陸王の毛塚直之役俳優・佐野岳は仮面ライダー？経歴や演技の評価は？

佐野岳さんは、幼少期の時から目立つことが大好きで、運動神経も他の人よりも群を抜いて高かったそうです。保育園の頃から高校生までサッカーをやっており、中学生時代にはクラブチームに所属していた事も知られています。クラブチーム時代に、サッカー日本代表の宮市亮さんと共にサッカーの愛知県代表に選ばれた実績があります。そんな佐藤岳さんは幼少期から身体能力を活かせる芸能の仕事に就きたいと思っていたそうです。

芸能界に入りたいと両親に打ち明けたところ、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストへの応募を勧められました。愛知学院大学在学中の2011年11月に1万3228人の応募の中からグランプリを受賞したのち、2012年から本格的な芸能活動を始める事になります。

同年の2月には舞台「SAKURA」で俳優デビューし、その後バラエティー番組やテレビドラマなどマルチに活躍をしています。当初、現役大学生としてデビューしていたが仕事が多忙になったため大学は中退しています。

そんな佐野岳さんは、TBS日曜劇場「陸王」で俳優の竹内涼真さん演じる茂木裕人役のライバルである毛塚直之役を演じました。ネットでは一時期、走るフォームがとても綺麗と話題にもなりました。今回は、そんな茂木裕人のライバル役を演じた佐野岳さんの経歴や演技の評価などにフォーカスを当てて日曜劇場「陸王」の魅力をご紹介していきます。

TBS日曜劇場「陸王」の原作は「下町ロケット」や「半沢直樹」で知られる池井戸潤さんの小説が元になっています。ここでは日曜劇場「陸王」について物語の内容をご紹介していきます。内容の舞台となるのは埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」です。こはぜ屋は創業から約100年の歴史をもつ老舗で、時代と共に足袋の売り上げが伸びず倒産寸前の危機に直面していました。

こはぜ屋の業績が落ちて行く中で資金繰りに困っていた四代目社長である「宮沢紘一」は、これまでに培ってきた足袋製造のノウハウを活かして「裸足感覚」を取り入れたランニングシューズの開発を考えます。直ぐに会社内でプロジェクトチームを立ち上げた宮沢社長は、こはぜ屋の存続を賭けて異業種に参入する事になったのです。

しかし、いざ開発に乗り出そうとした宮沢社長でしたが、資金難や技術者不足など様々な困難に直面することになるのです。そんな中、大手スポーツメーカーの嫌がらせや予期せぬ災難など様々な試練が襲い掛かり、試行錯誤をしながらもランニングシューズの開発に一意専心する人情味と情熱溢れるドラマです。

日曜劇場「陸王」で佐野岳さん演じる毛塚直之の役どころをご紹介していきます。毛塚直之はアジア工業の陸上部員で、日本の陸上長距離界を背負う天才ランナーとして注目を浴びていた選手です。ダイワ食品陸上部の茂木裕人とは、学生時代から箱根駅伝5区でデットヒートを繰り広げたいわばライバル関係にありました。

ドラマでは実力をどんどんと伸ばしていく毛塚直之に対し、茂木裕人は怪我で戦線離脱するのでした。焦る茂木裕人に対し、挑発的な態度を取ったりとドラマの序盤から嫌味なキャラを演じ、ドラマを盛り上げる重要な役割を果たしています。最終回では、復活を果たした茂木裕人と真剣勝負をする事になるのです。

日曜劇場「陸王」で茂木裕人役を演じる俳優の竹内涼真さんが「仮面ライダードライブ」で主演を務めていた事は知られていますが、毛塚直之役である俳優の佐野岳さんも同じ「仮面ライダー」で主演を務めています。今回は、そんな佐野岳さん主演の「仮面ライダー」と他のドラマ、映画、舞台の出演経歴を踏まえてた経歴をご紹介していきます。

2012年から本格的な芸能活動を始め、2012年5月にはドラマ出演の初陣では「クロヒョウ2龍が如く」の第5話と第6話にタケル役として出演しました。その一年後、仮面ライダーウィザードの最終回で後継仮面ライダーとなる鎧武として登場後、仮面ライダー鎧武での主演を務める事になります。近年では平成最後の仮面ライダージオウで友情出演するなどドラマでの活躍を見せています。

