはひどいと評価される「わろてんか」は若干ながらも、近年の数字の中でも下位に位置していることがわかります。

しかし2018年前半の「半分、青い。」は、永野芽郁がヒロイン役を演じていることで話題になりましたが、9月に放送を終了した段階で平均視聴率が21.1%と、これまでよりも高い視聴率であったことがわかっています。なお、近年で高い視聴率を記録したNHK朝の連続テレビ小説としては、2016年前期の「とと姉ちゃん」の、22.8%などが挙げられます。

「とと姉ちゃん」は、宇多田ヒカルの「花束を君に」が主題歌となったことなどでも話題となりました。また、ハワイ生まれのヒロインが自分のルーツを探るための中学校教員となって奮闘する物語さくらは2002年度前期の放送で、平均視聴率23.3%を記録しています。

2015年前期の「あさが来た」は明治時代に活躍した実業家・広岡浅子をモデルにしたストーリーで「わろてんか」に時代背景も主人公のキャラクターも近いところがありますが、「わろてんか」よりも高い23.5%の平均視聴率を記録しています。題材は同様のものを取り扱っていても、その描き方によってつまらない、あるいはひどいという評価がついているこということがわかります。

わろてんかはつまらない?不評な感想やひどいといわれる理由を紹介!

では、つまらない、あるいはひどい言われ、一部にはおもしろいと評価される「わろてんか」に実際寄せられている評価はどんなものなのでしょうか。実際のレビューをご紹介していきましょう。まず、つまらない、あるいはひどい言われ、一部にはおもしろいと評価される「わろてんか」がひどいと言われる一因は、主人公・てんの夫である藤吉のダメっぷりにあったようです。

つまらない、あるいはひどいと評価される「わろてんか」について検索すると、検索のサジェストに「クズ」というワードが並ぶほど、藤吉というキャラクターに対しては視聴者から酷評が寄せられていました。つまらない、あるいはひどいと評価される「わろてんか」の主人公であるてんは藤吉に惚れ込み、ともに寄席の興行に携わっていきますが、当の藤吉は寄席の経済的な事柄には無関心・無頓着です。

それは、実家の北村屋が借金にまみれて倒産した当初から変わりませんでした。北村屋が潰れた直接的な原因も、経営不振に陥った北村屋を立て直すために、藤吉が博打のような真似をして、失敗したことから始まっています。そして、いざ笑いの道に進み、寄席の経営をするという段階になってもまだ、藤吉は経営面に無頓着な態度を貫いています。

藤吉というキャラクターのあまりの印象の悪さに、中には藤吉の悪行を書き連ねた感想もあります。目立った感想は、藤吉は経営者としてダメであったばかりでなく、普段の素行も全く評価できない、というものでした。特に藤吉が評価できない点は、てんの夫として、店の経営だけでなく育児の面も全く協力的ではないという点に関してです。

育児に協力的でないばかりか、約束も守らず、以前交際していた女性を連れてきてしまうなどのだめっぷりも見せています。こうした反感を買った背景としては、NHK朝の連続テレビ小説の放送時間帯は、主に主婦層がメインの視聴者であったことから、夫像として全く支持できない藤吉に対して批判が集中してしまったという指摘もあります。

藤吉がひどいという具体的なエピソードとして、子育てが大変だというてんのことを心配する栞に同調しながらも、実際は酒を買いに行かせたりと、ひどい行動をとる藤吉のことが挙げられています。また、視聴者からは比較的支持の高かった伊能栞というキャラクターもまた、時に藤吉と同じように、てんにとって負担になるような提案をしているという批判の感想が見られました。

一方、藤吉というキャラクターはドラマのオリジナルではなく、実際の史実の人物をソフトにしているので、実際よりはマシだという感想もありました。実際の吉本興業創設者吉本泰三は、実家の経営はてんに任せきり、ほとんど遊び歩く日々を送っていました。芸人のマネジメントに関しては有能だったという評価もありますが、基本的には働くことをせず、ドラマの藤吉像に輪をかけてダメな夫だったというのが史実です。

つまらない、あるいはひどいという感想の中には、そうしたダメすぎる人物を主人公に据えたことがまず間違いだった、というものや、そんな共感できない人物を何とか分かりやすいキャラクターに仕立てようという努力の跡は見られる、といった感想も見られました。一方、わろてんかには藤吉の他に、てんの元の縁談相手である伊能栞、風太というふたりの男性が登場しますが、他の二人に対しては概ね同情的な感想が寄せられています。

