SUITSの視聴率一覧!最終回までの各話あらすじと感想・評価も紹介【織田裕二】

アメリカの人気シリーズドラマ「SUITS」を織田裕二主演で連続ドラマ化した作品の感想・評価を視聴率一覧を見ながら、まとめます。瀕死の状態とまで言われた月曜9時のドラマ枠は、徐々に人気を盛り返しつつある中、織田裕二主演のSUITSも月9の平均視聴率を2桁で推移しました。SUITSの1話から最終回までの、各話のネタバレ・あらすじ、感想・評価などをまとめながら、ここ数作の月9作品と、織田裕二主演作品の感想・評価・視聴率も合わせてまとめました。

SUITSの視聴率一覧!最終回までの各話あらすじと感想・評価も紹介【織田裕二】のイメージ

目次

  1. SUITSは織田裕二主演!作品情報を紹介
  2. SUITSの視聴率一覧
  3. SUITSの各話あらすじネタバレSUITSの各話あらすじネタバレ
  4. SUITSの最終回あらすじネタバレ
  5. SUITSを観た感想や評価は?
  6. SUITSの視聴率一覧まとめ

SUITSは織田裕二主演!作品情報を紹介

織田裕二主演のSUITS

1991年の高視聴率ドラマ東京ラブストーリーから、27年の2018年に織田裕二・鈴木保奈美のコンビが帰って来て、アメリカの人気シリーズの弁護士ドラマ「SUITS]を演じることが決まりました。事前に東京ラブストーリーを放映したりと、フジテレビも、盛り返してきた視聴率と月9人気を「SUITS」でキープしたいと思いの詰まった作品です。

SUITSの作品情報

アメリカ版、「SUITS」のストーリーに、日本版ならではのエッセンスも加えた作品になっています。東京ラブストーリーでは、別々の道を歩んだカンチ(織田裕二)とリカ(鈴木保奈美)。20年後のカンチとリカが、同じ職場にいたら、そんな感想や評価も多かった作品です。何でも言いあえて、お互いの弱いところも思いあえるパートナーとしてクールな関係への感想も評価も、良いものが多かったです。

日本版SUITSは、2018年月9枠の秋ドラマとして、放送されました。切れ者弁護士甲斐(織田裕二)、甲斐の所属する弁護士事務所の雪村所長(鈴木保奈美)。弁護士事務所の中で甲斐をライバル視するのが、蟹江弁護士(小手伸也)。甲斐の秘書玉井(中村アン)、パラリーガルの聖沢(新木優子)と華やかな事務所に学力・記憶力に優れているのに弁護士になれない鈴木(中島裕翔)がやってきたことから物語が始まります。

アラフィフ世代の織田裕二・鈴木保奈美に、若い世代の中島裕翔・新木優子、中島裕翔演じる鈴木の腐れ縁の幼なじみに磯村勇斗、その妹を演じる今田美桜は、ツインテ―ルがかわいいと「花のち晴れ」でブレイクしました。年齢を重ねただけ秘密もあり、若くてもそれなりに秘密があります。多くの世代を取り込むことで、安定した視聴率を取り込みたい思いもあります。

織田裕二、中島裕翔が、弁護士として、いくつかの案件に向き合う姿を描いていく、時にクールで、時にハートフルなドラマです。後半には、2020年市川團十郎の襲名を控えた市川海老蔵も登場して、視聴率確保と、ドラマに重厚さを足しています。

SUITS/スーツ - フジテレビ

SUITSの視聴率一覧

SUITSの各話視聴率・平均視聴率一覧

SUITSの第1話放送前に、東京ラブストーリーの再放送をフジテレビの夕方に放送されたこともあって、SUITSの視聴率一覧をみると、初回視聴率は、14.2%と、好調なすべりだしをみせました。3回までは視聴率二桁をキープしました。途中から企業間の案件が難しかったのか、視聴率は9%台に落ちました。

けれど、近年の月9の視聴率としては順調です。最終回直前甲斐の過去の描く検察時代の話でラスト2回には2桁の視聴率を回復してSUITSは、最終回を迎えました。平均視聴率は、10.7%と2桁です。

視聴率比較①民衆の敵

普通の主婦が、正社員になるより市議会議員になれる確率の方が高いということで思い付きで、立候補。運も味方して、無事市会議員になった主婦の奮闘を描いたストーリー、若手議員に高橋一生、千葉雄大、前田敦子、トレンディエンジェルの斎藤さんなどのキャストに、はだかる都議会のドン古田新太に、市長を演じるのは余貴美子のキャストでした。視聴率も投票率も上げたい「政治に参加しよう!」がスローガンのドラマでした。

