2018年03月25日公開
2018年08月29日更新
キングダムの王騎(おうき)の魅力とは?美しい最後と名言・名シーンまとめ
キングダムの超人気キャラクター・王騎(おうき)将軍について、その魅力、名言・名シーンを紹介していきます。キングダム作中では最後を迎えてしまった今で尚、絶大な人気を誇る王騎将軍の魅力について、もう一度物語を振り返りながら思い出していきましょう!
目次
- キングダムで描かれる王騎(おうき)将軍とは?
- 王騎(おうき)将軍とキングダム主人公「信」との関係
- 史実上の王騎(おうき)将軍とは?
- 【キングダム・名シーン】自由奔放な王騎(おうき)将軍の自信溢れる名言
- 【キングダム・名シーン】政を大王と認める王騎(おうき)将軍
- 【キングダム・名シーン】王騎(おうき)将軍の進軍シーン
- 【キングダム・名シーン】飛信隊(ひしんたい)の誕生
- 【キングダム・名シーン】王騎(おうき)将軍と摎(きょう)の関係
- 【キングダム・名シーン】龐煖と王騎(おうき)の一騎打ち
- 【キングダム・名シーン】逆境であっても笑う王騎(おうき)将軍
- 【キングダム・名シーン】最後まで戦い続ける王騎(おうき)将軍の姿
- 【キングダム・名シーン】次世代に遺志を託す王騎(おうき)将軍の最後の教え
- 【キングダム・名シーン】王騎(おうき)将軍:最後の名言
- 王騎(おうき)将軍の関わる名言や名シーン
- キングダムで描かれる王騎(おうき)将軍という存在
- キングダムの王騎(おうき)の魅力は無限大!
キングダムで描かれる王騎(おうき)将軍とは?
キングダムに登場する王騎(おうき)将軍とはどんな人物でしょうか?王騎将軍は秦の昭王の時代から活躍大将軍です。かつては秦の六大将軍として各国に恐れられた将軍達の最後の生き残りで、政が皇帝になった後でも”秦の怪鳥”として各国に恐れられています。その風貌、姿は奇抜で、口調はオカマ口調、キングダム作中の中でもかなり目を引く存在です。
キングダム初登場時の王騎(おうき)将軍
初回登場時の王騎将軍は政を反乱から助ける昌文君を邪魔する、敵方として登場します。王騎は昭王の時代の戦で中華全土を駆け巡った気持ちが忘れられず、共に肩を並べて戦った昌文君に刃を向けます。昌文君は現・秦王の政が昭王を凌ぐ王になると王騎に告げ、王騎は後に政を認め、共に歩むことを誓います。上画像のように初回登場時の王騎将軍とはかなり不気味な、まさに怪鳥といった描かれ方をしています。
王騎(おうき)将軍とキングダム主人公「信」との関係
キングダムで描かれる信と王騎(おうき)将軍の出会いは信の初戦のときでした。一兵卒であった信に対して王騎将軍は将とは何かを語り、信の中での大将軍という存在を形作ります。その後、百人将になった信を鍛え、最初に存在を認めたのも王騎将軍です。キングダムのストーリーの中では王騎将軍は信の目標であり、師のように描かれる大事な存在となっています。
史実上の王騎(おうき)将軍とは?
