2018年11月12日公開
2018年11月12日更新
花子とアンでの芳根京子の役名や役柄は?ラストシンデレラでは何役だった?
NHK連続テレビ小説「花子とアン」に、今話題沸騰中の女優である芳根京子さんが出演していました!芳根京子さんと言えば、同じくNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で主人公のすみれを演じたことでも話題となりましたが、芳根京子さんはべっぴんさんに出演する前に花子とアンにも出ていたのです。花子とアンで芳根京子さんはどんな役名でどんな役柄を演じていたのか?また、デビュー作となるラストシンデレラではどんな役だったのか?をまとめました。
目次
花子とアンでの芳根京子について徹底調査!
芳根京子さんが出演した花子とアンは、2014年3月31日から9月27日まで放送された、NHK連続テレビ小説第90作品目のドラマです。あの有名な「赤毛のアン」を翻訳した実在する人物、村岡花子さんの半生をモデルにした作品で、芳根京子さんが出演した花子とアンの初回から最終回までの期間平均視聴率が22.6%と大ヒットを記録しました。
芳根京子さんが出演した花子とアンが放送された2014年までの過去10年の期間平均視聴率の中では、朝ドラ史上最高の記録でした。2018年現在では2015年上半期の「あさが来た」が23.5%、2016年下半期の「とと姉ちゃん」が22.8%ですので、芳根京子さんが出演した花子とアンは朝ドラの中で3番目にヒットした作品となっています。
この大ヒット作品である花子とアンに、2016年上半期の「べっぴんさん」でヒロインのすみれ役を演じた芳根京子さんが出演されているそうです。一体花子とアンで芳根京子さんはどんな役名のどんな役柄の人物を演じたのか?また、芳根京子さんのデビュー作となったラストシンデレラではどんな役名、どんな役柄の人物なのか?調査したのでまとめて紹介します!
花子とアンは芳根京子が出演するNHK朝ドラ!
芳根京子さん出演の花子とアンのあらすじ
芳根京子さんが出演する花子とアンは、女優の吉高由里子さんが主演を務めた第90作品目のNHK連続テレビ小説です。山梨県の貧しい農家に生まれ育ったはな(後の花子)は、1900年(明治33年)に行商人の父に進められ地元の小学校へ入学の後、東京のミッションスクールへ通うことになります。
英語が苦手で落第寸前までいったはなでしたが、ある事件をきっかけに真面目に英語に向き合うようになります。その実力を認めた教師たちからは通訳や英文の翻訳の仕事などを任されたり、出版社のアルバイトを紹介され、そして卒業式では校長の通訳という大役を果たすまでに成長しました。
卒業後は出版社へと就職し、そこでアルバイト時代に知り合った村岡英治と再会しはなは恋に落ちます。しかしその時村岡は妻帯者だったのでその気持ちを押し込み、村岡の計らいで手に入れた英文の童話の翻訳に励みます。村岡もはなのことを気になってはいましたが、病気の妻を見捨てるわけにはいかないと、はな同様気持ちを押し込めます。
その後、村岡の妻が病死します。村岡は妻が亡くなったからといってはなと結婚するわけにはいかないと言いますが、周りの勧めもあって2人は結婚することになります。そしてはなは、結婚と同時にずっと望んでいた「花子」と名乗ることになります。
幼少期からずっと「花子と呼んでくりょう」と言い続けてきたはなですが、これは「赤毛のアン」で、アンが「AnnではなくAnnneと呼んで」と言っていたことのオマージュだそうです。オープニング映像に赤毛のアンのアンが登場したりと、花子とアンには赤毛のアンの一部をオマージュした部分がところところで出てきます。
昭和に入り戦況が激しくなってきたある日、花子は恩師であるスコット先生が帰国するというので会いに行き、「Anne of Green Gables」という洋書をもらいます。これが「赤毛のアン」の原作です。戦時中、洋書の存在を隠すように過ごしていた花子でしたが、この本の翻訳だけは命がけで続けていました。ドラマでは東京大空襲のさなか、防空壕へ逃げる時にもこの本を抱えていました。
終戦後、再び翻訳の仕事に励む花子の元に女性向けの翻訳作品の依頼が来てやっと「Anne of Green Gables」が日の目に出ることが出来ました。タイトルは若者向けに「赤毛のアン」と題され、大ヒットとなりました。「赤毛のアン」の出版記念式典の当日に、赤毛のアンの続編となる洋書を村岡から手渡された花子は、式典での挨拶が終わったら一目散に自宅へ帰り、辞書を片手に翻訳を始めるところで物語は終わります。
芳根京子さん出演の花子とアンの主題歌
芳根京子さんの出演した花子とアンの主題歌は、絢香さんの「にじいろ」です。2014年4月28日と30日にそれぞれ先行配信されたのち、6月18日にCDが発売されました。この曲は、花子とアンのために絢香さんが書き下ろした楽曲で、「寄り添った曲作りが出来ればと思い、この作品がもつ世界観が表現できるように取り組みました。全国の皆さんに口ずさんでもらえるようになったら嬉しいです。」と語っています。
花子とアンで芳根京子が演じる役名や役柄とは?
