7つの贈り物のあらすじをネタバレ紹介!泣けると話題のウィル・スミス主演映画

泣けると噂のウィル・スミス主演映画『7つの贈り物』。2008年に公開された『7つの贈り物』は見た人の多くが泣けるという感想を述べたヒューマンドラマです。罪を犯した男性が、代わりに7つの贈り物と称して他人を救っていく物語でした。一方で、複雑な構成になっているためあらすじ理解しにくいという意見もあります。そこでこの記事では映画『7つの贈り物』のネタバレあらすじをわかりやすくまとめ、見た人の感想も調べてみました。すると、実は賛否両論の映画であることがわかりました。ぜひ最後までお読みください。

7つの贈り物のあらすじをネタバレ紹介!泣けると話題のウィル・スミス主演映画のイメージ

目次

  1. 7つの贈り物のあらすじネタバレ!泣ける映画との噂に迫る!
  2. 7つの贈り物の登場キャスト
  3. 7つの贈り物あらすじネタバレ
  4. 7つの贈り物のラストが感動して泣ける!
  5. 7つの贈り物の映画を観た感想や評価は?
  6. 7つの贈り物は本当に泣ける作品だった!

7つの贈り物のあらすじネタバレ!泣ける映画との噂に迫る!

ウィル・スミスが主演した泣けると評判の映画『7つの贈り物』。この記事ではあらすじのネタバレや、衝撃的な展開から「泣ける」と噂される結末まで紹介していきます。この記事には『7つの贈り物』のネタバレが多く含まれますので、まだ見ていないという方はご注意ください。

7つの贈り物の概要を紹介

簡単に映画『7つの贈り物』の概要を紹介しておきます。『7つの贈り物』は2008年12月19日にアメリカで公開されました。日本での公開は2009年2月21日です。監督を務めたのはイタリアの映画監督、ガブリエレ・ムッチーノです。ガブリエレ・ムッチーノはウィル・スミス主演の『幸せのちから』でも監督を務めており、別の映画作品ですが、多くのスタッフが双方に係わっています。

7つの贈り物の登場キャスト

泣けるあらすじのネタバレの前に、映画『7つの贈り物』のキャストをまとめて紹介します。映画『7つの贈り物』にはアクション映画などで活躍してドル箱俳優と言われるウィル・スミスが主演を務めています。登場人物自体は非常に多いのですが、ここではあらすじの中心人物のキャストの経歴や他の代表作を簡単にまとめました。

ティム・トーマスを演じたウィル・スミス

映画『7つの贈り物』の主人公ティム・トーマスを演じたのはウィル・スミスです。ウィル・スミスはアメリカ出身の俳優であり、ラッパーでもあります。俳優よりもラッパーとしてのキャリアを先にスタートさせています。俳優としては『インデペンデンス・デイ』や『メン・イン・ブラック』といった作品で人気を得ました。その後も『ワイルド・ワイルド・ウエスト』や『アイ,ロボット』、『アイ・アム・レジェンド』などに出演。

映画『7つの贈り物』は泣ける映画として知られるウィル・スミス主演の『幸せのちから』のスタッフが集まって制作されています。近年の出演作には2016年の『スーサイド・スクワッド』などがあります。日本語吹き替え版のキャストを務めたのは山野井仁です。

エミリー・ポサを演じたロザリオ・ドーソン

映画『7つの贈り物』のヒロインであるエミリー・ポサのキャストを務めたのはロザリオ・ドーソンです。ロザリオ・ドーソンはアメリカ出身の女優です。スカウトされて出演した1995年の『KIDS/キッズ』で高い評価を得て、その後演技について本格的に学び始めました。ウィル・スミスが出演した2002年の『メン・イン・ブラック2』にも出演しています。

その他の出演作には『シン・シティ』シリーズや、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』などがあります。近年の出演作には「マーベル・シネマティック・ユニバース」のテレビシリーズ『Marvel デアデビル』や、2017年の『レゴバットマン ザ・ムービー』での声優としての出演があります。日本語吹き替え版のキャストを務めたのは本田貴子です。

ベン・トーマスを演じたマイケル・イーリー

映画『7つの贈り物』でティムの弟、ベン・トーマスのキャストを務めたのはマイケル・イーリーです。マイケル・イーリーはアメリカ出身の俳優です。代表作には2013年の映画『アンダーワールド 覚醒』や、2015年の映画『パーフェクト・ガイ』などがあります。また、テレビシリーズ『ALMOST HUMAN』ではメインキャストとして出演していました。日本語吹き替え版のキャストは伊藤健太郎です。