民衆の敵の初回視聴率の一覧を見ると、9.0%と滑り出しは良かったのですが、最終回の視聴率は4.6%と初回の半分ほどになってしまいました。平均視聴率は6.7%でした。

視聴率比較②海月姫

東村アキコによる人気漫画をドラマ化した作品で映画ではのん(能年玲奈)・菅田将暉・長谷川博己で発表され評価された作品の、連続ドラマ化でした。女装男子の蔵子を演じた瀬戸康史が話題になり、天水館に集まるオタク女子達を演じた芳根京子、木南晴夏、松井玲奈、内田理央、富山えり子のオタク女子ぶりも話題になり、視聴熱は高かったものの、その時間帯に見る視聴率は今一つでしたが、良いという評価の高い作品です。

2018年の冬ドラマです。冬季オリンピックイヤーにぶつかり、2018年の冬季五輪がメダルラッシュだったことも、視聴率が上がらなかった原因となりました。視聴率一覧でみると、初回視聴率は8.6%、最終回は5.8%で、平均視聴率は、6.1%ですが、実際にこの作品を録画で見た人、FODの配信で見た人も多く、視聴率は低くても、見た人の評価の高い作品と言われています。

視聴率比較③コンフィデンスマンJP

3人の詐欺師ダー子(長澤まさみ)リチャード(小日向文世)ボクちゃん(東出昌大)の3人の天才詐欺師がおくる痛快コメディです。どんでん返しの連続で、見ている人も騙されたと、楽しく評価された作品でした。毎回の冒頭の名言を読み上げるシーンは、テレビ朝日の「家政婦のミタゾノ」がオマージュする位評価され、話題になりました。

二桁の視聴率を目指していましたが、残念ながら視聴率一覧を見ると、今一つ伸びませんでしたが、無名だった小手伸也を、同じ年の秋ドラマSUITSの織田裕二のライバル役の弁護士にしてしまえるほど、話題になりました。初回視聴率は9.4%、最終回は9.1%で平均視聴率は、9.2%と月9の時間に徐々に人を呼びこみ始めました。

視聴率比較④絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(Season3)

上戸彩の人気シリーズを3では、主役を変えメンバーを一新しました。注目は今回選ばれたメンバーたちは、どこか背負って生きてきた人たちが、選ばれています。今回主演となる沢村一樹が初回から残忍な犯罪者であるかのような描写から始まりました。そして、絶対零度2の最終回で上戸彩の年上の後輩として出てきたのが、横山裕です。前のシリーズ終わりから、横山の活躍を期待する声も多かったので、それにこたえた形です。

そして男性の急所を狙う必殺技を持つ本田翼、警察署内をたらい回しにされあらゆる特技を持つ平田満、人間嫌いと思われるような、引きこもり系の柄本時生など、興味深い出演者たちが上戸彩演じる桜木泉の最後に追っていた事件を追う形に月9としては、久しぶりの二桁台の視聴率を稼ぎました。特に平田満演じる田村が死んだシーンは話題になり、視聴率より視聴熱を稼ぎました。

絶対零度3の視聴率一覧を見ると、初回10.6%、最終回の視聴率が10.8%、平均視聴率10.6%です。人気シリーズの続編ではありましたが、内容をがらりと変えた絶対零度の成功は、ごり押し俳優などがなく、安定した実力のある俳優たちが、体当たりで演じていたことも、切ないバラードの主題歌も、月9に久しぶりの2桁台の視聴率をもたらしたとも言われています。

視聴率比較⑤太陽と海の教室

2008年夏ドラマの、太陽と海の教室は、織田裕二が型破りな教師役を演じた事で話題になったドラマですが、なぜかDVD化されていません。視聴率が悪かったわけでもなく、生徒を演じた俳優たちも現在人気俳優が多く、DVD化を求める声もあるのですが、2019年現在、ネット配信すらも行われていません。新米教師役の北川景子も話題になった作品です。

DVD化されない理由として、サイモンとガーファンクルの楽曲を使ったことという説が有力なようです。使用許可が下りなかったのではないかと言われています。当時は2019年現在より、テレビ離れが進んでいないころで、視聴率の一覧を見ると、初回視聴率は20.5%でしたが、最終回の視聴率は9.8%にまで落ち込んでしまいました。平均視聴率は15.6%です。

