コード・ブルーはアドリブのシーンやセリフが多い?比嘉愛未・戸田恵梨香など紹介

シーズン3まで制作され、さらに劇場版も大ヒットの大人気ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」。緻密に作り込まれた世界観、緊迫の医療シーン、人の命に向き合う中での葛藤など、見る人を魅了してやまない名作医療ドラマです。コード・ブルーは1stシーズンのスタートから10年が経ち、キャストたちの絆も作中のみならず強固なものになっています。そしてその信頼感から生まれたアドリブシーンがあり、話題になっています。今回はそのアドリブシーンに迫ってみました。

コード・ブルーはアドリブのシーンやセリフが多い?比嘉愛未・戸田恵梨香など紹介のイメージ

目次

  1. コード・ブルーはアドリブが多い?比嘉愛未や戸田恵理香などのキャストも紹介!
  2. コード・ブルーはどんな作品?
  3. コード・ブルーはアドリブが多い?話題のアドリブシーンやセリフを紹介!
  4. コード・ブルーのアドリブのシーンを見た人の感想は?
  5. コード・ブルーのメインキャストを紹介!
  6. コード・ブルーには素晴らしいアドリブシーン・セリフが多かった!

コード・ブルーはアドリブが多い?比嘉愛未や戸田恵理香などのキャストも紹介!

2017年に放送された「コード・ブルー」3rdシーズンですが、その作中のセリフが実はアドリブだったと明かされて話題になったセリフやシーンがいくつかありました。山下智久さん、新垣結衣さん、戸田恵梨香さん、比嘉愛未さん、浅利陽介さんといった同世代の俳優陣がメインキャストを固め、3rdシーズンまでの長いつきあいの中で生まれた信頼関係の中で生まれたシーンだったのかもしれません。

コード・ブルー - フジテレビ

コード・ブルーはどんな作品?

「コード・ブルー」は正式なタイトルを「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」といいます。2008年7月期のフジテレビ木曜劇場のドラマとして放送され、人気を呼んだことから2009年には土曜プレミアムにてスペシャル版が放送されました。さらに2010年1月からは月9枠での放送、そこから7年、満を持して2017年7月に再び月9枠で放送されて高い視聴率を誇りました。

「コード・ブルー」はフライトドクター候補生として2008年に千葉県の翔陽大学附属北部病院救命救急センターに赴任してきた4人の若い医師たち(山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介)と、そこで出会う1人のフライトナース(比嘉愛未)、そして上司である医師たち。研修の中で様々な過酷な現場で奮闘し、悩み、葛藤しながら成長していく彼らの姿を描くメディカルヒューマンドラマです。

いくつもの過酷な状況にも立ち向かい、目の前の命を救うことに奮闘し、医師として着実に成長した彼らが、3rdシーズンではかつての自分たちのような新人フライトドクター候補生や新人フライトナースを迎えます。指導する立場、救命センターの主戦力となって働く立場となって、自分のキャリアと後輩の育成に悩みながらも命を救うために日々戦っていくのです。

そして「コード・ブルー」3rdシーズン終了時には劇場版の制作が発表され、2018年7月27日についに公開されました。公開日翌日にはフジテレビの土曜プレミアムにて3rdシーズンの総集編に新たなシーンを加えたスペシャルドラマも放送され、日本中にコード・ブルー旋風を巻き起こしました。10年間の集大成とされる劇場版は大ヒットを記録しており、まだまだ愛されている作品なのが分かります。

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コード・ブルーはアドリブが多い?話題のアドリブシーンやセリフを紹介!

コード・ブルー3rdシーズン第2話のアドリブはキスシーン?

