声優・青野武の死因は?友蔵じいさんなど演じたキャラや出演したアニメ作品を紹介

声優・青野武は1961年頃から2010年まで第一線で活躍していた、実力派の人気声優です。声優・青野武は様々な人気アニメ作品でメインキャラクターを演じており、その声は誰もが一度は聞いたことがあると言われるほどです。ここでは、声優・青野武の死因や主な出演作品などを紹介していきいます。また、青野武の出演したアニメ作品の後任の声優情報などもまとめて紹介していきます。

声優・青野武の死因は?友蔵じいさんなど演じたキャラや出演したアニメ作品を紹介のイメージ

目次

  1. 声優・青野武とは?
  2. 声優・青野武の死因
  3. 声優・青野武が演じたキャラや出演したアニメ作品は?後任も紹介
  4. 声優・青野武に関する感想や評価
  5. 声優・青野武の死因まとめ

声優・青野武とは?

青野武のプロフィール

声優・青野武は、様々な人気アニメ作品で個性的なキャラクターに声を吹き込んできた演技派声優です。青野武は2012年に惜しまれながら死去しています。ここでは青野武の死因や後任声優などを紹介していきます。まず、青野武のプロフィールから紹介していきます。青野武は、1936年6月19日生まれの男性声優です。声優としてだけではなく、ナレーターや俳優としても活躍していた人物でした。

青野武は北海道旭川市出身の声優で、所属事務所は青二プロダクションです。声優・青野武はアニメ作品だけではなく、洋画の吹き替えなどでも活躍しており、様々な作品で声を聞く事が出来る有名声優です。独特のしゃがれた声が特徴で、老人や悪役など癖のあるキャラクターを好演した人物でした。

声優・青野武は、脇役からメインのキャラクターまで非常にたくさんの役がらを演じた事でも知られている声優です。悪役を演じることが多かった青野武は、様々な感情を演じる事が出来て面白いと話していました。また、漫画家・高橋留美子作品に数多く出演する常連の声優でもありました。人気アニメワンピースでは、アニメに登場する端役や劇場版のキャラクターなど数々の役を演じていました。

青野武の出身校

青野武は、北海道旭川市出身です。地元北海道の旭川東高等学校出身の青野武は、学生時代には演劇に打ち込んでいました。旭川東高等学校を卒業した後は。単身上京して舞台芸術学院で演技の勉強をしていました。演劇の勉強に打ち込む青野武は、劇団七曜会に所属しており、主演も勝ち取るようになっていきます。主演作品で演技力を認められた青野武は、「ブロンコ」で主演の声の吹き替えを担当する事となります。

青野武は洋画吹替えでも活躍

青野武は、声優としてのデビュー作ブロンコで、主役のタイ・ハーデンの声を担当しています。この作品をきっかけに、洋画の吹き替えでも活躍するようになった青野武。良く担当した吹き替えの俳優は、クリストファー・ロイド、ダニー・デヴィート、ジョー・ペシなどでした。洋画の出演作品としては、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ホーム・アローン」などが有名です。

青野 武 | 株式会社青二プロダクション

声優・青野武の死因

青野武の死因となった病気は?

声優・青野武の死因となった病気を紹介します。青野武は、2010年の5月15日、解離性大動脈瘤の手術を受けていました。その後、6月26日には脳梗塞があることも判明し、2010年から2012年の間、2年間闘病生活を送っていました。解離性大動脈瘤とは急激に発症して命にかかわる病気でもあり、この解離性大動脈瘤が原因で、青野武は担当していた出演作品の役をすべて降板することとなりました。

2010年に持っていた役を降板し、闘病生活をスタートさせた青野武。共演した仲間やスタッフたちからは激励を受け、復帰を心待ちにされていました。本人も復帰に向けて闘病していましたが病状は改善せず、2012年の4月9日に帰らぬ人となりました。声優・青野武の死因は、解離性大動脈瘤の手術後の多発性脳梗塞と言われています。

青野武の葬儀や告別式

様々な人気アニメ作品に出演し、多くの持ち役もあった青野武。まだまだ現役での活躍が期待される中、75歳と言う若さでこの世を去ってしまいました。青野武の葬儀・告別式には、声優仲間の古川登志夫らの姿もあり、約400人もの人が集まって、別れを惜しんでいました。

青野武と富山敬のエピソード

声優・青野武の印象深いエピソードに、声優仲間の富山敬とのエピソードがあります。富山敬は、青野武とは「銀河英雄伝説」や「宇宙戦艦ヤマト」などでも共演しており、親交が深い関係でした。二人は仕事が終わった後、一緒に飲みに行くほどだったと言います。若かりし頃の青野武は酒癖が悪く、飲んでいる席で他の客とケンカになってしまう事もあったと言われています。

