【フェアリーテイル】ブレインは六魔将軍の司令塔!もう一つの人格「ゼロ」とは?

単行本の累計発行部数が7200万部を突破した人気漫画「フェアリーテイル」。そこに登場するブレインをご存じでしょうか?六魔将軍の司令塔を務めている人物なのですが、ある条件がそろうと二重人格者のように別の人格「ゼロ」が現れるというのです。これから、フェアリーテイルの気になるキャラ、ブレインおよび別人格についてその正体や強さ、扱う魔法を詳しく解説していきます。短時間でも読了できる分量になっていますので、この機会にぜひご覧ください!

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目次

  1. フェアリーテイルのブレインのは六魔将軍の司令塔!ゼロの正体とは?
  2. フェアリーテイルのブレインの強さや魔法
  3. フェアリーテイルのブレインのアニメ声優
  4. フェアリーテイルのブレインに関する感想や評価
  5. フェアリーテイルのブレインまとめ

フェアリーテイルのブレインのは六魔将軍の司令塔!ゼロの正体とは?

フェアリーテイルの作品情報

真島ヒロによる漫画作品「フェアリーテイル(FAIRY TAIL)」。本記事のメインテーマであるブレインの話題に入っていく前に、まずはフェアリーテイルの作品情報を紹介します。最初に作品概要、そして簡単なあらすじへと続きます。

フェアリーテイルの概要

フェアリーテイルは真島ヒロによる漫画作品です。魔導士ギルド・妖精の尻尾(フェアリーテイル)を舞台に、主人公で滅竜魔導士の少年ナツの活躍を描くファンタジー・バトル作品となっています。

概要のイメージ

週刊少年マガジンの2016年35号から2017年34号まで連載されたフェアリーテイル。単行本は全63巻545話に及び、累計発行部数は7200万部を突破しています(2021年2月時点)。その後、2019年7月には続編「FairyTail100YearsQuest」が「マガジンポケット」に掲載され、こちらは現在も連載中です(作画:上田敦夫)。

さらに、2009年にはテレビアニメが制作され、同年10月から2013年3月までテレビ東京系列で放送されました。その後、2014年4月から2016年3月にかけて第2期が、2018年10月から2019年9月にかけて第3期(ファイナルシーズン)が放送されています。

フェアリーテイルのあらすじ

あらすじのイメージ

魔導士たちに仕事を仲介する組織・魔導士ギルド。その一つである「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の問題児で滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)のナツは、ある日財閥の令嬢で星霊魔導士の少女ルーシィと出会います。妖精の尻尾に加入することになったルーシィは、ナツや言葉をしゃべる猫のハッピーとともに、ギルドに寄せられた様々な依頼に答えていくことになるのでした。

ブレインのプロフィール

ここからは、本記事のメインテーマであるフェアリーテイルのブレインについて考察していきます。闇ギルド・六魔将軍の司令塔を務めるブレイン。褐色の肌と胸の黒い紋章、オールバックの髪形、体中を這うラインの模様が特徴の大男です。その正体は、名前のブレイン(頭脳)が示す通り常に冷静に判断を下す知性派でした。また、過去には六魔将軍の魔法開発局に所属していたこともあり、多くの魔法を編み出しています。

体にあるラインは生体リンク魔法と言い、六魔将軍のメンバーが敗北するとラインが一本ずつ消失していきます。すべてのラインが消滅すると、裏の顔として眠っていた人格「ゼロ」がまるで二重人格のように現れます。

ブレインが所属する六魔将軍は、彼が楽園の塔から養子として連れてきた強い魔力を持つ子供たちで組織されていました。中でも六魔将軍で最強の魔導士となったミッドナイトは、畏敬をもって父上と呼ぶほどブレインを慕っていました。しかし、ブレインの方は他の子供たち同様自らの戦略上の駒としてミッドナイトを見ており、決して情に流されることはありませんでした。

そんなブレインは、善悪を反転させる魔法であるニルヴァーナを復活させ、ギルド間でのつぶし合いによる世界滅亡を企てます。古文書の中からニルヴァーナに関する記述を発見すると、ニルヴァーナ復活に欠かせない人材、楽園の塔の奴隷ジェラールを連れ去りました。

その後、ジェラールを使ってニルヴァーナを発動し、ギルドの一つ・化猫の宿(ケット・シェルター)に狙いを定めます。また、ナツに敗れたコブラを切り捨てナツを六魔将軍に取り込もうとしますが、ジュラ・ネェキスに敗北を喫します。加えてミッドナイトも敗れ去ったことでブレインのリンクは消滅。ここで裏の顔ゼロが覚醒するのですが、最終的にナツに倒され御用となり評議院に逮捕されてしまいました。

ブレインのもう一つの人格「ゼロ」とは?

次に、ブレインのリンク消滅により現れたもう一つの人格「ゼロ」の正体を解説していきます。まずゼロの外見ですが、ブレインとは対照的に色白でブレインを上回る筋骨隆々たる体躯をしています。ベルトの赤い紋章と軍服風の衣装もブレインとの違いを鮮明にしています。

ゼロの正体をわかりやすく示しているのが彼の性格です。ゼロの性格は、ブレインも恐れるほど狂暴で残忍、例えば戦闘でダメージを負い動けなくなった相手にも容赦なく攻撃を加えるほどです。その様子は、まるで破壊を楽しんでいるかのようでした。このように、ゼロの正体は沈着冷静なブレインとは好対照と言えるでしょう。

彼の最終目的は、ブレインが狙いを定めた化猫の宿を殲滅させることにありました。ニルヴァーナを使ってその目的を果たそうとするゼロでしたが、ジェラールの全魔力「咎の炎」を食べたナツが発動したドラゴンホースに倒されてしまいます。正体は粗暴で残酷なゼロもまた、最後はブレイン同様評議院によって逮捕されることになりました。

