コード・ブルーの田沢悟史は冴島の元彼氏！ALSという病気や登場回を調査

大人気のドラマ「コード・ブルー」。若手の人気俳優が多く出演している人気のドラマですが、その中でもサバサバしたフライトナースの冴島はるかと難病を患っている田沢悟史のエピソードはコード・ブルーの中でも泣けると話題の屈指の人気エピソードです。

コード・ブルー3rdシーズンでは、冴島はるかと藤川一男の恋愛エピソードが始まっていますが、長いスパンで放送されているドラマなので冴島はるかの元恋人である田沢悟史を知らない人もいるかも知れません。それではコード・ブルーを100％楽しむことは出来ません。

冴島はるかの元恋人である田沢悟史の病気について、そして田沢悟史役の平山浩行さんについてご紹介していきます。コード・ブルーをもっと楽しむ為にも田沢悟史について確認していきましょう。

『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』はフジテレビ系で放送されているテレビドラマシリーズであり、主演は山下智久。2008年7月3日から9月11日まで、「木曜劇場」枠で放送された。2009年1月10日に「新春スペシャル」として、連続ドラマ最終回で描かれた事故から数週間後のフェロードクターの活躍が放送された。平均視聴率は15.6％の人気ドラマです。なんとコード・ブルー初回の放送は21.2％の視聴率です。

2010年1月11日から3月22日まで、「月9」枠でコード・ブルー2nd seasonが放送され、フェローシップの修了までが描かれた。他枠で放送されたドラマの続編を「月9」枠で放送するのは今作が初めてである。また「月9」枠で、救急医療を題材とした医療ドラマを放送するのも今作が初めてである。2ndシーズンの平均視聴率は16.6％、コード・ブルー2ndシーズンも人気ドラマです。

2017年7月17日から9月18日まで「月9」枠でコード・ブルー3rd seasonが放送された。2018年7月23日（月）から7月27日（金）まで5夜連続放送でスピンオフドラマ『コード・ブルー -もう一つの日常-』が放送された。1stシーズン、2ndシーズン共にかなりの視聴率で期待されていた3rdシーズンですが、期待を裏切らず、平均視聴率14.6％の人気です。

2018年7月27日に劇場版　コード・ブルーが公開。2018年7月28日にコード・ブルー3rd seasonの総集編に劇場版の前日譚を加えた「土曜プレミアム」「コード・ブルー 特別編 -もう一つの戦場-」が放送された。過去の３シリーズが好評だったため、劇場版もかなり期待されています。

難病を患い、医者としてのキャリアを失い、恋人と人生の最後をどう生きるか？切ないテーマでコード・ブルーを盛り上げた田沢悟史。コード・ブルー全話の中でも人気の話です。田沢悟史はどんな人だったのでしょうか？田沢悟史についてご紹介していきます。

元心臓外科医であり、同期の心臓外科医の中で最初に執刀した話があり、腕はよかったようです。難病であるALSを患い、メスを握れなくなります。難病であるALSの解明のために、なくなる前日まで酸素濃度確認をして自分の病と向き合い病理解剖の数値を示します。両親に白石から「田沢さんは最後まで医者でした」と告げられました。

田沢悟史は元々、冴島の兄の友人であり学生だった冴島の家庭教師をしていました。家庭教師をするうちに付き合うようになり順調に交際していましたが、ある日、突然、難病に侵されてしまいます。かつて難病のストレスから包丁で頸部を切り自殺未遂を起こし、冴島と距離をおくようになりました。

階段で倒れ病院に搬送され冴島と再会します。だが、難病ゆえの介護や自分のキャリアに悩み昔のように戻れない冴島。その後も患者の生死を通して、恋人の命から逃げた葛藤を抱え仕事をしていましたが、コード・ブルー1stシーズン最終話に田沢に会いに行きます。

冴島「明日、来たくなるか、どうかは、わからない。でも今日は来たいと思った。あなたの顔を見たいと思った。」田沢「勝手だな、サイテーだ…嬉しいよ。」コード・ブルー1stシーズン最終話で２人はヨリを戻しました。

田沢悟史はコード・ブルー2ndシーズン５話で亡くなります。容態が急変し、入院してからも隣のベッドの患者に「やれる手術があるだけ幸せだよ」と励ましたり、最後まで一生懸命に生きますが、最後のとき冴島はフライト中で最後に会うことが出来ませんでした。

