2018年11月15日公開
2018年11月15日更新
花のち晴れはつまらない?面白い?ドラマの感想・評判や花男との比較も
2018年4月から6月までTBS系列で放送されたテレビドラマ『花のち晴れ』は、大人気ドラマシリーズであった『花より男子』の続編として、注目を集めていましたが、つまらないという評判も。主人公の江戸川音(杉咲花)を巡る、C5のリーダーである神楽木晴(King & Prince/平野紫耀)とライバル校の生徒会長を務める許嫁の馳天馬(中川大志)の三角関係が見どころとなっています。ドラマ『花のち晴れ』は、はたして面白いのか、つまらないのか、感想や評判を紹介しながら検証していきます!
目次
花のち晴れはつまらない?その真相に迫る!
『花のち晴れ』は、『花より団子』の続編として注目を集めていたテレビドラマでしたが、放送を観た人たちの感想は、面白いとつまらない、の賛否両論だったようです。予想以上に面白いと大絶賛するファンもいる中、つまらないと酷評している人もいます。本当の所はどうだったのでしょうか。色々な感想や評判をまとめて、真相に迫ります!
花のち晴れとは?
花のち晴れの原作とは
ドラマ『花のち晴れ』の原作は、神尾葉子の『花のち晴れ~花男 Next Season~』という漫画で、神尾葉子の代表作である『花より男子』の続編です。現在も集英社『少年ジャンプ+』に連載中の漫画です。ご本人がインタビューで、『花より男子』で描き残したことを『花のち晴れ~』で描いていると仰っています。連載が花より男子とは違い、少年漫画誌なので、アプローチが多少違うようです。
花より男子との比較
『花より男子』という大人気ドラマの続編として『花のち晴れ』は作られているのですが、『花より男子』のカリスマ4人組F4が卒業してから、10年後の永徳学園が描かれています。原作漫画は、F4卒業の2年後が舞台なので、実は設定が異なります。『花より男子』シリーズも2005年にTBS系列で放送されていたこともあり、『花のち晴れ』は、『花より男子』のスピンオフという形を取っています。
花のち晴れのあらすじ
『花のち晴れ』は、人には言えない秘密を持った複数の登場人物が巻き起こす青春ラブストーリーです。主人公の江戸川音を演じたのは、女優の杉崎花で、音は、超お金持ち名門校の英徳学園に通う女子学生です。大手化粧品メーカーの令嬢でしたが、父親の会社が倒産してしまい、生活が一変、庶民に転落しまいましたが、学校ではその事実をひた隠しにしています。音は、学校に内緒で、コンビニでアルバイトをして家計を支えています。
しかしながら、この永徳学園には、King & Princeの平野紫耀演じる神楽木晴(かぐらぎはると)が率いるC5(シーファイブ)というカリスマ5人が結成しているグループがいます。C5は、永徳学園の品位を取り戻すために結成され、庶民狩りなるものをしています。神楽木晴は、中等科時代に、他校生にたかりに遭っていた友達を助けることができず、F4の道明寺司に助けられた過去があり、それ以来、道明寺司に心酔し憧れています。
『花のち晴れ』の神楽木晴以外のC5のメンバーは、濱田龍臣演じる平海斗(たいらかいと)、今田美桜演じる真矢愛莉(まやあいり)、鈴木仁演じる成宮一茶(なるみやいっさ)、中田圭祐栄美杉丸(えいびすぎまる)となっています。今回はF4とは違い、女の子が1人加わっています。
このC5による庶民狩りに怯えながらも、江戸川音は庶民であることを隠しバイトをしています。なぜなら、母親同士が仲の良かった、幼馴なじみで婚約者の馳天馬(はせてんま)と結婚するには、 英徳学園を卒業しなければならないという条件があったからです。馳天馬は、永徳学園のライバル校である桃乃園学院の生徒会長で、俳優の中川大志が演じています。
そんなある日、江戸川音は、バイト先で神楽木晴と顔を合わせてしまいます。江戸川音が庶民であることがばれてしまいますが、神楽木晴にも人には言えない弱みがあったのです。そんな色々な想いも抱えながら、『花のち晴れ』は、主に江戸川音を巡る、神楽木晴と馳天馬の三角関係を軸に、ストーリーが展開していきます。
花のち晴れと花より男子を比較した感想を紹介!