FAIRY TAIL テレビ東京アニメ公式

フェアリーテイルのブレインの強さや魔法

常闇回旋曲(ダークロンド)

次に、フェアリーテイルのブレインの強さや魔法を解説していきます。魔法開発局に所属し多くの魔法を生み出したことがブレインの強みでもありました。

最初に紹介するのは、常闇回旋曲(ダークロンド)。髑髏・クロドアの杖から闇の怨霊のようなエネルギー波を放つ魔法で、第54話「天空の巫女」に登場します。ウェンディ・マーベルとハッピーを拉致しようとしたブレイン。その時、連合軍に仕掛けた魔法がこの常闇回旋曲でした。ブレインの魔法の強さを目の当たりにした連合軍は危うく止めを刺されるところでしたが、助けに駆け付けたジュラにより事なきを得ました。

常闇奇想曲(ダークカプリチオ)

こちらの魔法は、ダークロンドと同じくクロドアの杖から放ちます。違いはエネルギー波ではなく回転するドリルような貫通性の魔法弾である点です。また、ゼロが使う場合には杖ではなく指先から放出され、レーザービームのような光線を自由自在に操ることができます。

さらに、敵がブレインのダークカプリチオを防御できる魔法を使っても、ゼロの強さは尋常ではなく敵を貫通することができました。

古文書(アーカイブ)

ブレインの他にも青い天馬に所属するヒビキ・レイティスが得意とする魔法がこちらの古文書(アーカイブ)です。

情報を圧縮して相手先に送信できるようにする魔法で、どちらかと言うと強さを前面に出すよりもサポート的な役割を担う魔法とされています。

自立崩壊魔法陣

最後に紹介するのは、ブレインが創り出したオリジナル魔法・自立崩壊魔法陣です。物体に書き込み組み入れることで、その物体を自壊させることができます。

ジェラールは命を懸けてこの魔法をニルヴァーナ壊滅に使おうとしましたが、ブレインにより書き換えられてしまい失敗に終わりました。元祖ブレインの強さを示したと言ってよいでしょう。

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フェアリーテイルのブレインのアニメ声優

稲田徹のプロフィール

次に、アニメ・フェアリーテイルでブレインおよびゼロを演じた声優・稲田徹を紹介します。低音ボイスで野太い声が特徴の稲田は、男らしく逞しいキャラはもちろんのこと、甲高い声を張り上げるオネエキャラも演じる役柄の幅広さで知られる声優です。

  • 名前:稲田徹(いなだ・てつ)
  • 出生地:東京都八王子市
  • 生年月日:1972年7月1日
  • 年齢:48歳(2021年4月現在)
  • 身長:184 cm
  • 職業:声優、ナレーター
  • 事務所:青二プロダクション

稲田徹の主な出演作品

  • ガンダム(ハリー・オード)
  • 特捜戦隊デカレンジャー(ドギー・クルーガー / デカマスター
  • 喰霊 -零-(岩端晃司)
  • 電光超特急ヒカリアン(ライトニングE4パワー、特車隊ドクター)
  • 魁!!クロマティ高校(前田彰)
  • 爆闘宣言ダイガンダー(ブライオン / ダイガライオン)
  • フューチャーカード 神バディファイト(ガルガンチュア・ドラゴン)
  • ツバサ・クロニクル(黒鋼)
  • 鉄のラインバレル(沢渡拓郎)
  • キルラキル(蟇郡苛)

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フェアリーテイルのブレインに関する感想や評価

ここまでフェアリーテイルのブレイン特集をお届けしてきましたが、最後にフェアリーテイル・ブレインに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するフェアリーテイル・ブレインに関する感想や評価は、アニメ62話・聖十のジュラを観た方のツイートからです。強さが際立っていたブレインが倒される場面に関しての感想です。ついに倒されたブレインの扱われ方が適当だったと嘆いていました。その上で、1話丸ごとブレイン敗北に割いてもよかったのでは?とアニメの構成に疑問を投げかけていました。

続いて紹介するフェアリーテイル・ブレインに関する感想や評価は、ブレインファンを自称する方のツイートからです。フェアリーテイルのキャラの中でのお気に入りを尋ねられたのでブレインだと答えると、相手からはつれない返事が返って来たとの事。キャラの多彩さが魅力ともなっているフェアリーテイルならではの話題でした。

フェアリーテイル・ブレインに関する感想や評価、最後に紹介するのは、フェアリーテイルの魅力にどっぷりとハマっている方のツイートからです。

バトルシーンがかっこよくてフェアリーテイルの世界にいるようなリアルさを感じたといいます。ブレインの顔のラインが消えていくところも凝った作画で感銘を受けたそうです。さらに、ギャグあり涙ありの内容に満足している様子がよく表された感想でした。

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フェアリーテイルのブレインまとめ

ここまでフェアリーテイルに登場する六魔将軍の司令官ブレインともう一つの人格ゼロについて、その正体や強さ、扱う魔法を中心に解説してきました。いかがでしたでしょうか?

まとめのイメージ

ブレインは、沈着冷静に判断し理知に行動する司令官。魔法開発局に勤務していたこともあり数多くの魔法を作り出していました。一方、ブレインのもう一つの人格として現れるゼロの方は、全てにおいてブレインとは対照的。性格は狂暴で残忍、まるで破壊を楽しんでいるようなところがありました。また、常闇回旋曲など強力な魔法を編み出したブレインでしたが、ゼロの発動する魔法はさらに強さを増していました。

現在も続編が漫画雑誌に連載されているフェアリーテイル(続編はFairyTail100YearsQuest)。多彩なキャラが続々と登場しているこの作品の今後の展開に期待しましょう。

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