ゲームオブスローンズ・シーズン8の放送はいつ？あらすじやキャストをネタバレ考察

エミー賞に106部門ノミネートされ、38部門の受賞歴を誇る、海外ドラマで大人気のゲームオブスローンズ。シーズン7までは既に公開されているが、シーズン8の放送は一体いつなのか、そして気になるゲームオブスローンズ・シーズン8のあらすじや主要キャストを一挙公開。

ゲーム・オブ・スローンズは、ジョージ・R・R・マーティン著の小説『氷と炎の歌』が原作となった、アメリカのテレビドラマシリーズ。中世ヨーロッパが舞台であると思う人もいるが、ウェスタロスという架空の大陸が舞台の話である。あらすじとしては、ウェスタロスという大陸の王になる為に、諸名家が戦争や同盟を結びながら、たった一つの王座を奪い合うという話だ。

ゲームオブスローンズでも重要なその王座は「鉄の玉座（てつのぎょくざ）」と呼ばれている。ゲームオブスローンは2011年春にシーズン1の放送が始まり、最新のシーズン7は2017年7月16日に放送された。そこから約1年が経ち、ゲームオブスローンズのファンはシーズン8の公開はいつかいつかと心待ちにしている。

いつ公開されるのか？とファンが待望していたゲームオブスローンズ・シーズン8。ついにゲームオブスローンの公式ホームページにてシーズン8公開が2019年であることを発表した。2018年の冬や2019年の春に公開になるのではないかという噂も流れていたが、サンサ役のソフィー・ターナーがVarietyのインタビューで「2019年にドラマが公開される」とコメントし、HBOが正式にこの発言を認めることとなった。

ネタバレになってしまうが、ゲームオブスローンズ・シーズン8は全6エピソードとされている。シーズン1〜6は10エピソードだったが、シーズン7はいつの間にか7エピソードになっていた。しかし、シーズン7よりも少ない6エピソードになったことで、ドラマの構成を心配されていたが、１エピソードの時間が今までよりも拡大していると発表され、期待が高まっている。

ゲームオブスローンズ・シーズン7の公開が2017年7月、そしていつ公開されるのかと多くの人が待ち望んでいたゲームオブスローンズ・シーズン8は、2019年上半期に公開予定なので、約1年半以上もの歳月がかかっている。なぜそこまで時間がかかるのか？その理由は、このシーズン8がゲームオブスローンズの最終シーズンであることが大きく関係している。

いつまで続くのかと言われていたゲームオブスローンズだが、キャスト問題や制作費の高騰などが原因で、シーズン8で打ち切りになることが決まった。その為、１エピソードの内容が必然と濃いものとなる。ゲームオブスローンズはドラマとは思えない程の高度なCG技術を駆使しており、映画を見ているような感覚になる。実際にドラマを見ると、映像の美しさとCGのクオリティに驚く人が多く、制作が長くなることもうなづける。

HBOのケイシー・ブロイズ番組編成局長が、Entertainment Weeklyにゲームオブスローンズ・シーズン8の情報を少しだけ明かした。彼曰く、シーズン8の各エピソードは2時間もの長さにはならないとのこと。今までのエピソードは1時間ほどであった。また、ファイナルシーズンの予告編が2018年内に公開されるのではないかと憶測しているが、正式な発表はまだないという。

ネタバレになってしまうが、ゲームオブスローンズ・シーズン7の最終話のあらすじを紹介。デナーリスとジョンがホワイトウォーカーを倒す為にサーセイの元に出向く。サーセイは忠誠を誓ったら一緒に戦うと言うが、ジョンは、デナーリスに忠誠を誓っているから無理だと断ってしまう。

交渉は決裂に見えたたが、ティリオンがサーセイを説得し共闘することを約束された。しかし、サーセイは共闘する気などなく、密かににグレイジョイと戦略を企んでおり、そんなサーセイに愛想を尽かしたジェイミーは、１人で北に向かう。

リトルフィンガーの思惑でサンサとアリアが険悪な状況に陥る。そんな中、サンサはリトルフィンガーの口車に乗せられ、アリアを「反逆罪」で裁判にかけようとする。しかし、実際に裁判にかけられたのはリトルフィンガー。サンサは民の前でリトルフィンガーの悪事を全てバラし、処刑を命ずる。リトルフィンガーが命乞いするもアリアに喉を切られ命を経つ。