酔いつぶれてしまった青野武を自宅まで連れ帰って介抱した事もあるという富山敬。富山敬は青野武よりも早く死去してしまい、ちびまる子ちゃんの友蔵じいさん役であった富山敬の後任になったのが青野武だったのでした。青野武は親しかった富山敬から役を受け継ぐ事になり、複雑な心境でありながらも「富山敬の名前を汚さないように頑張ろうと思った」と語っていました。

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声優・青野武が演じたキャラや出演したアニメ作品は?後任も紹介

「ドラゴンボール」ピッコロ大魔王役

1980年代に一世を風靡した少年漫画作品・ドラゴンボール。そんなドラゴンボールに登場し、主人公孫悟空の強敵として名勝負を繰り広げた人気の敵キャラクターが、ピッコロ大魔王です。ピッコロ大魔王は、青野武の代表作とも言える名キャラクターであり、そんなピッコロ大魔王役を引き継いだのが演技派声優の島田敏でした。

「ちびまる子ちゃん」友蔵じいさん役

ちびまる子ちゃんの友蔵じいさん役と言えば、青野武自身も親交の深かった富山敬から受け継いだ役でした。国民的なアニメ作品で、幅広い年代の視聴者から愛されているちびまる子ちゃん。友蔵じいさんと言えば、主人公まる子と仲良して出演回数も多く非常に有名なキャラクターです。友蔵じいさんを受け継いだ後任の俳優は、ピッコロ大魔王も受け継いでいる島田敏でした。

「宇宙戦艦ヤマト」真田志郎役

声優青野武の代表作には、1974年から放送を開始した国民的なアニメ・宇宙戦艦ヤマトの真田志郎もあります。青野武は宇宙戦艦ヤマトの真田志郎役を、続編を含む多くのシリーズで演じ続けていました。青野武の声を聞けば真田志郎を思い出すというファンも多く、青野武の代名詞と言える名キャラクターでした。

「ゲゲゲの鬼太郎」ぬらりひょん役

声優青野武氏は、ゲゲゲの期太郎のぬらりひょん役でも知られている声優でした。青野武は非常に様々な役を演じている事でも知られており、ゲゲゲの鬼太郎作中だけでも、ぬらるひょんの他にもガマ仙人や貧乏神などの声も演じていました。

声優・青野武に関する感想や評価

声優・青野武に関する感想や評価を紹介していきます。青野武に関しての感想では、洋画の吹き替えでクリストファー・ロイドを担当していたことが非常に印象深いという感想が多くなっています。特に大ヒットを記録した有名な作品、バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場するドクは、とても人気のキャラクターでした。

洋画作品では、俳優の吹き替えを担当する声優は交代する場合もありますが、バック・トゥ・ザ・フューチャーのドクは、やっぱり青野武の声が一番しっくりくるという感想が多く挙がっていました。青野武が担当した役がらは、クリストファー・ロイドの吹き替えで言えばドク以外にもアダムス・ファミリーのフェスタ―などもあり、映画好きのファンからも愛されている声優でした。

数々の人気アニメ作品に出演している青野武。青野武が演じてきたキャラクターは、味がある人気キャラクターが多く、その演技力の高さに評価が集まっていました。青野武が息を吹き込んだキャラクターはたくさんいますが、青野武没後に彼の出演作品を楽しんでいると、非常に感慨深い気持ちになるという感想も多くなっています。数々の名演技を披露してきた青野武の活躍は、様々なアニメ作品で今でも楽しまれているのです。

声優・青野武に関しての感想と評価では、老人役やマッドサイエンティストの役が印象深いという声も聞かれています。非常に知名度の高いアニメ作品に出演してきた青野武は、一度はその声を聞いたことがあると言える声優です。青野武は、マッドサイエンティストや癖のある悪役など、見る人に強烈なインパクトを与える仕事をしてきました。

声優・青野武の死因まとめ

ここでは、人気演技派声優青野武の死因などをまとめています。青野武は様々な人気アニメ作品で個性的なキャラクターを好演しており、多くの人々の心に残っている声優でした。2010年に解離性大動脈瘤を発症した青野武は、2年間闘病するも良くなることはなく、2012年4月に亡くなっていました。青野武の代表作には、ちびまる子ちゃんの友蔵じんさん役や、ドラゴンボールのピッコロ役などがありました。

ここでは、演技派声優として幅広い層のファンから愛された青野武が演じていたアニメキャラクターや、後任の声優なども紹介しています。是非、青野武の出演作をチェックして、独特の声色の印象深い演技に注目して見てください。

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