2018年12月10日公開
2018年12月10日更新
まんぷくのあらすじをネタバレまとめ!感想や最終回の結末も予想考察
NHKの連続テレビ小説『まんぷく』。朝に放送する国民的ドラマということで、ご覧になっている方は多いのではないでしょうか?しかし朝は忙しい時間帯でもあるので、ある日見逃してしまってそのまま見ていないという方もいるかもしれません。そんな方々のために『まんぷく』のネタバレあらすじをご用意しました。本記事では視聴者の感想や最終回の結末予想なども紹介していきますので、ネタバレあらすじは嫌!という方はそちらだけでもご覧下さい。
まんぷくのあらすじネタバレが知りたい!
NHKの連続テレビ小説、通称「朝ドラ」。朝の時間帯に15分間のドラマを週6話、半年間に渡って放送しています。NHKの冠番組として大河ドラマと並んで広く認知されていて、皆さんも一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか?今回はそんな朝ドラから第99作目『まんぷく』のネタバレあらすじと、視聴者の感想、さらには最終回の結末予想までご紹介していきます。
『まんぷく』のネタバレあらすじと銘打っておりますが、最終回までの全部の週のネタバレあらすじを記載しているわけではありませんのでご了承ください。
まんぷくとは?
まんぷくの作品情報
『まんぷく』は2018年10月1日から2019年3月30日まで放送されるNHKの連続テレビ小説です。インスタントラーメンの生みの親で日清食品の創業者である安藤 百福とその妻、仁子(まさこ)の半生をモデルに激動の時代を共に生き抜いた夫婦の絆を描きます。
主人公の立花 福子を演じるのは、朝ドラ初の「ママさんヒロイン」となる安藤 サクラ。そして福子の夫、立花 萬平は長谷川 博己が担当します。そして主題歌の「あなたとトゥラッタッタ♪」をDREAMS COME TRUEが、ナレーションを芦田 愛菜がそれぞれ担当しています。
まんぷくの視聴率
- 第1週平均視聴率 21.9%
- 第2週平均視聴率 21.6%
- 第3週平均視聴率 22.3%
- 第4週平均視聴率 22.0%
- 第5週平均視聴率 21.9%
- 第6週平均視聴率 21.6%
- 第7週平均視聴率 21.0%
- 第8週平均視聴率 20.7%
- 第9週平均視聴率 21.1%
最高視聴率:23.8%(第1話)/最低視聴率:19.7%(第48話)
『まんぷく』の視聴率をこうして見ると平均視聴率は20%以上をキープし続けていますので、安定して面白いのかなと判断できます。しかし、第48話で20%を割っているのを見ると、もしかしたらマンネリ化が始まってきたのかもしれません。今後の視聴率に要注目です。
まんぷくのあらすじをネタバレ紹介
それではここからは朝ドラ『まんぷく』各週のネタバレあらすじを紹介していきます。こちらは最終回までではなく、記事執筆時まで放送分のネタバレあらすじとなってしまいますのでご了承ください。また、勿論作品に関するネタバレを含みますのでご覧になる際はお気をつけください。
まんぷく第1週「結婚はまだまだ先!」あらすじネタバレ
『まんぷく』第1週のネタバレあらすじ:昭和13年この物語の主人公、今井 福子(18)は大阪で一番大きなホテル「大阪東洋ホテル」で電話交換手として働いていました。福子は今井家三姉妹の末っ子で、長姉の咲は宝飾店で働いており父親のいない今井家の大黒柱。次姉の克子は売れない画家の香田 忠彦と結婚してすでに家を出て、3児の母。お腹に4人目の子供がいます。福子は母親の鈴と長姉の咲と3人で暮らしていました。
