トランスポーターイグニションのあらすじ・感想をネタバレ!出演キャストも紹介

映画『トランスポーターイグニション』。日本でも大人気の『トランスポーター』シリーズの4作目です。爽快で大迫力のカーアクションと緊迫感のあるストーリーで大人気の『トランスポーター』シリーズですが、この『トランスポーターイグニション』はシリーズのリブート作品、つまり、今までのシリーズとは異なる新たな『トランスポーター』なのです!おもしろい?あらすじは?キャストは変わる?そんな気になる情報を、ネタバレありで紹介していきます!

トランスポーターイグニションのあらすじ・感想をネタバレ!出演キャストも紹介のイメージ

目次

  1. トランスポーターイグニションの気になるあらすじと感想をネタバレ!ラストやキャスト も!
  2. トランスポーターとは?
  3. トランスポーターイグニションのあらすじをネタバレ!
  4. トランスポーターイグニションの出演キャストを紹介!
  5. トランスポーターイグニションを見た人の感想をネタバレ!
  6. トランスポーターイグニションのあらすじ感想まとめ!

トランスポーターイグニションの気になるあらすじと感想をネタバレ!ラストやキャスト も!

2015年に制作されたフランスのカーアクション映画『トランスポーターイグニション』。日本でも大人気の『トランスポーター』シリーズの4作目です。

爽快で大迫力のカーアクションと緊迫感のあるストーリーで大人気の『トランスポーター』シリーズですが、この『トランスポーターイグニション』はシリーズのリブート作品、つまり、今までのシリーズとは異なる新たな『トランスポーター』なのです!ここでは、あらすじやキャストなどの気になる情報を、ネタバレありで紹介していきます!

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トランスポーターとは?

『トランスポーター』シリーズ

『トランスポーター』は、2002年製作のフランス・アメリカのカーアクション映画です。英語で”トランスポーター(transporter)”は”人・物を運ぶ人”、つまり、”運び屋”を意味します。この『トランスポーター』シリーズの作品は、そんな”運び屋(トランスポーター)”が様々な依頼を受け、そこで遭遇する様々な困難やトラブルを圧倒的なドライブテクニックと爽快なアクションで解決していく爽快な映画です。

シリーズ4作目にしてリブート作品『トランスポーターイグニション』

シリーズ1作目が『トランスポーター』、2作目が『トランスポーター2』、3作目が『トランスポーター3 アンリミテッド』で、4作目が今回紹介する『トランスポーターイグニション』となっています。しかし、4作目は1~3作目のリブート作品、つまり、それまでとは異なる新たな作品となっています。

4作目の『トランスポーターイグニション』ではこれまでとは異なり、カミーユ・ドゥラマーレが監督を務めています。ただし、1~3作目で脚本を務めたリュック・ベッソンが『トランスポーターイグニション』でも脚本を務めています。そういった意味では、『トランスポーターイグニション』は、今までのシリーズとは全く別の映画というわけではなく、一味違った『トランスポーター』が楽しめる映画と言えるでしょう。

トランスポーターイグニションのあらすじをネタバレ!

ここからはあらすじについて、ネタバレ多めでご紹介していきます。あらすじのネタバレを知りたい方は、是非読んでみてください。ただ、映画を見る前にあらすじのネタバレを見たくないという方にはお勧めできません。本当にネタバレ多めなので、読むかどうかは、どうか自己責任でお願いします!

あらすじのネタバレその1:プロローグ

物語の始まりは1995年のコート・ダジュールのとある風俗店。黒い車数台が店の前に停車したかと思うと、そこから降りてきた男たちが店の人達を銃撃します。車からは美女達とマフィアのボスであるカラゾフが降りてきました。「ここでの商売は俺が仕切る」と告げるカラゾフの傍らで、先ほどの美女のうちの1人、アンナが顔をゆがめています。「しっかり稼げよ」と声をかけるカラゾフに、アンナは悲しげな表情で泣いていました。

そこから15年後、そこにはサングラスをかけ、誰かと電話するアンナの姿。何かの計画の開始を確認する電話の相手に対して、「最後までやり切らなきゃ終われない」と告げるアンナ。電話を切るとその決意の言葉とは裏腹に、不安をにおわせるため息と一滴の涙を流しました。

あらすじのネタバレその2:アンナからの依頼

場面は変わり、屋内の駐車場。アウディの高級車をチンピラ数人が盗もうと囲んでいます。そこに現れる、黒いスーツに身を包んだ主人公フランク・マーティン。かつて軍の特殊部隊にいた彼は、ナイフを突き出して「鍵を渡せ」と迫るチンピラの一人を瞬く間に制圧。

