SUITS/スーツ日本版キャストと相関図を紹介！アメリカ版との比較も！

SUITS/スーツは、2011年からアメリカで放映されている弁護士ドラマのこと。SUITS/スーツのドラマは非常に人気が高いのだが、2019年のシーズン9で打ち切りが発表されている。ヒロイン役として登場していたメーガン・マークルがイギリスのヘンリー王子と結婚したことでも脚光を浴びた。SUITS/スーツは日本でも高い人気を誇っており、2018年に日本版SUITS/スーツが月9ドラマの枠で放映され大きな反響を呼んでいる。

月9の枠ということもあり、日本版SUITS/スーツのキャストは非常に豪華。話の舞台もアメリカ版と大きな違いはなく、検事あがりの企業弁護士が主人公となっている。主演には織田裕二が選ばれており、平均視聴率は10.8％。最高視聴率は第一話の14.2％で、アメリカ版SUITS/スーツのファンが試しに見てみた、という声が多かった。残念ながら賛否両論のある作品ではあるが、実力派俳優たちの演技が見れて面白いという声もある。

SUITS/スーツはアメリカ版でも非常に人気の作品なので、日本版をなんとか成功させるために、一流と言われているスタッフが選ばれている。やはりリメイクとなると脚本が重要になってくるのだが、日本版SUITS/スーツの脚本に選ばれたのは、遺留捜査やミス・パイロット、相棒、ガリレオなどの人気作品の脚本を手がけた池上純哉だ。今まで手がけた作品を見ても、シリアスな面もあるSUITS/スーツにぴったりの人選だと好評だった。

また、日本版SUITS/スーツの音楽を担当することになったのは、「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」「深夜！天才バカボン」などの楽曲を手がけて注目を浴びている眞鍋昭大。今もっとも活躍が期待されている人物と言っても過言ではない。他にもプロデューサーが「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」「ほんとうにあった怖い話」で有名な後藤博幸や小林宙が抜擢されており、作品にかなり力を入れているのがわかる。

先ほども説明したが、SUITS/スーツはアメリカで非常に人気の高いドラマのリメイクだ。ちなみにアメリカ版SUITS/スーツの初回視聴者数は460万人を超えており、人気は回を追うごとに増している。アメリカ版ではニューヨークの法律事務所に所属している凄腕弁護士のハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)が主人公で、天才的な記憶力を持つマイク・ロス(パトリック・J・アダムス)と共に数々の訴訟に立ち向かう内容だ。

日本版のSUITS/スーツはあくまでもアメリカ版のリメイク作品となっている。最初にアメリカ版SUITS/スーツのリメイクを行ったのは実は韓国だった。韓国版のSUITS/スーツでは、主人公にチャン・ドンゴンが起用されており、韓流好きの人たちの間でも話題に。そして韓国に続く形で日本版のリメイク作品も発表された。日本ではリメイク版となると原作と比較をされてしまう為、リメイク版は酷評を受けやすい傾向にある。

リメイク版SUITS/スーツの主人公は甲斐正午(かい しょうご)という人物。「幸村・上杉法律事務所」に所属している敏腕弁護士だ。いつも強気で傲慢な態度を見せるが、どんな訴訟でもあの手この手で勝ち進んでいく。そんな主人公を演じているのは、日本でも有名な実力俳優である織田裕二だ。織田裕二と言えば「踊る大捜査線」のイメージを強く持っている人もいるのだが、二枚目俳優として今までに数々の作品に出演している。

織田裕二（おだゆうじ）のプロフィール

• 生年月日：1967年12月13日
• 出身：神奈川県川崎市
• 身長：177cm
• 血液型：A型
• 趣味・特技：陸上鑑賞、釣り
• 所属事務所：BAC CORPORATION　
• 代表作品：踊る大捜査線、東京ラブストーリー