咲と婚約者の小野塚 真一との結婚式が迫る中、突然鈴はお腹が痛いと倒れこんでしまいます。克子はどうせ仮病でしょと言いますが、咲と福子は気が気でありません。そのせいで福子は仕事中に立花 萬平からの電話を間違って関係のない外国人の部屋に繋いでしまいます。しかしこれが怪我の功名か、福子は英語力を買われてフロント係の仕事へ異動になります。そして鈴は咲が嫁いで家を出て行くことが不安で仮病を使ったと判明。
福子は「フロント係の仕事は十分な給料が貰えるから、これからは私がお母さんに恩返しをしていく。だから咲姉ちゃんを快く見送ってあげて」とお願いし、鈴を納得させました。そうと決まれば早速福子は咲の結婚式の出し物を考えます。友達から幻灯機の話を聞いた福子は「たちばな工房」を訪れそこで運命の相手、立花 萬平に出会います。萬平の協力で結婚式は大成功に終わりました。
それから3年後の昭和16年、福子は会社が軌道に乗りすっかり立派になった萬平と再開します。二人でラーメンをすする幸せそうな福子と萬平を余所に、咲は何だか嫌な咳をするようになり、12月8日未明には日本は真珠湾攻撃を開始しました。
まんぷく第2週「…会いません、今は」あらすじネタバレ
『まんぷく』第2週のネタバレあらすじ:萬平から結婚を前提にした交際を申し込まれた福子はOKの返事を返します。そして2人は初めてのデートへ。しかし、いい感じの2人を見た鈴は萬平との交際に大反対します。母と萬平の間で悩む福子でしたがそんな中、咲が倒れて病院へ搬送されます。重度の結核でした。後日その話を聞いた萬平は結核の専門医探しに奔走します。
見事専門医を手配してくれた萬平に鈴は「もう福子に会わないでください」と告げますが、これに対し萬平は「それはできません、お姉さんが元気になったらボクは福子さんに結婚を申し込むつもりです」ときっぱりと言いました。昭和17年の3月、だんだんと病状が回復してきたように思えた咲でしたが、容態が急変。家族にお礼の言葉を遺して息を引きとります。
季節は夏に変わり、戦争の長期化によって赤紙が国民に配られるようになっていきます。福子は咲の夫の真一のもとを訪ねていましたが、赤紙は真一にも届いていました。福子が萬平としばらく会っていないと聞くと真一は「自分の気持ちに正直になるべきだ、大事な人が生きてそこにいるなら、簡単に手放してはいけないよ」と背中を押してあげます。
この言葉を受けた福子は萬平の会社「理創工作社」を訪ねます。久しぶりの再会、福子が自分の思いを告げようとしたその時、突然憲兵が現れて萬平を連れて行ってしまいます。
まんぷく第3週「そんなん絶対ウソ!」あらすじネタバレ
『まんぷく』第3週ネタバレあらすじ:軍事物資横流しの疑いで捕まった萬平は厳しい取調べを受けます。自白を強要されますが萬平は断固抗議し、ハンガーストライキを決行。一方で福子は、萬平の逮捕を聞いて即刻別れなさいという鈴に萬平がダメなら一生独り身でいると宣言します。どんどん衰弱していく萬平、同じ房にいる稲村という男に「生きて大事な女に会いたかったら、食わなアカン」と諭されようやく食事に手を付けました。
なんとかして萬平を助けたい福子は商工会の会長・三田村 亮蔵に直訴し、助けを乞います。その話を聞いて手を上げたのが自称''萬平の親友''世良 勝夫。世良は「理創工作社」への聞き込みで共同経営者の加地谷 圭介が怪しいと考え尾行を決行。加地谷が憲兵と密会している現場を押さえ、三田村会長へ報告します。三田村は憲兵隊に顔が利く元陸軍大将・神宮 幸之助に話を通し、ようやく萬平は釈放されました。