束になって攻撃してきた他のチンピラも、圧倒的な対人格闘術であっという間に片づけ、車でその場を後にします。フランクが車で向かった先は英国領事館。定年退職した父親を迎えに行ったのでした。

再び場面が変わって、夜、とあるホテルの一室。そこではアンナと同じくカラゾフの下で働かされている美女2人(キャオとジーナ)が、カラゾフの手下トゥルギンと会っていました。2人をただの売春婦と思って油断しているトゥルギンをキャオとジーナは銃殺し、火をつけて逃亡します。彼女たちは、どうやら先ほどのアンナの電話の相手のようです。この暗殺と放火は、彼女たちの”計画”の一部なのでした。

一方そのころ、父親と過ごしていたフランクのもとに仕事の依頼が入りました。電話の主はアンナ。待ち合わせ場所で仕事の契約をする2人。2つの荷物の輸送を依頼するアンナに、フランクは契約を絶対に守ることを条件に了承します。

契約通り、銀行前に車をつけて”荷物”を待つフランク。銀行から出てきたのは、銀行員を脅してトゥルギンの口座から金を盗んだキャオとジーナ、そしてアンナでした。依頼主であるアンナが、”荷物”としてキャオとジーナを車に乗せますが、フランクは契約の解除を言い渡します。

契約の順守を絶対とするフランクは、運ぶのが人では話が違うとして契約の解除を迫ります。しかしそこで、アンナはフランクの父親を人質にとったことをフランクに告げます。フランクはやむなく契約を遂行することを決めました。フランクは何台ものパトカーに追われながらも、持ち前の超絶運転テクニックで追跡をかわし、契約を完了しました。

あらすじのネタバレその3:計画の遂行とアンナの過去

父親の解放を求めるフランクに対し、アンナはフランクの父親に毒を飲ませたことを告げます。協力すれば解毒剤を渡すというアンナの言葉に、フランクは従わざるを得ませんでした。アンナたちはフランクを巻き込んで計画を進めます。

アンナたちの目的はカラゾフの仲間の口座から金を盗むことのようで、ナイトクラブに睡眠ガスを充満させたり、飛行機で睡眠薬を飲ませたりなど、強引なやり方でカラゾフの仲間を眠らせ、彼らの口座から金を盗んでいきます。フランクは、ナイトクラブでは敵との戦闘、空港では危機的な状況での運転を強いられましたが、無事に計画を遂行しました。

フランクの父親は、実はアンナ達から毒を飲まされてはいませんでした。騙したことを謝罪したアンナは、お詫びをしたいと言いながらフランクにすり寄ってきます。そこでアンナは、自分の過去を語り始めました。

貧しい村で暮らしていたアンナは12歳のとき、アンナの家にやってきたカラゾフから、今よりずっと良い仕事があるとそそのかされました。アンナの母親も彼女の背中を押し、彼女はカラゾフについていくことに。しかし、”良い仕事”が何かを知って、すぐに彼女は自分の状況を理解しました。「自分は母親に売られたんだ」と。

売春婦としてゴミのような扱いをされた彼女はカラゾフへの恨みをつのらせ、”計画”を実行するに至ったのでした。フランクはそんなアンナに同情しつつ、このままカラゾフへの復讐を続ければ殺されると忠告しますが、アンナは意思を変えませんでした。「死を恐れるほど、命に執着は感じない」と。

あらすじのネタバレその5:計画の真相とカラゾフとの決着

アンナ達の隠れ家を後にしたフランクと彼の父親でしたが、フランクと別れた直後、彼の父親が再び拉致されてしまいます。今度の犯人はカラゾフ。フランクの父親を人質に、アンナ達を、カラゾフの待つ船まで連れてくることを要求します。自分の仲間を襲撃し、口座から金を引き抜いたアンナ達を処分するためです。フランクは隠れ家に戻り、アンナ達を連れて船に向かいます。

船ではカラゾフが待っていました。フランクとアンナ達が入っていくと、そこにカラゾフの仲間も入ってきました。彼らはカラゾフが金を盗んだ犯人ではないかと詰め寄ります。自分だけ襲撃されていないカラゾフは、自分が犯人ではないという証拠に自分の口座の金額を仲間に確認させました。

これで潔白が証明されると思ったカラゾフでしたが、盗まれた金がカラゾフの口座に。アンナが、カラゾフに指示されて金を盗んだと告げると、カラゾフとその仲間は混乱して互いに銃を向けました。混乱の中での同士討ち。これこそが、アンナが計画したカラゾフへの復讐でした。

船での戦闘の末、アンナを人質にとってカラゾフはボートで陸に逃げます。それを水上バイクで追うフランク。最後は走って逃げるカラゾフをフランクが崖の上まで追い詰め、銃を奪ったアンナがカラゾフを仕留めました。

フランク、アンナ、フランクの父親は生還しましたが、アンナの仲間は船内の銃撃に倒れました。そして生き残ったアンナはフランクに説得されて姿を消しました。最後はプールサイドで、盗んだ金をアンナの仲間の遺族、そしてフランクとその父親に送金しているアンナの様子が映りました。

トランスポーターイグニションの出演キャストを紹介!

