勝手にふるえてろの映画感想をネタバレ紹介!評価やあらすじは?【松岡茉優】

2017年12月に公開された、松岡茉優の初主演映画『勝手にふるえてろ』のあらすじ、感想を紹介します。松岡茉優演じる“こじらせ女子”が、現実と妄想の恋愛世界でふるえ苦しむ暴走ラブコメディ。脳内片思いの決着の行方は?リアル恋愛はできるのか?予期せぬ現実を突きつけられ、制御不能になった“こじらせ恋愛”の暴走に注目です。今回は、そんな松岡茉優初主演映画『勝手にふるえてろ』のあらすじをネタバレも含めて紹介します。映画の感想、評価もまとめました。

勝手にふるえてろの映画感想をネタバレ紹介!評価やあらすじは?【松岡茉優】のイメージ

目次

  1. 勝手にふるえてろの映画感想をネタバレ紹介!松岡茉優の評価について
  2. 勝手にふるえてろの映画キャストは?
  3. 勝手にふるえてろの映画のあらすじを紹介!
  4. 勝手にふるえてろの映画を見た人の感想は?
  5. 勝手にふるえてろの松岡茉優などキャストの評価は?
  6. 勝手にふるえてろの映画感想をネタバレまとめ!

勝手にふるえてろの映画感想をネタバレ紹介!松岡茉優の評価について

芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を、松岡茉優を主演に映画化した「勝手にふるえてろ」は、恋愛経験のない主人公が妄想とリアルの2つの恋愛に悩み暴走するラブコメディです。この作品は、第27回日本映画プロフェッショナル大賞で、作品賞と主演女優賞のW受賞を、さらに第30回東京国際映画祭コンベティション部門で、観客賞受賞を果たしています。話題の映画「勝手にふるえてろ」を、ネタバレを含むあらすじをご紹介します。

「勝手にふるえてろ」の作品情報

2017年公開作品、映画『勝手にふるえてろ』は、綿矢りさ著の同名小説を実写映画化したものです。監督、脚本は『恋するマドリ』『モンスター』などを手掛けた大九明子監督です。出演は松岡茉優をはじめ、渡辺大知(黒猫チェルシー)、北村匠海(DISH//)、石橋杏奈、趣里、古舘寛治、前野朋哉、片桐はいり、柳俊太郎など個性派揃いの豪華なキャストになっています。主題歌は、黒猫チェルシーの「ベイビーユー」です。

松岡茉優初主演映画「勝手にふるえてろ」の大九明子監督

1968年10月8日、神奈川県横浜市生まれ。明治大学政治経済学部卒業。スクールJCAに1期生として入学、女優、タレントとしてバラエティ番組に出演の経験もあるという経歴です。その後、監督へと転身。1999年作、映画「意外と死なない」で監督デビュー。「恋するマドリ」「東京無印女子物語」「モンスター」「ただいま、ジャクリーン」「でーれーガールズ」などを手掛けています。

勝手にふるえてろの映画キャストは?

映画『勝手にふるえてろ』のワールドプレミアが2017年10月30日にTOHOシネマズ六本木にて行われました。主演の松岡茉優をはじめ、渡辺大知、北村匠海、石橋杏奈、そして大九明子監督が登壇しました。個性派揃いのキャストをご紹介します。

松岡茉優/「勝手にふるえてろ」江藤良香・ヨシカ役

1995年2月16日、東京都生まれ。B型。2007年「受験の神様」(TVドラマ)で子役デビュー後、「おはスタ」のおはガールを約2年間続けた。2012年、映画「桐島、部活やめるってよ」、「悪の教典」に出演、TVドラマ「あまちゃん」で一躍有名に。その後も、ドラマ「水族館ガール」、映画「ちはやふる」、NHK大河ドラマ「真田丸」と幅広く活躍。映画「勝手にふるえてろ」で映画初主演を果たす。

渡辺大知/「勝手にふるえてろ」二役

1990年8月8日、兵庫県生まれ。O型。ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカル。2009年、映画「色即ぜねれいしょん」で、演技未経験ながらも主役を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後NHK連続テレビ小説「まれ」に出演。2015年には舞台「男子!レッツラゴン」で初舞台初主演を果たす。また同年、自身初監督作「モーターズ」が公開となる。「勝手にふるえてろ」では、主題歌「ベイビーユー」を手掛ける。