主なテレビドラマの主演作

• 東京ラブストーリー（永尾完治）
• あの日の僕をさがして（古賀森男）
• 振り返れば奴がいる（司馬江太郎）
• お金がない!（萩原健太郎）
• 正義は勝つ（高岡淳平）
• 踊る大捜査線シリーズ （青島俊作）
• 恋はあせらず（喜屋武明）
• ロケット・ボーイ（小林晋平）
• ラストクリスマス（春木健次）
• 外交官 黒田康作（黒田康作）

リメイク版SUITS/スーツの主人公の一人である鈴木大貴(すずき だいき)は、甲斐正午のパートナー。彼は小さい頃に親を亡くし祖母と暮らしていた。天才である彼は替え玉受験していることがバレてしまい、人生がめちゃくちゃになってしまう。そんな鈴木を救ったのが甲斐だった。鈴木大輝を演じたのは、Hey! Say! JUMPのメンバーである中島裕翔。演技力が高く今までもドラマに出演しており、今回も見事主演として選ばれた。

中島裕翔（なかじま ゆうと）のプロフィール

• 生年月日：1993年8月10日
• 出身：東京都町田市
• 身長：180cm
• 血液型：A型
• 趣味・特技：カメラ、映画鑑賞、乗馬
• 所属事務所：ジャニーズ事務所　
• 代表作品：水球ヤンキース、母になる

リメイク版SUITS/スーツで、甲斐が所属している事務所の代表。彼女は甲斐を一流の弁護士にする為に、留学費を出してあげるなど甲斐のことを心から応援している。現在甲斐を部下として迎え入れ、自分の事務所を大きくする為に奮闘している強い女性だ。そんな幸村を演じているのは、女優であり、とんねるずの石橋貴明の妻である鈴木保奈美だ。一度は家庭に入ったものの、女優業をしたいと言い再ブレイクを果たしている。

鈴木保奈美（すずき ほなみ）のプロフィール

• 生年月日：1966年8月14日
• 出身：東京都大田区
• 身長：160cm
• 血液型：A型
• 趣味・特技：映画鑑賞、読書
• 所属事務所：アライバル
• 代表作品：東京ラブストーリー、この世の果て

リメイク版SUITS/スーツで、甲斐と共に働いている弁護士。甲斐とはライバル関係にあり、ひねくれ者で嫌味なことを言ってくるのだが、実は甲斐に憧れの念を抱いている。金融関係の訴訟を得意としている。そんな蟹江貢(かにえみつぐ)を演じているのは、、日本の俳優や声優、作家や演出家など幅広く活躍をしている小手伸也だ。主に舞台俳優として活躍していたのだが「真田丸」に出演したことがきっかけでブレークを果たしている。

小手伸也（こて しんや）

• 生年月日：1973年12月25日
• 出身：神奈川県
• 身長：177cm
• 血液型：B型
• 趣味・特技：アイスホッケー、心理学
• 所属事務所：オフィスPSC
• 代表作品：コンフィデンスマンJP、ハゲタカ

リメイク版SUITS/スーツで、鈴木大輝の友人として登場する谷元遊星(たにもと ゆうせい)。彼は学生の頃からの友人であり、東京に来てからも悪事を働きつつお金を稼いでいる。いわゆる悪友で常に借金に追われる生活を送っている。そんな谷元遊星を演じているのは、俳優として活躍している磯村勇斗だ。磯村勇斗はテレビドラマ今日から俺はの相良役を演じて有名になり、今後活躍が期待される俳優の一人で注目されている。

磯村勇斗（いそむら はやと）のプロフィール

• 生年月日：1992年9月11日
• 出身：静岡県沼津市
• 身長：176cm
• 血液型：A型
• 趣味・特技：ゾンビ映画鑑賞、読書
• 所属事務所：BLUE LABEL
• 代表作品：仮面ライダーゴースト、今日から俺は!!