視聴率比較⑥ラストクリスマス

と今日ラフストーリーのスタッフが集まり、織田裕二を主演に作られたドラマです、押尾学と結婚するまで絶大な人気を博していた矢田亜希子との共演も話題になりました。月9の代名詞でもあった王道のラブストーリーを狙った作品とも言われました。共演に玉木宏、森山未來、りょう、児玉清などが出演しています。

視聴率一覧表を見ると、7話を除いてほぼ20%を超える高視聴率ドラマです。初回視聴率は22.3%、最終回の視聴率は22.9%で、平均視聴率は、21.6%です。主題歌もオープニングテーマも織田裕二が歌っています。

視聴率比較⑦東京ラブストーリー

バブル世代が夜の街から消えるほど家に帰って見たい作品と言われたのが、この東京ラブストーリーです。柴門ふみの人気漫画のドラマ化でした。漫画と細かな設定などが変わっていた事もあって、最後までカンチとリカの恋の行方を気にする人でいっぱいでした。SUITSのリメイク版の放送に先立ち、夕方再放送されました。

再放送は、普段仕事で見られない人などの録画率も高く、この時間にしては視聴率も上がりました。ツイッターなどのトレンドに再放送でも話題に上る作品でした。1991年当時はまだ携帯電話も高根の花、インターネットもWindowsもない時代なので、限られた人しか扱えない頃の切ないすれ違いは、若い人にも新鮮に映ったようです。

1991年当時の視聴率一覧を見ると、初回視聴率が、20.7%で最終回の視聴率は32.3%ですが、途中20%を切ることもあったので、平均視聴率は22.9%でした。織田裕二演じるカンチの気持ちがリカから離れるのを見たくないという声もあり、途中見なかった人もいました。

SUITSの各話あらすじネタバレSUITSの各話あらすじネタバレ

SUITSの1話あらすじネタバレ

SUITSの舞台は「雪村・上杉法律事務所」に勤務する甲斐正午(織田裕二)は、やり手の敏腕弁護士ですが、その弁護方法は法律スレスレのちょっと卑怯なやり方で相手を負かしています。そんな甲斐に依頼してきたのは若手起業家でありながら、弁護士資格を持つダイス・スズキ(清原翔)、元社員(泉里香)が、セクハラ・パワハラのでっちあげ被害を週刊誌に書かせると脅してきたと言います。

「雪村・上杉法律事務所」の経営にも口を出せるシニアパートナーを目指している甲斐は、幸村チカ(鈴木保奈美)から若手の弁護士をアソシエイトとして雇うように条件を出します。そんな甲斐の前に現れたのは、幼い頃に両親を事故で失い、祖母の手で育てられた鈴木大貴(中島裕翔)。そんな祖母が、骨折した知らせを聞いて、老人施設にいれたい大貴です。

幼なじみの游星が持ち掛けた怪しい話にのって大金と思われるアタッシュケースを渡されて、あるホテルにはいります。しかしそれが警察のおとり捜査と分かった大貴は、ある部屋に逃げ込みます。それは甲斐が行っていたアソシエイトの試験でした。大貴から事情を聞くと、司法試験の予備試験に高校2年で合格するも、游星に頼まれた身代わり入試をしたことがばれて、本試験を受けることが出来なくなった過去を聞き出します。

法律的な質問を2,3しても完璧に答えられる大貴に、「悪友との関係を断て」と甲斐は言った後に「ある人物に成りすませ」と言い出します。それは今回の依頼人鈴木大輔、彼はハーバード大学のロースクールを卒業後、司法試験に合格したものの、起業家として大成功します。日本には戻らずシンガポールで現在の裁判が終わったら移住予定です。

名前も1文字違い、役所に名前変更の手続きをさせ、大貴にこれまでの犯罪歴を書かせ、大輔の生い立ちからハーバード大学のロースクールの事まで全部暗記させます。アソシエイトとして初出勤した大貴。その頃甲斐は、鈴木大輔の案件で、偽造メールを使ったことが相手の弁護士にばれ、これ以上リスクを背負えないと言って、大貴を解雇してしまいます。相手の弁護士の弱みを探していると、甲斐があることを見つけました。

希望の光が見えてきたと思ったところから、突き落とされた格好の大貴は、游星に出会いアタッシュケースの金を返せと迫られますが、「おとり捜査から逃げる時に捨てた」と言った上で、「お前に言われて替え玉受験をしたせいで、俺の人生はあの日で止まってしまった」と游星を責め「俺にもう係るな」と言って游星から離れます。