花子とアンの物語概要を紹介しましたが、ここからは芳根京子さんが花子とアンで演じる役名や役柄について紹介していきます。
花子とアンの芳根京子は仲間由紀恵の娘役
芳根京子さんは花子とアンで、花子の「腹心の友」である仲間由紀恵さん演じる宮本蓮子の娘を演じています。花子と蓮子が知り合ったのは女学生時代でした。蓮子は伯爵家に嫁ぎ16歳で出産したものの、その子供を取り上げられもめ事を起こし離縁されます。それを体裁を重んじる兄から疎まれ、修和女学校に「幽閉」される形で編入してきたのです。
自分の世話係に花子を指名し、当初は反発し合っていた2人ですが徐々に打ち解け「腹心の友」となります。しかし、家の事情で実業家である嘉納伝助の元へ嫁ぐことが決まり花子とは離れ離れになります。望まない結婚であった上、聞かされていない事実に打ちひしがれながらもなんとか日々を過ごす蓮子は、花子の妹・かよの勤めるカフェで帝大生であった宮本龍一に出会います。
貧乏学生の宮本と華族の蓮子は、身分の違いからどんなに2人が想い合っていても結ばれません。そのため、意を決し駆け落ちします。
宮本の子を妊娠していた蓮子が兄に連れ戻され2人は離れ離れになったりと紆余曲折ありましたが、関東大震災の混乱に乗じて蓮子と子供を迎えにきた宮本と共に家を出、2人はやっと一緒に暮らすことができました。その後、嘉納伝助と離縁し華族から除名され平民となり、宮本と蓮子は結婚します。この子供が長男の順平です。
花子とアンでの芳根京子の役名・役柄は?
そして、この宮本と蓮子の2人目の子となる娘を演じているのが芳根京子さんです。芳根京子さんの役名は宮本富士子といい、花子の母「ふじ」から名前を取って名付けられました。芳根京子さん演じる富士子は4つ年上の兄・順平が終戦のわずか4日前に戦死し、父である宮本龍一は反戦活動を理由に逮捕されます。父が逮捕された影響で周囲から嫌がらせを受けるようになるなど、芳根京子さん演じる富士子はなにかと不遇な役柄です。
宮本と蓮子の駆け落ち当時、新聞で離縁問題を取り上げられたり、華族という地位を捨てて年下の貧乏学生と駆け落ちしたり何かと派手な両親ではありましたが、芳根京子さん演じる富士子は両親とは打って変わって大人しい女性のようです。
芳根京子さんが花子とアンに出演時は時代が戦時中や戦後だったこともあり、学生服やお下げ髪と言った服装だったため、芳根京子さんを知る人でも、花子とアンに芳根京子さんが出演していたことを覚えていない人がいたという驚きのエピソードがありました。
花子とアンでの芳根京子とは?ラストシンデレラでは何役だった?
ここまで花子とアンのあらすじや、花子とアンでの芳根京子さんの役名や役柄を紹介しましたが、ここからは芳根京子さんのデビュー作となったラストシンデレラではどんな役名でどんな役柄を演じたのか紹介します!
芳根京子のデビュー作はラストシンデレラ!
芳根京子さんは1997年2月28日生まれ、東京都出身で、中学2年生の頃には難病であるギラン・バレー症候群を発症しましたが現在は回復されています。芳根京子さんは高校1年生の時に友人に誘われて行った上地雄介さんのライブ会場でスカウトされました。
そして2013年にフジテレビ系ドラマ「ラストシンデレラ」で女優としてデビューを飾ります。このラストシンデレラで主演を演じた篠原涼子さんは、芳根京子さん憧れの女優だそうです。
芳根京子さんについて調べると「会いたくない女優」というワードが出てきます。これは、「オーディション荒らし」の異名を取る芳根京子さんのエピソードで、芳根京子さんが出ているオーディションは必ず芳根京子さんが合格するので、オーディションを受けに来た他の女優やマネージャーからはそういう意味で「会いたくない」と思われているとのことです。
ラストシンデレラでデビューし、花子とアンに出演、その後はべっぴんさんでヒロインを演じ月9の主役にまで上り詰める芳根京子さん。今となっては「オーディション荒らし」と言われているかもしれませんが、順風満帆に過ごしてきたわけではなく、オーディションに落ちまくってかなり落ち込んだ日々も過ごしていたそうです。
芳根京子の出演したラストシンデレラとは?
