絶対零度2018の主題歌は家入レオ！歌詞やシーズン1・2の曲も紹介

ドラマ「絶対零度～未然犯罪潜入捜査～」は、2018年にフジテレビ系で火曜９時に放送された刑事ドラマです。「絶対零度」は過去に2010年に放送されたシーズン1の「絶対零度～未解決事件特命捜査～」と前作の2011年に放送されたシーズン2の「絶対零度～特殊犯罪潜入捜査～」がある人気の刑事ドラマです。主演はシーズン1とシーズン2共に上戸彩さんが演じました。

新シリーズのシーズン3の「絶対零度～未然犯罪潜入捜査～」は、主演が上戸彩さんから沢村一樹さんに代わり、これから起こるであろう未来の犯罪を予測し捜査する、をテーマに描かれた物語になっています。主題歌は家入レオさんの「もし君を許せたら」が起用されています。この曲はミディアムバラードで、このシーズン3のドラマのために書き下ろされました。それでは、主題歌の「もし君を許せたら」はどんな曲なのでしょうか？シーズン1とシーズン2も合わせてご紹介します。

ここから先の記事では、分かりやすくするためにシーズン1の「絶対零度～未解決事件特命捜査～」を「絶対零度2010」、シーズン2の「絶対零度～特殊犯罪潜入捜査～」を「絶対零度2011」、「絶対零度「絶対零度～未然犯罪潜入捜査～」を「絶対零度2018」として記載します。では、主題歌をご紹介する前に、新シリーズのシーズン3はどんな物語のドラマだったのか？一緒にみてみましょう。

2018年7月9日から9月10日に放送された「絶対零度2018（絶対零度～未然犯罪潜入捜査～）」は、テーマがこれから起こるであろう未来の犯罪を予測し捜査する、未然犯罪潜入捜査のチーム、略してミハンの活躍を描いた物語です。

ミハンは、沢村一樹さんが演じる主人公の井沢範人が室長を務める部署で、横山裕さん演じる山内徹、本田翼さん演じる小田切唯、柄本時生さん演じる南彦太郎、平田満さん演じる田村薫の個性的な4人の部下がいます。このミハンのメンバーが中心となって物語が展開していきます。では、簡単にドラマの内容をみてみましょう。

ある事件がきっかけで、公安のエリート刑事だった主人公の井沢範人は、総務部資料課分室へ室長として異動となりました。その異動先の総務部資料課分室には、元特殊捜査班で山内徹、元生活安全課の小田切唯、入庁してから1度も部署異動をしたことのない資料課にずっといる南彦太郎、各部署をたらい回しにされて資料課にきた田村薫の合わせて4人も配属となっていました。

山内徹は、前作の上戸彩さん演じる主人公の桜木泉の元バディで、桜木泉さんが失踪したため単独で彼女を探していました。しかし捜査が行き詰まったため無力感に押しつぶされそうになったと同時に警察組織に不信感を抱いたため、上司を殴ってしまい異動となりました。

小田切唯は、痴漢の容疑者に対して行き過ぎる暴行を加えたため異動になり、田村薫は今までも各部署を異動し、今回は資料課へ異動となりました。そんな5人がいる総務部資料課分室は、実は表向きなもので、本当はあるとても重要な任務を任された部署でした。

そのとても重要な任務とは、「未然犯罪捜査システム」という日本の国民の個人情報や国内にある監視カメラ全部のデータなどが集められたビックデーターと過去に起った犯罪のデータを比べて、まだ起こっていない重大な犯罪を実行するかもしれない人を危険人物として導き出きシステムの実用化すための任務です。

具体的には、ミハンシステムがはじき出した人物を「未然犯罪捜査のためのチーム」通称ミハンとして、名前を手掛かりに潜入捜査などをしてその人物を突き止め、犯罪を未然に防ぐというものでした。しかし、このミハンがしている捜査は違法捜査となるため、警察内部でも存在を秘密にされています。