亡くなった後の病院でのお別れ会に冴島は田沢からプレゼントされたブローチを身につけて出席します。田沢の母から頼まれスピーチをします。

「彼とはいっぱい、けんかもしました。一度は別れたこともあります。でも最後はいつも笑顔…彼はいつもずるかった…最期は私の病院で亡くなりました」冴島は泣きながら田沢との思い出を思い出しながら語っています。

「病室のベッドサイドで、二人でご飯も食べました。どんなとこで食べるより幸せでした。ちょっと猫背で、いつも早足だった彼の背中を思い出します。彼は私の光でした、大好きでした。本当にありがとう、安らかに眠ってください。」冴島の田沢への最後のあいさつです、このシーンは「とても感動的、泣ける」とコード・ブルー屈指の人気エピソードです。

田沢悟史が出てくる回はコード・ブルーの中でも切ないエピソードとして人気の回です。コード・ブルーのストーリーを通して進んでいく話でもありますので、コード・ブルーの1stシーズン、2ndシーズンで多くの回に登場しています。そんな田沢悟史が登場する回を調査していきます。

まずは田沢悟史のコード・ブルー1stシーズンでの登場回をチェックしていきましょう。初登場から最終回でのヨリを戻すところまで、比較的重くるしい空気ではありますが、田沢と冴島の葛藤がリアルに描かれ高視聴率を獲得している話です。

田沢悟史の最初の登場回はコード・ブルー1stシーズンの第７話です。階段から転倒し、運ばれた病院が冴島の勤める病院でした。救急搬送時に再開します。なかなか初登場から重苦しい空気の話ですが、田沢は狙って冴島のいる病院にきたふしもあります。

コード・ブルー1stシーズンでの田沢悟史の登場は第７話と最終話です。最終話では自分のキャリアと最愛の恋人との関係、ひいては命を天秤にかけ、仕事を選んだ冴島ですが、恋人の命から逃げた罪悪感などの葛藤と戦っていました。

「明日、来たくなるか、どうかは、わからない。でも今日は来たいと思った。あなたの顔を見たいと思った。」自分のキャリアと恋人の関係を真剣に悩んだ結果のセリフとして人気のセリフです。コード・ブルーは美談だけでなく、人間のリアルな葛藤を描き成長していくストーリーが人気の要因です。それを象徴するエピソードです。

コード・ブルー1stシーズンにてヨリをもどした冴島と田沢でしたが、コード・ブルー2ndシーズンでは冴島の病院での勤務時間の合間を縫って会うほどの良好な関係を続けています。しかし、ALS（筋萎縮性側索硬化症）の難病を抱える田沢との本当の別れが近いことを、冴島は悲しみとともに実感していた。コード・ブルー2ndシーズンでの田沢悟史の登場は１－５話です。

第１話にて良好な関係を続けていた二人だが、終わりが近いことを感じた田沢からDNRオーダーにサインしない方針を告げられ、困惑してしまう。DNRオーダーとは緋山のエピソードでも登場しましたが、延命措置に関する書類＝延命に対する意思表示です。つまり、田沢はもしもの時、延命措置を拒否するということを恋人に打ち明けたとのです。

第２話では、田沢の病状が悪化し冴島の病院に入院。本来、救急を専門とし田沢の病気などが専門の病院では無いため、主治医に連絡し転院の話を進めるも、それも叶わない状態まで悪化してしまっていた。転院ができない状況の為、最後の時まで冴島の病院が対応することになるが、確実に迫りくる恋人の死を自分の病院で看切なさが人気の回です。

3,4話にも田沢悟史は登場しますが、あまり出番はないです。どちらかというと、田沢のことで悩む冴島を見せる回という感じです。刻一刻と迫る、恋人の死に対して仕事を通じ、患者の人生を目の前で見ていろいろな葛藤が生まれる状況です。

田沢悟史最後の登場は第５話です。病状の悪化で冴島の病院に入院していた田沢ですが、とうとう最期の時が…という状況で、ドクターヘリの出動要請が入ってしまいます。葛藤を描きつつ、出動する冴島が「かっこいい、憧れる」や「切なくて泣ける」など多くの反響を呼んだ名シーンです。

田沢悟史は闘病中、常に自分のSpO2（血中酸素濃度）を気にしていた。医者として出来ることがそれしかないとは言え、常に確認する姿が「田沢さんは最期まで医者でした」と白石に言わせるほど、かっこいい姿に好評を得ています。また、医者として最期まで医者であり続けたいという思いから、死亡後に病理解剖を希望するなど一貫した姿勢を見せています。