芳根京子さんのデビュー作となるラストシンデレラとは、2013年4月11日から6月20日までフジテレビで放送されたテレビドラマです。篠原涼子さんが主演を務め、「彼氏いない歴10年の39歳独身オヤジ女子」を描いたことで話題となりました。ラストシンデレラは初回から第7話まで一度も数字を下げない右肩上がりの視聴率を記録し、民放の連続ドラマでは史上初の快挙を成し遂げました。
ラストシンデレラは、篠原涼子さん演じる自堕落な生活を続ける美容師の遠山桜と藤木直人さん演じる同期の立花凛太郎、三浦春馬さん演じる年下の男性・佐伯広斗との三角関係をめぐるストーリーです。桜の親友・長谷川志麻を飯島直子さん演じ、同じく桜の親友・武内美樹を大塚寧々さんが演じています。
芳根京子のラストシンデレラでの役名・役柄は?
芳根京子さんがラストシンデレラで演じたのは、ココリコの遠藤章造さん演じる武内公平と大塚寧々さん演じる武内美樹の娘で、役名は武内咲(たけのうちさき)です。芳根京子さんは2018年現在21歳ですが、ラストシンデレラ撮影当時は16歳だったそうでまだ幼い雰囲気が残っているのがよくわかります。芳根京子さんはこの時に初めてセーラー服を着たことをブログで発言していました。
花子とアンでの芳根京子がかわいい!演技評価を紹介!
ラストシンデレラでデビューを飾り、朝ドラの花子とアンにも出演した芳根京子さんの演技は視聴者からどのような評価を持たれているのでしょうか?芳根京子さんの演技力について調査しました!
累
— 民 (@ot_driverider) September 11, 2018
とりあえずすげぇもんを観てしまった
これに尽きる
土屋太鳳がこんな演技が出来ると思わなかったし芳根京子の安定感は流石だし内容は普通に面白かったけどこれは次世代女優2人の演技を観る映画
特にクライマックスは目が離せなかったし正直ここまで入り込んだ映画あまり無いかもしれない
花子とアンで主人公・花子の末妹を演じた土屋太鳳さんと芳根京子さんが共演している映画「累」の感想です。累の感想には2人の演技に飲み込まれた、素晴らしすぎる、期待以上だったという絶賛の声が相次いでいます。土屋太鳳さんは芳根京子さん同様、花子とアンに出演後に朝ドラのヒロインを飾り話題となった女優の1人です。
#ここさけ 【心が叫びたがってるんだ。】鑑賞。アニメも良かったけど実写も素晴らしい。中島健人の等身大の演技に心に傷がある芳根京子は大当たり。熊澤監督だから外れはないと思ったけど、本当に切なく美しい青春劇でした
— 夢見父 (@yumemititi) July 22, 2017
映画「心が叫びたがってるんだ」を見た感想です。アニメから実写化した映画はほとんどが不評で終わる中、中島健人さんもジャニーズのオーラが消えていたり、芳根京子さんも溶け込んでいたりと、この映画にも絶賛する声が多くみられました。
#べっぴんさん 本日最後のすみれの「会いたいねぇ、会いたいね」の前に、紀夫が喜びで叫ぶ回想の映像を入れず芳根さんだけのアップで通したの、紛れもなく作り手の芳根京子さんの演技への深い信頼ですよね。野暮は要らぬと。
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) November 13, 2016
芳根京子さんは花子とアンで朝ドラ初出演を飾ったのち、「べっぴんさん」でヒロイン・すみれを演じています。その芳根京子さん演じるすみれの演技は、このツイートの他にも商店街で子供をあやすシーンもアドリブで演出家が芳根京子さんに任せていたりと、視聴者もそれがわかるほど現場がお互いを信頼しきっていないと出来ない演出が多かったようです。まだ若手な芳根京子さんの実力がわかる内容です。
え、蓮さまのむすめって芳根京子ちゃんだったのか(今更)#花子とアン
— うなたま (@kubo_unatama) March 5, 2018
花子とアンに出演時の芳根京子さんは、デビュー間もないことから少ししか登場していなかったために再放送を見て気付いた視聴者が多くいました。しかし、芳根京子さんが仲間由紀恵さん演じる宮本蓮子と共に兄・順平を見送るシーンは圧巻だったとの声もあり、まだ芳根京子さんの名の知られていなかった花子とアン時代でもその演技力は大きなものでした。
花子とアンでの芳根京子の役名や役柄まとめ!
花子とアンで朝ドラデビューした芳根京子さんについてまとめてきました。芳根京子さんは花子とアンでは、主人公・花子の腹心の友となった蓮子の娘として出演しており、花子とアン放送当時は名の知られていない女優だった芳根京子さんがその後の朝ドラ「べっぴんさん」のヒロインを演じ、その演技力の高さから期待の若手女優として一気に有名になりました。
芳根京子さん憧れの女優である篠原涼子さん主演のラストシンデレラでデビューし、花子とアン、べっぴんさんと続き、映画「表参道高校合唱部!」やドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」、そして「海月姫」で月9の主演を演じる女優となりました。演技力にも定評のある芳根京子さんですので、これからの芳根京子さんの活躍にも期待大です。