北村匠海/「勝手にふるえてろ」イチ役

1997年11月3日、東京都生まれ。B型。ダンスロックバンド「DISH//」のリーダー。2008年、映画「DIVE!!」でスクリーンデビュー。2016年にはドラマ「ゆとりですがなにか」、映画「信長協奏曲」、「セーラー服と機関銃ー卒業‐」など話題作に立て続けに出演。2017年公開映画「君の膵臓をたべたい」では、初主演を果たし話題に。映画「恋と嘘」「OVER DRIVE」と出演作が続く注目の若手俳優の1人。

石橋杏奈/「勝手にふるえてろ」月島来留美役

1992年7月12日、福岡県生まれ。A型。2006年、ホリプリタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞。映画初出演で初主演を務めた「きみの友達」では、第30回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。雑誌「セブンティーン」の専属モデルとしても活躍。「LIFE!~人生に捧げるコント」ではコントにも挑戦中。映画「陽だまりの彼女」「L・DK」、ドラマ「俺の先生」「きみが心に棲みついた」など多くの作品に出演。

勝手にふるえてろ(その他キャスト)

1990年9月21日、東京都生まれ。O型。父は水谷豊。母は伊藤蘭。幼少よりクラシックバレエを学び、ヨーロッパにバレエ留学経験もあり。舞台を中心に幅広く活躍中。2016年には、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演。ドラマ「リバース」「過ちスクランブル」「ブラックペアン」など出演が続く。今作では得意のバレエを披露するシーンもあり注目される。

1968年3月23日、大阪府生まれ。AB型。平田オリザ主宰の劇団青年団に所属。舞台演出も手掛ける。舞台を中心に映画、ドラマと幅広く活躍、日本の映画・演劇界になくてはならない存在の1人。映画「マイ・バック・ページ」「夢売るふたり」「淵に立つ」「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」「海よりもまだ深く」などなど。人間ドラマからコメディまで様々なジャンルで、存在感を発揮する。

1963年1月18日、東京都生まれ。B型。大学演劇部から劇団「ブリキの自発団」に所属後、役者の道に。個性派な顔立ちに、コミカルな演技、唯一無二の存在感で数々の映画、ドラマに出演。主な出演作には「ケイゾク」「かもめ食堂」「小野寺の弟、小野寺の姉」「シン・ゴジラ」、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」「とと姉ちゃん」など話題作にはだいたい出演。どんな役でもハマる名脇役として活躍中。

勝手にふるえてろの映画のあらすじを紹介!

ヨシカは、2つの恋に悩んでいました。そのお相手は、中学生の頃からずっと思いを寄せている「イチ」と、会社の同期で人生初告白を受けた「二(に)」です。恋愛経験ゼロのヨシカは、初告白された!とリアル恋愛に浮かれながらも、「イチとの結婚式では、心変わりされたらどうしようと、監視役続けなきゃ。でも、ニとなら他人ごとのように結婚式を楽しめるの。」などと、勝手に結婚の心配までする始末です。

そんな時、ヨシカは自宅のアパートでボヤ騒動を起こしてしまいます。「人はいつ死ぬかわからない。一目でいいから今のイチにあって、前のめりに死んでいこう!」と急なやる気を奮い立たせ、姑息な方法で同窓会を開催することを思いつきます。10年間思い続けていたイチとの再会、そこには思いもよらない現実が待っていました。

勝手にふるえてろのあらすじ(脳内恋愛編)

ヨシカとイチは中学校の同級生です。オタクで目立たないヨシカは、人気者のイチには近づく事も出来ず、密かにイチを主人公にした「天然王子」というマンガを日々悶々と描いていました。そんな日常の中で、イチと話す機会が訪れます。イチと自分の間だけの秘密を大事に大事にするヨシカは、みんなから注目されているイチを自分だけは見ないように、視野の端で捕らえる手法「視野見」という技を生み出します。

そして、体育祭の日、ヨシカの人生を狂わす事件が起きます。校庭で、先生の長い話を体育座りで聞いていた時、後ろにいたイチがヨシカの運動着を引っ張ります。そして振り返るヨシカに「オレを見て」と言ったのです。ヨシカはご褒美をもらったと喜び、そこから10年間イチへの思いをこじらせていくのでした。