リメイク版SUITS/スーツで、谷元遊星の妹である谷元砂里は、いつも兄が迷惑をかけており、鈴木のことを心配している。このキャラクターはリメイク版のオリジナルの人物で、原作では妹の代わりに彼女が登場している。そんな谷元砂里を演じているのは、女優として活躍している今田美桜だ。今田美桜は、学生時代にスカウトされたことがきっかけで女優の道を目指すことになる。期待され注目を集めている新人女優の一人である。

今田美桜（いまだ みお）のプロフィール

• 生年月日：1997年3月5日
• 出身： 福岡県福岡市
• 身長：157 cm
• 血液型：A型
• 趣味・特技：語学勉強、博多弁の早口言葉
• 所属事務所：株式会社コンテンツ
• 代表作品：花のち晴れ〜花男 Next Season〜、3年A組-今から皆さんは、人質です-

リメイク版SUITS/スーツで、甲斐が検事として働いていた時の上司である柳慎次。弁護士になってからも度々登場する人物だ。そんな柳慎次を演じているのは、俳優として大活躍している國村隼だ。國村隼は、元々自動車が好きでエンジニアを目指していたが、ひょんなことで俳優の道に進むことになった。強面のヤクザキャラから、優しい上司やお父さん役など幅広い演技ができることでも有名。日本を代表する俳優の一人だ。

國村隼（くにむら じゅん）のプロフィール

• 生年月日：1955年11月16日
• 出身：大阪府大阪市
• 身長：170cm
• 血液型：A型
• 趣味・特技：フライフィッシング、サッカー
• 所属事務所：澪スタジアム
• 代表作品：ブラックレイン、アウトレイジ

リメイク版SUITS/スーツで、鈴木や甲斐と同じ事務所のパラリーガルとして働いている聖澤真琴。父親は弁護士業界でも有名な一流弁護士。そんな父親に劣等感を持ちつつも、なんとか弁護士になる為に奮闘する。また鈴木と恋人関係になっていく。そんな聖澤真琴を演じているのは、女優でありモデルとして活躍している新木優子だ。新木優子は2008年に映画「錨を投げろ」で女優デビューし、雑誌non-noの専属モデルとなった。

新木優子（あらき　ゆうこ）

• 生年月日：1993年12月15日
• 出身：東京都板橋区
• 身長：165cm
• 血液型：A型
• 趣味・特技：アイドル鑑賞、読書
• 所属事務所：スターダストプロモーション
• 代表作品：悪と仮面のルール、コードブルー

リメイク版SUITS/スーツで、甲斐の秘書として登場するのは、玉井伽耶子(たまい かやこ)というキャラクタだ。甲斐の為とあらばどんな時も駆けつけてサポートする。甲斐との信頼関係はかなり深く、単なる秘書と弁護士以上の感情を抱いている。そんな玉井伽耶子を演じているのは、モデルであり、タレントとしても活躍している中村アンだ。インスタでも人気が高く、ストイックに身体を鍛えており女性ファンが非常に多い。

中村アン（なかむら あん）のプロフィール

• 生年月日：1987年9月17日
• 出身：東京都江東区
• 身長：161cm
• 血液型：AB型
• 趣味・特技：映画鑑賞、運動
• 所属事務所：プラチナムプロダクション
• 代表作品：きみが心に棲みついた、あいの結婚相談所

アメリカ版SUITS/スーツを見たことがある人が一番気になるのは、やはり相関図のようだ。相関図をベースにすると、主人公のハーヴィーのポジションに甲斐がおり、マイクのポジションに鈴木という形。相関図を見ると主要メンバーはほとんど変わっていないのだが、一番異なるのはやはり谷元砂里という人物だ。相関図を確認すると、谷元砂里は悪友である谷本の妹。アメリカ版では彼女という設定でかつ、マイクに思いを寄せていた。

相関図的を見ると鈴木に思いを寄せているようなので大きな違いはないのだが、やはり日本では友達の彼女とそこまで仲良くなる習慣がないので妹という設定にしてより現実味を増したと言われている。相関図を見てからドラマを見ても十分に楽しめると思うので、ドラマを見る前にある程度の相関図は頭に入れておいた方がいいという声も多い。アメリカ版の相関図と、日本版の相関図を見比べてみると、より面白いかもしれない。

