プリンシパル 恋する私はヒロインですか?をネタバレ!あらすじやロケ地・感想は?

映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」は、2018年に公開された映画です。幅広い世代に人気の漫画家・いくえみ綾の漫画「プリンシパル」を原作に、ジャニーズWESTの小瀧望と黒島結菜のW主演で制作されました。この記事では、「〈全・恋〉応援ラブストーリー」と銘打ったこの映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」のネタバレのあらすじ、キャストやロケ地、実際に映画を観た人の感想などを全て、ネタバレを含んで紹介していきます。

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?をネタバレ!あらすじやロケ地・感想は?のイメージ

目次

  1. プリンシパル 恋する私はヒロインですか?の映画あらすじが気になる!
  2. プリンシパル 恋する私はヒロインですか?とは?
  3. プリンシパル 恋する私はヒロインですか?のキャストと相関図を紹介!
  4. プリンシパル 恋する私はヒロインですか?の映画あらすじをネタバレ!
  5. プリンシパル 恋する私はヒロインですか?の映画結末をネタバレ!
  6. プリンシパル 恋する私はヒロインですか?の映画を観た感想や評価とは?
  7. プリンシパル 恋する私はヒロインですか?の映画ロケ地を紹介!
  8. プリンシパル 恋する私はヒロインですか?のネタバレまとめ!

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?の映画あらすじが気になる!

映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」は、2018年に公開された映画です。この記事では、「〈全・恋〉応援ラブストーリー」と銘打ったこの映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」のネタバレのあらすじ、キャストやロケ地、実際に映画を観た人の感想などを全て、ネタバレを含んで紹介していきます。

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?とは?

原作は漫画「プリンシパル」

映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」の原作は、いくえみ綾の漫画「プリンシパル」です。集英社の漫画雑誌『Cookie』の2010年11月号から2013年9月号まで連載され、単行本は全7巻発行されています。全7巻の累計発行部数は150万部を突破しており、柔らかいタッチの画風と切ない恋心、そしてリアルな現実を描いた作品は、幅広い世代に支持されています。

作者のいくえみ綾は1964年生まれ、1979年、集英社の『別冊マーガレット』で短編「マギー」で漫画家デビューしました。2000年に「バラ色の明日」で第46回小学館漫画賞を受賞します。2009には「潔く柔く」で第33回講談社漫画賞少女部門を受賞。その後2013年に「潔く柔く」は長澤まさみと岡田将生の主演で実写映画化されました。2017年には「あなたのことはそれほど」がテレビドラマ化もされています。

映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」

映画「プリンシパル 恋す、る私はヒロインですか?」は、2018年3月3日に公開された映画です。キャストはジャニーズWESTの小瀧望と黒島結菜がW主演を務め、監督は「深呼吸の必要」「真夏のオリオン」などを手掛けた篠原哲雄監督です。

オープニング主題歌は主演の小瀧望が属するジャニーズWESTの「プリンシパルの君へ」、エンディングテーマはLittle Glee Monsterの「ギュッと」、挿入歌はCHiCO with HoneyWorksの「ツノルキモチ」など、この切ない青春ラブストーリー、映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」を盛り上げる曲が使われています。

映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』公式サイト

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?のキャストと相関図を紹介!

以下は、映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」の主要キャストを紹介していきます。内容によってはあらすじ、ネタバレを含む内容となりますのでご了承ください。

住友糸真(しま)/黒島結菜

母親の4度目の結婚相手とも、学校での友達付き合いも上手くいかず、父親を頼って北海道へ引っ越してきた女子高生・住友糸真を演じたのは黒島結菜です。1997年3月15日生まれ、沖縄県出身。ウィルコム沖縄のイメージガールコンテストで特別賞をとり「沖縄美少女図鑑」にモデルとして出演。2013年の沖縄復帰40周年記念作品「ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜」で映画に初出演します。

その後、クラレ「ミラバケッソ」や「カルピスウォーター」のCMで活躍し、2015年「あしたになれば。」で映画初主演を果たします。その他、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」「戦後70年 一番電車が走った」「時をかける少女」「アシガール」、映画「サクラダリセット」などに出演しています。

作中にバレエを踊るシーンがあるため、バレエの練習を重ねたという黒島結菜。映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」については、「観た方たちの感情にも、きっと寄り添ってくれる映画だと思います」と語っています。

館林弦(げん)/小瀧望(ジャニーズWEST)