F4とコレクト5の対比とか、面白いんだよな。 #花晴れ
— かなた (@kuronokanata25) April 17, 2018
『花より男子』のF4に負けず劣らず、見た目もよくて、セレブ集団の『花のち晴れ』のC5ですが、何かとF4と比較されている感想が目立ちました。『花のち晴れ』のC5のメンバーのみが着ることが許されているブラック・ジャケットを身に着けて、学園の中で特別な扱いを受けており、この特別感はF4と遜色ないのですが、色々違いがあります。原作ファンも、ドラマファンも、この対比が面白いと評判です。
特に違うのが、主役の1人である、て、C5のリーダーである神楽木晴でしょう。F4のリーダーだった道明寺司は、高飛車が売りなレベルの自信満々でした。
世間様に遅れること一日花のち晴れ見た!
— あじ (@arashic_in_ezo) April 18, 2018
花男の時も思ったけど別にお金持ちなのは羨ましくないけどF4もC5もお互いのみっともないところを知りながら本当に友達思いの幼なじみなのは心底羨ましすぎる
しかし、『花のち晴れ』の神楽木晴は、喧嘩も弱く、自分に自信がなくて、開運グッズをこっそり買うようなヘタレ部分があります。しかし、その神楽木晴の弱い一面を知りつつも、C5は仲良くしているという所は面白いし素敵だという感想も見られました。
しかしながら、この人間臭い神楽木晴が普通の人の感じが強く、つまらないという感想もよく見られました。『花のち晴れ』のC5というグループの華やかさが、F4と比べると足りないという評判に繋がるようです。これは、キャスティング面でも、『花より男子』の豪華さには敵わないようです。この若手起用のキャスティングをつまらないという人もいました。
花のち晴れ?何回見ても、やっぱり面白くない。何回か見ると面白くなってくるかなと思って見てたけどダメだった。キャストが私には合わなかった。
— ゆ (@ohnooooyu) May 29, 2018
2005年当時では、『花より男子』のキャスティングは、やはり若手俳優の起用ではありましたが、今回のC5よりも世間的には知名度が高かったです。当時、『キッズウォー』で知名度の高い井上真央や、既に大人気だった嵐の松本潤、若手で今ほどの知名度はまだなかったものの、小栗旬もドラマ『GTO』等で活躍していました。同じ若手起用でも、知名度の高さという点では、『花のち晴れ』のキャスティングは負けています。
しかしながら、『花のち晴れ』が『花より男子』の続編として演出されている所は、従来ファンを喜ばせています。まず、『花のち晴れ』開始直後に流れたオープニング映像と主題歌のセットで始まる所は、近年ドラマでは珍しくなりつつあるその始まり方ですが、『花より男子』を明らかにリスペクトしています。また音楽の使い方も、『花より男子』を彷彿させており、続編らしさの演出は面白いと評判です。
コレクト5の紹介シーンのシルエット演出のやつがまんまF4のときのアレとおんなじでテンションだだ上がりだったよぉ
— ちゃた (@chamash73) April 17, 2018
『花のち晴れ』が『花より男子』をリスペクトする面白い仕掛けは幾つもあります。永徳学園のセットや女子生徒の制服が同じであることはもちろん、C5のリーダー・神楽木晴がF4の道明寺司に心酔していることで、ホログラム道明寺や、道明寺邸が出てきます。
花より男子ってマジで最高すぎる。
— ウチボリリン (@____rnrn_) April 18, 2018
最高すぎるがゆえに
花のち晴れが全然面白くない〜
多分花のち晴れだけ観たら面白いのかもしれないけど花男観ちゃうともう😂😂😂
『花より男子』で道明寺と牧野つくしの思い出の場所である恵比寿ガーデンプレイスが、『花のち晴れ』の江戸川音と神楽木晴の待ち合わせ場所にもなっていたりします。
『花より男子』の従来の大ファンは『花のち晴れ』はつまらない、こちらに勝るものなし、という意見も見られますが、『花のち晴れ』も同じ原作者です。ストーリーは、主人公の三角関係のみならず、五角関係位に人間関係が複雑になっていき、別物だという見方をする人には面白いと評判でした。
また、花のち晴れの原作者は花男の神尾葉子さんであるため、負けず劣らずのストーリーであることは間違いありません。
花のち晴れはつまらない派の感想を紹介!
