ルーキーズのマネージャー役は村川絵梨！出演ドラマや映画・現在の画像まとめ

青春ドラマの名作の一つに数えられる、2008年春に放送されたルーキーズでは、高校教師の川藤（佐藤隆太）と安仁屋（市原隼人）ら不良野球部員たちの熱いぶつかり合いと彼らの成長する姿が多くの人たちを感動させました。このドラマは週刊少年ジャンプで連載されていた森田まさのりによるマンガを実写化したもので、主題歌のGReeeeN「キセキ」はカラオケの定番曲となるほどの人気を博しました。

「夢にときめけ。明日にきらめけ」という熱い名セリフは、多くの人の記憶に残るルーキーズを象徴しています。そんな実写版ルーキーズは、やはり役者たちの素晴らしい演技に支えられて出来上がったようです。佐藤健や桐谷健太など当時生徒役で出演していた俳優は、現在でもドラマや映画で度々主演をするなど活躍を続けています。今回はその中でも印象的であった野球部のマネージャー八木塔子役・村川絵梨の現在を調査しました。

まずは、ルーキーズのマネージャー・八木塔子を演じた村川絵梨のプロフィールをご紹介しましょう。

1987年10月4日生まれの彼女は大阪府出身でA型だそうです。大手芸能事務所アミューズに所属しています。ルーキーズでは女子高生を演じていましたがすでに30代。現在は素敵な大人の女性になっています。2018年は連続ドラマ「中学聖日記」にも出演していました。

本人のツイートによると好物は牡蠣、赤貝、つぶ貝などの貝類なようです。そのほかに生ハムや15年前から公言している餃子を挙げています。このように彼女は私生活のことや仕事について公式ツイッターでつぶやいています。特に仕事についての報告が多いようです。

女優としてのイメージが強い彼女ですが実はデビュー時はアイドルでした。小学生の頃に地元・大阪市のボーカル・ダンススクールに通っていた村川は現在も所属するアミューズが主催したオーディションでグランプリとなった川田由起奈、田野アサミ、上原香代子らに合流してユニットを結成することになりました。その後、2002年にBOYSTYLEとしてシングル「Boys be Stylish!」を発売しメジャーデビューしています。

また、現在も活躍する同事務所所属のPerfumeらとともにアイドル集団BEE-HIVEとしても活動していました。2004年には映画初主演、2005年にはNHK連続テレビ小説でヒロインを演じるなど、村川は徐々に女優として活躍を始めますが、BOYSTYLEが解散する2007年までアイドル活動をつづけました。解散後は女優に専念し、2008年のルーキーズ出演へと繋がっていきます。

ここでは、ルーキーズのマネージャー役を演じたイメージの強い村川絵梨の過去に出演したドラマや映画をご紹介します。ルーキーズより前の作品からそれよりも後の作品まで、いくつかをピックアップしてまとめました。

2004年秋に公開された「ロード88 出会い路、四国へ」は村川が所属するアミューズの設立25周年記念映画でした。当時まだ新人アイドルであった村川が映画初出演ながら主演を果たした作品です。難病を抱えながらも旅をして生きている証を得ようとする少女・槙村明日香を演じました。明日香は旅先で出会った人々と心を通わせていきます。

また、当時所属していたBOYSTYLEとして主題歌「Tomorrow〜風の道標〜」も歌っています。この曲は2004年11月に発売されたシングル「ココロのちず」（フジテレビ系アニメ「ワンピース」オープニングテーマ）にカップリングとして収録されています。さらに挿入歌の「Time to go」でも BEE-HIVEとして参加していました。

2004年12月に公開されたオムニバス映画「恋文日和」のうちの1話「あたしをしらないキミへ」でも村川は主役である文子を演じました。文子はまだ恋愛に疎い女子高生。危なげなイメージとは違うラブレターを書く増村保志（弓削智久） への返事を気まぐれに書くことで始まる文通のお話です。別冊フレンドで不定期連載されたジョージ朝倉によるマンガが原作となっています。

