シャイニングの映画あらすじ・感想をネタバレ紹介!恐怖のラストの意味も考察

鬼才スタンリー・キューブリック監督によって、1980年に映画化されたホラー映画「シャイニング」をみなさんはご存知でしょうか?個性派俳優ジャックニコルソンが、主人公ジャックを怪演しています。原作は、「スタンド・バイミー」、「インソムニア」でも有名なステーヴン・キングの同名の小説「シャイニング」です。映画シャイニングのあらすじと、衝撃のラストをネタバレ解説しながら、映画を見た方の感想をまとめます。

シャイニングの映画あらすじ・感想をネタバレ紹介!恐怖のラストの意味も考察のイメージ

目次

  1. シャイニングの映画あらすじと感想とは?衝撃のラストの意味もネタバレ考察!
  2. シャイニングの映画あらすじをネタバレ!
  3. シャイニングの映画ラストをネタバレ!
  4. シャイニングのラストの意味を考察!
  5. 映画シャイニングを見た人の感想・評価を紹介!
  6. シャイニングは数々の謎が残る素晴らしい映画だった!

シャイニングの映画あらすじと感想とは?衝撃のラストの意味もネタバレ考察!

最も怖いホラー映画の一つとして巷で名前があがるスタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」ですが、皆さんはみたことがありますか?映画「シャイニング」は、見ている人を混乱に陥らせる謎が仕掛けられた映画としても有名です。映画シャイニングのあらすじと感想、衝撃のラストの意味の考察を含めネタバレ解説します。

シャイニングの映画あらすじをネタバレ!

映画、シャイニングの登場人物紹介

映画「シャイニング」のあらすじと衝撃の結末を見た人の感想を含め、解説します。あらすじに入る前に、簡単に映画シャイニングの登場人物を紹介します。登場するのは夫婦と幼い子供1人のトランス一家。夫であり父であるジャックは、元教師の小説家志望です。かつてアルコール依存症でダニーにケガをさせたことがあり、禁酒をしています。従順で神経質な妻ウェンディは喫煙者です。幼い息子ダニーは、空想の友達トニーがいます。

映画シャイニングのあらすじ。冬山のホテルの管理人に

あらすじのネタバレに入ります。映画シャイニングは、ジャックがホテルの管理人の職を得るために面接に行くところから始まります。オーバールックホテルは、その名の通り眺望に良いロッキー山脈の山上にあります。冬場の雪は深く、ホテルへの道路は不通となります。それ故、10月から5月の間は営業をせず、建物を雪から保護するための管理人を置いているのです。初めて行くホテルですが、ジャックはなぜか既視感を持ちます。

映画シャイニングのあらすじ。いわくつきのホテル

映画シャイニングのあらすじを紹介します。小説家志望のジャックは、素晴らしい仕事に乗り気です。しかし、支配人は管理人の仕事について、労働としては問題がないが、孤立する環境で生活することでの精神的負荷について話します。かつての管理人は疲れからか2人の娘と妻を斧で殺して、自らも猟銃で命を絶つ事件を起こしました。しかし、ジャックは執筆活動にはかえって好都合で、妻のウェンディも問題ないと一蹴します。

映画シャイニングに登場する超能力を持つ息子のダニー

映画シャイニングのあらすじを紹介します。ジャックが面接を受けている時、ジャックの息子ダニーの空想の友人、トニーはホテルへ行きたくないと言います。トニーはジャックの職が決まったこと伝え、電話が鳴ると言うとその通り、電話が鳴ります。行きたくない理由をトニーに聞くダニーの脳裏に、突然血が大量に流れる廊下、そっくりな2人の少女が笑う画像が浮かんで、意識を失います。ダニーには不思議な能力があるようです。

映画シャイニングのあらすじ。オーバールックホテルへ

映画シャイニングのあらすじを紹介します。閉鎖の日、一家はホテルへ到着します。ジャックとウェンディは、これから暮らすホテルの中を案内されます。広い豪華なホテルにウェンディははしゃぎます。支配人は、この辺りがかつてネイティブアメリカンの聖地であり、ホテルは墓地の上に建設されたと話します。ジャックは、なぜかどこに何があるか分かります。続いて料理長のハロランがウェンディとダニーを調理場へと案内します。

映画の題名シャイニングとは?