主人公の井沢範人が率いるミハンが繰り広げる激しいアクションが展開され、井沢範人が資料課へ異動になるきっかけなった過去のある事件の真相、山内徹の元バディの桜木泉が失踪した理由が、物語が進むにつれて徐々に明らかになっていく、とても見応えのある作品となっています。そして、毎回のドラマの最後に流れる家入レオさんが歌う主題歌「もし君を許せたら」が、切なく物語を包み込みます。

絶対零度2018の主題歌となった「もし君を許せたら」を歌っている家入レオさんは、知っている人は多いのではないでしょうか。2012年にデビューし、様々なCMやドラマ、アニメの主題歌に抜擢されています。そんな家入レオさんはどんな人なのでしょうか？簡単にプロフィールをご紹介します。

家入レオさんは、生年月日は1994年12月13日で福岡県久留米市の出身のA型です。小さい頃から音楽が身近にあり、13歳の時に尾崎豊さんの「15の夜」という曲を聴いて、歌手になると心に決めました。

その後、2008年に音楽プロデューサー、作詞・作曲家の西尾芳彦さんが塾長を務めている「音楽塾ヴォイスふ福岡本校」に入りました。「音楽塾ヴォイス」はシンガーソングライターの絢香さんやYUIさんも通っていたことは知っている人は多いのではないでしょうか？そして、2010年に校内のオーディションに合格して、事務所とレコード会社が決まっています。

2011年の春に、親の反対を押し切り家出同然で単身上京し、都内の高校に通いながら曲作りやライブ活動を行いました。翌年には「サブリナ」でメジャデビューをしています。この「サブリナ」はフジテレビ系アニメ「トリコ」のエンディング主題歌に起用されていた曲で、オリコン9位となりました。

同年の10月24日に発売された初のアルバム「LEO」には、デビュー曲の「サブリナ」、「Shine」が収録されていて、オリコンで２週連続2位になっています。その翌年の1月から行った初ワンマンライブツアーは、全公演即日完売となりました。さらに同年、「Shine」で第54回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞しました。その後のワンマンツアーは全ての公演が即日完売になりました。

2013年の春に高校卒業をし、その後、様々なCMやドラマの主題歌などで曲が起用されています。2017年2月にはデビュー5周年記念として初のベストアルバム「5th Anniversary Best」を発売し、その年の4月に初めての日本武道館公演を行いました。そのライブのチケットは即日完売しています。2017年10月には女優としてドラマ「新宿セブン」に出演していて、2018年はデビュー6周年のライブツアーを行いました。

このように、輝かしい経歴があり様々なCMやドラマの主題歌を歌ってきた家入レオさんですが、「絶対零度2018」以外のドラマの主題歌に起用されている曲にはどんな曲があるのでしょか？おさらいをしてみましょう。

2012年、第54回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞をした曲「Shine」は、フジテレビ系の木曜ドラマ「カエルの王女さま」の主題歌に起用されました。翌年の2013年には「太陽の女神」が主題歌に起用されたフジテレビ系の月曜9時のドラマ「海の上の診療所」が放送されました。この「太陽の女神」で、同年の第55回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞しています。

2014年には11月に発売となった「Silly」が、湊かなえさんの小説が原作となったTBS系の人気ドラマ「Nのために」の主題歌になりました。この「Silly」は、家入レオさん自身が、原作を読んで歌詞を書いたバラード曲となっています。

2015年8月発売された10枚目のシングル「君がくれた夏」は、フジテレビ系のドラマ「恋仲」の主題歌に起用されています。そして、翌年2016年5月には「僕たちの未来」が発売されました。この曲は日本テレビ系のドラマ「お迎えデス。」の主題歌となっています。

記憶に新しい2017年の7月には13枚目のシングル「ずっと、ふたりで」が発売され、この曲は日本テレビ系のドラマ「愛したって、秘密はある。」の主題歌に起用されています。

家入レオさんの曲は、毎年のようにドラマの主題歌に起用されています。それでは、今年2018年に放送されたフジテレビ系ドラマ「絶対零度2018」の主題歌になっている曲や歌詞をみてみましょう。