勝手にふるえてろのあらすじ(リアル恋愛編)

会社では経理の仕事をしているOLヨシカは、数字を計算し、ランチを食べ歯磨きし、女子ロッカー室で謎の集団昼寝をするという、変わり映えしない毎日を過ごしていました。同僚の名前にも興味がなく、あだ名で済ますヨシカの前に、1+1を間違えたあだ名「ニ(に)」が現れます。

同期会の飲み会で、ヨシカは「ニ」に人生初の告白をされます。「君に近づきたくて同期会を開催したんだ。」「写真送るからLINE教えて。」と猛アタックされ、ヨシカは戸惑いながらも人生初告白に浮かれまくります。しかし同時に、10年間思い続けてきた「イチ」への思いがふるえだすのです。リアル恋愛が妄想恋愛を加速させ、予期せぬ方向へ進んでいくのでした。

勝手にふるえてろのあらすじ(会社の友達関係編)

会社の同期、来留美とは恋愛相談も出来る唯一の友達のはずですが、来留美の好きな相手の名前も覚えない、告白するという飲み会には立ち会うものの興味がなく、途中で帰ってしまいます。そんな友達関係もこじらせ気味なヨシカは、のちに彼女の言動に傷つきとんでもない行動に出るのです。

勝手にふるえてろのあらすじ(ヨシカの日常編)

ヨシカは、行きつけのカフェの金髪店員に、「イチ」と「ニ」の2人の彼氏の間で結婚を迷っているのと相談をします。彼女には、モテル自慢にリア充アピールと饒舌に話せます。なぜか、彼女はいつもニコニコ話しを聞いてくれます。金髪の髪も触らせてくれます。ヨシカの思いに応えてくれるのです。お客と店員の関係を超えて親身になってくれる彼女とは、どこか嘘くさい関係です。

いつもの場所で朝夜関係なく釣りをしている釣りのおじさんがいます。ヨシカは、毎日あいさつを交わし、今日の気分を伝えます。釣りのおじさんはいつもニコニコ、答えてくれます。嬉しい時は一緒に喜び、悲しい時は慰めてくれます。取り留めない会話も大事にしてくれる釣りのおじさんとは、どこか嘘くさい関係です。

最寄りのコンビニ店員は、眉毛がつながり、三つ編みおさげの特殊な容姿です。彼は、とてもノリが良く、ヨシカの喜びを自分のことのように一緒に喜んでくれます。初告白に浮かれるヨシカと一緒に踊ってくれるのです。おひとり女子の貧相な買い物姿も、ニコニコと迎えてくれます。毎日顔を合わせる仲良しなコンビニ店員とは、どこか嘘くさい関係です。

同じアパートの隣の住人は、いつもオカリナを吹いています。ヨシカが付けたあだ名は「オカリナ」です。アパートの前で植物を育てたり、オシャレをしたり、日々を丁寧に暮らしている様子がわかります。内に籠りっぱなしのヨシカとは正反対の位置づけです。どこかヨシカもよそよそしく振る舞っています。そんなお隣さん、本名は「岡里奈」なのでした。名前の通り素直に生きている彼女は、唯一どこかリアルっぽい存在です。

ヨシカのどこか嘘くさい日常は、他にも最寄りの駅の駅員、いつも乗るバスで隣になる編み物おばさん、マッサージの整体師など、ヨシカに関わるに人たちで成り立っています。でも、人付き合いが苦手なヨシカにしては、どこか嘘くさい関係ばかりです。そんなヨシカの趣味は、ネットで絶滅危惧種を検索することです。購入したアンモナイトの渦をぐるぐるなぞることが幸せなのでした。そんなヨシカの日常の中に、変化が訪れます。

映画「勝手にふるえてろ」のあらすじと感想を紹介/恋の結末ネタバレ注意

変わり映えしない日常の中、ヨシカに事件が起こります。アパートでボヤ騒動を起こしてしまうのです。どうにか消火活動を終えたヨシカは、「どうせ死ぬなら、前のめりで死にたい」と急なやる気を起こし、イチとの再会を果たすべく行動に出ます。まず、海外に転校した同級生の名前でSNS上で同窓会を提案します。さらに、イチの絶対出席を画策し当日を迎えるのでした。

