坂本真綾が歌ったキャラソンはある？過去に演じたキャラや出演作品も紹介

今回のまとめでは、声優・坂本真綾さんの演じたキャラクターやキャラソン、また、キャラソンを歌わない理由などについてまとめていきます。それでは早速、坂本真綾さんのプロフィールから見ていきましょう。坂本真綾さんは、1980年3月31日生まれの東京都出身、声優のほか女優、歌手、ナレーター、ラジオパーソナリティ、エッセイストなどとしても活動しています。事務所はフォーチュレストに所属しています。

坂本真綾さんは、幼少のころから芸能活動をしており、声優デビューは1989年です。デビュー作品はドラマ「頑固じいさん孫3人」デーナ役でした。1993年に公開されたOVA「リトルツインズ」にて主演を演じたことをきっかけに、以降は主に洋画吹き替え声優として活動していました。また、1996年に放送されていたテレビアニメ「天空のエスカフローネ」では神崎ひとみを演じ、その名が知れ渡ることになります。

坂本真綾さんはもともと洋画吹き替え声優を中心に活動していましたが、2006年放送のテレビアニメ「桜蘭高校ホスト部」にて藤岡ハルヒを演じたことをきっかけにテレビアニメ声優としても活動の幅を広げていきました。また、2011年には声優として活躍している鈴村健一さんとの結婚も発表し話題となりました。鈴村健一さんについては終盤でまとめていますので要チェックです。

また、声優以外に歌手としても精力的に活動しています。歌手デビューは、1996年のテレビアニメ「天空のエスカフローネ」のオープニング曲「約束はいらない」でした。以降、歌手としても人気が出始めます。2011年発売のオリジナルアルバム「You can't catch me」ではオリコンチャートにて1位を獲得しました。2019年には最新アルバム「今日だけの音楽」をリリースしていますので、ぜひご視聴ください。

坂本真綾さんはキャラソンを歌わない声優として知られていますが、以前はキャラソンを歌っていました。では、以前はどのようなキャラソンを歌っていたのでしょうか？まず1つ目の曲は、「夜明けの風ききながら」です。こちらのキャラソンは、1999年に放送されていたテレビアニメ「臣士魔法劇場 リスキー☆セフティ」に登場する坂本真綾さんが声を演じた主人公・桂木萌が歌っています。

「夜明けの風をききながら」の作詞は濱田理恵 さんが、作曲及び編曲は寺嶋民哉さんが手がけました。テレビアニメ「臣士魔法劇場 リスキー☆セフティ」は、『月刊電撃コミックガオ!』にて連載されていた臣士れいさんによる漫画を原作としています。ジャンルはオカルトファンタジーです。テレビアニメはA.P.P.P.が制作を務め、全24話で構成されていますので、ぜひこの機会にご覧になってみてください。

キャラソンを歌わないことで知られる声優・坂本真綾さんが歌った数少ないキャラソンは、「マクロスF（フロンティア）VOCAL COLLECTION 娘たま♀」の収録曲「母と子ランカのアイモ」です。このキャラソンは、2008年に放送されていたテレビアニメ「マクロスF」で使用された楽曲などをまとめたボーカルアルバムとして2008年に発売。プロデューサーを務めたのは、坂本真綾さんの曲も共同作業している菅野よう子さんです。

テレビアニメ「マクロスF」のボーカルアルバムの収録曲には、坂本真綾さんが歌うオープニング曲「トライアングラー」も収録されています。「トライアングラー」は第13回アニメーション神戸賞にて主題歌賞を受賞しています。また、坂本真綾さんは、テレビアニメ「マクロスF」ではランシェ・メイの声優も務めていました。「母と子ランカのアイモ」はランシェ・メイが歌うキャラソンとなっています。

キャラソンを歌わないことで知られる声優・坂本真綾さんが歌った数少ないキャラソンは、「アイモ〜こいのうた〜」です。「アイモ〜こいのうた〜」は、先ほど紹介した2008年に放送されていたテレビアニメ「マクロスF」のボーカルアルバム「マクロスF（フロンティア）VOCAL COLLECTION 娘たま♀」に収録されているランシェ・メイの楽曲です。

