ドラマ黒薔薇のネタバレあらすじとキャスト!放送が延期された理由や原作小説も紹介

ドラマ『黒薔薇』は2017年に放送された刑事ドラマです。ドラマ『黒薔薇』は刑事課強行犯係の神木恭子を主人公に、とある事件の捜査から警察内部の闇に迫っていくストーリーとなっています。この記事ではドラマのあらすじのネタバレや、出演キャストを紹介します。また、ドラマ『黒薔薇』は当初の放送予定日を延期して放送されました。なぜ放送延期になってしまったのか、その理由も解説します。

ドラマ黒薔薇のネタバレあらすじとキャスト!放送が延期された理由や原作小説も紹介のイメージ

目次

  1. 黒薔薇はテレ朝のドラマスペシャル
  2. 黒薔薇のネタバレあらすじ
  3. 黒薔薇のキャスト
  4. 黒薔薇の放送が延期された理由
  5. 黒薔薇の原作小説
  6. 黒薔薇に関する感想や評価は?
  7. 黒薔薇のネタバレあらすじとキャストまとめ

黒薔薇はテレ朝のドラマスペシャル

黒薔薇の概要

『黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子』通称『黒薔薇』は、2017年12月16日の22時から放送されたテレビドラマスペシャルです。テレビ朝日系列で放送されました。第2弾は2019年9月22日に放送されています。この記事では、2017年に放送された『黒薔薇』について紹介します。

黒薔薇のスタッフ

ドラマ『黒薔薇』の監督は和泉聖治です。和泉聖治は、1946年9月25日生まれの日本の映画監督です。『相棒』、『おみやさん』、『HOTEL(ホテル)シリーズ4』などの人気映画やドラマシリーズを手掛けている監督です。

黒薔薇の見どころ

ドラマ『黒薔薇』のみどころは、ただの殺人事件が徐々に警察の闇に繋がっていくというところです。警察内部での隠蔽や騙し合いのようなやり取りに注目です。

ドラマスペシャル 黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子|テレビ朝日

黒薔薇のネタバレあらすじ

ネタバレあらすじ①殺害事件の捜査

ある日、清掃会社の社長が殺されているのが発見されます。東京臨海署では捜査に追われる中、とある新人刑事が配属されます。新人刑事の名前は神木恭子といいます。神木は試験に落ちたにもかかわらず、なぜか刑事への配属が決定していました。

警察署に向かっていると、とある男が「孫娘が殺される」と叫んでいました。神木は何かあったら連絡するように言い、男に連絡先を渡しました。神木はその後係長に挨拶し、見習いとして清掃会社社長殺人事件の捜査に加わることになります。

ネタバレあらすじ②リサの失踪

神木が自宅に帰ると、孫娘が殺されると騒いでいた男から連絡が入りました。男の名前は安本といいました。安本の言い分では、甥っ子の義男という男に孫娘のリサが攫われたのだと言いました。義男はずっと無職でしたが、働く気になってハローワークに行きました。大工の仕事を見つけたと言っていたが、帰ってきたら安本のノミを盗んで出ていったというのです。

ネタバレあらすじ③犯人の証拠

神木が安本にノミを盗まれた日を尋ねると、それは清掃会社社長殺人事件のあった日と同じ日でした。神木は一連の事件が繋がっていると感じて調査を続けていると、主任の折原と出会い、神木は調査内容を話します。2人は清掃会社に行き、義男が来なかったか確認しました。するとその清掃会社で義男の面接を担当したのが社長である事がわかりました。

2人は警察署に戻り、係長と槇に捜査内容を説明します。義男は面接に落ちたことを恨み、清掃会社の社長を殺したのではないかと推理しました。神木は再び安本の元に向かい、義男が盗んだノミと同じ型のノミを入手しました。

ネタバレあらすじ④安本義男の逮捕

神木や折原達は、捜査一課の刑事達と一緒に義男が潜伏している場所へ向かいました。義男は暴れていましたが、折原が足を撃って取り押さえます。安本は署で社長を殺したことを自白しました。

ネタバレあらすじ⑤瀬名刑事部長への疑念

折原は義男逮捕時に、他の一課の刑事達が過剰に煽っていたことを不審に思います。一課の刑事達は最初から義男を殺すつもりでいたのです。折原は、義男が殺される前にわざと致命傷にならないように撃って逮捕しました。

ネタバレあらすじ⑥白骨死体

調査により、社長殺害に使われたノミが安本本人によって改造されたもなのではないかという疑いが出てきました。危険を感じた神木は、リサを安本の家から自分の家に保護します。神木の母・綾子はリサから匂いがすると言いました。それは刑事をしていた亡き夫が、死体と長時間いる時にする匂いと似ているというのです。