糸真のクラスメイトで、和央とは幼なじみ・館林弦を演じたのは小瀧望です。1996年7月30日生まれ、大阪府出身。ジャニーズ事務所所属。2014年ジャニーズWESTのメンバーとしてCDデビュー。CDデビュー前から、舞台やドラマには出演していましたが、2015年11月の「MORSE - モールス -」で舞台単独初主演を果たします。雑誌『FINEBOYS』ではレギュラーモデルとしても活躍しています。

主な出演作に、映画「劇場版 仮面ティーチャー」「忍ジャニ参上! 未来への戦い」「近キョリ恋愛」など、ドラマは「世界一難しい恋」、24時間テレビスペシャルドラマ 「盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜」「もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜」「僕とシッポと神楽坂」などに出演しています。

初主演となる映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」については、役作りに没頭していたという小瀧望。「恋愛、友情、人生など物語のいろんな要素が詰まった映画だと思いますし、出てくる誰もが迷いながら答えを求めているところも好きなんです。誰もが"プリンシパル"な映画だと思いますね」と語っています。

桜井和央(わお)/高杉真宙

糸真のクラスメイトで弦と幼なじみ。虚弱体質で、学校を休みがちな桜井和央を演じたのは高杉真宙です。1996年7月4日生まれ、福岡県出身。2010年の映画「半次郎」で映画初出演。その後映画「カルテット!」で初主演を務めました。「ぼんとリンちゃん」では第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞し、数多くの映画、ドラマで活躍しています。

主な出演作に、ドラマ「仮面ライダー鎧武/ガイム」「表参道高校合唱部!」「セトウツミ」など、映画「想影」「逆光の頃」「世界でいちばん長い写真」「虹色デイズ」「ギャングース」など多数。映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」については、「桜井和央として生きることができたのは、北海道の空気のおかげです」と語っています。

国重晴歌/川栄李奈

糸真のクラスメイトで、後に親友になる国重晴歌を演じたのは川栄李奈です。1995年2月12日生まれ、神奈川県出身。2015年にAKB48を卒業後、新国立劇場での舞台「AZUMI 幕末編」に主演しその演技力で話題を集めます。その後、ドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」「アオゾラカット」「フランケンシュタインの恋」「アシガール」「健康で文化的な最低限度の生活」などに出演。

映画は「デスノート Light up the NEW world」「亜人」「センセイ君主」「恋のしずく」など数多く出演しています。映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」については、「糸真の力強さに負けないよう、私も晴歌を思いっきり演じました。いろんな方に観てほしい映画です」と語っています。

舘林弓/谷村美月

糸真の学校の音楽教師で弦の姉・舘林弓を演じたのは谷村美月です。1990年6月18日生まれ、大阪府出身。小学2年生の時に母親の薦めで大阪の劇団に所属し、写真モデルとして活動を始めます。2002年NHK連続テレビ小説「まんてん」で女優デビュー。映画「カナリア」で映画初出演・初主演を果たし、第20回高崎映画祭最優秀新人賞を受賞しました。主な出演作に、映画「檸檬のころ」「神様のパズル」など数多く出演しています。

住友泰弘/森崎博之

糸真の父親で翻訳家・住友泰弘を演じたのは森崎博之です。1971年11月14日生まれ、北海道出身。大泉洋、安田顕らの所属する演劇ユニットTEAM NACSで脚本・演出・役者を全てこなすリーダー。北海道を中心に活動しています。主な出演作に、ドラマ「受験の神様」「天魔さんがゆく」「不便な便利屋」、映画「UDON」「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」「ミックス。」などに多くに出演しています。

桜井由香里/白石美帆

和央の母で、後に糸真の父・住友泰弘と再婚する桜井由香里を演じたのは白石美帆です。1978年8月8日生まれ、茨城県出身。元スポーツキャスター。2002年に「白い船」で映画デビュー。ドラマ「電車男」で第46回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀助演女優賞を受賞しています。主な出演作に、ドラマ「オレンジデイズ」「ひよっこ」「チームバチスタ2ジェネラル・ルージュの凱旋」などに数多く出演しています。

三浦真智/鈴木砂羽

東京に住む糸真の母親・三浦真智を演じたのは鈴木砂羽です。1972年9月20日生まれ、静岡県出身。文学座の研究所卒業後の1994年に、映画「愛の新世界」で主演映画デビューを果たし、第37回ブルーリボン新人賞、キネマ旬報新人賞、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞受賞などを受賞しました。主な出演作に、相棒シリーズ、映画「探偵はBARにいる3」など数多くのドラマ・映画に出演しています。

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?の映画あらすじをネタバレ!