アリアとサンサがウィンターフェル城で裁判を行なっているのと同じくして、ウィンターフェルに着いたサムウェル・ターリーに、ブランがジョンの出生の秘密を明かす。ジョンはエダード・スタークの落とし子ではなく、レイガー・ターガリエンと、リアナ・スターク（エダード・スタークの妹）の隠し子であり、鉄の玉座の正式な相続者だったのだ。

ほどなくして、ブランがまた幻視を見る。すると死の軍団が壁の前に押し寄せている。ホワイトウォーカーになってしまったドラゴンの上に、ナイトキング乗ってる。ドラゴンの青い炎で壁を粉砕し、ホワイトウォーカーが遂に南下を始める。ゲームオブスローンズ・シーズン7の話はここまでとなる。

ホワイトォーカーとの戦いのあらすじとして、「長き夜」が終わったのは、最初の人々が死の軍団を倒したからではなく、両者で何らかの協定が結ばれたという理論は前々からあった。その協定に基づいて北の壁が建てられ、ナイツウォッチを配備させることになったのだと言われている。

また「ウィンターフェルは常にスタークでなければならない」は、スターク家で語り継がれてきた言葉のひとつで、ホワイトウォーカーとの協定のひとつだとも言われている。ホワイトォーカーとの戦いでキーマンになるのは「ブラン・スターク」だ。いつ彼の能力が、どのような展開を見せるのかが見所だ。

ゲームオブスローンズのラスト、は原作の『氷と炎の歌』でもまだ書かれていないのであらすじはわかっていない。ドラゴンの母であり、ウェスタロスの前王室の最後の末裔の一人である、デナーリスが最有力候補ではないかとネット上では囁かれている。

しかし、他にもレイガー・ターガリエンと、リアナ・スタークの息子であることが判明したジョン・スノウも可能性はある。ジョンの本当の名前は、ターガリエン家初代当主と同じ、エイゴン・ターガリエンであり鉄の玉座の正式な相続者だったのだ。また、サンサ・スタークやブラン・スタークではないかなど、様々な憶測が飛び交っている。

サーセイの幼少期のあらすじでは、木の魔女に未来を予言されている。その内容は「王と結婚し、３人の子供をもうけるが、３人ともあなたより早く死ぬ。 そしてあなたより若く美しいクイーンによって、その地位を追われたあげく、弟に命を奪われる。」という内容であった。いつかは明確に話されていないのだが、サーセイは予言通りロバート・バラシオン王と結婚をし、３人の子を産んだ。

しかし３人全員死んでしまう。ここまで予言が当たっている為、「若く美しいクイーンによって地位を追われる」「弟に命を奪われる」の２点も当たるのではないかと噂されている。弟はジェイミー・ラニスター、ティリオン・ラニスターの２名だが、どちらかがこの予言通りサーセイの首を取る可能性は高いと言える。果たしてその時がいつになるのだろうか。

ここからはゲームオブスローンズ・シーズン8に出演するキャストのあらすじ・ネタバレ公開。

エイリス・ターガリエン二世の娘であり、古ターガリエン王朝、ウェスタロスの前王室の最後の末裔の一人である。銀の髪と紫の瞳、陶器のような白い肌の美貌で知られる。ドラゴンを操るたった一人のドラゴンの母となってデナーリスな、有能な家来と大兵を手にし、我が子であるドラゴンを従え、「鉄の玉座」を狙っている。ジョン・スノウとの叔母であることが判明している。

レイガー・ターガリエンと、リアナ・スターク（エダード・スタークの妹）の隠し子。デナーリスの甥にあたる。第998代〈冥夜の守人〉総帥に選ばれ、ホワイト・ウォーカーと戦うために、野人などと同盟を結ぶ。一度仲間による暗殺で命を奪われるが、メリサンドルの魔術により蘇生される。一度死亡したことにより〈冥夜の守人〉の誓約から解放されたジョンは、自ら着ていた黒衣をエッドに託し、その場を去る。

