BALLAD 名もなき恋のうたをネタバレ!原作との違いや低評価の理由は?

「BALLAD 名もなき恋のうた」のキャストやあらすじを始め、結末のネタバレ、原作との違い、映画を観た感想の紹介、低評価の理由まで解説する。2009年制作の「BALLAD 名もなき恋のうた」は、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの山崎貴監督が手掛け、草なぎ剛主演の映画である。原作は2002年の映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」で、これを実写化した作品となっている。

BALLAD 名もなき恋のうたをネタバレ!原作との違いや低評価の理由は?のイメージ

目次

  1. BALLAD 名もなき恋のうたが気になる!
  2. BALLAD 名もなき恋のうたのキャストを紹介!
  3. BALLAD 名もなき恋のうたのあらすじをネタバレ!ラストのネタバレも!
  4. BALLAD 名もなき恋のうたは、クレヨンしんちゃんの実写版!原作との違いとは?
  5. BALLAD 名もなき恋のうたの映画を観た感想を紹介!
  6. BALLAD 名もなき恋のうた 低評価の理由は?
  7. BALLAD 名もなき恋のうたのネタバレまとめ!

BALLAD 名もなき恋のうたが気になる!

映画「BALLAD 名もなき恋のうた」は2009年に制作されたラブストーリー、時代劇作品である。本作は、アニメ「クレヨンしんちゃん」の中でも名作と謳われる、劇場版「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」を実写化したものとなっている。ここでは、本作のキャストやあらすじのネタバレ、ラストのネタバレ、原作との相違点、映画の感想を紹介し、低評価になった理由まで言及していく。

BALLAD 名もなき恋のうたのキャストを紹介!

井尻又兵衛由俊/草なぎ剛

幼名は「次郎丸」。廉姫とは幼馴染みで、廉姫は又兵衛が元服してのちも「次郎丸」と呼んでいる。戦上手で槍の名手。その強さは「鬼の井尻」として知られ、恐れられている。ただ、戦場でのその異名に反し、女性には弱い一面もある。廉姫に対し恋心を抱いているが、身分の差から口にせず、仲が良いという点さえ否定している。

廉姫/新垣結衣

春日の国の姫。その美しさから縁談の話が絶えないものの、お淑やかさとは無縁である。活発で勝ち気な性格から、思った事が口にも顔にも出てしまうタイプだ。しかし、又兵衛への想いだけは悟られないようにしている。また、真一の夢の中に、湖の前で祈る綺麗なお姫様として登場する。真一のタイムスリップのキーパーソンらしい。

川上真一/武井証

戦国時代にタイムスリップしてしまった、小学生。おませで小生意気だが、臆病な性格。ただ、自分の臆病さに落ち込み、勇気が欲しいと願掛けする程、何とかしたいと思っているようだ。タイムスリップして、又兵衛や廉姫達と関わっていく中で、勇気を持った人間へと成長していく。

川上美佐子/夏川結衣

真一の母親。頼りない夫を引っ張り、家族を支えようとする、気の強い女性。突如行方不明になった真一を探し、真一が消えた場所に残されていた手紙から、戦国時代に真一がタイムスリップしてしまったのではないかと考える。さらに、真一がタイムスリップした事を確信すると、真一を救う為、真一を追ってタイムスリップした。

川上暁/筒井道隆

真一の父親。写真家。ややヘタレな性格。妻の美佐子には腰が低い様子である。常識的な人間らしく、真一が戦国時代にタイムスリップしたと言う美佐子の考えを、最初は頭から否定していた。

大倉井高虎/大沢たかお

勢力を拡大させている戦国大名。目的の為には手段を選ばないような冷酷さを持ちながらも、武将としての誇り高さも持つ。以前、狩りに出掛けていた時、獲物を仕留める所を廉姫に邪魔された。怒りのあまり矢で射抜かんとする高虎を、廉姫は恐れず、強気な様子を崩さなかった。そんな廉姫を気に入り、高虎は春日の国まで出向いて、婚儀を申し込む。

BALLAD 名もなき恋のうたのあらすじをネタバレ!ラストのネタバレも!