ハロランはダニーにあだ名で話しかけます。ハロランは、アイスでダニーを誘い、自分がダニーと同じシャイニング(不思議な能力を持つ者)であり、かつて、祖母とは話すことなく意思疎通ができたと話します。ダニーはホテルが怖いか聞きます。ハロランは、怖くないと答え、長い歴史の中起こった悪いことの痕跡がシャイニングなので見えるかもしれないと話します。しかし、237号室のことを聞くと、絶対近づかないよう忠告します。

映画シャイニングのあらすじ。雪に閉ざされるホテル

映画シャイニングのあらすじを紹介します。一家は、ホテルでの生活をスタートさせます。ダニーとウェンディは、庭にある庭園迷路で遊び、ジャックは、ホテルのラウンジでタイプライターを使って創作活動に励みます。創作中のジャックは話しかけるウェンディに怒り、仕事中は話しかけないよう厳しく言います。そして、雪が降り始め、雪の重みで電話線が切れ、緊急用の無線を除いて一家は外界から完全に孤立します。

映画シャイニングのあらすじネタバレ解説は、まだまだ続きます。ダニーはホテルの中を三輪車で走り、廊下で以前見た双子が殺されている残像を見ます。怖がるダニーにトニーは、絵本の中の登場人物みたいに、本物ではない、見えるだけと言います。ある日、ダニーが部屋におもちゃを取りに行きたいと言いますが、ジャックに気を遣い、ウェンディは辞めるように言います。取りに行きたいダニーは静かに行くからと行ってしまいます。

映画シャイニングのあらすじを紹介します。ダニーが部屋に入ると、ジャックはベッドの上で起きあがっていました。ジャックはダニーを呼び、抱きしめながらホテルでの生活について聞きます。調子が悪いのか聞くダニーに、仕事が忙しくて眠れないと言います。ママと僕をいじめないで、というダニーに、ママが言ったのかと、厳しく問い詰めますが、ジャックはダニーを世界中で一番愛していて、そんなことは絶対にしないと言います。

映画シャイニングのあらすじ狂い始める日常

映画シャイニングのあらすじを紹介します。ダニーがホテルの廊下で遊んでいると、ボールが転がってきます。ボールの転がってきた方向へいくと、いつもは鍵がかかっている237号室が空いています。ウェンディがいると思ったダニーは部屋に入っていきます。同じころ、ウェンディはジャックの悲鳴を聞き、広間へ駆けつけます。悪夢にうなされていたジャックは、夢の中でウェンディとジャックを殺したと言い酷く取り乱します。

映画シャイニングのあらすじを紹介します。ジャックをなだめていると、様子のおかしいダニーが歩いてきます。ダニーに、来ないよう言いますが、ダニーは聞き入れません。ダニーを抱きしめたウェンディは、ジャックの首に傷があることに気が付きます。ウェンディは、ジャックがダニーに手を上げたのではないかと疑い、非難し、ダニーを抱えてその場を去ります。怒りに満ちたジャックの足は、ボールルームに向かいます。

映画シャイニングのあらすじを紹介します。ジャックは誰もいないバーカウンターに座り、酒が欲しいと呟きます。目を開けると、バーテンダーがいて、酒を振舞われます。ジャックは、バーテンダーに、ウェンディにダニーに手をあげたと疑われたこと、愛しい息子にそんなことはしないとこぼします。そんな時、ウェンディが、バットを持ってボールルームへ現れます。ダニーは見知らぬ女に襲われ、家族以外の誰かがいると話します。

映画シャイニングのあらすじを紹介します。同じ頃、フロリダで休暇中の、ホテルの料理長のハロランは、ホテルで良からぬことが起きていることを察知し、トランス一家と連絡を取ろうとします。雪で断線した電話は通じず、警察の非常用無線で一家に連絡を取るよう依頼します。