イチとの再会を果たしたヨシカは、イチが自分と同じ東京に住んでいることを利用し、無理やり東京チームを集め写真を撮ります。さらに写真を送るからLINE交換しようとLINEをゲットします。くしくもここまでの作戦は、ニがヨシカに接近した方法をパクったものでした。東京チームでの再会も約束し、ヨシカの脳内恋愛がリアル恋愛へと変わりだした瞬間です。

勝手にふるえてろのあらすじ(加速するイチとの関係編)

東京チームでの家飲みの日、ニに偶然会うというリアル恋愛らしい展開に動揺しつつ、ヨシカはイチとの距離を縮めていきます。中学生時代、目立つのは嫌でイジメにあっていた気分だったと告白するイチに、視野見していた自分を棚に上げヨシカは、私だけはわかっていたと確信します。「キミだけ俺を見ていなかったよね。」イチは体育祭の出来事も憶えていたのです。

勝手にふるえてろのあらすじ(脳内妄想恋愛の結末編)

イチとの会話を楽しむヨシカは、なんと絶滅危惧種が好きという奇妙な趣味まで一緒という現実に、幸せの絶頂を感じるます。しかし、イチの自分を呼ぶ「呼び方」に違和感を覚え、「イチって人を呼ぶ時、キミっていうタイプ?」と聞いてしまうのです。イチの答えは「あっ、ごめん。名前なんだっけ?」でした。

10年間思い続けていた人に名前すら憶えてもらっていなかったのです。共通の秘密も、私だけの天然王子も、私が一番彼を理解していると思っていたことも、結局自分一人の妄想でしかなかったのです。深く傷ついたヨシカは消えてなくなりたいという思いをこめて歌います。タイトルは「アンモナイト」です。

ミュージカル風になるこの展開では、これまでのヨシカの日常がどこまでが妄想でどこからが現実かが浮き彫りになっていきます。「この恋、絶滅すべきでしょうか?ねぇ?アンモナイト。生き抜くすべを教えてよ。」カフェの金髪店員との関係も、釣りのおじさんとの関係も、コンビニの店員との関係も、すべてがヨシカの脳内妄想なのでした。

ヨシカは、「話しかけたかった、仲良くなりたかった、そんなの無理でしょ。そんな勇気、私にはない。」と歌にのせて思いをぶちまけます。「誰にも見えてないみたい。どれだけねじれれば生きやすくなるの?日常は異常。異常巻きの日常。」現実に嫌気がさしたヨシカは、ニの存在を思い出すのでした。

勝手にふるえてろのあらすじ(ニとの関係編)

自分のことを思ってくれるニの存在は、ヨシカにとって次第に心地良いものになっていきます。二は、ヨシカが右胸に赤い付箋をつけた姿に惹かれたと、赤い付箋をプレゼントをします。ときめきはないけど、くすっとくるニの存在に、ヨシカは付き合うことを決意します。喜んだニはヨシカにキスをせまるのですが、パニック状態になったヨシカは、絶叫し逃げ帰ってしまいます。

勝手にふるえてろのあらすじ(暴走するヨシカ編)

翌日会社で、ニはヨシカに謝るのですが、なぜかヨシカに男経験がないということを知っていたのです。そのことを知っているのは、会社の友達・来留美しかいないはずです。来留美に秘密をばらされた怒りと、ニごときの男に知られた恥ずかしさで、ヨシカのプライドはボロボロになります。

ヨシカの暴走が始まります。会社には妊娠したと嘘を付き、社内中に噂が流れる中、有給休暇という中途半端な休みをとり引きこもります。でも、自分の孤独さに押しつぶされ、とうとうニに電話をかけるのでした。しかし、ヨシカが妊娠したと勘違いしているニは、着信拒否にしていました。着信拒否されていた事実にブチ切れたヨシカは、会社に電話しニを呼びつけます。

雨の中、アパートまで来てくれたニに、右胸に赤い付箋を付けたヨシカは自分の思いを感情のまま吐き出します。「私のこと好きなんでしょ?私の汚い内面も知らないで好きだと言うな。」と自分勝手な告白です。それでもニは「妙な嘘をつかれても、理屈なしで惹かれている。全部受け入れるなんて無理、でも好きになった時点で99%は受け入れている。」と真正面から受け止めます。