BALLAD 名もなき恋のうたのあらすじをネタバレ!(起)

はじまりは、川上真一が何度も見る夢であった。夢の中では、綺麗な女性が湖の前で祈っている。垂髪(戦国時代で主流の女性の髪型)で、着物を着ている、明らかに現代では見ない風貌だ。真一はその女性をお姫様と理解していた。

またその夢を見たある日、真一は町外れにある大きなクヌギの木に登校途中に寄った。真一がよく訪ねるそのクヌギの木は、どうやら真一と同じ”川上”という名前が付いているらしい。父、暁がそれを教えてくれたが、真一は興味もなさそうにその木に近付き、クヌギの木の実を見付ける。それをきっかけに、真一は古い文箱と油紙に包まれた手紙を発見する。そこで手紙を読んでいる時、真一は突然眠気に襲われ、抗う事が出来ずに倒れた。

BALLAD 名もなき恋のうたのあらすじをネタバレ!(承)

程なく目覚めた真一。辺りを見回せば、見知らぬ場所である。戸惑いながら、自転車に乗って探索を開始した。祭りのような太鼓の音を耳にして、真一は音のする方へと向かった。見れば旗が立ち並び、鎧を着た男達が集まっている。合戦場であった。そちらに歩を進めて行くと、草陰に隠れ、火縄銃を構えた男が2人いる。何をしようとしているのか分からなかった真一は、何の気なしにその男達へ声を掛けた。

響く銃声。しかし、狙撃手達は驚いた為に狙いを外し、標的に気付かれてしまった事で逃亡した。期せずして、真一は井尻又兵衛という侍大将を救ったのである。ただ、真一はそんな状況など分からなかったようで、呆然としている所を、敵と一緒に居た不審者として捕らえられてしまった。

真一は春日城へと連れて行かれ、どこかの患者ではないかと嫌疑を掛けられた。そこで真一は未来から来た人間である事を話し、所持していた携帯を使ってそれを証明しようとする。しかし、次は天狗の子と疑われ、斬られそうになってしまう。それを助けたのは、城主の娘、廉姫であった。真一が夢で見たお姫様にあまりによく似ている。その事を口にした真一は、廉姫の言い付けで、城内に留め置かれ、又兵衛に面倒を見て貰う事となった。

一方現代では、真一の行方を真一の両親が探していた。最後にいたとされるクヌギの木には、手紙が残されていた。真一が見付けて読んでいたその手紙は、なんと真一が書いたものであった。真一が天正2年(1574年)にタイムスリップした事が書かれており、その無事を知らせるものだ。母、美佐子は、本当に戦国時代に真一がタイムスリップしてしまったのではないかと考えるも、父、暁はそれを真一の悪戯として否定した。

城内にある又兵衛の屋敷で囲炉裏を囲み、距離が縮まった真一と又兵衛。寂しそうに夕日を眺める真一を見て、又兵衛は真一の両親が未来で心配しているだろうと案じた。告げる間もなく来たと言う真一に、又兵衛は手紙を書く事を提案した。手紙を書き上げた真一は、クヌギの木の下で発見した手紙について思い出し、又兵衛にその事を話す。又兵衛はタイムスリップした場所を知っており、そこへ真一を案内する事になった。

そして現代。美佐子は、インターネットで川上の大クヌギの由来を知り、そこに川上真一の名前を発見した。クヌギの木が植えられたのは天正2年。美佐子は、真一が残した手紙との符合点や、資料から「真一とその家族が活躍した」という言葉を見付け、真一がタイムスリップした事、美佐子達が同じようにタイムスリップする事を導き出した。暁はやはり疑っていたものの、美佐子に説得され、タイムスリップに備える事にした。

BALLAD 名もなき恋のうたのあらすじをネタバレ!(転)

先触れもなく、大倉井高虎が春日の国に訪れた。それにより、又兵衛は真一を案内する事が出来なくなり、部下の文四郎に案内を任せた。その道中、真一は高虎の行列に居合わせてしまい、高虎が真一の格好を見て怪しんでしまった。文四郎の機転で何とかそれを乗り越えたものの、真一は戦国大名の威圧感に動揺していた。

高虎が春日城を訪れた訳は、廉姫に縁談を打診する為だった。以前、高虎は図らずも廉姫と出会い、廉姫を気に入ったのである。この申し出に、恋心を隠している廉姫も思わず又兵衛へと視線を走らせてしまった。それだけで大凡を察した高虎は、又兵衛にこの縁談について尋ねた。春日の国としては申し分ない話に、家臣として、心中ではどうであれ又兵衛は良縁と答えるしかなかった。

又兵衛と廉姫、2人の恋の行方は果たして。また、春日の国はどうなるのか、真一は無事に両親と会えるのか、現代へと帰れるのか、そして、真一達の成長に注目である。

BALLAD 名もなき恋のうたのあらすじをネタバレ!(ラスト)