では、ドラマ『花のち晴れ』に対するつまらない派の感想を紹介します。初回の放送で多く見られた感想は、キャスティングに対する辛らつな意見です。
花のち晴れの録画してたやつみたけど、あの雰囲気がたまらなく懐かしいなぁ
— a (@airichaN_0922) April 18, 2018
でも何かが足りない、足りなさすぎる。
C5のオーラが全くない。
当時のF4、井上真央、ほかのキャスト、全てが完璧すぎるほどオーラがありすぎてキラキラしてた憧れてた。改めてすごいドラマだったんだなと思う。
杉咲花と中川大志以外は知らないという人が多かったです。また、知名度以前にそもそも見た目が追い付いていないという感想もありました。一部のファンしか知名度のなかったKing&Princeの平野紫耀に関しては、かっこいいので見た目はクリアしたとの評判です。
ルックス的には評判のよかった神楽木晴を演じるKing&Princeの平野紫耀ですが、特に前半の演技がかなりひどいという感想が目立ちました。財閥の御曹司感も全くない所もつまらないと思われたようです。しかし、後半はよくなってきて、成長をすごく感じるという母性愛溢れる意見も多く見られました。
表情も声も一本調子の棒演技、しかも声がカスカスで聞き取りにくい。
ドラマのキャラクターにつまらないという感想も多く見られました。一番のつまらない原因は、主人公である江戸川音の煮え切らない態度です。
平野は2話あたりまではひどい演技だったが、その後は見違えるように生き生きとした演技を見せている。
江戸川音が、2人の超絶イケメンを選びかねて、中途半端な態度を取っては後悔することを繰り返していることに、イライラするという意見はかなり目立ちました。この主人公に共感が持てないことは、ドラマとしてつまらないとされる要因でしょう。
観てたら、音のふるまいにイライラ。漫画はこんなに音にイライラしない。#花のち晴れ
— Purple_M (@perfect_koolish) May 31, 2018
ドラマ『花のち晴れ』のストーリー的にも不満のある感想が多く見られました。人間関係を複雑にするために、飯豊まりえ演じる、人気モデルのメグリンこと西留めぐみが登場してから、どんどん話の焦点がずれ始めつまらない、ストーリーが中だるみしたという評判でした。めぐりんのキャラクターが原作とは違い、とてもいい子に描かれていることも中だるみの原因かもしれません。
メグリンは、悪くないキャラクターだと思うのだが、彼女が登場してからどんどんつまらなくなっているのも事実だ。
また、『花のち晴れ』の最終回に関しては、詳しく後ほど紹介するのですが、つまらないという感想がかなり見られました。
メグリンに時間を取りすぎて、主役二人の結ばれるシーンに延々エンドロールを入れまくった挙句、前代未聞の二人が直接対面して告白するシーンもキスシーンもすべてなしという史上最低のクソドラマに成り下がった花のち晴れの反省会会場はどこですか??#花晴れ#花のち晴れ
— やぎ (@robounoyagi) June 26, 2018
ドラマ『花のち晴れ』のつまらない派は、『花より男子』との比較は元より、ヘタレと感情移入できない優柔不断な主人公2人に加え、話をずらすメグリンという登場人物が想像していたのと違うという違和感から、つまらないという感想を持ったようです。
花のち晴れは面白い派の感想を紹介!
花のち晴れ、天馬くんいい人すぎて憧れてまうな。中川大志くん似合いすぎやな!
— エリマキ (@mcr_nak) May 15, 2018
ドラマ『花のち晴れ』の見どころとしては、主人公の三角関係です。庶民となってしまった江戸川音が、それを隠しながらも、永徳学園に通い、その中で出会う、ややヘタレ的な性格のあるC5のリーダー神楽木晴か、完璧な王子様のような幼馴染の許嫁である馳天馬を選ぶのかという所です。この馳天馬というキャラクターがとてもできすぎる男子高校生で、それを演じる中川大志がはまり役で上手で面白いという感想は目立ちました。
ドラマ『花のち晴れ』の前半では、特に完璧を絵にかいたような馳天馬でしたが、ドラマの中盤から、ようやく寂しさや嫉妬という人間臭い感情を表に出すようになります。中川大志がキャラクターの奥深い一面も見せ、視聴者の同情を集め、面白いと評判でした。
馳天馬半端ないって。あいつ半端ないってまじで。
— オウタちゃん (@___kc_uta) June 26, 2018
だって江戸川音を助けるために5000万使って最後は江戸川音の気持ちを優先させて別れるって。そんなんできひんやん普通。#花晴れ #花のち晴れ #天馬くん
その馳天馬役の中川大志と人気を二分した、神楽木晴役のKing&Princeの平野紫耀は、ドラマ『花のち晴れ』前半での演技は酷評されていますが、そのルックスと後半の演技に伸びしろを感じた視聴者も多かったようで、ドラマが面白いという感想を持ったファンも多いようです。また、続編への期待も高いようです。
へたれのゆるい顔から怒りに満ちた顔に失望の顔、緊張した顔と晴を他の人が演じたらどんな風になるんだろう?と思いつつ、やっぱり平野君が適役だったとヽ(´ー`)ノ
また、面白い派の変わった評判としては、最終回には、江戸川音の父親役として、俳優の反町隆史が登場するのですが、その姿があまりにかっこいいという意見も多く見られました。そのかっこいい姿でストーリーを忘れそうになったと評判です。
花のち晴れの最終回はつまらない?評判を調査!