キングダムの王騎(おうき)将軍は信を導く大将軍となっていますが、史実上ではどのような人物だったのでしょうか?意外なことに王騎将軍の史実としての戦跡(せんせき)は”趙の邯鄲(かんたん)を包囲した”と残るのみです。秦王嬴政(えいせい)に認められ将軍になったこと、二年後に死んだことも記録に残っていますが、キングダムで描かれるような非常に魅力的な大将軍のイメージとはかなりの差があります。
【キングダム・名シーン】自由奔放な王騎(おうき)将軍の自信溢れる名言
私はただあの丘に登りたいと思っただけですよォ途中で邪魔なものは排除いたしますが
麃公将軍と呉慶将軍の戦いの場に突如、現れた王騎将軍。あくまで戦に参加する気はないといいながらも、自由奔放で強気な発言のもと戦場へと乗り出します。この時、王騎将軍は初めてキングダム主人公・信と邂逅し、信のその後の姿を示します。ちなみに、後の巻でこの時、王騎将軍はかつての敵で趙の元三大天・廉頗(れんぱ)を慰めるため、わざわざ軍を動かしたと描かれます。
王騎将軍の人柄、かっこよさが溢れている名シーンです。滅茶苦茶な論理を展開する王騎将軍ですが、それを言って許されるような貫禄と実力を兼ね備えています。横に控える騰の”完璧な言い訳です”と答えるところも王騎軍、独特のコミカルさ、自信を表しています。王騎軍の魅力が伝わってくる名シーンです。
【キングダム・名シーン】政を大王と認める王騎(おうき)将軍
王弟・成蟜(せいきょう)が反乱を起こした時、戦いを求め政の敵方に回っていた王騎将軍ですが、昌文君の政に対する態度から秦王・政に対して興味を持ちます。そんな最中に龐煖率いる趙軍が秦へと侵攻を始めます。王騎(おうき)将軍は昌平君により総大将に任じられ、政に昭王の遺言を伝えます。その時、王騎は政に対して”私が仕えるに値すると思う王にのみ伝えよ”と昭王に言われたと言い、こう政に告げます。
キングダム作中では、王騎将軍の死を知った政が回想する場面で登場する名シーンとなっています。政がまだ何の権力もない時分であったものの、王騎将軍は政が自分が仕えるに値する大王だと認め、共に天下を目指そうと希望を語ります。隠居同然だった王騎将軍が希望を語る、名言、名シーンとなっています。
【キングダム・名シーン】王騎(おうき)将軍の進軍シーン
全軍前進
趙軍討伐を命じられた王騎(おうき)将軍は子飼いの王騎軍を率いて戦場・馬陽(ばよう)へと向かいます。主人公・信達が所属する歩兵部隊からは地平を覆いつくすほどの騎兵が見え、ついに王騎将軍が全軍に合流します。王騎将軍は歩兵に囲まれ、全軍の先頭に立つと、全軍に向かって厳かにこう命令します。
麃公(ひょうこう)将軍と呉慶(ごけい)将軍の戦いの際には、王騎将軍は信にとっての大将軍そのものでしたが、この名シーンでそのイメージが読み手にも伝わってきます。全軍を率いる王騎将軍の堂々たる姿は、信にも読者にも大将軍がどんな存在か、どれだけ魅力的かが分かる名シーンとなっています。
【キングダム・名シーン】飛信隊(ひしんたい)の誕生
『飛信隊』この名をあなたの隊に与えます
百人隊の隊長となった信は、王騎(おうき)将軍とはじめて戦場を共にすることとなります。昇格したとはいえ、わずか百人の隊でしたが、王騎将軍は本体を離れ、信の元に訪れます。王騎将軍は信を見つけると重要な任務を任せます。それは、敵将・馮忌(ふうき)の首を打つことでした。自信をもって重要任務を受ける信に対して、王騎将軍は褒美をやるといい、こう告げます。
言わずと知れた「飛信隊」その誕生シーンです。たった百人の信率いる飛信隊でしたが、このあと命掛けで、王騎将軍から受けた任務を全うします。その後も快進撃を続ける飛信隊でしたが、これが飛信隊としての最初の功績となります。王騎将軍の慧眼もそうですが、信と王騎将軍の師弟のような関係が垣間見れる名シーンとなっています。
【キングダム・名シーン】王騎(おうき)将軍と摎(きょう)の関係
王騎にとっての摎という存在