仮面ライダー鎧武で主演を務めた佐野岳さんは、その身体能力を活かしアクロバティックなシーンも自身で演じられたそうです。その事に対し、佐野岳さんのインタビューでは自身としてはもっと生身のアクションシーンを演じたい気持ちがあったそうで、それによって鎧武の出番が少なくなってしまうのではないかと心配していたほどでした。

仮面ライダー鎧武で葛葉紘汰役を演じて心がけていた事としては、人を信じる真面目で真っ直ぐな姿勢と気持ちを常に心掛けていたそうです。真面目で真っ直ぐな事で人に裏切られては落ち込んでの繰り返しをする演技が一本調子にならないように気を配っていたそうです。そういった演技をする時は、過去の主人公に降りかかった出来事を思い出しながら、落ち込む度合いを考えて演技をしていたそうです。

自身もストーリーの先が伝えられている訳ではない状況で、常に自分ができる範囲の事を演じきった事で自分自身と葛葉紘汰が共に成長している実感があったと語っていました。そういった直向きな姿勢があったからこそドラマ陸王ではランナーらしい綺麗なフォームが出来たのではないでしょうか。実際に、オーディションを受ける前から練習しており演技への意気込みが人一倍強い事が感じられます。

佐野岳さんの映画出演経歴は2013年9月28日に映画初出演かつ初主演となった「また、必ず会おう」です。この時には、仮面ライダー鎧武としても活躍しており、仮面ライダーの出演の間に映画の出演が決まるなど徐々に才能を開花させ来た時期ともいえます。映画「また、必ず会おう」は小説を実写映画化した青春ロードムービー作品であり、佐野さんのフレッシュな演技を観る事ができます。

自らの嘘を本当にする為、旅に出た少年が帰宅するまでに様々な人々と触れ合い、周囲に偽ってきた本当の自分の生き方を再度見つめ直していく内容です。今作での佐野岳さんは香月和也役を演じており、等身大の若者の姿を演技していました。

また、毎年好例となっている仮面ライダーシリーズの映画に出演し、近年では菅田将暉さんと土屋太鳳さんとのダブル主演映画「となりの怪物くん」で、誰にでも明るく接する佐々原宗平役を演じられていました。これらの作品から佐野岳さんの俳優としての方向性はフレッシュかつ明るく真面目な印象を受ける方が多いのではないでしょうか？今後、映画でどんな役を演じるかの期待がかかる注目の俳優です。

ドラマより映画よりも先に舞台デビューを果たしていた佐野岳さんの最初の舞台作品は2012年2月から3月まで公開されていた「SAKURA」です。舞台「SAKURA」では平野寅之介役を演じました。その後、2015年2月に「曇天に笑う」の曇空丸役や2015年4月には「龍が如く」の錦山彰役など、漫画やアニメ、ゲーム原作の舞台多く出演しました。

また、2016年2月には山本ヤマトさん漫画原作の「終わりのセラフ」で自身初主演である百夜優一郎役を演じ切りネット上では、声が良いと評判が高く女性人気も急増しています。このことに対し男性ファンからは「仮面ライダーでの運動神経の良さに加え声も良いとは嫉妬してしまう」との声もありました。

ここでは、佐野岳さんの演技力に対するネット上の評価をご紹介していきます。SNS上の演技力での評価は好評で、ファンのみならず佐野岳さんが出ている作品を観た方の反応をご紹介していきます。

佐野岳さんが出演した映画「HiGH&LOW」では主演では無いものの演技に対する評価が高く、中には「LDHの作品だから所属の人が優先されるけれども、それに負けないぐらいの演技力を見せてくれた」と主演陣よりも佐野岳さんを押しているユーザーが多くいました。

また、ネット上では「素晴らしい」と評価する人が大変多く観た人が作品に引き込まれてしまう程の演技力が高く評価されています。仮面ライダー鎧武以降にさらに演技力には磨きがかかっており、演技力を磨くためには努力を惜しまない姿勢にファンの評価も右肩上がりで着実に実力派俳優としての道を歩んでいます。