相関図で中心にいる甲斐は、アメリカ版でいうとハーヴィーだ。ハーヴィーはニューヨークで一番の敏腕弁護士。傲慢で女性関係も広く、女性を口説き落とすことも楽しんでいる。高級車を乗り回していたり、高級マンションに住んで常にかっこよく生きているハーヴィーだが、人を欺くことが得意で常に冷静な判断をする。プライドはかなり高く、ナルシストな面もあり、仕事では勝つ為には手段を選ばないことでも有名だ。

甲斐はもちろん敏腕弁護士として登場するのだが、派手さと女好き度で言うとちょっと物足りないという人もいる。アメリカ版は訴訟一つとっても金額が桁違いでとにかく華やかなのであまり現実味はないのだが、日本版はやはり舞台も日本に設定しているので、アメリカ版と比較するとまだ身近に感じる内容になっているようだ。ハーヴィーのようにサングラスをかけたりしないのも、あくまでも日本の常識で考えているのが理由のようだ。

鈴木とマイクに関しては、天才的な記憶力を持っているというキャラクター設定は同じで、替え玉受験でその後の人生を断たれてしまうところも一緒。ただ日本版でもハーバード大学で学位を取らせるという話になるのだが、高校を中退していたら不可能にも関わらずなぜか合格したことから、設定ミスだと叩かれてしまった。それ以外の点に関してはマイクとのイメージも近いと言われており、安心のコメントが寄せられていた。

また鈴木とマイクは同じように悪友（日本版では谷元）がいるのだが、日本版ではあまり谷元が出てこないのでそこまでピンチにはならない。アメリカ版ではかなりの頻度で悪友につきまとわれ、裏切られたり、弁護士生命を断たれてしまったり、散々な目に合う。祖母から悪友との付き合いをやめた方がいいとアドバイスされる点は全く同じのようだ。

アメリカ版SUITS/スーツの相関図の中でもひときわ存在感を放っているのは、所長のジェシカ。日本版では、幸村という役柄になっているのだが、甲斐の能力を買って、自分のお金を使って留学させるところなどは全く同じ。しかし一番の違いはやはり迫力があるかないか。ジェシカに関しては、かなりの迫力で男性をも凌駕していく手腕を見せるのだが、幸村はどちからというと華奢で可愛らしいイメージが強い。

正直なところ、アメリカ版のジェシカと比較してしまうと、迫力に欠けるという声や、凄みがないという意見も上がっているのだが、日本版だけを見ている人からは、人情味溢れる上司として憧れの声も上がっている。甲斐と幸村のやりとりを見ても、自由奔放な甲斐を見守る人物のように見えるのだが、アメリカ版では自分勝手なハーヴィーを躾している存在がジェシカという人物と言っても過言ではない程、上下関係がはっきりしている。

日本版版SUITS/スーツの相関図でいうと一番右下に記載されている谷元砂里は、アメリカ版で言うとジェニーというキャラクターで、マイクの悪友の彼女として登場している。マイクは密かにジェニーに思いを寄せていたのだが、親友（悪友）を裏切ることはできず、二人の恋を応援していた。しかし悪友のトレヴァーが闇取引など危ない仕事をしていることに気づいたジェニーは別れを告げ、マイクに惹かれていることに気づく。

二人は両思いになるのだが、トレヴァーを裏切ることはできず、二人が交際に発展することはなかった。では日本版はどうなのかと言うと、まず設定は悪友である谷元の妹とされている。兄に振り回される鈴木を見ていた妹は、密かに鈴木に思いを寄せているのだ。しかし友人である谷元の妹にはさすがに手を出さない。アメリカ版とは異なり、妹が一方的に鈴木に片思いをしているというあらすじになっていた。

アメリカ版SUITS/スーツのドラマを作る上で、絶対に欠かせないキャラクターと言えば、やはりハーヴィーのライバルでもあり、友人でもあるルイスだ。日本版では蟹江というキャラクターが登場する。ルイスは嫌味を言ったり、キモくてちょっとイタくてうざいキャラクターなのだが、日本版でも同じような設定になっている。ただ、日本版とアメリカ版を比較するとキモさが足りないという声もある。蟹江さんにとっては嬉しいのだが。

