2018年03月02日公開
2018年08月29日更新
キングダムの王賁は実在した?史実では今後どうなるかネタバレ予想
キングダムはヤングジャンプで連載中の大ヒット漫画です。そのキングダムの登場人物である王賁ですが、史実にも登場する人物だという話なのです。史実に登場する王賁の記述をもとに、今後どのような活躍をするのかネタバレ予想してみました。
目次
キングダムに登場する王賁は実在した?
キングダムは奴隷出身の主人公が武功をあげてどんどん強くなっていく王道のサクセスストーリーであり、熱い戦いの様子が描かれた人気の青年漫画です。設定は少し現実離れしているものの、作中の歴史的事件や戦などは、おおまかに史実を基に描かれています。中国の最初の皇帝、秦の始皇帝が中国統一する活躍を描いている作品です。
歴史を基にしているため、実在の有名な武将が登場しています。中にはオリジナルのキャラクターもいるのですが、歴史に名を残す武将も数多く登場します。中国史に名前を残している武将の中に、王賁の名前もあります。中国史での王賁の活躍を見てみれば、今後のキングダムの展開がネタバレ予想できてしまうのです。
キングダムに登場する王賁とは?
今週のキングダム。
— G-27 (@G_2_7) November 10, 2017
『山陽戦で羌瘣に手当てされる信が妙に男前に描かれてたのは、プラス補正により羌瘣の目には信がこう見えてるという描写である』というネタを、何故かこの王賁の回想内の蒙恬のコマを見て思い出した。 pic.twitter.com/h6xKo9YpFn
大人気漫画キングダムは春秋戦国時代を舞台とした物語で、大将軍を目指す主人公と秦の始皇帝との活躍を描く王道ストーリーです。主人公の信のライバル的存在の同世代の若い武将として登場するのが、王賁です。王賁は名家である王家の跡取り息子として、天才的な手腕の名将王翦の息子です。
主人公の信は奴隷の出身でハングリー精神にあふれる若者です。正義感が強くて男気のある信ですが、ざっくばらんでガサツな性格でもあり、名家の育ちの自尊心の高い王賁とは犬猿の仲となります。何かにつけて張り合う二人ですが、作中ではまた区互角の実力というところでしょうか。
もう一人同世代の若い武将に蒙恬がいますが、彼は王賁の幼馴染でありよき理解者でもあります。人懐っこい蒙恬は同世代の信ともすぐに仲良くなり良い友になっていますので、犬猿の仲である王賁と信の喧嘩の仲裁に入っているような役割でしょうか。
キングダムの王賁の父親は実在した武将
王賁は名家王家の跡取り息子です。そのためプライドが高く、貧民の出身である主人公信を馬鹿にしているような態度をとることが多いです。彼の自尊心のもととなっていると思われるのが、父親である王翦です。王翦はキングダムの作中でもかなり異彩を放つ目立つ登場人物です。謎が多くミステリアスで、その顔を仮面で隠して人には見せていません。
キングダムの作中で王翦は化け物や危険人物と称されています。照王の時代彼は日陰に送られており、その理由が自ら王になりたいという野望を抱えているからと言われます。そのためか自分の領土を国と呼び、有能な人物とみれば敵将ですら勧誘するという行動を見せています。野心家である王翦ですが、あくまでも自分中心で動く為、信用されない人物とも取れますね。
しかし軍略の才能はすさまじく、現在もキングダム作中で活躍中の重要人物です。ちょっと謎が多い将軍である王翦ですが、史実では多く活躍しており秦の名将と言われています。キングダム以外でも王翦が登場する作品は多いです。数々の武功をあげた王翦ですから、王家が名家となるのも頷けます。その息子王賁も、史実を読んでみるとかなり活躍しているのです。
史実で見る父王翦の引退と王賁の登場
はぁ王賁… pic.twitter.com/aEya9JtYg0
— どくちわわ (@chiwawawawa111) February 26, 2018
王賁が史実に初めて登場したのは、紀元前226年頃のことです。紀元前226年というと、秦で言えば始皇帝21年です。始皇帝元年は秦の始皇帝が13歳で即位したところからですから、秦の始皇帝と同年代と考えられる王賁の年齢も30代という事ですね。
王賁の父である秦の名将王翦ですが、老齢を理由での引退とされています。紀元前226年に息子の王賁が30代だったとすれば、父親の王翦は50代程度でしょう。昔は今よりもかなり医療も未熟で栄養状態も悪く、日本でも戦国時代は人生50年と言われていますよね。そう考えると非常に有能な武将である王翦とはいえ、50代で引退も頷けます。
同年の紀元前226年に父親王翦が引退していると書かれていますので、息子王賁が世に出て名を残し始めた頃、父王翦は家督を息子に託して引退したというところでしょうか。キングダムの作中の王翦が志を息子に託して引退するところは今のところ想像できませんが、これからのキングダムの展開でも今後息子を認める流れになっていくのでしょう。
キングダム王賁の戦での活躍をネタバレ予想
キングダム 49巻
— すやまたくじ@アニメ&漫画ブロガー (@suyamatakuji) February 19, 2018
秦vs趙の連合軍戦初日
怪物 VS 怪物、山 VS 狼
どちらの対決においても秦が劣勢
そんな中、蒙恬と王賁の若い才能に火が付く
若い力でここから秦軍の反撃!…って、主役の信はっ!?