失意のまま家に帰る大貴の前に甲斐が表れて、大貴がかつて司法試験の替え玉をした男の親の元に連れていかれます。甲斐は大貴の書いた犯罪歴の中に鈴木大輔の事件の相手弁護士が息子の替え玉受験を依頼していたことを見つけ、大貴をそこに連れて行ったのです。おかげで、甲斐は、裁判に勝ち、大貴も無事にアソシエイトとして採用されます。

チカから言われ、プロボノ(無料の法律相談)に出向くように言われた大貴はその時に、かつて甲斐が、検事だった頃の上司である次長検事・柳慎次(國村隼)の汚職を司法記者が調べている事を知らされます。(この件は最終回までの伏線になります)

SUITSの2話あらすじネタバレ

SUITS第2話の舞台は「いろは銀行」。職員の不正流用が、甲斐の元に持ち込まれました。同じころ経験不足の大貴は、チカに言われて無料法律相談会の仕事をしていました。セクハラにより、病院を解雇された看護師に同情し法廷で争えという大貴です。その話を聞いて甲斐は、一度は相談者に同情するなと言いますが、相手を見て体面を気にする相手だから示談で行けと忠告してくれました。

甲斐の言う通り、示談でお金で解決できそうだったのに、看護師の弟がネットで告発したことで、示談が白紙になってしまいました。示談以外では、看護師の方に不利な状況、パラリーガルの真琴(新木優子)が「前の職場でもセクハラはあり、被害者は自分だけではない」というと、大貴は、依頼してきた看護師以外の被害者を探し始めました。

けれど、協力してくれる人は見つからず、甲斐は依頼人の看護師に「弟の告発は嘘だったことにして示談にしろ」と提案すると同時に、大貴のスーツをみて、弁護士らしい立派なスーツをあつらえろと甲斐の行きつけの店を紹介します。そんなとき、大貴は病院長の子供を中絶したことのある里美の存在を知りますが、里美は今夫の工場の融資の事で頭がいっぱいでした。

大貴が、里美に接触したことに気が付いた病院長は、病院からの融資をすることで、里美に口止めを依頼していましたが、間に入っていた「いろは銀行」が、不正流用の件で、甲斐が悪事を暴いてくれたことに感謝し、病院が不正な取引を里美にしようとしていた案件を止めてくれ、「いろは銀行」から里美の工場は、融資を受けることが出来るようになりました。

示談にするために、真実を隠ぺいしようとした甲斐に怒って、甲斐の元を去ろうとしていた大貴に、甲斐は「やめるんなら建て替えたスーツ代を払ってからやめろ」と言います。でもその金額は、大貴には払うことのできない高額なものでした。甲斐の優しい脅しに屈して、大貴は明日も甲斐の元で働きます。

SUITSの3話あらすじネタバレ

SUITS第3話の舞台は時計メーカー「KAMIYA」です。甲斐のアシスタント的な弁護士なのに、同行させてもらえないことに大貴は不満を持っていました。そんな大貴に蟹江(小手伸也)は近付き、ハーバード大学出身のゲームメーカーの起業家の藤ヶ谷に引き合わされます。大貴と同世代の藤ヶ谷に嘘を見破られるかと焦る大貴でしたが、学生時代に起業した柳は、忙しくて仲間の顔も覚えていないと言います。

一方甲斐は、老舗時計メーカーの社長が急死したことで、次期社長争いの話し合いの中にいました。新社長候補の安楽は、国内工場を廃止して、値段の安い海外の工場に絞ろうしますが、先代社長の思いとは異なるため、新たな社長を探します。その様子にチカは「越権行為だ」と言って、蟹江を工場に派遣して甲斐を止めようとします。

これに対して甲斐は、大貴も巻き込んで、工場長を新社長に推して、安楽の社長就任を阻止しようとします。工場長を社長にするために、立派な演説をさせようとする大貴でしたが、工場長の職人としてのこだわりやノウハウを生かした話の方が、心に刺さることに気が付きます。しかし、社長の決定は甲斐たちが、会社に到着する前に安楽に決まってしまいました。それはチカの横やりでした。

工場長は「自分に社長は荷が重かった、けれど職人としての思いを今回の事で、思い出させてもらった」と大貴に感謝をしました。そして「職人の仕事も弁護士の仕事も人の仕事を見て覚えるものだ」と教えてくれて笑顔でした。大貴と意気投合していたゲーム会社の藤ヶ谷は、「KAMIYA」の時計のコレクターでした。

KAMIYAが、これまで通りの、モノづくりができるようにと、買収を申し出、先代社長の娘、工場長と共に賛成し、こちらの話も無事終了しました。ある晩、甲斐はとあるバーで辛島悠紀夫(小市慢太郎)と親し気に話している場面に出くわしてしまいます。

