キングオブコント2016の結果まとめ！優勝はライス！感想や審査員コメントも紹介！

2008年より開催され、毎年恒例になりつつあるキングオブコント。2019年も秋ごろにキングオブコント2019が開催予定となっており、予選が盛り上がっています。キングオブコント2019を目前に、今回はキングオブコント2016に注目してみました。キングオブコント2016とはどのような大会だったのでしょうか。キングオブコント2016の優勝結果や見ていた人の感想などを紹介していきます。

2008年より行われているキングオブコントは、キングオブコント2016で第9回目の開催となりました。放送されたのは、2016年10月2日(日)。例年通り、キングオブコント2016もTBSテレビが主催・運営となり開催されました。キングオブコント2015に引き続き、司会は浜田雅功さん。相方である松本人志さんは審査員側に回っています。

そして、この第9回大会から、グランブルーファンタジーやアイドルマスター シンデレラガールズ などのゲームアプリを開発していることで有名な「Cygames」が冠スポンサーへと就きました。そのため、正式名称は「Cygames～キングオブコント2016」として、放送されていました。

キングオブコントで優勝すれば賞金1000万円。大きな賞金と名声・名誉を目指して、お笑い芸人たちはネタを披露し合いました。キングオブコント2016の見どころはどこだったのでしょうか。キングオブコント2016の見どころだった所について紹介していきます。

キングオブコント2016で優勝したのはライスです。実はライスが優勝するにあたり、あるキーワードがあったようです。そのキーワードとは。数字の「９」。ライスの田所仁さんが、大会5日前にTwitterで予選から決勝に進出するまでに「９」という数字に何度も遭遇していると呟いています。

結果的にライスは第9回目キングオブコントで優勝し、9代目優勝者となりました。田所さんのツイートを見返した視聴者の間では、「９」という数字が優勝のキーワードになっていたのではないかと噂になったようです。

キングオブコントの豪華な背景セットは見どころです。毎年お金がかかっていると分かる派手なセットが使われています。しかし、ネタによっては、この豪華な背景が逆効果にもなっていたようです。ななまがりやかまいたちの拷問をテーマにしたネタなど、ネタの内容によっては、準決勝が行われている赤坂BLITZのようなシンプルな真っ黒な背景の方がネタが面白かったのではないかという感想もあったようです。

何も考えずにネタを見た時と、背景に注目しながらネタを見た時と感じ方が違うのかどうか、見比べてみるのも面白いかもしれません。

キングオブコント2016では、第6回大会となるキングオブコント2013で優勝したかもめんたるが再び決勝の舞台に登場ました。３年ぶりとなるかもめんたるの決勝進出に、2回目の優勝があるのではないかと注目を集めていたようです。

キングオブコント2016の1回戦はどのような結果となっていたのでしょうか。キングオブコント20161回戦の結果について振り返っていきましょう。

1回戦、しずるの得点は443点という結果でした。最高得点を付けたのは日村勇紀さんで92点。ネタは「突入」というタイトル。刑事に扮した2人が、犯人も誰もいない建物に突入して行くというものでした。居もしない犯人に突っ込んでいく村上とそれを援護する池田の掛け合いが面白いと話題のネタだったようです。

1回戦、ジグザグジギーの得点は433点。最高得点は三村マサカズさんで89点。ネタは「達人」というタイトル。達人がハエを箸で捕まえ、その直後に白ご飯を食べるのを繰り返していきます。後半はちょっと狂気じみてくる達人が面白いと話題になったネタでした。

1回戦、ラブレターズの得点は424点。最高得点は設楽統さんで92点。ネタは「野球拳」というタイトル。ラブレターズを代表するネタ「西岡中学校」と彷彿とさせる歌を使ったネタでした。思わず口ずさみたくなるような中毒性のあるネタが面白かったと話題でした。

1回戦、ななまがりの得点は430点。最高得点は日村勇紀さんの89点。ネタは「ナス」というタイトル。森下さんがナスを持って突如現れ「ナス持ち上げる時だけ左利きだよ」と連呼し、初瀬さんがそれを何かと思い出してしまうというネタでした。森下さんのセリフに中毒性があると、話題になったようです。

1回戦、ジャングルポケットの得点は466点。最高得点は三村マサカズさんと設楽統さんの94点。ネタは「トイレ」というタイトル。用を足している斎藤の個室に、太田と小竹が入ってきてドタバタするという斎藤のリアクションを活かしたネタでした。分かりやすいネタで、ジャンポケは1位通過しています。

1回戦、だーりんずの得点は431点。最高得点は松本人志さんの89点。ネタは「結婚式前日」というタイトル。息子は結婚式前日に、お父さんは実の父親ではなく、さらには童貞だということを知らされるという展開のネタです。設定は面白かったようですが、童貞というキーワードに引っ張られすぎていたという感想が多かったようです。

1回戦、タイムマシーン3号の得点は445点。最高得点は松本人志さんと設楽統さんの90点。ネタは「カツアゲ」というタイトル。関が金を持っているかどうかジャンプさせて確認するという王道のカツアゲ展開ですが、思った以上に小銭を持っているうえ、どんどん小銭が増えて行くというマジックのような展開になっていくネタです。狂気じみていく関が面白いと話題のネタでした。１st.結果は4位通過です。

1回戦、ライスの得点は466点。最高得点は松本人志さんと日村勇紀さんの95点。ネタは「命乞い」というタイトル。脅されているはずの関町が田所にだんだん要求していくという設定のネタ。「○○してくれい～」と言い方は中毒性があると話題になりました。ジャンポケと同点で、ライスは1位通過しています。