ここではTBSドラマ日曜劇場「陸王」で毛塚直之役である俳優の佐野岳さんと共に共演した出演者たちをご紹介していきます。出演者の紹介をしていく中で最終回までの軌跡や一部ネタバレがあります。特に最終回で活躍するメインキャストをピックアップしてご紹介していきます。日曜劇場「陸王」を全話観る場合には、これ以上に多くの出演者が登場する事になり、それぞれに相応しい出演者がキャスティングされています。

竹内涼真さんと佐野岳さんは同じ仮面ライダーシリーズの主役を演じており、ネット上でも大変話題になりました。佐野岳さんは平成25年から放送された「仮面ライダー鎧武」の主演を務めており、竹内涼真さんはその次の平成26年から放送された「仮面ライダードライブ」で主演を務めています。日曜劇場「陸王」でのライバル関係としての共演は、「鎧武VSドライブ」の仮面ライダー対決として話題になっていました。

日曜劇場「陸王」では、後述する俳優の役所広司さんが演じる足袋製造会社社長「宮沢紘一」が物語の主人公を務めていますが、最終回だけで観てみると俳優の竹内涼真さん演じる茂木裕人が主役と言っていい程に活躍を見せてくれます。1話では怪我をして以来、復活に向けて練習する傍らでライバルである俳優の佐野岳さん演じる毛塚直之の差に焦る姿など、苦しむ様子が多く描かれてきました。

最終回では怪我を克服しフルマラソンに復活する事になるのです。その舞台となるのは1話で怪我をしてしまった豊橋国際マラソンになります。そんな茂木裕人を演じた俳優の竹内涼真さんですが、「仮面ライダードライブ」で物語の主人公を勤めた事がきっかけで数々のドラマに出演することになります。

その中でも日曜劇場「陸王」と同じ原作者のドラマ化作品「下町ロケット」への出演など、さらにNHK連続テレビ小説「ひよっこ」での島谷純一郎役でその知名度を高める事になりました。日曜劇場「陸王」に出演した2017年には「ViVi国宝級イケメンランキング2017年下半期」「男性写真集売上」「ブレイク俳優ランキング」にて1位を獲得しています。

日曜劇場「陸王」で主演を務めている役所広司さん演じる宮沢紘一は、佐野岳さん演じる毛塚直之との直接的な出演はないものの、マラソン足袋を巡っては毛塚直之が足袋をこ馬鹿する場面などがありました。最終回では互いの想いがぶつかり合い日曜劇場「陸王」では両者ともキーマンとしての活躍を見せています。

そんな足袋会社の社長である宮沢紘一役を演じた役所広司さんは、連続ドラマに主演として出演するのは実に15年振りの事で、それまでの俳優業と言えば主に映画をメインとして活躍していた俳優です。

日本は勿論の事、海外にも名の知れた日本人俳優でありハリウッド作品への出演経験は勿論、著名な映画賞の演技賞を獲得する程の実力のある俳優さんです。中年の方にとってはテレビ「ガイアの夜明け」の初代進行役のイメージが強いという人も多い方です。

日曜劇場「陸王」では役所広司さん演じる宮沢紘一の息子役で出演しており、陸王の中で精神的にも人間的にも大きく成長するのが山崎賢人さん演じる宮沢大地です。ドラマ陸王の中では大学を卒業後、家業である足袋製造会社こはぜ屋を手伝いながら就職活動を行う傍ら、シルクレイ製造のアシスタントとして働くことになります。

その後、アッパー素材探しに孤軍奮闘する中で人間的に大きく成長していく宮沢大地の描写を上手く演じられていました。ドラマ陸王では佐野岳さんとの直接的な出演は無いものの、陸王を宣伝するバラエティー番組で共演していました。バラエティー番組の企画で佐野岳さんと和田正人さんが赤坂５丁目マラソンを走った際には、感極まって泣いてしまうなどSNS上で一時期話題となりました。

ドラマ陸王で宮沢大地役を演じる山崎賢人さんは2010年に俳優デビューすると、CMや漫画を実写化した作品に数多く出演しており近年では「orange」「ヒロイン失格」「L･DK」「オオカミ少女と黒王子」など少女漫画原作の実写作品でヒロインの相手役を務めていました。