日本版のドラマだけを見た人からするとちょうど良いキモさ加減なのだが、アメリカ版のルイスのクセの強さがかなりのものなので、少し物足りなさを感じているようだ。ちなみにルイスはただのキモい奴ということではなく、短気で女受けはしないが、実は人のことを思いやる優しい一面も持っている。ルイスはコンプレックスが強いので必要以上に自分を大きく見せようとするのだが、心を開くと全力で仲間を守ろうとするのだ。

日本版SUITS/スーツのキャラクターで注目されたのは、やはりマイクと恋人関係になったレイチェルのポジションだ。日本版では聖澤真琴というキャラクターで登場するのだが、レイチェルと同じくパラリーガルという設定。また、父親が敏腕弁護士で劣等感を感じているところも一緒。父親が偉大すぎるあまりプレッシャーを感じているという内面を見事演じきっているのだが、気になるのはやっぱり恋の行方だ。

アメリカ版のレイチェルと言えば、パラリーガルの中でもかなり優秀で言いたいことはズバズバ言う芯の通った性格をしている。また、恋に対しても積極的で、自分からマイクにアピールしたりと自信があるのも伺えるのだが、それと比較すると日本版は少し消極的にも見えてしまう。もっとレイチェルっぽくグイグイ行ってほしいという声もあったのだが、日本人の風潮を考えると、聖澤真琴くらいのアピールがベストという声も多い。

東京にある有名弁護士事務所「幸村・上杉法律事務所」に所属している敏腕弁護士である甲斐正午は、代表である幸村チカの指示により、パートナーを探すことになる。ひょんなことで出会った鈴木大貴の天才的な記憶力と口達者な姿に興味を持ち、パートナーとして雇うことになる。しかし鈴木大貴は弁護士資格を持っていない。そのことは甲斐と鈴木二人だけの秘密になった。二人は様々な訴訟に立ち向かい勝ちにこだわっていく。

勝つ為には手段を選ばず、あの手この手で頭を使って繰り広げられる頭脳戦は見ている人も思わず引き込まれてしまうのだが、他にもパラリーガルである聖澤真琴と鈴木大貴の恋模様や、甲斐の秘書である玉井伽耶子との大人の関係、そして蟹江と甲斐のライバル同士のやりとりなど、人間模様も楽しめるあらすじになっている。一度見始めると次回も見たくなってしまうあらすじで、ファンも多く獲得している。

ニューヨークにある大手法律事務所「ピアソン・ハードマン」に所属しているニューヨーク１の敏腕弁護士であるハーヴィー・スペクターは、傲慢で自己中な性格をしている。部下を育てたりすることも一切なく、常に自分一人で人生を切り開いてきたのだが、所長のジェシカに、昇進したいならば部下のアソシエイトを雇うこと、という条件を出されてしまう。面倒だと思いながらも渋々昇進の為にアソシエイトを募集することにした。

面接を進めていくが、ピンとくる人は一人もいなかったのだが、そこにとある一人の青年がやってくる。その人物はマイク・ロスという人物で、なんと大麻の運び屋をして逃げている最中に逃げ込んだのが面接会場だったのだ。マイクは元々弁護士を目指しており、実は天才的な記憶力を持っている。替え玉受験のバイトをしていた事がバレてしまい弁護士になれなかったのだが、ハーヴィーは興味を示し、マイクを雇うことにしたのだった。

SUITS/スーツというドラマは、2011年にアメリカで放映されて以降大人気だ。ドラマが放映されてすぐに日本のテレビ局はリメク版を出したいと考えて交渉していたようだが、なかなか希望は実らなかったんだとか。それでも諦めずに交渉を続けた結果、なんと7年という月日を重ねてようやくドラマ制作が叶った。アメリカ版が公開されてから、なぜ7年もの月日を費やしたかというと、実はアメリカは権利関係が厳しいことでも有名。