SUITSの4話あらすじネタバレ

SUITS第4話は、3話の終わりで、チカがデートしていた相手、製薬ベンチャー『ナノファーマ』の社長辛島の会社を助ける依頼です。辛島は、かつてチカの夫でした。辛島の不倫が原因で別れたのですが、チカは、辛島の依頼を受け、辛島が抱えている薬害訴訟の原因が辛島の会社の薬の副作用ではないことを証明しようとしているのです。

同じころ大貴は、蟹江のクイズパーティの罰ゲームとして、ボランティア案件のあるマンションでの、ダニ被害による案件を押し付けられていました。一筋縄ではないかねい大家に対して、同じような被害者の声を集めて、大家が、実はそのダニを巻いたことを突き止め、被害者を助けた大貴。それを見た甲斐は、自分の抱えているこの案件も他の被害者を集めることを思いつきます。

辛島の研究していた薬は、実は、自分自身も患っていた「関節骨化症」の特効薬でした。チカと結婚していた頃、この病気が悪化し、自ら治験者となり、パートナーである立花理乃(中原果南)とその効果を確かめていたのでした。裁判に提出された治験データの一部に抜けているところがあると、責められていた辛島でしたが、そのデータこそが、自分の物だったのです。

自分のデータだから、詳細な録画映像などもあり、そこにはパートナーと必死に薬の開発を不自由な体で頑張る辛島の姿がありました。その動画の辛島と今、自由に動ける辛島の姿に、治験で被害を被ったという人たちの心は動きました。辛島は治験被害の人たちには十分な賠償をすることを約束しました。

そしてその上で、この薬の未来や、苦しんでいる人の未来に貢献するための薬づくりをお願いしたのです。もちろん被害者たちは、辛島と和解しました。すべてが終わり、事務所の屋上で話し合う甲斐とチカ。「年をとればとる程、何かを守るために秘密が増えていく気がする」と言った後、甲斐をみて「興味あるなあなたの隠し事」そのセリフに「守りたいものなどないと答える甲斐。

SUITSの5話あらすじネタバレ

SUITS第5話では、大貴と腐れ縁の幼なじみの関係に、一区切りつくことになります。游星(磯村優斗)が警察に捕まったと連絡を受け、祖母が転んでけがをしたと嘘をつき、游星の元に向かおうとします。甲斐は自分が個人で契約している運転手に頼んで、祖母の所に向かわせます。大貴は、運転手の赤城に事情を話し、警察に連れて行ってもらう途中、一時停止を怠ったトラックにぶつけられてしまいます。

赤城は、大貴を警察に行かせますが、大貴な何かあったらと名詞を渡すと、相手の男糸井は甲斐を知っているようでした。赤城は、糸井と話し合っていますが、糸井は示談を拒否します。実は過去に甲斐の弁護する裁判で負けて、糸井の会社が倒産したという経緯がありました。甲斐は糸井との示談に奔走しますが、糸井は交渉する甲斐の言葉を上手に切り取り、悪徳弁護士に恐喝されているような音声をネットに流します。

窮地に立たされる甲斐でしたが、運転手の赤城もまた過去の事件で、甲斐のために、真実を話し仲間を失った男だったのです。赤城に罪を背負わせることもできない中、大貴は、糸井のトラックの後ろを走っていた清掃業者の車を記憶していました。その車のドライブレコーダーから、糸井に全面的に非がある事がわかります。

甲斐のせいで会社を失った糸井は、再出発のためにその運送会社とのフランチャイズを得るために事故が起こせない状況だったのでした。しかし、それを許さない甲斐は、ネットに流した嘘を訂正するように糸井に告げ、背中を向けます。そのフランチャイズの大本の会社は蟹江の担当する企業です。その後糸井がどうなったかは説明されませんでした。

すべての原因になった大貴は、甲斐から游星との付き合いを断つように言われます。游星がいなければ、大貴も弁護士としての人生があったはずでした。それでも幼い頃からそばにいてくれた游星です。大貴は辛い気持ちで、游星との関係を断ちます。

何日語ったある日、甲斐の元に、甲斐が検事だった頃の上司で、高検次長検事の柳慎次(國村隼)が甲斐を訪ねて来ていた。

SUITSの6話あらすじネタバレ

SUITS第6話は、あるフィナンシャルの会社の社長がインドネシアでの計画がとん挫し、その資金回収という大きな仕事を依頼される甲斐、チカは蟹江と組んでやるように言います。この大きな案件に加えて、蟹江が扱っていたリゾート開発の案件も複雑に人が入り乱れて、絡み合います。