摎(きょう)は後に秦国で最も苛烈な将と言われ、六大将軍となりますが、幼いころから王騎(おうき)に仕える召し使いの子でした。摎は幼い時分から王騎と共に訓練を重ね、武芸の達人となりますが、そのもっと前から王騎を想っていました。摎はある日、大将軍を目指す王騎に対してこう告げます。
王騎(おうき)将軍は本気にしていないような態度で、摎に”いいですよォー”と答えますが、摎はこのときの思いを抱えて、大将軍を目指すことになります。摎はこの後、戦いの才を発揮し見事、大将軍としての地位に上り詰めます。王騎にとってこのときの摎は既に大きな存在となっており、婚約者としてその存在を認めるようになっていました。そのことが、次の名言、名シーンから分かります。
いよいよ最後の一つですね
六大将軍として活躍を続ける摎は数々の武勲を重ね、ついに宣言どおり百個目の城をとるまであと一個にまで迫ります。王騎(おうき)将軍はそんな摎のもとを訪れ、次の戦では自分が副将を務め、摎が大将となることを告げます。言葉の出ない摎に対して、王騎は去り際にこう摎に告げます。
摎はその言葉を聞き王騎(おうき)のいない陣営で涙を浮かべます。急に泣き出した摎に対してその場にいた昌文君はどうしたのか聞くと摎は”憶えていて下さったんだ。…しかも、数まで…”と答えます。幼いときの約束を憶えており、摎の気持ちを汲み取っていた王騎の痺れるような名言です。王騎の優しさ、情の深さが伺えます。約束を果たすことはありませんでしたが、そのことも踏まえて悲愛の名シーンとなっています。
【キングダム・名シーン】龐煖と王騎(おうき)の一騎打ち
前項の王騎(おうき)と摎の魅力的な物語を悲愛に終わらせた人物こそ、趙の新三大天・龐煖でした。摎の本陣を襲い、摎をたった一騎で討ち取った龐煖(ほうけん)は、王騎の逆鱗にふれ、顔面に一刀の傷を受けることになります。王騎は趙軍が侵攻した今でもそのときの怒りを胸に燻らせており、キングダムで描かれる両軍の戦のストーリーをより魅力的なものにしています。
意外と軽いんですねェ
キングダムで描かれる王騎(おうき)将軍の最大の名シーンといえば、やはり龐煖と王騎将軍の一騎打ちのシーンです。侵攻してきた趙軍の討伐に出た王騎将軍は超軍総大将・龐煖と秦軍総大将・王騎の一騎打ちを演じることになります。龐煖は自分の武を証明するためにのみ、戦場に立つ将軍ですが、王騎と龐煖の間には深い因縁がありました。摎の仇でもある龐煖に対して王騎将軍は一度、打ち合うと次のように告げます。
王騎(おうき)将軍は龐煖と一度打ち合い、龐煖を馬ごと弾き飛ばすと”意外と軽いんですねェ”と龐煖に告げます。普段、飄々として掴みどころの無い印象を持っている王騎将軍ですが、このときだけは怒りを爆発させ、龐煖へと刃を向けます。口調こそ軽いですが、その描写から王騎の並々ならぬ怒りが感じ取れる名シーンです。この後の王騎将軍と龐煖の一騎打ちでも次々と魅力的な名言が飛び出すこととなります。
【キングダム・名シーン】逆境であっても笑う王騎(おうき)将軍
我(われ)正(まさ)に死線に在り
敵将・龐煖(ほうけん)と一騎打ちを続ける王騎(おうき)将軍でしたが、常に伏兵がいることに気付き、早く龐煖を打ち倒し逆境を抜け出そうと考えていました。ところが、龐煖の武力は想定よりも強く、王騎将軍と秦軍は李牧率いる別働隊に攻め込まれ、最大のピンチを迎えてしまいます。秦軍全体が突然現れた別働隊に攻められ混乱に陥る中、王騎将軍はただ一人笑いながらこう思います。
全軍が混乱している最大の逆境の中でも笑える強さ、そして自らが死線にあることすら認識しつつも前を見つめるあり方が描かれた、キングダムの中でも非常に印象的でカッコいい名シーンです。大将軍の在り方、王騎将軍の強さが前面に押し出されています。大将軍としての器の大きさやあり方とは、逆境の中でこそ試されるのかもしれません。キングダム主人公の信も逆境を笑えるような大将軍になっていくのでしょうか?