ドラマ陸王では等身大の若者である宮沢大地役を演じさらに演技力の幅が広がったとの評価がされています。現在は、主に女性人気が強く知名度も徐々に上がっており今後に注目が集まる俳優さんです。

日曜劇場「陸王」では茂木裕人役演じる竹内涼真さんの監督役を演じる音尾琢真さんはドラマの序盤に、選手たちを激しく叱咤する鬼コーチ役として演じていました。佐野岳さんとの共演も多くSNSではマラソンの練習風景を撮影した写真に一緒に映るなど仲が良かったことが伺えます。そんな音尾琢真さんドラマでの印象は、あまり良くありませんでした。

役宮沢社長がランニングシューズとして開発をしていた陸王を選手に履いてほしいと頼みに行った時に一喝して門前払いをするなど悪い印象でした。これに対し視聴者側の受けもあまり良くなかった印象でランニングシューズ開発の壁となるキャラクターではないかと考えた方も多いようです。

しかし、ストーリーの序盤で選手たちに厳しい態度をとっていた事も選手たちを第一に考えた行動だった事が明らかになり、視聴者の好感度も徐々に良くなっていきました。
ドラマの中盤から終盤以降は涙もろい監督として、視聴者の間にも人情味溢れる熱血監督として定着していきました。

そんな音尾琢真さんといえば、チームナックスのメンバーの一人としても有名です。末っ子体質のいじりキャラとして地元の北海道では可愛がられている役者でもあり、自身もいじり体質であると認めています。北海道以外の人からすればバラエティー番組の「水曜どうでしょう」にたまにワカサギ釣り等で出演したり泥酔しているイメージが強いという方も多いのではないでしょうか。

音尾琢真さんは舞台を中心とした仕事が多く、ドラマ「陸王」を観た音尾琢真さんのファンの方は、その強面キャラとして新規開拓した音尾琢真さんのドラマ活動に期待しているとの評価がありました。今後は、舞台だけでなくドラマでの活躍が多くなってくるのではとの意見がありました。

日曜劇場「陸王」での和田正人さんはダイワ食品陸上部の最年長ランナーとして限界を感じているもその明るい性格と面倒見の良さから後輩部員に慕われてる平瀬孝夫役を演じています。SNS上では竹内涼真さんと佐野岳さんとの練習風景や撮影風景が上がっており俳優陣との仲の良さが伺えて来ます。佐野岳さんとの共通点はバラエティー番組で、宣伝の為に佐野岳さんとのランニング勝負をしたりと芸能界でも運動神経が高い事が有名です。

和田正人さんは日大出身でもあり足の速さは折り紙付きで、本人も足の速さを武器に芸能界と戦ってきました。しかし、芸能活動を始めた当初はD-BOYSオーディションに受ける為に年齢を偽っていました。年齢を偽りながらも「ミュージカル テニスの王子様」の千石清純役で本格的に俳優デビューします。

その後、マラソンがしたいとの本人の言葉や、箱根駅伝での出場者の記録により本人である事が判明しました。偽装判明後、自身のファンクラブでのイベントにおいて、詐称の事実を認め涙ながらに謝罪をしました。その出来事から公式プロフィールも本来の生年に変更訂正し、本人も本当の事を話せて安心したと語っています。

偽装判明以降は、城田優さんに「和田正人なんでやねん」という年齢偽装をしたことをネタにした歌を作詞作曲されたこともあり、D-BOYSメンバーの最年長者として活躍を見せている一方でドラマや映画、舞台でも活躍を見せている俳優です。

いかかでしたか？今回は、ドラマ「陸王」に出演した佐野岳さんについてご紹介していきました。竹内涼真さんと佐野岳さんとの2代仮面ライダーが活躍している姿はネットでもかなり評価が高くなっていました。原作が池井戸潤さんであったことは勿論、2代仮面ライダーが出ていた事で若者の関心も多く老若男女問わず楽しめた作品だった事が伺えます。

日曜劇場の「陸王」はHuluで無料視聴が可能になっています。まだ陸王を観ていない方も、既に観ていた方もこの記事を読んで佐野岳さんの演技に注目して観て頂ければ幸いです。