GONINサーガの感想・あらすじをネタバレ!映画キャストや相関図まとめ

GONINサーガは2015年に公開された日本映画であります。1995年に公開されて話題になった「GONIN」の正式な続編である映画になりますが、続編とあるのですが、前回の作品とは相対する組織の話がメインになっている映画になります。そしてこのGONINサーガもかなりの話題になり好評を得た映画になるのですが、ここで作品の感想やあらすじ、ネタバレに至るまで映画の良さを紐解いていくことにします。

GONINサーガの感想・あらすじをネタバレ!映画キャストや相関図まとめのイメージ

目次

  1. GONINサーガの感想やあらすじネタバレに迫る!
  2. GONINサーガの映画作品情報
  3. GONINサーガを手掛けた石井隆監督について
  4. GONINサーガ映画出演キャストや相関図紹介!
  5. GONINサーガのあらすじネタバレ
  6. GONINサーガを観た感想は?
  7. GONINサーガの感想やあらすじネタバレまとめ

GONINサーガの感想やあらすじネタバレに迫る!

ここでは映画「GONINサーガ」の感想やネタバレあらすじなどを解説していきます。1995年公開の「GONIN」で話題になった映画の続編ということもあって、「GONINサーガ」に関してもキャストが発表されたときなどに前作に引き続き話題になっていた様です。そして前作と比べてどの様な違いがあるのか、「GONINサーガ」のあらすじやネタバレから色々と検証していくことにしましょう。

またこの「GONINサーガ」は「GONIN」から続く数作品で構成するシリーズの映画として製作していこうという当初の流れがあったのですが、配給会社との問題等が勃発して、結局20年の時を経て、配給会社が変わり、この続編が誕生したと言われています。キャストも東出昌大さんから決めていき、桐谷健太さん、そして土屋アンナさんとキャストとの顔合わせを行い監督が決めていったと言われている様です。

またこの映画の原作ともなる「GONIN」ですが、こちらはクエンティン・タランティーノ監督や、海外からの評価も非常に高いとのことで、背景には当時竹中直人さんが監督に男臭い作品を撮ろうと掛け合った時に、クエンティン・タランティーノ監督の名作「レザボア・ドッグス」の様な作品とイメージを伝えたところからこの「GONIN」は誕生したと言われている様です。

GONINサーガの映画作品情報

映画「GONINサーガ」は2015年に公開され、1995年に公開された「GONIN」の続編映画であります。また当時のキャストや役柄との接点や設定なども繋がるところは繋がり、前作同様に「GONINサーガ」もバイオレンスアクションとして見劣りしない作品になっている様です。また監督は引き続き石井隆監督が続投ということになり、前作の思いがこの作品にも注入されているとのことです。

GONINサーガを手掛けた石井隆監督について

それではここで「GONINサーガ」そして20年前の「GONIN」を撮った、石井隆監督を紹介してみましょう。監督は、早稲田大学に在学中からライターとしてまた劇画漫画家として活動しており、当時の漫画が日活ロマンポルノでシリーズ化されたそうです。その後エロティシズムやバイオレンスが作風となり、また監督は起用した俳優を幾度と使う傾向があるとも言われているそうです。「GONINサーガ」もまた期待高めの作品だそうです。

石井隆監督プロフィール

石井隆監督は1946年生まれの72歳で、当時の一般作品としてデビューした「死んでもいい」や、その後の「ヌードの夜」そして「GONIN」などはその作品が日本映画界の異端児とも言われ、特に「GONIN」に関しては海外の映画賞を受賞するなどし、日本のアクション映画を変えた作品とも言われた様です。当時の配給である松竹にはハリウッドの映画監督であるスティーブン・ソーダーバーグからもリメイクのオファーがあった様です。

GONINサーガ映画出演キャストや相関図紹介!

ここで映画「GONINサーガ」の出演キャストの紹介とキャストの背景とそれによるネタバレ的なあらすじにはなりますが、前作からの繋がりや人物相関図を紹介しましょう。前作同様キャストの豪華さなどが「GONINサーガ」でも見ることができる様です。

主演の東出昌大さんは前作「GONIN」で大越組の若頭であった久松茂(鶴見辰吾)の息子役として、久松勇人として出演しております。前作で本木雅弘さん演じる三屋に組事務所を襲われ、その時に父親は殺害され、その思いをひきずっている役柄であります。また母親(井上晴美)思いで、組みに対しての亡くなった茂の思いを説いている事に組から足蹴に扱われていることに憤りを感じ、ネタバレになりますが、復讐を行うのです。