まずはコード・ブルー3rdシーズンの第2話のアドリブを紹介します。こちらはセリフというよりキスシーンで話題になりました。主人公藍沢耕作を演じる山下智久さんのシーンです。1stシーズンで患者として登場し、2ndシーズンではスナックのママ、そして3rdシーズンでも登場することとなったニューハーフのメリージェーン洋子こと大山恒夫とのキスシーンです。

藍沢(山下智久)が仕事の後にメリージェーン洋子が経営するバー・めぐり愛に行くと、藍沢を大変気に入っているメリージェーン洋子が抱きついた上に頬にキスをして、藍沢がとても嫌そうな顔をしている、というシーンでした。これがまさかのアドリブのシーンだったのです。

メリージェーン洋子こと大山恒夫はコード・ブルー1stシーズン第7話で登場する、いわゆるニューハーフです。タイのバンコクで性転換手術を受け、絶食と言われていたにも関わらず機内食を食べ、腸閉塞になって翔北救命センターに搬送されてきました。白石(新垣結衣)が担当し、経過観察をしていたところ、彼氏にフラれてケーキをヤケ食いして手術、ということがありました。

チクチク言いながらも白石(新垣結衣)を気に入ったメリージェーン洋子は手術後、自分が経営している店を宣伝し、来るように言うのでした。そしてコード・ブルー2ndシーズン第4話、第7話でも登場しています。最初は患者の経過観察を兼ねて白石が通っていたのですが、メリージェーン洋子の店・スナックすれちがいはだんだんと主要メンバーたちの行きつけの店になっていくのです。

その後、コード・ブルー3rdシーズンではこのアドリブシーンのある第2話で登場しますが、この時はバー・めぐり愛と名前が変わっています。藍沢(山下智久)にキスをし、白石(新垣結衣)や緋山(戸田恵梨香)に「ブス」と言う。メリージェーン洋子は今やコード・ブルーファンにとってはおなじみの存在となっています。

コード・ブルー 3rdシーズン第2話のアドリブ、エレベーターでのシーン

そしてもうひとつ、コード・ブルー3rdシーズン第2話にはアドリブのシーンがありました。こちらは病院のエレベーターでのシーンですが、コード・ブルーではエレベーターでのシーンのセリフによって話が動く、ということが多々あります。この時は比嘉愛未さん演じる冴島が妊娠しているということを冴島の恋人でもある同僚の藤川(浅利陽介)から聞いていた白石(新垣結衣)と緋山(戸田恵梨香)がぎこちなく冴島と話すシーンでした。

冴島(比嘉愛未)は子供を産むかどうかまだ迷っている段階で同棲中の恋人・藤川(浅利陽介)にも話していなかったのですが、藤川が偶然冴島の持つ母子手帳を見つけてしまい、冴島は誰にも言わないように釘を刺したのですが、舞い上がっていた藤川は既に仲間たちに話してしまっていたのでした。それで白石(新垣結衣)と緋山(戸田恵梨香)は冴島のことを気遣います。

そこで冴島(比嘉愛未)が「それは友達として言っているのか、それとも現場責任者としてか」と白石(新垣結衣)に問い、白石が「友達として」と答えると、「だったら、何も言わないでください」と言ってそのままエレベーターを降りていきます。その後の緋山(戸田恵梨香)の「あんな怖かったっけ」というセリフと白石の「あんなだったよ」というセリフがアドリブです。

冴島(比嘉愛未)は2ndシーズンで恋人だった元心臓外科医の田沢悟史をALSという難病で亡くしており、なかなか立ち直れずにいたのですが、彼女を思い、そばで見守り励まし続けた藤川(浅利陽介)のおかげで少しずつ前を向くようになり、いつの間にか恋人という関係に発展しました。しかし冴島はフライトナースとして成長し、今は仕事にやりがいを感じている時だったので妊娠については当初は一人で抱えていたのでした。

そんな時にたまたま藤川(浅利陽介)が冴島(比嘉愛未)のバッグを落としてしまい、中身を拾っていた時に母子手帳などの冴島が妊娠中と分かる書類を見つけてしまったことから知られてしまうのです。しかも藤川はうれしさ余って藍沢(山下智久)と白石(新垣結衣)、緋山(戸田恵梨香)に話してしまい、それを後から察した冴島は藤川に舌打ちをする、というシーンがありました。

クールで物事をストレートに言う冴島(比嘉愛未)は怖いと思われがちですが、それも仲間内ではもう知れたことであり、本当は心の優しい女性だということをみんなは分かっていて、だからこそ冴島もズバッと言うことをためらわない。そして冴島を「怖い」とはっきり言えてしまうのもそんな関係だからであり、さらに長年いっしょに演じてきた信頼関係があるからこそ生まれたアドリブのセリフなのでした。