そう簡単にはリメイクの許可が降りず、何度も交渉を重ねることになってしまったんだとか。細かい決まりはもちろんあるようで、相関図での主な変更は谷元の妹くらいのもの。あらすじもほとんど同じなのだが、日本に合うように金額を変更したり、訴訟内容は変えている。またあらすじの中で恋愛模様などもアメリカ版とは少し異なっているようだ。

SUITSの見所はあらすじだけではない。今回のドラマで注目されているのは、織田裕二と鈴木保奈美の27年ぶりになる共演についてだ。27年前に織田裕二と鈴木保奈美は大人気ドラマ「東京ラブストーリー」で共演しており、そのドラマの人気はかなり高かったのだ。シニア層からは久しぶりに二人の絡みが見れると喜びの声も上がっているようで、27年という月日を重ねて二人の演技がどうなっているのかを楽しんだという声もある。

SUITSといえば、法廷ドラマがメインと思いきや、見所は人間模様でもある。もちろん弁護士として訴訟に挑むあらすじは面白のだが、その背景で取り巻く環境や人間模様が特に魅力的なのだ。ただ強気な弁護士ドラマということではなく、垣間見える優しさであったり、人の温かさを感じることもでき、見ていて心が潤ったという感想も多く寄せられていた。あらすじの中でメインとなるのはやはり訴訟問題ではある。

ただ、それ以外でも甲斐と、秘書である玉井伽耶子の絶妙な関係であったり、蟹江と甲斐の刺々しいやりとりの中に見える相手を尊敬する気持ちであったり、友人を大事にしたいという思いだったり、色んな感情が渦巻いているのだ。

日本版SUITS/スーツの主題歌に選ばれたのはB'zのWOLFという楽曲だ。一度聞くとちょっとウキウキしてしまうようなカッコイイ楽曲になっており、視聴者からも非常に評判がよかった。

実はB'zのWOLFはこのドラマの為に一から書下ろしした作品なのだ。B’zがフジテレビの主題歌を引き受けたのはブザー・ビートから約9年ぶり。楽曲は主人公である敏腕弁護士、甲斐をイメージしたものだと発表しており、歌詞の内容も彼に合うように書き綴ったとコメントしている。

海外ドラマのあらすじ設定をそのまま日本のドラマに置き換えると無理があるのだが、織田裕二だとなんだか許せたという声もある。スーツのキャスト相関図で主人公に抜擢された織田裕二だが、少し日本人離れした行動をしたり、思い切りのよいイメージがあるので、今回のキャスティングにぴったりだったと言われている。織田裕二は少しクセがあると言われているのだが、それが敏腕弁護士にうまくはまった様子。

スーツのドラマは弁護士として訴訟に立ち向かうあらすじになっているので、内容が少し難しいという点もある。しかし、それでも思わずハマってしまったという声も多く、出演しているキャストの演技も高い評価を受けており、早く円盤化して欲しいという声もあった。

スーツのドラマはもちろん日本版も面白いあらすじになっているのだが、どうしてもアメリカ版のイメージが強い為酷評を受けやすい。海外ドラマバージョンの方が好きだという声もある。ただ、一度日本バージョンを見始めると、意外とはまってしまったという感想も多く寄せられている。

「SUITS/スーツ日本版キャストと相関図を紹介まとめ」はいかがだっただろうか。アメリカ版と日本版ではキャストはもちろんあらすじも異なっているのだが、より日本らしさを表現して敢えて変更を施したようだ。ドラマが放送されると賛否両論があり、特にアメリカ版のファンからはかなり厳しいコメントも飛び交っていたのだが、実際に見てみると単なる弁護士ドラマではなく人間模様も描かれて面白いという声も多い作品だ。

アメリカ版SUITS/スーツのイメージが強くあるので、きっと楽しめないだろうと、最初から見るのをやめている人もいるのだが、全くの別物として見るのもオススメという声もある。アメリカ版はシーズン8まで公開され話数も多いのだが、日本は1クールのみになっているのでどうしてもストーリー的に物足りないという人ももちろんいる。まだ見ていない人も、いざ見て見ると面白いという声も多いので、興味があればぜひご覧あれ。