再会し改めてお互いの愛を確かめ合った福子と萬平は結婚することを誓い合います。一方、咲の夫・真一が出征前に鈴に挨拶に来ました。真一は「福ちゃんの幸せを願っております。ボクにとって咲と結婚できたことは人生で最高の幸せでしたから」と告げ旅立って行きました。
後日萬平が結婚の許しを貰いにやってきます。ダメと言われても何度でも来ますと言う萬平に鈴は三つ指をついて、「ふつつかな娘ですが、よろしくお願いします」と二人の結婚を認めました。こうして晴れて二人は夫婦となり、萬平と福子の波乱万丈の人生が始まります。
まんぷく第4週「私がみつけます!」あらすじネタバレ
『まんぷく』第4週ネタバレあらすじ:昭和19年春、福子と萬平が結婚して1年が経っていました。福子は結婚を機に仕事を辞め、萬平は兵役に召集されましたが、身体検査で不合格になってしまい会社で飲料水製造機の開発に励んでいました。一方、咲の夫・真一も克子の夫・忠彦も世良もみんな兵役に従事していますが、日本の戦況は苦しくなっていきます。北九州が空襲を受け、世間では疎開の動きが活発になってきていました。
東京に続き大阪も空襲を受けたのを機に福子たち3人も疎開を決めます。疎開先は萬平の親戚の住む兵庫県上郡の黒竹村。黒竹村の人たちは皆親切にしてくれて、萬平も川に電気を流して大量の魚を取ったりして穏やかな日常を過ごします。しかし、萬平に再び赤紙が届きます。日本の戦局はもはや絶望的で今出征したらほぼ生きては帰って来れません。福子は酷く動揺します。
そんな中、萬平が腹膜炎を患ってしまいます。捕まっている時に拷問された後遺症でした。お医者さんが言うには助かるかどうかは五分五分だということ。鈴は神社に行ってお百度参りをして、福子は萬平のそばにずっと寄り添って、二人には祈ることしかできませんでした。その後、祈りが通じたのか萬平は回復します。しかし軍の入隊検査は再び不合格になってしまいました。
福子は落ち込む萬平を散歩に連れ出します。村の人たちと会って萬平に笑顔が戻りかけたその時、米軍の戦闘機の機銃攻撃を受けました。全員無事でしたが萬平は、みんながお国のために戦っているのに何もできない自分が情けないと泣き叫び悔しがります。そんな萬平に福子は言います。「戦争に行かなくても、お国の役に立てることはきっとあります。大丈夫、わたしが見つけてあげます」と。
まんぷく第5週「信じるんです!」あらすじネタバレ
『まんぷく』第5週ネタバレあらすじ:昭和20年8月15日、戦争が終りました。大阪に戻った福子たちは空襲跡の惨状を目にします。福子の家も萬平の会社も跡形もありません。しかし克子の家は無事で、福子たちは香田家に居候させてもらうことになります。克子は夫の忠彦の消息が分からず不安。世間は戦後の混乱で闇市が横行、皆生きるのに必死でした。福子たちも物々交換や、鈴の大事にしていた着物を売ったりしてお金に換えます。
そんな中、福子は闇市で世良に出会います。今は闇屋をやっているという世良は萬平にも再開し、二人は互いの無事を喜び合います。福子は配給所で身元を証明することができず配給を受けられなかった人がいたことを萬平に話します。その話を聞いた萬平は判子を作って売ることを思いつきます。家族総出で判子作りをすると、これが大盛況。なんとか生活に余裕が生まれてきました。