川上家による活躍で、敵本陣に辿り着いた又兵衛率いる春日軍。又兵衛と高虎との一騎打ちとなった。槍での勝負は白熱を極めたが、見事又兵衛は高虎に勝利した。真一の取り成しもあり、又兵衛は高虎の首を取らずに戦を終わらせる。勝利に湧きながら、又兵衛と真一達は春日城への帰路に着いた。春日城の目前、廉姫が又兵衛へと駆けて行く最中、銃声の音が辺りに響いた。

倒れ伏す又兵衛。撃たれた場所は、真一に救われた時に狙撃手の銃弾が掠めた、胸部である。又兵衛はどこか納得した様子で、穏やかな表情だ。駆け寄る廉姫は、又兵衛に縋り付いて涙した。

又兵衛は真一が助けたあの時、死ぬはずの運命だった。しかし、真一により助けられ、廉姫を、春日の国を守る事が出来た。故に、その役割を終えた時、予定運命だった又兵衛の死は、変えようがなかったのだ。そう納得し、廉姫も又兵衛の死を受け入れる。そして、役目を終えた真一達もまた、帰還の時を迎えた。

現代に戻った真一達は、春日城の跡地を訪ねた。そこで、石碑を見付ける。その石碑には、”ありがとう”と書かれていた。それからすぐに、真一は学校へと向かう。「今日くらいは学校を休んでも良いんじゃない?」と告げる母、美佐子に、「俺も逃げてばっかりじゃいられないんだ。」と答えた真一。その表情は大人びていて、又兵衛達と関わりを経て、成長した真一を示している。依然として変わらない、しかし、成長した真一にとっては異なる、新たな日常が始まるのだ。

BALLAD 名もなき恋のうたは、クレヨンしんちゃんの実写版!原作との違いとは?

登場人物の設定が異なる

原作「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」のネタバレと実写版「BALLAD 名もなき恋のうた」のネタバレを含む。

野原しんのすけ(川上真一)。「クレヨンしんちゃん」の主人公である、野原しんのすけは5歳の幼稚園児。お尻を出してフリフリする、破天荒で陽気な性格だ。それに対し、実写版「BALLAD 名もなき恋のうた」の川上真一はどちらかと言えば陰気で内向的な性格である。

野原ひろし(川上暁)。しんのすけの父親、野原ひろしはサラリーマン。普段はぐーたらだが、ピンチの時には頼りになる男らしい父親である。理想のお父さんキャラクターとして、一位に何度も選ばれている程だ。対する実写版の真一の父親、川上暁はナヨナヨとした印象で、頼りなく、キャラクターとしても薄味である。

野原みさえ(川上美佐子)。しんのすけの母親、野原みさえは専業主婦。夫のひろしを尻に敷き、子供にも容赦のない母親である。男勝りな激しい気性の持ち主で、げんこつなどの鉄拳制裁による解決方法を取る事が多い。実写の真一の母親である、川上美佐子も大体似たような性格だが、比較的温和だ。

井尻又兵衛由俊。「クレヨンしんちゃん」での又兵衛は、体格が良く、普段はどこかぼんやりとした部分がある。そして、あだ名は「青空侍」だ。対して、実写版「BALLAD 名もなき恋のうた」の又兵衛は、優男で繊細さが出ている。また、「次郎丸」という幼名が付け加えられ、30歳から25歳に年齢が変更された。

廉姫。実写「BALLAD 名もなき恋のうた」の廉姫は、又兵衛を幼名で呼び、又兵衛に命令口調である。また、廉姫と大倉井高虎との縁談は、春日城に訪れた高虎による求婚で持ち上がっている。「クレヨンしんちゃん」では殆ど縁談は決まっていた。

物語のここが違う!?

廉姫の夢を見た人物。「クレヨンしんちゃん」では、野村家全員が廉姫の夢を見た。廉姫の夢について、しんのすけは家族と話している。

タイムスリップの場所。飼い犬のシロが野村家の庭に大きな穴を掘ってしまった。穴を埋めるようにみさえに言われるも、シロは穴を掘り続け、しんのすけも同調してしまう。そして、文箱と手紙を発見するのだ。自分の書いた手紙の中に、”おひめさまはちょーびじん”の文字を見て、夢に出てきた廉姫を思い出し、目を閉じる。目を開けると、夢の中で廉姫がいた泉のほとりに、しんのすけはいた。

ひろしとみさえの役割が逆である。「クレヨンしんちゃん」では、残された手紙を見て、しんのすけの父、ひろしがタイムスリップした事を推測し、母、みさえは信じなかった。また、しんのすけがタイムスリップした事を確信し、ひろし達もタイムスリップする事と判断したのは、ひろしである。ひろしは「しんのすけのいない世界に未練なんてあるか!?みさえが嫌だったら俺一人でも行く!」と言う程の良い父親っぷりだ。