エンディングテーマとして知られる「アイモ〜鳥のひと」や「蒼のエーテル」、挿入歌の「アイモ O.C.」の作詞は坂本真綾さんが手掛けました。ランシェ・メイは、「娘々（ニャンニャン）サービスメドレー」にも歌唱参加しています。また、坂本真綾さんは「マクロスF」のエンディング曲、挿入歌で歌詞を手掛けたことをきっかけに作詞家としても活動をし、様々なアーティストに作詞提供をするようになりました。

キャラソンを歌わないことで知られる声優・坂本真綾さんが歌った数少ないキャラソンは、「夢色ロリポップ」です。「夢色ロリポップ」は、1999年から2001年に1期、2期と放送されていたテレビアニメ「メダロット」に登場するカリンが歌うキャラソンです。「夢色ロリポップ」は、2000年1月にリリースされました。テレビアニメ「メダロット」はゲームボーイソフト「メダロット」を原作としています。

坂本真綾さんが演じたカリンは、「メダロット」の主人公・天領イッキのライバルである辛口コウジの幼馴染みとして登場するキャラクターです。「メダロット」は、原作となったゲームやアニメのほか、漫画やコンピューターゲームなど様々なメディアミックスがされた作品となっています。また、メダロットのゲームはシリーズとなっており、最新作は2017年に発売された「メダロット クラシックス」があります。

続いては、坂本真綾さんが過去に演じたキャラや出演作品を紹介していきます。まず1つ目は、坂本真綾さんのアニメ声優デビュー作として知られている「天空のエスカフローネ」の主人公・神崎ひとみです。「天空のエスカフローネ」は1996年に全26話で放送され、製作はサンライズが担当しました。監督は赤根和樹さんが務めています。2000年には設定などを変えた劇場版「エスカフローネ」が公開されました。

坂本真綾さんは、テレビアニメ「天空のエスカフローネ」のオープニング曲「約束はいらない」を歌っています。また、劇場版「エスカフローネ」の主題歌も担当しました。主題歌は「指輪」です。テレビアニメ「天空のエスカフローネ」はSFファンタジー、恋愛などがテーマとなっており、坂本真綾さんが声優を務めた神崎ひとみがある日突然”異世界ガイア”へと飛ばされてしまったことをきっかけに物語が展開されていきます。

続いて坂本真綾さんが過去に演じたキャラクターは、テレビアニメ「物語シリーズ」に登場する忍野忍（おしのしのぶ）です。テレビアニメ「物語シリーズ」は、2006年より2020年現在もシリーズが展開されている西尾維新さんによる小説”青春怪異小説”を原作とした作品です。2020年時点では26巻の小説が刊行されています。テレビアニメは2009年より展開されており、「化物語」がシリーズの原点として知られています。

これら全てを「物語シリーズ」と呼んでいます。「物語シリーズ」に登場する坂本真綾さん演じる忍野忍はキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードという旧名を持つ元人間の吸血鬼です。忍野忍が”人間もどきの吸血鬼”となってしまった一連の物語が「傷物語」で語られています。シリーズ展開の第1作目となった「化物語」の前日譚となる物語ですので、ぜひ「化物語」以外もご覧になってみてください。

続いて坂本真綾さんが過去に演じたキャラクターは、テレビアニメ「黒執事」に登場するシエル・ファントムハイヴです。テレビアニメ「黒執事」は、2008年に1期、2010年に2期、2014年に3期として放送されてきました。原作は2006年より『月刊Gファンタジー』にて連載されている枢やなさんによる漫画です。漫画『黒執事』は2020年現在も連載中＆刊行中で、現在29巻まで刊行されています。

また、テレビアニメのほか2015年にはOVA「黒執事 Book of Murder」が劇場公開されました。2017年には劇場アニメとして「劇場版 黒執事 Book of the Atlantic」が公開されていました。坂本真綾さんが演じたシエル・ファントムハイヴは「黒執事」の主人公・セバスチャン・ミカエリスが仕える”坊っちゃん”こと伯爵です。12歳にして爵位を継承し、過去に起きた自分を貶めた悪に復讐するべく奔走していきます。

続いて坂本真綾さんが過去に演じたキャラクターは、テレビアニメ「桜蘭高校ホスト部」に登場する藤岡ハルヒです。テレビアニメ「桜蘭高校ホスト部」は、2006年に全26話で放送されていました。原作は2002年から2010年に『LaLa』にて連載されていた葉鳥ビスコさんによる漫画です。漫画は全18巻が刊行されました。