そして勇人と幼馴染である大越大輔は勇人の父が居た大越組の組長であった大越康正(永島敏行)の息子であり、桐谷健太さんがキャストをつとめております。大輔は現在の組の三代目である式根誠司(安藤政信)の運転手を行なっているのですが、ネタバレなあらすじ要素ではありますが、式根にいい様に扱われており、勇人と同様に復讐へと走るのです。

また式根誠司の愛人役としてキャストされている土屋アンナさんは、菊地亜美という役柄で式根に対しての恨みを持っており復讐に走るのです。ネタバレなあらすじ要素ですが、亜美は元アイドルではあるのですが、式根に弱みを握られて、それを取り返すべく復讐へと向かうのです。また勇人、大輔、亜美の三人は小さい頃から、式根誠司とも面識があり、勇人は亜美に対しての恋心がある様なシーンも見受けられるのです。
 

また当時の事件を追うルポライターとして富田慶一役に柄本祐さんがキャストされています。ネタバレなあらすじ要素にはなりますが、ルポライターというのは仮の姿で、実は警察官であり、19年前で殺された警察官の息子であることがわかります。富田はその思いが他の三人同様に復讐へと走る要因となり、そしてこれが今回の「GONIN」であり「GONINサーガ」の仲間となるのです。

しかし、ここには四人しか登場していないのですが、今回の「GONINサーガ」ではもう一人重要な人物がおり、それは前作からの氷頭(根津甚八)が五人目となり復讐劇が成り立つのです。根津甚八さんはこの作品が遺作となり、長年のブランクから久々に銀幕へと帰ってきてキャストとなった事で、「GONINサーガ」が話題になった大きな要因ともなった様です。

GONINサーガのあらすじネタバレ

それではここで「GONINサーガ」のあらすじをネタバレ必至ではありますが、紐解いていきましょう。前作からの繋がりや復讐もあり成立している内容と言われていますが、前作には劣らないバイオレンスアクション映画としてこの「GONINサーガ」は話題となっている様です。前作同様に豪華なキャスト陣も踏まえ、監督の20年もの思いが込められている作品である様です。

父親たちの命日

映画「GONINサーガ」の冒頭は前作の三屋(本木雅弘)が大越組の事務所を襲撃するフラッシュバックから始まります。そしてその合間に殺された久松茂(鶴見辰吾)の息子である勇人(東出昌大)が命日に花を手向けるシーンが入ってくるのです。ネタバレなあらすじ要素ですが、氷頭(根津甚八)と三屋の襲撃のこの哀愁漂うシーンが冒頭に入る事によってよりこの「GONINサーガ」への期待感が増してくる雰囲気だと言われてます。

そしてその命日は襲撃の日と同様に雨が降っているのでした。ネタバレなあらすじ要素ですが、この「GONINサーガ」の時代設定はあれから五年であるという事になっている様です。当時の襲撃事件のシーンは「GONIN」のシーンではありますが、そして遺体が並べられているのは病院の外になるのですが、そのシーンは五年前の回想シーンとしてあり、勇人のナレーションで説明されてる内容になっているのです。

その当時の襲撃事件が息子たちには大きな衝撃であり、勇人が語るにはあの夜で人生が一変したという語りになっています。その当時は勇人と大輔は二人ともヤクザの息子である事で他とはつるまずに二人で三代目の式根誠司のが万代(佐藤浩市)から奪ったクラブに入り浸っているのでした。

勇人は全てを万代が狂わせたと話すのです。バブルのツケをくらい万代が借金まみれになり、日々ヤクザからの借金の取り立てに合うのです。そして追い詰められた万代が組事務所にある組の売上を奪う計画から始まった事であるとの事です。その後、勇人の元に大越大輔(桐谷健太)が登場します。現在は式根誠司のボディーガードなのですが、ネタバレにはなりますが、この使用人の様な立ち位置が大輔の復讐への転機にもなるのです。

そして二人で大越組を盛り上げようと話しているのですが、現在は大越組のシマは式根誠司、三代目のものになっている様です。そして大輔は勇人と分かれるのですが、その時に病院の中から一人の警察官(柄本祐)がじっと二人を見ているのでした。ネタバレあらすじにはなりますが、この警官はルポライターとして勇人の母親の前に現れた富田であり、当時の襲撃の件で殺された警察官の息子であることがわかるのでした。

そしてその警察官は病室で自分の父親が誰に殺されたのか病室に寝ている患者に問いかけます。ネタバレあらすじになりますが、これは当時の襲撃を行なった男の一人で氷頭(根津甚八)であることがわかります。富田、そして勇人と大輔、それぞれがあの襲撃事件から人生が一変したシーンがこの後に続き、息子たちがその思いを襲撃へと走らせる状況になる心の葛藤のシーンであると言われている様です。