「僕たちは世界を変えることができない。」は2011年9月に公開された、向井理初主演映画です。自費出版から始まり話題となった、葉田甲太による同名の体験記をもとに作られました。平凡な医大生たちがチャリティー活動に尽力して、カンボジアに学校を建てるまでの奮闘が描かれています。

松坂桃李、柄本佑、窪田正孝ら人気若手俳優が多数出演しています。村川は主人公の活動に参加することになる同じ医大生であり、主人公に好意を寄せられる女性・久保かおりを演じました。

「僕達急行 A列車で行こう」は2012年3月公開の松山ケンイチと瑛太によるダブル主演映画です。この若手実力派俳優二人のの共演はこの作品が初めてであり、注目を集めたようです。また、監督・脚本の森田芳光によるオリジナル作品であり、彼の遺作にもなりました。

鉄道愛溢れる若者たちを描いたコメディ作品となっており、村川は松山演じる主人公の一人・小町圭が働くのぞみ地所の社長秘書を務め、少しだけ圭に思いを寄せる女性・日向みどりを演じています。

2005年10月～2006年4月に放送された朝ドラ「風のハルカ」ではヒロイン・ハルカを演じました。2005人の応募者からオーディションで選ばれたそうです。この作品で一気に彼女の知名度は上がりました。

大分県湯布院を舞台に、父子家庭で貧しい暮らしの中育ったヒロイン・ハルカがわだかまりを抱えながらも母のいる大阪の旅行会社で働き始め、徐々に家族との絆も取り戻していく物語です。後に、ハルカは大好きな湯布院に戻り観光の仕事で活躍していきます。彼女の父親役は渡辺いっけいが母親役は真矢みきが演じました。

2006年夏に放送されたTOKIO・長瀬智也主演のドラマ「マイ☆ボスマイ☆ヒーロー」はやくざの組長の息子であり27歳の榊真喜男がまともに通ったことのなかった高校に入学することになって始まる彼の学園生活を青春たっぷりに描いたドラマです。新垣結衣の「ギャルサー」に続く出世作としても有名です。韓国映画「マイ・ボスマイ・ヒーロー」のリメイク作品ですが、もとのバイオレンスな部分は脚色されて変わっています。

このドラマで村川は新垣結衣演じるヒロイン・梅村ひかりの親友・萩原早紀を演じました。親友の恋を応援したり、親友に思いを寄せるクラスメイトの心配をしたりとお節介な面を持つ役柄でした。ちなみに、前述の「風のハルカ」と同じ脚本家が担当しています。

2011年夏にフジテレビで放送された瑛太主演の連続ドラマ「それでも、生きてゆく」にも出演していました。このドラマでは、殺人事件の被害者遺族と加害者家族が懸命に生きていく姿を描いています。坂元裕二書き下ろしの完全オリジナルストーリーでした。第70回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では最優秀作品賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、監督賞を受賞するなど数々の賞を受賞しました。

村川は主人公であり被害者の兄・深見洋貴（瑛太）の弟・日垣耕平（田中圭）の妻である由佳を演じました。

「荒地の恋」は2016年1月～2月にWOWOWで放送された、豊川悦司と鈴木京香のダブル主演ドラマです。ねじめ正一による同名小説を原作とする恋愛ドラマで、1970年代後半から80年代を舞台に妻子ある身でありながら53歳で親友の妻に恋をしてしまった詩人の人生を描きます。また、原作は実在した詩誌「荒地」のメンバーであった詩人・北村太郎の恋愛関係のトラブルがモチーフになっているそうです。

村川は、主人公・北沢太郎（豊川悦司）の最初の妻にそっくりな物語中盤で現れる女性・橋本阿子を演じました。阿子は北沢が不倫相手の三田村明子（鈴木京香）と離れた後に関係を持つようになる看護師の女性です。

ここから、気になるルーキーズのマネージャー役・村川絵梨の現在をご紹介していきます。近年の出演作の画像や公式ツイッターのツイートも集めました。ルーキーズから10年経った現在の彼女はどんな活動をしているのでしょうか。