「桜蘭高校ホスト部」は学園漫画をテーマに、上流階級の家柄の生徒ばかりが通う学園でホスト部が繰り広げる非日常を描いています。坂本真綾さんが演じた藤岡ハルヒは、ひょんなことからホスト部で雑用係をすることになってしまいますが、実は女生徒であったことが判明してしまいます。「桜蘭高校ホスト部」はテレビアニメのほか実写ドラマ化、PS2及びDSなどのゲームになるなど様々なメディアミックスがされています。

続いて坂本真綾さんが過去に演じたキャラクターは、テレビアニメ「ガンダムSEED DESTINY」に登場するルナマリア・ホークです。テレビアニメ「ガンダムSEED DESTINY」は、2004年に全50話が放送されていた「ガンダムシリーズ」の11作目であり、また、「ガンダムSEED DESTINY」は2002年に放送されていた「機動戦士ガンダムSEED」の続編として知られています。制作はサンライズが担当しました。

監督は福田己津央さんが、シリーズ構成は両澤千晶さんが務めています。「機動戦士ガンダムSEED」から2年後が舞台となっており、坂本真綾さんが演じたルナマリア・ホークは、国家・プランとの組織である武装組織・ザフトの新造戦艦ミネルバのパイロットとして登場します。主人公・シン・アスカの恋人でもあります。階級は少尉です。

続いて坂本真綾さんが過去に演じたキャラクターは、テレビアニメ「攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」に登場する草薙素子です。テレビアニメ「攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」は、2013年に劇場アニメとして4部構成で上映された「攻殻機動隊 ARISE」のテレビ版です。1989年に『ヤングマガジン海賊版』にて連載されていた士郎正宗さんによる漫画を原作としています。

「攻殻機動隊 ARISE」の総監督は黄瀬和哉さんが、シリーズ構成は冲方丁さんが担当しました。「攻殻機動隊 ARISE」は「Ghost Pain」、「Ghost Whispers」、「Ghost Tears」、「Ghost Stands Alone」の順で公開されていきました。坂本真綾さんが演じた草薙素子は今作の主人公です。独立攻性部隊の陸軍501機関所属で、完全義体サイボーグとして慕っていた中佐の死を調べていく道中で起こる様々な事件が描かれています。

続いて坂本真綾さんが過去に演じたキャラクターは、テレビアニメ「七つの大罪」に登場するマーリンです。テレビアニメ「七つの大罪」は2014年からテレビアニメ化されており、2020年現在も4期となる「七つの大罪 神々の逆鱗」が放送中となっています。原作は2012年より『週刊少年マガジン』にて連載されている鈴木央さんによる漫画です。現在39巻まで刊行されています。第39回講談社では漫画賞・少年部門を受賞しました。

テレビアニメ「七つの大罪」はA-1 Picturesが制作を担当しています。また、4期の監督は西澤普さんが、シリーズ構成は池田臨太郎さんが務めています。2018年には「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」が公開されました。坂本真綾さんが演じるマーリンは、「〈暴食の罪（ボア・シン）〉のマーリン」という通称を持つ七つの大罪の1人であります。魔術を使い身体の成長を止めています。

続いて坂本真綾さんが過去に演じたキャラクターは、劇場版「空の境界」に登場する両儀式です。劇場版「空の境界」は2001年に同人誌として発売された奈須きのこさんによる伝記小説が原作となっています。2004年に講談社ノベルスから全2巻が刊行されました。2007年にufotableより劇場アニメとして第1章の「俯瞰風景」か全7章「第七章 殺人考察（後）」が公開されました。

その後、期間限定公開として「終章/空の境界」が公開されました。そのほか、コミカライズやドラマCD化などもされています。原作者の奈須きのこさん所属のサークル「TYPE-MOON」制作のゲーム「月姫」内で、坂本真綾さん演じる両儀式は天敵とされています。両義式は、交通事故で約2年間に渡って昏睡状態に陥っていましたが、ある日突然昏睡状態から解け、「直死の魔眼」という死を見れる能力に目覚めていました。