インドネシアの会社の方は、甲斐をもってしても難解な案件、間に入っている轟フィナンシャルの内情を知っていると思われた担当者が香港に別口座を作りそこに金を流している事を突き止め、それを突きつけると、担当者の小堺は、心筋梗塞で亡くなってしまいます。轟ファイナンスでは、死人に口なしで、小堺のせいにしてしまおうという動きもあります。

同時進行しているリゾート開発の親子喧嘩にも見える案件は、ある小さな島にリゾートホテルを作っている父親に反発した娘が、それを阻止しようと、天才ハッカーのような手口で、邪魔をするが、実はその開発は、死んだ母の望みだったのです。この天才ハッカーの大学院生の華名は、ハッキングしながらある重大な秘密を知ってしまいます。

リゾート開発の話は、華名と父親がしっかり話し合った結果何とか、いい方向に進みそうですが、華名が知った秘密それは、大貴のなりすましです。ハーバードの鈴木大輔の写真と大貴の写真はもちろん他人の顔です。最初は脅してきた華名ですが、父と和解したことで、ハーバードの鈴木大輔の写真を大貴の写真にすり替えてくれました。

もう一つのファイナンス会社の件も、死んだ人に責任を一方的に押し付けられることなく無事に終わりましたが、問題が、1つのこりました。今回の仕事の流れの中で蟹江の部下が「鈴木大輔が、なりすましである」と、チカに行ってしまっていたのです。ハーバードの鈴木大輔の写真を確認すると、華名のおかげでアルバムは修正されていましたが。鋭いチカ、ごまかされるのかというところで6話は終わります。

SUITSの7話あらすじネタバレ

SUITS第7話の話は、リゾートホテルの合併問題です。顧客から合併の話があり、その社長は乗り気なのですが、関係書類を見ると合併というよりは、ほぼ乗っ取りの案件です。さらにその相手方の社長は、パラリーガルの聖澤真琴の父(竹中直人)でした。そして聖澤がたてた弁護士はかつて大貴が替え玉受験をしたことがある男の父親でした。

利用できるものは何でも利用する甲斐は、交渉の場に大貴を伴っていきます。替え玉以外でも聖澤側に問題点を見つけ、甲斐は優位に話しを進めていこうとしたけれど、一旦話は決裂してしまいます。次に交渉に出てきたのは、聖澤本人です。聖澤は、先に娘の真琴に会い、事務所の代表の上杉は実は解雇されていると真琴に言うのです。その上で今の事務所を辞めるように言う父に反発する真琴です。

来年こそは、司法試験に合格して、この事務所に入るとまで言ってしまった真琴に、真琴の学生時代からの親友が、実は自分が合格したのは替え玉受験をしてもらったおかげだと言い出し、自分の替え玉をしてくれた人を紹介するといい、大貴を呼び出します。そこにやってきた大貴は、ごまかすために「替え玉はいけない」と真琴を説得するためにやってきたとごまかします。

ホテルの買収話は、聖澤がインサイダー取引に近いTOBを仕掛け、乗っ取りを成功させようとした時、甲斐は同じ売るのなら、と聖澤のライバル会社の名前を出してきます。その甲斐のやり方に屈した、聖澤は、話を戻して、合併がなしで、事が落ち着く感じになりました。

SUITSの8話あらすじネタバレ

SUITS第8話は、集団訴訟の話です。集団訴訟の相手方の弁護士に甲斐の後輩であるスタンリー法律事務所の畠中美智瑠(山本未來)が登場してきます。甲斐の仕事ぶりを見て勝つためなら手段を択ばない畠中あいてに、翻弄される甲斐たちの姿が描かれます。そして集団訴訟の中の一人に矢田亜希子さんもいます。(過去の月9の共演者)

なんとこの畠中はいつの間にか、集団訴訟のを起こしている人たちの情報を入手していました。チカは事務所の中の情報漏洩を疑い、犯人捜しのような形になりました。そして情報の入っているパソコンの中のファイルに最後に触れたのが真琴であることが判明してしまいます。真琴は身に覚えがないままに謹慎処分になりました。

情報が漏れてしまったことで原告団がどんどんおりていきます。そんな中、甲斐の秘書加耶子(中村アン)のアドバイスで調べ直すと、真犯人は、健斗である事がわかりました。でも健斗も同期の友人に頼まれて、漏洩させるつもりでもない形でのことでした。やめようとする健斗を止めたのは蟹江です。アソシエイトの指導は自分の責任でもあるから、仕事でこのミスをかえせと言って健斗を事務所にとどめます。