亜美の登場

式根誠司は婚約者の百合香といるところに、菊地亜美(土屋アンナ)が登場します。式根は婚約者の手前自分がカタギであると名乗っている様です。そして亜美の恨みは自分の恥ずかしいネタを式根が握っている事で起きた事であることがわかるシーンでもあります。そしてその後、大輔は亜美に復讐をしないかという話を切り出します。大輔も亜美も同じ様に現在の組を潰したい気持ちが同調するシーンでもある様です。

その後、ルポライター富田として勇人の母親の店に現れた森澤は当時の事件の事を教えて欲しいと話してくるのでした。あまりの唐突な状況で母親の安恵は富田を追い返すのです。ネタバレあらすじですが、森澤、偽名の富田は、父親が死んだ後に母親が父親の後をおって死んでいった事で人生が一変したのですが、そこで真相追及と復讐とが重なっている様子であるみたいです。

するとここで、植物人間状態になっていた氷頭が目を覚まし、森澤の手を掴むのでした。その後、森澤は再び安恵のお店を訪れるのですが、ここで森澤が例の襲撃事件の真相を安恵に話すのでした。安恵は茂が組長を守って殺された事実を知る事で、仁義ある男だと証明され喜ぶシーンとなるのでした。その後、森澤は氷頭の元に戻り、襲撃事件の状況を話すのでした。

安恵の行動

安恵は茂が持っていた拳銃で組の法律事務所を襲撃しに行くのでした。しかしそこに組の連中はおらず、そして安恵は勇人にもう疲れたとメールし、誰が茂を殺したのかわかっただけで十分とメールし、息を引き取ります。これは組の連中に殺されたとわかるシーンになっている様です。それは安恵の口の中に松浦組のバッジが入っている事でわかるのでした。

その後シーンは安恵のバーに変わり、そこに大輔がおり、その後森澤も訪れるのでした。そして森澤は組の金を強奪しようと持ちかけるのでした。そこにはそれぞれの恨みや復讐の思いがあり勇人はそれをじっと考える様子になっているのでした。「GONINサーガ」がいよいよ核に進む大きな転機でもあるシーンです。

勇人が式根誠司を襲撃

さらにシーンは変わり、ゲームセンターで競馬に興じている三代目式根誠司がいるのですが、大輔がボディーガードとしているのですが、大輔に電話がかかってきてその場からいなくなると勇人が式根誠司と松浦を襲撃に現れるのでした。すると大輔が駆けつけ多勢に無勢な勇人を逃すのです。すると式根誠司は大輔に殴りかかり、不在を叱責するのでした。そこで大輔は自らに対しての式根の腹づもりがわかるのでした。

その後大輔から電話があり、安恵の真相も理解するのでした。そして富田(森澤)からも連絡があり、襲撃をする事を伝えるのでした。組とは戦争は起こせないが、慰労金として貰う=襲撃するという事はいいのではないかと話すのでした。そして襲撃当日。三人が集まるのですが、富田は警官の様相で登場し、そして三人とも警官の出で立ちに変装し襲撃を行う準備をし、そして4人目である麻美はすでに法律事務所の中にいるのです。
 

が、しかし、そこには式根や松浦が麻美を待ち伏せにしており、そこに勇人たちはそこに踏み込みます。しかし、そこには大金はなく、焦る勇人たち。そして一人一人処刑すると言い放った後に銃を打った場所に大金が隠されているのがわかりました。そして亜美が強請られていたネタも取り返す事で逃げ出すのでした。そして富田は途中で車を降りて夜勤に向かうと言います。すると他の三人が富田が警官ではないかと疑い始めるのでした。

シーンはその後式根誠司が2代目(テリー伊藤)に大失態を起こした叱責を受けるシーンになります。誠司は防弾チョッキを着させられ2代目から銃を打ち込まれるのでした。その後勇人は自宅に戻り、富田が偽名であり、森澤である事を安恵が話していた事から理解する様子が窺えるのでした。また大輔は母親を担いでどこかへ逃げようとし、また亜美は自宅に戻り、目が覚めると明神(竹中直人)と助手(福島リラ)が現れているのでした。

明神探偵事務所

その明神は式根誠司に言われ亜美を見張ること、そして誰が襲撃したのかを探す役割として亜美の家に来たようです。そして襲撃をした事を明確に検証し、そして亜美が人質であったとしても無傷で帰って来た事に疑問を投げるのでした。ネタバレになりますが、「GONIN」で出ていた竹中直人さんとこの「GONINサーガ」の役柄は違うとの事で、他にも「GONIN2」にも出演されているようです。