コード・ブルー3rdシーズン8話のアドリブは白石と緋山の感動シーン

コード・ブルー1stシーズンから何かとぶつかり合ったりしながらもお互いを認め合い、仲のいい様子の白石(新垣結衣)と緋山(戸田恵梨香)。3rdシーズンでは住むところをなくした緋山が白石の家に転がり込んで同居しています。しかし第8話では喧嘩をしてしまいます。食堂で昼食をとっていたところ、後輩の指導に悩む白石に緋山がきつい一言を放ってしまったことから白石も言い返し、緋山はそのまま食堂を去ってしまうのです。

しかしそれには理由があり、緋山(戸田恵梨香)はその前にドクターヘリで向かった現場で倒れていた患者の処置中に、フェローの名取(有岡大貴)が患者に一度刺した針を誤って緋山の指に刺してしまう、というアクシデントに見舞われました。搬送後にその患者は吐血して亡くなったのですが、どうやらそれが危険な感染症ではないか、という話が出て、緋山は自分も感染してしまったのでは、と不安になっていたのです。

その後緋山(戸田恵梨香)は血液検査の結果を待つ間は病院の隔離病棟へ入ることになるのですが、様子を見に来た白石(新垣結衣)にまたしてもひどい言い方をしてしまい、売り言葉に買い言葉で白石は病室を出ました。緋山が素直ではなくひねくれた言い方をするのは性分でもありますが、致死率の高い感染症にかかったかもしれない不安が彼女の心を凍りつかせていたのです。

しかしその後、患者であり恋愛関係に発展しつつあった緒方博嗣が見舞いにきてくれたことで緋山(戸田恵梨香)の心の氷が溶け、明け方に病室に来た白石(新垣結衣)の素直で真っ直ぐな言葉に打たれて二人で涙を流します。このシーンのセリフと涙が実はアドリブだった、と明かされ、ファンは驚きました。

このアドリブのセリフやシーンについては緋山を演じた戸田恵梨香さんが自身のInstagramにて明かしていました。戸田さんのコメントには、緋山の「やめて」というセリフからがアドリブで、自然に二人とも涙が出てきたこと、仲間は最高だと思ったことなどが綴られています。白石を演じる新垣結衣さんとはずっといっしょに演じてきたからこそ、自然に感情が入って素敵なシーンになったのです。

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コード・ブルーのアドリブのシーンを見た人の感想は?

コード・ブルーのアドリブに驚いた!

これらのセリフやシーンがアドリブであったことにファンは驚きました。そのコメントをいくつか紹介します。

2話のアドリブは本当に自然だったと、SNSでも多くのコメントがありました。アドリブもコード・ブルーの見どころです。

コード・ブルーのアドリブシーンには女優二人の実力を感じさせらる、と多くのコメントが寄せられています。

とっさにああいったセリフが出てくる戸田さんも、自然に応えられる新垣さんもすごいです。

コード・ブルーのアドリブに絆を感じた!

そして驚いたと共に、こんなに素敵なアドリブを演じられる絆の深さに感動したファンも少なくありません。こちらはそのコメントです。

コード・ブルーの長年いっしょに演じてきた仲間だからこそできたシーンでした。それも一つの見所です。

役の上でも、個人の間柄でも、この長い年月の中で築いてきたものがあるからこそ生まれたシーンであり、それが伝わるからファンもうれしいのです。

アドリブで涙が出てくる女優魂が素晴らしかったですし、お互いを思い合う絆があってこそ演技を超えたシーンが生まれたのです。

コード・ブルーのメインキャストを紹介!

藍沢耕作役:山下智久

コード・ブルーの主人公・藍沢耕作はフェローとして翔北救命センターに赴任してきた当初から高い技術と冷静な判断力を持った医師でした。技術を磨いてもっと上を目指したい野心家で、3rdシーズンではカナダのトロント大にレジデントとして行くことを決めています。クールで物言いもストレートなので冷たい性格にも思えますが、実は熱いハートを持ち、家族や仲間、患者思いの情に厚い青年です。