以下は、映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」のあらすじを結末直前までネタバレ込みで紹介していきます。もうすでに観た方はあらすじの復習用に、まだ観ていない方はあらすじのネタバレをご了承ください。

東京からの転校生

お話は12月、この物語の主人公・住友糸真(黒島結菜)が北海道の学校に転校してくるところから始まります。糸真は東京で入学した女子高がなんとなく肌に合わなくて、何気ないことで喧嘩をして周りの友達から仲間はずれになり、母親の四度目の結婚を機に、10年前に離婚していた実の父親のいる北海道の学校に転校してきたのでした。

緊張しながらも転校の挨拶を無難に済ませようとした糸真でしたが、先生に言われた席に着こうとした瞬間、隣の席から突然怒号を浴びせられます。「そこ、おまえの席じゃないから。そこは和央の席だ!」。先生が今だけだと宥めても効かないその男子は館林弦(小瀧望)。「おい、おまえ無視すんな!」としつこい弦に、ついに糸真は言い返してしまいます。

「だったらあんたが机でも椅子でも用意したらいいでしょ!私は言われたところにいるだけなんだから!」。糸真の剣幕にさすがの弦も黙り込み、教室内にもざわざわとした空気が流れます。転校初日にやってしまったと落ち込む糸真に、隣の席の国重晴歌(川栄李奈)が笑いながら「大丈夫?」と話しかけます。「私、"晴歌"でいいからさ。住友さんも"糸真"でいい?」。晴歌の優しさに少し緊張がほぐれた糸真でした。

弦と和央

家に帰ると、父・住友泰弘(森崎博之)と一緒に男の子と1匹の犬がいました。近所に住む桜井和央(高杉真宙)と愛犬のすみれだと紹介する泰弘。"和央"という響きはどこかで聞いたような気がしましたが、柔らかく笑う和央の笑顔に、糸真もつられて笑ってしまいます。

そこへ和央を捜しに弦が現れます。「おまえ、なんでここにいんの?」。その瞬間、全てを悟った糸真。早々と和央を連れて帰ろうとする弦。糸真は帰ってゆく2人の背中に手を振ります。振り返って舌を出して見せる「俺様系」の弦と、笑って手を振り返してくれる「ゆるふわ系」の和央。

次の日、糸真は晴歌に2人のことを聞かされます。弦と和央は幼稚園の時からの幼馴染で、弦は病弱な和央を守るため、他の人が誰も2人の間に割り込めない程、傍で和央の面倒を見ているのだと言います。そしてそんな2人は学校で女子に人気があり、抜け駆け禁止の裏ルールまで存在すると言います。実際に2人に近づこうとした女子が、仲間外れにされ、今学校に来ていないと言う晴歌。

前の学校での経験から、仲間外れという言葉には敏感になってしまう糸真。普通に昨日のことについて話しかけてきた和央に、「はじめまして!」と周りを誤魔化すための嘘の挨拶をしてしまいます。ちょっと戸惑ったように、怒ったように、それでも「はじめまして」と返してくれた和央。

また仲間外れ?

次の日の朝、和央に知らないふりをしたことを謝った糸真は、成り行きで2人と一緒に登校します。瞬く間にその噂は学校中に広まり、糸真はトイレで知らない女子たちに囲まれ脅されます。「和央と弦は皆のものだから。あんまり近づかないでよね」。糸真も言い返しますが、前の学校と同じことが起こりそうで不安に悩む糸真。そんな糸真を晴歌たちがクリスマスにカラオケに誘います。

小雪の降る中、待ち合わせの5時に三越のライオン像の前で待つ糸真でしたが、電話をかけても誰一人繋がらないし、5時半を過ぎても誰も来ません。それもそのはず、実は仲間外れの首謀者は晴歌だったのです。誰とも連絡が取れず仕方なく一人家路につく糸真は、すみれと歩いていた和央に「誰も来なかったんだ」と打ち明けます。泣きそうになる糸真に自分のマフラーをかけ、優しく抱きしめる和央。「大丈夫だよ」と和央が言います。

初詣

そのまま冬休みに入り、父・泰弘の仕事の都合で初詣に行けなくなった糸真は、借りたマフラーを返しに和央の家を訪れます。しかし和央の母親・桜井由香里(白石美帆)に、和央は風邪で寝ていると言われます。そこへ偶然、和央への差し入れを持った弦がやってきました。「言っとくが、和央は誰のことも好きにならないぜ」と言う弦。そして「今年はおまえで我慢しといてやる」と言って、糸真を初詣に誘います。