それでも、「わろてんか」自体がひどいという評価は変わりません。特に、てんの元の縁談相手である栞は、感想などでは「栞さま」と呼ばれて愛されていますが、その一方、てんやその周囲で怒る問題を解決する便利屋のような役回りとして使われることが多く、彼のそうした役回りに対して同情的な感想も多く見られます。中には、なぜてんが栞や風太よりも藤吉を選んだのかわからない、といった感想もあります。

てんは「出木杉よりものび太を選んでしまうタイプ」なのではないかといった感想もあり、てんはダメンズ好きなのではないかと疑う感想もありました。栞も風太も、一貫しててんのために尽くし、協力してくれる男性像ですが、当のてんが惚れている藤吉は、てんへの想いこそあれど、基本的には自分の夢のことだけを考えていて、現実的な会社の経営や隼也の養育についてなどはすべててんに任せきりです。

そんな部分を見て、つまらない、あるいはひどいという感想は多く見られました。またこちらは、「わろてんか」を駄作とした上で、視聴者への説明が足りないために、つまらない、あるいはひどいという評価を下している感想です。「わろてんか」は明治大正昭和と近代日本を舞台としていて、またテーマも寄席の経営など専門的な部分がストーリーに関係していましたので、そこを解説してもらわないと面白さが伝わらない、という感想も。

わろてんかはおもしろい?好評な感想を紹介!

一方こちらは、わろてんかを「おもしろい」と評価する感想です。キャスト陣のアドリブや脚本家の前向きな姿勢、また現場の雰囲気の良さを「おもしろい」と評価する感想は他にも見受けられました。また、「わろてんか」を酷評する人の中には松坂桃李演じる藤吉に対して不快感を表す感想が多く見られますが、一方で松坂桃李の演技が「おもしろい」と感想を書いているツイートもありました。

以前の松坂桃李の演技に比べて格段に「おもしろい」、といった感想なども見られ、NHK朝の連続テレビ小説の主役という大役を務め切ったことを「おもしろい」と評価する感想もありました。また、こちらは「わろてんか」は好き嫌いが分かれるだけで、かなりおもしろいという評価をつけている感想です。

「わろてんか」のことを低く評価する感想では、「わろてんか」の説明不足が駄作の一員だとする感想もありましたが、そうした説明が足りないように思える場面でも、読み取り方次第では「おもしろい」と評価された感想は何件か見られました。また、ドラマを終盤まで見続けた人の中には「おもしろい」という評価をつけている感想も見受けられました。

NHK朝の連続テレビしょうつは半年間かけて一つのストーリーを完成させるだけに、最後まで見た人の中にはドラマを「おもしろい」と評価する人の感想が目立ちました。こちらもまた、最後まで「おもしろい」という感想のツイートです。感想の中には、ドラマは終盤に向かうにつれて「おもしろい」と感じていったというものもありました。

不評の感想のなかには、藤吉がこの世をさった場面など、途中までで視聴をやめてしまったという感想もありましたが、なかには終盤の方が「おもしろい」という感想もありました。また、なかには「わろてんか」で描かれる芸能というテーマの描きかたがとても「おもしろい」と褒める感想もあります。「わろてんか」の主人公・てんとその夫藤吉は、吉本興業を設立した創業者。

落語の発展に貢献しただけでなく、現在まで続く笑いの世界の覇権を握った人物でもあります。感想のなかには、「わろてんか」はあまりに敷居が高くなりすぎた現在の落語に対する警鐘を鳴らす内容で「おもしろい」と評価するものもありました。「わろてんか」に不評の感想をつけたレビューでは、分かりにくいという感想もありましたが、時代背景と現在まで続くお笑いの歴史の中で考えると「おもしろい」という評価も見られました。

また、一部には酷評されていた藤吉というキャラクターも、この世を去ってからは逆に存在感を発揮し、「おもしろい」という感想もあります。生前はてんに対して負担をかけているという印象を持たれていた藤吉ですが、この世を去ってからはてんの中の心の拠り所となり、間接的に北村笑店の事業を支えていくことになります。

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わろてんかを観た感想まとめ!

いかがでしたでしょうか。つまらない、あるいはひどいと評価されるNHKの朝の連続ドラマ「わろてんか」のあらすじをたっぷりとご紹介してきました。つまらない、ひどいといった感想の要因は、主に主人公・てんの夫である藤吉や、その描き方の脚本に対する批判となって集中していました。

しかしながら、お笑いという歴史を考えれば、終盤は評価できる部分が多い、といったレビューもありました。実際にどのように評価できるか、実際にご覧になって見てはいかがでしょうか。

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