男同士の約束。実写「BALLAD 名もなき恋のうた」ではカットされてしまったシーン。しんのすけにより、又兵衛は廉姫に対する恋心を白状させられた。ただ、又兵衛はこの事をしんすけが告げないよう、男同士の約束に”金打(刀の刃・鍔を打ち合わせる)”をさせて誓いの印とした。

廉姫と又兵衛の恋愛模様。実写「BALLAD 名もなき恋のうた」では、隊を率いて討って出る事になった又兵衛に対し、「武運を祈っている」と告げた廉姫。それに対し、真一に促された又兵衛は、廉姫の元に引き返して告げる。「自由にお生きくださりませ。例え春日の国が滅びようとも、姫らしく、凜と。」と。その言葉に、廉姫は「必ず命を繋げ。お前が生きて帰ってきてくれれば、」と応え、又兵衛の胸に飛び込んで、「自由に生きよう、お前と。」と告げた。

撮影会。実写「BALLAD 名もなき恋のうた」のオリジナル部分である。美佐子の提案により、写真家である暁が又兵衛達の写真を取る事になった。又兵衛達だけでなく、春日の国の兵士達による撮影会はとても喜ばれた。真一は、決戦へ向かう又兵衛に、廉姫の画像を映した携帯電話を渡した。対して、又兵衛は真一に自身の写った写真を渡した。

真一の成長。実写でのオリジナル部分である。戦況を遠くから見守る真一達は、又兵衛の隊が高虎の軍に囲まれているのを見た。助けに行きたい真一に対し、家族を優先する父、暁。そんな暁に、「俺はもう逃げるのは嫌なんだ!」と真一は訴えた。

約束を守るしんのすけ。戦を終えて、泉のほとりで語り合う廉姫としんのすけ。しんのすけが又兵衛の本当の気持ちを口に仕掛かった時、廉姫は泣きながらそれを止めた。そこで、しんのすけは又兵衛との男の約束を思い出して、“金打”をした。

現代と戦国時代の繋がり。実写ではカットされてしまったシーン。自宅の庭に戻って来た野原家。ふと見上げると、空には又兵衛の旗印に似た雲が浮かんでおり、しんのすけは又兵衛の形見の小太刀を雲に向かって掲げた。一方、戦国時代。同じような雲が空に浮かんでおり、それを見付けた廉姫は「おい、青空侍!」と呼びかけた。

BALLAD 名もなき恋のうたの映画を観た感想を紹介!

BALLAD 名もなき恋のうた レビュー評価(映画.comより)

37人によるレビュー記事での総評は、3.0/5.0であった。また、37人のレビュー記事に加え、その記事に共感した6人、計44人による評価の内訳は以下の通りである。楽しめた23人、微妙8人、楽しめなかった13人。

クレヨンしんちゃん原作とは知らなかった。原作を知らなかったので、純粋に剛くんとガッキーの演技で楽しめた。

原作の「クレヨンしんちゃん」を見ていない状態で、実写版「BLLAD 名もなき恋のうた」を見て、面白かったという評価の一部である。

GOOD!いい作品!感動しました!ちなみに、オリジナルもみたことがあるけどここではあえて書きません。

原作の「クレヨンしんちゃん」を見た上で、実写版「BALLAD 名もなき恋のうた」を見て、面白かったという評価の一部である。

正直ぺらっぺら。薄い、薄すぎる。アニメを実写化するのはダメ!の見本のような作品。

原作「クレヨンしんちゃん」を見ていない状態で、実写版「BALLAD 名もなき恋のうた」を見て、面白くなかったという評価の一部である。

原作のあっぱれ戦国大合戦に遠く及ばない。

原作「クレヨンしんちゃん」を見た上で、実写版「BALLAD 名もなき恋のうた」を見て、面白くなかったという評価の一部である。

BALLAD 名もなき恋のうた レビュー評価(映画の時間より)