神社でお参りをしてくじを引いて、市電に乗って出かけた先は札幌の夜景が一望できる山の上、旭山記念公園でした。色々と気を使ってくれている風な弦に、糸真は「もしかして、晴歌たちのこと聞いた?」と尋ねます。嘘のつけない弦に、糸真は沈んだ気持ちを吹き払うみたいに、雪原で昔習っていたというバレエを踊りだします。思わずその風景を写真に収める弦。

糸真は弦に、東京で仲間外れにされて北海道にきたことを告白します。そしてずっとバレエの主役「プリンシパル」のように、自分が自分の人生の主役になれる場所を探していると語るのです。

それぞれの想い

新学期の朝、糸真は気合を入れて学校に向かいます。そして何事もなかったかのように明るく挨拶をすると、さすがにやりすぎたと思っていた子たちはクリスマスのことを謝ってくれました。しかし、晴歌だけは頑なな態度で糸真を睨みます。弦に「おまえもそんな顔すんだな?」と揶揄われた晴歌は教室を飛び出して行き、糸真はそれを追いかけます。

「間違ってたらごめんね。晴歌ってもしかして弦のこと…?」と晴歌に尋ねる糸真。「弦は和央から自立しないとだめだから、和央が一番邪魔」だという晴歌。秘密を共有したことで、なんとなく2人の距離は近づいたのでした。

一方、和央は幼馴染で弦の姉・舘林弓(谷村美月)を密かに想い続け、糸真の父・泰弘は和央の母・由香里にプロポーズをしてOKをもらいます。そして春、泰弘と由香里は身内だけの結婚式を挙げ、糸真と和央は兄妹として同じ家に住む生活が始まります。

母親の結婚を機に、和央は今まで弦の友情を感じてはいても、やはりどこか心苦しかった弦の数々の援助にお礼を言います。そして言葉のすれ違いから、弦は和央に「ふざけるな!」と怒鳴って喧嘩に発展してしまうのでした。学校でも言葉を交わさない日々の中、弓に「和央を守ることが弦の精神的支柱だった」と言われ、和央は弦に「弦から離れたかったわけではない」と謝ります。

しかし弦は「当然だ。俺には“弓ちゃん”がついてくるからな!」と憎まれ口を叩き、仲直りが出来ません。「俺、どうしたらいい?」と聞いてくる弦には「彼女でも作って、和央から自立しろ!」と言い、家で落ち込む和央を慰める糸真。

和央と弓 弦と晴歌

そんなある日、糸真は弓のピアノのミニコンサートに呼ばれます。和央と弦、晴歌とコンサートに行った糸真。そこには弓のお見合いの相手も来ていて、和央は弓が見合い相手からもらった花束を目の前で捨ててしまいます。弓に「ずっと自分の気持ちと、僕の気持ちを無視してる」と言う和央。「僕のこと嫌い?」と和央が弓に尋ねます。一生言わないつもりだった弓の本当の気持ち。和央はやっと弓に自分の花束を渡すことが出来ました。

一方、晴歌も勇気を出して弦に告白します。2組のカップルが誕生して、失恋とはまた違う気分を感じていた糸真は、正月に弦と行った公園を一人で訪れます。そして弦と和央も仲直りし、季節は夏へと移っていきます。

夏の思い出

自分の進路を悩む糸真に、晴歌は受験前にキャンプ行こうと誘います。弦と晴歌と、和央は弓と、そして糸真には自分と同じ中学だった男の子・金沢雄大を紹介するという晴歌。糸真と金沢の初デートにこっそりついて行った和央は、好きな人は「きれいなものを見つけた時、一番に教えたくなる」人だと教えます。「糸真は誰に教えたくなる?」という和央の問いに、答えることができない糸真。

そして皆でキャンプに出かけ、きれいな湖を写真に撮った時、そして晴歌と弦のキスシーンを見てしまった時、糸真は不意に自分の気持ちに気が付きます。心配する金沢を振り切り、がむしゃらに森の中に駆け込み転んで足をくじいてしまう糸真。その糸真を弦が探しにきます。背負って糸真を運ぶと言う弦。糸真は晴歌に悪いからと断りますが、「早く!」と急かす弦。

