コード・ブルーの灰谷先生は今後どうなる?PTSDの発症した理由も考察

ドラマ「コード・ブルー」第3シーズンから灰谷俊平という人物が登場します。「コード・ブルー」第3シーズンにおいて彼は翔陽大学付属北部病院救急救命センターのフェロー(ドクターヘリ候補生)です。灰谷先生はまだ医師としては未熟ですが、様々な苦難に直面しながらも少しずつ医師として成長していきます。そんな中、ある日の出来事によって自身の医師生命に関わるほどのPTSDを発症してしまいます。一体彼に何が起こったのかをPTSD発症の理由と併せて紹介します。また、今後はどうなるのかということにも触れていきます。

コード・ブルーの灰谷先生は今後どうなる?PTSDの発症した理由も考察のイメージ

目次

  1. コード・ブルーの灰谷先生は今後どうなる?灰谷先生役のキャストやPTSDについても考察
  2. コード・ブルーはどんな作品?
  3. コード・ブルーの灰谷先生はどんな人物?
  4. コード・ブルーの灰谷先生がPTSDを発症した理由とは?
  5. コード・ブルーの灰谷先生の今後どうなる?
  6. コード・ブルーの灰谷先生役のキャストを紹介!
  7. コード・ブルーの灰谷先生の今後の活躍にも期待!

コード・ブルーの灰谷先生は今後どうなる?灰谷先生役のキャストやPTSDについても考察

「コード・ブルー」の灰谷先生は少しずつ医師として成長していく中、ある日PTSDを発症してしまいます。それによって今後の彼の人生は一体どうなってしまうのでしょうか。その原因とこれからについて考察します。そして灰谷先生を演じるキャストの紹介やPTSDとはどのようなものかも考察します。

コード・ブルー - フジテレビ

コード・ブルーはどんな作品?

コード・ブルーとは?作品紹介!

「コード・ブルー」は2008年からドラマシリーズが放送されており、2010年には第2シーズン、2017年には第3シーズンが放送されています。そして2018年には映画化もされました。「コード・ブルー」は様々な苦難に直面しながら医師として、人間としてどうあるべきかを考えながらそれを乗り越え成長していく物語です。人間味あるキャラクターと人間愛を描く物語は感動を与え、10年に及び愛され続けています。

「コード・ブルー」が人に与える感動はすごいです。愛するものを救うために奮闘する姿や大切なものを守るために何かを犠牲にする葛藤、様々な人間ドラマが描かれています。

「コード・ブルー」が10年間愛され続けており、映画化までされる背景には、多くの人の心を突き動かす作品だからに違いありません。それほど「コード・ブルー」はメッセージ性のある作品です。

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コード・ブルーの灰谷先生はどんな人物?

コード・ブルーの灰谷先生を紹介!

灰谷先生は幼少の頃ドクターヘリに救助してもらった経験があり、それがきっかけで人の助けになる医師を目指すようになります。非常に心優しく、人を思いやることのできる人物ですが、物腰が弱い一面があり、いざという時にも物怖じしてしまう側面があります。また、技量が足りないことや自信が持てないことによってコンプレックスを抱いている面もあります。

灰谷先生はその気の弱さから、現場に出向いてもあたふたすることが多く、なかなか自分だけの判断で行動できません。知識や経験もベテラン勢に比べれば劣り、物語の初期段階では現場ではほとんど戦力にならない状態でした。しかし、ある時彼にとって成長に繋がる出来事が起こります。ある冷凍倉庫で事故が起こり、作業員の1人が重傷を負います。明かりも応援もない中で患者の足を切り、動脈の結紮を行わなければならなくなります。

現場には灰谷先生と横峯先生のみです。相沢先生や白石先生からの指示やアドバイスを受けながらの施術です。しかも麻酔なしで足を切らなければならず、代用できるのも氷くらいしかありません。最初は横峯先生がアドバイスを受けながら施術しますが、患者が悲痛の声を上げ、もう止めてほしいと必死で訴え、これ以上は無理だと中断してしまいます。自身も患者も極限状態の中で、「自分がやる」と声を上げたのは灰谷先生でした。

相沢先生から「今その患者を救えるのはそこにいるお前たち」という言葉が何もできずにたたずむ灰谷先生を動かしました。絶対に救いたいという思いから患者の激痛も承知の上で施術に踏み込みます。そして、彼はこの極限状態の中で見事動脈結紮相沢先に成功します。灰谷先生にとって最初に自分の手で患者を救った出来事であり、彼が医師として成長し、前進できたきっかけでもありました。

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コード・ブルーの灰谷先生がPTSDを発症した理由とは?