いよいよ「GONINサーガ」は佳境に入ってくるのですが、大輔が組に戻ると明神という人間はヒットマンであると式根が語るのでした。そして森澤の正体が明らかになり、明神が亜美の携帯から大輔にメールを送ります。そして明神は内部犯行説と踏んで式根誠司に電話をするのでした。すると誠司は大輔が今回の襲撃の一端を担った事がわかるのでした。「GONIN」同様に「GONINサーガ」も襲撃の犯人が割れてしまうのでした。

さらに「GONINサーガ」はシーンが変わり、大輔、亜美、森澤の正体が危ぶまれている状況に陥ります。そして亜美は明神の助手を襲い殺してしまいます。すると森澤の派出所に明神から電話がくるのでした。そして森澤は明神のいる場所へといき、それを大輔は森澤だと確認するのですが、明神は森澤を打ツノですが、大輔と森澤は辛うじて明神を殺すのでした。そして富田は森澤として名乗るのでした。

目が覚めた氷頭

そして「GONINサーガ」はさらに進み、森澤は氷頭に会わせます。が、氷頭の記憶は19年前に止まっており、謝れと襲う勇人と大輔には虚しくなる様子が窺えるのでした。そして森澤は、組を根絶やしにしないとならないと話します。すると氷頭は目を覚まし、一緒に襲撃する決意でいる事がわかります。「GONINサーガ」のいよいよ最終章へと突入していくのでした。

大輔、勇人、森澤は式根の結婚式場のフロアの下に隠れており、その時を待つのでした。大輔は亜美に電話して来るなと話すのですが、亜美はバンドのボーカルとして登場してしまいます。それに気が付いた式根はレクイエムとして歌わせるのですが、フロアの下にいる勇人たちも気がつきます。そして亜美は逃げるようにステージから降り、フロアの下の大輔たちの元へと駆けつけます。

そして「GONINサーガ」はエンディングへと入り、とうとう四人が式根親子を殺害します。松浦と他の組員とも打ち合いになり、さらには明神が現れ、マシンガンで皆殺しにするのでした。そして最後に勇人は安恵を殺したのは自分だと名乗る組員との打ち合いになり、さらにはまだ生きていた式根誠司を氷頭が殺すことによって「GONINサーガ」は幕を閉じるのでした。

GONINサーガを観た感想は?

それではここで「GONINサーガ」の感想や評価などを見ていく事にしましょう。石井隆監督の独特の世界観の良さや音楽と映像の関わり合いなど、幅広くネット上では感想や評価が書かれている様です。前作からのファンや、今回の「GONINサーガ」のキャストのファンなど、幅広い視点での作品の評価や感想を垣間みて見ましょう。

こちらの感想は前作の「GONIN」の影響が強く「GONINサーガ」に対しての評価があまり良いと思われない一面もある様ですが、それだけクオリティが高い作品であることだと言われている様です。ストーリーより、アクション要素を楽しんでみてはとの声もあるとのことです。

こちらの感想は「GONINサーガ」の主題歌を歌っている森田童子さんの音楽と作品の絡みかたに対しての評価の様で、ネタバレあらすじ的な要素ですが、ラストで流れる森田童子さんの音楽が映画のエンディングとして評価が高いと言われている様です。

こちらの感想では「GONINサーガ」だけでなく「GONIN」など石井隆監督の作品の総合的な感想であるのではと言われている様です。海外でも高い評価を得て、前作の時に配給会社の諸々の出来事が無ければ、さらなる高みになっていたのではと言われている監督でもあった様です。日本のアクション映画を変えた監督と言われてる理由がしっかりとこの「GONINサーガ」にも継承されていることが多く言われている様です。

こちらの感想も「GONINサーガ」の映画としての存在価値が「GONIN」からのオマージュ的な要素が強いとも言われてることが多いらしいです。それだけ前作の影響が大きいと続編に対しての評価や感想はやはり厳しいものにあると言われてる様です。特に多く言われているのは映画の続編やパート2がなかなか前作を超えない作品になっているという映画界の掟の様なことがあるそうです。

GONINサーガの感想やあらすじネタバレまとめ

映画「GONINサーガ」の感想、ネタバレ的なあらすじはいかがでしたでしょうか。新たな作品も「GONIN」の歴史をしっかりと継承して、石井隆監督の海外を惚れさせるバイオレンスアクション映画に仕上がっている様です。この「GONINサーガ」のまとめを読んで、さらに日本を飛び越える映画としての作品のクオリティと新たなキャストでのこの作品を思いっきり堪能してみてはいかがでしょうか?

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