2017年の夏にNHK土曜時代ドラマ「悦ちゃん」に出演して以来レギュラー出演こそしていないようですが、2018年だけでもTBS「中学聖日記」、フジテレビ「グッド・ドクター」最終話、NHK総合土曜時代劇「そろばん侍風の市兵衛」、NHK総合「精霊の守り人 -最終章-」といった作品に出演しています。また、5月にはNHK総合「あさイチ」にゲスト出演しました。
 

「中学聖日記」では有村架純演じる主人公・末永聖が物語開始3年後に副担任を務める小学校のクラスにいる児童の母親・橘美和を演じました。小学生の母親を演じる彼女を見て、ルーキーズからの時間の経過に驚く視聴者も多かったようです。村川が演じた美和は第6話から始まった高校生編から登場し、ルーキーズでの役柄との違いのあまりの大きさにショックを受けたという人もでるほどの好演でした。

映画にも出演しています。2017年10月公開の「彼女がその名を知らない鳥たち」、2015年9月公開の「ポプラの秋」などが近年の作品です。

また、2016年8月に公開された「花芯」では村川が主人公・園子の性愛を体当たりで演じ、話題になりました。本作で、村川にとっては初めてラブシーンを演じることとなったそうです。ルーキーズでの女子高生役からの大きな時間の経過を感じます。さらに、瀬戸内寂聴が50年以上前に発表し、強いバッシングを受けた小説の映画化でもあるため、大きな注目を集めました。

村川の活躍はドラマや映画には収まりません。2007年7月～8月の東京セレソンデラックス公演「歌姫」にて舞台初出演を果たして以降、ドラマや映画への出演の傍ら、数多くの舞台にも出演しています。

2018年1月にはシアタークリエ10周年記念コンサート「TENTH 『ネクスト・トゥ・ノーマル』」、4月～5月には朗読劇「私の頭の中の消しゴム　10th letter」、朗読劇「私の頭の中の消しゴム　10th letter」、7月には「ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル」～スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ～、11～12月には「No.9 -不滅の旋律-」といったように、一年中出演しているともいえる作品数です。

現在では、30代の素敵な女優として活躍する彼女ですが、どうやら結婚はしていないようです。熱愛に関してもかつてルーキーズで共演した佐藤健と噂が立ったくらいであり、信憑性もあまり無いようです。

ルーキーズでの好演がいまだに記憶に残っている村川絵梨の八木塔子役についての感想ツイートを集めました。

やはり男性から多いのが彼女の容姿の美しさを語るツイートです。こんな同級生なんていなかったなんて嘆く声もあるようです。

こちらも多かった、ルーキーズに出演していた当時の彼女に憧れたり、好きだったというツイート。女子マネージャーの良さを上手く演じてみせた彼女の姿は現在も良い思い出として残っているのかもしれません。

自分自身の経験と比べる人もいました。ルーキーズの作中で部員みんなに信頼され、感謝されるマネージャー・塔子の姿は彼女と同じように頑張ったにもかかわらず、周囲に知られずに終わってしまったという経験のある人にとっては、少し苦い思い出を思い起こさせてしまったようです。

幼馴染でピッチャーの安仁屋（市原隼人）と塔子が並んで笑う画像とともにツイートする人も。こんなに格好いい安仁屋とお似合いに見える村川演じる塔子は女子の憧れでもあったようです。ルーキーズには仲間との絆の大切さが伝わる名シーンが沢山ありますが、それらとともにこの二人の微笑ましいシーンを思い出に挙げる人も多そうです。

ルーキーズのマネージャー役村川絵梨の出演ドラマや映画・現在の画像まとめはいかがでしたか？ルーキーズの連続ドラマ放送から10年が経ち、30代となった彼女は新たな魅力を備えて、現在もドラマや映画、舞台に多数出演する実力派女優として活躍を続けています。そんな彼女のこれまでの出演作を振り返ってみたり、今後の出演作に注目してみたり、またルーキーズを見直したりしてみてはいかがでしょうか。