ジャックは、ダニーが襲われた237号室へ向かいます。そこには、バスタブに全裸の女性がいて、ジャックを誘い、濃厚なキスを交わしますが、女性はだんだん老化し、腐敗して溶けていきます。ジャックは驚き、237号室に鍵をかけ、その場から去ります。しかし、部屋に戻ったジャックは、ウェンディに237号室には特に変わったことはなかったと言い、ジャックが空想し、自分で傷をつけたのではないかと言います。

映画シャイニングのあらすじ。狂気に染まるジャック

あらすじのネタバレも佳境に入ってきました。ホテルから出て、町へ逃げようと言うウェンディにジャックは自分の可能性を潰すのかと、強く反対します。ジャックは、怒りボールルームへ向かいます。そこでは、パーティーが開かれていて、ジャックは酒を煽ります。通りがかったボーイに飲み物をこぼされたジャックはトイレで服を拭いてもらいます。ボーイに名前を聞くとグレディと答えます。過去の管理人で娘と妻を殺したグレディでした。

グレディは、ダニーが超能力者で、料理長のハロランに助けを求めたと言います。グレディは、自分は2人の娘と妻を躾けたと言い、暗に、ウェンディとダニーを殺すようジャックに諭します。一方、部屋ではダニーの様子がいつもと違います。レッドラム(REDRUM)と繰り返し、ウェンディをトランス婦人と呼びます。ウェンディが、何かあったのか話しかけるといつもと違う声で、ダニーは目を覚まさないといいます。

映画シャイニングのあらすじ迫りくる危険

ハロランの依頼で、警察は無線で呼びかけますが、ジャックは無線を壊してしまいます。フロリダで、警察からの連絡が取れないと報告を受けたハロランは、ホテルへ戻ることを決め、飛行機に乗ります。

ジャックを探しにラウンジへ行ったウェンディは、そこで「ジャックは仕事のし過ぎで遊ばない。今に変になる。」とタイピングされた大量の原稿を見つけ、驚きます。現れたジャックに、山を下りることを相談しますが、そんな無責任なことはできない、自分の信頼や将来を邪魔するのかと責められます。二人は言い合いになり、ウェンディに手をかけようとしたジャックは、バットで反撃にあい、階段を転落し、気を失います。

ウェンディは、ジャックを食物貯蔵庫に鍵をかけ閉じ込めます。ジャックは、出してくれるよう懇願します。出してくれたら、水に流してやり直そうと説得しますが、ウェンディは、出ていき、町でダニーを医者に見せると言います。サプライズがあると、ジャックは、笑いはじめます。なぜなら、雪上車も無線もジャックによって壊された後でした。ウェンディは、壊された無線と雪上車を見て、ショックを受けます。

映画シャイニングのあらすじジャックの逆襲

食物貯蔵庫で眠っているジャックに、誰かがノックをします。それは、グレディでした。妻子を襲うことを失敗したジャックに、あなたにはできないのではないかと言います。もう一度、チャンスが欲しいというジャックに、厳しい態度が必要だと言います。ジャックは必ずやると言います。そして、食物貯蔵庫のカギを開け、ジャックを出します。

映画シャイニングのあらすじREDRUMとは?

あらすじのネタバレもクライマックスに差し掛かってきました。ウェンディが、寝室で眠っていると、ダニーが奇妙な様子で、REDRUMの言葉を繰り返します。ウェンディーにも、トランス婦人と呼びかけます。ダニーは、頭で見た映像のように、扉に口紅でREDRUMと書きます。それは、鏡に映ったMURDER(殺人)を示す言葉でした。その瞬間、ジャックの斧が扉を襲います。

ウェンディは、部屋に鍵をかけ、ダニーとバスルームへ逃げ込み時間を稼ぎますが、扉を壊されるのは時間の問題です。ダニーを小窓から外へ逃がし、自分も脱出を試みますが通り抜けることができません。ハロルドの到着を察知したジャックはその場から立ち去ります。雪上車でやっとホテルに到着したハロルドですが、遭遇したジャックに斧で殺されてしまいます。ジャックは斧を片手に、ダニーをホテル中探し回ります。

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シャイニングの映画ラストをネタバレ!