1回戦、かもめんたるの得点は444点。最高得点は日村勇紀さんで90点。ネタは「念」というタイトル。遠距離恋愛中の彼女の元に、彼氏の生霊のようなもの(彼氏の念に扮した岩崎)が飛んでくるという設定でした。かもめんたるらしい狂気じみたネタが面白かったようです。第６回王者であるかもめんたるは注目を集めていましたが、1回戦は5位通過でした。

1回戦、かまいたちの得点は458点。最高得点は日村勇紀さんと大竹一樹さんの93点。ネタは「監禁」というタイトル。濱家が仮面を被り、山内が捕らわれた役です。濱家は怖い犯人風ですが、全く怖くなくボケまくります。捕まっている山内がそれにつっこみ続けるという普段のボケとツッコミが反対になったネタでした。１st.は3位通過という結果になりました。

キングオブコント2016の優勝者はライスです。ライスはFinalで470点、1stとの合計で936点を得て、初出場で優勝となりました。ライスは結成以来、これが初めてのタイトル受賞となります。

ファイナルステージの結果はどのようなものだったのでしょうか。ファイナルに出場したコンビの点数とネタを紹介していきます。

初出場でファイナルに進出したタイムマシーン3号。Finalで448点、1stとの合計は893点でした。ネタは、劇団のオーディションを受ける山本の練習に関が付き合うのですが、やったことがないという割に関の演技が上手すぎるという展開のネタです。面白いと好評だったようですが、残念ながら4位という結果に終わりました。

見事優勝を飾ったライス。Finalはヤンキー風の関町がおしっこをもらしたことを、ウエイター扮する田所のせいだとクレームを言うという設定のネタでした。無茶苦茶な内容のクレーマーと、開き直り気味のウエイターのやり取りが面白いと話題だったようです。審査員全員から９０点以上をもらうという高成績でした。

Finalで439点、1stとの合計は883点でした。ネタは岩崎扮したちょっと気持ち悪いドライバーがヒッチハイクをしていた槙尾を隣に乗せ、槙尾を精神的に追い詰めていくというかもめんたるお得意の狂気じみたネタ。その場にいた観客たちからは悲鳴が上がっていました。3年ぶりの優勝なるかと期待されていましたが、結果は5位でした。

Finalで4456点、1stとの合計は914点でした。ネタはクラスで給食費がなくなったり窓ガラスが割られた犯人や、ブルマを取った犯人に担任扮する濱家が名乗り出ろというネタ。犯人である山内が狂気じみていて面白いと話題だったようです。実はこの時、かまいたちはキングオブコント決勝初出場。結果は3位でした。

Finalで464点、1stとの合計は930点でした。ネタは余命を3分と宣告されます。余命3分の間に太田がしたいと望むことを病室内で無理やりやりつくすというネタ。審査員5人中4人が90点以上の判定をするという、高成績のネタでした。しかし、ライスには6点届かず、惜しくも2位という結果になりました。

キングオブコント2016を間近で見ていた審査員や司会の浜田さんはどのような感想を言っていたのでしょうか。審査員たちの感想や、その感想を聞いていた視聴者がどういう感想を抱いたのかを紹介します。

キングオブコント2016の審査員は設楽統さん(バナナマン)・日村勇紀さん(バナナマン)・三村マサカズさん(さまぁ～ず)・大竹一樹さん(さまぁ～ず)・松本人志さん(ダウンタウン)の5人でした。ベテランお笑い芸人たちが審査員を務めていたと言うこともあり、その感想にも注目が集まったようです。

しかし、審査員のコメントは「おもしろかった」とか「うまかった」とかどこか抽象的なものばかり。ネタの精度やおもしろさはきちんととらえて審査しているようですが、どこがおもしろかったのか具体的なコメントがあまりありませんでした。そのため、審査員たちの感想を聞いて、もっと中身を評価した具体的なコメントを言ってほしかったという審査員への不満の感想を持つ視聴者が多かったようです。

司会を務めたのは浜田雅功さん(ダウンタウン)。浜田さんの司会は芸人たちが披露するネタと同じくらい注目されているようです。キングオブコント2016では、審査員の紹介をするシーンですら面白いと言われていました。

さらに、浜田さんが途中、玩具のピストルをもって登場するというシーンがありました。出場していたお笑い芸人・審査員を始め、テレビを見ていた視聴者さえもが浜田さんのピストル姿にどよめきます。ネットでは浜田さんが持つことで、本物感が増しているという感想や、「ついに浜田がやってしまったのか…」という感想までありました。

そして、ラストの浜田さんが言う「結果発表～」というセリフ。毎年安定感があると密かに人気を集めているようです。

ななまがりが１st.で見せたナスというネタ。決勝進出とはなりませんでしたが、視聴者からは高評価だったようです。独特なワードセンスが頭に残って離れないという人が多かったようです。Finalのために用意していたネタを見てみたかったという人も多かったようです。

タイムマシーン３号も面白いと高評価だったようです。結果を残念がるツイートがいくつもありました。

キングオブコント2016当時、ライスはまだ知る人ぞ知ると言ったコンビでしたが、お笑い好きの間では密かに人気を集め始めていたコンビだったようです。優賞に納得といった感想も多くありました。

キングオブコントでは毎年司会の浜田雅功さんにも注目が集まっています。浜田さんが結果発表をする時は、結果よりも浜田さんの言い方に注目が集まってしまっているようです。

いかがだったでしょうか。キングオブコント2016についてまとめていきました。結果はライスが優勝、ジャングルポケットが準優勝、3位はかまいたちという結果でした。ライスはこの大会で優勝して人生が変わったことでしょう。

キングオブコント2019の開催も間近に迫っています。第12回大会となる2019年はどのコンビが優勝するのでしょうか。キングオブコント2016の結果も踏まえ、キングオブコント2019の優勝者が誰かになるかにも注目してみて下さい。