ダンを演じたバリー・ペッパー

映画『7つの贈り物』でティムの親友・ダンのキャストを務めたのはバリー・ペッパーです。バリー・ペッパーはカナダ出身の俳優です。『プライベート・ライアン』や『グリーンマイル』などに出演しています。アーミー・ハマーとジョニー・デップが出演した『ローン・レンジャー』にも出演していました。日本語吹き替え版のキャストは後藤敦です。

エズラ・ターナーを演じたウディ・ハレルソン

映画『7つの贈り物』で盲目のピアニスト、エズラ・ターナーのキャストを務めたのはウディ・ハレルソンです。ウディ・ハレルソンはアメリカ出身の俳優です。アカデミー賞にノミネートされた『ラリー・フリント』などが知られています。近年の出演作には『ハンガー・ゲーム』シリーズや、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』などがあります。日本語吹き替え版のキャストは井上倫宏です。

7つの贈り物あらすじネタバレ

ここからはいよいよ、映画『7つの贈り物』のあらすじをネタバレ紹介します。『7つの贈り物』の簡単なあらすじをネタバレ紹介すると「交通事故で7人を死なせてしまった男が、贖罪のために7つの贈り物として、臓器や財産を他人に提供していく」というものです。自己犠牲によって他人を救う行為が泣けると言われます。

ネタバレあらすじの紹介の前にひとつ注意点があります。『7つの贈り物』はあらすじの構成が一般的ではありません。時間順がかなり複雑に交差しているため、序盤はベン・トーマスが主人公であると勘違いさせるような演出になっています。ここではあらすじを簡単に理解するため、出来るだけ時間順に、なおかつ7つの贈り物とは何であるのかわかるようにまとめました。

ティム・トーマスは人身事故を起こす

エンジニアとして働くティム・トーマスは仕事に情熱を注いでいました。一方、愛する婚約者のサラもおり、充実した人生を送っています。ある時、ティムはサラを乗せてドライブをしていました。しかし、仕事のメールに気を取られていると、大きな交通事故を起こしてしまいました。サラを含む7人が死亡します。ティムは強い罪悪感に苛まれるようになりました。罪を償う方法について悩みます。

7つの贈り物による贖罪

事故後、ティムの弟・ベンが肺を悪くしました。ティムは弟のために肺の片方を提供します。そのことがきっかけとなり、ティムは罪を償うために恵まれない人たち、努力が報われない人たちのために7つの贈り物をすることを決めました。7つの贈り物は臓器や財産といったティムが持っているものです。ベンが最初のひとりなので、残りの6人を選ぶことにします。

弟の身分証明書を利用するティム

ティムは国税庁で勤務しているベンの身分証明書を持ち出し、税金の納入が滞っている人のリストなどを使って候補者を探しました。2人目に選ばれたのは児童福祉に携わっていたホリーという中年女性です。真面目な仕事振りや人柄を信頼したティムは、ホリーのために肝臓を差し出しました。ホリーはティムに深く感謝します。

臓器提供を続けるティム

3人目に選ばれたのはジュニアアイスホッケーチームのコーチを務めていたジョージです。ジョージは教え子が奨学金を得られるように尽力していました。ティムはジョージに腎臓を提供します。続いて4人目は白血病で苦しむ少年ニコラスです。ティムは麻酔無しで髄液を抜き取り、提供しました。

モーテルのクラゲ

引き続き、候補者を探すティム。情報を得るために、かつて肝臓を提供したホリーを訪ねました。ホリーはティムとの再会を心から喜びます。ホリーはDVに悩むコニーという女性の事を話しました。コニーを訪ねたティムは国税庁の職員を装います。初めはティムを追い払ったコニーでしたが、子供たちも危険に晒されており、最終的にはティムを頼りました。

これまでは臓器提供をしてきたティムですが、コニー親子に対してはかつてサラと住んでいた邸宅を提供します。コニーたちは夫のDVから逃れることができました。住居を失ったティムはモーテル暮らしを始めます。そこで、大家に反対されながらもハブクラゲという毒を持ったクラゲを部屋で飼うようになりました。

盲目のエズラ・ターナー

リストの中にエズラ・ターナーという人物がいました。食肉会社のコールセンターで働くエズラに、ティムは電話を掛けます。そして、盲目のエズラを挑発して反応を試します。しかし、エズラは最後まで怒ることなく対応しました。候補者に相応しいと感じたティムは、直接エズラの様子を見に行きます。エズラは盲目のピアニストでもありました。

カフェでピアノを弾いている姿をティムは眺めていました。エズラは馴染みのウェイトレスに家族にいつでも無料でピアノを教えると話しかけていました。ティムは善良なエズラの人柄を感じて、眼球を提供することを決めます。しかし、最後の贈り物がまだ残っています。