リサに詳しく話を聞くと、安本家の床下に死体が埋まっているということが判明しました。警察が確認すると、床下には成人の白骨死体が2体ありました。安本は義男の母親の茂美に殺人をやらされたと言いました。義男は、茂美から暴力を振るう夫を殺すように頼まれました。もうひとりの遺体は安本の妻でした。安本の妻は警察に夫が殺人を犯したことを喋っために殺されました。

ネタバレあらすじ⑦殺害と口封じ

その頃、取り調べを受けていた義男が死亡してしまいました。義男は足に銃を撃たれましたが、かすり傷程度で済んでいました。しかしそこに尿が入り込み、化膿してしまったのです。しかし、これは警察が仕組んだ殺人事件だと神木と折原は推測します。

ネタバレあらすじ⑧過去の関係

神木は槇に食事に誘われていました。槇は神木に死んだ父親のことについて話します。安本は茂美と神木の父親に関係があったと証言しましたが、実際には茂美と関係を持っていたのは警視庁刑事部長瀬名の父だと槇は言いました。槇はさらに瀬名の父親の悪事について神木に話し出しました。

ネタバレあらすじ⑨脅迫

神木が調査を続けていると、槇から電話がかかってきます。一人でこの間食事をした料亭へ来いと言います。そして槇は、来なければリサを殺すと脅してきました。神木は急いで料亭へと向かいます。しかしそこにはリサしかおらず、槇はいませんでした。女将は槇から預かっていたものがあると言って鍵を渡しました。

ネタバレあらすじ⑩新たな死者

槇は脅迫電話のあと失踪してしまい、行方が分からなくなっていました。そんな中、安本の移送が急に決定します。しかし、安本は移送中に転んでコンクリートに頭を打ち、死亡してしまいました。神木も折原も警察の人間がやったに違いないと思いました。

ネタバレあらすじ⑪瀬名部長の秘密

移送される寸前におこなった安本への尋問によって、瀬名と死亡した義男が双子の兄弟であることが分かりました。瀬名の父親の英一郎は茂美と関係を持ち、子供を授かっていました。茂美は下ろすつもりでしたが英一郎が産むよう指示し、双子のうち体格の良い方を自分の子供として育てていたのです。

ネタバレあらすじ⑫全ての黒幕

瀬名が英一郎を問い詰めると、全ての悪事を知っていた槇を消したことを話し始めました。また、英一郎は忠実な部下を得るために、旅館の女将の姉を家政婦として自分の家に置いていました。つまり、人質を取っておき、旅館の女将に悪事の協力をさせていたのです。

ネタバレあらすじ⑬復讐と対決

神木と折原が鍵のロッカーを開けて中身を確認すると、そこには英一郎が今までに行ってきた悪事が記されていました。2人は旅館の女将の自宅に行き、話を聞きました。話を聞いた2人は茂美がまだ生きていると確信し、身元引受人の小谷の元に行きます。案の定、小谷はずっと茂美を匿っていました。しかしこれだけでは逮捕することができません。神木はある復讐方法を思いつきます。

ネタバレあらすじ⑭脅迫

神木は証拠や証言を集め、瀬名を食事に誘いました。神木は逮捕は無理だとしても、社会的責任を背負わせる作戦を立て、瀬名を脅迫したのです。神木は瀬名に、奥さんと別れて自分と結婚しろと言いました。そうすることで瀬名親子の逃げ場をなくし、追い込んだのです。

ネタバレあらすじ⑮無理心中

追い詰められた瀬名は、英一郎を車に乗せたまま崖から落ちました。瀬名は責任を追求される前に無理心中をしてこの世を去りました。そしてしばらくすると、今度は茂美と小谷が無理心中を図って死亡したという新聞記事が出ました。

ネタバレあらすじ⑯果たされた復讐

神木の父親は11年前に英一郎によって殺されてしまいました。神木は瀬名を追い込み、無理心中させたことで復讐を果たすことができたのです。

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黒薔薇のキャスト

キャスト①貫地谷しほり

神木恭子役を演じたのは、貫地谷しほりです。貫地谷しほりは、1985年12月12日生まれの女優です。出演作品には『ちりとてちん』の和田喜代美役や『なつぞら』の大沢麻子役、『龍馬伝』の千葉佐那役、『スウィングガールズ』斎藤良江役、『パレード』の大河内琴美役、『くちづけ』の阿波野マコ役などがあります。

キャスト②岸谷五朗

折原圭作役を演じたのは、岸谷五朗です。岸谷五朗は、1964年9月27日生まれの俳優です。出演作品には『みにくいアヒルの子』の平泉玩助役、『ブラザーズ』の藤原真文役、『ぼんくら』の筒平四郎役、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』の茸原渚音役などがあります。

キャスト③西岡徳馬

矢野順一役を演じたのは、西岡徳馬です。西岡徳馬は、1946年10月5日生まれの俳優です。出演作品には『浅見光彦シリーズ』の浅見陽一郎役、『東京ラブストーリー』の和賀夏樹役、『過保護のカホコ』の並木福士役、『緑川警部シリーズ』の緑川有一役などがあります。