無事に皆のところに戻った2人は皆と一緒に花火をしますが、仲良く花火をする弦と晴歌の姿に、複雑な気持ちになる糸真でした。キャンプから帰った糸真は金沢に謝ります。そんな気がしていたと言う金沢。糸真の弦への気持ちに気が付いた金沢は、何も言わずに付き合っている2人を見ていても意味がないと糸真に言います。

すれ違い

一方、晴歌の手作り弁当を食べながらため息をついていた弦に、和央が「国重の好きな所、3つ言ってみて」と言います。迷いながらも2つしか言えなかった弦は悩み、晴歌を体育館に呼び出します。そして「国重、わるい…」と謝ります。「弦は私が好きで付き合ってくれた?」との晴歌の問いに「あんまり考えてなかった」と答える弦。「今までありがとう」と言って握手をした晴歌はそっと体育館を出ていきました。

晴歌はその足で糸真に会いに行き、「私、弦と別れたから」と言います。「糸真は私に話はないの?」と聞く晴歌。「弦が好き」と答えるしかない糸真。本当の友達だから言えなかったと言う糸真と晴歌は、抱き合ってお互いに涙を流すのでした。

その夜、晴歌に札幌市北3条広場に呼び出された糸真は、やはり晴歌に呼び出されたと言う弦に会います。晴歌の意図を悟った糸真は、不意に弦の背後から抱きつき、晴歌との喧嘩の理由を教えようか?と言います。「私も女だってことだ、ばか」と気持ちを伝える糸真。しかし弦は糸真に「フラフラしやがって」と言ってしまいます。「弦にだけは言われたくない!」と泣いて走り去る糸真。

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?の映画結末をネタバレ!

以下は、映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」の結末のあらすじをネタバレ込みで紹介していきます。もうすでに観た方はあらすじの復習用に、まだ観ていない方はあらすじのネタバレをご了承ください。

春の旅立ち

それから2人はすれ違ったまま時が過ぎ、東京の大学に合格した糸真は東京に引っ越す準備を始めます。逃げてばかりじゃなく「今度こそ自分の居場所を見つける」と和央に話す糸真。そして東京へ旅立つ日を明日に控えた卒業式の日、糸真は晴歌に明日東京に行くことを話します。「弦には言ったの?」と尋ねる晴歌。そして糸真を、自分の気持ちから逃げ出すだけで誰の気持ちも考えてない、と言います。

そこへ、和央に糸真のことを聞いた弦が「行くな」とメールを送ってきました。思わず席から立ち上がる糸真。晴歌が糸真に荷物とコートを渡して「行きな!」と背中を押します。糸真は迷わず、弦との思い出の場所、旭山記念公園に向かって走り出します。

公園で弦に会った糸真は「夢が出来たから東京に行く」告げます。そして弦も1年浪人して、来年は東京に行くと言います。「俺は、おまえがいないとつまんないみたいだ」と言う弦。「私も弦がいないとつまんない」と返す糸真。「だから、待ってろ」と俺様的に言った弦は、糸真にそっと短いキスをしました。

「ねえ、私今、最高に"主役"っぽいよね?」。そう言って笑った糸真に、「もう、とっくに主役だろ」と、やはり笑って返す弦。2人はもう一度キスを交わして、ここで物語は幕を下ろします。

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?の映画を観た感想や評価とは?

以下は、映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」を実際に観た人の感想や評価を良い感想だけでなくいまいちだっという感想まで紹介していきます。感想の内容によってはあらすじやネタバレが含まれる場合がありますのでご了承下さい。

好評な感想・評価

王道のラブストーリー的あらすじに関する感想が多くみられます。何よりラストシーンが好きすぎる!という感想、ラストは好きだよってお互いに言い合うよりもずっとあの2人らしくて好きという感想、北海道っていいな、高校生っていいな、恋っていいな、と。可愛らしい映画という感想、がっつり恋愛映画なんだけど、人間映画でもあるというか、キャラクターの感情がすごく大事にされてるという感想などがありました。

キャストに関する感想・評価も多くあります。黒島結菜ちゃんの素朴な可愛さが素敵ですという感想、川栄ちゃんが一番演技上手いという感想、やっぱり川栄李奈 ちゃんは演技上手いですねという評価、森崎さん、いいお父さんしてたという感想、高杉真宙がすごいかっこよかったという感想、高杉真宙が終始イケメソでしたという感想、お芝居も皆さんお上手だったので最後まで飽きずに見ることができたという評価などがあります。

不評な感想・評価

一方、原作の漫画を好きな人にはあらすじに物足りない部分があったようです。映画の中でいくえみワールドを描くのは難しいと思ってます。そしてやはり難しかったみたいですという感想、あらすじがすごい飛ばされたり変更してたのが少し残念だけど映画だから仕方ないという感想、映画としては面白かったが、いくえみ綾の世界観は消されてたように思えるという評価などがありました。

その他に、あらすじの展開が早くて、もうちょっと好きになる過程とかをゆっくりときめきながら観たかったという感想や、OP曲・挿入曲・ED曲がそれぞれでごちゃついてる印象があるなど、映画のあらすじ展開に関する感想・評価も多くありました。

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?の映画ロケ地を紹介!

