特命刑事カクホの女のあらすじと最終回をネタバレ！ドラマのキャストや感想は？

「特命刑事カクホの女」は2018年にテレビ東京で放送されたドラマです。金曜8時のドラマ枠で放送されました。名取裕子と麻生祐未が共演し、W主演を務めたことで注目を集めました。

「特命刑事カクホの女」の製作スタッフである秦建日子は脚本を務めています。秦建日子は小説家や劇作家、演出家、脚本家として活動しています。秦建日子が手がけた作品には、「名探偵コナンドラマスペシャル」や「天体観測」、「最後の弁護人」などがあります。

ここでは「特命刑事カクホの女」がどんな物語なのか、あらすじをネタバレを紹介します。主人公の北条百合子は警視庁の内勤から神奈川県警の刑事へと異動してきます。北条百合子は、神奈川県警で刑事をしていた刈谷晋作の死の真相を確かめに来ていました。北条百合子は真相を捜査しながら、次々と起こる殺人事件を解決に導きます。

「特命刑事カクホの女」の見どころは、北条百合子が事件を解決するシーンです。北条百合子は推理前に「突然ですけど私、犯人分かりました」と必ず決め台詞を言います。この決め台詞の後はスッキリと事件を解決してくれます。

ここでは「特命刑事カクホの女」の最終回のあらすじのネタバレを紹介します。最終回では、北条百合子が真相を探っていた刈谷晋作の死の謎がいよいよ明らかになります。

「特命刑事カクホの女」最終回の冒頭では、刈谷晋作の死の真相を知っているという強盗犯が逮捕されました。その男は死の真相を2000万円で売ると言いましたが、拘置所で毒物によって死んでしまいました。その死体を発見したのが三浦亜矢です。三浦亜矢は、刈谷晋作の死に何らかの関わりがあることが濃厚になってきました。

北条百合子は謹慎処分になった三浦亜矢を誘います。しかし北条百合子が向かった先は、強盗犯から死ぬ前に教えてもらっていたという建物でした。その建物の中に入ると二人は閉じ込められてしまいます。しかも部屋の中には時限爆弾が設置されていました。北条百合子は死ぬ前に真相を知りたいと言って、三浦亜矢から刈谷晋作の死の真相を聞き出します。

三浦亜矢は、刈谷晋作は麻薬組織に潜入捜査をしていたと言います。しかし、潜入中に自身も麻薬に染まってしまい、麻薬組織に自分が警察官であることを話して殺されてしまったのです。三浦亜矢は警察の体裁を守るために、自殺として事件を処理することになったと言いました。

三浦亜矢が事件の真相を語るとドアが開き、外から刈谷孝雄が出てきます。刈谷孝雄は三浦亜矢の証言は嘘だと言い、北条百合子にボイスレコーダーを渡しました。ボイスレコーダーには麻薬組織の人間の証言が録音されていました。

その麻薬組織の人間は、自分たちに協力した警察官のスパイがおり、そのスパイが潜入捜査した刈谷晋作を殺害したと証言しました。その警察官の名前は三浦亜矢だと、麻薬組織の人間が言います。

如月光太郎は刈谷晋作を殺害しただけでなく、強盗犯を送り、三浦亜矢に罪をなすりつけようとしていた黒幕でした。刈谷晋作は警察内部の裏金について潜入捜査をして調べていました。そこで刈谷晋作は首相が裏金の資金洗浄をしている証拠を見つけてしまいます。

如月光太郎は現職の首相を恐喝して、自分の思いのまま法案を作ったり警察を強化しようとしていました。それに対して刈谷晋作は猛反対します。如月光太郎は冗談だと言いますが、その後安西という男を使って刈谷晋作を殺害しました。北条百合子は如月光太郎を追い詰めますが、捕まえることはできませんでした。

北条百合子は警視庁の警務部から神奈川県警の刑事部捜査一課強行犯係に異動してきました。マイペースな性格をしており、周りを翻弄することもあります。しかし、警視庁にいた頃は人事第一課課長をしていただけあり、事務処理能力が高くそこから推理して犯人を突き止めることもあります。

