中学聖日記が気持ち悪いと酷評？ドラマの設定や評判から理由を考察

中学聖日記とは、TBSで放送されていた恋愛ドラマです。タイトルからも少し分かる通り、中学生の恋愛を描いているのですが、普通の青春ラブストーリーとはちょっと訳が違います。中学聖日記は、教師と中学生との恋愛を描いた話題作なのです。放送前から色々な意味でも注目を集めた中学聖日記。ここでは、中学聖日記が気持ち悪いと酷評されてしまった理由について考察していきます。

TBSでドラマ化された作品・中学聖日記。その原作は祥伝社の女性向け漫画雑誌「FEEL YOUNG」にて連載されています。作者は人気漫画化のかわかみじゅんこです。実は原作となった漫画の中学聖日記は連載中で完結しておらず、ドラマの展開や結末は原作とは違ってくると予想されていました。ドラマ版のプロデュースは「リバース」や「夜行観覧車」で有名な小説家の湊かなえです。

気持ち悪いと酷評されてしまった中学聖日記のあらすじを紹介していきます。中学聖日記の主人公末永聖は、国語の非常勤講師を経て、田舎町子星平にある子星中学校に赴任する事になります。夢だった教師になった事で、張り切る聖。3年1組の担任となった聖でしたが、やる気が空回りしてしまい着任早々に生徒から冷やかされてしまったり、教頭から注意を受けてしまったりします。

そんな聖には遠距離恋愛中の婚約者がいました。子星中学校の生徒で14歳の黒岩晶は、聖を見るたびに胸がモヤモヤしてしまいます。恋愛に疎い彼は、自分の気持ちが何なのかはっきりとは分からないまま、聖に対する思いを募らせていきます。教師と生徒という関係であった聖と晶ですが、次第に惹かれ合っていくのでした。

あらすじでも触れた通り、中学聖日記は教師と中学生の禁断の愛が描かれた作品です。中学生の晶が女性教師聖の事を好きになり、次第に二人は惹かれ合っていくという物語になります。しかし、この中学聖日記のストーリーは、禁断の愛が題材だからなのか、気持ち悪いと酷評されてしまったのです。ここでは、禁断の愛を描く中学聖日記と気持ち悪いとの評判についてまとめていきます。

中学聖日記の感想で、気持ち悪いという声が多数出てしまった理由を、ドラマ設定や評判から考察していきます。まず、中学聖日記の設定とキャラについて紹介します。中学聖日記が気持ち悪いという感想になってしまう理由として、主人公の聖が教師でありながら生徒を意識してしまうことが受け入れられないという声が多かったです。TBSの過去のヒットドラマには、同じく教師と生徒の恋愛を描いたものがありました。

「魔女の条件」や、「高校教師」もTBSのドラマで、同じく教師と生徒の恋愛を描いて注目を集めました。「魔女の条件」も、「高校教師」も、平均視聴率20％を超えるヒットを記録しています。しかし、ここで紹介する中学聖日記と違うのは、高校生と教師の恋愛を描いていた点です。中学聖日記では、教師と中学生の恋愛が描かれていますから、より年齢の低い子供が相手だとして、気持ち悪いと言われているのです。

中学聖日記が気持ち悪いという理由として、登場人物のキャラが気持ち悪いという声も多く聞かれています。中学聖日記に登場するキャラクターについては、後で詳しく紹介します。特に気持ち悪いという声が聞かれたのが、晶に片思いしているるなという少女です。るなは晶が好きなあまり、晶に好かれている聖に嫉妬するあまり、過激な行動も取るようになります。そんなるなのキャラも気持ち悪いと言われています。

中学聖日記が気持ち悪いとされる理由として、「生理的に受けつけない」という感想も多く聞かれていました。まず、中学聖日記の設定として、教師と中学生の恋愛だという点があります。気持ち悪いと感じた視聴者の感想で、「さすがに中学生相手は生理的に受け付けない」という声が多く上がっていました。高校生との恋愛を描いたドラマはヒットを記録していますが、中学生は流石にまだ子供だという感想が多いです。