最近三人が揃うと一番活躍していない気が…。#キングダム pic.twitter.com/mGPUUXw42H
キングダムの作中の王賁はまだ青年で、名家の出身という事とその戦での成績でもうすぐ将軍になるというところです。主人公の信の飛信隊、幼馴染の蒙恬の楽華隊、そして王賁の玉鳳隊が競い合うように武功を立てています。今は王鳳隊を率いる王賁ですが、史実での彼の活躍を見てみると、ゆくゆくは大将軍になって王賁軍を率いることがネタバレ予想されます。
実在した武将王賁ですが、その戦での武功も史実に残っています。史実に初めて登場した226年ですが、父王翦とともに6国の一つ燕を陥落させています。王賁が父とともに燕王の喜を逃亡させ、その後逃亡した燕王の太子をライバルである信が打ち取っています。
キングダム読み返してみて、
— みきのん (@zXVKDhRJ9ekPho2) February 17, 2018
最初は王賁、信のこと『君』って呼んでたのにいつの間にか『貴様』になってたので、何巻からか気になって調べてみました😌
20巻の209ページでした👍 pic.twitter.com/fWMzpEVJSv
今は犬猿の仲の王賁と主人公信ですが、ネタバレ予想してみると燕攻略戦で共闘することが考えられます。中が悪い二人ですが、良き仲間としてともに成長していくのか、もしくはライバル関係のまま競い合っていくのか楽しみなところですね。主人公信も実在した李信将軍がモデルになっていますので、史実でも今後の関係性がわかります。
キングダムでの王賁の今後の武功をネタバレ予想
秦国新六大将軍 予想②
— キングダムbot (@KINGsss777X) January 30, 2018
蒙武 信
騰 王賁
王翦 蒙舌 pic.twitter.com/G8ntzZU07a
燕を滅ぼしたあと、王賁は単独で魏を攻めています。ここからも、キングダムの作中での王賁がいかに主要な人物になっていくかネタバレ予想できますよね。魏王を降伏させて魏を滅ぼした王賁ですが、三年後には再起した燕王も討伐します。
さらには趙王の一族が王を名乗っていたところを撃破し、王賁はどんどんと武功を上げて行きます。ここまで武功を上げ続けているという事は、身分は将軍になっています。キングダムの作中でも、王賁が主人公の信とともに今後大将軍に昇格していく事が予測できますよね。
キングダム王賁の最後を史実を基にネタバレ予想
実在した秦の武将王賁ですが、最後はどのようになったのかネタバレ予想してみましょう。キングダムのクライマックスと言える展開になるであろう天下統一を果たす戦いですが、史実ではこの戦いでは主人公の信(李信将軍)と王賁、蒙恬の三人がともに軍を率いて戦い、斉を打ち滅ぼしています。
今はまだ成長と中途言える若い武将である三人ですが、これから数々の戦に参戦し成長して最後には天下統一を果たす大将軍になるのですね。キングダムのクライマックスでは、将軍となった三人が共闘してエンディングを迎えるというネタバレ予想が出来ます。今でも十分主要人物である王賁と蒙恬ですが、主人公信に次ぐ中心人物なのです。キングダムでの活躍にも大注目です。
天下統一後の王賁は史実では最後どうなったのかというと、数々の武功を認められて通武候に封じられています。候は領地をもつ貴族としての身分なので、実在の王賁は最大の出世を果たしたことになります。王賁の最後をネタバレ予想してみると、史実で見ると最後には最大の出世を果たすのですね。
キングダムのストーリーの後のネタバレ予想
キングダムは秦の始皇帝が天下統一を果たす物語という事なので、天下統一後のストーリーまで描かれるかはわかりません。しかし史実を基にネタバレ予想してみると天下統一後、最後には大出世を果たした王賁ですが、彼には王離という息子がいます。王離は非常に勇猛な将軍であり、始皇帝の没後に起こった反秦の連合軍との戦いで活躍しています。
キングダムで惚れたのは王賁😁 pic.twitter.com/e768nBeFkV
— ken (@n_t_n_y_g) December 27, 2017
秦の歴史で趙高という人物が登場するのですが、彼は秦の始皇帝の側近として活動していたとされる人物です。この趙高がかなりの悪行を働き歴史に悪評を残しています。始皇帝の没後、権力を手放したくない趙高は始皇帝の遺言を自分で書き換えてしまいます。秦の丞相までも巻き込み、自分の保身のために次々と秦を支えた名将を粛正し始めます。
つづきー!その⑲
— 熊蜂はいろいろ詰み (@k_bacchi79) December 7, 2017
キングダム、王賁。
賁様(((o(*゚∀゚*)o)))賁様(((o(*゚∀゚*)o)))!!!!!
けどこれ生え際とテーピングで死ぬやつ。テーピング消す加工待ったなしですわ。 pic.twitter.com/67XSEigNkw
キングダムの登場する秦の天下統一を支えた数々の武将は、この趙高により子孫までも命を絶たれてしまうという史実になっています。キングダムファンにはショックな事実ですね。しかし、その後の反秦連合軍の戦いに置いて、王賁の息子王離が戦っていることから、王賁は粛正されて殺されてはいないでしょう。王賁の最後は無残な粛正ではないのですね。
キングダムでの今後の王賁の活躍に注目しよう!
キングダムに登場する王賁ですが、主人公信のライバルとして魅力的な人気のキャラクターです。史実での彼の活躍は素晴らしいものばかりでしたね。キングダム中でも才覚を発揮している王賁ですが、これからもっと成長していく事でしょう。最後には最大の出世までも果たした王賁の今後の活躍が楽しみです。王賁ファンも、他のキャラクターが好きな人も、重要人物王賁の活躍に注目しましょう。