北条百合子役のキャストは名取裕子です。名取裕子は茂田オフィスに所属している女優です。出演作品には、「京都地検の女シリーズ」の鶴丸あや役、「チーム・バチスタシリーズ」の藤原真琴役「法医学教室の事件ファイルシリーズ」の二宮早紀役などがあります。

三浦亜矢は、神奈川県警刑事部捜査一課強行犯係の三浦班班長をしています。ノンキャリアで警部補になった実力者です。部下からも慕われており、物事をハッキリするタイプです。警視庁から異動してきた北条百合子に不信感を持ちます。

三浦亜矢のキャストは麻生祐未です。麻生祐未はイザワオフィスに所属している女優です。出演作品には「君が嘘をついた」の渡辺亜紀子役、「JIN-仁-」の橘栄役、「カーネーション」の小原千代役などがあります。

如月光太郎は北条百合子の友人で警視庁警務部長です。警視監と言う立場を使って、北条百合子が秘密裏に探っている事件について調べて、情報を渡すこともあります。如月光太郎のキャストは高橋克典です。高橋克典はケイダッシュに所属しており、俳優や歌手として活動しています。出演作品には「特命係長只野仁」の只野仁役や「金曜日の恋人たちへ」の田辺春樹役などがあります。

刈谷孝雄は北条百合子の元婚約者の父親です。北条百合子からはお義父さんと慕われる仲でしたが、北条百合子を気遣い、息子のことは忘れるように言っていました。刈谷孝雄も刑事をしていましたが刑事を辞め、独自に息子の死因を調べます。

刈谷孝雄役のキャストは伊東四朗です。伊東四朗はオルテ企画に所属しており、俳優やタレント、司会者として活動しています。出演作品には「銭形平次」の三の輪の万七役、「おかしな刑事」の鴨志田新一役、「平清盛」白河法皇役などがあります。

村山修二は、神奈川県警捜査一課強行犯係の刑事です。兄貴肌で熱血タイプに見えますが、実はクールな一面もある刑事です。捜査ではチームワークを大切にしています。村山修二のキャストは吉沢悠です。吉沢悠はテンカラットに所属している俳優です。出演作品には「動物のお医者さん」の西根公輝役、「平清盛」の藤原成親役などがあります。

黒田作之助は神奈川県警の刑事部部長です。保守的で事件の早期解決を望むタイプです。警察組織のルールに従わない北条百合子や三浦亜矢を良く思っていません。黒田作之助のキャストは渡辺いっけいです。渡辺いっけいは、青年座映画放送に所属している俳優です。出演作品には「ストロベリーナイト」の橋爪俊介役、「京都地検の女」の太田勇一役などがあります。

緑川大和は神奈川県警捜査一課強行犯係の刑事です。おおらかな性格をしており、天真爛漫なムードメーカーです。緑川大和のキャストは小関裕太です。小関裕太はアミューズに所属している俳優です。出演作品には「ごめんね青春!」の村井守役、「わたしに☓☓しなさい!」の北見時雨役、「半分、青い。」の健人役があります。

滝沢真央は神奈川県警捜査一課強行犯係の事務を担当しています。いつも事件発生を刑事たちに伝えています。30代間近で結婚についても真剣に考え始めています。滝沢真央のキャストは鹿沼憂妃です。鹿沼憂妃はオスカープロモーションに所属している女優です。出演作品には「私の嫌いな探偵」のもえ役、「いつか陽のあたる場所で」の仁科香織役などがあります。

淵山蓮は神奈川県警の鑑識課です。刑事課のメンバーと仲が良く、特に三浦亜矢周辺に出没します。殺人事件が起きてもテンションが高くなるなど空気が読めない部分もあります。淵山蓮のキャストは今野浩喜です。今野浩喜はプロダクション人力舎に所属している俳優です。出演作品には「下町ロケット」の迫田滋役、「僕たちがやりました」の小坂秀郎役があります。