中学聖日記が気持ち悪い・生理的に受け付けないとする意見としては、自分の子供が中学生の場合、大人から恋愛対象として見られるのは受け入れられないという声が多いです。また、中学聖日記の設定では有村架純演じる女教師と男子中学生でしたが、男女が逆であればもっと許されない・気持ち悪いと感じるという感想も多く聞かれています。

基本的に、設定やキャラなど作品自体が気持ち悪いとの評判が多かった中学聖日記。しかし、中学聖日記を見ている自分自身が気持ち悪いといった声も聞かれました。気持ち悪いという批判的な評判が多い中学聖日記ですが、ついついハマってしまい、そんな自分が気持ち悪いと言っている視聴者もいます。教師と生徒という禁断の恋愛が気持ち悪いと分かっていながらも、期待してしまったという視聴者の声もありました。

中学聖日記の登場を紹介していきます。中学聖日記の主人公は、有村架純演じる末永聖です。25歳の中学校教師で、田舎町の子星中学校に赴任しました。結婚予定の恋人がいますが、大阪で勤務しているため遠距離恋愛中となっています。憧れの教師となって、子星中学校3年1組を担当する事となりましたが、どこかやる気が空回りしてしまいます。

黒岩晶は、中学聖日記の主人公・聖に恋をする中学生男子です。晶は赴任してきた聖に恋心を抱きますが、初めは自分の気持ちが何か分からずにイライラしてしまいます。聖に対する感情が恋だと気づいてからは、戸惑いながらも聖に気持ちをぶつけていきます。演じるのは、このドラマでデビューとなる新人俳優・岡田健史です。

塩谷三千代こと通称「塩バァ」は、子星中学校の教頭で、演じているのは夏木マリです。教頭でありながら校長よりも決定力や発言力があります。生徒や教師からは嫌われていますが、保護者からの信頼は厚い教頭です。

川合勝太郎は、中学聖日記の主人公・聖の婚約者です。明るくポジティブな性格の商社マンで、海外を飛び回っています。演じているのは劇団EXILEに所属している町田啓太です。

原口律は、勝太郎と同じ会社で働く女性で、演じているのは吉田洋です。勝太郎から聖の事を色々と相談されており、勝太郎の良き理解者と言える存在です。帰国子女で毒舌も吐くバリバリのキャリアウーマンです。

上布茂は晶の母親愛子と旧知の中の男性で、演じたのはマキタ・スポーツです。愛子が経営するアジア雑貨輸入販売会社を共に立ち上げた仲間でもあり、愛子の右腕のような存在です。

黒岩愛子は、晶の母親でやり手の女社長で、演じるのは夏川結衣です。アジア雑貨を輸入販売する会社を経営しており、女手一つで晶を育ててきました。晶の聖に対しての恋心に気づきますが、真に受けてはいませんでした。しかし、次第に晶の行動に危機感を募らせ、聖の事を警戒するようになります。

聖の教育実習先の指導担当で、良い理解者でもあるのが丹羽千鶴です。演じたのは友近で、明るい姉御肌のキャラクターです。ドラマオリジナルのキャラクターとなっており、原作には登場しない役どころです。

中学生日記の感想や評価を紹介します。中学生日記の評判ではやはり気持ち悪いとの声が多く聞かれます。中学生日記の設定の教師と中学生という部分が無理だという視聴者が多く、放送開始直後から酷評される事になりました。

中学聖日記が気持ち悪いとに評判に対し、フィクションにリアリティーを求めずに楽しめばいいという声も聞かれました。フィクションと割り切って鑑賞すると、恋愛ストーリーとして切なく胸がときめくといった感想も見られました。

中学聖日記の感想では、女優・有村架純の演技を称賛する声も多く聞かれました。可愛いだけでなく演技力も高い女優として人気の有村架純。中学聖日記でも、複雑な心境を持つ教師役を好演しています。

ここでは、気持ち悪いとの感想も多いドラマ中学聖日記についてまとめました。中学聖日記が気持ち悪いとされてしまう理由としては、視聴者に設定やキャラが生理的に受け入れられなかったという事が挙げられます。登場人物などの情報も紹介したので、中学聖日記が気になったという人は、是非作品をチェックしてみてください。