勝手にふるえてろのあらすじ(暴走の終結編)

思いが溢れる二は、いきなり玄関を開け「おれと子供つくろーぜー!」と叫びます。右胸の赤い付箋がニの濡れたシャツに落ちじわじわと染みていきます。ヨシカの心にもニの思いが染みていきます。ヨシカは初めてニの名前を呼びます。「霧島くん。」これが現実、リアルな恋愛の姿でした。「勝手にふるえてろ。」ヨシカはつぶやき、自分から霧島くんにキスをするのでした。

勝手にふるえてろの映画を見た人の感想は?

松岡茉優初主演映画「勝手にふるえてろ」好評な感想(女性編)

主人公ヨシカの「こじらせ女子」に共感の声が多いようです。ヨシカは、不器用で生きにくそうけど、どこか愛おしい存在の主人公なのでしょう。

劇中の音楽は視聴者にとても評判で、主人公のように恋愛に怯えて震える弱さの描写は、恋に臆病な女子たちの心まで震えさせました。

松岡茉優初主演映画「勝手にふるえてろ」好評な感想(男性編)

映画『勝手にふるえてろ』の評価は、共感が持てる、私も妄想女子ですといった女性からの評価が多いです。男性からの評価は、松岡茉優ちゃんが可愛い、こんな彼女なら妄想女子でもOKといった意見も目に付きました。

松岡茉優初主演映画「勝手にふるえてろ」心に残るシーンの感想

ヨシカの覚悟を感じるチョイスだと評判です。「新正堂」さんは大正元年より創業している老舗で、なんと「忠臣蔵」の浅野内匠頭が切腹された田村屋敷跡地にあたるそうです。ここでの店員さんとのやり取りも印象的なシーンだと評判でした。

松岡茉優初主演映画「勝手にふるえてろ」不評な感想(女性編)

女子からの評価では、感情移入しすぎてツライや、イチのバカ!など不評とは言えませんが、こんな感想も多かったです。また、年齢によっても変化があるようです。ヨシカと同世代、20代、30代の女性の支持が圧倒的にある作品です。

松岡茉優初主演映画「勝手にふるえてろ」不評な感想(男性編)

男性の評価も女性と同じく不評は少ないように感じました。主人公は女性ですが、「こじらせ男子」のみなさんも結構存在しているようで、共感の声が多数です。松岡茉優さんが可愛すぎて、所詮映画の世界と脳内妄想に引きこもってしまいそうという意見も見られました。

勝手にふるえてろの松岡茉優などキャストの評価は?

松岡茉優さんが「こじらせ女子」を見事に泥臭く演じていて、初主演映画にして代表作と言っても過言ではないと評判でした。ミュージカル風に表現する場面は、せつない表情と力強い声が迫力満点で、ニの役の渡辺大知さんは、真っすぐだけどどこかダサイという絶妙さが視聴者にとって高評価だったようです。

そして、なんと言っても、片桐ハイリさんのオカリナにイラッとして癒されると話題でした。1シーン1シーンちゃんと理由があって、何度も見直したい映画という意見もありました。

松岡茉優の演技力が凄い!

松岡茉優初主演映画として各メディアで話題になったこともあり、もともとの「マユラー」だったファンに加えさらに多くのファンが増えた作品になったともいわれています。表情豊かな演技に目が離せなかったと評判です。

こちらは絶滅危惧種好きという特異なキャラクターを演じきった松岡さんを讃えている感想です。難しい役どころを見事に演じきった彼女は様々な人に衝撃を与えています。

勝手にふるえてろの映画感想をネタバレまとめ!

今回は勝手にふるえてろのあらすじを紹介しましたがいかがだったでしょうか?不器用でまわりの人に興味を持たずアンモナイトのような固い殻に閉じこもった性格のヨシカが、リアル恋愛に向き合うことで、自分の殻を破り一歩踏み出す姿が痛々しく、美しく描かれています。自分が変われば周りも変わる。他人に興味を持ち名前を憶える。そんなリアルな思いを感じられるこの映画を是非ご覧ください。

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