ドラマ『花のち晴れ』の最終回は、もちろん主役の江戸川音(杉咲花)が、親に決められた婚約者の馳天馬(中川大志)か、そのライバル・神楽木晴(King&Prince平野紫耀)のどちらを選ぶかということに注目が集まっていました。が、最終回は、神楽木晴と馳天馬の武道対決が長々と描かれ、話が全然進まない印象が強かったようで、これがあからさまな尺稼ぎでつまらないという評判が見られました。
なんかもう、第1話から「意味わからん」ぶっ飛んだドラマだったけど、前回からは「意味わからん」のレベルが、天井突き破っているので、「これ、何のドラマだったっけ?」ってなってる。#花のち晴れ #花晴れ
— おなか (@HNamachiri) June 26, 2018
結局、実力では到底馳天馬に敵わないはずの神楽木晴なのに、ラッキーで二勝し、武道対決は終わります。江戸川音は、お守りの豚を神楽木晴に貸していたにもかかわらず、試合後、何食わぬ顔で馳天馬をねぎらい、主人公がクズ女だという感想も多いです。
出典: https://mdpr.jp
いろいろと突っ込みたいことはあるが、何をさておいても、やっぱり最後まで音はクズだった。
この後、馳天馬が音の江戸川家を訪ね、ついに別れを切り出します。江戸川音が神楽木晴のことが好きなことをずっとわかっていたという切ない理由も告げ、終わりにしようと言います。この時も、江戸川音は、言い訳がましく馳天馬が大事だと言うため、往生際の悪さが気になってつまらないと思った人も多いようです。
江戸川音が、馳天馬が大事だと言い「天馬くん…」と大泣きしていたにもかわわらず、直後にあっという間に気持ちを切り替え、神楽木晴の待つ恵比寿ガーデンプレイスに笑顔を浮かべて走って向かいます。この走って向かう所の気持ちの切り替えの早さも、気持ち悪くてつまらないと言われています。
花のち晴れ、最後の終わり方ないわ〜。
— うんこちゃん (@meloriene_desu) June 26, 2018
結局音、最後まで自分で決められてないし。いらいら。
そして、衝撃的なのが、ドラマ『花のち晴れ』は、ここから江戸川音と神楽木晴の妄想で終わるのです。2人は、2人の交際後の様子を思い浮かべて、キスしようとしますが、唇が触れる寸前でその妄想が終わるのです。エンディングが、江戸川音が信号待ちで笑顔になっているという終わり方です。
信号待ちをしている音の笑顔でエンディングという終わり方に、視聴者のつまらない、というつっこみは多いです。
大事故じゃんwwwww何これwwwwwどうしたのwwwwwどうしたらこんなクソみたいな終わり方になるのwwwwwねぇwwwwwそれからなんだよwwwww #花晴れ #花のち晴れ
— ゆい (@naa_xxx12) June 26, 2018
『君の名は』の模倣かと思ったという感想もかなり見られました。やはり神楽木晴と結ばれるなら結ばれるで、ラストシーンで2人をきちんと会わせるべきだったのではないか、それでなければつまらないという感想が多く見られます。
全国民が言いたいこと言います。
— もも (@momo617nino) June 26, 2018
「終わり方、ほんとしょーもない!」#花のち晴れ#花晴れ
ただ、この終わり方は、『花のち晴れ』で映画の続編か、ドラマでパート2ができる伏線だという見方も強く、ファンにとっては喜ばしい終わり方だったようです。
この終わり方で続編なかったらおかしすぎるよな!!!(期待の声)#花晴れ #花のち晴れ pic.twitter.com/LH2LPrepAC
— m i l k (@milmil_129) June 26, 2018
このエンディングでは物足りないけれども、続編ありきで終わっているからよしとするような意見も多く見られました。
花のち晴れはつまらない?面白い?真相はあなたの目で確かめよう!
ドラマ『花のち晴れ』のあらすじと、つまらない派と面白い派の感想を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。『花より男子』と比べて見たり、『花のち晴れ』として別物として楽しむという他にも様々な楽しみかたができる作品のようです。続編もあり得るだけに、今一度、ドラマ『花のち晴れ』をぜひ見てみて下さい!