心臓病を患うエミリー・ポサ

エズラの調査と並行して、ティムは心臓病を患うエミリー・ポサと接触していました。例によって国税庁職員を装い、エズラの時と同じように、エミリーを試す悪態をつきます。エミリーの悲しそうな様子を見て、ティムは罪悪感が沸きます。エミリーの税金の追加徴収を免れるように手配します。そして、エミリーの犬の散歩を手伝ったり、庭の手入れをするようになりました。

ティムと親しくなったエミリーは、かつて愛用していた印刷機をティムに見せます。ふたりはいつしか互いに惹かれ合っていました。しかし、ある日、犬の散歩中にエミリーは倒れます。心臓病の悪化で寿命は1月程度しか残されていません。悲しみに暮れるエミリーのため、ティムはエンジニアらしく、印刷機を修理してエミリーを驚かせます。そして、互いの気持ちを伝えて結ばれました。

ティムはエミリーと共に生きたいとも考えていました。しかし、弟のダンに身分証明書のことを問い詰められて時間がありません。ティムはかねてから計画していた7つの贈り物の最後のひとつをエミリーに提供することを決めます。

7つの贈り物のラストが感動して泣ける!

ここでは泣けると噂の『7つの贈り物』の結末について紹介します。ティムは罪の意識に苦しみながらも、エミリーとの時間に喜びを感じていました。しかし、エミリーにも、ティム自身にも時間がなくなり、兼ねてから計画していた心臓の提供を決めます。ティムの命を使った『7つの贈り物』の泣けるラストをご覧ください。

ティムの最期

モーテルに帰ったティムは「これから自殺する」と救急車を手配します。バスタブに氷水を張り、床には「クラゲに触るな」と注意書きを準備しました。ティムは飼っていたハブクラゲに刺されて自殺することを決めていました。冷たい浴槽に浸かってから、バケツに用意していたクラゲを入れます。悶え苦しみながら、ティムは壮絶な最期を遂げました。

病院に運ばれたティムの身体。兼ねてから決めていた通り、眼球はエズラに提供され、心臓はエミリーに提供されました。親友のダンはティムがこうした最期を迎える計画を知っており、複雑な思いで協力していたのです。こうして、ティムは自らの命を使い果たして、7つの贈り物をやり遂げました。

移植手術を受けたエミリーとエズラの対面

心臓病を克服したエミリーはそれまでティムがしてきたことを全てダンから聞きます。その後、視力を得て子供たちにピアノを教えているエズラの元を訪ねます。ふたりは初対面ながら、互いにティムに救われた者同士であることに気付きました。エミリーは涙を流し、エズラと抱擁します。こうして『7つの贈り物』の物語は幕を閉じるのでした。

7つの贈り物の映画を観た感想や評価は?

ここでは映画『7つの贈り物』を見た人のネタバレ感想を紹介します。泣けると話題になっただけあって、見た人の多くが好意的な感想を寄せていました。その一方で、「感動作ではない」という感想も少なくありません。なぜこのように感想が別れているのでしょうか?賛否両論の感想を紹介します。

命について考えさせれて泣ける

映画『7つの贈り物』を見た人の感想には「とにかく泣ける」という意見が多くありました。主人公のティムは償いきれない罪を感じており、そのために自分の命を掛けて報われない人たちを救おうとしていました。クラゲを飼っていたことからも、早い段階で自殺を覚悟しており、壮絶な最期を見た人は「命について考えさせられる」という感想が挙がっていました。

泣ける感動作ではない

映画『7つの贈り物』を見た人の感想には「泣ける感動作ではない」という意見もありました。とにかく泣ける映画という感想とは反対の感想です。

『7つの贈り物』への批判的な感想には、「主人公の行動に共感できない」という意見がありました。ティムは独断と偏見で救う価値がある人間か否かを選別していきます。こうした行動を支持できないと感じる人は少なくないようです。

感想を述べるのが難しい

映画『7つの贈り物』を見た人の感想には「感想を上手く言い表せない」という方が多くいました。『7つの贈り物』はヒューマンドラマでありながら、ミステリーのような仕掛けがしてあるためで、ネタバレせずに感想をいうことが難しいです。

また、最後の結末についても、単純にハッピーエンドと捉えることが難しいという意見もあり、見る人の捉え方によって感想が大きく変わると言われています。

7つの贈り物は本当に泣ける作品だった!

映画『7つの贈り物』のネタバレあらすじや泣けるという見た人の感想を紹介しました。『7つの贈り物』は自分の命を犠牲にしてでも他人を救おうとする男の姿が泣ける映画でした。ただし、その行動や考え方について批判的な感想を持つ方もいます。まだ映画『7つの贈り物』を見ていないという方は、ぜひ一度ご自身の目で、本当に泣ける映画なのか確かめてみてください。

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