絶対零度の赤い人形クッションを本田翼が背負う意味は？メーカーや商品名も調査

フジテレビ系月９ドラマ「絶対零度～未犯罪潜入捜査～」内で本田翼演じる小田切唯が背負っている赤い人形のクッションの正体について話題になっています。赤い人形のクッションの正体は一体何なのでしょうか？なぜ背負っているのか？今回はこちらの謎に迫っていきます。

絶対零度とは、実は今回で3シーズン目のドラマです。シーズン１は「絶対零度～未解決事件特命操作～」、シーズン２は「絶対零度～特殊犯罪潜入捜査～」、どちらも上戸彩が桜木泉役で主演をしておりましたが、今回のシーズン３は「絶対零度～未犯罪潜入捜査～」として、沢村一樹が井沢範人役で主演となっております。

今回の絶対零度ではＡＩシステム（ミハン）により事件を未然に防ぐ事が出来るようになったが、犯行を起こすと言われた人物がどこで、誰に、どのような事件を起こすのかは不明の為、潜入捜査をする事で明らかにしていきます。「未犯罪捜査システム」通称「ミハンシステム」の実用化する為のプロジェクトを任されているという設定です。

今回のドラマ絶対零度～未犯罪潜入捜査～ではミハンシステムというものが軸となり話が進んでいきますが、ミハンシステムとは一体どういうものなのでしょう？ミハンシステムとは、個人情報や監視カメラ、電話やメール等の情報を元に犯罪者となり得る人物を割り出すシステムです。

2002年に公開された映画「マイノリティ・リポート」と少し似ているような気がしますが(マイノリティ・リポートとはプリゴクと呼ばれる未来予知が出来る人間によって、犯罪を犯すと予測された人物が逮捕されるといった内容)、犯罪を完璧に防ぐことが出来るのであれば素晴らしいものですが、冤罪等の可能性がないとは言い切れないでしょうからそのように考えると、とても怖いシステムです。

絶対零度では未犯罪捜査班(ミハン)を中心にドラマが展開していきます。ここで、魅力のあるミハンのメンバーを簡単にご紹介させて頂きます。

絶対零度作中で沢村一樹演じる役です。今回のシリーズの主人公です。元公安でひょうひょうとした一面を持ちつつも、冷酷な一面も持つ。二面性を持った性格です。ある事件で獄中にいた井沢が優秀であったことから東堂により刑務所を出され未犯罪潜入捜査を行っていく事になります。

絶対零度作中で本田翼演じる役です。男勝りな一面を持ちつつも過去に抱えたトラウマが払拭できず、フラッシュバックに悩みながらも進んでいきます。赤い人形のクッションを背負っています。

絶対零度作中で平田満演じる役です。常に挙動不審で、何かあるたびに「すみません」といってしまう気の小さい男です。しかし、見た目とは裏腹に数々の部署を経験しているという事から出来る事も多く頼られる存在となっていきます。

絶対零度作中で柄本時生演じる役です。資料課の生え抜きで、人付き合いが苦手です。パソコンが得意な為情報を集める事に長けています。

絶対零度作中で伊藤淳史演じる役です。警察のキャリアとして出世街道を走るエリートです。井沢を未犯罪潜入捜査犯に入れた人物でもあります。

絶対零度作中で、横山裕が演じる役です。35歳で巡査部長です。シーズン２の「絶対零度～特殊犯罪潜入捜査～」の最終回で登場し、シーズン３の今作でもミハンのメンバーとして登場しています。また、独自で元バディの桜木泉を追っています。

絶対零度シリーズで上戸彩が演じている役です。第1シーズン絶対零度～未解決事件特命操作～、第2シーズン絶対零度～特殊犯罪潜入捜査～では、主役として登場していましたが、今作では主役が沢村一樹さんに変わっている為、今作では失踪したという設定で特別出演しています。山内徹とはバディの関係でした。

絶対零度作中で本田翼演じる小田切唯が背負っている赤い人形のクッションですが、なぜクッションを背負っているのでしょうか？作中で本田翼さんが背後から男性に襲われるシーンがフラッシュバックするシーンがあります。もしかするとその経験が原因となってクッションを背負う事になったのでしょうか？

フラッシュバックはPTSDといわれており、トラウマの一種です。背後から突然襲われた経験がトラウマとなりフラッシュバックを引き起こしているのであれば、クッションを背負っている理由と関係があるのかもしれません。ちなみに他のミハンメンバーも過去に何かしらの出来事から心に傷を負っているという設定になっています。

トラウマの正体は過去の苦しい経験です。交通事故、いじめ、自然災害による被災、死別などのひどい精神的ダメージを伴う事が原因となって起こる場合が多いです。トラウマになってしまうと、二度と同じような事にならないようにと体に防御反応が備わってしまう為、なかなか解消されることが無く、非常に苦しい状態が続きます。

過去の出来事に恐怖を感じ続ける限り解消する事はないのです。PTSDもトラウマの一部で、過去の経験が何度も思い起こされて(フラッシュバック)、恐怖を何度も感じる病気です。絶対零度作中の本田翼はフラッシュバックを思い起こさせる描写がいくつかあった為トラウマに陥っていたと考えられます。

絶対零度の中で本田翼は背後から男性に襲われるといった非常に怖い体験をしています。この経験がトラウマを発症させ、フラッシュバックによって長期間苦しめられている状況なのでしょう。トラウマには様々な治療法がありますが、絶対零度で本田翼が使用している赤い人形のクッションは、このトラウマを軽減する為に使用しているのではないかと考えられます。