エダード・スタークとキャトリン・スタークの長女としてウィンターフェルで生まれた。兄にロブ、妹にアリア、ブランとリコンの2人の弟、そしてジョン・スノウという腹違いの兄がいる。シーズン1では13歳で良い妻になるための教育を受け、自身も熱心に指導を受けていた。そして、エダード・スタークが王の手として王都に呼ばれたのをきっかけに王都に同行し、そこからサンサの悲劇の人生が始まる。

キャトリンとエダード・スターク卿の第三子で、次女である。姉はサンサ・スターク、兄のロブ・スタークと２人の弟、ブラン・スタークとリコン・スターク、そして異母兄弟はジョン・スノウ。アリアは政略結婚を拒み、彼女自身の運命を生きる道を選ぶ。彼女は家族を殺されたことがきっかけで、自分が殺す人のリストを作っている。そのリスト全員に復習をする為に、顔を変えることのできる能力を身につけた。

狂王に殺害されたエダードの兄ブランドン・スタークにちなんで命名されている。エピソード1で城壁から落ち、足が動かなくなってしまうという衝撃のスタートを切った彼だが、現在は「三つ目の鴉」として過去や未来を見ることができるようになっている。

ラニスター家の長女であり、女帝。1−6全シーズンを通して、重要な登場人物である。ジェイミー・ラニスターの双子の姉、ティリオン・ラニスターの姉、そしてタイウィン・ラニスター公の娘である。ロバート・バラシオンの妃となり3人の子を設けるが、いずれもジェイミーとの間に出来た子供である。 ロバート王亡きあと、３人の子供も亡くなってしまい、以降、自ら王位を継承する。　

ジェイミーは「王の楯」の騎士であり、タイウィン・ラニスターの長男、そしてサーセイ・ラニスターの双子の弟でティリオン・ラニスターの兄である。エイリス・ターガリエン2世の王の楯であったが、キングズランディングの略奪の際にエイリスを裏切って殺し、人々から王殺しと呼ばれるようになる。サーセイとは若いころから近親相姦関係にあり、王妃の三人の子供たちの実の父親である。

タイウィン・ラニスター公の第3子。姉はサーセイで、兄はジェイミー。父の政治的策略の才を受け継いでいるが、その醜さ、舌鋒の鋭さ、売春婦好きのため、そして出産が母親の死を招いたゆえに、父タイウィン、姉サーセイから憎まれている。しかし兄ジェイミーだけは常に優しく、彼にとって唯一の心安らぐ家族。現在はデナーリスの右腕としてサーセイと対立の立場にある。

シオンは鉄諸島の領主であるベイロン・グレイジョイの末の息子で、ヤーラ・グレイジョイの弟。女好きであり、名家の息子であることを鼻にかける傲慢な性格だが、熟達した射手でもある。〈五王の戦い〉では親友でもあり、忠誠を誓ったはずのロブ・スタークを裏切って北部を攻撃する。

彼は最初の人々の一人だったが「森の子たち」に捕らえられてドラゴングラスを胸に埋め込まれ、ホワイト・ウォーカー化させられてしまう。「森の子たち」は子どもたちを虐殺する「最初の人々」から自分たちを守ってもらうためにホワイト・ウォーカーを作り出したのだった。しかしホワイト・ウォーカーたちはすぐに「森の子たち」に敵意を向け、後に「長い夜」と呼ばれる時代をもたらす。

森の子らは、ウェスタロス大陸にもともと住んでいたとされている、謎に包まれた非人間。ロバートの反乱より12000年前、最初の人々が大陸に移住してきたとき、すでにウェスタロスに存在していた。 しかし森に追いやられた森の子らは壁の向こう側で耐え忍び、そのうちの幾人かは三つ目の鴉に仕えていたというのが事実だ。しかし、主人の暗殺の際に殺されたために、森の子らは絶滅したように思われる。

エイゴン征服王は3頭のドラゴンをウェスタロスへ連れて行き、七王国の統一に用いた。現在、ドラゴンは絶滅したと信じられていたが、デナーリスは3頭のドラゴンの卵を孵すことに成功し、世界にドラゴンを甦らせた。その中の１頭は夜の王との戦いで倒れ、ホワイトォーカー化している。

シーズン8の撮影は既に終了している。あとは2019年の公開を待つだけだ。今までにない最大のスケールと発表されているが、映像ももちろん、ホワイトウォーカーと鉄の玉座、この２つの大きな戦いをどのような結末で終えるのだろうか。