続いて坂本真綾さんが過去に演じたキャラクターは、2017年に放送されていたテレビアニメ「Fate/Apocrypha」に登場するルーラー/ジャンヌ・ダルクです。テレビアニメ「Fate/Apocrypha」は東出祐一郎さんによる「Fate/stay night」のスピンアウト小説であり、全5巻が刊行されています。2016年からは『月刊コンプエース』にて石田あきらさん作画の漫画も連載されています。

テレビアニメはA-1 Pictures制作によって全25話構成で放送されました。監督は浅井義之さんが、シリーズ構成は東出祐一郎さんが務めました。「Fate/Apocrypha」は「Fate/stay night」の並行世界が舞台となっており、第三次聖杯戦争の最中に起こり聖杯が失われている世界を描いています。坂本真綾さんが演じたルーラーはApocryphaのヒロインであり真名は英雄ジャンヌ・ダルクです。

坂本真綾さんは、2009年には日本武道館でもライブを行ったり数々のホールなどでツアーを開催したりと歌手としての活動も目覚ましい声優として知られています。ですが、その一方で声優としてキャラソンを歌わない声優として名を連ねます。序盤で紹介したように、歌手活動を始めた当初はキャラソンを歌っていましたが、数は少なく現在では出演作品のキャラソンは歌わないとされています。

では、坂本真綾さんがキャラソンを歌わない理由とは一体何でしょうか？それは、とある媒体のインタビューにて理由とされる発言がされていたのです。それが上記の引用になります。坂本真綾さんは歌手活動と声優活動を分けて活動しているといい、声優としてキャラソンを歌わない方針だというものでした。以前は多少なりともキャラソンを歌っていましたが、現在は意図してキャラソンを歌わない声優として意思を貫いています。

鈴村健一さんは、声優のほかナレーターや歌手としても活動している声優で、自身が所属する声優事務所・インテンションの代表取締役でもあります。鈴村健一さんは、1974年9月12日生まれの大阪府出身、1994年のテレビアニメ「マクロス7」のモーリー役で声優としてデビューしています。2008年には第2回声優アワードにてベストパーソナリティ賞・シナジー賞を受賞しました。その他、様々な賞を受賞しています。

そんな鈴村健一さんの主な出演作は、テレビアニメ「真月譚 月姫」遠野志貴、「いちご100%」真中淳平、「D.Gray-man」ラビ、「うみねこのなく頃に」右代宮譲治、「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ」聖川真斗、「黒子のバスケ」紫原敦、「男子高校生の日常」ヨシタケ、「BROTHERS CONFLICT」朝日奈椿、「Free!シリーズ」御子柴百太郎、「初恋モンスター」高橋譲二、「炎炎ノ消防隊」武久火縄があります。

そんな鈴村健一さんと坂本真綾さんは2011年8月8日に結婚したことを発表しファンを驚かせ話題となりました。

鈴村健一さんと坂本真綾さんはいくつか共演作があります。テレビアニメ「 機動戦士ガンダムSEED DESTINY」ではルナマリア・ホークとシン・アスカ、「キャプテン・アース」ではモコとアマラ、「桜蘭高校ホスト部」では藤岡ハルヒと常陸院光、「 NARUTO−ナルト− 疾風伝」ではマツリとウタカタ、映画「 空の境界 the Garden of sinners」では両義式と黒桐幹也などがあります。

坂本真綾さんは声優以外にも歌手としての実力も高いことで知られています。坂本真綾さんの曲は透明感のある澄んだ曲が特徴的で支持する方が多い印象がありました。

キャラソンを歌わない声優・坂本真綾さんが出した数少ないキャラソンを紹介するツイートがありました。ぜひ、こちらの曲もご視聴ください。

坂本真綾さんが忍野忍として出演する「物語シリーズ」には、登場キャラのキャラソンも大変人気があることで知られていますが、忍野忍にはキャラソンがありません。その理由を詳しく解説している方がいらっしゃいました。坂本真綾さんの強い信念が見えます。

以上、キャラソンを歌わないと言われる坂本真綾さんが歌うキャラソンやキャラソンを歌わない理由などについてまとめてきました。坂本真綾さんが歌う曲やこれまでに出演した作品などについてもまとめてきましたがいかがでしたか？キャラソンを歌わない坂本真綾さんの信念なども分かったことでしょう。サイト内には、坂本真綾さんが参加する他のアニメまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。