ある晩香田家に泥棒が入ります。取り押さえた泥棒の名は神部 茂。戦争から帰ってきたら家は焼け、家族も亡くなり天涯孤独の身に。金も尽きて、追い詰められての犯行だったとのこと。萬平はこの男をとがめず、すいとんを食べさせてやりました。翌朝すいとんのお礼にと、香田家を掃除して神部は去っていきます。その夜、またも侵入者が。しかしそれは克子の夫の忠彦でした。
忠彦の無事を喜ぶ家族一同でしたが、神部がまた現れます。行く所が無いと言う神部ですが、実は彼は大阪帝国大学を卒業している秀才でした。子供たちの家庭教師となって香田家に住み込みます。季節が冬になった頃福子と萬平は闇市で加地谷と出会います。萬平に罪を着せて北海道へ逃亡していた加地谷は、ホンマは君の才能に嫉妬していたと萬平に謝罪します。萬平は彼を責めずに判子と、「生き抜いてください」という伝言を渡します。
判子屋が儲かると分かると、同業者が増え萬平たちの収入は減っていきました。戦争で目をやられ色覚異常になってしまい、一度は筆を置いた忠彦もまた画家として生きると決めたところで福子たちは家計を減らすため香田家を出ようと考えます。世良は「何かおもしろいもんでも作れ」と泉大津の空き倉庫を紹介してくれました。数日後、戦争に行っていた真一が帰ってきます。
家族皆の無事が確認できたところで、福子と萬平は泉大津に行くことを皆に話します。これに神部と鈴も付いていくと言い、それぞれが新しい道を歩き始めました。
まんぷく第6週「お塩を作るんですか!?」あらすじネタバレ
『まんぷく』第6週ネタバレあらすじ:福子たち4人は泉大津にやって来ました。世良の知り合いから紹介してもらった倉庫は、日本軍の施設だったものでした。倉庫には大きな鉄板がたくさん。早速萬平はこの鉄板を何かに使えないかと考え始めます。近所のラーメン屋「清香軒」でラーメンを食べている時、店主が塩が不足していて困っていると話すと萬平はあの鉄板で塩を作れないかと閃きます。
塩で有名な赤穂でノウハウを学んで来た萬平と神部は、早速塩作り実験を開始します。実験は成功。そこで大量の塩を作るために人を集めることにします。製塩業の許可申請をし、塩作り軍団も15人が集まりました。大所帯になり飯の仕度から、塩の大量生産のための準備など福子も鈴も萬平も大忙しです。しかし萬平の顔は生き生きと輝いていました。
過労で鈴が倒れてしまいます。そこで福子は姉の克子に手伝いを頼みに行きますが、姪のタカが来てくれることに。忠彦は男だらけの所にタカを行かせるのが気が気でない様子。さて、早速塩作り開始です。丸一日掛けて皆で塩を作っていきますが、できた塩はほんの少量でした。こんなんで商売になるのかと皆不安を口にします。初めてできた塩は「清香軒」にあげることにしました。
「清香軒」の主人とおかみさんは、これに大変喜んでくれて、しっかりと塩気の効いた「清香軒」本来の味のラーメンをご馳走してくれます。萬平たちは全員が口々に美味い、美味いとラーメンを啜ります。そんな光景を見て泣き出してしまう店主とおかみさん。福子は塩作り軍団に「こんなに喜んでくれる人がいるんよ、皆は世の中の役に立つ仕事をしているの」と言います。こうして塩作り軍団はやりがいを見つけるのでした。
まんぷく第7週「私がなんとかします!」あらすじネタバレ
『まんぷく』第7週ネタバレあらすじ:専売局の許可が下り、萬平は「たちばな塩業」を立ち上げました。世良もお祝いに来てくれて、塩を納品しにいってくれるとのこと。「たちばな塩業」の初出荷です。しかし世良は三千円で納品した代金を半分ピンハネします。塩の品質が劣っていたからこんな値段だったと言われた萬平は大ショック。さらに社員に給料を満額払ってやれないことにも憤り、絶対に最高の塩を作ってやると意気込みます。