覚悟をしていたとは言え、田沢の最期のときをヘリの中で迎えた冴島。現場での処置の帰りのヘリの中で田沢が亡くなったことを無線で聞くのでした。

田沢が亡くなった後の病院でのお別れ会でのシーンです。「彼は私の光でした。大好きでした」とすべてを吐き出し、受け入れ、涙を流したのです。

お別れ会でのスピーチを聞いていた、緋山と白石の２人。強引に冴島をヘリに連れていき、「そこに座ってるとあんたの顔が見える。顔が見えるだけでどんなに安心するか…」「必要なの。あなたも私達の光なの」と励まされる。周囲の力もあり、徐々に立ち直っていくのでした。

田沢悟史の病気ですが、ALS 筋萎縮性側索硬化症という病気です。ALSとは、脳の命令を筋肉に伝える役目をする【運動ニューロン】という神経細胞が侵される病気で、歩いたり、物を持ち上げたり、食べたり、飲み込んだりするなど、全身を使って動作をするときに、全身の筋肉の萎縮と低下が起きる病気です。

特定疾患に指定された難病であり、1年間に人口10万人当たりにつき、1〜2人程度の発症率が低いという特徴があります。人工呼吸器の装着による延命は可能性ですが、3年から5年で呼吸筋麻痺により死に至ります。

コード・ブルーでの田沢悟史の直接的な死因は、ALS 筋萎縮性側索硬化症による呼吸停止です。本来、自発的な呼吸とは脳が「血中酸素濃度が下がる」「血中二酸化炭素濃度が上がる」という２つの刺激を完治し呼吸を調整しています。ALSのような病気の場合、血中二酸化炭素濃度が常に高い状態が維持されているので刺激に対して脳は麻痺してしまう。

コード・ブルーでは田沢悟史の「酸素投与量を上げる」という話が出てきますが、この「酸素投与量を上げる」という行為は、血中酸素濃度を上げる手助けになるので、本人は楽になりますが、田沢の状態では血中酸素濃度が上がってしまうと脳が自発的な呼吸をやめてしまう可能性があり、血中二酸化炭素濃度が上昇していき亡くなってしまう可能性が高いのです。

最期まで医者としてあり続けようとした田沢が、常に自分自身の血中酸素濃度を気にしていたのはこのような理由からです。病気で体が動かない状態でも常に樹分の状態を確認し、医者として生き続ける田沢の姿は藍沢や白石たち、若手の医師たちにも影響を与えます。

コード・ブルー　田沢悟史役の俳優さんはドラマなど多く出演されている俳優さんなので、見覚えがある方も多くいらっしゃると思います。田沢悟史役の俳優さんをご紹介していきます。

コード・ブルーで田沢悟史を演じられたのは、平山浩行という俳優さんです。1977年10月17日生まれの岐阜県瑞穂市出身の俳優さんで、ピンナップスアーティスト所属です。岐阜聖徳学園大学附属高等学校卒業後、2003年、ドラマ『高原へいらっしゃい』で俳優デビュー。

名脇役バイプレイヤーとして名高い俳優さんだけあって、出演作はめちゃくちゃ多いです。代表的なものを上げてみますと、「NHK 大河ドラマ 篤姫」、TBS「大奥～誕生[有功・家光篇]」、などなど本当に多くの作品に出演されています。

また人気だけでなく、演技力にも定評があり、演技が上手な俳優ランキングでも近年は上位に常にいるような評価をされている俳優さんです。平山さんの演技力の強みは、辛さと甘さのギャップで魅せる演技。甘辛の二面性で女性たちをを魅了すると評価がされています。

コード・ブルー2ndシーズンで恋人である田沢悟史の死を乗り越えた冴島。７年の月日がたち、彼女たちを取り巻く環境は大きく変化し、また彼女たち自身の大きく成長しています。3rdシーズンでは同僚の藤川と同棲しており、妊娠の話もあるようです。

視聴者からは「冴島と藤川が同棲？」「しかも妊娠？」など驚嘆の声が上がっていますが、今後どうなっていくのか？注目が集まっています。２人の仕事でのポジションも変わり、責任や後輩の指導など様々な課題がある２人ですが、田沢悟史の死を乗り越えて、結ばれた２人なので今後の活躍に期待できます。

劇場版では２人の関係に新たな進展が…という話もありますし、今後も一層冴島はるかの活躍には目が離せません！