それは「ぬいぐるみセラピー」という治療法です。ぬいぐるみセラピーにはうつ病を軽減するなど、さまざまな効果が得られる考えられています。ここからは「ぬいぐるみセラピー」とはどういった治療なのか？また、赤い人形のクッションの絶対零度作中での役割について考察します。

ぬいぐるみセラピーには様々な効果があるといわれておりますが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか？それは、まず触ることで、不安を解消できるといわれています。後ほど説明しますが人は何かに触れている事や、触れられている事で落ち着きを感じます。ぬいぐるみを触っている事で精神的な落ち着きを感じ不安を軽減します。また、自分自身を抱きしめることにもなるという事です。

自分自身の不安や悲しみなど抱えている悩みをぬいぐるみに投影させて抱きしめることによって、「自分自身を抱きしめている感覚」になり「癒し」の効果をもたらすのだそうです。絶対零度作中の本田翼さんは赤い人形のクッションを体に触れさせておくことで、不安や恐怖を感じる過去のトラウマ体験を少しでも和らげる為に、本能的に身を守っているのではないでしょうか？

ぬいぐるみには精神を落ち着かせる効果があると言われています。人間は何かに触れている事によって安心感を得られるという効果も実証されています。それはオランダのある研究グループが行った研究で発表されています。その研究内容とは、大学でアンケートを取る際に「肩に触れてアンケート用紙を渡した」場合と「肩に触れずにアンケート用紙を渡した」場合ではアンケートを受ける側の社交的さが違うという結果がでたそうです。

そして自分自身を落ち着かせることが出来ます。ぬいぐるみを抱きしめる事で、自分自身が感じているマイナスの感情をぬいぐるみに感情移入させて抱きしめる事で、自分自身を平常な心の状態を保つ役割を果たしています。小さいときにお気に入りのぬいぐるみを抱きしめて寝る事で安心感を感じぐっすりと眠ることができたという経験は皆さんにもないでしょうか？それはぬいぐるみを抱きしめる事によって、精神を落ち着かせる効果が作用した為だと考えられます。

これは、アンケートをする方に触れられている事でアンケートに答える側が相手に安心感や親近感を感じた事が原因だと発表されています。この効果がぬいぐるみを用いる事でも発揮されるという事だと考えられます。ぬいぐるみを触ることで、不安感や恐怖、孤独感等が緩和されます。

以上の事から、絶対零度作中の本田翼が赤い人形のクッションを背負っていた理由は、過去に受けたトラウマによるフラッシュバックの苦しみを少しでも軽減する為に背負っていたことがわかりました。

ここからは絶対零度作中の赤い人形のクッションの正体について説明します。この赤い人形のクッションは絶対零度作中で本田翼演じる小田切唯が背負っていた事から話題となっていました。調べてみると赤い人形クッションの正体は「株式会社MOGUのミニピープルロングアーム」という商品である事が判明しました。

こちらの商品はMOGU専用サイトから購入できるようです。絶対零度で赤い人形登場当初は本田翼の人気と相まって爆発的人気となった事から入手困難といわれておりましたが、今現在サイトを確認してみると11月7日から限定販売から通常販売に切り替わっていました。この事から、一時のブームが少し落ち着いてきたという事でしょうか？比較的簡単に入手できるようになっているようです。

絶対零度作中で本田翼が背負っている赤い人形の正体は株式会社ＭＯＧＵのミニピープルロングアームと明らかになりましたが、一体どこで購入する事が出来るのでしょうか？調べてみたところ、楽天市場やYahoo!ショッピング等のネット通販サイトであればどこでも購入できそうです。

値段は、3,000円～4,000円という事で比較的買いやすい値段設定となっていました。また、カラーバリエーションが非常に多くなっており、絶対零度で登場するレッド以外にも、ショッキングピンク、ライトブルー、レッド、ライトグリーンの5色から自分の好みの色を選んで購入頂けます。

絶対零度作中で出てくる赤い人形の正体が株式会社MOGUという会社の商品であることが明らかになりましたが、ミニピープルロングアームの他にも、株式会社MOGUではクッションやソファー、抱き枕など様々な商品を展開している事もわかりました。

MOGUの商品に共通する大きな特徴としては「中材に非常に細かいビーズの粒(パウダービーズ)を使用している」という事だそうです。これは粒が非常に小さい事で、利用者の体に非常にフィットした形で使用できるという事です。とても気持ちよさそうだと話題です！

Yahoo!ショッピングを見てみると、株式会社ＭＯＧＵの商品の中で一番の人気商品は「気持ちいい抱き枕」という商品だという事がわかりました。ＭＯＧＵの商品特徴である極小ビーズが体全体にフィットする感覚が人気の理由です。

値段は7,000円前後とミニピープルロングアームの約倍程度の値段ですが、ＭＯＧＵの商品を体験するにはこちらの商品を購入頂く方がいいのかもしれません。また、カラバリエーションが先ほどのミニピープルロングアームよりも多く10種類の品揃えとなっております。品揃えの多さからも人気の高さが伺えます。その他、円座クッションやビーズクッション等のクッションも人気でした。

株式会社MOGUの抱き枕を使った方の感想が掲載されているサイト等もあるようです。他社の抱き枕との使用感の比較がされておりますので、参考にしてみてください。

絶対零度作中で本田翼演じる小田切唯が赤い人形を背負う理由は、過去のトラウマが関係している事がわかりました。絶対零度ではトラウマを緩和する為に常に赤い人形を背中に背負っていたのです。また、絶対零度に出てくる赤い人形の正体は株式会社MOGUのミニピープルロングアームという商品である事もわかりました。

今回のように演じている役者さんが使っている物だけでなく食べている物、着ている服などに少し興味を持って見てみることで、少し違った角度でドラマを見ることが出来、より一層ドラマを見ることが面白く感じるのではないでしょうか。