42人によるレビュー記事の総評は3.0/5.0であった。その評価の内訳は以下の通りである。面白かった24人、微妙3人、面白くなかった15人。

戦国の生活ぶりや戦いのシーンのきめ細かさには魅入りました。

上記は、映画の原作を見ていない状態で、実写を見て、面白かったという評価の一部である。

草なぎさん演じる又兵衛と新垣さん演じる廉姫の息がピッタリでよかったと思います。

原作を見た上で、実写を見て、面白かったという評価の一部である。キャストの息のあった演技に高く評価している。

久々に観た新作映画でしたが、先が読めまくりの展開に正直飽き飽きしました。

原作を見ていない状態で、実写を見て、面白くなかったという評価の一部である。展開がありきたりだという意見もあった。

完成された作品をわざわざ実写化する必要はなかった。原作の方が数段上だったから。

原作を見た上で、実写を見て、面白くなかったという評価の一部である。原作のほうが好みであったようだ。

BALLAD 名もなき恋のうた レビュー評価(Amasonカスタマーレビューより)

68人によるレビュー記事の総評は、2.9/5.0であった。その内訳は、以下の通りである。面白かった27人、微妙8人、面白くなかった33人。

この映画は感動しましたし、とてもよい出来だと思いました。草なぎくんの演技も力強く、男らしく素敵でした。

原作を見ていない状態で、面白かったという評価の一部である。キャストの演技力を高く評価している。

期待はしていなかったのだが、ガッキーも草彅君も役にぴったしはまっていた。アニメも見ていたので、ストーリーは知っていたはずだが、はからずも感動してしまった。

こちらの感想は原作を見た上で、面白かったという評価の一部である。ストーリーを知っていても楽しめたようだ。

正直、時間つぶしには良いですが、決して素敵な映画を見たいというときに見る映画ではないですね。

こちらは、原作を見ていない状態で視聴したが、面白くなかったという評価の一部である。

原作から悲恋物語だけを引っ張り出して実写化したものだが、それだけにベタな内容が「お涙頂戴」を狙い過ぎて、こちらがドン引きである。

上記は原作を見た上で、面白くなかったという評価の一部である。演出について不満があるようだった。

BALLAD 名もなき恋のうた 低評価の理由は?

野原家の設定を変えたが、行動はそう変わらない?

原作「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」のネタバレと実写版「BALLAD 名もなき恋のうた」のネタバレを含む。

原作の野原家を、実写ではより現代風にどこにでもいそうな設定に変更した。しんのすけだけでなく、野原家全員が濃く印象的なキャラクターだ。敵陣に車で突っ込み爆走する場面を、野原家では納得出来る。しかし、実写ではキャラが薄く、なよっとした印象だ。それが同じように、加えて父の暁が真一に押し切られる形で、行動しているのは、違和感を感じるのである。

アニメと実写、受ける印象の違い

ストーリーの流れは、恋愛要素を多くした形で、大体同じである。しかし、原作の「クレヨンしんちゃん」だからこそ許容出来た部分が、実写になった事で許容出来ない目に付く部分となってしまった。アニメでのご都合主義が実写にも反映されてしまった事で、違和感や鼻につく結果になってしまったのである。

現代と戦国時代の隔たりと繋がり

現代における考え方と戦国時代における考え方の違いが、原作では明確であった。「何故、好きな人と結ばれてはいけないのか」と考えるしんのすけと、その身分差故に雰囲気にも出そうとしない又兵衛達がそれを顕著に現わしていた。しかし、実写ではその辺りが曖昧だ。

また、実写では石碑を通して、現代と戦国時代との繋がりを表していたものの、原作では空に浮かぶ又兵衛の旗印の雲を通して、現代と戦国時代との繋がりを描いている。果たして、繋がりというにはどちらがより印象深いだろうか。

廉姫と又兵衛との身分違いの恋に対する描かれ方

「クレヨンしんちゃん」では、互いの恋心を悟りながらも、最後まで言葉にせず、態度にも雰囲気にも極力出さなかった。まさに忍ぶ愛である。身分違いによる隔たり、現代で殆ど考えられない大きな壁を、「クレヨンしんちゃん」において感じる人が多かったようだ。

対する実写「BALLAD 名もなき恋のうた」では、直接的ではないものの、殆ど告げているのも同然であるシーンや、恋人同士のように見受けられるシーンも多かった。

BALLAD 名もなき恋のうたのネタバレまとめ!

原作「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」を実写化した「BALLAD 名もなき恋のうた」。ここでは、キャストやあらすじのネタバレ(ラストのネタバレを含む)、原作と実写の違い、レビュー記事を紹介した上で、低評価の理由を紹介した。

原作に対して実写では、登場人物の設定を変え、恋愛物語を抜き出した形で、原作をほぼ踏襲している。その為、「クレヨンしんちゃん」とは別物としながらも、アニメだからこそ気にならなかった部分を浮き彫りにしてしまった。それにより、リアリティーを追求した、正しく実写映画を見ようとした観客にとっては、低評価となった。

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