キャスト④でんでん

安本恒吉役を演じたのは、でんでんです。でんでんは、1950年1月23日生まれの俳優で元お笑い芸人です。出演作品には『あまちゃん』の長内六郎役、『冷たい熱帯魚』の村田幸雄役、『緊急取調室』の菱本進役などがあります。

キャスト⑤吹越満

槇春彦役を演じたのは、吹越満です。吹越満は、1965年2月17日生まれの俳優です。出演作品には『冷たい熱帯魚』の社本信行役、『デカワンコ』の小松原勇気役、『警視庁捜査一課9係』の青柳靖役、『あまちゃん』の菅原保役、『釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜』の佐々木和男役などがあります。

キャスト⑥中村俊介

瀬名靖史役を演じたのは、中村俊介です。中村俊介は、1975年2月16日生まれの俳優です。出演作品には『浅見光彦シリーズ』の浅見光彦役、『ハンチョウ〜神南署安積班〜』の村雨秋彦役、『ROCKERS』の高木仁役、『警視庁捜査一課9係』の園田俊介役、『救急救命士・牧田さおり』の伊東肇役などがあります。

キャスト⑦野際陽子

乾茂美役を演じたのは、野際陽子です。野際陽子は、1936年1月24日生まれの女優です。出演作品には『浅見光彦シリーズ』の浅見雪江役、『ずっとあなたが好きだった』の桂田悦子役、『TRICK』の山田里見役、『花嫁のれん』の神楽志乃役、『DOCTORS〜最強の名医〜』の堂上たまき役などがあります。

キャスト⑧津川雅彦

瀬名英一郎役を演じたのは、津川雅彦です。津川雅彦は、1940年1月2日生まれの俳優です。出演作品には『サラリーマン金太郎』の大和龍之介役、『相棒』の瀬戸内米蔵役、『野々村病院物語』の久米丈二役、『プライド・運命の瞬間』の東條英機役、『集団左遷』の横山輝生役などがあります。

キャスト⑨丘みつ子

神木綾子役を演じたのは、丘みつ子です。丘みつ子は、1948年1月19日生まれの女優です。出演作品には『星の金貨』の結城貴子役、『峠の群像』の大石理玖役、『梅ちゃん先生』の早野妙子役、『白い秘密』の藤森亜矢子役などがあります。

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黒薔薇の放送が延期された理由

当初の放送日

ドラマ『黒薔薇』は当初予定していた放送日を延期しました。当初の放送日は2013年3月19日でした。しかし放送当日にドラマの延期が決まってしまいます。その後、ドラマ『黒薔薇』は2017年12月16日に延期して放送されました。

追悼番組で延期

ドラマ『黒薔薇』が延期した理由は、渡瀬恒彦が2017年3月14日に死去したからです。『黒薔薇』の放送は延期され、3月14日には追悼番組が放送されました。これにより『黒薔薇』は、9ヶ月後に延期して放送されることになりました。

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黒薔薇の原作小説

元警察官が書いた小説

ドラマ『黒薔薇』には、原作となる小説があります。二上剛による『黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子』が原作となっています。この作品は「第2回本格ミステリーベテラン新人発掘プロジェクト」で受賞しました。

作家・二上剛とは?

『黒薔薇』の作家・二上剛は、元警察官という変わった経歴を持っています。二上剛とはどのような人物なのか、ここでは二上剛のプロフィールを紹介します。

二上剛のプロフィール

二上剛は1949年に大阪で生まれました。過去に某警察署の暴力犯担当の刑事をしていた経歴を持ちます。刑事時代は強面で暴力団関係者からも怖がられていたそうです。退職してからは作家としてデビューしました。

二上剛の主な作品

二上剛の主な作品は、2016年に出版された『ダーク・リバー 暴力犯係長 葛城みずき』、2019年に出版された『暗黒捜査 警察署長 綾部早苗』などがあります。

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黒薔薇に関する感想や評価は?

ドラマ『黒薔薇』には、面白かったという感想がたくさんありました。連続ドラマの『石の繭』に雰囲気がにているという意見もありました。

『黒薔薇』は他の刑事ドラマと違い、逮捕できないなら徹底的に消していくというようなストーリーとなっていました。刑事ドラマではなかなかない展開が新鮮だと感じるようです。

こちらの方は2回『黒薔薇』を観たそうです。2回観ても飽きないほど見ごたえのあるストーリーに、完成度が高いという感想がありました。

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黒薔薇のネタバレあらすじとキャストまとめ

ドラマ『黒薔薇』は元刑事が書いた小説を原作としたドラマでした。そのため、普通の刑事ドラマとは一風変わった展開となっていました。放送日は予定から延期されたものの、たくさんの人がドラマを観ており、その完成度の高さが評価されていました。もっと『黒薔薇』を楽しみたいという方は、ぜひ原作小説を読んでみてください。

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