そして、健康被害を及ぼすような薬剤を条例で禁止された後も使い続けていた相手の会社の事実が、広まり、弁護団たちは再び、損害賠償請求を行い、解決に向かいます。そして、必死で真琴を信じていた大貴に真琴は、大貴にお礼の夜食を届けようとテイクアウトの食品をもって会社に向かうと、会社の前ではお弁当を届けに来た游星の妹砂里が、大貴にキスをしているシーンを見てしまいます。

SUITSの9話あらすじネタバレ

SUITS第9話では、またまた出てくる経歴詐称問題です。シニアパートナーに昇格した甲斐のお祝いのパーティにチカの友人の女社長百合(石田ひかり)も参加しています。実は百合は長年使えてくれていた会計士の大河原(西村雅彦)が経歴詐称だったから解雇したいと言い出します。

大河原に解雇を言い渡すのは、甲斐の役目で、その場に百合はきません。長年パートナーとして一緒に頑張ってきたのにです。数字を一度見たら忘れない能力を持つ大河原に感情移入してしまう大貴。弁護士の一方的な通告に怒った大河原は「不当解雇だ」と言って訴えると言います。

実は無資格なのは、10年も前から百合は知っていた節があり、なぜ今になって解雇するのかという疑問を持つ大貴。甲斐の尽力もあり、この件は終わったかに見えたのですが。気持ちが収まらない大貴はその気持ちをおばあちゃんに話してしまいます。それは守秘義務じゃないのと言われてしまいますが、今の大貴の気持ちを言えるのはおばあちゃんだけです。

大貴はこっそりと、調べていくと、百合はペーパーカンパニーを作っていて違法に税金逃れをしていたことが判明し、それをチカに伝える大貴たち。チカは、長年の付き合いのある百合にその話をすると「証拠はあるのか」と反対に開き直られてしまいます。証拠はあっても違法に手に入れたものです。チカはそれを出しません。

けれどそこへ大河原がやって来て、記憶という証拠を百合の前で暗唱して見せます。それでもまだ、言い訳をする百合にチカは「戦友だからこそ、裏切りはゆるさない」そう言って百合との契約をすべて解除して今います。一方大貴は、砂里に「妹としてしか見られない」と自分の気持ちを伝えます。そんな大貴に怒った游星は、チカに大貴も弁護士資格を持たないことをリークしてしまいます。

SUITSの10話あらすじネタバレ

SUITS第10話は、チカに游星が、大貴の秘密をばらしたことで、チカは甲斐に「鈴木先生は私が預かります。彼が私を納得させられなかったら、追い出します」そう宣告します。そしてチカは、大貴を蟹江と組ませ、腹違いの姉妹でもめている財産分与の仕事を担当させます。まだ現社長は生きていますが、寝たきり状態です。

姉の藤代を蟹江が担当し、大貴が妹の雛子(本仮屋ユイカ)を担当することになりました。藤代は雛子に一切つがっせたくない気持ちです。雛子はアパレル部門だけを受け継ぎたい思いでした。藤代は、アパレル部門は買いたい人がいたら、さっさと売りたいと蟹江に言います。そんなとき大貴は、パソコンから雛子に「U&Tが、アパレル部門を買いたいと持ち掛けている事は内密に」というメールを送り、その状態のまま席を離れます。

一方、甲斐は、検事時代お世話になっていた柳(國村準)の不正を調べている後輩の澤田(市川海老蔵)に会います。不正を暴くための協力を依頼されますが、甲斐は取り合いません。その後、甲斐は柳と13年前に起きた世田谷区女子高生殺害事件についての話をします。実際に担当したのは甲斐ですが、この事件の証拠固めをしたのは柳でした。強引な捜査で一人の男を容疑者と決め、犯人に仕立て上げました。

大貴のパソコンを見た蟹江は、藤代にはなし、アパレル部門をU&Tに売却の手続きを取ってしまいました。これは大貴の計算でした。U&Tは、雛子の関連会社、どうしてもアパレル部門を引き継ぎたい雛子はお金を払ってもそこが欲しかったのです。大貴の勝に見えたこの1件ですが、蟹江は、気が付いていたのです、気が付いていたからこそ、法外な値段でアパレル部門を売り渡したのです。

「ただでさえ、借金まみれのアパレル部門を高値で買って、苦しむ雛子を藤代が、望み通りながめることになる」蟹江は、勝ち誇ったように大貴にそう言って勝利宣言をします。そして甲斐をまもりたいチカは、柳の不正の証拠をもって、柳に今すぐ検察庁をやめるように言いに行きました。