世良はさらに塩を闇市で売らないか?と持ち掛けてきますが、萬平はこれを拒否。専売局が最上級と認める塩を作るため仕事はどんどんきつくなっていきます。しかしその甲斐あって今度の塩は専売局で最上級の評価を受けました。しかし世良は全部の塩を納めず、残りを闇市で売り、金を懐に入れます。そんな中忠彦が絵に没頭しすぎて倒れ、しばらくタカが手伝いに来れなくなってしまいます。
萬平は従業員から闇市で世良を見たという話を聞きます。本当に専売局に納めてくれているんだろうかと疑う神部。萬平は世良を信じますが、専売局に確認すると、世良の悪行が判明してしまいます。福子は商工会の定例会に出席している世良を訪ねると、そこには三田村会長もいました。以前助けていただいたお礼と萬平のことを話す福子。その話を聞いた三田村は萬平に3万円の投資を申し出ます。
自分も萬平に投資すると言う世良に、やんわりと釘を刺して福子は帰ります。三田村会長に投資してもらえたことと、お腹に赤ちゃんができたという2つの嬉しい報告を持って。
まんぷく第8週「新しい冒険!?」あらすじネタバレ
『まんぷく』第8週ネタバレあらすじ:昭和22年春、「たちばな塩業」の業績は順調、福子も臨月を向かえていました。しかし萬平は三田村から投資してもらった3万円をどう使うか悩んでいました。悩む萬平に福子は世の中の役に立つ、人に喜んでもらえるような新しい事業を勧めます。萬平の''冒険''が見たいと。福子の言葉で新規事業を真剣に考え出す萬平でしたが、蔑ろにされた鈴が家出してしまいます。
春休みに入りタカがまた手伝いに来てくれて、鈴の代わりを務めるタカの人気が急上昇していました。当のタカの方は神部と何やら仲良くなってきている様子。一方、鈴を探す福子と萬平は食べるものが無く、栄養失調で道端にぐったりしている多くの人たちを目の当たりにして、戦争はまだ終わっていないのだと感じます。あの人たちのためにできることは無いのだろうかと萬平は考えます。
家出した鈴が克子の家にお世話になっている間に、福子が産気づきます。電報を見た鈴と克子も駆けつけ、萬平と従業員も全員が祈る中、無事男の子が生まれました。福子と萬平の子は「立花 源」と名づけられます。しかし福子は産後の肥立ちが悪く、回復するのに随分時間が掛かりました。これを機に萬平は栄養の大切さに気付き、誰でも手軽に栄養が摂れる食品を開発することにしました。
三田村に投資してもらった3万円を使って材料をそろえ、倉庫と従業員を塩作り部門と食品開発部門とに分けました。栄養学者の近江谷先生も招いて、新規事業が本格的にスタートします。
まんぷく第9週「違うわ、萬平さん」あらすじネタバレ
『まんぷく』第9週ネタバレあらすじ:新規開発している栄養食品の名前は「ダネイホン」に決まりました。あーでもない、こーでもないと試行錯誤し、失敗しながらも楽しそうに研究している神部たちダネイホン組に対し、塩作り組は不満を持ち始めます。萬平はそれに気付かずに寝食を忘れるほど研究に没頭していました。それでもなかなか満足のいく仕上がりにならず、萬平は焦りと苛立ちから周りに目をやる余裕を無くしていきます。
日毎に鬱憤が溜まっていく塩作り組は、とうとうダネイホン組と大喧嘩を起こしてしまいます。そこで萬平は皆で「ダネイホン」を作ろうと提案し、塩作り組に製塩業務+「ダネイホン」の材料集めの仕事を与えてしまいます。結果塩作り組の仕事量が増えただけ。そこで塩作り組の数名は少しでも楽しようと、偶然床下から見つけた手榴弾を使って食料の魚集めをするようになっていきます。