「絶対零度2018」の主題歌は2018年8月1日に発売された14枚目のシングル「もし君を許せたら」が起用されています。このシングルは3タイプあり、初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤で発売されました。では、どんな曲か？歌詞に込められた思いを詳しくご紹介します。

この「もし君を許せたら」は、ドラマ「絶対零度2018」のために書いた曲です。家入レオさんが歌うこの主題歌の曲調はミディアムバラードで、ピアノとストリングが切なく響く曲となっています。ミュージックビデオは現在ショートバージョンで公開されていて、家入レオさんが白い部屋の中でソファに座り淡々と歌っていいます。ミュージックビデオとメイキング映像は、初回限定盤Aに付いているDVDに収録されています。

2017年の第59回日本レコード大賞で、作曲賞を受賞した杉山勝彦さんが作詞を担当しています。作曲はケツメイシの「はじまりの予感」や山崎育三郎さんの「Conglatulations」など様々なアーティストに楽曲提供をしているJazzin’parkの2人、久保田真悟さんと栗原暁さんが担当していています。久保田真悟さんは、今年2018年の第60回日本レコード大賞で「もし君を許せたら」で編曲賞を受賞しました。

この主題歌の曲は、「もし君を許せたら また誰かを愛せるかな？」という歌詞が、美しくも切ないメロディーに乗せられて、家入レオさんの凜とした声と共に心にジーンと響き渡ります。

では、過去に放送された「絶対零度2010」のシーズン1と「絶対零度2014」のシーズン2は誰の曲を主題歌として起用していたのでしょうか？ご存知の通り、両方とも「Love Psychedelic（ラブ・サイケデリコ）」の曲が起用されています。

Love Psychedelicは2000年4月にデビューをした、ボーカルのKUMIさんとギターのNAOKIさんによる2人組の音楽ユニットです。ボーカルのKUMIさんの日本語と英語が混ざったような独特な歌詞や歌い方が特徴のカッコイイ、ビンテージサウンドです。では、そんなLove Psychedelicのどんな曲が絶対零度の主題歌に選ばれたのでしょうか？みてみましょう。

2010年4月13日から6月22日の火曜9時に放送された、フジテレビ系ドラマ「絶対零度2010（絶対零度～未解決事件特命捜査～）」のシーズン1は、未解決事件がテーマとなっている物語です。主人公は上戸彩さん演じる新米刑事の桜木泉で、その他、個性的な俳優陣が出演しています。

そんなドラマの主題歌はLove Psychedelicの「Dry Town ～Them of Zero」が起用されています。エンディング曲もLove Psychedelicの「Shadow behind 」が起用され、話題になりました。

2011年7月12日から9月20日の火曜9時に放送されたフジテレビ系のドラマ「絶対零度2011（絶対零度～特殊犯罪潜入捜査～）」のシーズン2は、特殊犯罪潜入捜査がテーマとなっている物語です。こちらのシーズン2でも、シーズン1から引き続き主人公が桜木泉で、上戸彩さんが演じています。

シーズン2はシーズン1同様、Love Psychedelicの曲が起用されています。主題歌には「It's you」という曲が起用されていますが、この曲はこのドラマのために書かれた曲です。

フジテレビ系の人気ドラマ「絶対零度2018（絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜）」の主題歌で家入レオさんが歌う「もし君を許せたら」の歌詞や曲を、「絶対零度」のシーズン1とシーズン2の主題歌と合わせてご紹介しました。「絶対零度2018」は、沢村一樹さんが演じる主人公の井沢範人が率いる「ミハン」の活躍が描かれており、物語が進むにつれて井沢範人の過去や、桜井泉がなぜ失踪したのか、などが分かってきます。

そんな人気ドラマの主題歌の「もし君を許せたら」は、このドラマのために書かれました。切なくも美しいメロディーに乗せた歌詞は、心にジーンと響き渡ります。毎回ドラマの最後に「もし君を許せたら また誰かを愛せるかな？」という歌詞が家入レオさんの声と共に物語を包みます。