SUITSの最終回あらすじネタバレ

最終回ネタバレ:13年前の事件

13年前甲斐がかかわったこの事件は、名門私立高校に通う当時高校生だった被害者の東珠里は、強姦目的で、栗林紡(淵上泰史)に殺されたとして、栗林は懲役刑で服役しています。冤罪の証拠が見つかったことで、栗林に再審請求を聞いても長くてもあと2年、模範囚としてあと半年で出られるから、今更再審請求しなくていいと、栗林は言います。

最終回ネタバレ:再審請求

しかし柳(國村準)が、隠し持っていた血の付いたキャミソールと手紙が発見されました。その手紙によると栗林と珠里は恋人同士だった事がわかります。そしてキャミソールの血液のDNAは、栗林の物ではありません。この血液が誰のものなのか、当時疑いをもたれていた曽我部一也(生島翔)と蜂矢勇気(上遠野太洸)が浮上します。

鈴木大輔という嘘の名前の弁護士として甲斐の元でやってきた大貴は、これを最後の事件として、チカや甲斐のいるファームを去る決心をします。最後の事件に向かうのに、游星の協力を頼みます。今は更生して工事現場で働いている游星ははじめは文句をいいながらも、大輔に協力してくれて、曽我部と蜂谷の逮捕に協力してくれました。

最終回ネタバレ:真犯人

13年前の事件の真犯人は、殺された女子高生の同級生、曽我部一也(生島翔)と蜂矢勇気(上遠野太洸)が被害者である砂里をカラオケに誘いだした後に暴行目的で殺してしまいました。殺したのは曽我部、でも蜂谷も同罪です。新人検事の藤嶋(上白石萌音)は、手早く処理をして栗林の釈放の手続きを取ります。

最終回ネタバレ:2年の猶予

大貴は、チカのファームの最後の仕事として、栗林の釈放を見届け、潔くファームから去る事を決めました。その頃ファームでは、チカの命令により、チカのファームでの案件すべてを調べ、不正が行われていなかったかどうかを調べます。不正は甲斐の案件にありました。けれどチカはそれを目をつぶると言います。甲斐は目をつぶるならもう一つと言います。

ファームに来た大貴は、このファームを去りますが、甲斐からボストン行きのチケットと、2年間有意義に暮らせるだけの小切手が手渡されました。「これで生まれ変わってこい」と言います。大貴は自分の頭脳なら「1年で戻ってきます」と言いますが、「2年だ」と甲斐に言われ送りだされ、ボストンに向かい、この物語は終わります。アメリカ版ではシーズン2に続きます。

SUITSを観た感想や評価は?

織田裕二が鈴木保奈美と共演した「東京ラブストーリー」は、織田裕二にとっても大きなターニングポイントでした。SUITSのパート2をはじめ、二人の再共演を見たいという感想もたくさん見られました。

織田裕二、鈴木保奈美の共演が良かったことは、クランクアップの写真を報じたモデルプレスのアップしたこちらの写真もたくさん拡散されました。

かつて友近さんが当時の彼氏とお笑いでアメリカドラマの物まねをしていましたが、独特のしゃべり方で、その違和感をお笑いにしていましたが、このドラマでは、その違和感を感じないという感想があります。蟹江を演じた小手伸也さんを含めてキャラクターの勝利という感想もありました。

いろいろな意見がありますが「また見たい」「パート2をやってほしいと」多くの人の感想に書かれている、愛されているドラマです。

SUITSの視聴率一覧まとめ

30年近く前に月9を盛り上げた鈴木保奈美と織田裕二の「東京ラブストーリー」この二人が新たにタッグを組んだ「SUITS」は、鈴木保奈美と織田裕二の変わらない魅力を感じたという感想や、新たな二人の魅力を感じたという感想もありました。

今回のSUITSは、起業弁護という側面もあり、ビジネス用語などが、飛び交います。そういう言葉になれていた李、する人には、面白いドラマなのですが、企業間の、ドラマよりも事件や、人情などの弁護士ドラマが見たいタイプの人が、離れて途中視聴率を落とした形になりました。

それでも出演俳優たちの演技や、企業間のやり取りの中にもみえる人と人のふれあいなどの点で、続けてみているという意見もあったドラマでした。とりあえず、2年後、中島裕翔演じる大貴がボストンに行って帰ってくるそのあとのドラマを楽しみにパート2を待ちたいと思わせるドラマです!さらに副音声のゲストに田中将大さんが来たりと目の離せないところもありました。

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