ここからは、『トランスポーターイグニション』の主要な出演キャストを紹介していきます。リブート作品として、これまでの『トランスポーター』シリーズとの最も大きな違いが、キャストと言えるかもしれません。そんなキャストについての情報を、以下でご紹介していきます!

キャスト紹介1 フランクマーティン役:エド・スクライン

主人公の運び屋フランク・マーティン役はイギリスの俳優エド・スクライン(Ed Skrein)。1983年生まれの彼は海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演したことで知名度を上げ、2016年には映画『デッドプール』でフランシス・フリーマン/エイジャックス役を務めました。かつては、ラッパーとして音楽活動も行っていましたが、現在は俳優として活動しているようです。

キャスト紹介2 フランク・シニア役:レイ・スティーヴンソン

主人公の父親フランク・シニア役はイギリスの俳優レイ・スティーヴンソン(Ray Stevenson)。1964年生まれで、本名はジョージ・レイモンド・スティーヴンソンです。2004年の映画『キング・アーサー』のダゴネット役でハリウッドに進出、映画『マイティ・ソー』シリーズではヴォルスタッグ役を務めました。

キャスト紹介3 アンナ役:ローン・シャバノル

本作のヒロイン、アンナ役はフランスの女優ローン・シャバノル(Loan Chabanol)。ベトナムとドイツとイタリアの混血である彼女は、有名ファッション雑誌の表紙を飾るなど、一流のモデルとしても活躍している女優です。2010年にニューヨークに渡って演技を学び、2013年の映画『ジゴロ・イン・ニューヨーク』で映画初出演を果たしました。

キャストのネタバレ情報 ジェイソン・ステイサムやフランソワ・ベルレアンは…

もはや『トランスポーター』といえばこの人と言っても過言ではない、俳優ジェイソン・ステイサム。1~3作目では主人公のフランク・マーティン役で大人気でしたが、この『トランスポーターイグニション』ではフランク・マーティン役をエド・スクラインが担当するため、ステイサムは起用されていません。

また、1~3作目では主人公フランク・マーティンに協力する陽気なフランス人タルコーニ警部も人気でしたが、『トランスポーターイグニション』ではタルコーニ警部は登場しません。したがって、タルコーニ警部役のフランソワ・ベルレアンも起用されていません。

ステイサムもベルレアンも起用されていないという点については残念だという声もありますが、この作品はあくまで『トランスポーター』シリーズのリブート作品として楽しんだ方がよさそうです。

トランスポーターイグニションを見た人の感想をネタバレ!

ここからは、『トランスポーターイグニション』を実際に見た人の口コミや感想などをご紹介していきます。大人気シリーズ『トランスポーター』のリブート作品ということで、賛否両論あるようです。ネタバレありの感想をご覧ください。

こちらの方は高評価。たしかに、アクションシーンは『トランスポーター』シリーズを見てきた人でも満足できるような迫力と”スタイリッシュさ”が引き継がれていました。やはり『トランスポーターイグニション』でも最大の魅力はアクションシーンです。

こちらの方も高評価だったようです。ただ、「ジェイソン・ステイサムのトランスポーター」のイメージが強い人は、もしかしたら評価が厳しい?そんな印象も持たれたようです。

こちらの方はやや辛口です。「一番はジェイソン・ステイサムさんのですけど」という意見は、これまでの『トランスポーター』シリーズを見てきた人の多くが持つ意見なのかもしれません。

こちらの方は高評価です。アクションシーンだけでなく、ストーリーとしても爽快な復讐劇だったということで、「普通に面白い」そうです。『トランスポーター』シリーズ初登場の父親の設定もよかったようです。ただし、「リブート版であることを抜きにしたら」という言葉通り、やはりジェイソン・ステイサムの『トランスポーター』という印象は強いもののようです。

トランスポーターイグニションのあらすじ感想まとめ!

以上、『トランスポーターイグニション』のあらすじ、キャスト、感想について、ネタバレありでご紹介しました。この『トランスポーターイグニション』、一番の見所は何と言ってもアクションシーンです。この記事はネタバレ多めでお送りしましたが、文字だけではアクションシーンの魅力まで十分お伝えすることはできないので、ぜひ一度見てみましょう!

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