【キングダム・名シーン】最後まで戦い続ける王騎(おうき)将軍の姿
ここはまだ死地ではありません
秦軍が別働隊の侵攻により混乱する最中、龐煖(ほうけん)との一騎打ちを続ける王騎(おうき)将軍でしたが、趙軍・魏加(ぎか)による横槍によって、隙が生まれ龐煖から致命的な一撃を受けてしまいます。秦軍全体が王騎将軍の死を連想し、武器を取り落とすものまで出てくる有様でしたが、王騎将軍は死傷を負いながらも身体を持ち上げ、全軍にこう告げます。
自らが死傷をおってでも立ち上がり、士気を維持する王騎(おうき)将軍の姿は正に戦いをあきらめず、味方のことを思う大将軍の姿と言えるでしょう。キングダム作中のほかのシーンで、信が”責任感”という言葉を使うシーンがあり、共感を示す読者の間で話題となっていますが、この王騎将軍の姿もまた”責任感”という言葉を思い起こさせます。大将軍としての責任を最後まで果たそうとする王騎将軍の名シーンと言えるでしょう。
決まっているでしょォ、天下の大将軍ですよ
龐煖との一騎打ちの最中に致命傷を負った王騎(おうき)将軍ですが、その後も一騎打ちを再開しようと龐煖に刃を向けます。龐煖は王騎が最後の力を振り絞っているだけと甘くみて軽く矛を受け取りますが、王騎将軍の矛を差し込む力はすさまじくついに龐煖の首に刃がかかります。龐煖は驚きのあまり王騎に”貴様は一体何者だ”と問いかけます。すると王騎は笑い、龐煖にこう答えます。
致命傷を負いながらもあの龐煖の首にまで矛を差し込む王騎(おうき)将軍の強さに感動した読者も多いのではないでしょうか?王騎将軍の大将軍としての姿が鮮明に描かれたキングダムでも有名な名シーンです。王騎将軍の姿に声も出ず涙を流す信のカットもこのシーンをさらに魅力的にしています。王騎将軍の生き様を描いた名シーンとなっています。
【キングダム・名シーン】次世代に遺志を託す王騎(おうき)将軍の最後の教え
天と、地を、これが、将軍の見る景色です
王騎(おうき)の矛を受けていた龐煖は王騎に反撃しようと矛を振るいますが、王騎の副官・騰(とう)がその一刀を防ぎ、戦場が動き出します。秦軍全体が王騎将軍を助けようと、必死になりますが、王騎将軍は馬を操ることが出来る状態ではありませんでした。
そこでキングダム主人公・信はおもむろに王騎将軍の馬にまたがると戦場から王騎将軍を逃がそうと走り出します。目を覚ました王騎将軍は目の前にいる信に最後の教えを授けます。
”目にするものをよォく見てみなさい。敵の群を、敵の顔を。そして、味方の顔を。天と、地を、これが、将軍の見る景色です”そう言って王騎(おうき)将軍は最後に信に将軍となったときの光景を見せてやります。信はその光景から将軍とは何たるかを掴むことになります。今後の信の姿を映すような名シーンとなっています。王騎将軍の最後の教えは信に何を残したのでしょうか?
【キングダム・名シーン】王騎(おうき)将軍:最後の名言
これだから乱世は面白い
超軍の追撃から何とか逃げ切った、王騎(おうき)軍と飛信隊は森の中で王騎将軍の遺言となる言葉を聞くことになります。王騎将軍は戦乱の世を駆け巡った大将軍として次世代を担うであろう信達に向けてこんな言葉を残します。”果てない漢(おとこ)共の命がけの戦い、全く。これだから乱世は面白い”
乱世を生き切った天下の大将軍・王騎(おうき)は最後に何を思ったのでしょうか?乱世を思いっきり駆け抜けた王騎将軍の含蓄(がんちく)のある名言です。果てしない戦いの最中、命を落としてしまう王騎将軍ですが、その名言の数々は、キングダムに描かれる次世代の人間達にさまざまな影響を与えていきます。最後までカッコ良く散っていった王騎将軍の魅力的な名言でした。
王騎(おうき)将軍の関わる名言や名シーン
キングダム作中では王騎(おうき)将軍と深く関わっている登場キャラクターの名言、名シーンが数多くあります。そのような名シーンの中には王騎将軍亡き後のものもあり、王騎将軍がキングダム登場キャラクター達にどれだけ影響を与えているのかが推し量れます。ここからはそんな王騎将軍と関わり深い登場キャラクターとの名言、名シーンを紹介します。
王騎(おうき)将軍の副官・騰の名言や名シーン
前述の王騎(おうき)将軍が超軍の追撃から逃げ切り、森の中で朽ち果てるシーンでは、王騎将軍から副官・騰に対して王騎軍を受け渡すシーンがあります。王騎将軍は副官・騰に対してこう言い残します。”…長く私を後ろで支えてくれましが、本来あなたの実力は私に見劣りしません。この軍の先のこと一切をあなたに委ねます”それを聞いた騰は一言だけ王騎将軍(おうき)に返事を返します。