有給休暇をもらったと真一が遊びに来てくれました。塩作りの現場を見学した真一は福子に皆をまとめるのは福子のほうが向いているんじゃないか?とアドバイスします。夕食時も何だかギスギスしている社員たちを見て福子は萬平に、彼が気付いていない事を教えてあげました。萬平は社員一人一人に自分の至らなさを謝罪し、チーム分けをやめて本当の意味で皆で「ダネイホン」作りに取り組もうと提案します。
いよいよ「ダネイホン」の発売日がやってきます。しかし味と値段がネックとなり思うように売れません。萬平は援助してくれた三田村に「これを欲しがる客が誰なのか?どこにいるのかを考えないとイカン」と言われます。忠彦にも商売は別の人に任せたほうがいいと言われ、真一を経理・営業担当に薦められます。実は真一の会社は倒産してしまっていたのです。福子がお願いに行くと真一は二つ返事でOKを出します。
「ありがとう、咲姉ちゃん…」真一の家に置かれている咲の写真を見て福子はそう呟きます。その時「ダネイホン」を病院で使ってもらうことを閃いた福子。萬平も賛成してくれます。病院に卸すようになって、栄養が摂れて消化も良いと「ダネイホン」は注文が殺到するようになりました。何もかもが順調に進んでいた所に、進駐軍の捜査だとMPが乗り込んできます。
まんぷく第10週「私は武士の娘の娘!」あらすじネタバレ
『まんぷく』第10週ネタバレあらすじ:近所の者から「たちばな塩業」の近辺で爆発音を聞いたとの通報があった。クーデターの疑いがあるとMPは言い、家宅捜査を始めます。うちは真っ当な会社だと抗議する萬平でしたが、手榴弾を使って魚を獲っていた社員3名が名乗り出ます。そして床下からは手榴弾が…。萬平も他の社員も手榴弾のことなんて知りませんでしたが、「たちばな塩業」は全社員が逮捕されてしまいました。
事情を聞いた克子と忠彦がやって来ます。忠彦が言うには進駐軍の最高司令官・マッカーサー暗殺の計画が発覚して以降取締りが厳しくなったらしく、最悪の場合死刑もありうるとのこと。福子と鈴は動揺しますが、今はできることをしようと克子・忠彦にも手伝ってもらい「ダネイホン」の瓶詰めと出荷、塩の納品作業を開始します。萬平は取調べで会社の倉庫を紹介した人物を聞かれますが、頑として口を割りませんでした。
進駐軍の調査ですぐに倉庫を紹介したのは世良だと割れ、萬平たちと一緒の雑居房に入れられてしまいます。世良は取調べで「倉庫に手榴弾があるなんて知らんかった」「立花くんは悪い奴やない、彼を潰したら日本の損失やで」「手榴弾で魚獲ってた言うてるんやったらホンマや、嘘や思うんなら実際にやってみたらええ」と主張します。しかし、件の3名を連れて実際に海に手榴弾を投げ入れますが、魚は浮いてきませんでした。
結果を聞いた世良は海の声が聞こえるのか「実際に魚を獲っていた時間帯に投げんと意味ない。もういっぺんだけ手榴弾を投げてくれ」と言います。福子の元同僚だった恵の旦那さん牧と加地谷も新聞を読んで進駐軍の所を訪れ、萬平の無実を強く主張してくれます。事情聴取に呼ばれた福子も涙ながらに英語で萬平と社員の無実を訴えます。福子は萬平に会わせて欲しいと言いますが許してもらえず、せめて手紙だけでもと置いていきます。
三田村会長も萬平のために証言に訪れてくれます。そして福子からの萬平と社員へ宛てた手紙を検閲した進駐軍は、世良の言う通り実際に魚を獲っていた時間帯を選んで手榴弾での魚獲り実験を再検証しました。結果、今回は見事魚が浮かんできます。これが証拠となり萬平たちは全員が無事釈放されました。
まんぷくの最終回結末を予想!