自分のせいで人が死んだという罪悪感から発症

灰谷先生はある日救急患者を救うべく、現場へ向かうためにドクターヘリに乗り込みます。その患者は一刻を争うほど命の危機にさらされており、少しでも早く駆け付けたいという思いから操縦士を急がせてしまいます。しかし操縦士は焦りを感じ、それが事故の原因となってしまいます。ドクターヘリの事故により救助が遅れ、その患者は死亡してしまいます。これによって、自分のせいで患者が死んだと、自身を責めるようになります。

灰谷先生はその出来事以来、常に自分のせいだと思い込んでしまうようになります。強い後悔の念を抱き、不眠症に陥ります。その結果大量の睡眠薬を飲みます。そんな状態の中、ある日駅のホームから転落し頭部に重傷を負ってしまいます。最初は薬の効力による転落だと説明しましたが、実は自殺を図っての行為だったのです。「一瞬、楽になれるかもと思った」と、どうにも耐え難い苦痛から逃れるように自殺を図りました。

その後は現場に復帰するも、依然として後悔の念は消えません。その気持ちを抱え込んだままドクターヘリに乗り込みますが、事故のこと、患者を救えなかったことを思い出し、現場との無線での連絡ができなくなってしまいます。そして、PTSDに陥ってしまいます。その日以来灰谷先生は白石先生にドクターヘリでの出勤を降りる旨を伝えます。こうして、PTSDによってドクターヘリに乗ることはしばらくできなくなってしまいます。

そもそもPTSDとは?

PTSDとは心的外傷後ストレス障害のことで、過去のトラウマによって激しい精神的苦痛に苛まれます。PTSDの程度は人や出来事によって様々ですが、多くの場合は長期間にわたり苦痛と戦うことになります。日常生活に支障をきたす場合もあり、突然のフラッシュバックによってパニックになってしまうこともあります。PTSDは主に暴力、性的虐待等の犯罪や災害、戦争、凄惨な現場の目撃等によって発症することが多いです。

一般的にPTSDは発症から1年程度でおよそ50%の人が自然的に回復するとされています。残りのおよそ50%の人は症状の軽減や悪化等の持続状態となります。有効な治療法としては、行動療法や認知療法等が用いられます。灰谷先生のように心理カウンセリングを受け、じっくりと少しずつ改善していくことが重要とされています。その後どうなるかは人による要素が大きいと言われています。

灰谷先生の場合は、自分の行動によって患者を死なせてしまったという強い自傷心によるものでした。自分の行動の結果が患者の死に結びついたと。こうなると、まさに劇中のように原因となった行動そのものを取れなくなります。つまり、ドクターヘリに乗り、無線連絡をするということがどうしようもなく辛くなってしまうのです。薬や行動療法、認知療法によって時間をかけて改善することが重要です。

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コード・ブルーの灰谷先生の今後どうなる?

コード・ブルーもうひとつの戦場で明かされる結末とは?

劇場版「コード・ブルー」の放映に伴い、アナザーストーリーとして「コード・ブルー 特別編 -もう一つの戦場-」が放送されました。灰谷先生のPTSD発症までの経緯とそれに向き合っていくストーリーを描いています。劇場版「コード・ブルー 」では冒頭に灰谷先生がドクターヘリに乗っていく姿が映されるため、そこに至るまでの経緯です。果たして灰谷先生は無事PTSDとどう向き合ったのか、そして今後はどうなるのでしょうか?

「コード・ブルー 特別編 -もう一つの戦場-」では、タイトルからも分かるように灰谷先生の視点で物語が描かれています。ドラマ「コード・ブルー」第3シーズンでは描かれなかった、PTSD克服への道のりをストーリー化しています。PTSDになるほどの苦痛を抱え、自身が今後どうなるのかも分かりません。どうなるか不安を抱えたまま生きていくのか、前を向き少しでも前進しようとするのか、彼が選ぶ道はどちらなのでしょうか?

灰谷先生はPTSDを克服できるのか?

PTSDを発症して以来、灰谷先生はドクターヘリに乗ることが怖くなってしまいます。自分のせいで患者を死なせてしまったという感情はずっと彼を苦しめ続け、自殺未遂にまで発展してしまいました。自責と後悔の念がずっと残り、またあんなことが起きたらと、ドクターヘリへの搭乗を躊躇させます。周りがどれだけ説得慰したり慰めの言葉をかけても彼の心は傷ついたままです。いったい彼はこの先どうなるのでしょうか?