白石恵役:新垣結衣

頭が良く医療の知識も豊富だけど、臆病で内気だった白石ですが、黒田(柳葉敏郎)の一件で医師を辞める覚悟をするまで悩み、周りの支えで立ち直ってからは強く成長していきました。3rdシーズンではフライトドクターのスタッフリーダーになり、フェローの育成や現場の指揮など、周りをしっかり見ながら行動できる医師です。しかし、思ったことをポロッと言ってしまうことも多く、意外と気がつかない性格だとも指摘されています。

緋山美帆子役:戸田恵梨香

竹を割ったような性格で、時々口は悪いけど本当は愛情深い女性。1stシーズン後のスペシャル版では現場で高所から落下し、一時意識不明になり、その後は後遺症の不整脈に苦しみ、白石のしつこいほどの勧めで手術を受けて完治しています。他にも2ndシーズンでは患者の家族から訴訟を起こされそうになったり、3rdシーズンでは感染症の疑いで隔離されたりといろいろありましたが、医師として確実に成長しました。

冴島はるか役:比嘉愛未

優秀なフライトナースで、現場ではドクターたちに頼りにされている冴島ですが、2ndシーズンでは難病の恋人を亡くし、3rdシーズンでは毒物の中毒患者搬送の際に自らも巻き込まれ、その後は身ごもった藤川(浅利陽介)との子供を流産してしまうなど、悲しい出来事に見舞われます。しかし周りの支えにより立ち直り、強く優しいナースへと成長しました。クールな性格に思えますが、周囲をそっと優しく支える存在です。

藤川一男役:浅利陽介

お調子者で少し空気の読めない明るい男、といった感じの藤川でしたが、最初のうちは同期の3人と比べて劣っていること、黒田(柳葉敏郎)からは「向いていない」と言われたことに落ち込んでいました。しかし、黒田がいなくなり、それでも憧れの黒田に認めてほしくて急成長を遂げ、また冴島(比嘉愛未)と恋人になってからは頼りがいのある男性になりました。周りを上手に気遣い言葉をかけることができる、心優しい医師です。

名取颯馬役:有岡大貴

3rdシーズンから登場するフェローの一人。知識と技術には長けているけど、どこか冷めたような性格で、周りにもあまり関心を持たない性格でしたが、緋山(戸田恵梨香)の仕事ぶりを目の当たりにするにつれ、少しずつ変わっていきます。病院の院長の一人息子であり、しかし父親に対してはコンプレックスを抱えていたようですが、それも成長と共に少しずつ変わりそうな、そんな医師です。

灰谷俊平役:成田凌

とても臆病で慎重な性格をしており、やや引っ込み思案で自信がないせいで現場でも及び腰になってしまうフェローの一人。自らの不用意な言動でドクターヘリの運用が一時ストップしてしまったり、患者を助けられなかったことにひどく落ち込み、駅のホームから転落して大怪我を負ってしまいます。しかし、臆病で慎重だからこそ人を救えたと藍沢(山下智久)に言われたり、白石(新垣結衣)の励ましもあり、立ち直っていきます。

横峯あかり役:新木優子

茶目っ気のある明るい女性で、フェローの一人です。少し抜けているところがあったり、天然な発言も目立ちますが、現場では過酷な状況に怯え、パニックになってしまいます。しかしその後はきちんと冷静に判断することができるようになり、藍沢(山下智久)からは「よくやった」と褒められたり、藍沢の指導もあり成長していきます。

雪村双葉役:馬場ふみか

3rdシーズンから登場する新人フライトナース。無愛想で患者やその家族に対しても少し冷たい態度でした。向上心が強く、冴島(比嘉愛未)にさえライバル心を抱いていましたが、現場での冴島のスキルを目の当たりにし、冴島がスタッフだけでなく患者やその家族を気遣う姿勢を知ってからは少しずつ変わっていきます。横峯(新木優子)に対しても最初は邪険にしていましたが、だんだんといい関係を築いていきます。

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コード・ブルーには素晴らしいアドリブシーン・セリフが多かった!

スタートから10年を迎えたコード・ブルー。俳優陣の結束も固く、だからこそ作中でも素晴らしいアドリブのセリフやシーンが増えていきました。作中だけではない彼らの絆を感じることができるのもコード・ブルーの大きな魅力です。劇場版もまだまだ大ヒットを続けており、この作品の人気が窺えます。時が経っても色褪せない名作をぜひ一度ご覧ください。

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