まんぷく実在モデルから最終回結末を予想
先に述べた通り『まんぷく』は安藤 百福とその妻・仁子(まさこ)の半生をモデルにして製作されたドラマです。というわけでここからは登場人物のモデルになった人物に注目して最終回の結末を予想していってみましょう。史実を紹介しますので、どうしてもネタバレが含まれてしまいます。ご注意ください。また、あらすじで紹介した部分の史実エピソードは割愛させていただきます。
立花 萬平のモデル安藤 百福から最終回を予想
昭和32年(1957年)百福は信用組合の理事長をしていましたが、経営が破綻し全財産を失います。残ったのは大阪府池田市の借家のみ。当時47歳でした。百福は「失ったのは財産だけ。今までの知識や経験は失っていない」と奮起し、即席ラーメンの開発に挑みます。後のチキンラーメンです。チキンスープにした理由は、鶏肉を食べなくなった息子が鶏ガラスープのラーメンだけは食べたからとのこと。
このエピソードを見ると、最終回を前に萬平たち家族はどん底まで落とされることになりそうです。たった1人で平均睡眠時間4時間、1年間の研究の末チキンラーメンを開発しますので、神部や他の社員たちとは別れてしまうのでしょうか?息子・源が鶏肉を食べられなくなる話や、福子が揚げる天ぷらから「瞬間油熱乾燥法」を発明し特許を獲得する話で、家族の絆も見られそうです。
史実では「チキンラーメン」の開発と大量生産の確立、さらに時代の流れに上手く乗って「チキンラーメン」は大ヒットします。人生のどん底からのし上がり、皆が喜ぶ発明が出来たとハッピーエンドの最終回。これもアリですが、安藤 百福もう一つの大発明「カップヌードル」を閃いた所で、また萬平の冒険が始まります。というような最終回もありえるかもしれません。
1966年、百福はアメリカを視察で訪れていた際、紙コップに「チキンラーメン」を入れてフォークで食べているのを見て「カップヌードル」を閃きます。これだけの偉大な発明をした人物がモデルですので、世良が「彼を潰したら日本の損失だ」と言ったのも間違いではなかったということでしょう。
立花 福子のモデル安藤 仁子から最終回を予想
仁子の揚げる天ぷらをヒントに発明された「チキンラーメン」は、まずアメリカで売れます。その数は約500ケース。当時の百福には人を雇うお金はありません。結果、家族総出で「チキンラーメン」を製造します。その後日本でも売れ出したのを機に百福は「チキンラーメン」量産のために借金をして工場を建設します。「どうせやるなら日本一のラーメン屋さんになってね」と仁子は家事と育児をこなしながら工場を手伝ったといいます。
大企業となった日清。しかし、仁子の姉・有元 澪子の四男で取締役の有元 那茅満が不祥事を起こしてしまい昭和45年(1970年)に解雇され、同じく取締役だった長男の有元 一馬も日清を退きます。「チキンラーメン」試作の頃から一緒にやってきた家族であり側近でもある、甥の起こした不祥事に百福も仁子も心を痛めます。
その後次男の安藤 宏基が社長を継ぎますが、百福とは経営方針の違いから度々親子喧嘩をして仁子もとばっちりを受けることもあったといいます。しかし、様々なことを共に乗り越えた夫婦の絆は決して壊れることは無く、仁子は平成19年(2007年)に百福の最期を看取り、その3年後の平成22年(2010年)に後を追うように息を引き取りました。
このエピソードを見ると「チキンラーメン」を製造する辺りから大人になった克子の子供達が登場してくる展開はありえそうです。また萬平の最期を最終回にもってくる可能性も高いです。本当に最後まで良い夫婦であった安藤夫妻ですから、老いても仲睦まじい立花夫妻を描くのは最終回に合うのではないでしょうか?そうなると息子の源が大人になって萬平と仕事の話でぶつかるシーンも最終回までには見られるかもしれません。
最後はきっとハッピーエンド
ここまで『まんぷく』の最終回を簡単にですが予想してきました。最終回を萬平の発明人生のどの段階にもってくるのかは分かりませんが、最後はきっとハッピーエンドで締めくくるのではないでしょうか?確実なのは立花夫妻の絆と萬平の心は最後まで決して折れなかったということです。史実がそれを証明しています。まだまだ波乱が待ち受ける『まんぷく』の最終回、ご期待ください。
まんぷくを観た感想や評価は?