このドクターヘリ不時着事故は、彼の医師人生に多大な影響を与えてしまいました。PTSDになるほどの強い精神的ショックを受けた不時着事故の一件は、仕事にも影響がでるようになってしまいました。もう二度と自分のせいで患者を死なせたくないという思いから、患者の容体や与えるべき薬の量等を何度もナースに確認するようになります。特にミスはないにも関わらず、気になり続け何度も同じ確認をしてしまいます。

一方で灰谷先生はPTSD克服のため、同じ病院で精神医師を務める二宮先生の元で心理カウンセリングを受け始めます。今後医師としてどうするか、どうなるか迷いを抱えながらもリハビリを続けていきます。しかしなかなか回復の兆しは見えてきません。専門医である二宮先生もじっくりと時間をかけることが大事と本人や周囲に伝えているものの、本当にこの先どうなるのかは分からないと頭を抱えていたりします。

そんな中ある日落盤事故が発生し、救助のため灰谷先生も向かうように指示されますが、今の段階では向かえる状態でなく、病院に残ることを選びます。しかし、病院内での仕事をしていると、彼は患者の様々な異変によく気づくことが指摘されます。そしてそれがきっかけで患者の命を救うことができたのです。それをきっかけに、また少しずつ気持ちの変化が現れるようになります。

そして灰谷先生はリハビリを続行する決意を新たにします。少しずつ前を向き始めていこうとするのです。そして、ドクターヘリに乗ることを試します。最初は震えが止まりませんでしたが、徐々に落ち着きを取り戻していきます。二宮先生の助言も受けながら、まずは簡単なことからやっていきます。そしてそれが達成できた時、灰谷先生はPTSDを乗り越えたのです。このことで灰谷先生はかなり前進できました。

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コード・ブルーの灰谷先生役のキャストを紹介!

演じるのは成田凌!

「コード・ブルー」の灰谷先生役を演じるのは現在ドラマや映画、CM等で活躍中の若手俳優、成田凌さんです。成田凌さんは埼玉県出身の現在24歳、身長181cmの若手イケメン俳優です。「コード・ブルー」では少し頼りない性格でどうなるのか気になるような灰谷先生を演じていますが、実際は意外と熱い一面も持っているようで、俳優活動を積極的に行っています。

成田凌さんは2013年から芸能活動を開始しました。俳優としてだけでなく、モデルとしても活動しています。まだ芸能活動歴はそれほど長くありませんが、2018年現在までに様々なドラマや映画に出演しています。もともとは美容師を目指していたそうですが、その道を諦め親の反対がありながらも芸能界に進むことを選んだそうです。「コードブルー」に出ることによって今後どのような活躍をしていくのか注目されています。

過去の出演作は?

成田凌さんは「コード・ブルー」以外にも多くのドラマや映画等の作品に出演しています。社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」をはじめ、「コード・ブルー」に初めて出演した2017年には、ドラマでは「人は見た目が100パーセント」「大貧乏」等、2018年には「わろてんか」に出演しています。映画でも2017年には「キセキ -あの日のソビト-」や「新宿スワン」等に出演しています。

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コード・ブルーの灰谷先生の今後の活躍にも期待!

劇場版「コード・ブルー」では、灰谷先生がドクターヘリに乗り込み出動するシーンも描かれています。番外編の「コード・ブルーもうひとつの戦場」では終盤でドクターヘリに乗れるようになる描写があるため、その後日談となる劇場版では当然乗れるようになっています。そして救助活動も普通に行っています。このことからも、灰谷先生は完全ではないにしてもPTSDを乗り越えつつあるようです。

これから灰谷先生がどの様な道を歩んでいくにしても、彼は誰よりも人を助けたいという気持ちが強い医師になっていくことは確かだと言われています。PTSD発症という、これからどうなるのかも分からず、人生に大きな影響を与えかねない辛い体験を乗り越えて、更に命を救いたいという想いが強くなっているようです。もし次回作があるなら、きっともっと腕を上げ、精神的にも技術的にももっと成熟しているだろうと期待されています。

何よりも劇場版では敢然と現場で救助活動をしています。因みにその中で悠々と外国語を話し、助けを求める人と会話している描写もあるので、海外でも活躍できるのではないかとも言われています。灰谷先生はその優しさとこの経験が組み合わさり、きっと誰よりも人の痛みが分かり誰よりも人の命を救える医師になっていることだろうと話題になっています。

まとめ

ここまで、「コード・ブルー」の灰谷先生のPTSD発症の経緯やその後に関して紹介しましたがいかがだったでしょうか?この作品は本当に我々に生きることの大切さ、困難や障害との向き合い方、人間としてどうあるのか等様々なメッセージを送っています。人生の壁にぶつかり、その後どう立ち向かい乗り越えるのか、それを灰谷先生の役柄を通して私たちに届けているのではないでしょうか。

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