映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」のロケ撮影はほぼ北海道札幌で行われました。平成29年2月25日~3月21日に冬のシーンを、平成29年6月13日~6月18日に夏のシーンの撮影がされています。以下はその札幌近辺のロケ地をあらすじと共に紹介していきます。

北星学園大学附属高校

糸真が転校した先の北海道札幌の高校「学校法人 札恵高等学校」のロケ地に使われたのは、「北星学園大学附属高校」です。地下鉄東西線及びJR千歳線「新札幌駅」からバスで約8分、広く景観のいい私立の学校です。糸真の東京の学校として出てきた高校も実は札幌の高校・東海大学付属札幌高等学校です。漫画原作者・いくえみ綾の母校でもあります。他、学内のシーンは同じ札幌市にある「北海道札幌旭丘高校」も使われています。

札幌三越前

糸真が晴歌たちとのクリスマスにカラオケに行こうと待ち合わせた札幌三越前のライオン像です。札幌三越は、札幌市中央区にある百貨店。1932年(昭和5年)に、京屋呉服店があった角地に、東京にある三越の支店として開店しました。正面玄関に横にあるライオン像は、待ち合わせスポットとして有名です。

旭山記念公園

糸真と弦が初詣の後訪れた雪の景色のシーンと、その後悩みがある糸真が一人で訪れるシーン、そしてラストシーンに使われた旭山記念公園です。1970年に札幌市創建100周年を記念して開園した公園で、標高137.5mに位置する展望広場は札幌市街を一望できる夜景の名所となっています。札幌の中心部から車で15分ほど急勾配の坂道を登ることになるので、バスやタクシーなど車での移動がおすすめです。

サッポロビール園

北海道を訪れた糸真の母親・真智が糸真を2回ここに呼び出しました。一回目は偶然会ったという糸真の父・泰弘と和央の母・由香里も一緒でした。1890年に製糖工場として建設された赤煉瓦の建物は、1963年までは製麦工場として使用され、1966年生ビールとジンギスカンが楽しめるサッポロビール園になります。札幌駅からバス、または地下鉄・東豊線「東区役所前」駅 4番出口より 徒歩約10分です。

支笏湖

糸真たちがキャンプで訪れたところにあった湖は支笏湖です。札幌から車で1時間、千歳市にある淡水湖で日本最北の不凍湖です。透明度の高さで有名な摩周湖やバイカル湖に匹敵する透明度を有していると言われています。ここからは少し離れていますが、キャンプ場のロケ地となったのは札幌市定山渓自然の村です。四季折々の自然や動植物とのふれあいを通じて、楽しく学べる自然体験型の施設になっています。

北海道旧本庁舎

札幌のメインストリートである札幌駅前通と歴史的観光資源である北海道旧本庁赤れんが庁舎の間に位置しているのが、札幌市北3条広場、通称「アカプラ」です。ここは糸真が弦に告白するシーンのロケに使われた場所です。ドームを載せたアメリカンネオバロック様式の煉瓦造りである赤れんが庁舎は、明治21年に建築され、昭和44年に国の重要文化財に指定されています。

その他のロケ地

その他、糸真と弦が初詣に行った弥彦神社、その後公園へ向かうのに使った札幌市電や、泰弘と由香里が結婚式をしたローズガーデンクライスト教会。糸真と金沢のデートシーンで使われた円山動物園やBrooklyn Parlor SAPPORO。Sapporo Pancake & Parfait Last MINTは晴歌たちが女子会をする際の“いつもの場所”として登場します。

プリンシパル 恋する私はヒロインですか?のネタバレまとめ!

映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」のネタバレのあらすじ、キャストやロケ地、実際に映画を観た人の感想などを全て、ネタバレを含んで紹介してみました。「〈全・恋〉応援ラブストーリー」と銘打ったこの映画「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」。機会がありましたら、初々しい高校生たちの恋にちょっと切なくなってみるのもいいのかもしれません。

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