ここまであらすじや最終回の予想を紹介してきましたが、ここからは朝ドラ『まんぷく』の視聴者の方からの感想や評価などを、主にtwitterから紹介いたします。
12/7まんぷく感想です。
— ナナコロビヤオキ (@y4IC34teY44dMNp) December 7, 2018
さすがにちょっと間延び感はありますが…。
安藤さん、涙の演技が素晴らしいわ。
シナリオを深く味わい完全に自分のものにしてらっしゃる。
情緒豊かで演技の幅が広く、おかげでこっちもジーンです。#まんぷく #安藤サクラ https://t.co/4uxuN3v7cE
福子役の安藤 サクラさんの演技力についての感想です。朝ドラは若手の役者を起用することが多いのですが、安藤さんは日本アカデミー賞を受賞しているほどの方なので演技力はピカイチです。この感想以外にも安藤 サクラさんに関しては演技力を高く評価する感想が多く見受けられました。
#まんぷく
— えりり🍜@ドラマ実況・感想垢 (@eriri_dorama) December 3, 2018
日系アメリカ人の闇を描いてる
岡崎体育だから重すぎないけど
考えさせられる感想です。戦時中も戦後も日系アメリカ人は迫害に苦しめられたようです。立ち退きや酷い場合は強制収用所に入れられた人もいました。岡崎 体育さん演じるチャーリー田中が日本人が嫌いだと言う理由も何となく分かってしまいます。
#まんぷく
— さくらもちもち (@NRNbMaIEJT9ydL9) December 7, 2018
「世話になったの」
チャーリーに言葉をかけて出ていく世良。
苦労して頑張っている人に優しい世良。
彼が多少ずるいことをしても調子のいいことを言っても、持ち味として愛してしまうのは、世良自身が苦労しながら頑張ってきたこと、性根は悪くないことを感じるからだなあ
こちらの感想には同意してしまう人、多いのではないでしょうか?また、チャーリーを労ったり、礼を言ったのが世良と萬平だけだったのに注目している感想もありました。世良はモデルになっていると予想されている人物から、最終回まで出番がありそうですので今後の活躍をお楽しみに。
真っ先に大奥様のところに走る赤津、マジ赤津www #まんぷく pic.twitter.com/XVUAUkQee8
— ねこやまだ (@msao211) December 7, 2018
この感想以外にも赤津くん関連の感想は多いです。犬みたいで可愛いだとか、顔芸が面白いということで、赤津人気が上昇していっています。
誰一人として君を悪く言うものはいなかった
— 秋 (@aa_mama_) December 7, 2018
それどころか 君ではなく
源義経について滔々と語った者もいた #まんぷく
こちら事情聴取に訪れた鈴さんに関する感想ですが、鈴のモデルである安藤 須磨さんも本当に「私は武士の娘です」が口癖だったらしいです。
相互さんの呟きで改めて思う。#まんぷく はナレーションが控えめで嬉しい。朝ドラはほぼ毎期「うるさい」「言うんかソレ。俳優さんの演技見りゃわかるわ、演者と視聴者を信用しとらんのか」「説明しちゃうのか、ドラマで描けや」と思ってましたからねえ…
— ぬえ (@yosinotennin) October 4, 2018
今日は画面からガンガン伝わって余韻に浸れた
ナレーションに関する感想も多かったです。特に進駐軍に捕らえられた後、進駐軍の軍人の心模様や葛藤をナレーション無しで視聴者に魅せた脚本やキャストの演技を賞賛する感想が多く見られました。
#まんぷく【聞き上手な源ちゃん】萬平さんが話すときには、きちんと萬平さんの目を見て話を聞き、福子が話し出すと、今度は福子の方を向いて 真摯に話を聞こうとする源ちゃん。源ちゃんのファンは、ここ 何度も再生して見て下さい。 pic.twitter.com/UROBu7gizK
— ひぞっこ (@musicapiccolino) November 30, 2018
福子と萬平の息子・源に対しての感想も多数ありました。可愛いという声は勿論ですが、演技についても素晴らしいと大絶賛の感想が多かったです。あらすじを見ても分かる通り『まんぷく』には子供時代のエピソードがありませんでした。子供時代のエピソードが無い=子役の演技が見れないことにも賛否両論の感想がありましたが今後、源の成長がその代わりになるかもしれません。
まんぷくのあらすじをネタバレまとめ
ここまで『まんぷく』のあらすじネタバレと立花夫妻のモデルとなった人物、そして視聴者の感想を紹介してまいりました。まだまだ絶賛放送中の朝ドラですので、まだ観たことのない方も本記事のあらすじネタバレを読んで大筋を把握し、萬平と福子のモデルとなった夫婦二人の逸話を知って、今後より深く楽しく『まんぷく』をご覧下さい。