普段から表情が動かず何を考えているか分からない騰というキャラクターでしたが、このシーンだけは手のひらから血が出るほど強く拳をにぎり、その悔しさ、王騎(おうき)の死を悼(いた)む気持ちが痛いほど伝わってきます。今までキングダム作中で感情が出てくるシーンが無かっただけに、騰の激情はとても強烈的で印象に残ります。
王騎(おうき)への返答は”ハッ”という一言でした。この返答はキングダム作中で何度も描かれている王騎と騰がふざけるシーンでいつも使われています。いつもの返事だからこそ、騰の隠された感情が伝わってくるのを感じます。このシーンでだけは、普段から使われている”ハッ”という一言の返答を名言と言ってもいいでしょう。王騎無きあとも王騎のものまねをしたりとふざける騰ですが、その本心が垣間見える名シーンです。
共に戦国を駆け抜けたもの同士の名シーン
王騎(おうき)将軍は過去に秦の特大将軍としてその名を全土に知らしめていました。しかし、それと時を同じくして趙国でも趙の三大天として廉頗(れんぱ)将軍も名を広めていました。何度も戦場で戦いあった二人でしたが、その後、廉頗は趙国を追放となっていしまいます。そんなときに突如、廉頗の屋敷に王騎将軍が現われます。
その時、王騎(おうき)は共に戦いあった廉頗を敵味方であるとも関わらず傷心の廉頗を慰めに来訪したのです。その時、廉頗は王騎に”貴様という奴は…、いつもいつも、儂を痺れさせるのォ”と言い歓待します。まさに男同士の友情を象った名言、名シーンです。
王騎(おうき)が最後を迎えてしまった後も、廉頗はこのときのことを思い出し、”最大の敵でありながら、どこかで苦しみと喜びを分かち合っている「友」であった”と振り返っています。戦国に生きる男達の熱い友情を物語った魅力的なエピソードとなっています。熱い戦いを描くキングダムならではの名シーンとなっています。
キングダム主人公・信と亡き王騎(おうき)将軍の名言や名シーン
王騎(おうき)将軍の最後の薫陶(くんとう)を受け継いだとも言えるキングダム主人公・信ですが、王騎将軍亡き後、王騎将軍と並ぶとまで言われた趙の元三大天・廉頗と戦うことになります。圧倒的な武力、知略、胆力(たんりょく)を持つ廉頗を前に信は、逃げず一騎打ちを挑もうと考えます。そんな信が一騎打ちの前に思うのは、先に戦った廉頗の腹心・輪虎と今は亡き王騎将軍のことでした。
圧倒的武力を誇る廉頗を前にキングダム主人公・信はこう思います。”…バカなのはわかってる。でもさっきからそうしろって背を押されてる気もするんだ。王騎(おうき)将軍と輪虎の手に”この思いを胸に信は元三大天・廉頗に立ち向かうこととなります。
亡き後もキングダムの主人公・信に大きな影響を与えていることが分かる名シーンです。王騎(おうき)将軍も敵だった輪虎も将軍という言葉に並々ならぬ感情を抱いていた登場キャラクターなだけに、信の中に残る二人は今後も信の活躍を助けていくことでしょう。最後を迎えてしまった後も次世代を支える前世代の大将軍・王騎の姿が描かれた名シーンとなっています。
キングダムで描かれる王騎(おうき)将軍という存在
王騎(おうき)将軍はキングダムの序盤では、主人公・信の敵方として描かれ不気味な雰囲気を纏っていましたが、巻を重ねるごとにその魅力的な性格や強さ、心情が描かれ、キングダムの登場キャラクターの中でも絶大な人気を誇ることとなりました。キングダムの中では信の師として、また信の理想の大将軍として描かれたことで、上述のようにたくさんの名言を残し、読者の心を打つことになります。
王騎(おうき)将軍はキングダム作中では既になくなってしまいましたが、信の心の中や王騎将軍を慕う部下の騰、かつての敵・廉頗などの姿を通して、これからもキングダムに登場し、物語をより魅力的にしてくれることでしょう。最後を迎えてしまった後も描かれ、キングダム読者の心を打つような熱い男・王騎に今後も注目です。
キングダムの王騎(おうき)の魅力は無限大!
キングダムに登場する重要キャラクター王騎(おうき)将軍について、その魅了、名言、名シーンは紹介してきました。みなさんの心に残った名シーンはあったでしょうか?キングダム作中では既に亡くなってしまった王騎将軍ですが、物語がどんどん進む今だからこそ、もう一度物語を振り返って王騎将軍の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?