シャイニングの映画ラストネタバレ!ダニーを探すウェンディ

ついに、映画シャイニングのラストのネタバレに入ります。隙をついて逃げたウエンディは、ダニーをホテル中探します。ウェンディは、ホテルの中の奇妙な存在(クマの着ぐるみの男とタキシードの男、頭から血を流した男、ボールルームにいる白骨化したパーティー客たち、血の流れる廊下など)に遭遇します。一方、庭園迷路へ逃げ込んだダニーは、斧を持ったジャックに追われます。

雪の上に、わざと足跡を残し、その足跡を逆にたどって迷路の中に身を潜めます。ホテルの庭で、やっとダニーと会えたウェンディは、料理長が乗ってきた雪上車に乗ってホテルから逃げ出します。

映画シャイニングのネタバレ!ジャックは死体で発見される

ジャックは、雪上車が去っていくのに何もできません。そして、うす明かりの庭園迷路で、ジャックが凍死体で発見されます。そこで、場面がガラッと変わりホテルの廊下が映され、壁の古い写真がフォーカスされます。着飾った人々が映ったパーティーの写真のようです。中心にいる人物にフォーカスが当たり、その姿はジャックに似ています。写真には、1921年7月舞踏会の文字が書かてています。あらすじのネタバレは以上になります。

シャイニングのラストの意味を考察!

映画シャイニングのラストシーンの写真の意味とは?

映画シャイニングのラストシーンの写真の意味について、ネタバレ解説します。あらすじのネタバレを詳しくしてきましたが、映画全体が謎に包まれています。ラストの写真の代表的な解釈として、ジャックが、写真の人物の生まれかわりだという説があります。。ジャックが初めてのホテルなのにたびたび既知感を感じることや、バーテンダーと顔見知りだったことから、1921年の人物の生まれ変わりだったのではないか、と推測されます。

ほかの説として、1921年の写真の人々はすでに亡くなってしまっており、その写真に映り込んだことで、ジャックが死んだことで奇妙な幽霊ホテルの一員となって永遠にホテルに閉じ込められてしまったことを表しているといったものです。公式な見解は明らかにされていませんので、映画を見た人の感じたものが答えとなります。

映画シャイニングを見た人の感想・評価を紹介!

シャイニングはめちゃくちゃ怖い映画だった!

次に、映画シャイニングを見た人の感想・評価をご紹介します。とにかく怖いという感想が目につきます。その中には、効果音や映像で観客を恐怖の世界へ誘うスタンリー・キューブリック監督の才能をたたえる感想も多く見られます。

映画シャイニングの俳優ジャック・ニコルソンがいろいろすごい!

シャイニングで狂気に満ちたジャックを演じた俳優ジャック・ニコルソンの個性的な演技力や表情について評価する感想も多く見られます。

ジャック・ニコルソンの演じる役柄は個性的なものが多いですが、その中でも飛びぬけてシャイニングのジャックは印象が強い役柄となっています。

映画、シャイニングは謎が残る映画だった

今回紹介した映画シャイニングの内容について、謎が残った、意味が分からなかったという感想も多く見られます。

シャイニングのラストシーンの写真についても謎が残りますが、トニーの存在、クマの着ぐるみの人物など最後まで明らかにされません。また、伏線もたくさんあり、それが意味することをついつい深読みしてしまうという感想があります。いずれにしても、謎が多い作品であることはまちがいありません。

シャイニングは数々の謎が残る素晴らしい映画だった!

映画シャイニングのあらすじを詳しくネタバレ解説をしながら、見た人感想をまとめてきましたが、作品として怖いが、数々の謎が残りキューブリック監督の鬼才を随所に感じる素晴らしい映画だという感想が多いということです。

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