飯田竜司は神奈川県警刑事部捜査一課強行犯係に所属していた刑事です。1話のあらすじをネタバレをすると、妻を殺されてしまいます。飯田竜司のキャストは佐藤アツヒロです。佐藤アツヒロはジャニーズ事務所に所属しており、俳優や歌手として活動しています。出演作品には「劇団演技者。」の積田理科夫役、「はぐれ刑事純情派」の北原誠司役などがあります。

半野英明は神奈川県警刑事部捜査一課強行犯係に所属していた刑事です。1話のあらすじをネタバレすると、飯田竜司の妻を殺した犯人が半野秀明でした。半野英明のキャストは池内万作です。池内万作は東宝芸能に所属している俳優です。出演作品には「龍馬伝」の三条実美役、「金田一少年の事件簿」の明智健悟役などがあります。

飯田結衣は飯田竜司の妻です。1話のあらすじをネタバレすると、飯田竜司が帰宅すると自宅で倒れて亡くなっていました。飯田結衣のキャストは大村彩子です。大村彩子はイトーカンパニーに所属している女優です。出演作品には「最も遠い銀河」の吉羽京子役、「臨場」の桐岡明日香役などがあります。

半野響子は半野英明の妻です。1話のあらすじをネタバレすると、日常的に半野英明からDVを受けており、離婚を考えていました。半野響子のキャストは松菜乃子です。松菜乃子は株式会社アンカットに所属している女優です。出演作品には「奥様は、取扱い注意」の川口節子役、「今週、妻が浮気します。」の茜役などがあります。

谷岡智彦は交番から捜査一課に異動してきた巡査部長です。2話から登場し、真面目で熱血な性格をしています。谷岡智彦のキャストは菅裕輔です。菅裕輔は株式会社パールダッシュに所属している俳優です。出演作品には「広域警察4」の窪田役、「ニーチェ先生」の黒田役などがあります。

刈谷晋作は北条百合子のパートナーで、3年前に神奈川県警内の事件で汚名を着せられて殺害されました。書類では自殺として処理されています。刈谷晋作のキャストは鶴見辰吾です。鶴見辰吾はホリプロに所属している俳優です。出演作品には「3年B組金八先生」の宮沢保役、「初めて恋をした日に読む話」の由利菖次郎役などがあります。

「特命刑事カクホの女」の視聴率は、1話は7.7%、2話は7.0%、3話は6.0%、4話は3.7%、5話は6.8%、6話は6.6%、最終回は8.7%でした。4話は3.7%と最低視聴率となりましたが、翌週の5話では回復し、最終回では最高視聴率の8.7%を記録しています。

「特命刑事カクホの女」のロケ地の詳細は分かっていません。「特命刑事カクホの女」のロケ地候補としては、みなとみらい地区、厚木アクストメインタワーなどが予想されています。

「特命刑事カクホの女」を視聴した方は、面白いという感想を持っている方がたくさんいました。主人公だけではなく渡辺いっけいの悪党っぷりも評判でした。あらすじのネタバレをすると、1話で池内万作は犯人役でしたが、1話の犯人は推理できたという方もいました。

元々名取裕子のドラマが好きだという方も「特命刑事カクホの女」を観ている方が多いようです。感想を見ると満足している方が多く、ストーリーが面白いという感想がたくさんあり評判でした。

感想の中には、最終回まで黒幕が誰なのか分からなかったという感想がありました。最終回のあらすじのネタバレでもあったように、黒幕は如月光太郎でした。こちらの方は味方に見える如月光太郎が怪しいとすでに考察していました。

「特命刑事カクホの女」の感想では名取裕子が演じた素人おばちゃん刑事が面白いという感想がありました。また、全体的に海外ドラマを観ているような感じだという感想もあります。

「特命刑事カクホの女」の最終回のあらすじのネタバレでは、黒幕が如月光太郎だと判明しました。「特命刑事カクホの女」の感想では、最終回の正体が最後まで分からなくて面白かったという感想がたくさんありました。「特命刑事カクホの女」はVODでも配信されているので、ぜひ観てみて下さい。